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JP3063221U - 遊技機における配線処理構造 - Google Patents

遊技機における配線処理構造

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Publication number
JP3063221U
JP3063221U JP1999002670U JP267099U JP3063221U JP 3063221 U JP3063221 U JP 3063221U JP 1999002670 U JP1999002670 U JP 1999002670U JP 267099 U JP267099 U JP 267099U JP 3063221 U JP3063221 U JP 3063221U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
locking portion
processing structure
gaming machine
wiring processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1999002670U
Other languages
English (en)
Inventor
宏 榎本
Original Assignee
京楽産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 京楽産業株式会社 filed Critical 京楽産業株式会社
Priority to JP1999002670U priority Critical patent/JP3063221U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3063221U publication Critical patent/JP3063221U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線が不用意に外れない状態に簡単に配線処
理ができるようにする。 【解決手段】 遊技機1に設けられるランプ等の配線処
理構造であって、配線Hを配線処理する配線係止部34
を渦巻き状に形成すると共に、その螺線間を配線H通過
可能な間隙37としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、遊技機に設けられるランプ等の各種電気部品の配線を、簡単に処理 できるようにした遊技機における配線処理構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のパチンコ機等の遊技機においては、電気部品が数多く使われており、特 に遊技盤や機構板の裏面に各種の電気部品が集中しており、これらの配線を処理 するために、入賞球誘導樋や機構板等に設けた逆L字型の帯状片によって配線処 理をおこなっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の配線処理構造にあっては、帯状片の弾性変形を利用 して配線を横方向から挿入することで簡単に配線処理が行えたが、反面その挿入 方向と反対の力がかかると弾性変形により簡単に配線処理した配線が外れてしま うという問題があった。また、弾性変形を利用するために、無理な力がかかりや すく帯状片が破損するという問題があった。
【0004】 そこで本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたもので あり、配線が不用意に外れることのない状態に無理なく簡単に配線処理ができ、 しかも配線の取外しが容易な遊技機における配線処理構造を提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、遊技機に設けられるランプ等の配線処理 構造であって、配線を配線処理する配線係止部を渦巻き状にすると共に、その螺 線間を配線通過可能な間隙としたことを特徴とする。
【0006】 また、前記配線係止部の始端に支持部を設けるのが好ましく、該支持部により 配線通過可能な間隙をもって形成され、さらに配線係止部を平面的に形成すると よい。
【0007】 また、配線が不用意に外れることがないように、前記配線係止部の渦巻きを少 なくとも一巻き以上とするのが好ましい。
【0008】 上記のように構成された遊技機における配線処理構造は、遊技機に設けられた 各種電気部品の配線を渦巻き状の配線係止部の中心に向って移動させることで、 配線が配線係止部から不用意に外れない状態に無理なく簡単に配線処理すること が可能となり、作業性を向上させることができる。
