JP3052792B2 - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
- Publication number
- JP3052792B2 JP3052792B2 JP7172576A JP17257695A JP3052792B2 JP 3052792 B2 JP3052792 B2 JP 3052792B2 JP 7172576 A JP7172576 A JP 7172576A JP 17257695 A JP17257695 A JP 17257695A JP 3052792 B2 JP3052792 B2 JP 3052792B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor switching
- voltage
- switching element
- power supply
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims description 80
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 7
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 13
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 8
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000036961 partial effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Description
のインバータ装置に関し、電気自動車等の電源電圧が変
動するものに適する。
て、電気自動車のモータ駆動システムを図1に示す。図
1において、1は直流電源、2a,2b,2c,2d,
2e,2fは直流電源1が接続されたMOS入力型の半
導体スイッチング素子、3a,3b,3c,3d,3
e,3fはMOS入力型の半導体スイッチング素子2a
〜2fにそれぞれ逆並列に接続された還流用のダイオー
ド、4は3相モータ、5a,5bは、U相、W相のイン
バータ出力電流を検出する電流センサ、6は電流センサ
5a,5bの信号を増幅する電流信号増幅回路、7はコ
ントローラ、8は自動車のアクセルに備えられたアクセ
ルセンサ、9a,9b,9c,9d,9e,9fは同一
回路構成からなるゲート駆動回路である。
クセル信号に応じて3相モータ4が所定のトルクを出力
するようにゲート駆動回路9a〜9fを駆動して、半導
体スイッチング素子2a〜2fの通電状態を切換制御す
ることによって、直流電源1から3相モータ4への電流
路が切換えられる。
おいて、従来のゲート駆動回路9a〜9fの回路構成
を、ゲート駆動回路9aを代表として図5に示す。図5
において、10は直流電源、11はフォトカプラ、1
2,13,14はトランジスタ、15〜18は抵抗、1
9はターンオン用ゲート抵抗、20はターンオフ用ゲー
ト抵抗、21はゲート抵抗である。
明をする。始めに、MOS入力型の半導体スイッチング
素子2aをターンオンさせる場合を説明する。コントロ
ーラ7がフォトカプラ11の一次側ダイオードを駆動す
ると、フォトカプラ11の二次側フォトトランジスタが
オンになり、トランジスタ12にベース電流を流させな
いようにするため、トランジスタ12はオフとなる。ト
ランジスタ12がオフになると、抵抗18を通じてトラ
ンジスタ13にベース電流が流れるため、トランジスタ
13はオンになる。トランジスタ13がオンになると、
抵抗19,21を通じてMOS入力型の半導体スイッチ
ング素子2aのゲートを充電し、ゲートが所定の電位
(スレッショルド電圧)以上になると、MOS入力型の
半導体スイッチング素子2aはオンになる。
素子2aをターンオフする場合は、コントローラ7がフ
ォトカプラ11の一次側ダイオードの駆動を停止する
と、フォトカプラ11の二次側フォトトランジスタがオ
フになり、抵抗15,16を通じてトランジスタ12に
ベース電流が流れ、トランジスタ12がオンになる。ト
ランジスタ12がオンになると、抵抗18を通じてトラ
ンジスタ13に供給されていたベース電流が流れなくな
るため、トランジスタ13はオフになると同時に、トラ
ンジスタ12を通じてトランジスタ14にベース電流が
流れるためトランジスタ14がオンになる。トランジス
タ14がオンになると、抵抗20、21を通じてMOS
入力型の半導体スイッチング素子2aのゲートを放電
し、ゲートが所定の電位(スレッショルド電圧)以下に
なると、MOS入力型の半導体スイッチング素子2aは
オフになる。
素子のスイッチング特性について説明する。まず、ター
ンオンスイッチング特性について図6、図7を用いて説
明する。図6において、22は配線の浮遊インダクタン
スであり、23は負荷のインダクタンスである。図6に
おいて、MOS入力型の半導体スイッチング素子2dが
オンで、負荷電流ILが矢印(1)の方向に流れている
状態に、MOS入力型の半導体スイッチング素子2dを
ターンオフさせた場合の動作を考える。
dがオフになると、半導体スイッチング素子2dを流れ
