JP3108165B2 - カトラリー付きの容器用蓋及びその製造方法 - Google Patents
カトラリー付きの容器用蓋及びその製造方法Info
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- JP3108165B2 JP3108165B2 JP03327790A JP32779091A JP3108165B2 JP 3108165 B2 JP3108165 B2 JP 3108165B2 JP 03327790 A JP03327790 A JP 03327790A JP 32779091 A JP32779091 A JP 32779091A JP 3108165 B2 JP3108165 B2 JP 3108165B2
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C45/16—Making multilayered or multicoloured articles
- B29C45/1671—Making multilayered or multicoloured articles with an insert
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D51/00—Closures not otherwise provided for
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-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプーン、フォーク、
ナイフ等のカトラリーを一体に備え、飲食物を収納する
容器に取り付けられる枠体とその製法に関する。
ナイフ等のカトラリーを一体に備え、飲食物を収納する
容器に取り付けられる枠体とその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヨーグルト、ゼリー、水羊羹等の
食品を収納した容器においては、その食品を飲食する際
の便宜を考慮して、合成樹脂からなる容器の蓋等の容器
に取り付けることが可能な構造のものに、スプーンを一
体に成型したタイプのものがあった。
食品を収納した容器においては、その食品を飲食する際
の便宜を考慮して、合成樹脂からなる容器の蓋等の容器
に取り付けることが可能な構造のものに、スプーンを一
体に成型したタイプのものがあった。
【0003】これはスプーンを容器の蓋等に、容易に切
断可能なように、細径のランナーを介して接続し、合成
樹脂で一体成型されていた。そして飲食時には、前記ラ
ンナーを破断して、容器に嵌合している蓋等からスプー
ンのみを分離できる構造であった。これは、容器の一部
に嵌合し、着脱可能に取り付けるために枠状部を備え、
その枠状部の中心部に、スプーン等が支持される形態と
なっている。
断可能なように、細径のランナーを介して接続し、合成
樹脂で一体成型されていた。そして飲食時には、前記ラ
ンナーを破断して、容器に嵌合している蓋等からスプー
ンのみを分離できる構造であった。これは、容器の一部
に嵌合し、着脱可能に取り付けるために枠状部を備え、
その枠状部の中心部に、スプーン等が支持される形態と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の容器の蓋等の構造では、破断したランナーの一部がス
プーン側に残り、このランナーが飲食時に唇などに引っ
かかり、唇に傷をつけたり、あるいは傷を付けないまで
も不快感を与えるなどの不都合があった。
の容器の蓋等の構造では、破断したランナーの一部がス
プーン側に残り、このランナーが飲食時に唇などに引っ
かかり、唇に傷をつけたり、あるいは傷を付けないまで
も不快感を与えるなどの不都合があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、前記ランナーを設けずに、スプーン等の
カトラリーを容器に取り付ける枠体と一体とし、ランナ
ーの一部の残部による不都合を解消したカトラリー付き
の容器用の蓋及びその製造方法を提供することを目的と
する。
ものであって、前記ランナーを設けずに、スプーン等の
カトラリーを容器に取り付ける枠体と一体とし、ランナ
ーの一部の残部による不都合を解消したカトラリー付き
の容器用の蓋及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために以下のような構成としている。すなわ
ち、スプーン、フォーク等のカトラリーと、一定間隔を
