JP3073559U - 装飾用ガラスプレート - Google Patents
装飾用ガラスプレートInfo
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- Surface Treatment Of Glass (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】建物の壁あるいは柱の化粧用に用いるガラス製
のプレートをユーザーニーズに合わせ形状や色の制限を
することなく、しかも安価に提供する。 【解決手段】プレス成形機によりプレス成形したガラス
プレートの一面及び/あるいは両面にセラミックカラー
インキをスクリーン印刷し、焼付け処理をして表面着色
する。
のプレートをユーザーニーズに合わせ形状や色の制限を
することなく、しかも安価に提供する。 【解決手段】プレス成形機によりプレス成形したガラス
プレートの一面及び/あるいは両面にセラミックカラー
インキをスクリーン印刷し、焼付け処理をして表面着色
する。
Description
【0001】
本考案はガラスプレートの一面又は両面に着色材料をコートし、焼き付け処理 をして表面着色した装飾用ガラスプレートに関するものである。
【0002】
建物の壁あるいは柱の化粧板には、色付きのタイルや結晶化ガラスからなるプ レートを張付けている場合が多い。この他、板ガラスから切り出し着色加工した ガラスプレートを用いることもある。しかし、最近では室内装飾の多様性に伴い デザイナーや施主の要求から比較的小規模な建物の壁あるいは柱に個性的な色や 形状のデザイン装飾を施すことがある。これらの要求に対しては、従来からある 色付きのタイルや結晶化ガラスあるいは板ガラスから切り出し着色加工したガラ スプレートでは形状や色のバリエーションに答えるのは難しい。
【0003】
本考案においては、建物の壁あるいは柱の化粧用に用いるガラス製のプレート をユーザーニーズに合わせ形状や色の制限をすることなく、しかも安価に提供す ることにある。
【0004】
本考案者は、上記の課題について鋭意検討した結果、公知である自動あるいは 手動のガラスプレス成形機によりプレス成形したガラスプレートの一面に着色材 料をコートし、焼付け処理をして表面着色することを特徴とする装飾用ガラスプ レートである。
【0005】
以下に本考案の詳細を説明する。 本考案の装飾用ガラスプレートの製造方法は、溶融ガラス塊を金型内に供給し 、エア圧又は油圧作動するシリンダーロッド先端部に取付けられたプランジャー でプレスして成形する公知な自動あるいは手動のプレス成形機にて両面が平滑で 平坦な表面性状をしたガラスプレートを成形する。金型およびプランジャーの形 状や大きさを変更することにより任意な形状や寸法の両面が平滑で平坦な表面性 状をしたガラスプレートを成形することができる。母材ガラスの色は無色透明が 良いが、着色ガラスでも構わない。ガラスプレートの寸法に関しては、厚みは3 〜20mmが好ましく、3mm以下では成形が難しく、20mm以上では一枚当 たりのガラスプレートの重量が大きいことあるいは成形後や着色加工後に歪が残 留し易くなり好ましくはない。外寸法は25〜250mmが好ましく、25mm 以下では成形が難しく、250mm以上では成形後あるいは徐歪後に反りが生じ ることがあり、好ましくはない。
【0006】 なお、ガラスプレート成形時、プランジャー及び/あるいは金型のガラス接触 面に凸状の線彫刻を施し成形した場合、成形されたガラスプレートの表面に線状 の溝形状が形成される。例えば図3に示すように、碁盤目状に溝を形成すると、 小さな四角いガラスタイルを張り合わせた一枚のタイル集合板のように見える。 この溝形状は直線だけでなく、曲線でも構わなく、自由自在に成形できるのがプ レス成形の利点である。
【0007】 次に、ガラスプレート表面への着色方法は、セラミックカラー、金や白金に代 表される貴金属絵具あるいはラスター絵具をスクリーン印刷法、スプレー法、筆 塗り法、ローラー塗布法あるいはスタンプ法やタンポ法等を用いてガラスプレー ト表面にコートしたり、あるいは転写紙をガラスプレート表面に貼付けた後、焼 付炉内に通し焼付け処理をする方法が挙げられ、セラミックカラーをスクリーン 印刷法により着色する方法が容易であり、コスト的にも安価になるため好ましい 。
