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JP3085030B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JP3085030B2
JP3085030B2 JP05156965A JP15696593A JP3085030B2 JP 3085030 B2 JP3085030 B2 JP 3085030B2 JP 05156965 A JP05156965 A JP 05156965A JP 15696593 A JP15696593 A JP 15696593A JP 3085030 B2 JP3085030 B2 JP 3085030B2
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pressure
low
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speed gear
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JP05156965A
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雅弘 山本
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低速段選択用摩擦要素
から高速段選択用摩擦要素への締結掛け換えによるアッ
プシフト変速時において、当該掛け換えを適切に行わせ
るようにした、自動変速機の変速制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、各種摩擦要素(クラッチ
やブレーキ等)の選択的液圧作動(締結)により所定変
速段を選択し、締結作動する摩擦要素の変更により他の
変速段への変速を行うよう構成する。
【0003】従って、変速の種類によっては低速段選択
用摩擦要素および高速段選択用摩擦要素の一方を解放す
ると同時に他方を締結する、所謂摩擦要素の掛け換えが
必要である。
【0004】ところで、変速制御油圧回路の簡易化を狙
って、各摩擦要素の作動圧を個々の弁により給排するこ
とにより所定の変速を行うようにした自動変速機が、米
国クライスラー社製A604E型自動変速機に見られる
ように開発済みである。
【0005】しかし、上記のように変速に際し掛け換え
るべき摩擦要素は共に締結されると、他の摩擦要素の締
結保持と相俟って、自動変速機の歯車変速機構をインタ
ーロックさせてしまうことが多く、このような自動変速
機に上記した米国クライスラー社製A604E型自動変
速機と同様の変速制御方式を採用する場合、上記弁の制
御系が、低速段選択用摩擦要素および高速段選択用摩擦
要素の双方を締結するような、絶対避けるべき故障を生
ずる虞がある。
【0006】そこで、本願出願人が開発実用中のRL4
F02型自動変速機におけるハイクラッチおよびバンド
ブレーキの同時締結防止回路技術を用いて、図4に示す
回路構成にすることが考えられる。この図において、L
/Fは低速段選択用摩擦要素、L/Vは該摩擦要素の作
動圧給排弁、H/Fは高速段選択用摩擦要素、H/Vは
該摩擦要素の作動圧給排弁である。給排弁L/V,H/
Vは夫々電子制御し、ライン圧を適宜対応する摩擦要素
にその作動圧P1 ,P2 として回路L/K,H/Kに供
給するものとする。そして、低速段選択用摩擦要素L/
Fの作動圧P1を高速段選択用摩擦要素H/Fに供給す
るための連絡回路R/Kを設け、該連絡回路R/Kから
の作動圧P1 を高速段選択用摩擦要素H/Fに対し作動
圧P2と逆向きに作用させる。
【0007】かかる構成によれば、弁L/Vより摩擦要
素L/Fに作動圧P1 を供給して該摩擦要素を締結させ
ることで低速段を選択することができる。そして、この
低速段選択状態では、作動圧P1 が摩擦要素H/Fにも
達し、たとえ弁H/Vが摩擦要素H/Fに作動圧P2
供給する故障が発生しても、摩擦要素H/Fが締結され
ることのないようにし、もって両摩擦要素が同時に締結
されるインターロック状態の発生を防止することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる変速制
御装置においては、低速段選択用摩擦要素から高速段選
択用摩擦要素への掛け換えによって行うアップシフト変
速に際し、両摩擦要素が図5に示すように掛け換え制御