おいてそのカトラリーを取り巻く枠部とを備えた枠体と
からなり、前記枠部にはフィルムが展張され、そのフィ
ルムに前記カトラリーが剥離自在に接着されていると共
に、この枠体は容器に取り付け可能である。
達成するために以下のような構成としている。すなわ
ち、スプーン、フォーク等のカトラリーと、一定間隔を
おいてそのカトラリーを取り巻く枠部とを備えた枠体と
からなり、前記枠部にはフィルムが展張され、そのフィ
ルムに前記カトラリーが剥離自在に接着されていると共
に、この枠体は容器に取り付け可能である。
【0007】ここでカトラリーとは、飲食用のスプー
ン、ナイフ、フォーク等の意であり、素材が合成樹脂か
らなるものを含み、枠体と一体に提供されるものであ
る。この枠体は次のような方法により製造される。ま
ず、雄雌の割型間に、カトラリー成型用のキャビティ
と、容器に取り付ける枠部の成型用のキャビティを設け
る。この枠部の成型用のキャビティは一定間隔をおいて
カトラリー成型用のキャビティを取り巻くようにし、雌
雄の割型の分割面にはインモールドフィルムを予めセッ
トする。その後、前記各キャビティに溶融樹脂を射出充
填して、枠体とカトラリーとをインモールドフィルムを
介して、連続した一体とする。
ン、ナイフ、フォーク等の意であり、素材が合成樹脂か
らなるものを含み、枠体と一体に提供されるものであ
る。この枠体は次のような方法により製造される。ま
ず、雄雌の割型間に、カトラリー成型用のキャビティ
と、容器に取り付ける枠部の成型用のキャビティを設け
る。この枠部の成型用のキャビティは一定間隔をおいて
カトラリー成型用のキャビティを取り巻くようにし、雌
雄の割型の分割面にはインモールドフィルムを予めセッ
トする。その後、前記各キャビティに溶融樹脂を射出充
填して、枠体とカトラリーとをインモールドフィルムを
介して、連続した一体とする。
【0008】またインモールドフィルムは、透明または
半透明のポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニルなどが使用できる。これらの裏面に
は、予め接着剤からなるイージーピール部をコーティン
グ等の方法により設けておけば、カトラリーを容易に剥
離自在に接着できる。
半透明のポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニルなどが使用できる。これらの裏面に
は、予め接着剤からなるイージーピール部をコーティン
グ等の方法により設けておけば、カトラリーを容易に剥
離自在に接着できる。
【0009】他方、接着材としては接着用フィルムを使
用することもでき、これらの接着材としては、例えば、
ポリオレフィン、熱溶融接着性ワックスを主成分とした
被膜、エチレン酢酸ビニルの共重合物を主成分とした被
膜、または低融点のポリプロピレン、PEフィルム、P
VCフィルム、PETフィルム等が使用できる。
用することもでき、これらの接着材としては、例えば、
ポリオレフィン、熱溶融接着性ワックスを主成分とした
被膜、エチレン酢酸ビニルの共重合物を主成分とした被
膜、または低融点のポリプロピレン、PEフィルム、P
VCフィルム、PETフィルム等が使用できる。
【0010】なお、射出成型時の熱によって、インモー
ルドフィルムと成型物は、そのまま一体に接着するの
で、前記接着材は必ずしも設けなくてもよい。さらに、
このインモールドフィルムの天面は必ずしもフラットで
なくても良いから、これに接着するカトラリーの形状を
自由に選択することができる。
ルドフィルムと成型物は、そのまま一体に接着するの
で、前記接着材は必ずしも設けなくてもよい。さらに、
このインモールドフィルムの天面は必ずしもフラットで
なくても良いから、これに接着するカトラリーの形状を
自由に選択することができる。
【0011】また、このインモールドフィルムの表面
は、枠体を容器の上面に嵌合したときは容器の蓋として
使用される。その場合は、これは容器の上面となるの
で、この面は、いわゆるラベルとして機能する。したが
ってこの面には、所定の模様や文字等を一部、または全
体に印刷することができる。
は、枠体を容器の上面に嵌合したときは容器の蓋として
使用される。その場合は、これは容器の上面となるの
で、この面は、いわゆるラベルとして機能する。したが
ってこの面には、所定の模様や文字等を一部、または全
体に印刷することができる。
【0012】本発明では、カトラリーは、枠部と一体に
なったフィルムから容易に分離できる。この場合に、カ
トラリーは、ランナーを介せずに枠部と一体となってい
るので、分離したカトラリーにランナーの一部が残存す
ることがない。
