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JP3071586U - 掘削機 - Google Patents

掘削機

Info

Publication number
JP3071586U
JP3071586U JP2000001328U JP2000001328U JP3071586U JP 3071586 U JP3071586 U JP 3071586U JP 2000001328 U JP2000001328 U JP 2000001328U JP 2000001328 U JP2000001328 U JP 2000001328U JP 3071586 U JP3071586 U JP 3071586U
Authority
JP
Japan
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discharge port
side member
cement milk
discharge
passage
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2000001328U
Other languages
English (en)
Inventor
西塚喜久雄
篠崎宏一
Original Assignee
西塚 喜久雄
篠崎 宏一
株式会社テラテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 西塚 喜久雄, 篠崎 宏一, 株式会社テラテック filed Critical 西塚 喜久雄
Priority to JP2000001328U priority Critical patent/JP3071586U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3071586U publication Critical patent/JP3071586U/ja
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は、高い信頼性を備えると同時に、大
流量のセメントミルクを流すことができるセメントミル
クの吐出口切替装置を備えた掘削機の提供を課題とす
る。 【解決手段】 掘削翼3及び撹拌翼4を有して成るヘッ
ド1とヘッド1に対して駆動用モーター45からの駆動
力を伝達するロッド2より成る掘削手段を備え、上記掘
削手段を昇降させることによって、所定の深度の縦穴を
形成すると共に、地面を掘削する際に、セメントミルク
を吐出することができる掘削機において、上記掘削機
は、ヘッド1とロッド2との間にセメントミルクの吐出
口切替装置5を備え、上記セメントミルクの吐出口切替
装置は、互いに回動可能に接続された流入側部材8及び
吐出側部材9と、流入側部材8に対する吐出側部材9の
回動範囲を所定の範囲内に制限するクラッチ機構を備え
て成り、上記流入側部材8から吐出側部材9に伝達され
る回転方向の違いによる互いの位置の違いを利用してセ
メントミルクの吐出口の切り替えを行うことを特徴とし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、掘削機に係り、さらに詳しくは、ヘッドとロッドとの間にセメント ミルクの吐出口切替装置を備えた掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、建設作業現場や土木作業現場における基礎工事においては、既製 杭の立込を行うためや、コラム杭の形成のために様々な掘削機が使用されている ものであって、上記掘削機は、地面を掘削するための掘削翼と掘削された土砂を 撹拌する撹拌翼とを有するヘッドと上記ヘッドに対して駆動用モーターからの駆 動力を伝達するロッド(スクリュー巻きロッド等)より成る掘削手段を備え、上 記掘削手段を、自走式車両に直立した状態で支持されたマストに沿って昇降させ ることによって、所定の深度の縦穴を形成するものである。
【0003】 そして、上記掘削機を用いて掘削を行う際において、掘削することによって形 成される縦穴の周壁の崩落を防止すると同時に掘削された土砂の排出を円滑にし たり、あるいは、軟弱地盤の改良を目的として、セメントミルクを吐出させなが ら掘削を行い、掘削された縦穴をセメントミルクと掘削された土砂との混合物で 満たすことが行われている。
【0004】 さらに、上記セメントミルクは、掘削翼に配設された切刃の摩耗を防止する潤 滑材として機能させることもできるため、掘削時においては、ヘッドの先端部分 に向かってセメントミルクが吐出されることが好ましく、また、撹拌・引抜時に おいては、掘削された土砂とセメントミルクを均一に混合させるために、ヘッド の側部に向かってセメントミルクが吐出されることが好ましい。
