[go: up one dir, main page]

JP3069607B2 - 半導体不揮発性メモリの動作方法 - Google Patents

半導体不揮発性メモリの動作方法

Info

Publication number
JP3069607B2
JP3069607B2 JP63268578A JP26857888A JP3069607B2 JP 3069607 B2 JP3069607 B2 JP 3069607B2 JP 63268578 A JP63268578 A JP 63268578A JP 26857888 A JP26857888 A JP 26857888A JP 3069607 B2 JP3069607 B2 JP 3069607B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
gate electrode
drain region
floating gate
channel region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63268578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02114674A (ja
Inventor
芳和 小島
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セイコーインスツルメンツ株式会社 filed Critical セイコーインスツルメンツ株式会社
Priority to JP63268578A priority Critical patent/JP3069607B2/ja
Publication of JPH02114674A publication Critical patent/JPH02114674A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3069607B2 publication Critical patent/JP3069607B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D30/00Field-effect transistors [FET]
    • H10D30/60Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
    • H10D30/68Floating-gate IGFETs
    • H10D30/6891Floating-gate IGFETs characterised by the shapes, relative sizes or dispositions of the floating gate electrode
    • H10D30/6892Floating-gate IGFETs characterised by the shapes, relative sizes or dispositions of the floating gate electrode having at least one additional gate other than the floating gate and the control gate, e.g. program gate, erase gate or select gate

