JP3057590U - 鏡付キャビネット - Google Patents
鏡付キャビネットInfo
- Publication number
- JP3057590U JP3057590U JP1998006969U JP696998U JP3057590U JP 3057590 U JP3057590 U JP 3057590U JP 1998006969 U JP1998006969 U JP 1998006969U JP 696998 U JP696998 U JP 696998U JP 3057590 U JP3057590 U JP 3057590U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- mirror
- cabinet
- drawer
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Drawers Of Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャビネットの空間を有効に利用して鏡を収
納できるとともに、鏡の使い勝手を向上することができ
る鏡付キャビネットを提供する。 【解決手段】 キャビネット2に収納される引出し4
と、前記引出し4に後端を軸として回動自在に取付けら
れ、前記引出し4に対して略水平状態になったときに前
記引出し4の開口を覆う蓋体5と、前記蓋体5の裏面に
配設された鏡面5aとを備え、鏡を使用しないときは、
蓋体5が引出し4の蓋としてキャビネット2内に収納
し、鏡を使用するときは、引出し4を蓋体5とともに引
出し、蓋体5を、蓋体5の後端を軸として回動させ、鏡
面5aを使用できる状態にする。
納できるとともに、鏡の使い勝手を向上することができ
る鏡付キャビネットを提供する。 【解決手段】 キャビネット2に収納される引出し4
と、前記引出し4に後端を軸として回動自在に取付けら
れ、前記引出し4に対して略水平状態になったときに前
記引出し4の開口を覆う蓋体5と、前記蓋体5の裏面に
配設された鏡面5aとを備え、鏡を使用しないときは、
蓋体5が引出し4の蓋としてキャビネット2内に収納
し、鏡を使用するときは、引出し4を蓋体5とともに引
出し、蓋体5を、蓋体5の後端を軸として回動させ、鏡
面5aを使用できる状態にする。
Description
【0001】
本考案は、鏡付キャビネットに関するものであり、特に、キャビネット内のス ペースを有効に利用してキャビネット内に鏡を収納することができる鏡付キャビ ネットに関するものである。
【0002】
従来より、鏡付キャビネットとして鏡台が知られており、鏡台は、机の上に鏡 板が略垂直に立設された構成となっており、机には引出し等が設けられている。
【0003】
しかし、上記鏡台の机には引出し等が設けられているものの、その収納スペー スは少なく、また、通常、鏡台は化粧等以外の目的で使用されることがないため 、引出し等に収納されるものは化粧品等に限られていた。そのため、引出しに収 納することができない大きなものや、化粧とは関係のないものを収納するには、 鏡台以外に別のキャビネットを準備しなければならなかった。
【0004】 ところで、鏡付キャビネットとしては洋服ダンス等も知られており、洋服ダン スにおいては、扉の裏面に鏡面を有するものがある。しかし、扉の裏面にネクタ イ掛具や小棚を備える場合には、扉の裏面の中で鏡面を形成するスペースが少な くなるため、鏡面の面積が小さくなり使い勝手がよくなかった。また、例えば、 本願出願人が先に提案した折畳式テーブルキャビネット(特開平10−5059 号)に開示されているように、キャビネットの扉を折り畳み式のテーブルとして 兼用するものにおいては、前述のように扉の裏面に鏡面を形成するものを採用す ると、扉をテーブルとして使用した際に鏡面がテーブルの天板の裏面に位置し、 鏡として使用することができないという不都合が生じていた。
【0005】 そこで、本考案では、キャビネットの空間を有効に利用して鏡を収納できると ともに、鏡の使い勝手を向上することができる鏡付キャビネットの提供を課題と するものである。
【0006】
請求項1の考案にかかる鏡付キャビネットは、キャビネットに収納される引出 しと、前記引出しに後端を軸として回動自在に取付けられ、前記引出しに対して 略水平状態になったときに前記引出しの開口を覆う蓋体と、前記蓋体の裏面に配 設された鏡面と備えたものである。
【0007】 したがって、請求項1の考案の鏡付キャビネットによれば、前方へ引き出すこ とができる引出しと蓋体とがキャビネットに備えられており、引出しがキャビネ ットに収納されている状態では、蓋体は引出しに略水平状態になり引出しの開口 を覆う。そして、引出しをキャビネットから引き出すとき、蓋体も引出しととも に引き出される。