【0005】 そこで、上記セメントミルクを、掘削時においては、ヘッドの先端部分に向か って吐出させ、撹拌・引抜時においては、ヘッドの側部に向かって吐出させるた めに、ヘッドとロッドとの間にピストン弁や三方向弁を備えた吐出口切替装置を 組み込むことが行われており、上記ピストン弁や三方向弁は、内部に切替弁を備 えると共に、外部に上記切替弁の切替を行う操作レバーと、上記操作レバーを動 かすための羽根状の圧力受け板を備え、ヘッド及びロッドが回転する際の吐出口 切替装置の周囲に存在する土砂及び土砂とセメントミルクの混合物による抵抗を 圧力受け板によって受け、この力を利用して上記操作レバーを動かし、切替弁の 切替を行うものである。
【0006】 また、上記セメントミルクを、掘削時においては、ヘッドの先端部分に向かっ て吐出させ、撹拌・引抜時においては、ヘッドの側部に向かって吐出させるため に、先端部分の吐出口と側部の吐出口の各々に独立して連なる二系統のセメント ミルク流路をロッド内及びヘッドに形成し、吐出口の切替を行うものもあり、こ の場合、ロッドの上方に位置するセメントミルク供給部にて、セメントミルクを 供給するセメントミルク流路を切り替えることにより、吐出口の切替が行われる ものである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術によると、掘削機を用いて掘削を行う際、掘削時においてはヘ ッドの先端部分に形成された底部吐出口からセメントミルクを吐出させ、撹拌・ 引抜時においてはヘッドの側部に形成された側部吐出口からセメントミルクを吐 出させることができるものであるが、ヘッドとロッドとの間に組み込まれるピス トン弁や三方向弁の場合、ヘッド及びロッドが回転する際の吐出口切替装置の周 囲に存在する土砂及び土砂とセメントミルクの混合物による抵抗を圧力受け板に よって受け、この力を利用して上記操作レバーを動かし、切替弁の切替を行うた め、土砂の種類によっては十分な抵抗が得られず、圧力受け板によって操作レバ ーが動かなかったり、あるいは、圧力受け板自身が作動しなくなってしまい、切 替弁が切り替わらない等の不具合が生じる心配があり、信頼性に欠けるものであ った。
【0008】 また、ロッド内に形成されるセメントミルク流路を二系統にした場合、吐出口 の切替がロッドの上方に位置するセメントミルク供給部にて行うことができるの で、吐出口の切替とその確認を確実に行うことができるが、ロッド内に二系統の セメントミルク流路を形成する場合には、二重管に成された専用のロッドと専用 のヘッドを用意する必要があり、コスト高となってしまうのに加え、ロッド内に 二系統のセメントミルク流路を形成した場合、個々のセメントミルク流路の流路 断面が小さくってしまうため、大流量のセメントミルクを流すことができないと いう不具合が生じていた。
【0009】 よって、本考案は、上記不具合を解消するものであって、高い信頼性を備える と同時に、大流量のセメントミルクを流すことができるセメントミルクの吐出口 切替装置を備えた掘削機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成する為に本考案は次の技術的手段を有する。 即ち、掘削翼3及び撹拌翼4を有して成るヘッド1と上記ヘッド1に対して駆 動用モーター45からの駆動力を伝達するロッド2より成る掘削手段を備え、上 記掘削手段を、自走式車両41に支持されたマスト42に沿って昇降させること によって、所定の深度の縦穴を形成すると共に、上記掘削機手段によって地面を 掘削する際に、上記ロッド2内に形成されたセメントミルク流路34を通って供 給されるセメントミルクを、上記ヘッド1の先端部分あるいはヘッド1の側部の 何れかに対して吐出することができる掘削機において、 上記掘削機は、ヘッド1とロッド2との間にヘッド1の先端部分に対してセメ ントミルクを吐出するための底部吐出口6あるいはヘッド1の側部に対してセメ ントミルクを吐出するための側部吐出口7の何れかに切り替えるためのセメント ミルクの吐出口切替装置5を備え、上記セメントミルクの吐出口切替装置5は、 セメントミルクが供給される側に位置する流入側部材8と、セメントミルクを底 部吐出口6あるいは側部吐出口7に導く側に位置する吐出側部材9より成り、上 記流入側部材8と吐出側部材9は、流入側部材8に形成されたシャフト部11を 吐出側部材9に形成された嵌合穴21に嵌合させることによって互いに回動可能 に接続され、しかも、上記流入側部材8と吐出側部材9との間には、流入側部材 8に対する吐出側部材9の回動範囲を所定の範囲に規制するキー13,23及び キー溝19より成るクラッチ機構が設けられており、上記クラッチ機構によって 掘削時の回転Fが流入側部材8から吐出側部材9に伝達されている状態のときに は、上記ロッド2のセメントミルク流路34を通って供給されるセメントミルク を上記底部吐出口6へと導き、さらに、上記クラッチ機構によって撹拌・引抜時 の回転Rが流入側部材8から吐出側部材9に伝達されている状態のときには、上 記ロッド2のセメントミルク流路34を通って供給されるセメントミルクを上記 側部吐出口7へと導くように構成され、流入側部材8から吐出側部材に9に伝達 される回転方向に基づきクラッチ機構によって決定される流入側部材8に対する 吐出側部材9の位置の違いを利用することによって、セメントミルクの吐出口が 底部吐出口6あるいは側部吐出口7の何れかに切り替えられることを特徴とする 掘削機である。
