JP3049591B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP3049591B2 JP3049591B2 JP7301380A JP30138095A JP3049591B2 JP 3049591 B2 JP3049591 B2 JP 3049591B2 JP 7301380 A JP7301380 A JP 7301380A JP 30138095 A JP30138095 A JP 30138095A JP 3049591 B2 JP3049591 B2 JP 3049591B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、感光体ドラム上に順
次色の異なる複数のトナー像を形成し、感光体ドラム上
に形成された複数のトナー像を、転写ドラム上に担持さ
れた転写材上に順次重ね合わせた状態で転写することに
より画像を形成する電子写真式複写機やプリンタ等の画
像形成装置に関し、特に転写ドラムに対する転写材の搬
送状態の不良を検出する搬送不良検出手段の誤動作を防
止するための技術に関するものである。
次色の異なる複数のトナー像を形成し、感光体ドラム上
に形成された複数のトナー像を、転写ドラム上に担持さ
れた転写材上に順次重ね合わせた状態で転写することに
より画像を形成する電子写真式複写機やプリンタ等の画
像形成装置に関し、特に転写ドラムに対する転写材の搬
送状態の不良を検出する搬送不良検出手段の誤動作を防
止するための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の転写ドラムを使用した画
像形成装置としては、感光体ドラム上に順次シアン、マ
ゼンタ、イエロー、ブラック等の色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、この感光体ドラム上に形成された複数の
トナー像を、転写ドラム上に担持された転写用紙等の転
写材上に順次重ね合わせた状態で転写することにより画
像を形成するように構成したものがある。そして、この
画像形成装置では、転写ドラムに吸着された転写材上に
所定数のトナー像を多重に転写した後、この転写材を転
写ドラムの表面から剥離して、定着器により転写材上に
トナー像を定着するようになっている。また、上記画像
形成装置では、必要に応じて、片面にトナー像が形成さ
れた転写材を表裏を逆にして再度給送することにより、
両面コピーも可能となっている。
像形成装置としては、感光体ドラム上に順次シアン、マ
ゼンタ、イエロー、ブラック等の色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、この感光体ドラム上に形成された複数の
トナー像を、転写ドラム上に担持された転写用紙等の転
写材上に順次重ね合わせた状態で転写することにより画
像を形成するように構成したものがある。そして、この
画像形成装置では、転写ドラムに吸着された転写材上に
所定数のトナー像を多重に転写した後、この転写材を転
写ドラムの表面から剥離して、定着器により転写材上に
トナー像を定着するようになっている。また、上記画像
形成装置では、必要に応じて、片面にトナー像が形成さ
れた転写材を表裏を逆にして再度給送することにより、
両面コピーも可能となっている。
【0003】その際、この画像形成装置では、転写材が
転写ドラムの表面に適正な状態で保持されているか否
か、あるいは転写材が転写ドラムの表面から確実に剥離
されたか否かを検出する転写材の搬送不良検出手段が用
いられている。さらに、上記画像形成装置では、転写ド
ラムの表面に浮遊トナーやトナーの外添剤、あるいは転
写材としての転写用紙等の紙粉などが付着するため、転
写ドラムの表面をクリーニングするクリーニング装置が
使用されている。
転写ドラムの表面に適正な状態で保持されているか否
か、あるいは転写材が転写ドラムの表面から確実に剥離
されたか否かを検出する転写材の搬送不良検出手段が用
いられている。さらに、上記画像形成装置では、転写ド
ラムの表面に浮遊トナーやトナーの外添剤、あるいは転
写材としての転写用紙等の紙粉などが付着するため、転
写ドラムの表面をクリーニングするクリーニング装置が
使用されている。
【0004】ところで、上記転写ドラム100の表面に
は、図14に示すように、図示しない給紙カセットから
供給される転写材101が吸着ロール102によって転
写ドラム100の表面に押圧されるとともに、転写ドラ
ム100の裏面側から吸着用のコロトロン103によっ
て帯電を受け、転写材101が静電的に吸着される。こ
の転写ドラム100の表面に吸着された転写材101に
は、感光体ドラム104上に形成されたトナー像が順次
転写された後、剥離装置105によって転写ドラム10
0の表面から剥離され、定着器106によってトナー像
が転写材101上に定着されて、画像形成処理が終了す
る。
は、図14に示すように、図示しない給紙カセットから
供給される転写材101が吸着ロール102によって転
写ドラム100の表面に押圧されるとともに、転写ドラ
ム100の裏面側から吸着用のコロトロン103によっ
て帯電を受け、転写材101が静電的に吸着される。こ
の転写ドラム100の表面に吸着された転写材101に
は、感光体ドラム104上に形成されたトナー像が順次
転写された後、剥離装置105によって転写ドラム10
0の表面から剥離され、定着器106によってトナー像
が転写材101上に定着されて、画像形成処理が終了す
る。
【0005】その際、上記転写ドラム100の外周に
は、吸着ロール102の下流側に、転写材101が転写
ドラム100の表面に吸着されたか否かを検出するため
のジャムセンサー107と、感光体ドラム104とのニ
ップ部の下流側に、転写材101が転写ドラム100の
表面に保持されているか否かを検出するためのジャムセ
ンサー108と、剥離装置105の下流側に、転写材1
01が転写ドラム100の表面から剥離されたか否かを
検出するためのジャムセンサー109とが配設されてい
る。また、上記転写ドラム100の外周には、例えば、
特開昭62−280883号公報に開示されているよう
に、当該転写ドラム100の表面をクリーニングするク
リーニングブラシ110が配設される。
は、吸着ロール102の下流側に、転写材101が転写
ドラム100の表面に吸着されたか否かを検出するため
のジャムセンサー107と、感光体ドラム104とのニ
ップ部の下流側に、転写材101が転写ドラム100の
表面に保持されているか否かを検出するためのジャムセ
ンサー108と、剥離装置105の下流側に、転写材1
01が転写ドラム100の表面から剥離されたか否かを
検出するためのジャムセンサー109とが配設されてい
る。また、上記転写ドラム100の外周には、例えば、
特開昭62−280883号公報に開示されているよう
に、当該転写ドラム100の表面をクリーニングするク
リーニングブラシ110が配設される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記従来の画像形成装置の場合には、図14に
示すように、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等
の色の異なる複数のトナー像が転写された転写材101
を、定着器106によって定着する際に、トナーが転写
材101上にオフセットするのを防止するため、通常の
白黒コピーに比べて量の多いシリコンオイル等の離型剤
が使用され、この離型剤が転写材101上にも付着す
る。そのため、上記画像形成装置の場合には、特に両面
コピーを行うと、転写材101のトナー像が形成された
面が転写ドラム100の表面に接触することになり、転
写材101上に付着した離型剤が転写ドラム100の表
面に付着する。すると、転写ドラム100の表面には、
当該転写ドラム100の表面に付着した離型剤が接着剤
の役割をして、浮遊トナーやトナーの外添剤、あるいは
転写材101としての転写用紙等の紙粉などが付着す
る。
来技術の場合には、次のような問題点を有している。す
なわち、上記従来の画像形成装置の場合には、図14に
示すように、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等
の色の異なる複数のトナー像が転写された転写材101
を、定着器106によって定着する際に、トナーが転写
材101上にオフセットするのを防止するため、通常の
白黒コピーに比べて量の多いシリコンオイル等の離型剤
が使用され、この離型剤が転写材101上にも付着す
る。そのため、上記画像形成装置の場合には、特に両面
コピーを行うと、転写材101のトナー像が形成された
面が転写ドラム100の表面に接触することになり、転
写材101上に付着した離型剤が転写ドラム100の表
面に付着する。すると、転写ドラム100の表面には、
当該転写ドラム100の表面に付着した離型剤が接着剤
の役割をして、浮遊トナーやトナーの外添剤、あるいは
転写材101としての転写用紙等の紙粉などが付着す
る。
【0007】このように、転写ドラム100の表面に付
着した浮遊トナーやトナーの外添剤、あるいは転写材1
00としての転写用紙等の紙粉、特に粒径の小さいなト
ナーの外添剤や紙粉は、クリーニングブラシ110では
十分クリーニングすることができず、転写ドラム100
の表面に次第に蓄積されて、転写ドラム100の表面が
次第に白濁してしまう。上記のごとく転写ドラム100
の表面が白濁すると、転写ドラム100の外周に配設さ
れたジャムセンサー107、108、109の検知レベ
ルが低下し、誤検知が発生する。その結果、転写ドラム
100表面の転写フィルム100aを交換しないと、機
器が正常に動作しなくなるため、転写フィルム100a
の交換インターバルが早まってしまうという問題点があ
った。なお、かかる問題点は、画像形成装置において両
面コピーを行うと特に顕著であるものの、両面コピーを
行わない場合でも、転写ドラムの表面にトナーの外添剤
や紙粉が次第に蓄積されて、転写ドラムの表面が次第に
白濁し同様の問題点が発生する。
着した浮遊トナーやトナーの外添剤、あるいは転写材1
00としての転写用紙等の紙粉、特に粒径の小さいなト
ナーの外添剤や紙粉は、クリーニングブラシ110では
十分クリーニングすることができず、転写ドラム100
の表面に次第に蓄積されて、転写ドラム100の表面が
次第に白濁してしまう。上記のごとく転写ドラム100
の表面が白濁すると、転写ドラム100の外周に配設さ
れたジャムセンサー107、108、109の検知レベ
ルが低下し、誤検知が発生する。その結果、転写ドラム
100表面の転写フィルム100aを交換しないと、機
器が正常に動作しなくなるため、転写フィルム100a
の交換インターバルが早まってしまうという問題点があ
った。なお、かかる問題点は、画像形成装置において両
面コピーを行うと特に顕著であるものの、両面コピーを
行わない場合でも、転写ドラムの表面にトナーの外添剤
や紙粉が次第に蓄積されて、転写ドラムの表面が次第に
白濁し同様の問題点が発生する。
【0008】なお、上記転写ドラムを使用した画像形成
装置では、転写ドラム100上の転写材101の搬送状
態を検出するジャムセンサー107等の転写材検出手段
以外にも、必要に応じて転写ドラム100上にテストパ
ッチを転写して、当該転写ドラム100上のテストパッ
チのトナー濃度を検出する濃度検出手段も用いられ、転
写ドラム100表面の白濁は、テストパッチのトナー濃
度を検出する際の誤検知の原因ともなる。
装置では、転写ドラム100上の転写材101の搬送状
態を検出するジャムセンサー107等の転写材検出手段
以外にも、必要に応じて転写ドラム100上にテストパ
ッチを転写して、当該転写ドラム100上のテストパッ
チのトナー濃度を検出する濃度検出手段も用いられ、転
写ドラム100表面の白濁は、テストパッチのトナー濃
度を検出する際の誤検知の原因ともなる。
【0009】そこで、この発明は、上記従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、簡単な構成によって、転写ドラムの表面が白濁
した場合における転写材検出手段または濃度検出手段の
誤検知を防止し、転写フィルムの交換インターバルが早
まるのを防止可能な画像形成装置を提供することにあ
る。
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、簡単な構成によって、転写ドラムの表面が白濁
した場合における転写材検出手段または濃度検出手段の
誤検知を防止し、転写フィルムの交換インターバルが早
まるのを防止可能な画像形成装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項第1項
に係る画像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複
数のトナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複
数のトナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上
に順次重ね合わせた状態で転写することにより画像を形
成する画像形成装置において、前記転写材担持体上の転
写材の搬送状態を検出する転写材検出手段または転写材
担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、前記
転写材担持体の軸方向で前記転写材検出手段または濃度
検出手段と少なくとも同一の位置に設けた転写材担持体
をクリーニングするクリーニング手段を設けるととも
に、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段
のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く構
成されており、前記クリーニング手段は前記転写材担持
体に対して接離可能であるように構成されている。
に係る画像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複
数のトナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複
数のトナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上
に順次重ね合わせた状態で転写することにより画像を形
成する画像形成装置において、前記転写材担持体上の転
写材の搬送状態を検出する転写材検出手段または転写材
担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、前記
転写材担持体の軸方向で前記転写材検出手段または濃度
検出手段と少なくとも同一の位置に設けた転写材担持体
をクリーニングするクリーニング手段を設けるととも
に、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段
のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く構
成されており、前記クリーニング手段は前記転写材担持
体に対して接離可能であるように構成されている。
【0011】また、この発明の請求項第2項に係る画像
形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナー
像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナー
像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重ね
合わせた状態で転写することにより画像を形成する画像
形成装置において、前記転写材担持体上の転写材の搬送
状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体上の
トナー濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持
体の軸方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と
少なくとも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニ
ングするクリーニング手段を設けるとともに、前記クリ
ーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポ
ット径よりも広く20mm以下で構成されており、前記
クリーニング手段は前記転写材担持体に対して接離可能
であるように構成されている。
形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナー
像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナー
像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重ね
合わせた状態で転写することにより画像を形成する画像
形成装置において、前記転写材担持体上の転写材の搬送
状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体上の
トナー濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持
体の軸方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と
少なくとも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニ
ングするクリーニング手段を設けるとともに、前記クリ
ーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポ
ット径よりも広く20mm以下で構成されており、前記
クリーニング手段は前記転写材担持体に対して接離可能
であるように構成されている。
【0012】さらに、この発明の請求項第3項に係る画
像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、前記転写材担持体を有効画像幅に
わたってクリーニングする第1のクリーニング手段と、
前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングする第2のクリ
ーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に設
け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段
のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く構
成されているとともに、当該第2のクリーニング手段
は、前記第1のクリーニング手段の上流側に配設される
ように構成されている。
像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、前記転写材担持体を有効画像幅に
わたってクリーニングする第1のクリーニング手段と、
前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングする第2のクリ
ーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に設
け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段
のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く構
成されているとともに、当該第2のクリーニング手段
は、前記第1のクリーニング手段の上流側に配設される
ように構成されている。
【0013】又さらに、この発明の請求項第4項に係る
画像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のト
ナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のト
ナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次
重ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する
画像形成装置において、前記転写材担持体を有効画像幅
にわたってクリーニングする第1のクリーニング手段
と、前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する
転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検
出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前
記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一
の位置に設けた転写材担持体をクリーニングする第2の
クリーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能
に設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出
手段のビームスポット径よりも広く20mm以下に構成
されているとともに、当該第2のクリーニング手段は、
前記第1のクリーニング手段の上流側に配設されるよう
に構成されている。
画像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のト
ナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のト
ナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次
重ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する
画像形成装置において、前記転写材担持体を有効画像幅
にわたってクリーニングする第1のクリーニング手段
と、前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する
転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検
出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前
記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一
の位置に設けた転写材担持体をクリーニングする第2の
クリーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能
に設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出
手段のビームスポット径よりも広く20mm以下に構成
されているとともに、当該第2のクリーニング手段は、
前記第1のクリーニング手段の上流側に配設されるよう
に構成されている。
【0014】更に、この発明の請求項第5項に係る画像
形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナー
像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナー
像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重ね
合わせた状態で転写することにより画像を形成する画像
形成装置において、前記転写材担持体上の転写材の搬送
状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体上の
トナー濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持
体の軸方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と
少なくとも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニ
ングするクリーニング手段を前記転写材担持体に対して
接離可能に設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは
前記検出手段のビームスポット径よりも広く有効画像幅
よりも狭く構成されており、前記クリーニング手段は前
記転写材担持体上の転写材の給送及び剥離に関係する部
材に連動して接離するように構成されている。
形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナー
像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナー
像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重ね
合わせた状態で転写することにより画像を形成する画像
形成装置において、前記転写材担持体上の転写材の搬送
状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体上の
トナー濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持
体の軸方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と
少なくとも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニ
ングするクリーニング手段を前記転写材担持体に対して
接離可能に設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは
前記検出手段のビームスポット径よりも広く有効画像幅
よりも狭く構成されており、前記クリーニング手段は前
記転写材担持体上の転写材の給送及び剥離に関係する部
材に連動して接離するように構成されている。
【0015】また、この発明の請求項第6項に係る画像
形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナー
像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナー
像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重ね
合わせた状態で転写することにより画像を形成する画像
形成装置において、前記転写材担持体上の転写材の搬送
状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体上の
トナー濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持
体の軸方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と
少なくとも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニ
ングするクリーニング手段を前記転写材担持体に対して
接離可能に設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは
前記検出手段のビームスポット径よりも広く20mm以
下に構成されており、前記クリーニング手段は前記転写
材担持体上の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連
動して接離するように構成されている。
形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナー
像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナー
像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重ね
合わせた状態で転写することにより画像を形成する画像
形成装置において、前記転写材担持体上の転写材の搬送
状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体上の
トナー濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持
体の軸方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と
少なくとも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニ
ングするクリーニング手段を前記転写材担持体に対して
接離可能に設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは
前記検出手段のビームスポット径よりも広く20mm以
下に構成されており、前記クリーニング手段は前記転写
材担持体上の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連
動して接離するように構成されている。
【0016】さらに、この発明の請求項第7項に係る画
像形成装置は、請求項第1項乃至第6項のいずれかに記
載の画像形成装置において、前記クリーニング手段又は
第2のクリーニング手段が、転写補助部材に配設されて
おり、転写作動時に転写材担持体の内面をクリーニング
する手段であるように構成されている。
像形成装置は、請求項第1項乃至第6項のいずれかに記
載の画像形成装置において、前記クリーニング手段又は
第2のクリーニング手段が、転写補助部材に配設されて
おり、転写作動時に転写材担持体の内面をクリーニング
する手段であるように構成されている。
【0017】又、この発明の請求項第8項に係る画像形
成装置は、請求項第1項乃至第6項のいずれかに記載の
画像形成装置において、前記クリーニング手段又は第2
のクリーニング手段が、転写材吸着補助部材に配設され
るように構成されている。
成装置は、請求項第1項乃至第6項のいずれかに記載の
画像形成装置において、前記クリーニング手段又は第2
のクリーニング手段が、転写材吸着補助部材に配設され
るように構成されている。
【0018】さらに、この発明の請求項第9項に係る画
像形成装置は、請求項第1項乃至第6項のいずれかに記
載の画像形成装置において、前記クリーニング手段又は
第2のクリーニング手段が、転写材担持体をクリーニン
グする第1の内側クリーニング手段に配設されるように
構成されている。
像形成装置は、請求項第1項乃至第6項のいずれかに記
載の画像形成装置において、前記クリーニング手段又は
第2のクリーニング手段が、転写材担持体をクリーニン
グする第1の内側クリーニング手段に配設されるように
構成されている。
【0019】又さらに、この発明の請求項第10項に係
る画像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数の
トナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数の
トナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順
次重ね合わせた状態で転写することにより画像を形成す
る画像形成装置において、前記転写材担持体上の転写材
の搬送状態を検出する転写材検出手段または転写材担持
体上のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写
材担持体の表面に接触して転写材を当該転写材担持体上
から剥離する転写材剥離手段とを備え、上記転写材剥離
手段を、転写材担持体の軸方向における転写材検出手段
または濃度検出手段と少なくとも同一の位置で、当該転
写材担持体の軸方向における表面に少なくとも線接触す
るように配置したものである。
る画像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数の
トナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数の
トナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順
次重ね合わせた状態で転写することにより画像を形成す
る画像形成装置において、前記転写材担持体上の転写材
の搬送状態を検出する転写材検出手段または転写材担持
体上のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写
材担持体の表面に接触して転写材を当該転写材担持体上
から剥離する転写材剥離手段とを備え、上記転写材剥離
手段を、転写材担持体の軸方向における転写材検出手段
または濃度検出手段と少なくとも同一の位置で、当該転
写材担持体の軸方向における表面に少なくとも線接触す
るように配置したものである。
【0020】更にまた、この発明の請求項第11項に係
る画像形成装置は、請求項第10項に係る画像形成装置
において、前記転写材剥離手段は、剥離動作時に転写材
担持体の円周方向すべてに対し転写材担持体の表面に接
触するように構成したものである。
る画像形成装置は、請求項第10項に係る画像形成装置
において、前記転写材剥離手段は、剥離動作時に転写材
担持体の円周方向すべてに対し転写材担持体の表面に接
触するように構成したものである。
【0021】さらに、この発明の請求項第12項に係る
画像形成装置は、請求項第10項に係る画像形成装置に
おいて、前記転写材剥離手段は、剥離動作時に転写材担
持体の円周方向に対し、前記転写材担持体上の転写材の
搬送状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体
上のトナー濃度を検出する濃度検出手段の検出領域のみ
の転写材担持体の表面に接触するように構成したもので
ある。
画像形成装置は、請求項第10項に係る画像形成装置に
おいて、前記転写材剥離手段は、剥離動作時に転写材担
持体の円周方向に対し、前記転写材担持体上の転写材の
搬送状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体
上のトナー濃度を検出する濃度検出手段の検出領域のみ
の転写材担持体の表面に接触するように構成したもので
ある。
【0022】また、この発明の請求項第13項に係る画
像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、前記転写材担持体上の転写材の搬
送状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体上
のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担
持体の表面に転写材を吸着させるための転写材吸着補助
部材とを備え、上記転写材吸着補助部材を、転写材担持
体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出手段
と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向
における表面に少なくとも線接触するように配置したも
のである。
像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、前記転写材担持体上の転写材の搬
送状態を検出する転写材検出手段または転写材担持体上
のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担
持体の表面に転写材を吸着させるための転写材吸着補助
部材とを備え、上記転写材吸着補助部材を、転写材担持
体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出手段
と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向
における表面に少なくとも線接触するように配置したも
のである。
【0023】更にまた、この発明の請求項第14項に係
る画像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数の
トナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数の
トナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順
次重ね合わせた状態で転写することにより画像を形成す
る画像形成装置において、前記転写材担持体上の転写材
の搬送状態を検出する転写材検出手段または転写材担持
体上のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写
材担持体の内面に接触して転写材を当該転写材担持体上
から剥離する内側剥離手段とを備え、上記内側剥離手段
を、転写材担持体の軸方向における転写材検出手段また
は濃度検出手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材
担持体の軸方向における表面に少なくとも線接触するよ
うに配置したものである。
る画像形成装置は、像担持体上に順次色の異なる複数の
トナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数の
トナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順
次重ね合わせた状態で転写することにより画像を形成す
る画像形成装置において、前記転写材担持体上の転写材
の搬送状態を検出する転写材検出手段または転写材担持
体上のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写
材担持体の内面に接触して転写材を当該転写材担持体上
から剥離する内側剥離手段とを備え、上記内側剥離手段
を、転写材担持体の軸方向における転写材検出手段また
は濃度検出手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材
担持体の軸方向における表面に少なくとも線接触するよ
うに配置したものである。
【0024】
【作用】この発明の請求項第1項に係る画像形成装置
は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングするクリーニン
グ手段を設けるとともに、前記クリーニング手段の軸方
向長さは前記検出手段のビームスポット径よりも広く有
効画像幅よりも狭く構成されており、前記クリーニング
手段は前記転写材担持体に対して接離可能であるように
構成されているので、クリーニング手段を、転写材担持
体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出手段
と少なくとも同一の位置に配置するという極めて簡単な
構成によって、転写材担持体の表面の白濁が防止でき、
転写材検出手段または濃度検出手段の誤検知を防止する
ことが可能となる。
は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングするクリーニン
グ手段を設けるとともに、前記クリーニング手段の軸方
向長さは前記検出手段のビームスポット径よりも広く有
効画像幅よりも狭く構成されており、前記クリーニング
手段は前記転写材担持体に対して接離可能であるように
構成されているので、クリーニング手段を、転写材担持
体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出手段
と少なくとも同一の位置に配置するという極めて簡単な
構成によって、転写材担持体の表面の白濁が防止でき、
転写材検出手段または濃度検出手段の誤検知を防止する
ことが可能となる。
【0025】また、上記クリーニング手段の軸方向長さ
は、上記検出手段のビームスポット径よりも広く有効画
像幅よりも狭く構成されているので、少なくとも検出手
段のビームスポット径に相当する長さは、確実にクリー
ニングすることができ、しかも有効画像幅よりも狭く構
成されているので、検出手段に相当する領域を効果的に
クリーニングすることができる。さらに、前記クリーニ
ング手段は、前記転写材担持体に対して接離可能となっ
ているので、転写材上に転写されたトナー像を損傷する
ことがない。
は、上記検出手段のビームスポット径よりも広く有効画
像幅よりも狭く構成されているので、少なくとも検出手
段のビームスポット径に相当する長さは、確実にクリー
ニングすることができ、しかも有効画像幅よりも狭く構
成されているので、検出手段に相当する領域を効果的に
クリーニングすることができる。さらに、前記クリーニ
ング手段は、前記転写材担持体に対して接離可能となっ
ているので、転写材上に転写されたトナー像を損傷する
ことがない。
【0026】また、この発明の請求項第2項に係る画像
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を設けるとともに、前記クリーニング手