【0008】 また、蓋体は、引出しに蓋体の後端を軸として回動自在に取付けられているた め、引出しと蓋体とをキャビネットから引き出し、引出しの開口が開放するよう に蓋体の前端を上方に持ち上げることにより、蓋体の後端を軸として蓋体が回動 し、蓋体の裏面の鏡面が現れる。
【0009】 そして、蓋体を引出しに対して略垂直となる位置で保持することにより、蓋体 の裏面に形成された鏡面が正面を向く。
【0010】 請求項2の考案にかかる鏡付キャビネットは、前面に開口を有するキャビネッ トに収納され、表面に鏡面を有する鏡板と、前記鏡板の上面または該上面と近接 する前記キャビネットの所定部位のうち、一方の側に配設された第1溝部及び他 方の側に配設された第1軸部と、前記鏡板の底面または該底面と近接する前記キ ャビネットの所定部位のうち、一方の側に配設された第2溝部及び他方の側に配 設された第2軸部とを具備し、前記第1溝部と前記第1軸部との係合、及び前記 第2溝部と前記第2軸部との係合により、前記鏡板が前記キャビネットに対し手 前方向へ引出し回動が可能であり、且つ奥方向へ押込み収納が可能な状態に装着 されている。
【0011】 つまり、請求項2の考案の鏡付キャビネットは、表面に鏡面を有する鏡板がキ ャビネットに収納されており、鏡板はキャビネットの所定部位間で支持されてい る。鏡板の上面と該上面に近接するキャビネットの所定部位とには、どちらか一 方に第1溝部が形成され、他方に前記第1溝部に係合する第1軸部が形成されて いる。また、鏡板の底面と該底面に近接するキャビネットの所定部位とには、ど ちらか一方に第2溝部が形成されており、他方に前記第2溝部に係合する第2軸 部が形成されている。ここで、第1軸部及び第2軸部は、それぞれ近接する溝部 と係合し、鏡板をキャビネットに枢着させるためのピンまたはボ−ル等である。
【0012】 したがって、請求項2の考案の鏡付キャビネットによれば、鏡を使用するとき には、鏡板はキャビネットの前面開口に対して略平行状態となるように位置して おり、鏡板の鏡面が正面を向く。なお、ここで、前面開口とはキャビネットの前 面に設けられキャビネット内に収納されるものを出し入れするための開口であり 、キャビネットの前面に扉があるものにおいては、扉を開けることにより開口が 形成される。
【0013】 鏡を使用しないときは、キャビネットの前面開口に対して平行状態となってい る鏡板を、縦軸、つまり上方に形成された第1軸部及び下方に形成された第2軸 部を中心として約90°回動させ、鏡板がキャビネットの前面開口に対して略垂 直状態になるようにする。このとき、鏡板は鏡板の一方の側面を先端としてキャ ビネットの前面開口からキャビネットの外部へ突出した状態になる。つぎに、キ ャビネットの外部へ突出している鏡板の側面を、キャビネットの前方から奥方向 (キャビネットの背面方向)に向かって押圧することにより、第1軸部及び第2 軸部がそれぞれ第1溝部及び第2溝部内で摺動する。こうして、鏡板が奥方向に 移動し、鏡板がキャビネット内に収納される。
【0014】 このため、鏡を使用しないときには、鏡板はキャビネットの前面開口に対して 略垂直状態で収納されることから、キャビネットの前面開口の幅に対する鏡板の 幅は、鏡板の板厚分のみとなる。
【0015】
以下、本考案の第一実施形態(請求項1に対応)について図1乃至図3に基づ き説明する。図1乃至図3は本考案の第一実施形態である鏡付キャビネットを示 す斜視図である。
【0016】 図1乃至図3に示すように、鏡付キャビネット1は、キャビネット体2と、扉 兼机3と、該キャビネット体2に収納された引出し4と、この引出し4の開口を 覆う蓋体5とで構成されている。
【0017】 キャビネット体2は、2枚の側板6と、背板7と、天板8と、棚板9と、底板 10とで構成されている。側板6は略長方形の板材からなり、側板6の長手方向 の長さがキャビネット体2の高さに相当する。背板7は、側板6と長手方向の長 さが略等しい略長方形の板材からなる。天板8は、背板7の幅から2枚の側板6 の板厚を差し引いた長さで、幅が側板6の幅に略等しい略長方形の板材である。 棚板9は、上方の第1棚板9aと下方の第2棚板9bとから構成され、どちらも 長さは天板8と略等しいが、幅は天板8より短い略長方形の板材である。底板1 0は、大きさ及び形状が天板8と略同等の板材である。
【0018】 そして、2枚の側板6は、互いに平行に向き合い、長手方向が底面に対して垂 直になるように立設されており、2枚の側板6の間に、背板7が幅方向の側壁を 側板6に当接して固定されている。こうして2枚の側板6と1枚の背板7によっ て囲われた空間には、天板8、第1棚板9a、第2棚板9b,及び底板10が上 方より順に下方に並んで、向かい合う2枚の側板6の内面に当接し、幅方向の後 端部を背板7の内面に当接した状態で組付けられている。これら天板8、第1棚 板9a,第2棚板9b及び底板10のうち、天板8、第2棚板9b及び底板10 については、当接位置において側板6及び背板7に固着されているが、第1棚板 9aについては着脱可能になっている。