ていた負荷電流ILは、負荷のインダクタンス23によ
りダイオード3aへ転流して、矢印(2)の向きへ流れ
る。次にMOS入力型の半導体スイッチング素子2dが
再度オンになると、ダイオード3aのキャリアを放出し
て逆回復するまで、矢印(3)に示すように、直流電源
1、浮遊インダクタンス22、ダイオード3a、及びM
OS入力型の半導体スイッチング素子2dからなる回路
を通じて瞬間短絡状態になる。尚、実際は他の配線部に
も、インダクタンスがあるが、説明を簡単にするために
省略した。
れてダイオード3aは逆方向特性を回復するが、逆回復
電流の減衰が急になると、浮遊インダクタンス22によ
るサージ電圧がMOS入力型の半導体スイッチング素子
2aやダイオード3aに印加される。この逆回復電流
は、ダイオード3aの順方向電流Iを観測することによ
って見分けることができ、時刻t1でMOS入力型の半
導体スイッチング素子2dがオンになると、電流iはI
Lの大きさから減少して零となり、その後、逆回復電流
が流れた後に急激に零となり、この時点で浮遊インダク
タンス22によってMOS入力型の半導体スイッチング
素子2aやダイオード3aに大きなサージ電圧VDが印
加される。
B、浮遊インダクタンス22をLとすると、VD=L・
di/dt+VBとなる。サージ電圧VDをMOS入力
型の半導体スイッチング素子の定格電圧VS以下に抑え
ないと、素子そのものが耐圧破壊を起こしてしまうの
で、サージ電圧VDを小さくする必要がある。
源電圧VBを小さくするか、浮遊インダクタンス22の
Lの大きさを減少させるか、di/dtを低下させるか
のいずれかによってサージ電圧VDを小さくすることが
できるが、直流電源電圧VBを小さくすると、負荷に供
給する電力が制限されてしまい、また、浮遊インダクタ
ンス22のLを減少させることは配線上から限界がある
ので、一般にはdi/dtを減少させる方法が有効であ
る。
オードのリカバリー時間を短く設計する方法がある。さ
らに、リカバリー電流を緩やかに減衰させるソフトリカ
バリーダイオードも開発されているが、限界があり、図
7における波形Aは、MOS入力型の半導体スイッチン
グ素子2dを急速にオンさせた場合であり、その時の電
流の立ち上がりは速くサージ電圧VDも大きな値となっ
ていて、MOS入力型の半導体スイッチング素子の定格
VSを超えてしまっている。一方、波形Bは、MOS入
力型の半導体スイッチング素子2aを緩やかにオンさせ
た場合であり、逆電流iの値も、di/dtの値も小さ
く、従ってサージ電圧VDも低くなる。
グ素子2dのターンオン時間は、ゲートの充電時間に依
存し、MOS入力型の半導体スイッチング素子のターン
オンを長くするには、図5に示した回路のゲート抵抗1
9,21の抵抗値を大きくして、ゲート充電時間を長く
すればよい。ところが、di/dtを抑制するため、上
記のようにターンオン用ゲート抵抗19,21の抵抗値
を大きくして、MOS入力型の半導体スイッチング素子
のスイッチングスピードを遅くすることはスイッチング
損失を大きくしてしまい、インバータ装置の損失増大に
なるという問題がある。
素子のターンオフスイッチング特性について、図6、図
7を用いて説明する。図6の負荷電流が(1)から
(2)に切り替わった時、MOS入力型の半導体スイッ
チング素子2dに流れていた電流はILから0に変化す
るため、MOS入力型の半導体スイッチング素子2dの
両端にサージ電圧VCが印加される。サージ電圧VC
は、VC=L・di/dt+VBで表され、ターンオン
スイッチング特性と同様にサージ電圧VCをMOS入力
型の半導体スイッチング素子の定格VS以下に抑えるに
は、di/dtの抑制しかなく、MOS入力型の半導体
スイッチング素子2dのターンオフ時間はゲートの放電
時間に依存し、MOS入力型の半導体スイッチング素子
のターンオフ時間を長くするには、図5に示した回路の
ゲート抵抗20、21の抵抗値を大きくして、ゲート放
電時間を長くすればよい。しかし、インバータ装置の損
失面に関しても、ターンオンスイッチング特性と同様
で、MOS入力型の半導体スイッチング素子のターンオ
フスイッチングスピードを遅くすることはスイッチング
損失を多くしてしまうという問題点がある。
スイッチング素子にかかるサージ電圧は、L・di/d
t+VBで表されるので、商用電源から電力を供給され
る汎用インバータ装置では、直流電源電圧VBがほぼ一
定であることを考慮すると、L・di/dtの項だけに
着目すればよい。しかしながら、電気自動車のようなバ
ッテリを搭載した車両では、バッテリの充電時や長い急
な下り坂を下りた場合の回生時には、直流電源電圧VB
が上昇し、逆に加速中は、直流電源電圧VBが下降する
ように、直流電源電圧VBが大きく変動する。
が上昇した場合等は、L・di/dt+VBを考慮する
と、サージ電圧を抑制するためにスイッチングスピード
を遅くするが、直流電源電圧が低い場合には、スイッチ
ングスピードを速くしてサージ電圧を増やしても、サー
ジ電圧の絶対値としては小さいので、MOS入力型の半
導体スイッチング素子を耐圧破壊に至らしめることはな
く、スイッチング損失を低減できる。
が変動する電気自動車のようなモータ駆動システムにお
いて、直流電源電圧に応じてインバータ装置を構成する