されることがある。
【0009】即ち、この変速に際しては低速段選択圧P
1 を排除し、高速段選択圧P2 を発生させることになる
が、低速段選択圧P1 が残存している限り上記のインタ
ーロック防止作用故に高速段選択圧P2 を上昇させても
摩擦要素H/Fの締結が開始され得ないことから、通常
は図5に示すように先ず低速段選択圧P1 の排除を行
い、次いで高速段選択圧P2 を上昇させて変速を進行を
可能ならしめる。これがため、高速段選択圧P2 による
摩擦要素H/Fの締結が開始される前に低速段選択圧P
1 が排除されて摩擦要素L/Fの解放を惹起することが
ある。この場合、同図の締結力波形から明らかなように
両摩擦要素が同時に解放している期間が存在することに
なり、この期間中エンジン回転数Neの変化から明らか
なようにエンジンが空吹けし、これが原因となって変速
機出力トルクToの波形から明かなように大きな変速シ
ョックを生ずる。この問題解決のためには、先行する低
速段選択圧P1 の排除により変化する低速段選択圧P1
をモニタし、これが設定圧まで低下した時に高速段選択
圧P2 を上昇させることが考えられが、摩擦要素L/F
の解放と摩擦要素H/Fの締結とを丁度良いタイミング
で行わせるための当該設定圧は極く限られたものであ
り、設定が極めて困難である。そして、この設定圧が自
動変速機のバラツキや経時変化などで好適値よりも低い
ものとなった時は、摩擦要素L/Fが解放された後に摩
擦要素H/Fが締結されることとなり、エンジンの空吹
けを生じて本来の目的を達成し得ず、逆に上記の設定圧
が好適値よりも高いものとなった時は、低速段選択圧P
1 が高いことにより高速段選択圧P2 の上昇によっても
摩擦要素H/Fの締結が進行し得ず、低速段選択圧P1
が或る程度低下した時に、その間も上昇し続けて高くな
った高速段選択圧P2 が摩擦要素H/Fを一気に締結さ
せ、新たな変速ショックを発生させる原因となる。
【0010】本発明は、締結されるべき高速段選択用摩
擦要素の作動圧をモニタしながら、これが高速段選択用
摩擦要素の滑り結合を可能にする値になるまで、低速段
選択用摩擦要素の解放を遅延させて、両摩擦要素が共に
解放されている期間が存在することのないようにするこ
とで、上述の問題を解消することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明変
速制御装置は、低速段選択用摩擦要素および高速段選択
用摩擦要素を具え、これら両摩擦要素の作動圧を個々の
弁により給排可能で、前記低速段選択用摩擦要素を対応
する前記弁からの作動圧により締結すると共に該作動圧
でインターロック防止用に前記高速段選択用摩擦要素の
解放状態を補償して低速段を選択するようにし、前記高
速段選択用摩擦要素を対応する弁からの作動圧により締
結すると共に前記低速段選択用摩擦要素を対応する前記
弁の状態切り換えに伴う作動圧の排除により解放して低
速段から高速段へのアップシフト変速を行うようにした
自動変速機において、前記高速段選択用摩擦要素の作動
圧を検出する高速段選択圧検出手段と、該手段により検
出した高速段選択用摩擦要素の作動圧が、該高速段選択
用摩擦要素の滑り結合を可能にする設定値に達するま
で、前記低速段選択用摩擦要素に対応する弁の状態切り
換えを遅延させる低速段選択圧排除遅延手段とを設けた
ものである。
【0012】
【作用】自動変速機は、低速段選択用摩擦要素を対応す
る弁からの作動圧により締結すると共に該作動圧でイン
ターロック防止用に高速段選択用摩擦要素の解放状態を
補償して低速段を選択し、高速段選択用摩擦要素を対応
する弁からの作動圧により締結すると共に低速段選択用
摩擦要素を対応する弁の状態切り換えに伴う作動圧の排
除により解放して低速段から高速段へのアップシフト変
速を行うことができる。
【0013】このアップシフト変速中、高速段選択圧検
出手段は高速段選択用摩擦要素の作動圧を検出し、低速
段選択圧排除遅延手段は、上記手段により検出した高速
段選択用摩擦要素の作動圧が、高速段選択用摩擦要素の
滑り結合を可能にする設定値に達するまで、上記低速段
選択用摩擦要素に対応する弁の状態切り換えを遅延させ
る。よって、高速段選択用摩擦要素の作動圧が当該高速
段選択用摩擦要素の滑り結合を可能にする設定値に達し
た後に低速段選択用摩擦要素の作動圧が排除されるのを
補償することができる。ところで、低速段選択用摩擦要
素の作動圧が存在する限りにおいて(低速段選択用摩擦