【0011】 本考案は、上記技術的手段より成り、掘削機が備えるセメントミルクの吐出口 切替装置5を構成する流入側部材8と吐出側部材9とを回動可能に接続すると共 に、流入側部材8と吐出側部材9の間にクラッチ機構を介在させ、流入側部材8 に対する吐出側部材9の回動範囲を所定の範囲内に制限し、流入側部材8から吐 出側部材に9に伝達される回転方向の違いによる互いの位置の違いを利用してセ メントミルクの吐出口の切り替えを行うものであるので、ヘッド1に対して駆動 用モーターの駆動力を伝達するロッド2の回転方向を切り替えるだけ、即ち、駆 動用モーター45の回転方向を切り替えるだけで、セメントミルクの吐出口を切 り替えることができ、しかも、セメントミルクの吐出口切替装置5の構造は、非 常に簡素であると同時に、周囲に存在する土砂や土砂とセメントミルクの混合物 の影響を受けないので、高い信頼性を得ることができる。
【0012】 さらに、上記ヘッド1とロッド2との間に上記セメントミルクの吐出口切替装 置5を組み込むことにより、ロッド2内に形成されるセメントミルク流路34が 一系統のみとなるので、単管のロッド2を使用することができると共に、大きな 流路断面を確保することができ、高い信頼性を備えると同時に、大流量のセメン トミルクを流すことができるセメントミルクの吐出口切替装置を備えた掘削機が 得られるものである。
【0013】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。 本考案の掘削機は、図1,図2に示したように、地面を掘削するための掘削翼 3及び掘削された土砂とセメントミルクを撹拌するための撹拌翼4を備えて成る ヘッド1と、上記ヘッド1に対して駆動用モーター45からの駆動力を伝達する ロッド2より成る掘削手段を備え、上記掘削手段は、自走式車両41に直立した 状態で支持されたマスト42に沿って昇降できるように構成されている。
【0014】 そして、上記マスト42には、上記掘削手段をマスト42に沿って昇降させる ためのガイドレール43とガイドレール43上を移動する昇降体44及びマスト に沿って昇降する掘削手段を構成するロッド2の振れを防止するための振れ止め 46が設けられており、上記昇降体44には上記掘削手段を構成するヘッド1を 駆動するための駆動用モーター45が取り付けられ、上記駆動用モーター45を 上記昇降体44と共に昇降させることによって掘削手段を昇降させ、所定の深度 の縦穴を形成するものである。
【0015】 さらに、上記掘削機手段によって地面を掘削する際には、セメントミルク供給 装置(図示せず)に接続され、上記駆動用モーター45の上部へとセメントミル クを導くセメントミルク供給パイプ47から上記ロッド2内に形成されたセメン トミルク流路34(図3参照)を通って供給されるセメントミルクが、上記ヘッ ド1の先端部分あるいはヘッド1の側部の何れかに対して吐出されるものであっ て、上記掘削手段には、セメントミルクの吐出口を切り替えるためのセメントミ ルクの切替装置5が組み込まれている。
【0016】 そして、上記セメントミルクの吐出口切替装置5は、上記ヘッド1と、上記ヘ ッド1に対して駆動用モーター45からの駆動力を伝達するロッド2との間に組 み込まれて使用されるものであって、上記ロッド2内に形成されたセメントミル ク流路34を通って供給されるセメントミルクを、上記ヘッド1の先端部分に対 してセメントミルクを吐出するための底部吐出口6あるいはヘッド1の側部に対 してセメントミルクを吐出するための側部吐出口7へと導き、セメントミルクの 吐出口の切替を行うものである。
【0017】 そして、本実施の形態で示す掘削機は、図2,図3に示したように、正転側と 逆転側の2組の掘削手段を有して成るものであり、上記正転側と逆転側の掘削手 段の各々を構成するヘッド1は、連結部材36によって互いに連結されて成り、 さらに、上記セメントミルクの吐出口切替装置5は、正転側と逆転側の掘削手段 の各々について組み込まれているものであるが、以下では、正回転側(図2,図 3中右側)の掘削手段に組み込まれるセメントミルクの吐出口切替装置5につい て説明する。
【0018】 上記セメントミルクの吐出口切替装置5は、図4に示したように、ロッド2の セメントミルク流路34を通って供給されるセメントミルクを受け入れる流入側 部材8と、流入側部材8に接続され、セメントミルクを上記底部吐出口6あるい は側部吐出口7へと導く吐出側部材9より成り、上記流入側部材8と吐出側部材 9の接続部分には、リング状部材10が配設され、接続部分への土砂等の侵入が 防止されている。
