JP3060476U - ボンベ用帽蓋 - Google Patents
ボンベ用帽蓋Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帽蓋把持用開口部に手を入れて帽蓋を把持
するときに、手指を傷めることがないようにしたボンベ
用帽蓋を提供すること。 【解決手段】 ボンベ1の首部2に着脱可能に取り付け
られる筒状本体8の周壁に、周壁上端部を切除して開口
形成されたバルブ開閉操作用開口部6と、周壁上端部を
残して開口形成された帽蓋把持用開口部7とを備えてな
るボンベ用帽蓋において、帽蓋把持用開口部7の開口部
上縁に外側上向きに折り返されて丸みをおびた折り返し
縁部10を形成してなることを特徴とする。
するときに、手指を傷めることがないようにしたボンベ
用帽蓋を提供すること。 【解決手段】 ボンベ1の首部2に着脱可能に取り付け
られる筒状本体8の周壁に、周壁上端部を切除して開口
形成されたバルブ開閉操作用開口部6と、周壁上端部を
残して開口形成された帽蓋把持用開口部7とを備えてな
るボンベ用帽蓋において、帽蓋把持用開口部7の開口部
上縁に外側上向きに折り返されて丸みをおびた折り返し
縁部10を形成してなることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、酸素、窒素、水素などの圧縮ガスや、エチレン、炭酸ガス、フロン ガスなどの液化ガスが充填された高圧ガスボンベを運搬時や作業中に安全に取扱 いできるように保護するためのボンベ用帽蓋(保護キャップ)に関する。
【0002】
上記高圧ガスボンベには、その首部に口金を介して開閉バルブや圧力調整バル ブが取り付けられているが、これらのバルブが外部に露出したままの状態でボン ベを持ち運んだり、ガスの使用を行うと、ボンベが倒れたような場合にバルブが 外れるなどして危険であるため、これらのバルブを覆う金属製のボンベ用帽蓋を ボンベの首部に取り付けるようになっている。また、この帽蓋を取り付けた状態 でボンベを把持したり、バルブ操作が行えるように、帽蓋の筒状本体周壁には、 周壁上端部を切除して開口形成されたバルブ開閉操作用開口部と、周壁上端部を 残して開口形成された帽蓋把持用開口部とが設けられている。
【0003】
従来のボンベ用帽蓋に設けられている帽蓋把持用開口部は、金属製筒状本体の 周壁を正面視略矩形状に切り抜いただけのものであるため、ボンベを持ち運びす る際に帽蓋把持用開口部に手を入れて帽蓋を把持するとき、その開口部上縁の稜 線部分で手指を痛めることがあった。
【0004】 本考案は、上記の課題に鑑み、帽蓋把持用開口部に手を入れて帽蓋を把持する ときに、手指を傷めることがなく、把持し易いようにしたボンベ用帽蓋を提供す ることを目的とする。
【0005】
請求項1に係る考案は、ボンベ1の首部2に着脱可能に取り付けられる筒状本 体8の周壁に、周壁上端部を切除して開口形成されたバルブ開閉操作用開口部6 と、周壁上端部を残して開口形成された帽蓋把持用開口部7とを備えてなるボン ベ用帽蓋において、帽蓋把持用開口部7の開口部上縁に外側上向きに折り返され て丸みをおびた折り返し縁部10を形成してなることを特徴とする。
【0006】 請求項2は、請求項1に記載のボンベ用帽蓋において、筒状本体8の周壁には バルブ開閉操作用開口部6と帽蓋把持用開口部7との間に覗き用の小開口部11 を形成してなることを特徴とする。
【0007】 請求項3は、請求項1又は2に記載のボンベ用帽蓋において、筒状本体8の周 壁には、バルブ開閉操作用開口部6と、周方向に間隔をおいて形成された2つの 帽蓋把持用開口部7,7とを備え、各帽蓋把持用開口部7の開口部上縁に外側上 向きに折り返されて丸みをおびた折り返し縁部10を形成してなることを特徴と する。
【0008】
図1の(A)は、比較的小型の高圧ガスボンベ1の首部2に本考案に係るボン ベ用帽蓋3を取り付けた状態の正面図、(B)は(A)に示すボンベ用帽蓋3を 拡大した図で、この図から分かるように、ボンベ1の首部2に取り付けてある口 金16に設けられた開閉バルブ4及び圧力調整バルブ5がボンベ用帽蓋3によっ て保護されるようになっている。この図において6はバルブ開閉操作用開口部、 7は帽蓋把持用開口部である。図2はボンベ用帽蓋3の外観斜視図であり、図3 の(A)はボンベ用帽蓋3の背面図、(B)は(A)のX−X拡大断面図であり 、図4の(A)はボンベ用帽蓋3の平面図、(B)は正面図、(C)は側面図で ある。