要素の作動圧が排除される前は)上記のインターロック
防止作用故に、高速段選択用摩擦要素の作動圧が上記の
設定値に達しても当該高速段選択用摩擦要素が滑り結合
されることがなく、従って当該高速段選択用摩擦要素が
実際に滑り結合し始めるタイミングを、低速段選択用摩
擦要素の作動圧の排除により支配することができ、低速
段選択用摩擦要素が作動圧の排除により解放される時は
確実に高速段選択用摩擦要素の滑り結合を生起させるこ
とができる。これがため、両摩擦要素が同時に解放して
いる期間を確実になくすことができ、エンジン回転数の
空吹け、およびこれに伴う大きな変速ショックが発生す
るのを防止し得る。しかも特に、締結すべき高速段選択
用摩擦要素の作動圧をモニタし、これが設定値に達した
後に低速段選択用摩擦要素の作動圧を排除することとし
たから、当該設定圧が厳密なものである必要はなく、上
述した通り高速段選択用摩擦要素の滑り結合が可能な値
であれば上記の作用効果を確実に達成することができ、
低速段選択用摩擦要素の作動圧をモニタする場合におけ
るような前記した設定圧に関する煩わしさを解消するこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1および図2は、本発明一実施の態様にな
る変速制御装置を具えた自動変速機の歯車変速機構およ
び変速油圧回路である。
【0015】まず、図2の歯車変速機構を説明するに、
これは入出力軸I,Oを同軸に具え、これら入出力軸間
に同軸に3個の遊星歯車組3,4,5を介在させる。遊
星歯車組3はサンギヤ3S、リングギヤ3R、これらギ
ヤに噛合させた複数のピニオン3P、および該ピニオン
を回転自在に支持するキャリア3Cよりなる単純遊星歯
車組とし、遊星歯車組4,5も夫々、サンギヤ4S,5
S、リングギヤ4R、5R、複数のピニオン4P,5
P、およびキャリア4C,5Cよりなる単純遊星歯車組
とする。
【0016】上記3個の遊星歯車組の動力伝達経路、即
ち変速段を決定する摩擦要素として、以下に説明する2
個のクラッチおよび3個のブレーキを設ける。2個のク
ラッチのうちロークラッチL/Cは、サンギヤ4S,5
Sの結合になる回転メンバを入力軸Iに適宜結合するも
のとし、ハイクラッチH/Cは、キャリア4Cを入力軸
Iに適宜結合するものとする。なお、入力軸Iはサンギ
ヤ3Sに結着し、出力軸Oはキャリア5Cに結着する。
【0017】また、3個のブレーキのうちバンドブレー
キB/Bは本発明における高速段選択用摩擦要素に相当
し、リングギヤ3Rを変速機ケース6に適宜固定するも
のとし、セカンドブレーキS/Bは本発明における低速
段選択用摩擦要素に相当し、キャリア3Cおよびリング
ギヤ4Rの結合になる回転メンバを変速機ケース6に適
宜固定するものとし、リバースブレーキR/Bは、キャ
リア4Cおよびリングギヤ5Rの結合になる回転メンバ
を変速機ケース6に適宜固定するものとする。なお、か
かるキャリア4Cおよびリングギヤ5Rの結合になる回
転メンバは更に、ローワンウエイクラッチL/OWCに
より、入力回転と逆方向への回転を阻止されるよう、変
速機ケース6に相関させるものとする。
【0018】上記の歯車変速機構は、同図に示す論理表
に沿って摩擦要素を選択的に締結作動(○印が作動を示
す)させることにより、前進自動変速走行(D)レンジ
で前進第1速乃至第5速を選択し、後退走行(R)レン
ジで後退変速段を選択することができる。なお、この表
中のNおよびPは、動力伝達を行わない中立レンジおよ
び駐車レンジを表す。
【0019】次に、上記歯車変速機構を図1の締結論理
に従って変速制御するための図2に示す変速制御油圧回
路を説明する。
【0020】11はオイルポンプで、これからの作動油
を所定のライン圧にしてライン圧回路12に出力する。
回路12のライン圧は、一方でトルクコンバータレギュ
レータ弁13により一定のコンバータ圧に減圧されて回
路14に出力される。回路14のコンバータ圧はロック
アップ制御弁15により通流方向を制御されてトルクコ
ンバータT/Cに向かう一方、オイルクーラ16を経て
潤滑部17に供給され、更に電磁開閉式潤滑制御弁18
による流量制御下で潤滑部19,20に供給される。
【0021】なお、トルクコンバータT/Cは図1に示
す歯車伝動機構の入力軸Iと図示せざるエンジンとの間
に介挿されて、エンジン動力を入力軸Iに伝達するもの
で、アプライ室APおよびレリーズ室RLを有し、ロッ
クアップ制御弁15が図示状態で回路14のコンバータ
