JP3071100U - 開口部の滑り止め付ロール巻ポリエチレン袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 この考案は、一般的に食料品を扱うスーパ
ーマーケット等のレジ傍らに据え付けられてある購入商
品の二次包装用の、ロール巻ポリエチレン袋の開口部の
両面に滑り止めの加工を施して、静電気帯電によって生
ずる開口部のくっつき現象によって袋が開け難い点を解
消しようとする目的のものである。 【構 成】 ロール巻ポリエチレン袋（１）の切り取り
ミシン目（２）の開口部（３）の両面に滑り止め加工
（４）を施す。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、主として食料品を取り扱うスーパーマーケット等に必ず設置され ている二次包装用のロール巻ポリエチレン袋のウィークポイントである静電気帯 電によって生じる開口部のくっつき現象による開け難さを解消出来るため、消費 者サービスのニーズに合致しており多くの需要を得ることが出来る。

【０００２】

【従来の技術】

食料品を扱うスーパーマーケットや中小の小売市場の店内に設けられているロー ル巻の袋は、従来静電気を帯電している際には袋の開口部がくっつき易く、容易 に開けられずその為、水を含ませた布類を台上に置いておき買い物客は一々指先 にその湿り気を付けてから袋の口を開き、商品を入れる作業をすることを余儀な くされている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

ロール巻ポリエチレン袋の静電気帯電をローコストで除去することは極めて困難 であるから、せめて指先に湿り気を付けなくても容易に、くっついた袋の口を開 ける事が出来るようにすることが課題点である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

従来のロール巻ポリエチレン袋の開口部外側の中心部分の片面又は両面（両面が 効果大と考察される。）に、１ｃｍ以上の幅で長さ３ｃｍ以上の滑り止め加工を する。 この際加工の方法は、熱圧着による皺付けでも良いし、凹凸を付けたりするこ とによって実現出来る。

【０００５】

【作用及び実施例】

本考案によって加工された開口部の滑り止め付きロール巻ポリエチレン袋を食 料品取扱店（スーパーマーケット等）のレジ後方にある買物商品仕訳袋詰台に設 置すれば、従来のスペースを変えることなく利用客にサービスが出来る。

【０００６】

【考案の効果】

これまで記述してきた様に、この考案に成るロール巻ポリエチレン袋をスーパ ーマーケット等のレジ傍らに設置すれば買物客はスムース且つスピーデイに商品 の仕訳と袋詰作業が行えるので、従来に増して顧客サービスを向上することが可 能と成るであろう。

【図面の簡単な説明】

【図 １】本考案の実施例のモデル図

【図 ２】本考案の実施例斜視図

【符号の説明】

（１）ポリエチレン袋本体 （２）切り取りミシン目 （３）開口部 （４）スベリ止め加工部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 開口部外側の片面又は両面に滑り止め
   の加工を施したロール巻のポリエチレン製の袋