【0019】 そして、上記セメントミルクの吐出口切替装置5を構成する流入側部材8と吐 出側部材9は、流入側部材8に形成されたシャフト部11を吐出側部材9に形成 された嵌合穴21に嵌合させることによって接続されているものであり、吐出側 部材9のシャフト部11を軸にして流入側部材8が所定の範囲で回動できるよう に構成されている。
【0020】 さらに、上記流入側部材8には雄ジョイント12が、吐出側部材9には雌ジョ イント22がそれぞれ形成されており、ヘッド1の上端に形成された雄ジョイン ト29及びロッド2の下端に形成された雌ジョイント30への組み付けが容易か つ確実に行われるように構成されている。
【0021】 そして、上記セメントミルクの吐出口切替装置5を構成する流入側部材8は、 図5,図6,図7に示したように、同一軸上に形成されたシャフト部11と雄ジ ョイント12を備え、上記シャフト部11と雄ジョイント12の間には、キー1 3及びキー溝19が形成されたフランジ部20が設けられている。
【0022】 さらに、上記雄ジョイント12及びシャフト部11には、ロッド2のセメント ミルク流路34に繋がるセメントミルクの流入通路14が中心軸上に形成されて おり、上記流入通路14の出口側(図5中右側)は、底部吐出口導入通路15と 側部吐出口導入通路16とに分岐し、しかも、上記底部吐出口導入通路15は、 シャフト部11の中心軸から離れた位置に出口が位置しているものであり、また 、上記側部吐出口導入通路16は、底部吐出口導入通路15からシャフト部11 の周面に開口するように放射状に形成されている。
【0023】 加えて、上記シャフト部11及び雄ジョイント部12には、ロック溝17及び 18が形成されており、接続時の位置決め固定が確実に行われるように構成され ている。
【0024】 そして、上記吐出側部材9は、図8,図9,図10に示したように、同一軸上 に形成された嵌合穴21と雌ジョイント22を備え、上記嵌合穴21の周囲には 、上記流入側部材8に形成されたキー溝19内に収容されるキー23が設けられ ている。
【0025】 そして、上記嵌合穴21と雌ジョイント22の雄ジョイント受入部26との間 には、底部吐出口接続通路24が形成されており、上記流入側部材8に形成され ている底部吐出口導入通路15によって導かれたセメントミルクをヘッド1の先 端部分に形成された底部吐出口6から吐出させるものであり、上記底部吐出口接 続通路24の入口は、上記底部吐出口導入通路15の出口と同様、中心軸から離 れた位置に位置しており、上記底部吐出口導入通路15と所定の位置にて一致す るように成され、上記底部吐出口接続通路24の出口は、セメントミルクを底部 吐出口6に送るため中心軸上に位置している。
【0026】 さらに、上記吐出側部材9の周面には、側部吐出口7が形成されており、上記 側部吐出口7から嵌合穴21までの間に、嵌合穴21に嵌合する流入側部材8の シャフト部11に形成された側部吐出口導入通路16と所定の位置で一致する側 部吐出口接続通路25が形成されている。
【0027】 加えて、上記吐出側部材9には、上記流入側部材8のシャフト部11に形成さ れたロック溝17にロックピンを位置させるためのロックピン挿入穴27が形成 されていると共に、雌ジョイントにも同様のロックピン挿入穴28が形成されて いる。
【0028】 さらに、上記流入側部材8と吐出側部材9の接続部分には、接続部分への土砂 等の侵入を防止するリング状部材10が嵌合する嵌合溝31,32が形成されて いる。
【0029】 そして、上記の如く構成された流入側部材8と吐出側部材9を接続、即ち、流 入側部材8のシャフト11を吐出側部材9の嵌合穴21に嵌合させ、回動可能に 位置決め固定することによって、セメントミルクの吐出口切替装置5が形成され るものであり、しかも、この時、流入側部材8に形成されたキー溝19内に吐出 側部材9のキー23が収容され、これによって、キー溝19内を可動範囲とする クラッチ機構が形成され、この可動範囲内で流入側部材8と吐出側部材9の相対 位置を変化させることが可能となる。
【0030】 そして、上記セメントミルクの吐出口切替装置5は、上記流入側部材8に対す る吐出側部材9の相対位置変化を利用してセメントミルクの吐出口の切り替えを 行うものであり、上記流入側部材8に対する吐出側部材9の相対位置変化は、ヘ ッド1の回転方向の変化、即ち、流入側部材8のキー13と吐出側部材9のキー 23との位置関係(回転の伝達位置)によって生じるので、掘削時の回転方向( 図12中矢印F)と撹拌・引抜時の回転方向(図14中矢印R)における流入側 部材8のキー13と吐出側部材9のキー23の位置関係に基づき、流入側部材8 に形成された底部吐出口導入通路15及び側部吐出口導入通路16と、吐出側部 材9に形成された底部吐出口接続通路24及び側部吐出口接続通路25の位置が 決められている(上記位置関係は、以下に述べる作動についての説明の中に示し てある)。