Landscapes

  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ICカードのような電子機器用の半導体不
揮発性メモリに関する。
〔発明の概要〕
この発明は、電気的消去可能な半導体不揮発性メモリ
において、チャネルホットエレクトロン注入書き込み・
トンネル電流消去型の−記憶−トランジスタ構造にする
ことにより、低電圧プログラムの高集積半導体不揮発性
メモリを提供するものである。
〔従来の技術〕
従来、第2図に示すように、P型シリコン基板1の表
面に、N+型のドレイン領域13とN型のトンネル領域12と
選択ゲート電極11から成る選択トランジスタと、トンネ
ル領域12とN+型のソース領域2と浮遊ゲート電極6と制
御ゲート電極8とから成るメモリトランジスタとの2つ
のトランジスタ構成を一メモリセルとする電気的消去可
能な半導体メモリがよく知られている。
(W.S.Johnson et al“16KEEPROM relies on tunnelin
g' for byte−erasable program storag'e"Electronic
s.Feb.28(1980)pp113〜117) 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、従来のこのような半導体不揮発性メモリは、
このメモリをマトリックス状に配置した場合、非選択セ
ルの誤書き込みを防止するために、選択トランジスタが
必要であり、1つの記憶に2つのトランジスタを必要と
していた。そのため、セル面積が大きく高集積化が困難
であった。
そこで、本発明は従来のこのような欠点を解決するた
めに、選択トランジスタを必要としない−トランジスタ
−メモリ型の電気的消去可能半導体不揮発性メモリを得
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明は、ソース領域
とドレイン領域との間のチャネル領域を、ゲート電極で
制御される第1のチャネル領域と、浮遊ゲート電極で制
御される第2のチャネル領域とから構成するとともに、
第2のチャネル上及びドレイン領域上を薄いトンネル絶
縁膜にすることにより、第1のチャネル領域と第2のチ
ャネル領域との間からの高注入効率チャネル注入書き込
み・ドレイン領域へのトンネル絶縁膜を介したトンネル
電流消去の電気的消去可能な半導体不揮発性メモリにす
ることにより低電圧書き込み及び高集積化を可能にし
た。
〔実施例〕
以下に、この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は、N型の半導体不揮発性メモリの断面図で
ある。P型半導体基板1に形成した場合の断面図である
が、N型に限る必要もないし、基板内の拡散領域内に形
成してもよいことは言うまでもない。P型シリコン基板
1の表面にN+型のソース領域2とN+型のドレイン領域が
間隔を置いて設けられている。ソース領域2とドレイン
領域3との間の基板1の表面であるチャネル領域は、第
1のチャネル領域L1と第2のチャネル領域との直列接続
により成り立っている。第1のチャネル領域L1の上に
は、ゲート絶縁膜9を介してゲート電極10が形成されて
いる。第2のチャネル領域L2の上には、薄い酸化膜5を
介して浮遊ゲート電極6が形成されている。浮遊ゲート
電極6の上には制御ゲート絶縁膜7を介して制御ゲート
電極8が形成されている。また、濃い濃度のN+型ドレイ
ン領域3の周囲には、濃度の濃いN型のドレイン領域4
が設けられている。
まず、読み出し方法について説明する。ゲート電極10
に第1のチャネル領域の閾値電圧以上の例えば電源電圧
を印加して、さらに、制御ゲート電極8に一定電圧を印
加した状態での、チャネル領域のコンダクタンスをモニ
タすることにより読み出すことができる。即ち、浮遊ゲ
ート電極6に電子が多数注入されている場合は、第2の
チャネル領域は低コンダクタンスであるために、ソース
領域2とドレイン領域3との間のチャネル領域は低コン
ダクタンスとなる。逆に、浮遊ゲート電極6から電子が
引き抜けれてプラスに帯電している場合は、第2のチャ
ネル領域L2は高コンダクタンスとなり、チャネル領域も
高コンダクタンスとなる。従って、浮遊ゲート電極6の
内部の電子の量に依存して、チャネル領域のコンダクタ
ンスが変化することにより読み出すことができる。
次にメモリのプログラム方法について述べる。ゲート
電極10に、第1のチャネル領域L1の閾値電圧に近い一定
電圧を印加する。さらに、制御ゲート電極8に約10v程
度の高電圧を印加する。この約10vの電圧は大きく電流
を必要としないために、IC内部の昇圧回路より供給でき
る。さらに、ドレイン領域3に電源電圧以下の電圧を印
加する。第1のチャネル領域L1はゲート電極10及び制御
ゲート電極8への印加電圧の差により、第2のチャネル
領域L2より低インピーダンスとなる。従って、チャネル
領域に流れるチャネル電流は、第1のチャネル領域L1
インピーダンスによって制限される。第2のチャネル領
域L2は、低インピーダンスであるため、第1のチャネル
領域L1と第2のチャネル領域L2との間の基板1の表面
に、ドレイン領域3への印加電圧に対応する急激なポテ
ンシャルギャップが形成される。チャネル電流は、この
急激なポテンシャルギャップにより効率良くホットエレ
クトロンを発生する。さらに、このホットエレクトロン
の一部は、容易に浮遊ゲート電極6に注入されて、書き
込みが行われる。ドレイン電圧を電源電圧以下で書き込
みができる理由は、ホットエレクトロンをチャネルの中
間より行っているために、注入効率が良いからである。
従って、大きな電流を流す電極は全て電源電圧以下に
できるために、5v単一のメモリを達成できる。また、浮
遊ゲート電極6からの電子の抜き取りである消去は、制
御ゲート電極8を基板1と同電位にして、ドレイン領域
3に約15vの高電圧を印加することにより、浮遊ゲート
電極6とドレイン領域3との間の薄い酸化膜にトンネル
電流を流して行う。この高電圧は、電流を多く必要とし
ないので昇圧回路によりIC内部から供給できる。薄い酸
化膜の膜厚は、80〜150Åの薄い酸化膜である。制御ゲ
ート電極8は、浮遊ゲート電極6と強い容量結合してい
るため、容易にトンネル電流を流すことができる。ま
た、ドレイン領域3へ約15vの高い電圧を印加した場
合、薄い酸化膜5による表面ブレイクダウン電圧の低下
を防止するために、少なくとも表面部分に薄い濃度のN
型ドレイン領域4を設けている。このようなドレイン領
域構造にすることにより、表面ブレイクダウン電圧を高
くするとともに、濃いN+のドレイン領域3表面での空乏
化を防いでトンネル消去を可能にする。以上説明したよ
うに、本発明のメモリは高電圧は全て同一チップ内の昇
圧回路により供給できる構造であるため、一電源メモリ
ICを実現できる。
ホットエレクトロン書き込みの時に、薄い酸化膜5に
電子トラップが生ずるために書換え特性が劣化する。特
に、薄い酸化膜5の形成後のプロセスを1000℃以上にす
ると劣化しやすい。従って、950℃以下の工程にするた
めに、制御ゲート絶縁膜7をCVDあるいは酸化膜−チッ
化膜−酸化膜のような低温複合膜で形成することによ
り、高書き換えを達成できる。
また、第1のチャネル領域L1の長さは、短い方がホッ
トエレクトロン注入が効率良くできる。従って、浮遊ゲ
ート電極6と制御ゲート電極8を同一パターンでエッチ
ング後、ゲート絶縁膜9を形成して、多結晶シリコン膜
を形成し、反応性イオンエッチングのような異方性エッ
チングにより、多結晶シリコン膜のサイドウォールを形
成して、このサイドウォールをゲート電極10として用い
ることにより、第1のチャネル領域L1のチャネル長を1
μm以下に制御できる。
本発明のメモリの場合、消去時にゲート電極10を基板
1と同電位にすることにより、不必要なチャネル電流を
流さないですむ。また、読み出し時に、消去されたメモ
リセルに無駄なドレイン電流を流さない構造になってい
る。
本発明のメモリをマトリックス状に配置する場合、制
御ゲート電極8をワード線、ドレイン領域をビット線、
ソース領域2を基板1と同電位にすることにより、任意
のメモリセルを選択して読み出し、あるいは、書き込む
ことができる。消去は、一括して行うことにより、選択
トランジスタは必要としない。従って、セルサイズを小
さく形成できる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように、ゲート電極によって
制御される第1チャネル領域と浮遊ゲート電極により制
御される第2のチャネルとから成るソース・ドレイン領
域間のチャネル領域を構成しており、浮遊ゲート電極と
ドレイン領域との間にトンネル電流を流す薄い酸化膜を
設けたホットエレクトロン注入書き込み・トンネル電流
消去の一トランジスタの電気的消去可能な半導体不揮発
性メモリにすることにより、高集積化を容易にする効果
がある。また、プログラムに必要な高電圧は全て、同一
チップ内の昇圧回路により供給できるメモリであるた
め、単一電源のメモリICを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる半導体不揮発性メモリの断面
図であり、第2図は従来の半導体不揮発性メモリの断面