【0009】 図1〜図4を参照すると、ボンベ用帽蓋3は金属製の筒状本体8からなり、こ の筒状本体8の上端周縁は、外側下向きに折り返されて丸みをおびた折り返し縁 部9を形成している。筒状本体8の下端部は径小に絞られていて、この径小下端 部の内周面には、ボンベ1の首部2の上端部外周に形成された雄ねじ部2a(図 1の(B)参照)に螺合する雌ねじ部8aが設けられている。
【0010】 筒状本体8の周壁部には、各図に示すように周壁上端部を切除して開口形成さ れたバルブ開閉操作用開口部6と、周壁上端部を残して開口形成された帽蓋把持 用開口部7とが前後対向位置に設けられ、そして図2及び図3の(B)から分か るように、帽蓋把持用開口部7の開口部上縁には、外側上向きに折り返されて丸 みをおびた折り返し縁部10が形成されている。また、図2及び図4に示すよう に上記両開口部6,7の間に覗き用の小開口部11が開口形成されている。
【0011】 また、前記帽蓋把持用開口部7には開口部下縁の中央部から筒状本体8の下端 に亘って縦に延びる割溝12が形成されており、この割溝12を挟んでその両側 にナット13,14が固着され、両ナット13,14にロック用ボルト15が螺 合されている。
【0012】 上記のように構成されるボンベ用帽蓋3を使用する際には、ロック用ボルト1 5を緩めた状態で、筒状本体8の下端雌ねじ部8aを、図1の(B)に示すよう にボンベ1の首部2の雄ねじ部2aに螺嵌して締め込んだ後、ロック用ボルト1 5を締め付けることによって、このボンベ用帽蓋3をボンベ1の首部2に取り付 け固定する。
【0013】 しかして、ボンベ1を持ち運ぶときは、図2及び図3(B)に夫々仮想線で示 すように帽蓋把持用開口部7にその内側(又は外側)から手を入れて、当該開口 部7の上縁部から筒状本体8の上端周縁部に亘る部分を把持すればよい。この際 、帽蓋把持用開口部7の開口部上縁には外側上向きに折り返されて丸みをおびた 折り返し縁部10が形成されており、またこれに対向する筒状本体8の上端周縁 部には外側下向きに折り返されて同様に丸みをおびた折り返し縁部9が形成され ているから、把持したときに手指を痛めるようなことがなく、感触が良くて把持 し易く、ボンベ1の持ち運びが楽になる。
【0014】 また、このボンベ用帽蓋3の使用において、バルブ開閉操作用開口部6と帽蓋 把持用開口部7との間に覗き用の小開口部11が開口形成されているから、例え ば、液化ガスボンベ1の口金16に設けてあるレベルゲージ17(図4の(C) 参照)をこの小開口部11から覗き見ることができ、ボンベ1内の液化ガス量を 確認することができる。
【0015】 図5は本考案の他の実施例によるボンベ用帽蓋23を示し、(A)は底面図、 (B)は背面図、(C)は側面図である。このボンベ用帽蓋23は、筒状本体8 の周壁に、バルブ開閉操作用開口部6と、周方向に間隔をおいて開口形成された 2つの帽蓋把持用開口部7,7とを備えており、各帽蓋把持用開口部7の開口部 上縁には外側上向きに折り返されて丸みをおびた折り返し縁部10を形成したも ので、2つの帽蓋把持用開口部7,7とを備えている点が異なるだけで、他の構 成については先の実施例によるボンベ用帽蓋3と同一であり、同一構成部材には 同一符号を付している。
【0016】 このボンベ用帽蓋23は、筒状本体8の周壁に2つの帽蓋把持用開口部7,7 を備えているから、図5の(B)に仮想線で示すように、両帽蓋把持用開口部7 ,7に夫々手を入れて両手で帽蓋23を把持できるようになっている。従って、 このボンベ用帽蓋23は、片手では持ち運び難いような比較的大型のボンベに取 り付けて使用される。この場合も、帽蓋把持用開口部7の開口部上縁には外側上 向きに折り返されて丸みをおびた折り返し縁部10が形成されており、またこれ に対向する筒状本体8の上端周縁部には外側下向きに折り返されて同様に丸みを おびた折り返し縁部9が形成されているから、把持したときに手指を痛めるよう なことがなく、把持し易くなる。
【0017】
請求項1に係る考案のボンベ用帽蓋によれば、帽蓋把持用開口部の開口部上縁 に外側上向きに折り返されて丸みをおびた折り返し縁部を形成しているから、ボ ンベを持ち運びする際、ボンベに取り付けた帽蓋の把持用開口部に手を入れて、 帽蓋を把持するとき、従来のように開口部上縁で手指を痛めるようなことがなく 、感触が良くなって把持し易く、ボンベの持ち運びが楽になる。
