JP3083356U - 搬送ボトルの超音波処理装置 - Google Patents
搬送ボトルの超音波処理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 搬送路を高速で移動するボトル(液体容器)
の底部を超音波処理することでボトルの洗浄や検査を行
う装置に関し、処理水槽に浸積されたボトル表面に付着
する気泡の除去手段を備えた上記装置を提供する。 【解決手段】 ボトル底部を処理水に浸漬して超音波を
照射することでボトル底部の洗浄や異物の混入検査など
の処理を行なう。超音波処理におては、被処理物の表面
に付着する気泡を排除する必要があるが、ボトルの底部
には凹みがあったり、高速で移動するボトルを処理水に
浸漬するときに空気を巻き込んだりして、処理水に浸漬
したボトルの底部に気泡が付着し、これが超音波処理の
障害となる。この考案の装置は、この障害を起流装置1
3を設けること及び水中ポンプ15で駆動させる水ノズ
ル14を設けることによって解決している。
の底部を超音波処理することでボトルの洗浄や検査を行
う装置に関し、処理水槽に浸積されたボトル表面に付着
する気泡の除去手段を備えた上記装置を提供する。 【解決手段】 ボトル底部を処理水に浸漬して超音波を
照射することでボトル底部の洗浄や異物の混入検査など
の処理を行なう。超音波処理におては、被処理物の表面
に付着する気泡を排除する必要があるが、ボトルの底部
には凹みがあったり、高速で移動するボトルを処理水に
浸漬するときに空気を巻き込んだりして、処理水に浸漬
したボトルの底部に気泡が付着し、これが超音波処理の
障害となる。この考案の装置は、この障害を起流装置1
3を設けること及び水中ポンプ15で駆動させる水ノズ
ル14を設けることによって解決している。
Description
【0001】
この考案は、ボトル洗浄ラインやボトル検査ラインにおいて、連続的に搬送さ れるボトル(液体容器)の底部を超音波処理する装置に関するもので、特に超音 波処理水槽に浸積されたボトル表面に付着する気泡の除去手段を備えた上記装置 に関するものである。
【0002】
ボトル洗浄ラインやボトル検査ラインには、多数のボトルを連続的に搬送する ために、コンベアやパレットなどの搬送装置が設けられている。ボトルは搬送装 置のにパレットやベルト上に起立した状態で搬送される。
【0003】 これらの搬送装置上においては、ボトルがその底部で支持されているため、搬 送途中でボトル底部にごみやボトルの内容物が付着するということが起こる。特 に使用済ボトルを回収して再使用するために洗浄するボトル洗浄ラインにおいて は、流通段階でボトルの底部にごみが付着していることが多く、こららのごみは 湿潤状態で付着して乾燥するという過程を経ることにより、ボトル底部に容易に は離脱しない状態で付着していることが多い。これらのごみを除去するためのボ トル底部の洗浄は、従来洗浄水を噴射したり、洗浄水を噴射しながらブラシで摺 擦する等の工程を設けることにより行われている。
【0004】 またボルト充填ラインの後に置かれるボトル検査ラインなどにおいて、ボトル 内容物に異物が混入していないかを検出する検出手段として超音波が用いられる ことがある。
【0005】
回収したボトルの洗浄やボトルへの内容物の充填は、高速化の努力が続けられ ており、それに伴って洗浄ラインや検査ラインを流れるボトルの搬送速度が高速 化している。そのため、ボトル底部の洗浄や異物の混入検査をより速やかに行う 必要が生じており、搬送路を移動するボトルを停止させないで、高速移動させな がら処理する技術手段が要望されている。
【0006】 この考案は、このような要望を満足させるためになされたもので、搬送路を高 速で移動するボトルの底部を超音波処理することでボトルの洗浄や検査を行い、 かつその洗浄や検査の高速化が可能な装置を得ることを課題としている。
【0007】
この考案の装置は、ボトル底部を処理水に浸漬して超音波を照射することによ って、ボトル底部の洗浄や異物の検査などの処理を行なう。超音波処理におては 、被処理物の表面に付着する気泡を排除する必要があるが、ボトルの底部には凹 みがあったり、高速で移動するボトルを処理水に浸漬するときに空気を巻き込ん だりして、処理水に浸漬したボトルの底部に気泡が付着し、これが超音波処理の 障害となる。この考案の搬送ボトルの超音波処理装置は、この障害を起流装置1 3を設けること及び水中ポンプ15で駆動させる水ノズル14を設けることによ って解決している。