【0008】 また、ガラスプレート表面への着色はガラスプレートの一面あるいは両面に行 なうことができ、一面に着色した場合は建築物の壁面あるいは柱面側にガラスプ レートの着色面側を張り合わせることにより、着色面の変色や剥離を防止するこ とができ、特にガラスとの接着強度が小さい貴金属絵具やラスター絵具を着色材 料に用いた場合好ましい。両面に着色した場合は、例えば部屋の間仕切用あるい は衝立用に用いる時、ガラスプレートの両面別々な色及び/あるいはデザイン模 様を施せば間仕切あるいは衝立の内側と外側とでは違った雰囲気空間が得られる 。
【0009】 なお、ガラスプレートへの着色はガラスプレート全面に限らず、部分的な着色 でも構わない。そして、片側に線状の彫刻模様をもつガラスプレートの場合、彫 刻模様のない反対側の平滑で平坦な表面に、その反対側に形成された線状の彫刻 模様で区切られた領域単位の真下に当たる位置に合わせて同色及び/あるいは異 なる色を着色することにより、個々のカラーガラスタイルを組み合わせたモザイ クタイル様のカラーガラスプレートができる。この場合、線状の彫刻模様のある 表面側に線状の彫刻模様で区切られた領域単位毎に着色することも可能である。
【0010】
【実施例】 実施例1 高温に溶融したガラス塊150gを金型内に供給し、油圧作動するシリンダー ロッド先端部に取付けられたプランジャーでプレスして、縦横97mm角、厚み 6.4mmとする正方形の両面が平滑で平坦なガラスプレートを成形した。成形 後、該ガラスプレートを徐冷炉に通し徐歪した。一方、一辺が48mmの正方形 のパターンが印刷されるようなスクリーンを製版した。そのスクリーンを用いて 該ガラスプレートの片側表面を4等分するように、手刷印刷機を用いて黄色、ピ ンク色、スカイブルー色及び灰色のホットセラミックカラーインキをスクリーン 印刷した。該ガラスプレートの片側表面を4等分に4色スクリーン印刷したガラ スプレートを焼付炉に通し、セラミックカラーインキをガラスプレートに焼付け 加工した。得られた着色ガラスプレートの状態を図1に示した。
【0011】 実施例2 また、前記実施例1と同じスクリーンを用いて、実施例1で得られた着色ガラ スプレートの着色面に対し反対側の未着色面側に、その表面を4等分するように 、手刷印刷機を用いて黄緑色、赤色、青色及び茶色のホットセラミックカラーイ ンキをスクリーン印刷した。4等分に4色スクリーン印刷されたガラスプレート を焼付炉に通し、ホットセラミックカラーインキをガラスプレートに焼付け加工 した。得られた両面着色ガラスプレートの状態を図2に示した。
【0012】 実施例3 金型のガラス接触面側に幅2.5mm、高さ2mmの凸状の線彫刻が、線幅の 中心線から24.2mm間隔に縦方向、横方向それぞれ3本づつ直交するように 施してある該金型内に、高温に溶融したガラス塊150gを供給し、油圧作動す るシリンダーロッド先端部に取付けられたプランジャーを用いてプレス成形して 、縦横97mm角、厚み6.4mmとする正方形のガラスプレートを成形した。 成形後、該ガラスプレートを徐冷炉に通し徐歪した。該ガラスプレートの片側表 面は平滑で平坦な表面性状を持ち、その反対側表面には縦方向、横方向それぞれ 24.2mm間隔に3本づつ直交するように幅2.5mm、深さ2mmの線状の 溝彫刻が形成されたガラスプレートが得られた。その形状を図3に示した。一方 、一辺が24.2mmの正方形のパターンが印刷されるようなスクリーンを製版 した。そのスクリーンを用いて該ガラスプレートの線状の溝彫刻が形成されてい ない平滑で平坦な片側表面側に、その反対面側に形成された線状の彫刻模様で区 切られた領域単位の真下に当たる位置に、手刷印刷機にて上記スクリーンを用い て黄色、ピンク色、黄緑色及び赤色のホットセラミックカラーインキを交互に配 色するようにスクリーン印刷した。そのスクリーン印刷したガラスプレートを焼 付炉に通し、セラミックカラーインキをガラスプレートに焼付け加工した。得ら れた着色ガラスプレートの状態を図4に示した。図4から分かるように、ガラス プレートに線状溝彫刻を形成し、反対側の面に着色加工を施すことで、あたかも 個々のカラータイルを組み合わせたモザイクタイル様のカラーガラスプレートの ように見える。