段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポット径より
も広く20mm以下で構成されており、前記クリーニン
グ手段は前記転写材担持体に対して接離可能であるよう
に構成されているので、少なくとも検出手段のビームス
ポット径に相当する長さは、確実にクリーニングするこ
とができ、しかも本発明者らの実験で明らかになってい
るごとく、長さが20mmを越える場合のようにクリー
ニング効率が低下するのを防止することができるととも
に、クリーニング手段をコンパクトに作成することがで
き、コストの面でもメリットがある。
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を設けるとともに、前記クリーニング手
段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポット径より
も広く20mm以下で構成されており、前記クリーニン
グ手段は前記転写材担持体に対して接離可能であるよう
に構成されているので、少なくとも検出手段のビームス
ポット径に相当する長さは、確実にクリーニングするこ
とができ、しかも本発明者らの実験で明らかになってい
るごとく、長さが20mmを越える場合のようにクリー
ニング効率が低下するのを防止することができるととも
に、クリーニング手段をコンパクトに作成することがで
き、コストの面でもメリットがある。
【0027】さらに、この発明の請求項第3項に係る画
像形成装置は、転写材担持体を有効画像幅にわたってク
リーニングする第1のクリーニング手段と、前記転写材
担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手段
または転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出
手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出手
段または濃度検出手段と少なくとも同一の位置に設けた
転写材担持体をクリーニングする第2のクリーニング手
段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前記ク
リーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビームス
ポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く構成されてい
るとともに、当該第2のクリーニング手段は、前記第1
のクリーニング手段の上流側に配設されるように構成さ
れているので、請求項第1項の発明と同様の作用・効果
を奏するのは勿論のこと、第2のクリーニング手段にて
除去されたトナーや外添剤、紙粉等を下流に位置する第
1のクリーニング手段にて清掃することができる。
像形成装置は、転写材担持体を有効画像幅にわたってク
リーニングする第1のクリーニング手段と、前記転写材
担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手段
または転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出
手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出手
段または濃度検出手段と少なくとも同一の位置に設けた
転写材担持体をクリーニングする第2のクリーニング手
段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前記ク
リーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビームス
ポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く構成されてい
るとともに、当該第2のクリーニング手段は、前記第1
のクリーニング手段の上流側に配設されるように構成さ
れているので、請求項第1項の発明と同様の作用・効果
を奏するのは勿論のこと、第2のクリーニング手段にて
除去されたトナーや外添剤、紙粉等を下流に位置する第
1のクリーニング手段にて清掃することができる。
【0028】又さらに、この発明の請求項第4項に係る
画像形成装置は、転写材担持体を有効画像幅にわたって
クリーニングする第1のクリーニング手段と、前記転写
材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手
段または転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検
出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出
手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位置に設け
た転写材担持体をクリーニングする第2のクリーニング
手段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前記
クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビーム
スポット径よりも広く20mm以下に構成されていると
ともに、当該第2のクリーニング手段は、前記第1のク
リーニング手段の上流側に配設されるように構成されて
いるので、請求項第2項と請求項第3項に記載された発
明の作用・効果を併せ持っている。
画像形成装置は、転写材担持体を有効画像幅にわたって
クリーニングする第1のクリーニング手段と、前記転写
材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手
段または転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検
出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出
手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位置に設け
た転写材担持体をクリーニングする第2のクリーニング
手段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前記
クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビーム
スポット径よりも広く20mm以下に構成されていると
ともに、当該第2のクリーニング手段は、前記第1のク
リーニング手段の上流側に配設されるように構成されて
いるので、請求項第2項と請求項第3項に記載された発
明の作用・効果を併せ持っている。
【0029】更に、この発明の請求項第5項に係る画像
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に
設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手
段のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く
構成されており、前記クリーニング手段は前記転写材担
持体上の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連動し
て接離するように構成されているので、請求項第1項に
記載の発明において、特別な部材を用いることなく、ク
リーニング手段が転写材担持体上の転写材に支障を及ぼ
すのを確実に防止することができる。
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に
設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手
段のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く
構成されており、前記クリーニング手段は前記転写材担
持体上の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連動し
て接離するように構成されているので、請求項第1項に
記載の発明において、特別な部材を用いることなく、ク
リーニング手段が転写材担持体上の転写材に支障を及ぼ
すのを確実に防止することができる。
【0030】また、この発明の請求項第6項に係る画像
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に
設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手
段のビームスポット径よりも広く20mm以下に構成さ
れており、前記クリーニング手段は前記転写材担持体上
の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連動して接離
するように構成されているので、請求項第2項と請求項
第5項に記載された発明の作用・効果を併せ持ってい
る。
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に
設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手
段のビームスポット径よりも広く20mm以下に構成さ
れており、前記クリーニング手段は前記転写材担持体上
の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連動して接離
するように構成されているので、請求項第2項と請求項
第5項に記載された発明の作用・効果を併せ持ってい
る。
【0031】さらに、この発明の請求項第10項に係る
画像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表
面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離する
転写材剥離手段とを備え、上記転写材剥離手段を、転写
材担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検
出手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の
軸方向における表面に少なくとも線接触するように配置
したので、新たな部材を追加することなく、転写材担持
体の表面に線接触する転写材剥離手段によって、転写材
担持体の表面に付着したトナーの外添剤や紙粉等の微粒
子を掻き取ることにより、転写材担持体の表面がトナー
の外添剤や紙粉等によって白濁するのを防止することが
できるため、転写材検出手段または濃度検出手段の誤検
知を防止することができる。
画像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表
面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離する
転写材剥離手段とを備え、上記転写材剥離手段を、転写
材担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検
出手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の
軸方向における表面に少なくとも線接触するように配置
したので、新たな部材を追加することなく、転写材担持
体の表面に線接触する転写材剥離手段によって、転写材
担持体の表面に付着したトナーの外添剤や紙粉等の微粒
子を掻き取ることにより、転写材担持体の表面がトナー
の外添剤や紙粉等によって白濁するのを防止することが
できるため、転写材検出手段または濃度検出手段の誤検
知を防止することができる。
【0032】また、この発明の請求項第13項に係る画
像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検
出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃
度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表面
に転写材を吸着させるための転写材吸着補助部材とを備
え、上記転写材吸着補助部材を、転写材担持体の軸方向
における転写材検出手段または濃度検出手段と少なくと
も同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向における表
面に少なくとも線接触するように配置したので、請求項
第10項に記載の発明と同様の作用・効果を有する。
像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検
出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃
度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表面
に転写材を吸着させるための転写材吸着補助部材とを備
え、上記転写材吸着補助部材を、転写材担持体の軸方向
における転写材検出手段または濃度検出手段と少なくと
も同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向における表
面に少なくとも線接触するように配置したので、請求項
第10項に記載の発明と同様の作用・効果を有する。
【0033】更にまた、この発明の請求項第14項に係
る画像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態