【0008】 すなわち、この考案の搬送ボトルの超音波処理装置は、搬入部1a、下り勾配 部1b、浸漬部1c、上り勾配部1d及び搬出部1eを備えたボトル搬送路1と 、少なくとも浸漬部1cにおいて、ボトルの底部より上方の部分を把持ないし挟 持して搬送する搬送手段3と、前記搬送路1の下方に配置されて前記浸漬部1c を通過するボトルの底部を浸漬する高さに水面を設定した水槽10と、当該水槽 内の処理水の少なくとも上層を前記浸漬部1cにおけるボトルAの移送方向に強 制流動させる起流装置13と、前記水槽10の水面下に配置されて前記浸漬部1 cを通過するボトルAの底部に向けて処理水を噴射する水ノズル14と、この水 ノズルに処理水を供給する水中ポンプ15と、前記水ノズル14のボトル移送方 向下流側において前記浸漬部1cを移動するボトルの底部に向けて超音波を発振 する超音波発振器16とを備えている。
【0009】 起流装置13は、水槽の上層にボトル移動方向の水流を生じさせ、この水流の 速度をボトルAの搬送速度と略同一速度とすることで、ボトル底部が処理水に進 入するときに水面を叩いて水中に気泡を巻き込むことを防止している。すなわち 、下り勾配部1bでボトル底部が処理水に進入するときに処理水が静止している と、処理水とボトルAとの相対速度差により、ボトル底部が処理水の水面を叩い て、波と気泡を生じさせ、水中に巻き込まれた気泡がボトルの底部に付着したり 、ボトルの底部に浮遊して、超音波処理の障害となるが、この考案では処理水の 上層に起流装置13で水流を生じさせることにより、ボトルAと水面との相対速 度差を小さくし、従って実質的にボトル底部が静かに処理水に進入してくるよう にして、ボトル底部が処理水に進入するときの気泡の発生を防止している。
【0010】 水ノズル14は、処理水中に進入したボトルの底部に気泡が含まれていない処 理水を噴射することによって、ボトル底部に付着した気泡やボトル底部の凹所に 滞留する気泡を除去している。水ノズル14への処理水の供給を水中ポンプ15 で行うことにより、ポンプを流れる処理水への空気の巻き込みを防止している。
【0011】 このようにして気泡を完全に排除した状態でボトル底部に超音波発振器16の 超音波を付与することにより、ボトル底部の洗浄や検査を行う。必要により処理 水中に適宜な消泡剤を添加して気泡の発生を抑えることもできる。
【0012】 処理水の温度が上昇すると、処理水に溶存していた空気が析出して気泡となり 、超音波処理の障害となる。また、超音波の照射によりボトル底部から除去され た汚れは、処理水中に懸濁することとなる。処理水の汚れもまた、超音波処理の 障害となる。そこで請求項2の考案に係る搬送ボトルの超音波処理装置では、除 塵フィルタ42と、この除塵フィルタに水槽10の処理水を循環させる循環ポン プ41、45と、この循環路40に配置された溶存空気除去装置44とを設けて いる。
【0013】 フィルタ42は処理水中に懸濁した汚れを除去し、溶存空気除去装置44は、 減圧環境下で処理水中に溶存する空気を強制的に析出させて排除する。より好ま しい請求項3の考案では、処理水冷却装置47を設けて、温度上昇による処理水 中の溶存空気の析出を更に抑制している。
【0014】 処理されたボトルは、上り勾配部1dを通過するときに処理水から引上げられ て搬出部1eへと移送されるが、引上げられたボトルの底部には処理水が付着す ることとなり、従って処理水の持ち出しが行われるので、それを補給するための 給水が必要である。このとき給水中に気泡が存在していたり、溶存空気量が多い と、これが超音波処理の障害となる。そこで請求項4の考案に係る搬送ボトルの 超音波処理装置では、前記水槽内10への処理水の給水口32を前記循環路40 の溶存空気除去装置44の上流側に開口させて、新たに給水された処理水中に含 まれる気泡を除去し、溶存空気量を低下させている。
【0015】 ボトル底部の汚れがひどいときには、上記構造の水槽の前に予備洗浄を行う予 備水槽を設ける。請求項5の考案に係る搬送ボトルの超音波処理装置では、水槽 10のボトル搬送方向上流側に水槽10への処理水の流入を遮断した予備水槽2 0を設け、この予備水槽の上方に移動するボトルの底部に処理水を噴射する予備 洗浄ノズル22を設けている。予備水槽20には、処理水の補給のために、水槽 10からの流入は許すが水槽10への流出は許さない一方向弁21を設けておく のが好ましい。