圧が前者のアプライ室APから後者のレリーズ室RLへ
と向かう方向に通流される時、トルクコンバータT/C
はその入出力要素間を直結されたロックアップ状態とな
り、ロックアップ制御弁15が図示と反対の状態で回路
14のコンバータ圧がレリーズ室RLからアプライ室A
Pへと向かう逆方向に通流される時、トルクコンバータ
T/Cはその入出力要素間の直結を解かれたコンバータ
状態になるものとする。
【0022】回路12のライン圧は、他方でパイロット
弁21により一定のパイロット圧に減圧されて回路22
に出力され、このパイロット圧はロックアップ制御弁1
5および電磁比例式ロックアップゲイン制御弁23に至
る。このロックアップゲイン制御弁23は回路22のパ
イロット圧を調圧して、適宜付加的にロックアップ制御
弁15に印加し、これにより該ロックアップ制御弁15
の上記状態変化を生起させるものとする。
【0023】回路12のライン圧は更に、マニュアル弁
30に達し、このマニュアル弁30は運転者が希望の走
行形態に対応するレンジへ手動操作するものとする。こ
こでレンジとしては、駐車(P)レンジと、後退走行
(R)レンジと、中立(N)レンジと、前進自動走行
(D)レンジと、第2速エンジンブレーキ(2)レンジ
とを設定する。
【0024】マニュアル弁30は、P,Nレンジで30
−P,30−Nのポート接続状態となって、Dレンジ回
路31、2レンジ回路32、Rレンジ回路33の全ての
出力回路をドレンし、Rレンジで30−Rのポート接続
状態となって、Dレンジ回路31および2レンジ回路3
2をドレンすると共に、Rレンジ回路33に回路12の
ライン圧を供給し、Dレンジで30−Dのポート接続状
態となって、Dレンジ回路31に回路12のライン圧を
供給すると共に、2レンジ回路32およびRレンジ回路
33をドレンし、2レンジで30−2のポート接続状態
となって、Dレンジ回路31および2レンジ回路32に
回路12のライン圧を供給すると共に、Rレンジ回路3
3をドレンするものとする。
【0025】回路31は、デューティソレノイド弁34
を挿入した回路35と、デューティソレノイド弁36を
挿入した回路37と、デューティソレノイド弁38を挿
入した回路39とに分岐させ、各デューティソレノイド
弁は駆動デューティに比例して高くなる摩擦要素作動液
圧を出力するものとする。回路35は回路32と共にシ
ャトル弁40および回路41を経てロークラッチL/C
の1速アプライ室1Aに接続する。なお、ロークラッチ
L/Cは上記1速アプライ室1Aの他に5速レリーズ室
5Rを有し、1速アプライ室1Aに圧力を供給される時
締結作動され、この1速アプライ室1Aに圧力を供給さ
れたまま、5速レリーズ室5Rにも圧力を供給される
時、両者の受圧面積の関係上、ロークラッチL/Cは解
放されるものとする。
【0026】回路37,38は電磁切り換え式2−4シ
フト弁42に接続し、この2−4シフト弁42はOFF
された常態で図示の如く、回路43,44を回路37,
39に接続すると共に回路45をドレンするが、ON状
態において回路43,44を夫々ドレンすると共に回路
45を回路39に接続するものとする。
【0027】回路43は一方で、オリフィス46を経て
ロークラッチL/Cの5速レリーズ室5Rに接続し、他
方でオリフィス47およびシャトル弁48を介して回路
44と共にハイクラッチH/Cに接続する他、シャトル
弁49を経てバンドブレーキB/Bの5速・後退アプラ
イ室5RAに接続する。また、回路45はセカンドブレ
ーキS/Bに接続する。
【0028】なお、バンドブレーキB/Bは5速・後退
アプライ室5RAの他に、3速アプライ室3Aおよび2
速・4速レリーズ室24Rを有し、各アプライ室5R
A,3Aへの圧力供給により締結作動され、これらに代
わるレリーズ室24Rへの圧力供給により解放されるも
のとする。そして、3速アプライ室3Aは、ライン圧回
路12から延在してデューティソレノイド弁50を挿入
した回路51を接続し、このデューティソレノイド弁5
0は駆動デューティに比例して高くなる摩擦要素作動液
圧を出力するものとする。また、2速・4速レリーズ室
24Rは回路39から分岐した回路52に接続する。
【0029】後退回路33はN−Rアキュムレータ弁5
3を介してリバースブレーキR/Bに接続すると共に、
オリフィス54および前記シャトル弁49を経てバンド
ブレーキB/Bの5速・後退アプライ室5RAに接続す
る。
【0030】オイルポンプ11の容量制御、潤滑制御弁