【0019】 つまり、2枚の向かい合う側板6の内面には、各々端部近傍の位置に長手方向 に所定間隔で並ぶ複数の係止孔6aが穿設されている。各々の係止孔6aにはピ ン(図示せず)が一端を突出させて他端を挿入できるようになっている。これら 複数の係止孔6aのうち、第1棚板9aを設けたい高さの位置にある、4つの係 止孔6aの各々にピン(図示せず)を挿入し、これら4つのピン(図示しない) によって第1棚板9aを支持するようになっている。そのため、第1棚板9aに ついては、配設する高さは、係止孔6aが穿設されている高さの範囲内で任意に 選択が可能である。
【0020】 このようなキャビネット体2の前面は、扉兼机3により開閉可能に閉蓋されて いる。扉兼机3は、折り畳み可能な扉板11と、机の足の役目をする脚部材12 とを備えている。扉板11は、長手方向の下から略1/3の位置において、上側 部材11aと下側部材11bとに分割され、2つの蝶番(図示しない)により連 結されている。つまり、上側部材11aは、下側部材11bに、2つの蝶番(図 示しない)を軸にして裏面方向に回動可能に軸支されている。
【0021】 また、扉板11は上側部材11aを上にし、上端部の高さをキャビネット体2 の上端の高さに合わせて、下側部材11bの幅方向の一側部を側板6の正面側の 側部に当接し、この当接位置において2つの開閉用蝶番13によって回動可能に 軸支されている。
【0022】 この扉板11の裏面には、脚部材12が折り畳み可能に組付けられている。脚 部材12は、両端付近が下方に突出した略長方形状の板材である。また、扉板1 1の下端左側にはローラ14が設けられ、下側部材11bが開閉用蝶番13だけ でなくローラ14によっても支持され、より安定した脚となる。
【0023】 キャビネット体2には、第2棚板9bの下方に、第2棚板9bの下面に近接し て引出し4及び蓋体5が収納されている。引出し4は、2枚の側面板17と、背 面板18と、前面板19と、底面板20とで構成されている。側面板17は、略 長方形の板材からなり、側面板17の長手方向の長さが引出し4の奥行きに相当 し、幅方向の長さが引出し4の高さに相当する。背面板18及び前面板19は、 ともに略長方形の板材からなり、長手方向の長さが引出し4の幅に相当し、幅方 向の長さが側面板17の幅と等しく引出し4の高さに相当する。底面板20は、 略長方形の板材からなり、底面板20の長手方向の長さが前面板19の長手方向 の長さから両側面板18の板厚を差し引いた長さであり、幅方向の長さは側面板 17の長手方向の長さと等しい。このように、引出し4は、2つの側面板17、 背面板18、及び前面板19により枠体が形成され、底面板20により底が閉塞 された箱状を呈している。
【0024】 また、引出し4の前面板19には、引出し4を前方へ引出すための把手21が 前面板19から突出して設けられている。また、引出し4の両側の側面板17の 外面には、側面板17の前後にわたる凸条22が形成されており、引出し4がキ ャビネット体2に収納された際、凸条22は、キャビネット体2の側板6の内面 に設けられた凹部(図示しない)内に摺動自在に係合される。そして、両側面板 17から突出された2つの凸条22の突出先端間の長さが、キャビネット体2の 両側板6の内面に設けられた2つの凹部(図示しない)間の長さより僅かに短く なるように設定されている。このため、引出し4がキャビネット体2内に収納さ れた状態で、引出し4の把手21を手前に引けば、側面板17の外面に形成され た凸条22がキャビネット体2の側板6に設けられた凹部(図示しない)内で摺 動し、引出し4がキャビネット体2から引出される。
【0025】 引出し4には、上方の開口を覆うように蓋体5が取付けられている。蓋体5は 、略長方形の板材であり、蓋体5の長手方向の長さが引出し4の幅と略等しく、 幅方向の長さが引出し4の長さより幾分長くなっており、蓋体5の裏面には、鏡 面5aが形成されている。
【0026】 また、蓋体5は、蓋体5の後端が、引出し4の背面の位置と一致するように、 引出し4の背面板18の上面と当接しており、当接位置において2つの蝶番25 により蝶番25を軸として回動可能に軸支されている。そして、引出し4が蓋体 5に覆われた状態、つまり蓋体5が閉じられた状態では、蓋体5の先端が引出し 4の前面板19より前方に突出する。したがって、蓋体5が閉じられた状態で、 蓋体5の先端付近の裏面を指で持ち上げれば、蓋体5は蝶番25を軸として回動 し、引出し4の開口が開放されるとともに、蓋体5の裏面に形成された鏡面5a が現れる。蓋体5は、蓋体5の幅方向が引出し4の底面板20に対して垂直より 僅かに後方に傾斜した位置まで回動することができる。