【0016】 下り勾配部1b、浸漬部1c及び上り勾配部1d部分でボトルを搬送する搬送 手段3としては、下り勾配部1b、浸漬部1c及び上り勾配部1dに沿って搬送 路1の両側に配置された3次元方向の可撓性を備えた搬送ベルトないしチェン3 を用いるのが便利である。下り勾配部1b、浸漬部1c及び上り勾配部1dを移 動するボトルAは、その胴の上部を搬送ベルトないしチェン3で両側から挟持さ れて搬送される。このような構造の搬送手段を用いることによって、浸積部にお ける円滑なボトルの高速搬送が可能になる。
【0017】
以下、図面に示す実施例を参照してこの考案の好ましい実施形態を説明する。 図1は実施例装置の詳細を示すブロック図であり、図2は概略平面図である。洗 瓶ラインないし検査ラインのボトルAの搬送路1に搬入部1a、下り勾配部1b 、浸漬部1c、上り勾配部1d及び搬出部1eが設けられている。搬入部1a、 搬出部1e及び浸漬部1cは、ボトルAを水平に搬送する区間であり、浸漬部1 cは搬入部1a及び搬出部1eより低い高さになっている。搬入部1a及び搬出 部1eでは、ボトルAはベルトコンベア2a、2e上に立設状態で搬送される。
【0018】 下り勾配部1b、浸漬部1c及び上り勾配部1dでは、搬入部1aの下流端か ら搬出部1eの上流端の間の搬送路1の両側に配置された3次元方向に屈曲可能 な周回チェン3でボトルAの上方胴部を両側から挟持した状態で、ボトルAを搬 送している。浸漬部1cには、搬送中のボトルの姿勢及び高さを安定化させるた めに、ボトルの首部を案内するネックキャディ4及びボトルの浮き上りを防止す るボトル押え5が設けられている。
【0019】 下り勾配部1b、浸漬部1c及び上り勾配部1dの下方部分に予備水槽20と 給水槽30とを付設した水槽10が配置されている。各槽20、10、30の間 には、隔壁6、7が設けられており、それぞれの隔壁には、水槽10から予備水 槽20又は給水槽30への処理水の流動を許し、逆方向の処理水の流れを遮断す る一方向弁21、31が設けられている。予備水槽側の一方向弁21は、予備水 槽の処理水を補給する作用をなしており、給水槽側の一方向弁31は、給水槽3 0から水槽10へと流れる水流を阻止して、実質的に後述する循環路40の入口 となっている。
【0020】 予備水槽20の上部には、下り勾配部1bを移動するボトルの底部に向けて処 理水を噴射する予備洗浄ノズル22が設けられている。この予備洗浄ノズル22 へは、ポンプ23、ストレーナ24及びコック25を介して予備水槽20内の処 理水が供給されている。予備洗浄ノズル22のボトル移送方向下流側に近接して 水切りブロワ26が設けられている。この水切りブロワ26により、汚れた予備 処理水がボトル底部に付着して水槽10へ持ち出されるのを防止している。
【0021】 水槽10内には水中モータ11で駆動されるスクリュ12を備えた起流装置1 3、浸漬部1cを移動するボトルの底部に向けて処理水を噴射する複数の水ノズ ル14及び超音波発振器16が、ボトルの移送方向上流側から順に配置されてい る。水ノズル14へは水槽内に設置した水中ポンプ15から当該水槽内の処理水 が供給されている。浸漬部1cを移動するボトルの底部が水槽10の水中に浸漬 される。水槽にはレベルセンサ17が設けられて、処理水の水位を制御しており 、これによりボトル底部が処理水に浸漬されるのを保障している。起流装置のス クリュ12は、処理水の上層にボトルの搬送方向に向う水流を生起しており、そ の水流の速度は、ボトルの搬送速度と略一致するように設定されている。図の実 施例のものでは、図2に示すように、スクリュ12で生起された水流を導くルー プ状の周回路10aが形成されている。
【0022】 起流装置13で生成した水流が水槽10の上部にボトルの移送方向と同一の方 向に略同一の速度で流れているために、高速で搬送されながら下り勾配部1bの 下流側部分で処理水中に進入してくるボトル底部によって処理水の水面に生ずる 波や気泡を抑制している。