MOS入力型の半導体スイッチング素子のスイッチング
スピードを適正に制御することにより、インバータ装置
のスイッチ損失低減を図ることを目的とするものであ
る。
直流電源と、該直流電源に対して直列接続された複数組
の電圧駆動型の半導体スイッチング素子と、該半導体ス
イッチング素子の各出力端に逆並列接続した帰還ダイオ
ードと、前記各半導体スイッチング素子をオン・オフ制
御する制御回路とを有し、前記半導体スイッチング素子
の各直列接続点に結線される負荷を通電制御するインバ
ータ装置において、前記制御回路に、前記直流電源の電
圧を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段に検出さ
れた前記直流電源の電圧に応じて前記半導体スイッチン
グ素子のスイッチングスピードを可変するスイッチング
スピード変更手段とを設けたことを技術的手段とする。
体スイッチング素子は、MOS入力型トランジスタであ
り、前記スイッチングスピード変更手段は、複数のゲー
ト抵抗の内の少なくとも1つのゲート抵抗にスイッチ手
段を並列接続させ、該スイッチ手段を前記直流電源の電
圧に応じて制御して、前記MOS入力型の半導体スイッ
チング素子のゲートの充放電インピーダンスを可変し
て、前記MOS入力型半導体スイッチング素子のゲート
の充放電時間を制御することで、前記MOS入力型の半
導体スイッチング素子のスイッチング時間を制御するこ
とを技術的手段とする。
半導体スイッチング素子は、MOS入力型トランジスタ
であり、前記電圧検出手段を、前記複数組のMOS入力
型トランジスタのそれぞれのゲートの充放電を行うゲー
ト駆動回路内にそれぞれ持つことを技術的手段とする。
請求項4は、請求項1、2において、前記半導体スイッ
チング素子は、MOS入力型トランジスタであり、前記
電圧検出手段を、前記複数組のMOS入力型トランジス
タそれぞれのゲートの充放電を行うゲート駆動回路外に
設け、前記直流電源の電圧が所定の電圧以上か以下か
を、前記ゲート駆動回路のすべてに送信することを技術
的手段とする。
って検出し、その電圧に応じて、例えば、半導体スイッ
チ素子のゲートの充放電時間を制御することなどによっ
て、半導体スイッチング素子のスイッチングスピードを
可変する。これにより、直流電源の電圧が高い場合に
は、半導体スイッチング素子のスイッチングスピードが
遅くなり、負荷インダクタンスにより半導体スイッチン
グ素子に加わるサージ電圧のL・di/dt成分が小さ
くなるため、大きなサージ電圧が半導体スイッチング素
子にかかることがない。一方、直流電源の電圧が低い場
合には、半導体スイッチング素子のスイッチングスピー
ドが速くなり、負荷インダクタンスにより半導体スイッ
チング素子に加わるサージ電圧のL・di/dt成分が
大きくなるが、このときの直流電源の電圧自体が低い状
態であるため、サージ電圧の絶対値が低くなり、半導体
スイッチング素子に耐圧を超えるサージ電圧がかかるこ
とがない。また、このとき、スイッチング時間が短くな
るため、スイッチング損失が小さくなる。
電圧に応じて半導体スイッチング素子のスイッチングス
ピードを変更するため、直流電源の電圧が高い場合に
は、サージ電圧を小さくすることができ、また、直流電
源の電圧が低い場合には、スイッチング損失を小さくす
ることができる。
気自動車のモータ駆動システムの実施例に基づいて説明
する。本発明の特徴たる構成は、図1に示すモータ駆動
システムのゲート駆動回路9a〜9fにおいて適用され
ており、本発明の実施例となるゲート駆動回路9の回路
構成を図2に示す。図2において、24はオペアンプを
用いた差動増幅回路によって構成された公知の電圧検出
回路であって、モータ駆動システム内の直流電源1の電
圧を検出する。25aはコンパレータ、25bはコンパ
レータ25a内の出力トランジスタ、26は基準電圧
源、27,28はトランジスタ、29はP型MOSFE
T、30はN型MOSFET、31〜45は抵抗、46
はダイオード、47はフォトカプラである。なお、図2
において、図5と同符号を付したものは同一構成を示
す。
の動作について説明する。モータ駆動システム内の直流
電源1の電圧が所定の電圧以上であるとすると、コンパ
レータ25a内の出力トランジスタ25bがオフになる
ため、抵抗33、35を通じてトランジスタ27にベー
ス電流が流れるため、トランジスタ27がオンになる。
トランジスタ27がオンになると、トランジスタ28に
ベース電流が供給されるため、トランジスタ28がオン
になる。トランジスタ27がオンになると、N型MOS
FET30のゲートが放電されるため、N型MOSFE
T30がオフになる。また、トランジスタ28がオンに
なるため、P型MOSFET29のゲートが充電される
ため、P型MOSFET29がオフになる。このとき、
MOS入力型の半導体スイッチング素子のゲートの充電
抵抗は、抵抗44,19,21の直列抵抗となり、ゲー
トの放電抵抗は、抵抗21,20,45の直列抵抗とな
る。
定の電圧以下であるとすると、コンパレータ25a内の
出力トランジスタ25bがオンになるため、トランジス
タ27にベース電流が供給されず、トランジスタ27は
オフになる。トランジスタ27がオフになると、トラン
ジスタ28にベース電流が供給されないため、トランジ