なったフィルムから容易に分離できる。この場合に、カ
トラリーは、ランナーを介せずに枠部と一体となってい
るので、分離したカトラリーにランナーの一部が残存す
ることがない。
【0013】また射出成形時に、前記のカトラリー成形
用と枠部成形用との各々のキャビティに、溶融樹脂を射
出すれば、この樹脂が枠部とカトラリーを形成すると共
に、これらとフィルムが熱融着されるから、枠部とカト
ラリーはフィルムを介してそれぞれ一体になる。
用と枠部成形用との各々のキャビティに、溶融樹脂を射
出すれば、この樹脂が枠部とカトラリーを形成すると共
に、これらとフィルムが熱融着されるから、枠部とカト
ラリーはフィルムを介してそれぞれ一体になる。
【0014】次に、本発明の実施例について説明する。
【0015】
【実施例1】図1は、本発明の一実施例を示す蓋の平面
図、図2はその側面図である。蓋1は、容器に取り付け
るリング状の枠体をなしている。この蓋1の外周には、
枠部2が形成されており、その枠部2内の中央にはスプ
ーン3が設けられている。この枠部2の外側端は下方に
折り曲がり、段部12を形成している。
図、図2はその側面図である。蓋1は、容器に取り付け
るリング状の枠体をなしている。この蓋1の外周には、
枠部2が形成されており、その枠部2内の中央にはスプ
ーン3が設けられている。この枠部2の外側端は下方に
折り曲がり、段部12を形成している。
【0016】そして、この枠部2の外周内面の下端に
は、図示しない容器の上端縁に圧着する突起5が形成さ
れて、この枠部2は、容器の口部に着脱自在に嵌合する
蓋1の一部を構成する。
は、図示しない容器の上端縁に圧着する突起5が形成さ
れて、この枠部2は、容器の口部に着脱自在に嵌合する
蓋1の一部を構成する。
【0017】前記スプーン3は、枠部2に展張したイン
モールドフィルム4の中央に接着されている。このイン
モールドフィルム4は、ポリプロピレンフィルムであ
る。このインモールドフィルム4は、周縁が前記枠部2
の外周と合致し、蓋1の全体を覆う大きさの円形状のも
のである。
モールドフィルム4の中央に接着されている。このイン
モールドフィルム4は、ポリプロピレンフィルムであ
る。このインモールドフィルム4は、周縁が前記枠部2
の外周と合致し、蓋1の全体を覆う大きさの円形状のも
のである。
【0018】またこのインモールドフィルム4の表面に
は、ラベルとしての所定の色彩や文字等が印刷されてい
る。一方、インモールドフィルム4の裏面には、図4に
示すように、枠部2に重合する外周部には、帯状に、接
着材6がコーティングされている。また同様に中心部に
は、円形状に接着材がコーティングされ、イージーピー
ル部7が形成されている。前記スプーン3は、このイー
ジーピール部7に剥離自在に接着され、インモールドフ
ィルム4を介して、前記枠部2と一体に保持されてい
る。
は、ラベルとしての所定の色彩や文字等が印刷されてい
る。一方、インモールドフィルム4の裏面には、図4に
示すように、枠部2に重合する外周部には、帯状に、接
着材6がコーティングされている。また同様に中心部に
は、円形状に接着材がコーティングされ、イージーピー
ル部7が形成されている。前記スプーン3は、このイー
ジーピール部7に剥離自在に接着され、インモールドフ
ィルム4を介して、前記枠部2と一体に保持されてい
る。
【0019】上記のような蓋1を製造するには、以下の
ような方法による。すなわち、図5ないし図7に示すよ
うに、射出成形用の雄雌の金属割型20を使用し、この
割型間には、スプーン成型用のキャビティ11と、容器
の蓋成型用のキャビティ10を設ける。
ような方法による。すなわち、図5ないし図7に示すよ
うに、射出成形用の雄雌の金属割型20を使用し、この
割型間には、スプーン成型用のキャビティ11と、容器
の蓋成型用のキャビティ10を設ける。
【0020】この割型20においては、枠部のキャビテ
ィ10が、一定間隔をおいてスプーン成型用のキャビテ
ィ11を取り巻くようにする。第1に、図5のように、
雌型12内のフラット面にインモールドフィルム4をセ
ットする。
ィ10が、一定間隔をおいてスプーン成型用のキャビテ
ィ11を取り巻くようにする。第1に、図5のように、
雌型12内のフラット面にインモールドフィルム4をセ
ットする。
【0021】次に、雄型13を前記雌型嵌合させるが、
前記インモールドフィルム4は、雌雄の割型20の分割
面に、図6に示すように、スプーン成型用のキャビティ
11と容器の蓋成型用のキャビティ10とを連続して覆
うように、雌雄の型の分割面に位置する。
前記インモールドフィルム4は、雌雄の割型20の分割
面に、図6に示すように、スプーン成型用のキャビティ