【0018】 請求項2に係る考案のボンベ用帽蓋によれば、筒状本体の周壁にはバルブ開閉 操作用開口部と帽蓋把持用開口部との間に覗き用の小開口部を形成しているから 、例えば液化ガスボンベの口金に設けてあるレベルゲージをこの小開口部から覗 き見ることができ、ボンベ内の液化ガス量を確認できる。
【0019】 請求項3に係る考案のボンベ用帽蓋によれば、筒状本体の周壁に2つの帽蓋把 持用開口部を備えているから、片手では持ち運び難いような比較的大型のボンベ に取り付けて使用すると有効である。この場合も、帽蓋把持用開口部の開口部上 縁には外側上向きに折り返されて丸みをおびた折り返し縁部が形成されているか ら、把持したときに手指を痛めるようなことがなく、把持し易くなる。
【図1】 (A)は、比較的小型の高圧ガスボンベに本
考案の一実施例に係るボンベ用帽蓋を取り付けた状態の
正面図、(B)は(A)に示すボンベ用帽蓋3の拡大図
である。
考案の一実施例に係るボンベ用帽蓋を取り付けた状態の
正面図、(B)は(A)に示すボンベ用帽蓋3の拡大図
である。
【図2】 ボンベ用帽蓋の使用状態を示す外観斜視図で
ある。
ある。
【図3】 (A)はボンベ用帽蓋の背面図、(B)は
(A)のX−X拡大断面図である。
(A)のX−X拡大断面図である。
【図4】 (A)はボンベ用帽蓋の平面図、(B)は正
面図、(C)は側面図である。
面図、(C)は側面図である。
【図5】 本考案の他の実施例に係るボンベ用帽蓋を示
すもので、(A)はその底面図、(B)は背面図、
(C)は側面図である。
すもので、(A)はその底面図、(B)は背面図、
(C)は側面図である。
1 ボンベ 2 ボンベの首部 3,23 ボンベ用帽蓋 4 開閉バルブ 5 圧力調整バルブ 6 バルブ開閉操作用開口部 7 帽蓋把持用開口部 8 筒状本体 10 折り返し縁部 11 覗き用の小開口部
Claims (3)
- 【請求項1】 ボンベの首部に着脱可能に取り付けられ
る筒状本体の周壁に、周壁上端部を切除して開口形成さ
れたバルブ開閉操作用開口部と、周壁上端部を残して開
口形成された帽蓋把持用開口部とを備えてなるボンベ用
帽蓋において、帽蓋把持用開口部の開口部上縁に外側上
向きに折り返されて丸みをおびた折り返し縁部を形成し
てなることを特徴とするボンベ用帽蓋。 - 【請求項2】 筒状本体の周壁にはバルブ開閉操作用開
口部と帽蓋把持用開口部との間に覗き用の小開口部を形
成してなることを特徴とする請求項1に記載のボンベ用
帽蓋。 - 【請求項3】 筒状本体の周壁には、バルブ開閉操作用
開口部と、周方向に間隔をおいて形成された2つの帽蓋
把持用開口部とを備え、各帽蓋把持用開口部の開口部上
縁に外側上向きに折り返されて丸みをおびた折り返し縁
部を形成してなることを特徴とする請求項1又は2に記
載のボンベ用帽蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010291U JP3060476U (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | ボンベ用帽蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998010291U JP3060476U (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | ボンベ用帽蓋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3060476U true JP3060476U (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=43194292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998010291U Expired - Fee Related JP3060476U (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | ボンベ用帽蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3060476U (ja) |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP1998010291U patent/JP3060476U/ja not_active Expired - Fee Related
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