【0023】 処理水中に浸漬されて、浸漬部1cを移動するボトルの底部には、水ノズル1 4から気泡を含まない処理水が噴射されて、ボトル底部の凹所に溜まった空気や ボトル底部に付着して処理水中に持ち込まれた気泡を洗い出して除去している。 この水ノズル14の上を通過して付着した気泡を完全に除去されたボトル底部が 超音波発振器16の上方を通過し、ボトル底部の洗浄や検査が行われる。ボトル 底部に付着したごみは除去されて処理水中に懸濁する。超音波発振器16上を通 過したボトルは、上り勾配部1dで処理水から引上げられ、ボトル底部に付着し て持ち出される処理水が第2の水切りブロワ18で水切りされ、搬出部1eへと 搬送される。
【0024】 水槽10の処理水は、給水槽側の一方向弁31、給水槽30、押込み循環ポン プ41、フィルタ42、バランスタンク43、溶存空気除去タンク44及び引出 し循環ポンプ45を備えた循環路40を通って循環している。循環した処理水は 、導水管46で起流装置の前記スクリュ12の吸込み側に流出している。
【0025】 この循環路の押込み循環ポンプ41は、フィルタ42に処理水を送っており、 その下流側のバランスタンク43で循環水の圧力が大気圧開放される。このバラ ンスタンクには、レベルセンサ43aが設けられており、その検出信号によって 押込み循環ポンプ41の吐出量と溶存空気除去タンク44内の真空圧とをバラン スさせている。溶存空気除去タンク44は、上端を図示しない真空圧源に連結さ れて70トール程度の内圧となっている。バランスタンク43の処理水は、圧力 差によって溶存空気除去タンク44に流入する。この流入量、すなわちバランス タンク43からの流出量と押込み循環ポンプ41の吐出量とがバランスするよう にして、バランスタンク43の水位が一定の範囲に保持される。
【0026】 溶存空気除去タンク44内では、負圧によって処理水中の溶存空気が析出され 、気泡となって分離し、真空装置によって吸い出される。溶存空気除去タンク4 4内には、レベルセンサが設けられており、タンク内の水位が一定の範囲となる ように、引出し循環ポンプ45が制御されている。バランスタンク43には、冷 凍ユニット47の冷媒が循環しており、水槽10の処理水の温度上昇を防止して いる。
【0027】 処理水を補給する給水口32は、給水槽30に開口している。従って補給され た処理水は、まず循環路40を通って水槽10に流入する。図の実施例のもので は、次亜塩素タンク33により補給水に塩素が付与されている。すなわち、給水 路34には給水弁35、流量計36及びスタティックミキサ37が介装されてお り、流量計36で計測された補給推量に応じて次亜塩素タンク33に内蔵したダ イヤフラムポンプ38が駆動されて、流量に比例する量の塩素が供給され、スタ ティックミキサ37で保給水に付与された後、給水口32へと送られる。給水量 は給水槽30に設けたレベルセンサ39が給水弁35を制御することにより行う 。
【0028】 上記のこの考案の実施例装置では、ボトル底部を処理水に浸漬して超音波処理 を行っており、処理の障害となる気泡を消すために、水槽10内に水ノズル14 を配置し、この水ノズルに気泡を巻き込まないための水中ポンプ15で処理水を 供給している。搬送路1には、処理中のボトルの位置を補正するネックキャディ 4やボトル押え装置5が配置されており、更に起流装置13は処理水中に進入す るボトル底部の水の抵抗を抑制することにより、ボトルの姿勢を制御するのに役 立っている。更にこの実施例装置では、溶存空気除去装置44を設けて処理水の 温度上昇による気泡の析出を防止し、更に昇温防止のための冷凍装置47を付設 している。そして、ボトル底部の汚れが激しいときに、ボトル底部の予備洗浄を 行うための予備水槽20及び予備洗浄ノズル22を設けている。
【図1】実施例装置の詳細を示すブロック図
【図2】実施例装置の概略の機器配置を示す平面図
1 搬送路 1a 搬入部 1b 下り勾配部 1c 浸漬部 1d 上り勾配部 1e 搬出部 3 周回チェン 10 水槽 13 起流装置 14 水ノズル 15 水中ポンプ 16 超音波発振器 20 予備水槽 21 一方向弁 22 予備洗浄ノズル 32 給水口 40 循環路 41 押込み循環ポンプ 42 フィルタ 44 溶存空気除去タンク 45 引出し循環ポンプ 47 冷凍ユニット A ボトル
Claims (7)
- 【請求項1】 搬入部(1a)、下り勾配部(1b)、浸漬部(1
c)、上り勾配部(1d)及び搬出部(1e)を備えたボトル搬送
路(1)と、少なくとも前記浸漬部においてボトルの底部