を検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナ
ー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の
内面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離す
る内側剥離手段とを備え、上記内側剥離手段を、転写材
担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出
手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の軸
方向における表面に少なくとも線接触するように配置し
たので、やはり請求項第10項に記載の発明と同様の作
用・効果を有する。
る画像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態
を検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナ
ー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の
内面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離す
る内側剥離手段とを備え、上記内側剥離手段を、転写材
担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出
手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の軸
方向における表面に少なくとも線接触するように配置し
たので、やはり請求項第10項に記載の発明と同様の作
用・効果を有する。
【0034】
【実施例】以下にこの発明を図示の実施例に基づいて説
明する。
明する。
【0035】図8はこの発明に係る画像形成装置として
の多重転写方式のデジタルカラー画像形成装置の一実施
例を示すものである。
の多重転写方式のデジタルカラー画像形成装置の一実施
例を示すものである。
【0036】図8において、1はデジタルカラー画像形
成装置の本体を示すものであり、このデジタルカラー画
像形成装置本体1内の上端部には、原稿2の画像を読み
取る画像読取装置3(Image Input Ter
minal)が配置されている。この画像読取装置3
は、プラテンガラス4上にプラテンカバー5によって押
圧された状態で載置された原稿2の画像を光源6によっ
て照明し、原稿2の反射光像を第1、第2の走査ミラー
7、8及び結像レンズ9を介してCCDセンサー10に
走査露光して、このCCDセンサー10によって原稿2
の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドッ
ト/mm)で読み取るようになっている。
成装置の本体を示すものであり、このデジタルカラー画
像形成装置本体1内の上端部には、原稿2の画像を読み
取る画像読取装置3(Image Input Ter
minal)が配置されている。この画像読取装置3
は、プラテンガラス4上にプラテンカバー5によって押
圧された状態で載置された原稿2の画像を光源6によっ
て照明し、原稿2の反射光像を第1、第2の走査ミラー
7、8及び結像レンズ9を介してCCDセンサー10に
走査露光して、このCCDセンサー10によって原稿2
の色材反射光像を所定のドット密度(例えば、16ドッ
ト/mm)で読み取るようになっている。
【0037】上記画像読取装置3によって読み取られた
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとして画像処理装置12(Image Proce
ssing System)に送られ、この画像処理装
置12では、原稿2の反射率データに対して、シェーデ
イング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ
補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施さ
れる。
原稿2の色材反射光像は、例えば、赤(R)、緑
(G)、青(B)(各8bit)の3色の原稿反射率デ
ータとして画像処理装置12(Image Proce
ssing System)に送られ、この画像処理装
置12では、原稿2の反射率データに対して、シェーデ
イング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ
補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施さ
れる。
【0038】そして、上記の如く画像処理装置12で所
定の画像処理が施された画像データは、黒(K)、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bi
t)の3色の原稿色材階調データに変換されてROS1
5(Raster Output Scanner)に
送られ、このROS15では、原稿色材階調データに応
じてレーザー光による画像露光が行われる。
定の画像処理が施された画像データは、黒(K)、イエ
ロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)(各8bi
t)の3色の原稿色材階調データに変換されてROS1
5(Raster Output Scanner)に
送られ、このROS15では、原稿色材階調データに応
じてレーザー光による画像露光が行われる。
【0039】上記ROS15は、図8に示すように、半
導体レーザー16を原稿色材階調データ14に応じて変
調して、この半導体レーザー16からレーザー光LBを
階調データ14に応じて出射する。この半導体レーザー
16から出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡17
によって偏向走査され、反射ミラー18を介して感光体
ドラム20上に走査露光される。
導体レーザー16を原稿色材階調データ14に応じて変
調して、この半導体レーザー16からレーザー光LBを
階調データ14に応じて出射する。この半導体レーザー
16から出射されたレーザー光LBは、回転多面鏡17
によって偏向走査され、反射ミラー18を介して感光体
ドラム20上に走査露光される。
【0040】上記ROS15によってレーザー光LBが
走査露光される感光体ドラム20は、図示しない駆動手
段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動され
るようになっている。この感光体ドラム20の表面は、
予め帯電コロトロン21によって所定の電位に帯電され
た後、原稿色材階調データに応じてレーザー光LBが走
査露光されることによって静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム20上に形成された静電潜像は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4色の現像器22K、22Y、22M、22C
を備えたロータリー方式の現像装置22によって順次現
像され、所定の色のトナー像となる。
走査露光される感光体ドラム20は、図示しない駆動手
段によって矢印方向に沿って所定の速度で回転駆動され
るようになっている。この感光体ドラム20の表面は、
予め帯電コロトロン21によって所定の電位に帯電され
た後、原稿色材階調データに応じてレーザー光LBが走
査露光されることによって静電潜像が形成される。上記
感光体ドラム20上に形成された静電潜像は、黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)の4色の現像器22K、22Y、22M、22C
を備えたロータリー方式の現像装置22によって順次現
像され、所定の色のトナー像となる。
【0041】上記感光体ドラム20上に形成されたトナ
ー像は、当該感光体ドラム20に隣接して配置された転
写ドラム23上に保持された転写材としての転写用紙2
4上に、転写コロトロン25の帯電によって順次転写さ
れる。上記転写材24は、図8に示すように、画像形成
装置本体1内の下部に配置された複数の給紙カセット2
8、29、30から給紙ロール31によって給紙される
とともに、画像形成装置本体1外の側面に配置された手
差しトレイ38からも給紙可能となっており、給紙され
た転写材24は、搬送ローラ32によって転写ドラム2
3の表面までそれぞれ搬送される。そして、上記転写材
24は、帯電コロトロン33の帯電によって転写ドラム
23の表面に静電的に吸着された状態で、当該転写ドラ
ム23の表面に保持される。なお、上記手差しトレイ3
8からは、定形外の転写用紙以外にオーバーヘッドプロ
ジェクター用の透明なOHPシート等も給紙可能であ
り、OHPシート等にも画像を形成することができるよ
うになっている。また、上記手差しトレイ38からは、
片面に画像が形成された転写材24を裏返しにして給紙
することにより、両面コピーが可能となっている。
ー像は、当該感光体ドラム20に隣接して配置された転
写ドラム23上に保持された転写材としての転写用紙2
4上に、転写コロトロン25の帯電によって順次転写さ
れる。上記転写材24は、図8に示すように、画像形成
装置本体1内の下部に配置された複数の給紙カセット2
8、29、30から給紙ロール31によって給紙される
とともに、画像形成装置本体1外の側面に配置された手
差しトレイ38からも給紙可能となっており、給紙され
た転写材24は、搬送ローラ32によって転写ドラム2
3の表面までそれぞれ搬送される。そして、上記転写材
24は、帯電コロトロン33の帯電によって転写ドラム
23の表面に静電的に吸着された状態で、当該転写ドラ
ム23の表面に保持される。なお、上記手差しトレイ3
8からは、定形外の転写用紙以外にオーバーヘッドプロ
ジェクター用の透明なOHPシート等も給紙可能であ
り、OHPシート等にも画像を形成することができるよ
うになっている。また、上記手差しトレイ38からは、
片面に画像が形成された転写材24を裏返しにして給紙
することにより、両面コピーが可能となっている。
【0042】また、上記感光体ドラム20上から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離コロト
ロン34の帯電によって転写ドラム23の表面から剥離
された後、定着器35へ搬送され、この定着器35によ
って熱及び圧力によってトナー像が転写材24上に定着
され、排紙トレイ36上に排出されてカラー画像の形成
工程が終了する。
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離コロト
ロン34の帯電によって転写ドラム23の表面から剥離
された後、定着器35へ搬送され、この定着器35によ
って熱及び圧力によってトナー像が転写材24上に定着
され、排紙トレイ36上に排出されてカラー画像の形成
工程が終了する。
【0043】なお、図8中、37は転写ドラム23の除
電を行うための除電コロトロンを示している。
電を行うための除電コロトロンを示している。
【0044】図1は上記多重転写方式のデジタルカラー
画像形成装置の画像形成部を示す構成図である。
画像形成装置の画像形成部を示す構成図である。
【0045】図1において、20は上記感光体ドラムで
あり、この感光体ドラム20の表面に接触するように転
写材担持体としての転写ドラム23が配設されている。
上記転写ドラム23は、図示しない駆動機構によって感
光体ドラム20の周速と同一の速度で回転駆動されるよ
うになっている。この転写ドラム23は、図9に示すよ
うに、軸方向の両端部に配置される一対の円環状部材と
してのリング部材40、40と、これらのリング部材4
0、40を互いに連結する連結部材としてのタイバープ
レート41とを有するドラム状の枠体を備え、上記タイ
バープレート41にポリエチレンテレフタレートやポリ
フッ化ビニリデン等の誘電体フィルムからなる転写フィ
ルム42の円周方向の先端縁部42aを固定するととも
に、両側端部をリング部材40、40の外周面に沿わせ
て枠体に巻き付け、転写フィルム42の円周方向の後端
縁部42bをタイバープレート41に固定して中空円筒
状に形成されている。
あり、この感光体ドラム20の表面に接触するように転
写材担持体としての転写ドラム23が配設されている。
上記転写ドラム23は、図示しない駆動機構によって感
光体ドラム20の周速と同一の速度で回転駆動されるよ
うになっている。この転写ドラム23は、図9に示すよ
うに、軸方向の両端部に配置される一対の円環状部材と
してのリング部材40、40と、これらのリング部材4
0、40を互いに連結する連結部材としてのタイバープ
レート41とを有するドラム状の枠体を備え、上記タイ
バープレート41にポリエチレンテレフタレートやポリ
フッ化ビニリデン等の誘電体フィルムからなる転写フィ
ルム42の円周方向の先端縁部42aを固定するととも
に、両側端部をリング部材40、40の外周面に沿わせ
て枠体に巻き付け、転写フィルム42の円周方向の後端
縁部42bをタイバープレート41に固定して中空円筒
状に形成されている。
【0046】上記転写ドラム23には、図8に示すよう
に、上述したように、複数の給紙カセット28、29、
30のうちいずれかのカセットから転写材24が供給さ
れ、この転写材24は、吸着ロール43によって転写ド
ラム23の表面に押圧されるとともに、転写ドラム23
の裏面側から吸着用のコロトロン33によって帯電を請
け、転写ドラム23の転写フィルム42上に静電的に吸
着される。この転写ドラム23上に吸着された転写材2