【0013】
以上の説明から明らかなように、プレス成形機を用いることにより、任意な形 状にガラスプレートが成形でき、このガラスプレートの表面にスクリーン印刷法 等の着色方法により自在な色や模様を施すことができるため、デザイナーあるい は施主の要望に容易に答えることができ、ガラスプレートへの後加工であるため 、小ロットの注文にも対応することができ、表面に線状の溝彫刻を形成した着色 ガラスプレートを用いれば従来のように現場で個々のカラータイルを組み合わせ る施工に対し、工事の時間が大幅に短縮できる効果もある。以上のように、従来 法の問題点を解決し新しい意匠性のあるガラスプレートを安価に提供でき、従っ て産業の発展に寄与するところは極めて大である。
【0014】
【図1】 本考案の1実施例を示す(ガラスプレートの
片面に着色をしたもの)
片面に着色をしたもの)
【図2】 本考案の別の実施例を示す(ガラスプレート
の両面に着色をしたもの)
の両面に着色をしたもの)
【図3】 表面に碁盤目状の溝彫刻を形成したガラスプ
レート
レート
【図4】 表面に碁盤目状の溝彫刻を形成したガラスプ
レートに着色した実施例
レートに着色した実施例
【0015】
1 ガラスプレート 2 印刷面 3 印刷面 4 溝彫刻
Claims (3)
- 【請求項1】表面が平滑で平坦な表面性状をしたガラス
プレートの一面又は両面に着色材料をコートし、焼き付
け処理をして表面着色した装飾用ガラスプレート。 - 【請求項2】溶融ガラス塊を金型内に供給し、エア圧又
は油圧作動するシリンダーロッド先端部に取付けられた
プランジャーでプレス成形して得られた表面が平滑で平
坦な表面性状をしたガラスプレートの一面又は両面に、
単色及び/又は多色の着色材料をコートし、焼き付け処
理をして表面着色した請求項1記載の装飾用ガラスプレ
ート。 - 【請求項3】金型のガラス接触面に凸状の線彫刻を施し
た該金型内に溶融ガラス塊を供給し、エア圧又は油圧作
動するシリンダーロッド先端部に取付けられたプランジ
ャーでプレス成形して、一面が彫刻模様のない平滑で平
坦な表面、反対側の一面は線状の彫刻模様のある平坦な
表面が形成されたガラスプレートを成形し、該ガラスプ
レートの彫刻模様のない平滑で平坦な表面側に単色又は
多色の着色材料をコートし、焼き付け処理をして表面着
色した請求項1ないし2記載の装飾用ガラスプレート。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000003528U JP3073559U (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 装飾用ガラスプレート |
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JP2000003528U JP3073559U (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 装飾用ガラスプレート |
Publications (1)
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JP3073559U true JP3073559U (ja) | 2000-11-30 |
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JP2000003528U Expired - Fee Related JP3073559U (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 装飾用ガラスプレート |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3073559U (ja) |
-
2000
- 2000-05-26 JP JP2000003528U patent/JP3073559U/ja not_active Expired - Fee Related
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