【0009】 また、配線処理した配線を渦巻き状の配線係止部の外方に向って移動させるこ とで、簡単に配線係止部から外すことができ、各種電気部品の交換に際し配線の 取外しが容易となる。
【0010】
【考案の実施の形態】
次に、本考案が適応される遊技機をパチンコ機として図面と共に説明する。図 1は本考案に係わるパチンコ機の正面図、図2はパチンコ機の裏面図、図3は遊 技盤の裏面斜視図である。パチンコ機1は、機枠2の前面に前面枠3を開閉自在 に装着している。前面枠3の前面にはガラス扉枠4と前板5とが開閉自在に装着 されており、その前板5の前面には打球供給用の上部球受皿6が取付けられてい る。また前面枠3の下部には上部球受皿6の余剰球を貯留する下部球受皿7およ びパチンコ球の弾発力を調整する操作ハンドル8が設けられている。そして、前 面枠3の裏面には遊技盤取付枠9が固着されており、該遊技盤取付枠9に遊技盤 10が着脱自在に装着される。また、遊技盤取付枠9の一側には合成樹脂製の機 構板11が開閉自在に装着される。
【0011】 前記遊技盤10の表面には、ガイドレール12が立設されており、そのガイド レール12で囲まれる遊技部10aには複数の入賞口13,変動入賞口14と、 可変表示装置15の表示を変動させるための始動入賞口16等が設けられている 。また、遊技盤10の裏面下部には図3に示すように入賞口13,変動入賞口1 4,始動入賞口16に入賞した入賞球を誘導する入賞球誘導樋17が取付けられ 、裏面上方部には、中継基板18が固着され、該中継基板18には入賞口13, 変動入賞口14と、可変表示装置15等遊技盤10に設けられた各種電気部品か ら出ているそれぞれの配線Hが接続される。また遊技盤10の裏面には、前記入 賞球誘導樋17を含む中央主要部を覆う保護カバー20が着脱自在に装着され、 該保護カバー20の裏面にはパチンコ遊技機1の遊技状態を制御するための回路 基板を収納した基板ボックス21が固着されている。
【0012】 前記入賞球誘導樋17は、図4に示すように遊技盤10に取付ける取付板17 aに前記入賞口13,変動入賞口14,始動入賞口16の入賞球通路部17bを 一体に形成しており、該入賞球通路部17bには入賞口13,始動入賞口16に 入賞した入賞球を検知する入賞球検出スイッチ13a,16aが着脱自在に取付 けられる。
【0013】 前記機構板11は図2に示すように遊技盤10の裏面に相対する板状部11a を有し、該板状部11aには前記基板ボックス21が臨む開口窓22が開設され ており、該開口窓22の上部に球タンク23が固着されている。また、球タンク 23の下方にはパチンコ球を整列して導き出すタンクレール24が設けられてお り、該タンクレール24の下流端はカーブレール25を介してパチンコ球払出装 置26に接続されている。該パチンコ球払出装置26の下方には払い出されたパ チンコ球を前面枠3の前面の上部球受皿6に導く排出通路27と上部球受皿6の 余剰球を下部球受皿7に導くオーバーフロー通路28が形成されている。また、 開口窓22の下方部に入賞球集合部29が設けられ、該入賞球集合部29に連通 して集められた入賞球を1個ずつ排出処理する入賞球処理装置30が設けられて いる。
【0014】 一方、機構板11の上下隅角に電源ターミナル31,パチンコ球の払出動作等 を制御するための電子回路基板32が設けられ、該電源ターミナル31,電子回 路基板32に、前記パチンコ球払出装置26や入賞球処理装置30から出ている 配線Hを接続するようにしている。また、前記開口窓22の周縁には溝状の配線 収納部33が形成され、該配線収納部33を介して前記電源ターミナル31およ び電子回路基板32の配線Hを接続するようにしている。
【0015】 しかして、本考案では前記した各種電気部品の配線Hを、配線係止部34によ り配線処理するようにしており、該配線係止部34は図2および図3に示すよう に、それぞれ機構板11および入賞球誘導樋17の平坦な基板部35の適宜位置 に一体に設けられている。なお、入賞球誘導樋17では、入賞球通路部17bを 回避して球の流れの妨げにならない位置が選ばれる。
【0016】 前記配線係止部34は、図5に示すように基板部35に立設された支持部36 に、配線Hが通過可能な間隙37を隔て、かつ基板部35に対して平行状に設け られると共に、配線Hが通過可能な間隙37を有する一巻き以上の渦巻き状に形 成され、中心部38で配線Hが保持される。なお、配線Hが係止される中心部3 8真際の間隙37を幅狭にしている。39は、配線係止部34の成型用の開口で ある。