【0027】 次に、上記の鏡付キャビネット1の使用方法について説明する。まず、キャビ ネット体2の扉板11を開閉用蝶板13を軸として開く。そして、扉板11の上 側部材11aを折り曲げるとともに、脚部材12を広げ机をつくる。このとき、 扉板11は開閉用蝶板13を軸として回動可能であるため、例えば、図3に示す ように、扉板11の長手方向がキャビネット体2と平行になるように配置するこ とができる。
【0028】 引出し4内に被収納物を出し入れする際、または鏡を使用する際には、まず、 引出し4の前面板19に設けられた把手21を手前に引き、引出し4及び蓋体5 をキャビネット体2から引出す。そして、引出し4が引出された状態で蓋体5の 先端付近の裏面に指を掛け蓋体5を回動させることにより、蓋体5が引出し4に 対して略垂直方向となる。このとき引出し4の開口が開放されるとともに、蓋体 5の裏面に形成された鏡面5aが正面を向いて現れる。なお、蓋体5の立設角度 を適宜使いやすい角度で保持すれば、使い勝手が向上する。
【0029】 なお、引出し4には、収納できる大きさのものであれば何を収納してもよいが 、化粧を行う際に、この鏡面5aを用いるのであれば、化粧品等化粧に関係のあ るものを引出し4に収納することにより、蓋体5を開くことと化粧品の取り出し とを同時に行うことができるため、一層使い勝手が向上する。
【0030】 このように、上記の鏡付キャビネット1では、引出し4に蓋体5が回動自在に 設けられており、蓋体5の裏面に鏡面5aが形成されているため、鏡が必要でな いときは、蓋体5が引出し4の蓋として大きなスペースをとることなくキャビネ ット体2内に収納される。また、化粧等を行うために鏡が必要なときは、引出し 4を蓋体5とともに引出し、蓋体5を蓋体5の後端を軸として回動させることに より、鏡面5aを使用可能な状態にすることができる。したがって、キャビネッ ト体2内のスペースを有効に利用して鏡を収納することができるとともに、鏡を 使うときは、容易に鏡面5aを使用可能な状態とすることができる。
【0031】 また、上記の鏡付キャビネット1では、扉板11により机をつくることができ るため、つくられた机と蓋体5に形成される鏡面5aとの組合せにより簡単な鏡 台として利用することができる。更に、このように鏡台として利用できるにもか かわらず、引出し4の収納時には、外観から鏡台とはわからないため、化粧とは 関係のないものをキャビネット体2内に収納しても不自然な印象を与えることが ない。
【0032】 なお、上記の鏡付キャビネット1では、キャビネット体2の前面開口に扉兼机 3を備えたものを示したが、単なる扉であってもよく、また、扉を備えないもの においても本考案を適用することができる。
【0033】 また、上記の鏡付キャビネット1では、引出し4の側面板17に凸条22を設 け、キャビネット体2の側板6の内面に凸部22と係合する凹部(図示しない) を設けるものを示したが、引出し4をキャビネット体2内に出し入れできる構成 であればよく、例えば引出し4の側面板17に段部を設けるとともに、キャビネ ット体2の側板6の内面に前記段部が当接する車部材を設け、車部材の回転によ り引出し4の出し入れ円滑に行うようにしてもよい。
【0034】 また、上記の鏡付キャビネット1では、蝶番25を用いて蓋体5を引出し4に 軸支するものを示したが、蓋体5の後端を引出し4に軸支できる構成であればよ く、例えば、蓋体5の両側壁後端にピン等の軸を設けるとともに、引出し4の左 右の側面板17の後端部に前記軸が挿入される孔を形成するようにしてもよい。
【0035】 次に、本考案の第二実施形態(請求項2に対応)について図4乃至図7に基づ き説明する。図4及び図5は本考案の第二実施形態である鏡付キャビネットを示 す斜視図、図6及び図7は本考案のの第二実施形態である鏡付キャビネットの要 部を示す断面図である。
【0036】 図4及び図5に示すように、鏡付キャビネット31は、キャビネット体32と 、扉兼机33と、該キャビネット体32に収納された鏡板35とで構成されてい る。
【0037】 キャビネット体32は、2枚の側板36と、背板37と、天板38と、仕切板 39と、底板40とで構成されている。側板36は略長方形の板材からなり、側 板36の長手方向の長さがキャビネット体32の高さに相当する。背板37は、 側板36と長手方向の長さが略等しい略長方形の板材からなる。天板38は、長 手方向の長さが背板37の幅から2枚の側板36の板厚を差し引いた長さで、幅 が側板36の幅に略等しい略長方形の板材である。底板40は、大きさ及び形状 が天板8と略同等の板材である。仕切板39は、略長方形の板材からなり、仕切 板39の長手方向の長さが側板36の長手方向の長さから天板38の板厚と底板 40の板厚とを差し引いた長さより僅かに短い長さで、幅が側板36の幅の4/ 5の長さである。