【0031】 次に、上記構成に基づいて、本考案の掘削機が備えるセメントミルクの吐出口 切替装置5の作動について説明する。 先ず、掘削機による掘削が行われている時の状態について説明すると、掘削時 におけるヘッド1の回転Fは、流入側部材8のキー13から吐出側部材9のキー 23へと伝達されるものであり、この時、上記セメントミルクの吐出口切替装置 5は、図11,図12に示したように、流入側部材8に形成された底部吐出口導 入通路15と吐出側部材9に形成された底部吐出口接続通路24とが連通した状 態になると同時に、流入側部材8に形成された側部吐出口導入通路16と吐出側 部材9に形成された側部吐出口接続通路25とが連通していない状態となり、セ メントミルクは、ロッド2のセメントミルク流路34から流入通路14、底部吐 出口導入通路15、底部吐出口接続通路24を経て底部吐出口6へと導かれ、ヘ ッド1の先端部分に対して吐出される。
【0032】 次いで、掘削機による掘削が終了し、掘削された土砂とセメントミルクの撹拌 を行い、ヘッド1を引き抜く際には、掘削時とは反対の方向にヘッド1が回転R させられ、この回転Rによって、吐出側部材9のキー23が流入側部材8のキー 溝19内を移動し、掘削時とは反対の位置で流入側部材8のキー13から吐出側 部材9のキー23へ回転Rが伝達される。
【0033】 そして、この時、上記セメントミルクの吐出口切替装置5は、図13,図14 に示したように、流入側部材8に形成された側部吐出口導入通路16と吐出側部 材9に形成された側部吐出口接続通路25とが連通した状態になると同時に、流 入側部材8に形成された底部吐出口導入通路15と吐出側部材9に形成された底 部吐出口接続通路24とが連通していない状態となり、セメントミルクは、ロッ ド2のセメントミルク流路34から流入通路14、側部吐出口導入通路16、側 部吐出口接続通路25を経て側部吐出口7へと導かれ、ヘッド1の側部に対して 吐出される。
【0034】 そして、上述したように、本考案の掘削機が備えるセメントミルクの吐出口切 替装置5におけるセメントミルクの吐出口の切り替えは、ヘッド1及びロッド2 の回転方向の切り替えと同時に行われるものであり、ヘッド1及びロッド2の回 転方向を切り替える、即ち、掘削機を掘削作業から撹拌・引抜作業へと切り替え るだけで、セメントミルクの吐出口を切り替えることができるものである。
【0035】 さらに、上記セメントミルクの吐出口切替装置5は、非常に簡素な構造であり 、低コストで製造することができ、且つ、流入側部材8に対して吐出側部材9が 所定の範囲で回動するだけの簡単な相対位置の変化によってセメントミルクの吐 出口を確実に切り替えることができるのに加えて、セメントミルクの吐出口切替 装置5周囲に存在する土砂や土砂とセメントミルクの混合物の影響を受けないの で、高い信頼性を備えるものである。
【0036】 加えて、ロッド2内に形成されるセメントミルクを通すためのセメントミルク 流路34が一系統のみで良く、単管のロッドの使用することができるので、セメ ントミルク流路34の流路断面を大きくすることができ、大流量のセメントミル クを流すことができる。
【0037】 また、底部吐出口6にセメントミルクを導く際の通路が、ほぼ直線的に確保さ れるので、セメントミルクの吐出口を切り替える際の圧力損失を最小限度に抑え ることができる。
【0038】 以上が、本考案の掘削機が備えるセメントミルクの吐出口切替装置の第1実施 形態であり、次に、第2実施形態について説明する。 尚、第2実施形態では、上述した第1実施形態の掘削機が備えるセメントミル クの吐出口切替装置と異なる部分についてのみ説明を行い、共通する部分につい ては、その説明を省略する。
【0039】 本実施の形態の掘削機が備えるセメントミルクの吐出口切替装置は、図15, 図17に示したように、セメントミルクの吐出口切替装置5を構成する流入側部 材8のシャフト部11に、ロッド2のセメントミルク流路34に繋がる流入通路 14と、上記流入通路14からシャフト部11の周面に開口する吐出口切替通路 33を設けると共に、セメントミルクの吐出口切替装置5を構成する吐出側部材 9に、上記流入側部材8のシャフト部11に設けられた吐出口切替通路33に対 して連通可能な底部吐出口接続通路24と、上記吐出口切替通路33に連通可能 な側部吐出口接続通路25を設けて成るものである。
【0040】 そして、上記吐出口切替通路33は、上記ロッド2のセメントミルク流路34 に繋がるセメントミルクの流入通路14の終端部分に相当するものであり、シャ フト部11の中心軸上に形成された流入通路14からシャフト部11の周面に開 口するように放射状に形成されている。