より上方の部分を把持ないし挟持して搬送する搬送手段
(3)と、前記搬送路の下方に配置されて前記浸漬部を通
過するボトルの底部を浸漬する高さに水面を設定した水
槽(10)と、当該水槽内の処理水の少なくとも上層を前記
浸漬部おけるボトルの移送方向に強制流動させる起流装
置(13)と、前記水槽の水面下に配置されて前記浸漬部を
通過するボトルの底部に向けて処理水を噴射する水ノズ
ル(14)と、この水ノズルに処理水を供給する水中ポンプ
(15)と、前記水ノズルのボトル移送方向下流側において
前記浸漬部を移動するボトルの底部に向けて超音波を発
振する超音波発振器(16)とを備えている、搬送ボトルの
超音波処理装置。 - 【請求項2】 除塵フィルタ(42)と、この除塵フィルタ
に前記水槽の処理水を循環させる循環ポンプ(41,45)
と、この循環路(40)に配置された溶存空気除去装置(44)
とを備えている、請求項1記載の搬送ボトルの超音波処
理装置。 - 【請求項3】 上記循環路を流れる処理水の冷却装置(4
7)を備えている、請求項2記載の搬送ボトルの超音波処
理装置。 - 【請求項4】 前記水槽内への処理水の給水口(32)が前
記循環路の溶存空気除去装置の上流側に開口している、
請求項2又は3記載の搬送ボトルの超音波処理装置。 - 【請求項5】 前記水槽のボトル搬送方向上流側に前記
水槽への処理水の流入を遮断した予備水槽(20)を備え、
この予備水槽の上方に移動するボトルの底部に処理水を
噴射する予備洗浄ノズル(22)を備えている、請求項1、
2、3又は4記載の搬送ボトルの超音波処理装置。 - 【請求項6】 前記予備水槽と水槽との間に、水槽から
予備水槽への処理水の流入を許し、予備水槽から水槽へ
の流出を遮断する一方向弁(21)を備えている、請求項5
記載の搬送ボトルの超音波処理装置。 - 【請求項7】 浸漬部における前記搬送手段が、前記下
り勾配部、浸漬部及び上り勾配部に沿って当該搬送路の
両側に配置された3次元方向の可撓性を備えた搬送ベル
トないしチェン(3)であり、前記下り勾配部、浸漬部及
び上り勾配部を移動するボトルは、その胴の上部を当該
搬送ベルトないしチェンで両側から挟持されて搬送され
ることを特徴とする、請求項1、2、3、4、5又は6
記載の搬送ボトルの超音波処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001004585U JP3083356U (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 搬送ボトルの超音波処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3083356U true JP3083356U (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=43234871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001004585U Expired - Fee Related JP3083356U (ja) | 2001-07-12 | 2001-07-12 | 搬送ボトルの超音波処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3083356U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115196066A (zh) * | 2022-09-15 | 2022-10-18 | 常州金坛珠峰包装机械有限公司 | 一种自动化玻璃瓶灌装机 |
-
2001
- 2001-07-12 JP JP2001004585U patent/JP3083356U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN115196066A (zh) * | 2022-09-15 | 2022-10-18 | 常州金坛珠峰包装机械有限公司 | 一种自动化玻璃瓶灌装机 |
CN115196066B (zh) * | 2022-09-15 | 2022-11-29 | 常州金坛珠峰包装机械有限公司 | 一种自动化玻璃瓶灌装机 |
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