【0017】 そして、上記した配線係止部34を利用して配線処理するには、各種電気部品 の配線Hを間隙37に臨ませて支持部36の一側に当接させ、その配線Hを渦巻 き状の間隙37に沿って配線係止部34の中心部38に向って移動させることに より、図5ないし図7鎖線に示すように配線Hが中心部38に保持される。この ようにして配線処理された配線Hは、配線係止部34が一巻き以上の渦巻き状に 形成されていることから、例え配線Hが左右上下に動いたとしても不用意に外れ ることはない。また、必要に応じて配線Hを配線係止部34から取り外すときは 、配線処理のときとは逆に、配線Hを中心部38から渦巻き状の間隙37に沿っ て外方に移動させるだけで、無理なく簡単に外すことができて配線Hを傷めるこ とがない。
【0018】 なお、本考案の配線処理構造は、上記実施の形態の態様に何等限定されるもの ではなく、配線係止部34の形状を必要に応じて適宜変更することができる。ま た、本考案の配線処理構造を用いる遊技機の構成も、上記実施の形態に何等限定 されるものではなく、必要に応じて適宜変更可能である。さらに、場合によって は機構板11または入賞球誘導樋17以外に設けることも可能である。
【0019】 例えば、図8および図9に示す配線係止部34Aは、基板部35に渦巻き状の 切込みを設けて、該基板部35の弾性特性を利用して、側方から配線Hが入り込 む間隙37を有するように渦巻き状に起立させている。このように形成された配 線係止部34Aに配線Hを配線処理するには、配線Hを間隙37の側方から渦巻 きに沿って配線係止部34Aの中心部38に向って移動させることにより、配線 Hが図8および図9鎖線に示すように簡単に中心部38に保持される。また必要 に応じて配線Hを配線係止部34Aから取り外すときは、配線Hを中心部38か ら渦巻きに沿って外方に移動させるだけで、簡単に外すことができる。
【0020】 また、図10および図11に示すように、配線係止部34Bを有する係止具4 0として形成してもよく、方形状の基板部35に間隙37を有するように渦巻き 状の切込みを設けて、配線係止部34Bを起立させる。そして、基板部35の下 面に両面テープ等の接着材41を備えることにより、図3に示すように遊技盤1 0に直接貼着して配線処理したり、機構板11や入賞球誘導樋17等の適宜個所 に自由に取付けることができ、確実に配線処理ができる。なお、別体に形成した 係止具40はねじ等により固定するようにしてもよく、好ましくは他部品の取付 ねじと共締するのがよい。
【0021】 なお、上記実施の形態において、遊技機としてパチンコ機を例にして説明した が、本考案の配線処理構造は、何等パチンコ機に限定されることなくスロットマ シーン等の遊技機においても適応可能である。
【0022】
【考案の効果】
以上に述べたように本考案に係わる遊技機における配線処理構造は、配線係止 部を渦巻き状に形成することで、遊技盤や機構板等に取り付けられた各種電気部 品の配線を不用意に外れることのない状態に簡単に配線処理することができ、し かも、配線を簡単に取外すことができる。このため、誤って配線を損傷させるこ となく、しかも配線作業が容易で時間も短縮され、多くの配線をそれぞれ適切に 配線処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるパチンコ機の正面図である。
【図2】図1のパチンコ機の裏面図である。
【図3】遊技盤の裏面斜視図である。
【図4】入賞球誘導樋の斜視図である。
【図5】配線係止部部分の斜視図である。
【図6】配線係止部部分の平面図である。
【図7】配線係止部部分の側面図である。
【図8】他の実施の形態の配線係止部の斜視図である。
【図9】図8の配線係止部部分の平面図である。
【図10】配線係止具の斜視図である。
【図11】図10の平面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 10 遊技盤 11 機構板 17 入賞球誘導樋 34,34A,34B 配線係止部 36 支持部 37 間隙 H 配線

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に設けられるランプ等の配線処理
    構造であって、配線を配線処理する配線係止部を渦巻き
    状に形成すると共に、その螺線間を配線通過可能な間隙
    としたことを特徴とする遊技機における配線処理構造。
  2. 【請求項2】 前記配線係止部の始端に支持部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機における配線処
    理構造。
  3. 【請求項3】 前記配線係止部の渦巻きを少なくとも一
    巻き以上としたことを特徴とする請求項1または2記載
    の遊技機における配線処理構造。
JP1999002670U 1999-04-20 1999-04-20 遊技機における配線処理構造 Expired - Lifetime JP3063221U (ja)

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