【0041】 さらに、上記底部吐出口接続通路24は、吐出側部材9の側壁内を通って底部 吐出口6に接続されるものであり、嵌合穴21から吐出側部材9の周面に向かう 放射状部分と、上記放射状部分から吐出側部材9の側壁内を軸方向に延伸する延 伸部分と、上記延伸部分から底部吐出口6へと繋がる部分から成り、上記底部吐 出口接続通路24の放射状部分は、上記嵌合穴21に嵌合するシャフト部11に 形成された吐出口切替通路33と所定の位置で一致するように構成されている。 尚、本実施の形態では、底部吐出口接続通路24の形成を容易にするために、上 記放射状部分を吐出側部材9の周面から形成しているため、周面の開口部分をキ ャップ35で塞いでいる。
【0042】 また、上記側部吐出口接続通路25は、第1実施形態と同様、吐出側部材9の 周面に形成された側部吐出口7と、上記シャフト部11の周面に開口した吐出口 切替通路33とを接続するものであり、嵌合穴21から側部吐出口7に向かって 放射状に形成されており、上記嵌合穴21に嵌合するシャフト部11に形成され た吐出口切替通路33と所定の位置で一致するように構成されている。
【0043】 次に、上記構成に基づき、第2実施形態で示した掘削機が備えるセメントミル クの吐出口切替装置5に作動を説明する。 先ず、掘削機による掘削が行われている時の状態について説明すると、掘削時 におけるヘッド1の回転Fは、クラッチ機構を成す流入側部材8のキー13から 吐出側部材9のキー23へと伝達されるものであり、図15,図16に示したよ うに、流入側部材8に形成された吐出口切替通路33と吐出側部材9に形成され た底部吐出口接続通路24とが連通した状態になると同時に、上記吐出口切替通 路33と吐出側部材9に形成された側部吐出口接続通路25とが連通していない 状態となり、セメントミルクは、ロッド2のセメントミルク流路34から流入通 路14、底部吐出口導入通路15、底部吐出口接続通路24を経て底部吐出口6 へと導かれ、ヘッド1の先端部分に対して吐出される。
【0044】 次に、掘削機による掘削が終了し、掘削された土砂とセメントミルクの撹拌を 行い、ヘッド1を引き抜く際には、掘削時とは反対の方向にヘッド1が回転Rさ せられ、この回転Rによって、クラッチ機構を成す吐出側部材9のキー23が流 入側部材8のキー溝19内を移動し、その後、掘削時とは反対の位置で流入側部 材8のキー13から吐出側部材9のキー23へと上記撹拌・引抜時におけるヘッ ド1の回転Rが伝達されるものであり、図17,図18に示したように、流入側 部材8に形成された吐出口切替通路33と吐出側部材9に形成された側部吐出口 接続通路25とが連通した状態になると同時に、上記吐出口切替通路33と吐出 側部材9に形成された底部吐出口接続通路24とが連通していない状態となり、 セメントミルクは、ロッド2のセメントミルク流路34から流入通路14、側部 吐出口導入通路16、側部吐出口接続通路25を経て側部吐出口7へと導かれ、 ヘッド1の側部に対して吐出される。
【0045】 そして、本第2実施形態についても、上述した第1実施形態と同様の利点を有 するセメントミルクの吐出口切替装置5を備えた掘削機が得られるものであり、 しかも、上記セメントミルクの吐出口切替装置5を構成する各通路の形成が第1 実施形態に比して容易に行うことができるので、掘削機が備えるセメントミルク の吐出口切替装置5の低コスト化を実現できる。
【0046】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案によると次の様な効果を奏する。 即ち、請求項1によると、本考案の掘削機が備えるセメントミルクの吐出口切 替装置は、セメントミルクの吐出口の切り替えを、掘削機のヘッドの回転方向の 切り替え、即ち、掘削機を掘削作業から撹拌・引抜作業へと切り替えるだけで確 実に実施でき、しかも、その構造が非常に簡素であるのに加えて、周囲に存在す る土砂や土砂とセメントミルクの混合物の影響を受けないので、故障や作動不良 が生じにくく、高い信頼性を備えると共に、セメントミルクを供給するロッドの セメントミルク流路が一系統のみで良く、単管のロッドを使用することができる ので、大流量のセメントミルクを流すことができ、よって、高い信頼性を備える と同時に、大流量のセメントミルクを流すことができるセメントミルクの吐出口 切替装置を備えた掘削機が提供される。
【0047】 そして、請求項2によると、セメントミルクの吐出口を切り替える際の圧力損 失を最小限度に抑えることができ、大流量のセメントミルクを吐出するのに適し たセメントミルクの吐出口切替装置を備えた掘削機が提供される。
【0048】 さらに、請求項3によると、製造コストを安価に抑えることができるセメント ミルクの吐出口切替装置を備えた掘削機が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の掘削機の構成を示す正面図である。