11と容器の蓋成型用のキャビティ10とを連続して覆
うように、雌雄の型の分割面に位置する。
【0022】前記インモールドフィルム4は、各キャビ
ティ10、11に接しない側の面を、ラベルとしての所
定の印刷を施した表面とし、その反対側の裏面を、接着
材がコーティングされた面となるようにセットする。
ティ10、11に接しない側の面を、ラベルとしての所
定の印刷を施した表面とし、その反対側の裏面を、接着
材がコーティングされた面となるようにセットする。
【0023】その後、前記割型を閉じて、図7のよう
に、それぞれのゲート8、9から前記各キャビティ1
0、11内に、ポリプロピレン等の溶融樹脂を射出充填
する。この射出成形時の溶融樹脂の熱により、インモー
ルドフィルム4の表面の接着材が溶融し、充填されたこ
の溶融樹脂の表面に接着する。すなわち、インモールド
フィルム4は枠部2とスプーン3の双方に接着する。
に、それぞれのゲート8、9から前記各キャビティ1
0、11内に、ポリプロピレン等の溶融樹脂を射出充填
する。この射出成形時の溶融樹脂の熱により、インモー
ルドフィルム4の表面の接着材が溶融し、充填されたこ
の溶融樹脂の表面に接着する。すなわち、インモールド
フィルム4は枠部2とスプーン3の双方に接着する。
【0024】すると、蓋1とスプーン3とがインモール
ドフィルム4を介して連続し、カトラリーが一体化した
蓋1を得ることができる。
ドフィルム4を介して連続し、カトラリーが一体化した
蓋1を得ることができる。
【0025】
【実施例2】次に、本発明の他の実施例について述べる
が、実施例1と同様の部分は、同一の符号を付して、説
明を省略する。
が、実施例1と同様の部分は、同一の符号を付して、説
明を省略する。
【0026】図8に示すように、本実施例では、雌型1
2に、スプーン3の形状に対応した曲面状の凹部を形成
してある。この場合、インモールドフィルム4は、雌雄
の割型20の分割面に水平に設置すれば良く、凹部形状
に合致するようにセットする必要はない。
2に、スプーン3の形状に対応した曲面状の凹部を形成
してある。この場合、インモールドフィルム4は、雌雄
の割型20の分割面に水平に設置すれば良く、凹部形状
に合致するようにセットする必要はない。
【0027】そして、図9のように、雌型12に雄型1
3が嵌合し、溶融樹脂が各キャビティ10、11内に射
出されると、インモールドフィルム4は、凹部14の曲
面に沿って変形し、スプーン3の形状に合致するように
成型される。
3が嵌合し、溶融樹脂が各キャビティ10、11内に射
出されると、インモールドフィルム4は、凹部14の曲
面に沿って変形し、スプーン3の形状に合致するように
成型される。
【0028】このように、インモールドフィルム4を雌
雄の分割面に、折曲げることなくフラットにセットして
も、成型物の形状にしたがって変形するので、このイン
モールドフィルム4に接着するカトラリーの形状が限定
されることがない。
雄の分割面に、折曲げることなくフラットにセットして
も、成型物の形状にしたがって変形するので、このイン
モールドフィルム4に接着するカトラリーの形状が限定
されることがない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
トラリーは、ランナーを介せずに枠部と一体となってい
るので、分離したカトラリーにランナーの一部が残存す
ることがないから、カトラリーの使用上の安全性が確保
できる効果がある。
トラリーは、ランナーを介せずに枠部と一体となってい
るので、分離したカトラリーにランナーの一部が残存す
ることがないから、カトラリーの使用上の安全性が確保
できる効果がある。
【0030】また射出成形時に、カトラリー成形用と枠
部成形用との各々のキャビティに、溶融樹脂を射出する
ことにより、この樹脂により枠部とカトラリーを同時に
形成されると共に、これらとフィルムが熱融着する。よ
って枠体とカトラリーは、フィルムを介して一体になる
ので、製造が容易である。
部成形用との各々のキャビティに、溶融樹脂を射出する
ことにより、この樹脂により枠部とカトラリーを同時に
形成されると共に、これらとフィルムが熱融着する。よ
って枠体とカトラリーは、フィルムを介して一体になる
ので、製造が容易である。
【図1】 本発明の蓋の平面図、
【図2】 本発明の蓋の側面図
【図3】 割型の一部拡大断面図
【図4】 インモールドフィルムの平面図
【図5】 雌型内にインモールドフィルムをセットした
状態を示す断面図
状態を示す断面図
【図6】 雄型内に雌型を嵌合させる状態の断面図
【図7】 キャビティー内に樹脂を射出する状態の断面