スタ28がオフになる。ここで、ダイオード46はトラ
ンジスタ27がオフの状態で、抵抗37,42,43に
トランジスタ28のベース電流が流れてトランジスタ2
8が誤ってオンにならないように逆阻止している。トラ
ンジスタ28がオフになると、P型MOSFET29の
ゲートがソースに対して負にバイアスされるため、P型
MOSFET29はオンになる。また、トランジスタ2
7がオフになっているので、抵抗34,42を通じてN
型MOSFET30のゲートがソースに対して正にバイ
アスされるので、N型MOSFET30はオンになる。
は、オンになるとオン抵抗が数十ミリオームとなるの
で、このときMOS入力型の半導体スイッチング素子の
ゲートの充電抵抗は、ほとんど抵抗19,21の直列抵
抗となり、ゲートの放電抵抗は、抵抗21,20の直列
抵抗となる。従って、モータ駆動システム内の直流電源
1の電圧が所定の電圧以下になると、MOS入力型の半
導体スイッチング素子のゲートの充放電が速くなり、充
放電時間が短くなる。その結果、MOS入力型の半導体
スイッチング素子がターンオフ及びターンオンするとき
に発生するサージ電圧のL・di/dt分は増えるが、
直流電源1の電圧が低い状態なので、サージ電圧の絶対
値が低いため、MOS入力型の半導体スイッチング素子
を耐圧破壊に至らしめることなしに、スイッチング損失
を低減できる。
場合のMOS入力型の半導体スイッチング素子にかかる
サージ電圧波形およびMOS入力型の半導体スイッチン
グ素子に流れる電流波形を示す。図中、(A)はモータ
駆動システムの直流電源1の電圧VBが高い場合であ
り、(B),(C)は低い場合である。また、(A),
(B)は本発明の制御を行った場合であり、(C)は制
御を行わない従来技術による場合である。なお、VMAX
はMOS入力型の半導体スイッチング素子の耐圧定格で
ある。
(A)と(B)とを比較すると、モータ駆動システムの
直流電源1の電圧VBが低い場合の(B)は、スイッチ
ングスピードが速くなる(di/dtが大きくなる)
が、サージ電圧のレベルは(A),(B)とも、VMAX
以下で、(B)と(C)とを比較すると、(B)の場合
はスイッチング時間が短くなるので、サージ電圧のレベ
ルは大きくなるが、MOS入力型の半導体スイッチング
素子を耐圧破壊させるレベルのVMAX に至っていない。
また、スイッチング時間が短くなるので、制御なしの場
合と比較すると、スイッチング損失が小さくなるのが分
かる。
路を示す。図4において、47はフォトカプラである。
第2実施例では、直流電源1の電圧を検出する電圧検出
手段をコントローラ7内に設け、コントローラ7から各
ゲート駆動回路9a〜9fのフォトカプラ47へ、直流
電源1の電圧が所定の電圧以上か以下かの信号を送出す
るため、各ゲート駆動回路の電圧検出回路を省略でき
る。
動回路を示したが、両電源用のゲート駆動回路でもよ
い。また、13,14,27,28としてパイポーラト
ランジスタを用いたが、FET等の他のスイッチ手段で
もよい。また、コントローラ7とゲート駆動回路のイン
ターフェースとしてフォトカプラを用いたが、パルスト
ランス等の他の絶縁手段でもよい。また、ターンオンと
ターンオフの高速化を同時に行ったが、別々に行っても
よい。また、スイッチングスピードについて、高速化と
低速化の2段階で分けたが、それ以上の複数段階で分け
てもよく、ターンオンとターンオフとで、段階数を別々
に設定してもよい。また、直流電源電圧の検出手段とし
て電圧検出回路を用いたが、アイソレーションアンプ等
の他の絶縁手段を用いてもよい。
動するようなインバータ装置において、インバータ装置
を構成するMOS入力型の半導体スイッチング素子のス
イッチングスピードを電源電圧に応じて適正に制御する
ことによって、インバータ装置のスイッチング損失を低
減することができる。
システムを示す回路図である。
回路を示す回路図である。
回路を示す回路図である。
である。
ための部分回路図である。
ための波形図である。
変更手段) 24 電圧検出回路(電圧検出手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 直流電源と、 該直流電源に対して直列接続された複数組の電圧駆動型
の半導体スイッチング素子と、 該半導体スイッチング素子の各出力端に逆並列接続した
帰還ダイオードと、 前記各半導体スイッチング素子をオン・オフ制御する制
御回路とを有し、前記半導体スイッチング素子の各直列
接続点に結線される負荷を通電制御するインバータ装置
において、 前記制御回路に、 前記直流電源の電圧を検出する電圧検出手段と、 該電圧検出手段に検出された前記直流電源の電圧に応じ
て前記半導体スイッチング素子のスイッチングスピード
を可変するスイッチングスピード変更手段とを設けたこ
とを特徴とするインバータ装置。 - 【請求項2】 前記半導体スイッチング素子は、MOS
入力型トランジスタであり、前記スイッチングスピード
変更手段は、複数のゲート抵抗の内の少なくとも1つの
ゲート抵抗にスイッチ手段を並列接続させ、該スイッチ
手段を前記直流電源の電圧に応じて制御して、前記MO
S入力型の半導体スイッチング素子のゲートの充放電イ
ンピーダンスを可変して、前記MOS入力型半導体スイ
ッチング素子のゲートの充放電時間を制御することで、