【図2】本考案の掘削機の構成を示す図1における左側
面図である。
【図3】本考案の掘削機が備えるセメントミルクの吐出
口切替装置の組み付け位置を示す図2における部分拡大
図である。
【図4】本考案の掘削機が備えるセメントミルクの吐出
口切替装置の構成を示す分解斜視図である。
【図5】第1実施形態の掘削機が備えるセメントミルク
の吐出口切替装置を構成する流入側部材の正面図(図4
における左側面図)である。
【図6】図5における左側面図である。
【図7】図5における右側面図である。
【図8】第1実施形態の掘削機が備えるセメントミルク
の吐出口切替装置を構成する吐出側部材の正面図であ
る。
【図9】図8における右側面図である。
【図10】図8における左側面図である。
【図11】第1実施形態の掘削機が備えるセメントミル
クの吐出口切替装置の掘削時における作動状態を示す正
面図である。
【図12】図11におけるA−A’線に沿う断面図であ
る。
【図13】第1実施形態の掘削機が備えるセメントミル
クの吐出口切替装置の引抜時における作動状態を示す正
面図である。
【図14】図13におけるB−B’線に沿う断面図であ
る。
【図15】第2実施形態の掘削機が備えるセメントミル
クの吐出口切替装置を示す正面図(掘削時における作動
状態)である。
【図16】図15におけるC−C’線に沿う断面図であ
る。
【図17】第2実施形態の掘削機が備えるセメントミル
クの吐出口切替装置を示す正面図(引抜時における作動
状態)である。
【図18】図17におけるD−D’線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ヘッド 2 ロッド 3 掘削翼 4 撹拌翼 5 セメントミルクの吐出口切替装置 6 底部吐出口 7 側部吐出口 8 流入側部材 9 吐出側部材 10 リング状部材 11 シャフト部 12 雄ジョイント 13 キー 14 流入通路 15 底部吐出口導入通路 16 側部吐出口導入通路 17,18 ロック溝 19 キー溝 20 フランジ部 21 嵌合穴 22 雌ジョイント 23 キー 24 底部吐出口接続通路 25 側部吐出口接続通路 26 雄ジョイント受入部 27,28 ロックピン挿入穴 29 ヘッド上端の雄ジョイント 30 ロッド下端の雌ジョイント 31,32 嵌合溝 33 吐出口切替通路 34 セメントミルク流路 35 キャップ 36 連結部材 41 自走式車両 42 マスト 43 ガイドレール 44 昇降体 45 駆動用モーター 46 振れ止め部材 47 セメントミルク供給パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 篠崎宏一 神奈川県横浜市泉区中田南2丁目20−10

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削翼3及び撹拌翼4を有して成るヘッ
    ド1と上記ヘッド1に対して駆動用モーター45からの
    駆動力を伝達するロッド2より成る掘削手段を備え、上
    記掘削手段を、自走式車両41に支持されたマスト42
    に沿って昇降させることによって、所定の深度の縦穴を
    形成すると共に、上記掘削機手段によって地面を掘削す
    る際に、上記ロッド2内に形成されたセメントミルク流
    路34を通って供給されるセメントミルクを、上記ヘッ
    ド1の先端部分あるいはヘッド1の側部の何れかに対し
    て吐出することができる掘削機において、 上記掘削機は、ヘッド1とロッド2との間にヘッド1の
    先端部分に対してセメントミルクを吐出するための底部
    吐出口6あるいはヘッド1の側部に対してセメントミル
    クを吐出するための側部吐出口7の何れかに切り替える
    ためのセメントミルクの吐出口切替装置5を備え、上記
    セメントミルクの吐出口切替装置5は、セメントミルク
    が供給される側に位置する流入側部材8と、セメントミ
    ルクを底部吐出口6あるいは側部吐出口7に導く側に位
    置する吐出側部材9より成り、上記流入側部材8と吐出
    側部材9は、流入側部材8に形成されたシャフト部11
    を吐出側部材9に形成された嵌合穴21に嵌合させるこ
    とによって互いに回動可能に接続され、しかも、上記流
    入側部材8と吐出側部材9との間には、流入側部材8に
    対する吐出側部材9の回動範囲を所定の範囲に規制する
    キー13,23及びキー溝19より成るクラッチ機構が
    設けられており、上記クラッチ機構によって掘削時の回
    転Fが流入側部材8から吐出側部材9に伝達されている
    状態のときには、上記ロッド2のセメントミルク流路3
    4を通って供給されるセメントミルクを上記底部吐出口
    6へと導き、さらに、上記クラッチ機構によって撹拌・