図
図
【図8】 他の実施例において、雌型内にインモールド
フィルムをセットした状態の断面図
フィルムをセットした状態の断面図
【図9】 他の実施例においてキャビティー内に樹脂を
射出する状態の断面図
射出する状態の断面図
1 蓋 2 枠部 3 スプーン 4 インモールドフィルム 10 枠部の成型用のキャビティ 11 カトラリー成型用のキャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 51/24 B29C 45/14
Claims (2)
- 【請求項1】 開口を形成する環状の枠部と、この枠部
に、その開口を封鎖するように結合されているフィルム
と、前記環状枠部の内側に、この環状枠部から分離して
位置するカトラリーとを具え、前記環状枠部及びカトラ
リーが射出成形により形成され、これら環状枠部及びカ
トラリーが射出成形時の熱融着により前記フィルムに結
合されていることを特徴とするカトラリー付きの容器用
の蓋。 - 【請求項2】 カトラリー付きの容器用の蓋を製造する
に当たり、 環状枠部形成用の第1のキャビィティと、この環状枠部
形成用のキャビィティから分離されたカトラリー形成用
の第2のキャビィティと、前記環状枠部形成用のキャビ
ィティに設けた第1のゲートと、前記カトラリー形成用
キャビィティに設けた第2のゲートとを有する射出成形
用の割型を用い、 前記割型内に、インモールドフィルムを配置し、 前記第1及び第2のゲートからそれぞれ第1及び第2の
キャビィティ内に溶融樹脂を射出して、インモールドフ
ィルムにそれぞれ結合された環状枠部及びカトラリーを
成形することを特徴とするカトラリー付きの容器用の蓋
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03327790A JP3108165B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | カトラリー付きの容器用蓋及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03327790A JP3108165B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | カトラリー付きの容器用蓋及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05162763A JPH05162763A (ja) | 1993-06-29 |
JP3108165B2 true JP3108165B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
ID=18203017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03327790A Expired - Fee Related JP3108165B2 (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | カトラリー付きの容器用蓋及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3108165B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITTO20010423A1 (it) * | 2001-05-07 | 2002-11-07 | Pibergroup S R L | Procedimento per realizzare una confezione per alimenti e confezione cosi' realizzata. |
US8087530B2 (en) | 2008-01-17 | 2012-01-03 | Sonoco Development, Inc. | Container lid with integrally molded utensil |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP03327790A patent/JP3108165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05162763A (ja) | 1993-06-29 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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