18のON,OFF制御、ロックアップゲイン制御弁2
3およびデューティソレノイド弁34、36、38、5
0のデューティ制御、2−4シフト弁42のON,OF
F制御は、本発明における低速段選択圧排除遅延手段の
用をなすコントローラ60によってこれらを実行し、こ
れがためコントローラ60には通常の変速制御に必要な
選択レンジや、エンジンスロットル開度や、車速等の入
力情報61をインプットする他、特に本発明による変速
制御のために、バンドブレーキB/Bの室3Aに供給さ
れたバンドブレーキ締結圧(高速段選択圧)PB/B を検
出して、これが、バンドブレーキB/Bの滑り結合を可
能にする設定値PS (図3参照)になる時ONする圧力
スイッチ(高速段選択圧検出手段)62からの信号を入
力する。
【0031】上記実施例の変速作用を次に説明する。P(N)レンジ 運転者が駐車または停車を希望して、マニュアル弁30
をPレンジまたはNレンジにしている間、この弁は出力
回路31,32,33の全てをドレンし、またコントロ
ーラ60がデューティソレノイド弁50の駆動デューテ
ィを0%にして、回路51の圧力を0にしている。従っ
て、全ての摩擦要素が非作動にされ、図1の論理表から
明かなように同図の歯車変速機構は動力伝達を行わない
中立状態となって、所定通りに駐停車状態を得ることが
できる。
【0032】Dレンジ 運転者が前進自動変速走行を希望して、マニュアル弁3
0をDレンジにしている間、この弁は回路31のみに回
路12のライン圧を出力する。
【0033】(第1速)ここで、コントローラ60は、
入力情報61から第1速を選択すべきと判定すると、デ
ューティソレノイド弁34の駆動デューティを所定値に
し、対応した作動圧を回路35、シャトル弁40、回路
41を経てロークラッチL/Cの室1Aに供給する。
【0034】しかしてコントローラ60は、デューティ
ソレノイド弁36,38,50の駆動デューティを0%
にして、回路37,39,51の圧力を0にし、2−4
シフト弁42をOFFしている。従って、ロークラッチ
L/Cの室5Rに圧力を供給されることがなく、勿論ハ
イクラッチH/C、セカンドブレーキS/B、バンドブ
レーキB/Bのどこにも圧力を供給されない。更に、マ
ニュアル弁30が回路33をドレンしているため、リバ
ースブレーキR/Bにも圧力は供給されない。
【0035】よって、ロークラッチL/Cのみが締結作
動されることとなり、図1の論理表から明かなように同
図の歯車変速機構は、ローワンウエイクラッチL/OW
Cの係合と相俟って第1速を選択し、この変速段での動
力伝達を行うことができる。
【0036】ところで、かかる第1速の選択が、マニュ
アル弁30のNレンジからDレンジへの切り換えに伴う
ものである場合、コントローラ60は当該変速中デュー
ティソレノイド弁34の駆動デューティを漸増させ、ロ
ークラッチL/Cの締結ショック、つまりN→Dセレク
トショックを軽減する。
【0037】そして、かかる変速の終了後は、デューテ
ィソレノイド弁34の駆動デューティソを100%にし
て、ロークラッチL/Cの作動圧をライン圧と同じ最高
値にし、該クラッチのスリップを防止する。
【0038】(第2速)コントローラ60は、入力情報
61から第2速を選択すべきと判定すると、デューティ
ソレノイド弁34の駆動デューティを100%に保って
ロークラッチL/Cを締結状態にしたまま、2−4シフ
ト弁42をONに切り換えて回路43,44を夫々ドレ
ンすると共に回路45を回路39に接続し、同時にデュ
ーティソレノイド弁38の駆動デューティを漸増させ
て、回路39,45内の圧力(低速段選択圧)PS/B
上昇により、セカンドブレーキS/Bを徐々に締結させ
る。
【0039】かかるセカンドブレーキS/Bの締結は、
ロークラッチL/Cの締結状態の保持と相俟って、図1
の論理表から明かなように同図の歯車変速機構を第2速
選択状態に切り換え、自動変速機を第1速から第2速へ
とアップシフト変速させることができる。また、この変
速時、デューティソレノイド弁38の駆動デューティを
漸増させて、回路39,45内の圧力を徐々に上昇さ
せ、従ってセカンドブレーキS/Bを徐々に締結させる
ことから、変速ショックを軽減することができる。更
に、当該第2速選択状態で回路45内の低速段選択圧P
S/B は、回路52を経てバンドブレーキB/Bのレリー
ズ室24Rにも至り、故障でソレノイド弁50の駆動デ
ューティが発生してバンドブレーキB/Bのアプライ室