    引抜時の回転Rが流入側部材8から吐出側部材9に伝達
    されている状態のときには、上記ロッド2のセメントミ
    ルク流路34を通って供給されるセメントミルクを上記
    側部吐出口7へと導くように構成され、流入側部材8か
    ら吐出側部材に9に伝達される回転方向に基づきクラッ
    チ機構によって決定される流入側部材8に対する吐出側
    部材9の位置の違いを利用することによって、セメント
    ミルクの吐出口が底部吐出口6あるいは側部吐出口7の
    何れかに切り替えられることを特徴とする掘削機。
  2. 【請求項2】 上記セメントミルクの吐出口切替装置5
    を構成する流入側部材8のシャフト部11には、上記ロ
    ッド2のセメントミルク流路34に繋がり、セメントミ
    ルクが供給される流入通路14と、上記流入通路14か
    ら分岐してシャフト部11の端部において中心軸から離
    れた位置に開口する底部吐出口導入通路15及び上記流
    入通路14から分岐してシャフト部11の周面に開口す
    る側部吐出口導入通路16が設けられていると共に、上
    記セメントミルクの吐出口切替装置5を構成する吐出側
    部材9には、上記底部吐出口導入通路15に対して連通
    可能であって、底部吐出口6に接続される底部吐出口接
    続通路24と、上記側部吐出口導入通路16に連通可能
    であって、吐出側部材9の周面に形成された側部吐出口
    7に接続される側部吐出口接続通路25が設けられてお
    り、上記クラッチ機構によって掘削時の回転Fが流入側
    部材8から吐出側部材9に伝達されている状態のときに
    は、上記底部吐出口導入通路15と底部吐出口接続通路
    24が連通すると共に、上記側部吐出口導入通路16と
    側部吐出口接続通路25が連通せず、ロッド2のセメン
    トミルク流路34を通って供給されるセメントミルクが
    底部吐出口6へと導かれ、さらに、上記クラッチ機構に
    よって撹拌・引抜時の回転Rが流入側部材8から吐出側
    部材9に伝達されている状態のときには、上記側部吐出
    口導入通路16と側部吐出口接続通路25が連通すると
    共に、上記底部吐出口導入通路15と底部吐出口接続通
    路24が連通せず、ロッド2のセメントミルク流路34
    を通って供給されるセメントミルクが側部吐出口7へと
    導かれるように構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の掘削機。
  3. 【請求項3】 上記セメントミルクの吐出口切替装置5
    を構成する流入側部材8のシャフト部11には、上記ロ
    ッド2のセメントミルク流路34に繋がり、セメントミ
    ルクが供給される流入通路14と、上記流入通路14の
    終端であってシャフト部11の周面に開口する吐出口切
    替通路33が設けられていると共に、上記セメントミル
    クの吐出口切替装置5を構成する吐出側部材9には、上
    記吐出口切替通路33に対して連通可能であって、吐出
    側部材9の側壁内を通って底部吐出口6に接続される底
    部吐出口接続通路24と、上記吐出口切替通路33に連
    通可能であって、吐出側部材9の周面に形成された側部
    吐出口7に接続される側部吐出口接続通路25が設けら
    れており、上記クラッチ機構によって掘削時の回転Fが
    流入側部材8から吐出側部材9に伝達されている状態の
    ときには、上記吐出口切替通路33と底部吐出口接続通
    路24が連通すると共に、上記吐出口切替通路33と側
    部吐出口接続通路25が連通せず、ロッド2のセメント
    ミルク流路34を通って供給されるセメントミルクが底
    部吐出口6へと導かれ、さらに、上記クラッチ機構によ
    って撹拌・引抜時の回転Rが流入側部材8から吐出側部
    材9に伝達されている状態のときには、上記吐出口切替
    通路33と側部吐出口接続通路25が連通すると共に、
    上記吐出口切替通路33と底部吐出口接続通路24が連
    通せず、ロッド2のセメントミルク流路34を通って供
    給されるセメントミルクが側部吐出口7へと導かれるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1記載の掘
    削機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015096676A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 三谷セキサン株式会社 拡頭部を有する杭穴の掘削方法

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