前記MOS入力型の半導体スイッチング素子のスイッチ
ング時間を制御することを特徴とする請求項1記載のイ
ンバータ装置。 - 【請求項3】 前記半導体スイッチング素子は、MOS
入力型トランジスタであり、前記電圧検出手段を、前記
複数組のMOS入力型トランジスタのそれぞれのゲート
の充放電を行うゲート駆動回路内にそれぞれ持つことを
特徴とする請求項1または2に記載のインバータ装置。 - 【請求項4】 前記半導体スイッチング素子は、MOS
入力型トランジスタであり、前記電圧検出手段を、前記
複数組のMOS入力型トランジスタそれぞれのゲートの
充放電を行うゲート駆動回路外に設け、前記直流電源の
電圧が所定の電圧以上か以下かを、前記ゲート駆動回路
のすべてに送信することを特徴とする請求項1または2
に記載のインバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172576A JP3052792B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7172576A JP3052792B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | インバータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0923664A JPH0923664A (ja) | 1997-01-21 |
JP3052792B2 true JP3052792B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=15944404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7172576A Expired - Lifetime JP3052792B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052792B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10291168B2 (en) | 2015-06-26 | 2019-05-14 | Denso Corporation | Power conversion control apparatus |
WO2025115239A1 (ja) * | 2023-11-30 | 2025-06-05 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3941309B2 (ja) * | 1998-12-03 | 2007-07-04 | 株式会社日立製作所 | 電圧駆動形スイッチング素子のゲート駆動回路 |
JP3968203B2 (ja) * | 2000-02-04 | 2007-08-29 | 株式会社日立製作所 | スロットルバルブ制御装置 |
JP4668679B2 (ja) * | 2005-05-16 | 2011-04-13 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 回転電機制御装置 |
JPWO2008155917A1 (ja) | 2007-06-19 | 2010-08-26 | パナソニック株式会社 | スイッチング素子駆動回路 |
FR2927738B1 (fr) * | 2008-02-19 | 2013-01-04 | Alstom Transport Sa | Dispositif et circuit de commande d'un composant electronique de puissance, procede de pilotage et allumeur associes. |
JP5633442B2 (ja) | 2011-03-18 | 2014-12-03 | 三菱電機株式会社 | インバータ制御装置及び冷凍空調装置 |
JP5585594B2 (ja) * | 2012-01-12 | 2014-09-10 | 株式会社デンソー | スイッチング素子の駆動回路 |
JP5796586B2 (ja) | 2013-02-04 | 2015-10-21 | 株式会社デンソー | 回路制御装置 |
JP2014171354A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体スイッチング素子のゲート駆動回路 |
KR101477377B1 (ko) * | 2013-03-20 | 2014-12-29 | 삼성전기주식회사 | 게이트 구동 장치 및 이를 갖는 인버터 |
JP2015065742A (ja) * | 2013-09-24 | 2015-04-09 | トヨタ自動車株式会社 | インバータ制御装置およびインバータ装置の制御方法 |
JP5893064B2 (ja) * | 2014-03-18 | 2016-03-23 | 三菱電機株式会社 | モータの制御装置 |
JP6517496B2 (ja) * | 2014-11-04 | 2019-05-22 | 三菱電機株式会社 | モータ駆動装置、電動送風機、および電気掃除機 |