【0038】 そして、2枚の側板36は、互いに平行に長手方向が底面に対して垂直になる ように立設されおり、2枚の側板36の間に、背板37が幅方向の側壁を側板3 6に当接して固定されている。こうして2枚の側板36と1枚の背板37によっ て囲われた空間には、天板38及び底板40が上方より順に下方に並んで、向か い合う2枚の側板36の内面に当接し、幅方向の後端部を背板37の内面に当接 した状態で組付けられている。また、仕切板39は幅方向の側壁の一方を背板3 7の内面に、上壁を天板38の内面に、及び底壁を底板40の内面にそれぞれ当 接した状態で、正面からみて右側の側板36の近傍に側板36と平行状態となる ように設けられている。また、正面からみて左側の側板36と仕切板39との間 には、天板38の近傍に、衣類用ハンガー等を引っかけるために設けられた、棒 状の吊具50が架設されている。
【0039】 このようなキャビネット体32の正面は、扉兼机33により開閉可能に閉蓋さ れている。扉兼机33は、折り畳み可能な扉板41と、机の足の役目をする脚部 材42とを備えている。扉板41は、長手方向の略1/2の位置において、上側 部材41aと下側部材41bとに分割され、2つの蝶番(図示しない)により連 結されている。つまり、上側部材41aは、下側部材41bに、2つの蝶番(図 示しない)を軸にして裏面方向に回動可能に軸支されている。
【0040】 また、扉板41は上側部材41aを上にし、上端部の高さをキャビネット体3 2の上端の高さに合わせて、下側部材41bの幅方向の一側部を側板36の正面 側の側部に当接し、この当接位置において2つの開閉用蝶番43によって回動可 能に軸支されている。
【0041】 この扉板41の裏面には、脚部材42が折り畳み可能に組付けられている。脚 部材42は、両端付近が下方に突出した断面略コの字型の板材である。また、扉 板41の下端にはローラ44が設けられ、下側部材41bが開閉用蝶番43だけ でなくローラ44によっても支持され、より安定した脚となる。
【0042】 鏡板35は、略長方形の板材であり、鏡板35の長手方向の長さが仕切板39 の長手方向の長さより僅かに短く、幅方向の長さがキャビネット体32の前面の 開口32aの幅の略半分となっており、鏡板35の表面には鏡面35aが形成さ れている。
【0043】 この鏡板35の上面及び底面には、図6及び図7に示すように、それぞれ鏡板 35の幅方向に沿って第1溝部51及び第2溝部52が形成されている。第1溝 部51及び第2溝部52は、長手方向が鏡板35の幅方向の長さより僅かに短く 、溝幅が後述する軸部の直径より僅かに広く形成されている。
【0044】 一方、天板38及び底板40の内面には、それぞれ右前方隅部付近に第1軸部 53及び第2軸部54が形成されている。第1軸部53及び第2軸部54は、具 体的には、ピンやボールであり、鏡板35の上面及び底面に設けられた第1溝部 51及び第2溝部52にそれぞれ挿入され、鏡板35を軸支する。このように、 第1軸部53及び第2軸部54と、第1溝部51及び第2溝部52との係合によ り、鏡板35は、キャビネット体32に対して回動自在及び摺動自在に装着され ている。
【0045】 鏡面35aを使用するとき、図4に示すように、鏡板35は、鏡板35の幅方 向がキャビネット体32の前面開口32aに対して平行状態となるように、前面 開口32aの近傍に位置する。この時、鏡板35の表面に形成された鏡面35a が正面を向く。この状態では、鏡板35の長手方向の長さと幅方向の長さとを辺 とする鏡板35の面積がキャビネット体32の前面開口32aの略半分の面積を 占めることとなり、衣類等を出し入れするための開口面積は、実質的にキャビネ ット体32の前面開口32aの略半分となる。また、鏡板35の幅方向がキャビ ネット32の前面開口32aに対して平行状態のときは、仕切板39は鏡板35 の後ろに隠れ正面から見えない。
【0046】 鏡面35aを使用しないとき、図5に示すように、鏡板35は、鏡板35の幅 方向がキャビネット体32の前面開口32aと垂直状態となるように、仕切板3 9と右側の側板36との間に位置する。このとき、鏡板35の表面に形成された 鏡面35aが右側を向く。この状態では、鏡板35の長手方向の長さと鏡板35 の板厚の長さとを辺とする鏡板35の側面積がキャビネット体32の前面開口3 2aに対して平行状態となり、その面積は前面開口2aの略1/10となる。こ のように、鏡を使用しないときは、鏡板35は仕切板39と右側の側板36との 間に収納され、しかもキャビネット体32の前面開口32の幅に対して鏡板35 の板厚の長さは僅かであるため、キャビネット体32に衣類を出し入れする際に 、鏡板35が支障となることはない。