4には、感光体ドラム20上に順次形成される黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)のトナー像が、転写コロトロン25の帯電によっ
て転写される。
に、上述したように、複数の給紙カセット28、29、
30のうちいずれかのカセットから転写材24が供給さ
れ、この転写材24は、吸着ロール43によって転写ド
ラム23の表面に押圧されるとともに、転写ドラム23
の裏面側から吸着用のコロトロン33によって帯電を請
け、転写ドラム23の転写フィルム42上に静電的に吸
着される。この転写ドラム23上に吸着された転写材2
4には、感光体ドラム20上に順次形成される黒
(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)のトナー像が、転写コロトロン25の帯電によっ
て転写される。
【0047】そして、上記感光体ドラム20から所定の
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離装置4
4によって転写ドラム23の表面から剥離された後、搬
送ガイド45を介して定着器35に搬送されて、この定
着器35の定着ローラ35a及び圧力ローラ35bによ
ってトナー像が熱及び圧力により転写材24上に定着さ
れ、フューザ出口ロール46によって装置外部の排紙ト
レイ36上に排出される。
色数のトナー像が転写された転写材24は、剥離装置4
4によって転写ドラム23の表面から剥離された後、搬
送ガイド45を介して定着器35に搬送されて、この定
着器35の定着ローラ35a及び圧力ローラ35bによ
ってトナー像が熱及び圧力により転写材24上に定着さ
れ、フューザ出口ロール46によって装置外部の排紙ト
レイ36上に排出される。
【0048】ところで、この実施例では、上記転写材担
持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手段ま
たは転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出手
段と、上記転写材担持体の表面に接触して転写材を当該
転写材担持体上から剥離する転写材剥離手段とを備え、
上記転写材剥離手段を、転写材担持体の軸方向における
転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の
位置で、当該転写材担持体の軸方向における表面に少な
くとも線接触するように配置して構成されている。
持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手段ま
たは転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出手
段と、上記転写材担持体の表面に接触して転写材を当該
転写材担持体上から剥離する転写材剥離手段とを備え、
上記転写材剥離手段を、転写材担持体の軸方向における
転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の
位置で、当該転写材担持体の軸方向における表面に少な
くとも線接触するように配置して構成されている。
【0049】すなわち、上記転写ドラムの外周には、図
1に示すように、吸着ロール43の下流側に、転写材2
4が転写ドラム23の表面に吸着されたか否かを検出す
るための第1のジャムセンサー50と、感光体ドラム2
0とのニップ部の下流側に、転写材24が感光体ドラム
20側に移行せずに転写ドラム23の表面に保持されて
いるか否かを検出するための第2のジャムセンサー51
と、剥離装置44の下流側に、転写材24が転写ドラム
23の表面から剥離されたか否かを検出するための第3
のジャムセンサー52とが配設されている。これらの第
1、第2、第3のジャムセンサー50、51、52とし
ては、例えば、転写ドラム23の表面に向けて直径5m
m程度またはそれより小さい直径3mm程度のスポット
光を照射し、当該転写ドラム23の表面側からの拡散反
射光及び正反射光等を検出することによって、光学的に
転写ドラム23の表面に転写材24が保持されているか
否かを検出するものが用いられる。また、上記第1、第
2、第3のジャムセンサー50、51、52は、図5に
示すように、すべて転写ドラム23の軸方向に沿って同
一の位置に配置されている。
1に示すように、吸着ロール43の下流側に、転写材2
4が転写ドラム23の表面に吸着されたか否かを検出す
るための第1のジャムセンサー50と、感光体ドラム2
0とのニップ部の下流側に、転写材24が感光体ドラム
20側に移行せずに転写ドラム23の表面に保持されて
いるか否かを検出するための第2のジャムセンサー51
と、剥離装置44の下流側に、転写材24が転写ドラム
23の表面から剥離されたか否かを検出するための第3
のジャムセンサー52とが配設されている。これらの第
1、第2、第3のジャムセンサー50、51、52とし
ては、例えば、転写ドラム23の表面に向けて直径5m
m程度またはそれより小さい直径3mm程度のスポット
光を照射し、当該転写ドラム23の表面側からの拡散反
射光及び正反射光等を検出することによって、光学的に
転写ドラム23の表面に転写材24が保持されているか
否かを検出するものが用いられる。また、上記第1、第
2、第3のジャムセンサー50、51、52は、図5に
示すように、すべて転写ドラム23の軸方向に沿って同
一の位置に配置されている。
【0050】なお、上記転写ドラムを使用したデジタル
カラー画像形成装置では、転写ドラム23上の転写材2
4の搬送状態を検出するジャムセンサー50等の転写材
検出手段以外にも、必要に応じて転写ドラム23上にテ
ストパッチを転写して、当該転写ドラム23上のテスト
パッチのトナー濃度を検出する濃度検出手段も用いられ
る。
カラー画像形成装置では、転写ドラム23上の転写材2
4の搬送状態を検出するジャムセンサー50等の転写材
検出手段以外にも、必要に応じて転写ドラム23上にテ
ストパッチを転写して、当該転写ドラム23上のテスト
パッチのトナー濃度を検出する濃度検出手段も用いられ
る。
【0051】また、上記転写ドラム23の表面には、図
1に示すように、剥離フィンガー53が所定のタイミン
グで接触するように配置されているとともに、転写ドラ
ム23の内部には、転写フィルム42を所定のタイミン
グで内側から半径方向外方に押圧して当該転写フィルム
42を変形させ、転写材24の剥離を容易とするための
剥離内押し部材54が配置されている。また、上記転写
ドラム23の剥離フィンガー53より上流側には、転写
材24の除電を行い、当該転写材24の剥離を容易とす
るための剥離コロトロン47が配置されている。上記剥
離フィンガー53は、例えば、ポリカーボネート等のエ
ンジニアプラスチックや硬質ゴム等の弾性部材によって
形成されるが、金属によって形成しても良い。さらに、
上記剥離フィンガー53は、図3に示すように、幅が広
い断面略くさび型に形成されており、その上端面53a
は、平坦に形成されている。さらに、上記剥離フィンガ
ー53の先端部53bは、図4に示すように、転写ドラ
ム23の軸方向に沿って直線状に形成されているととも
に、この剥離フィンガー53の転写用紙接触面の側端部
53cは、剥離後の転写材24の進行方向に行くに従っ
てテーパ状に幅が広くなるように設定されている。上記
剥離フィンガー53の先端部53bは、例えば、転写ド
ラム23の表面に6mmの幅で接触するようになってい
る。また、上記剥離フィンガー53は、図5に示すよう
に、転写ドラム23の軸方向に沿って前記第1、第2、
第3のジャムセンサーの検出位置と同一の位置に配置さ
れている。
1に示すように、剥離フィンガー53が所定のタイミン
グで接触するように配置されているとともに、転写ドラ
ム23の内部には、転写フィルム42を所定のタイミン
グで内側から半径方向外方に押圧して当該転写フィルム
42を変形させ、転写材24の剥離を容易とするための
剥離内押し部材54が配置されている。また、上記転写
ドラム23の剥離フィンガー53より上流側には、転写
材24の除電を行い、当該転写材24の剥離を容易とす
るための剥離コロトロン47が配置されている。上記剥
離フィンガー53は、例えば、ポリカーボネート等のエ
ンジニアプラスチックや硬質ゴム等の弾性部材によって
形成されるが、金属によって形成しても良い。さらに、
上記剥離フィンガー53は、図3に示すように、幅が広
い断面略くさび型に形成されており、その上端面53a
は、平坦に形成されている。さらに、上記剥離フィンガ
ー53の先端部53bは、図4に示すように、転写ドラ
ム23の軸方向に沿って直線状に形成されているととも
に、この剥離フィンガー53の転写用紙接触面の側端部
53cは、剥離後の転写材24の進行方向に行くに従っ
てテーパ状に幅が広くなるように設定されている。上記
剥離フィンガー53の先端部53bは、例えば、転写ド
ラム23の表面に6mmの幅で接触するようになってい
る。また、上記剥離フィンガー53は、図5に示すよう
に、転写ドラム23の軸方向に沿って前記第1、第2、
第3のジャムセンサーの検出位置と同一の位置に配置さ
れている。
【0052】上記の如く構成される剥離フィンガー53
は、図6に示すように、その基端部53eが装置の前後
のフレームに軸支持された回動軸54に固定されてお
り、この回動軸54を所定のタイミングで回動させるこ
とによって、剥離フィンガー53の先端部53bが転写
ドラム23の表面に当接するようになっている。また、
上記剥離フィンガー53の両側には、図7に示すよう
に、支持体55に固定された剥離ガイド部材56が配置
されている。
は、図6に示すように、その基端部53eが装置の前後
のフレームに軸支持された回動軸54に固定されてお
り、この回動軸54を所定のタイミングで回動させるこ
とによって、剥離フィンガー53の先端部53bが転写
ドラム23の表面に当接するようになっている。また、
上記剥離フィンガー53の両側には、図7に示すよう
に、支持体55に固定された剥離ガイド部材56が配置
されている。
【0053】また、上記転写ドラム23の外側には、図
1に示すように、転写フィルム42の表面を清掃するク
リーニング装置57が配置されている。このクリーニン
グ装置57は、その表面の移動方向が転写ドラム23の
回転方向と逆方向に所定の回転数で回転するクリーニン
グブラシ58を備えており、このクリーニングブラシ5
8によって転写フィルム42の表面を清掃するようにな
っている。なお、上記クリーニングブラシ58の回転方
向は、転写ドラム23の回転方向と同方向に設定しても
良い。ここで、上記クリーニングブラシ51と転写フィ
ルム42の適切なニップ幅は、1mm以上あればよい。
1に示すように、転写フィルム42の表面を清掃するク
リーニング装置57が配置されている。このクリーニン
グ装置57は、その表面の移動方向が転写ドラム23の
回転方向と逆方向に所定の回転数で回転するクリーニン
グブラシ58を備えており、このクリーニングブラシ5
8によって転写フィルム42の表面を清掃するようにな
っている。なお、上記クリーニングブラシ58の回転方
向は、転写ドラム23の回転方向と同方向に設定しても
良い。ここで、上記クリーニングブラシ51と転写フィ
ルム42の適切なニップ幅は、1mm以上あればよい。
【0054】以上の構成において、この実施例に係る画
像形成装置では、次のようにして、簡単な構成によっ
て、転写ドラムの表面が白濁した場合における転写材の
搬送不良検出手段の誤検知を防止し、転写フィルムの交
換インターバルが早まるのを防止するようになってい
る。
像形成装置では、次のようにして、簡単な構成によっ
て、転写ドラムの表面が白濁した場合における転写材の
搬送不良検出手段の誤検知を防止し、転写フィルムの交
換インターバルが早まるのを防止するようになってい
る。
【0055】すなわち、この実施例に係る画像形成装置
では、図1に示すように、感光体ドラム20上に順次形
成された黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)のトナー像が、転写ドラム23上に吸着さ
れた転写材24上に、当該転写ドラム23の回転に伴っ
て順次多重転写された後、この所定の色数のトナー像が
転写された転写材24は、剥離装置44によって転写ド
ラム23の表面から剥離され、定着器35による定着処
理が行われる。
では、図1に示すように、感光体ドラム20上に順次形
成された黒(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)のトナー像が、転写ドラム23上に吸着さ
れた転写材24上に、当該転写ドラム23の回転に伴っ
て順次多重転写された後、この所定の色数のトナー像が
転写された転写材24は、剥離装置44によって転写ド
ラム23の表面から剥離され、定着器35による定着処
理が行われる。
【0056】また、上記画像形成装置では、必要に応じ
て、手差しトレイ38から片面にトナー像が形成された
転写材24を表裏を逆にして再度給送することにより、
両面コピーも可能となっている。その際、この画像形成
装置では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の
色の異なる複数のトナー像が転写された転写材24を、
定着器35によって定着する際に、トナーが転写材24
上にオフセットするのを防止するため、通常の白黒コピ
ーに比べて量の多いシリコンオイル等の離型剤が使用さ
れ、この離型剤が転写材24上にも付着する。そのた
め、上記画像形成装置の場合には、特に両面コピーを行
うと、転写材24のトナー像が形成された面が転写ドラ
ム23の表面に接触することになり、転写材24上に付
着した離型剤が転写ドラム23の表面に付着する。する
と、転写ドラム23の表面には、当該転写ドラム23の
表面に付着した離型剤が接着剤の役割をして、浮遊トナ
ーやトナーの外添剤、あるいは転写材24としての転写
用紙等の紙粉などが付着する。このように、転写ドラム
23の表面に付着した浮遊トナーやトナーの外添剤、あ
るいは転写材24としての転写用紙等の紙粉、特に粒径
の小さいなトナーの外添剤や紙粉は、クリーニングブラ
シでは十分クリーニングすることができず、転写ドラム
23の表面に次第に蓄積されて、転写ドラム23の表面
が次第に白濁してしまう。
て、手差しトレイ38から片面にトナー像が形成された
転写材24を表裏を逆にして再度給送することにより、
両面コピーも可能となっている。その際、この画像形成
装置では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の
色の異なる複数のトナー像が転写された転写材24を、
定着器35によって定着する際に、トナーが転写材24
上にオフセットするのを防止するため、通常の白黒コピ
ーに比べて量の多いシリコンオイル等の離型剤が使用さ
れ、この離型剤が転写材24上にも付着する。そのた
め、上記画像形成装置の場合には、特に両面コピーを行
うと、転写材24のトナー像が形成された面が転写ドラ
ム23の表面に接触することになり、転写材24上に付
着した離型剤が転写ドラム23の表面に付着する。する
と、転写ドラム23の表面には、当該転写ドラム23の
表面に付着した離型剤が接着剤の役割をして、浮遊トナ
ーやトナーの外添剤、あるいは転写材24としての転写
用紙等の紙粉などが付着する。このように、転写ドラム
23の表面に付着した浮遊トナーやトナーの外添剤、あ
るいは転写材24としての転写用紙等の紙粉、特に粒径
の小さいなトナーの外添剤や紙粉は、クリーニングブラ
シでは十分クリーニングすることができず、転写ドラム
23の表面に次第に蓄積されて、転写ドラム23の表面
が次第に白濁してしまう。
【0057】ところが、この実施例では、図1及び図5
に示すように、剥離フィンガー53が、転写ドラム23
の軸方向に沿って前記第1、第2、第3のジャムセンサ
ー50、51、52の位置と同一の位置に配置されてい
る。そのため、転写ドラム23の表面に浮遊トナーやト
ナーの外添剤あるいは紙粉などが付着した場合でも、こ
の転写ドラム23の表面に付着した浮遊トナーやトナー
の外添剤あるいは紙粉等を、転写ドラム23の表面に適
宜接触する剥離フィンガー53によって掻き取ることが
でき、転写ドラム23の表面が白濁するのを防止するこ
とができる。したがって、上記転写ドラム23の表面が
白濁して、当該転写ドラム23の表面に保持される転写
材24を検出する第1、第2、第3のジャムセンサー5
0、51、52が誤検知するのを防止することができ、
転写フィルム42の交換インターバルが早まるのを防止
でき、機器の信頼性を向上することができる。
に示すように、剥離フィンガー53が、転写ドラム23
の軸方向に沿って前記第1、第2、第3のジャムセンサ
ー50、51、52の位置と同一の位置に配置されてい
る。そのため、転写ドラム23の表面に浮遊トナーやト
ナーの外添剤あるいは紙粉などが付着した場合でも、こ
の転写ドラム23の表面に付着した浮遊トナーやトナー
の外添剤あるいは紙粉等を、転写ドラム23の表面に適
宜接触する剥離フィンガー53によって掻き取ることが
でき、転写ドラム23の表面が白濁するのを防止するこ
とができる。したがって、上記転写ドラム23の表面が
白濁して、当該転写ドラム23の表面に保持される転写
材24を検出する第1、第2、第3のジャムセンサー5
0、51、52が誤検知するのを防止することができ、
転写フィルム42の交換インターバルが早まるのを防止
でき、機器の信頼性を向上することができる。
【0058】この実施例では、転写ドラム23に対する
転写材24の搬送状態の不良を検出する第1、第2、第
3のジャムセンサー50、51、52と、上記転写ドラ
ム23の表面に接触して転写材24を当該転写ドラム2
3上から剥離する剥離フィンガー53とを備え、上記剥
離フィンガー53が、転写ドラム23の軸方向における
第1、第2、第3のジャムセンサー50、51、52と
同一の位置で、当該転写ドラム23の軸方向における表
面に少なくとも線接触するように配置したので、新たな
部材を追加することなく、転写ドラム23の表面に線接
触する剥離フィンガー53によって、転写ドラム23の
表面に付着したトナーの外添剤や紙粉等の微粒子を掻き
取ることにより、転写ドラム23の表面がトナーの外添
剤や紙粉等によって白濁するのを防止することができる
ため、第1、第2、第3のジャムセンサー50、51、
52の誤検知を防止することができる。
転写材24の搬送状態の不良を検出する第1、第2、第
3のジャムセンサー50、51、52と、上記転写ドラ
ム23の表面に接触して転写材24を当該転写ドラム2
3上から剥離する剥離フィンガー53とを備え、上記剥
離フィンガー53が、転写ドラム23の軸方向における
第1、第2、第3のジャムセンサー50、51、52と
同一の位置で、当該転写ドラム23の軸方向における表
面に少なくとも線接触するように配置したので、新たな
部材を追加することなく、転写ドラム23の表面に線接
触する剥離フィンガー53によって、転写ドラム23の
表面に付着したトナーの外添剤や紙粉等の微粒子を掻き
取ることにより、転写ドラム23の表面がトナーの外添
剤や紙粉等によって白濁するのを防止することができる
ため、第1、第2、第3のジャムセンサー50、51、
52の誤検知を防止することができる。
【0059】実施例2 図10はこの発明の実施例2を示すものであり、前記実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体に対する転写材の搬送状
態の不良を検出する搬送不良検出手段と、上記転写材担
持体の表面を清掃するブレード状のクリーニング手段と
を備え、上記ブレード状のクリーニング手段を、転写材
担持体の軸方向における搬送不良検出手段と同一の位置
に配置するように構成されている。
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体に対する転写材の搬送状
態の不良を検出する搬送不良検出手段と、上記転写材担
持体の表面を清掃するブレード状のクリーニング手段と
を備え、上記ブレード状のクリーニング手段を、転写材
担持体の軸方向における搬送不良検出手段と同一の位置
に配置するように構成されている。
【0060】すなわち、この実施例では、図10に示す
ように、クリーニング装置57が、クリーニングブラシ
58を格納したハウジング59を備えており、このハウ
ジング59は、その先端部がクリーニングブラシ58が
転写ドラム23に接触可能なように開口しているととも
に、基端部は図示しない吸引手段に接続されている。ま
た、クリーニング装置57のハウジング59には、転写
ドラム23の表面を清掃するクリーニングブレード60
が、転写ドラムの軸方向における第1、第2、第3のジ
ャムセンサー50、51、52と同一の位置に取付けら
れている。さらに、上記クリーニングブレード60は、
ジャムセンサー50、51、52の検知幅と略同一の幅
をもって転写ドラム23の表面に線接触又は面接触する
ように形成されて配置される。
ように、クリーニング装置57が、クリーニングブラシ
58を格納したハウジング59を備えており、このハウ
ジング59は、その先端部がクリーニングブラシ58が
転写ドラム23に接触可能なように開口しているととも
に、基端部は図示しない吸引手段に接続されている。ま
た、クリーニング装置57のハウジング59には、転写
ドラム23の表面を清掃するクリーニングブレード60
が、転写ドラムの軸方向における第1、第2、第3のジ
ャムセンサー50、51、52と同一の位置に取付けら
れている。さらに、上記クリーニングブレード60は、
ジャムセンサー50、51、52の検知幅と略同一の幅
をもって転写ドラム23の表面に線接触又は面接触する
ように形成されて配置される。
【0061】上記クリーニングブレード60としては、
例えば、図11に示すように、シリコンゴムやポリエチ
レンテレフタレート等の合成樹脂からなるブレードが用
いられ、このクリーニングブレード60は、接着剤61
等によって基板62に固定されているとともに、当該ク
リーニングブレード60は、例えば、基板62を介して
転写ドラム23の回転方向に沿った所謂ワイパー方向に
配置される。なお、上記クリーニングブレード60は、
クリーニング装置57のハウジング59の一部をブレー
ド化したものを用いてもよく、又当該クリーニングブレ
ード60は、転写ドラム23の回転方向と逆方向に沿っ
た所謂ドクター方向に配置しても良い。
例えば、図11に示すように、シリコンゴムやポリエチ
レンテレフタレート等の合成樹脂からなるブレードが用
いられ、このクリーニングブレード60は、接着剤61
等によって基板62に固定されているとともに、当該ク
リーニングブレード60は、例えば、基板62を介して
転写ドラム23の回転方向に沿った所謂ワイパー方向に
配置される。なお、上記クリーニングブレード60は、
クリーニング装置57のハウジング59の一部をブレー
ド化したものを用いてもよく、又当該クリーニングブレ
ード60は、転写ドラム23の回転方向と逆方向に沿っ
た所謂ドクター方向に配置しても良い。
【0062】また、上記クリーニングブレード60は、
図12に示すように、その先端部60aを湾曲形状に形
成することにより、転写ドラム23の表面に対する接触
を幅方向に渡って均一化するようにしても良い。
図12に示すように、その先端部60aを湾曲形状に形
成することにより、転写ドラム23の表面に対する接触
を幅方向に渡って均一化するようにしても良い。
【0063】この実施例では、転写ドラム23に対する
転写材24の搬送状態の不良を検出するジャムセンサー
50、51、52と、上記転写ドラム23の表面を清掃
するクリーニングブレード60とを備え、上記クリーニ
ングブレード60を、転写ドラム23の軸方向における
ジャムセンサー50、51、52の検出位置と同一の位
置に配置したので、クリーニングブレード60を、転写
ドラム23の軸方向におけるジャムセンサー50、5
1、52と同一の位置に配置するという極めて簡単な構
成によって、転写ドラム23の表面の白濁が防止でき、
ジャムセンサー50、51、52の誤検知を防止するこ
とが可能となる。
転写材24の搬送状態の不良を検出するジャムセンサー
50、51、52と、上記転写ドラム23の表面を清掃
するクリーニングブレード60とを備え、上記クリーニ
ングブレード60を、転写ドラム23の軸方向における
ジャムセンサー50、51、52の検出位置と同一の位
置に配置したので、クリーニングブレード60を、転写
ドラム23の軸方向におけるジャムセンサー50、5
1、52と同一の位置に配置するという極めて簡単な構
成によって、転写ドラム23の表面の白濁が防止でき、
ジャムセンサー50、51、52の誤検知を防止するこ
とが可能となる。
【0064】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0065】実施例3 図13はこの発明の実施例3を示すものであり、前記実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体に対する転写材の搬送状
態の不良を検出する搬送不良検出手段と、上記転写材担
持体の表面を清掃するブレード状のクリーニング手段と
を備え、上記ブレード状のクリーニング手段を、転写材
担持体の軸方向における搬送不良検出手段と同一の位置
に配置するように構成されている。
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体に対する転写材の搬送状
態の不良を検出する搬送不良検出手段と、上記転写材担
持体の表面を清掃するブレード状のクリーニング手段と
を備え、上記ブレード状のクリーニング手段を、転写材
担持体の軸方向における搬送不良検出手段と同一の位置
に配置するように構成されている。
【0066】すなわち、この実施例では、図13に示す
ように、転写材24を転写ドラム23の表面に吸着させ
るための用紙吸着ロール43がハウジング70を備えて
おり、このハウジング70には、吸着ロール43が転写
ドラム23の表面に接触する際に、同時に転写ドラム2
3の表面に当該転写ドラム23の回転方向と逆方向を向
いて接触するクリーニングブレード71が取付けられて
いる。また、上記ハウジング70には、用紙吸着ロール
43のブラケットや転写材を案内するためのサポートマ
イラーの一部をブレード化あるいはブレードを取り付け
るように構成しも良い。
ように、転写材24を転写ドラム23の表面に吸着させ
るための用紙吸着ロール43がハウジング70を備えて
おり、このハウジング70には、吸着ロール43が転写
ドラム23の表面に接触する際に、同時に転写ドラム2
3の表面に当該転写ドラム23の回転方向と逆方向を向
いて接触するクリーニングブレード71が取付けられて
いる。また、上記ハウジング70には、用紙吸着ロール
43のブラケットや転写材を案内するためのサポートマ
イラーの一部をブレード化あるいはブレードを取り付け
るように構成しも良い。
【0067】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0068】なお、前記実施例では、クリーニングブレ
ードを取り付ける部材として、画像形成装置に本来設け
られている転写ドラム23の表面に接離するクリーニン
グ装置や用紙吸着ロールを用いているが、新規に転写ド
ラム23の表面に離脱可能なメカニズムを配設するよう
にしても勿論よい。
ードを取り付ける部材として、画像形成装置に本来設け
られている転写ドラム23の表面に接離するクリーニン