US10727729B2 (en) | 2015-09-03 | 2020-07-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Power converter |
JP6708843B2 (ja) * | 2016-08-05 | 2020-06-10 | 株式会社デンソー | 駆動装置 |
JP7063082B2 (ja) * | 2018-04-23 | 2022-05-09 | 株式会社デンソー | スイッチング素子制御回路 |
CN110518784A (zh) * | 2019-07-19 | 2019-11-29 | 杭州洲钜电子科技有限公司 | 一种逆变器中功率mosfet并联均流电路 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP7172576A patent/JP3052792B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10291168B2 (en) | 2015-06-26 | 2019-05-14 | Denso Corporation | Power conversion control apparatus |
WO2025115239A1 (ja) * | 2023-11-30 | 2025-06-05 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0923664A (ja) | 1997-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3052792B2 (ja) | インバータ装置 | |
US9112344B2 (en) | Driver for switching element and control system for rotary machine using the same | |
KR101863014B1 (ko) | 자기 소호형 반도체 소자의 단락 보호 회로 | |
US8531212B2 (en) | Drive circuit for voltage-control type of semiconductor switching device | |
US7151401B2 (en) | Semiconductor apparatus | |
US8981689B2 (en) | Driver for switching element and control system for rotary machine using the same | |
JP4236924B2 (ja) | 突入電流制限回路、電源装置、および電力変換装置 | |
JP4432215B2 (ja) | 半導体スイッチング素子のゲート駆動回路 | |
US9698654B2 (en) | Soft shutdown for isolated drivers | |
US7777437B2 (en) | Switching control system and motor driving system | |
US6285235B1 (en) | Gate control circuit for voltage drive switching element | |
CN103944548A (zh) | 用于晶体管的栅极驱动电路 | |
US8829836B2 (en) | Driver for switching element and control system for rotary machine using the same | |
US6917227B1 (en) | Efficient gate driver for power device | |
JP3379562B2 (ja) | インバータ装置 | |
JP7595785B2 (ja) | 電力用半導体素子の駆動回路、電力用半導体モジュール、および電力変換装置 | |
JP4779549B2 (ja) | 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路。 | |
JPH0767320A (ja) | 電力素子の駆動回路 | |
JP6622405B2 (ja) | インバータ駆動装置 | |
JP4321491B2 (ja) | 電圧駆動型半導体素子の駆動装置 | |
JP3568024B2 (ja) | 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動回路 | |
JP4139893B2 (ja) | インバータ装置および多相インバータ装置 | |
WO2025134418A1 (ja) | ゲート駆動装置 | |
JP3671796B2 (ja) | 電流制御型素子用駆動装置 | |
JPH09246932A (ja) | 絶縁ゲ−ト形バイポ−ラトランジスタの駆動回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140407 Year of fee payment: 14 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |