JP3110121U - 格納式荷受台昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】3つ折り状態の荷受台の厚みを薄くすることによって、取り付けられた車両の最低地上高を高くすることができる格納式荷受台昇降装置を提供する。
【解決手段】荷台1にリンク機構3を介して荷受台4が昇降自在に設けられるとともに、荷受台4は、リンク機構3に連結された基端部材41と、基端部材41に折り畳み自在に設けられた中間部材42と、中間部材42に折り畳み自在に設けられた先端部材43とからなることで前後に3つ折り自在になされ、荷受台4を折り畳んで格納するように構成された格納式荷受台昇降装置において、先端部材43は、先端部材43本体の先端側の薄肉部43bと、基端側の厚肉部43aとで構成され、荷受台4が3つ折り状態のとき、先端部材43のうち薄肉部43bのみが、中間部材42と基端部材41との間に挟み込まれることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】荷台1にリンク機構3を介して荷受台4が昇降自在に設けられるとともに、荷受台4は、リンク機構3に連結された基端部材41と、基端部材41に折り畳み自在に設けられた中間部材42と、中間部材42に折り畳み自在に設けられた先端部材43とからなることで前後に3つ折り自在になされ、荷受台4を折り畳んで格納するように構成された格納式荷受台昇降装置において、先端部材43は、先端部材43本体の先端側の薄肉部43bと、基端側の厚肉部43aとで構成され、荷受台4が3つ折り状態のとき、先端部材43のうち薄肉部43bのみが、中間部材42と基端部材41との間に挟み込まれることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本考案は、荷台に昇降自在に設けられた荷受台が折り畳んだ状態で格納可能になされた格納式荷受台昇降装置に関する。
荷台にリンク機構を介して荷受台が昇降自在に設けられるとともに、該荷受台が前後に3つ折り自在になされ、この荷受台を折り畳んで格納するように構成された格納式荷受台昇降装置が特許文献1に開示されている。
この荷受台昇降装置の荷受台は、上記リンク機構に連結された基端部材と、この基端部材に折り畳み自在に設けられた中間部材と、この中間部材に折り畳み自在に設けられた先端部材とで構成されることによって、3つ折り自在な構造となっている。
この荷受台を展開状態から3つ折り状態にする動作を説明すると、まず、先端部材をヒンジを介して中間部材上に折り畳み、続いて、この折り畳んだ先端部材および中間部材をヒンジを介して基端部材の上方側に回動させる。このように、先端部材が基端部材と中間部材との間に挟まれる状態で、荷受台が3つ折り状態となる。
特開2002−283908
しかしながら、上記荷受台昇降装置は荷受台を3つ折りにしたときに先端部材の展開を防止する必要性から、厚肉部分を含む先端部材の先端を基端部材によって固定する構造としていた。
ところが、この3つ折り状態の荷受台は、基端部材、中間部材および先端部材の3部材が重なり合う厚い部分を有していたため、この荷受台を車両の荷台の底部に格納するときには、荷受台昇降装置に3部材分の空間を必要とし、その結果、荷受台昇降装置全体の厚みが厚くなっていた。
この荷受台昇降装置が取り付けられた車両は上記厚みにより荷受台昇降装置の最下端が地面に近くなり、車両の最低地上高が低くなってしまっていたため、車両走行中にこの最下端を路面上の障害物等に衝突させる虞があり、車両の運転がしにくかった。
本考案は係る実情に鑑みてなされたもので、その目的は、取り付けられた車両の最低地上高を従来より高くすることができる格納式荷受台昇降装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本考案の格納式荷受台昇降装置は、荷台にリンク機構を介して荷受台が昇降自在に設けられるとともに、該荷受台は、前記リンク機構に連結された基端部材と、該基端部材に折り畳み自在に設けられた中間部材と、該中間部材に折り畳み自在に設けられた先端部材とからなることで前後に3つ折り自在になされ、前記荷受台を折り畳んで格納するように構成された格納式荷受台昇降装置において、前記先端部材は、前記先端部材本体の先端側の薄肉部と、基端側の厚肉部とで構成され、前記荷受台が3つ折り状態のとき、前記先端部材のうち前記薄肉部のみが、前記中間部材と前記基端部材との間に挟み込まれることを特徴とするものである。
このような本考案によれば、荷受台が3つ折り状態のとき、先端部材のうち薄肉部のみが、中間部材と基端部材との間に挟み込まれるものであるから、この3つ折り状態の荷受台は、基端部材、中間部材および先端部材の3部材が重なり合う最も厚い部分であっても、略2部材分の厚みと薄くすることができる。
従って、この荷受台を車両の荷台の底部に格納するときに、荷受台昇降装置に必要な空間は略2部材分でよく、その結果、荷受台昇降装置全体の厚みを薄くすることができる。
この荷受台昇降装置が取り付けられた車両は上記厚みにより荷受台昇降装置の最下端を地面から遠ざけることができ、車両の最低地上高を従来より高くすることができるため、車両走行中にこの最下端を路面上の障害物等に衝突させる虞が少なくなり、車両の運転がしやすくなる。
本考案の格納式荷受台昇降装置は、取り付けられた車両の最低地上高を従来より高くすることができるといった効果を奏する。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本考案の格納式荷受台昇降装置の構成を示す概略図である。
図1において、1は、車両の車枠11上に載置された荷台で、この荷台1の後端部下方に格納式荷受台昇降装置2が設けられている。
格納式荷受台昇降装置2は、車枠11の後端部にリンク機構3を介して荷受台4が昇降自在に設けられてなるものである。
リンク機構3は、上リンク31と下リンク32とで構成されている。具体的には、上リンク31は、その基端部が車枠11に固設された取付部材12の上部に枢支されるとともに、略T字状に形成された先端部の上部が荷受台4の基端部材41に枢支されている。下リンク32は、リフトシリンダからなるもので、その基端部が取付部材12の下部に枢支されるとともに、先端部が上リンク31の先端部の下方にブラケットを介して枢支されている。
荷受台4は、基端側から先端側にかけて基端部材41、中間部材42および先端部材43の3枚に分割されている。
基端部材41は、上記上リンク31の先端部に図示しない水平支持機構により水平に支持された状態で昇降するように連結されている。
中間部材42は、基端部材41にヒンジ44を介して当該基端部材41と同一水平面状となる水平状態から基端部材41の上方へ折り畳み自在に設けられている。
先端部材43は、中間部材42にヒンジ45を介して当該中間部材42と同一水平面状となる水平状態から中間部材42の上方へ折り畳み自在に設けられ、また、先端部材43は、先端部材43本体の先端側の薄肉部43bと、基端側の厚肉部43aとで構成されている。
一方、前記車枠11の後端部には支持ローラ5が設けられている。この支持ローラ5は後述するように折り畳んだ荷受台4の先端を支持するためのもので、車枠11の後端から後方に延設された支持部材51の先端に設けられている。
従って、この荷受台4の展開時においては、図1の実線で示すように基端部材41、中間部材42および先端部材43が同一水平面状に配置され、この状態で下リンク32であるリフトシリンダを伸縮作動させることで、荷受台4を水平状態を保持しながら地上と荷台1との間で昇降させることができる。
また、荷受台4の格納時においては、図1の二点鎖線で示すように、3つ折り状態の荷受台4は、先端部材43のうち薄肉部43bのみが、中間部材42と基端部材41との間に挟み込まれている状態であるため、基端部材41、中間部材42および先端部材43の3部材が重なり合う最も厚い部分であっても略2部材分の厚みとなる。また、図に示すように、3つ折りの状態で当該荷受台4の先端が支持ローラ5から若干上方に移動した位置に配置され、さらに荷受台41は車枠11と支持部材51との間に格納される。
次に、荷受台4を展開した状態から格納する動作について詳説する。
まず、水平状態に展開した荷受台4を地上位置に配置し、先端部材43をヒンジ45を通じて中間部材42上に折り畳む。続いて、このように折り畳んだ先端部材43および中間部材42をヒンジ44を通じて基端部材41の上方側に回動させ、その先端を図2に示すように支持ローラ5に当接させて支持させる。
この後、この状態で荷受台4全体を格納高さ位置まで昇降させることで、折り畳んだ先端部材43および中間部材42がその先端を支持ローラ5で支持されながら徐々に基端部材41側に回動され、先端部材43が基端部材41上に配置される。これにより荷受台4が3つ折りされた水平状態で且つ当該荷受台4の先端が支持ローラ5から若干上方に配置され、さらに荷受台4は車枠11と支持部材51との間に格納される。
このとき、3つ折りにされた荷受台4の厚みが従来よりも薄いため、格納に必要な車枠11と支持部材51との空間を少なくできる。従って、荷受台昇降装置の最下端にあたる部分を路面から遠ざけることができ、車両の最低地上高を高くすることができる。
また、上記格納状態から荷受台4を展開させる場合には、荷受台4を格納高さ位置から地上位置まで降下させることで、上述と逆の動作によって、まず、折り畳んだ先端部材43および中間部材42の先端が支持ローラ5に当接し、この支持ローラ5に支持されながら徐々に傾斜状態(図2参照)になる。そして、地上位置で折り畳んだ先端部材43および中間部材42を水平に配置して昇降作動させることで、この荷受台4により地上と荷台1との間での荷物の積み下ろし作業を行うことができる。
ここで、上述のように荷受台4を展開状態から格納状態に、並びに格納状態から展開状態に配置する途中において、荷受台4は、その折り畳んだ先端部材43および中間部材42の先端が支持ローラ5で支持され、この支持ローラ5を支点として先端部材43および中間部材42がヒンジ44を通じて回動する。
1 荷台
11 車枠
2 格納式荷受台昇降装置
3 リンク機構
4 荷受台
41 基端部材
42 中間部材
43 先端部材
43a 厚肉部
43b 薄肉部
5 支持ローラ
11 車枠
2 格納式荷受台昇降装置
3 リンク機構
4 荷受台
41 基端部材
42 中間部材
43 先端部材
43a 厚肉部
43b 薄肉部
5 支持ローラ
Claims (1)
- 荷台にリンク機構を介して荷受台が昇降自在に設けられるとともに、該荷受台は、前記リンク機構に連結された基端部材と、該基端部材に折り畳み自在に設けられた中間部材と、該中間部材に折り畳み自在に設けられた先端部材とからなることで前後に3つ折り自在になされ、前記荷受台を折り畳んで格納するように構成された格納式荷受台昇降装置において、
前記先端部材は、前記先端部材本体の先端側の薄肉部と、基端側の厚肉部とで構成され、前記荷受台が3つ折り状態のとき、前記先端部材のうち前記薄肉部のみが、前記中間部材と前記基端部材との間に挟み込まれることを特徴とする格納式荷受台昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000373U JP3110121U (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 格納式荷受台昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005000373U JP3110121U (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 格納式荷受台昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3110121U true JP3110121U (ja) | 2005-06-16 |
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ID=43272676
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JP2005000373U Expired - Fee Related JP3110121U (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 格納式荷受台昇降装置 |
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JP (1) | JP3110121U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010155600A (ja) * | 2008-12-02 | 2010-07-15 | Shinmaywa Industries Ltd | 荷受台昇降装置 |
-
2005
- 2005-01-31 JP JP2005000373U patent/JP3110121U/ja not_active Expired - Fee Related
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