3Aへ圧力P B/B が供給されることがあっても、バンド
ブレーキB/Bが締結されることのないようにする。か
くて、ロークラッチL/Cの締結状態で、セカンドブレ
ーキS/BおよびバンドブレーキB/Bが共に締結され
て、図1の歯車変速機構がインターロックするのを防止
することができる。
【0040】(第3速) コントローラ60は、入力情報61から第3速を選択す
べきと判定すると、デューティソレノイド弁34の駆動
デューティを100%に保ってロークラッチL/Cを締
結状態にしたまま、また2−4シフト弁42のON状態
を保ったまま、後述のタイミング制御のもと、デューテ
ィソレノイド弁38の駆動デューティを0%にしてセカ
ンドブレーキS/Bを解放に切り換えるとともに、デュ
ーティソレノイド弁50の駆動デューティを漸増させ
て、回路51からバンドブレーキB/Bのアプライ室3
Aへの圧力(高速段選択圧)PB/B を上昇させることに
より、バンドブレーキB/Bを徐々に締結させる。
【0041】かかるセカンドブレーキS/Bからバンド
ブレーキB/Bへの掛け換えは、ロークラッチL/Cの
締結状態の保持と相俟って、図1の論理表から明かなよ
うに同図の歯車変速機構を第3速選択状態に切り換え、
自動変速機を第2速から第3速へとアップシフト変速さ
せることができる。また、この変速時、デューティソレ
ノイド弁50の駆動デューティを漸増させて、回路51
内の圧力を徐々に上昇させ、従ってバンドブレーキB/
Bを徐々に締結させることから、変速ショックを軽減す
ることができる。
【0042】なお、この2→3アップシフト変速に際し
コントローラ60は、図3に示す如く高速段選択圧P
B/B が、バンドブレーキB/Bの滑り結合を可能にする
設定値PS に達して圧力スイッチ62がONする瞬時t
1 までソレノイド弁38のOFFによる低速段選択圧P
S/B の排除を遅延させる。よって、高速段選択圧PB/B
がバンドブレーキB/Bの滑り結合を可能にする設定値
S に達した後に低速段選択圧PS/B が排除されるのを
補償することができる。ところで、低速段選択圧PS/B
が存在する限りにおいて(低速段選択圧PS/Bの排除が
あ開始される前は)上記のインターロック防止作用故
に、高速段選択圧PB/B が設定値PS に達してもバンド
ブレーキB/Bが滑り結合されることがなく、従って当
該バンドブレーキB/Bが実際に滑り結合し始めるタイ
ミングを、低速段選択圧PS/B の排除により支配するこ
とができ、セカンドブレーキS/Bが低速段選択圧P
S/B の排除により解放される時は確実にバンドブレーキ
B/Bの滑り結合を生起させることができる。つまり図
3の波形により示す如く、高速段選択圧PB/B がバンド
ブレーキB/Bの滑り結合を可能にする設定圧PS にな
った以後に、低速段選択圧PS/B が排除されてセカンド
ブレーキS/Bを解放するとともに、設定値PS に達し
た高速段選択圧PB/B によるバンドブレーキB/Bの滑
り結合を行わせる。これがため、図3の締結力波形から
明らかなようにバンドブレーキB/Bおよびセカンドブ
レーキS/Bが同時に解放している期間を確実になくす
ことができ、同図のエンジン回転数Neおよび変速機出
力トルクToの波形から明かなように、エンジン回転数
の空吹け、およびこれに伴う大きな変速ショックが発生
するのを防止し得る。
【0043】(第4速)コントローラ60は、入力情報
61から第4速を選択すべきと判定すると、デューティ
ソレノイド弁34の駆動デューティを100%に保って
ロークラッチL/Cを締結状態にしたまま、デューティ
ソレノイド弁50の駆動デューティを0%にしてバンド
ブレーキB/Bを解放に切り換えると同時に、2−4シ
フト弁42をOFF状態に切り換え、更にデューティソ
レノイド弁38の駆動デューティを漸増させて、回路3
9,44からハイクラッチH/Cへの圧力を上昇させる
ことにより、該ハイクラッチH/Cを徐々に締結させ
る。
【0044】かかるバンドブレーキB/Bからハイクラ
ッチH/Cへの掛け換えは、ロークラッチL/Cの締結
状態の保持と相俟って、図1の論理表から明かなように
同図の歯車変速機構を第4速選択状態に切り換え、自動
変速機を第3速から第4速へとアップシフト変速させる
ことができる。また、この変速時、デューティソレノイ
ド弁38の駆動デューティを漸増させて、回路39,4
4内の圧力を徐々に上昇させ、従ってハイクラッチH/
Cを徐々に締結させることから、変速ショックを軽減す
ることができる。
【0045】(第5速)コントローラ60は、入力情報
61から第5速を選択すべきと判定すると、上記の第4
速選択状態において、デューティソレノイド弁38の駆
動デューティを0%にすると共に、デューティソレノイ
ド弁36の駆動デューティを漸増させる。デューティソ
レノイド弁38の駆動デューティ0%は回路39,44
からハイクラッチH/Cへの圧力を消失させるが、デュ
ーティソレノイド弁36の駆動デューティの増大が回路
37,43およびオリフィス47からハイクラッチH/
Cへ新たに作動圧を供給することになるため、ハイクラ
ッチH/Cは締結状態を保つ。
【0046】回路37,43の圧力は他方で、オリフィ
ス46を経てロークラッチL/Cのレリーズ室5Rに供
給されと共に、シャトル弁49を経てバンドブレーキB
/Bのアプライ室5RAに達する。ここでロークラッチ
L/Cは、アプライ室1Aに圧力を供給され続けている
が、レリーズ室5Rにおける受圧面積の方がアプライ室
1Aにおける受圧面積より大きいため、レリーズ室5R
の圧力により解放される。また、バンドブレーキB/B
はアプライ室5RAに達した圧力により締結される。
【0047】従って、ハイクラッチH/Cの締結状態を
保ったまま、ロークラッチL/Cの解放と、バンドブレ
ーキB/Bの締結がなされることとなり、かかるローク
ラッチL/CからバンドブレーキB/Bへの掛け換え
は、ハイクラッチH/Cの締結状態の保持と相俟って、
図1の論理表から明かなように同図の歯車変速機構を第
5速選択状態に切り換え、自動変速機を第4速から第5
速へとアップシフト変速させることができる。なお、こ
の変速時、デューティソレノイド弁36の駆動デューテ
ィを漸増させて、回路37,43内の圧力を徐々に上昇
させ、従ってバンドブレーキB/Bを徐々に締結させる
ことから、変速ショックを軽減することができる。
【0048】Rレンジ 運転者が後退走行を希望してマニュアル弁30をRレン
ジにすると、回路31,32がドレンされ、回路33の
みに回路12のライン圧が出力される。回路31,32
のドレンはロークラッチL/C、ハイクラッチH/C、
およびセカンドブレーキS/Bをしてこれらを解放さ
せ、回路33へのライン圧はN−Rアキュムレータ弁5
3を経てリバースブレーキR/Bに達し、これを締結作
動させると同時に、N−Rアキュムレータ弁53および
オリフィス54を経てバンドブレーキB/Bのアプライ
室5RAに達し、このバンドブレーキB/Bを締結作動
させる。
【0049】かかるリバースブレーキR/Bおよびバン
ドブレーキB/Bの締結は、図1の論理表から明かなよ
うに同図の歯車変速機構を後退変速段選択状態となし、
車両を後退走行させることができる。なおこの際、N−
Rアキュムレータ弁53はリバースブレーキR/Bおよ
びバンドブレーキB/Bの締結圧を徐々に上昇させ、こ
れらの締結ショック、つまりN−Rセレクトショックを
軽減することができる。
【0050】なお、何れにしても上記実施例の構成によ
れば、シフト弁が2−4シフト弁42の1本のみでよ
く、変速制御システムの信頼性を向上させ得ると共に、
コントロールバルブの小型化を実現することができ、更
にロークラッチL/Cの締結制御にデューティソレノイ
ド弁34を用いたことで、該クラッチの低圧作動上の精
度を向上させることができる。
【0051】
【発明の効果】かくして本発明変速制御装置は請求項1
に記載の如く、低速段選択用摩擦要素(図示例ではセカ
ンドブレーキS/B)および高速段選択用摩擦要素(図
示例ではバンドブレーキB/B)を具え、これら両摩擦
要素の作動圧(PS/B ,PB/B )を個々の弁(図示例で
はソレノイド弁38,50)により給排可能で、低速段
選択用摩擦要素(S/B)を対応する上記弁(38)か
らの作動圧(PS/B )により締結すると共に該作動圧
(PS/B )でインターロック防止用に高速段選択用摩擦
要素(B/B)の解放状態を補償して低速段(図示例で
は第2速)を選択するようにし、高速段選択用摩擦要素
(B/B)を対応する弁(50)からの作動圧
(PB/B )により締結すると共に低速段選択用摩擦要素
(S/B)を対応する上記弁(38)の状態切り換えに
伴う作動圧(PS/B )の排除により解放して低速段(第
2速)から高速段(第3速)へのアップシフト変速を行
うに際し、上記高速段選択用摩擦要素(B/B)の作動
圧(PB/B )を検出して、これが、高速段選択用摩擦要
素(B/B)の滑り結合を可能にする設定値(PS )に