【0047】 鏡面35aの使用状態(図4に示す状態)から鏡面35aの不使用状態(図5 に示す状態)に移行するには、図6に示すように、鏡板35がキャビネット体3 2の前面開口32aと平行状態になっている状態から鏡板35の左端部を手前に 引くと、第1軸部53及び第2軸部54を軸として鏡板35が回動し、鏡板35 がキャビネット32の前面開口32aと垂直状態になり、鏡板35の前記左端部 を先端として鏡板35の幅方向の略2/3がキャビネット32の前面開口32a からキャビネット32外へ突出する。次に、鏡板35の前記左端部を前方から奥 方向(背板37の方向)に向かって押圧すれば、鏡板35に形成された第1溝部 51及び第2溝部52がそれぞれ第1軸部53及び第2軸部54に対して摺動し 、鏡板35がキャビネット体32の奥方向へ移動する。この結果、鏡板35は、 仕切板39と左側の側板36の間に収納される。
【0048】 また、逆に、鏡面35aの不使用状態(図5に示す状態)から使用状態(図4 に示す状態)に移行するには、キャビネット体32の前面開口32aと垂直状態 であり、仕切板39と右側の側板36の間に収納されている鏡板35を手前に引 くことにより、鏡板35に形成された第1溝部51及び第2溝部52がそれぞれ 第1軸部53及び第2軸部54に対して摺動し、鏡板35がキャビネット体32 の前方へと移動し、鏡板35の幅方向の略2/3がキャビネット32の前面開口 32aからキャビネット32外へ突出する。次に、鏡板35の先端部(前記左端 部)を右方向へ押すと第1軸部53及び第2軸部54を軸として鏡板35が回動 し、鏡板35がキャビネット32の前面開口32aと略平行状態となる。
【0049】 以上のように、上記の鏡付キャビネット31では、鏡を使用するときは、キャ ビネット体32の前面開口32aの略半分を占める大きさの鏡板35をキャビネ ット体32の前面開口の近傍に位置させることができ、例えば使用者の全身を写 すことができる。また、キャビネット体32の前面開口32aから洋服等を出し 入れする際等、鏡を使用しないときは、鏡板35が支障とならないように鏡板3 5をキャビネット体32内に収納することができる。
【0050】 また、上記の鏡付キャビネット31では、扉板41により机をつくることがで きるため、机と鏡板35に形成される鏡面35aとを組み合わせることにより簡 単な鏡台として利用することもできる。
【0051】 なお、上記の鏡付キャビネット31では、鏡板35をキャビネット体32に対し て回動自在且つ摺動自在に装着するために、鏡板35に溝部(第1溝部51及び 第2溝部52)を形成し、キャビネット体32に軸部(第1軸部53及び第2軸 部54)を形成するものを示したが、図8に示すように鏡板35に軸部61を形 成し、キャビネット体32に軸部61と係合する溝部62を形成するようにして もよい。
【0052】
以上のように、請求項1の考案の鏡付キャビネットは、引出しに蓋体が回動自 在に設けられ、蓋体の裏面に鏡面を有していることから、鏡を使用しないときは 、蓋体が引出しの蓋として大きなスペースをとることなくキャビネット内に収納 できる。また、鏡を使用するときは、引出しを蓋体とともに引出し、蓋体を、蓋 体の後端を軸として回動させることにより、鏡面を使用可能な状態とすることが できる。したがって、キャビネット内のスペースを有効に利用して鏡を収納する ことができるとともに、鏡を使うときは、容易に鏡面5aを使用可能状態とする ことができ、使い勝手がよい。
【0053】 請求項2の考案の鏡付キャビネットは、鏡面を有する鏡板がキャビネット体に 対し手前方向へ引出し回動が可能であり、且つ奥方向へ押込み収納が可能な状態 に装着されており、鏡を使用するときは鏡板の幅方向を、キャビネットの前面開 口に対して平行状態とすることができ、鏡面を大きく形成することができる。ま た、鏡を使用しないときは、鏡板を、キャビネットの前面開口に対して垂直状態 となるようにキャビネット内に収納できるため、被収納物をキャビネット内に出 し入れする際に鏡板が支障となることはなく、円滑に被収納物の出し入れを行う ことができる。
【図1】本考案の第一実施形態である鏡付キャビネット
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本考案の第一実施形態である鏡付キャビネット
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】本考案の第一実施形態である鏡付キャビネット
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】本考案の第二実施形態である鏡付キャビネット
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】本考案の第二実施形態である鏡付キャビネット