図である。 1……半導体基板 2……ソース領域 3……濃い濃度のドレイン領域 4……薄い濃度のドレイン領域 5……薄い酸化膜 6……浮遊ゲート電極 8……制御ゲート電極 10……ゲート電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−5569(JP,A) 特開 昭62−76676(JP,A) 特開 昭61−131484(JP,A) 特開 昭61−32478(JP,A) 特開 昭60−246677(JP,A) 特開 昭60−246676(JP,A) 特開 昭60−182776(JP,A) 特開 昭60−144978(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型半導体基板表面部分に間隔を置
    いて形成された第2導電型のソース領域とドレイン領域
    と、前記ドレイン領域、及び前記ソース領域と前記ドレ
    イン領域との間の前記半導体基板の上に薄い絶縁膜を介
    して形成された浮遊ゲート電極と、前記浮遊ゲート電極
    と前記ソース領域との間と前記ソース領域の前記半導体
    基板上にゲート絶縁膜を介して設けられたゲート電極
    と、前記ゲート電極により制御される前記半導体基板表
    面部分である第1のチャネル領域と、前記浮遊ゲート電
    極により制御される前記半導体基板表面部分である第2
    のチャネル領域とから成り、前記ソース領域と前記ドレ
    イン領域との間の前記半導体基板表面部分であるチャネ
    ル領域が前記第1のチャネル領域と前記第2のチャネル
    領域との直列接続により構成されるとともに、前記ドレ
    イン領域は、第2導電型の薄い濃度のドレイン領域と、
    前記第2導電型の薄い濃度のドレイン領域の内側に前記
    浮遊ゲート電極に平面的に重なるように設けられた第2
    導電型の濃いドレイン領域とからなる半導体不揮発性メ
    モリの動作方法に於いて、前記浮遊ゲート電極と前記濃
    度の濃いドレイン領域との間に高電圧を印加することに
    より、前記浮遊ゲート電極中の電荷を前記濃度の濃いド
    レイン領域に抜き取る工程を含むことを特徴とする半導
    体不揮発性メモリの動作方法。
JP63268578A 1988-10-25 1988-10-25 半導体不揮発性メモリの動作方法 Expired - Lifetime JP3069607B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63268578A JP3069607B2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 半導体不揮発性メモリの動作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63268578A JP3069607B2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 半導体不揮発性メモリの動作方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11240152A Division JP2000082755A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 半導体不揮発性メモリ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02114674A JPH02114674A (ja) 1990-04-26
JP3069607B2 true JP3069607B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=17460473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63268578A Expired - Lifetime JP3069607B2 (ja) 1988-10-25 1988-10-25 半導体不揮発性メモリの動作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3069607B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0531526A4 (en) * 1991-03-06 1993-08-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory cell having gate electrode on sidewall of gate electrode part
JP2901473B2 (ja) * 1993-12-09 1999-06-07 日本電気株式会社 不揮発性半導体集積回路装置
JP2993358B2 (ja) * 1994-03-11 1999-12-20 日本電気株式会社 不揮発性半導体記憶装置の動作方法
JP3402909B2 (ja) * 1996-03-12 2003-05-06 アルプス電気株式会社 薄膜トランジスタ装置及び液晶表示装置
US8320191B2 (en) 2007-08-30 2012-11-27 Infineon Technologies Ag Memory cell arrangement, method for controlling a memory cell, memory array and electronic device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0722194B2 (ja) * 1984-07-24 1995-03-08 工業技術院長 不揮発性メモリ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02114674A (ja) 1990-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5586073A (en) Semiconductor device having a multi-layer channel structure
US5896315A (en) Nonvolatile memory
JP2815495B2 (ja) 半導体記憶装置
US6653685B2 (en) Nonvolatile memory device
US5079603A (en) Semiconductor memory device
JPH0760864B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPS637031B2 (ja)
JPH06302828A (ja) 半導体不揮発性記憶装置
JP3231437B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH06196714A (ja) 半導体記憶装置およびその駆動方式
US5592003A (en) Nonvolatile semiconductor memory and method of rewriting data thereto
JP3288100B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその書き換え方法
EP0087012B1 (en) Electrically alterable read-only storage cell and method of operating same
JPH04105368A (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み・消去方法
JP3069607B2 (ja) 半導体不揮発性メモリの動作方法
EP0387102A2 (en) Semi-conductor non-volatile memory and method of writing the same
JP3216230B2 (ja) 不揮発性半導体メモリセルの書き換え方式
JPH11238814A (ja) 半導体記憶装置およびその制御方法
JP3288099B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置及びその書き換え方法
US6642571B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory
JPH0577189B2 (ja)
JPS62183161A (ja) 半導体集積回路装置
JP2867267B2 (ja) 半導体不揮発性メモリとその動作方法
JP2877641B2 (ja) 半導体記憶装置およびその駆動方式
JP2000082755A (ja) 半導体不揮発性メモリ

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080526

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090526

Year of fee payment: 9