達するまで、上記弁(38)の状態切り換えを遅延させ
るように構成したから、高速段選択用摩擦要素(B/
B)の作動圧(PB/B )が当該高速段選択用摩擦要素
(B/B)の滑り結合を可能にする設定値(PS )に達
した後に低速段選択用摩擦要素(S/B)の作動圧(P
S/B )が排除されるのを補償することができることとな
る。これがため前記作用説明から明らかなように、高速
段選択用摩擦要素(B/B)が実際に滑り結合し始める
タイミングを、低速段選択用摩擦要素(S/B)の作動
圧(PS/B )の排除により支配することができ、低速段
選択用摩擦要素(S/B)が作動圧(PS/B )の排除に
より解放される時は確実に高速段選択用摩擦要素(B/
B)の滑り結合を生起させることができる。よって、高
速段選択用摩擦要素(B/B)および低速段選択用摩擦
要素(S/B)が共に解放している期間を確実になくす
ことができ、エンジン回転数の空吹け、およびこれに伴
う大きな変速ショックが発生するのを防止し得る。しか
も特に、締結すべき高速段選択用摩擦要素(B/B)の
作動圧(PB/B )をモニタし、これが設定値(PS )に
達した後に低速段選択用摩擦要素(S/B)の作動圧
(PS/B )を排除することとしたから、当該設定圧(P
S )が厳密なものである必要はなく、上述した通り高速
段選択用摩擦要素の滑り結合が可能な値であれば上記の
作用効果を確実に達成することができ、低速段選択用摩
擦要素(S/B)の作動圧(PS/B )をモニタする場合
に生ずる前記した設定圧に関する煩わしさを解消するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の態様になる変速制御装置を具え
た自動変速機の歯車変速機構の模式図である。
【図2】同自動変速機の変速制御油圧回路図である。
【図3】図2のコントローラが実行する変速制御によっ
て生ずる2→3変速動作タイムチャートである。
【図4】従来の変速制御装置を示す油圧回路図である。
【図5】従来の変速制御装置による動作タイムチャート
である。
【符号の説明】
I 入力軸 O 出力軸 L/C ロークラッチ H/C ハイクラッチ B/B バンドブレーキ(高速段選択用摩擦要素) S/B セカンドブレーキ(低速段選択用摩擦要素) R/B リバースブレーキ 3 遊星歯車組 4 遊星歯車組 5 遊星歯車組 11 オイルポンプ 13 トルクコンバータレギュレータ弁 15 ロックアップ制御弁 18 潤滑制御弁 21 パイロット弁 23 ロックアップゲイン制御弁 30 マニュアル弁 34 デューティソレノイド弁 36 デューティソレノイド弁 38 デューティソレノイド弁 42 2−4シフト弁 50 デューティソレノイド弁 53 N−Rアキュムレータ弁 60 コントローラ(低速段選択圧排除遅延手段) 62 圧力スイッチ(高速段選択圧検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 B60K 41/00 - 41/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低速段選択用摩擦要素および高速段選択
    用摩擦要素を具え、これら両摩擦要素の作動圧を個々の
    弁により給排可能で、前記低速段選択用摩擦要素を対応
    する前記弁からの作動圧により締結すると共に該作動圧
    でインターロック防止用に前記高速段選択用摩擦要素の
    解放状態を補償して低速段を選択するようにし、前記高
    速段選択用摩擦要素を対応する弁からの作動圧により締
    結すると共に前記低速段選択用摩擦要素を対応する前記
    弁の状態切り換えに伴う作動圧の排除により解放して低
    速段から高速段へのアップシフト変速を行うようにした
    自動変速機において、 前記高速段選択用摩擦要素の作動圧を検出する高速段選
    択圧検出手段と、 該手段により検出した高速段選択用摩擦要素の作動圧
    が、該高速段選択用摩擦要素の滑り結合を可能にする設
    定値に達するまで、前記低速段選択用摩擦要素に対応す
    る弁の状態切り換えを遅延させる低速段選択圧排除遅延
    手段とを設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御
    装置。
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