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】本考案の第二実施形態である鏡付キャビネット
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図7】本考案の第二実施形態である鏡付キャビネット
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図8】本考案の第二実施形態の他の例である鏡付キャ
ビネットの要部を示す断面図である。
ビネットの要部を示す断面図である。
1 鏡付キャビネット 2 キャビネット体(キャビネット) 4 引出し 5 蓋体 5a 鏡面 31 鏡付キャビネット 32 キャビネット体(キャビネット) 32a 前面開口 35 鏡板 35a 鏡面 51 第1溝部 52 第2溝部 53 第1軸部 54 第2軸部
Claims (2)
- 【請求項1】 キャビネットに収納される引出しと、 前記引出しに後端を軸として回動自在に取付けられ、前
記引出しに対して略水平状態になったときに前記引出し
の開口を覆う蓋体と、 前記蓋体の裏面に配設された鏡面とを具備することを特
徴とする鏡付キャビネット。 - 【請求項2】 前面に開口を有するキャビネットに収納
され、表面に鏡面を有する鏡板と、 前記鏡板の上面または該上面と近接する前記キャビネッ
トの所定部位のうち、一方の側に配設された第1溝部及
び他方の側に配設された第1軸部と、 前記鏡板の底面または該底面と近接する前記キャビネッ
トの所定部位のうち、一方の側に配設された第2溝部及
び他方の側に配設された第2軸部とを具備し、 前記第1溝部と前記第1軸部との係合、及び前記第2溝
部と前記第2軸部との係合により、前記鏡板が前記キャ
ビネットに対し手前方向へ引出し回動が可能であり、且
つ奥方向へ押込み収納が可能な状態に装着されているこ
とを特徴とする鏡付キャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006969U JP3057590U (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 鏡付キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998006969U JP3057590U (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 鏡付キャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3057590U true JP3057590U (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=43191521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1998006969U Expired - Lifetime JP3057590U (ja) | 1998-09-08 | 1998-09-08 | 鏡付キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3057590U (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190053915A (ko) | 2016-10-07 | 2019-05-20 | 가부시끼가이샤 디디에스 | 정보 처리 프로그램 및 정보 처리 장치 |
KR20190067915A (ko) | 2016-10-31 | 2019-06-17 | 가부시끼가이샤 디디에스 | 피부 정보 처리 프로그램 및 피부 정보 처리 장치 |
JP2019122500A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP2019122750A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP2019177069A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP2019177068A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP2021523759A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-09-09 | タノス ゲーエムベーハー ベルパッケン*オルドネン* プラーセンティエレン | 特に作業車両のための棚システムと関連するコンテナ |
-
1998
- 1998-09-08 JP JP1998006969U patent/JP3057590U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190053915A (ko) | 2016-10-07 | 2019-05-20 | 가부시끼가이샤 디디에스 | 정보 처리 프로그램 및 정보 처리 장치 |
KR20190067915A (ko) | 2016-10-31 | 2019-06-17 | 가부시끼가이샤 디디에스 | 피부 정보 처리 프로그램 및 피부 정보 처리 장치 |
JP2019122500A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP2019122750A (ja) * | 2018-01-12 | 2019-07-25 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP7172380B2 (ja) | 2018-01-12 | 2022-11-16 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP7003672B2 (ja) | 2018-01-12 | 2022-01-20 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP2021523759A (ja) * | 2018-01-15 | 2021-09-09 | タノス ゲーエムベーハー ベルパッケン*オルドネン* プラーセンティエレン | 特に作業車両のための棚システムと関連するコンテナ |
JP7136924B2 (ja) | 2018-01-15 | 2022-09-13 | タノス ゲーエムベーハー ベルパッケン*オルドネン* プラーセンティエレン | 特に作業車両のための棚システムと関連するコンテナ |
US11684158B2 (en) | 2018-01-15 | 2023-06-27 | TANOS GmbH Verpacken *Ordnen* Präsentieren | Shelf system for service vehicles in particular and associated container |
JP2019177068A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP7077722B2 (ja) | 2018-03-30 | 2022-05-31 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP7077723B2 (ja) | 2018-03-30 | 2022-05-31 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
JP2019177069A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | Toto株式会社 | 鏡の固定構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1459646B1 (en) | Cosmetic case of button open type | |
TWI224994B (en) | Tool case with cover member support | |
JP4797022B2 (ja) | 内容物ケースがスライド自在に挿脱される構造を持つコンパクト容器 | |
JP2011500200A (ja) | コンパクトケース | |
KR200352880Y1 (ko) | 화장품 및 화장용구 보관 케이스 | |
JP3057590U (ja) | 鏡付キャビネット | |
KR100987229B1 (ko) | 슬라이드 개폐방식의 화장품 케이스 | |
JPS6125696Y2 (ja) | ||
TWM620851U (zh) | 抽屜式容器 | |
JPS6340163Y2 (ja) | ||
JPS6239789Y2 (ja) | ||
JPS6313711Y2 (ja) | ||
JPS646732Y2 (ja) | ||
JPS6241643Y2 (ja) | ||
JPH0135384Y2 (ja) | ||
JP2529740Y2 (ja) | ヒンジ蓋付き容器 | |
JP4716089B2 (ja) | バッグ | |
JP2004038397A (ja) | パソコン用デスク | |
JPS6329448Y2 (ja) | ||
JPH0123341Y2 (ja) | ||
JPS6018168Y2 (ja) | コンパクト | |
JP3071734U (ja) | 化粧ケース | |
JPH0112658Y2 (ja) | ||
JPH0540817Y2 (ja) | ||
KR20060009456A (ko) | 가판용 카트 |