グ装置や用紙吸着ロールを用いているが、新規に転写ド
ラム23の表面に離脱可能なメカニズムを配設するよう
にしても勿論よい。
【0069】実施例4 図15はこの発明の実施例4を示すものであり、前記実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸
方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なく
とも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングす
るクリーニング手段を設けるとともに、前記クリーニン
グ手段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポット径
よりも広く有効画像幅よりも狭く構成されており、前記
クリーニング手段は前記転写材担持体に対して接離可能
となるように構成されている。
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸
方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なく
とも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングす
るクリーニング手段を設けるとともに、前記クリーニン
グ手段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポット径
よりも広く有効画像幅よりも狭く構成されており、前記
クリーニング手段は前記転写材担持体に対して接離可能
となるように構成されている。
【0070】すなわち、この実施例では、図15に示す
ように、転写ドラム23の外周において、吸着ロール4
3の下流側に相当する位置に、転写材24が転写ドラム
23の表面に吸着されたか否かを検出するための吸着前
センサー50と、感光体ドラム20とのニップ部の下流
側に、転写材24が感光体ドラム20側に移行せずに転
写ドラム23の表面に保持されているか否かを検出する
ための転写後センサー51と、剥離装置44の下流側に
相当する位置に、転写材24が転写ドラム23の表面か
ら剥離されたか否かを検出するためのクリーニング前セ
ンサー52とが配設されている。これらの吸着前、転写
後、クリーニング前センサー50、51、52として
は、例えば、転写ドラム23の表面に向けて直径3mm
程度のスポット光を照射し、当該転写ドラム23の表面
側からの拡散反射光及び正反射光等を検出することによ
って、光学的に転写ドラム23の表面に転写材24が保
持されているか否かを検出するものが用いられる。ま
た、上記吸着前、転写後、クリーニング前センサー5
0、51、52は、図16に示すように、すべて転写ド
ラム23の軸方向に沿って同一の位置であって、しかも
有効画像幅の一端部近傍に配置されている。
ように、転写ドラム23の外周において、吸着ロール4
3の下流側に相当する位置に、転写材24が転写ドラム
23の表面に吸着されたか否かを検出するための吸着前
センサー50と、感光体ドラム20とのニップ部の下流
側に、転写材24が感光体ドラム20側に移行せずに転
写ドラム23の表面に保持されているか否かを検出する
ための転写後センサー51と、剥離装置44の下流側に
相当する位置に、転写材24が転写ドラム23の表面か
ら剥離されたか否かを検出するためのクリーニング前セ
ンサー52とが配設されている。これらの吸着前、転写
後、クリーニング前センサー50、51、52として
は、例えば、転写ドラム23の表面に向けて直径3mm
程度のスポット光を照射し、当該転写ドラム23の表面
側からの拡散反射光及び正反射光等を検出することによ
って、光学的に転写ドラム23の表面に転写材24が保
持されているか否かを検出するものが用いられる。ま
た、上記吸着前、転写後、クリーニング前センサー5
0、51、52は、図16に示すように、すべて転写ド
ラム23の軸方向に沿って同一の位置であって、しかも
有効画像幅の一端部近傍に配置されている。
【0071】また、この実施例では、図15に示すよう
に、第1のクリーニング装置57が、クリーニングブラ
シ58を格納したハウジング59を備えており、このハ
ウジング59は、その先端部がクリーニングブラシ58
が転写ドラム23に接触可能なように開口しているとと
もに、支点80を中心にしてクリーニングブラシ58が
転写ドラム23と接離する方向に揺動可能となってい
る。さらに、クリーニング装置57のハウジング59に
は、転写ドラム23の表面を清掃する第2のクリーニン
グ手段としてのクリーニングブレード60が、転写ドラ
ム23の軸方向における吸着前、転写後、クリーニング
前センサー50、51、52と同一の位置に取付けられ
ており、このクリーニングブレード60は、クリーニン
グ装置57のハウジング59と連動して転写ドラム23
の表面に接離可能となっている。しかも、上記クリーニ
ングブレード60は、クリーニングブラシ58の上流側
に配置されている。また、上記クリーニングブレード6
0の軸方向長さは、センサー50、51、52のビーム
スポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く設定されて
おり、転写ドラム23の表面に線接触又は面接触するよ
うに形成されて配置される。なお、この場合、転写ドラ
ム23の内面側には、クリーニングブレード60の軸方
向の長さに応じて、当該クリーニングブレード60に対
向する支持部材を設けるようにしても良い。こうした場
合には、クリーニングブレード60の軸方向の長さがあ
る程度長くても、転写フィルム42が変形するのを防止
することができ、転写フィルム42の表面を所定の長さ
に渡って確実にクリーニングすることができる。
に、第1のクリーニング装置57が、クリーニングブラ
シ58を格納したハウジング59を備えており、このハ
ウジング59は、その先端部がクリーニングブラシ58
が転写ドラム23に接触可能なように開口しているとと
もに、支点80を中心にしてクリーニングブラシ58が
転写ドラム23と接離する方向に揺動可能となってい
る。さらに、クリーニング装置57のハウジング59に
は、転写ドラム23の表面を清掃する第2のクリーニン
グ手段としてのクリーニングブレード60が、転写ドラ
ム23の軸方向における吸着前、転写後、クリーニング
前センサー50、51、52と同一の位置に取付けられ
ており、このクリーニングブレード60は、クリーニン
グ装置57のハウジング59と連動して転写ドラム23
の表面に接離可能となっている。しかも、上記クリーニ
ングブレード60は、クリーニングブラシ58の上流側
に配置されている。また、上記クリーニングブレード6
0の軸方向長さは、センサー50、51、52のビーム
スポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く設定されて
おり、転写ドラム23の表面に線接触又は面接触するよ
うに形成されて配置される。なお、この場合、転写ドラ
ム23の内面側には、クリーニングブレード60の軸方
向の長さに応じて、当該クリーニングブレード60に対
向する支持部材を設けるようにしても良い。こうした場
合には、クリーニングブレード60の軸方向の長さがあ
る程度長くても、転写フィルム42が変形するのを防止
することができ、転写フィルム42の表面を所定の長さ
に渡って確実にクリーニングすることができる。
【0072】上記クリーニングブレード60としては、
例えば、図17に示すように、シリコンゴムやポリエチ
レンテレフタレート等の合成樹脂からなるブレードが用
いられ、このクリーニングブレード60は、クリーニン
グ装置57のハウジング59を構成する金属板62、ま
たは当該ハウジング59に取付けられる金属板62に、
接着剤61によって固着されているとともに、当該クリ
ーニングブレード60は、例えば、金属板62を介して
転写ドラム23の回転方向に沿った所謂ワイパー方向に
配置される。なお、上記クリーニングブレード60は、
クリーニング装置57のハウジング59の一部をブレー
ド化したものを用いてもよく、又当該クリーニングブレ
ード60は、転写ドラム23の回転方向と逆方向に沿っ
た所謂ドクター方向に配置しても良い。また、上記クリ
ーニングブレード60の転写ドラム23の表面に対する
接触圧力は、50gfから500gf程度に設定される
が、例えば約200gf程度に設定される。
例えば、図17に示すように、シリコンゴムやポリエチ
レンテレフタレート等の合成樹脂からなるブレードが用
いられ、このクリーニングブレード60は、クリーニン
グ装置57のハウジング59を構成する金属板62、ま
たは当該ハウジング59に取付けられる金属板62に、
接着剤61によって固着されているとともに、当該クリ
ーニングブレード60は、例えば、金属板62を介して
転写ドラム23の回転方向に沿った所謂ワイパー方向に
配置される。なお、上記クリーニングブレード60は、
クリーニング装置57のハウジング59の一部をブレー
ド化したものを用いてもよく、又当該クリーニングブレ
ード60は、転写ドラム23の回転方向と逆方向に沿っ
た所謂ドクター方向に配置しても良い。また、上記クリ
ーニングブレード60の転写ドラム23の表面に対する
接触圧力は、50gfから500gf程度に設定される
が、例えば約200gf程度に設定される。
【0073】次に、本発明者らは、図15に示すよう
に、転写ドラム23の転写フィルム42を挟む対向部材
が存在しない条件下で、クリーニングブレード60の軸
方向の長さを変化させた場合に、転写ドラム23表面の
クリーニング効率がどのように変化するかを確認する実
験を行った。なお、センサー50としては、ビームスポ
ットの直径が3mmのものを使用した。
に、転写ドラム23の転写フィルム42を挟む対向部材
が存在しない条件下で、クリーニングブレード60の軸
方向の長さを変化させた場合に、転写ドラム23表面の
クリーニング効率がどのように変化するかを確認する実
験を行った。なお、センサー50としては、ビームスポ
ットの直径が3mmのものを使用した。
【0074】図18は上記実験の結果を示すものであ
る。
る。
【0075】この図から明らかなように、クリーニング
ブレード60の長さが4mm以上で、クリーニング効率
が100%であり、クリーニングブレード60の長さが
20mmになると、クリーニング効率が若干低下するも
のの90%以上であり、クリーニングブレード60の長
さは、4mm以上20mm以下であれば良いことが判っ
た。
ブレード60の長さが4mm以上で、クリーニング効率
が100%であり、クリーニングブレード60の長さが
20mmになると、クリーニング効率が若干低下するも
のの90%以上であり、クリーニングブレード60の長
さは、4mm以上20mm以下であれば良いことが判っ
た。
【0076】このように、上記実施例では、転写ドラム
23上の転写材24の搬送状態を検出するセンサー5
0、51、52と、上記転写ドラム23の表面を清掃す
るクリーニングブレード60とを備え、上記クリーニン
グブレード60を、転写ドラム23の軸方向におけるセ
ンサー50、51、52の検出位置と同一の位置に配置
したので、クリーニングブレード60を、転写ドラム2
3の軸方向におけるジャムセンサー50、51、52と
同一の位置に配置するという極めて簡単な構成によっ
て、転写ドラム23の表面の白濁が防止でき、センサー
50、51、52の誤検知を防止することが可能とな
る。
23上の転写材24の搬送状態を検出するセンサー5
0、51、52と、上記転写ドラム23の表面を清掃す
るクリーニングブレード60とを備え、上記クリーニン
グブレード60を、転写ドラム23の軸方向におけるセ
ンサー50、51、52の検出位置と同一の位置に配置
したので、クリーニングブレード60を、転写ドラム2
3の軸方向におけるジャムセンサー50、51、52と
同一の位置に配置するという極めて簡単な構成によっ
て、転写ドラム23の表面の白濁が防止でき、センサー
50、51、52の誤検知を防止することが可能とな
る。
【0077】また、上記クリーニングブレード60の軸
方向長さは、センサー50、51、52のビームスポッ
ト径よりも広く有効画像幅よりも狭く構成されているの
で、少なくともセンサー50、51、52のビームスポ
ット径に相当する長さは、確実にクリーニングすること
ができ、しかも有効画像幅よりも狭く構成されているの
で、センサー50、51、52に相当する領域を効果的
にクリーニングすることができる。さらに、前記クリー
ニング手段は、前記転写材担持体に対して接離可能とな
っているので、転写材上に転写されたトナー像を損傷す
ることがない。
方向長さは、センサー50、51、52のビームスポッ
ト径よりも広く有効画像幅よりも狭く構成されているの
で、少なくともセンサー50、51、52のビームスポ
ット径に相当する長さは、確実にクリーニングすること
ができ、しかも有効画像幅よりも狭く構成されているの
で、センサー50、51、52に相当する領域を効果的
にクリーニングすることができる。さらに、前記クリー
ニング手段は、前記転写材担持体に対して接離可能とな
っているので、転写材上に転写されたトナー像を損傷す
ることがない。
【0078】さらに、上記クリーニングブレード60
は、クリーニングブラシ58とともに転写ドラム23に
接離するので、特別な部材を用いることなく、クリーニ
ングブレード60が転写材24に支障を及ぼすのを防止
することができる。
は、クリーニングブラシ58とともに転写ドラム23に
接離するので、特別な部材を用いることなく、クリーニ
ングブレード60が転写材24に支障を及ぼすのを防止
することができる。
【0079】また、上記クリーニングブレード60の軸
方向長さは、センサー50、51、52のビームスポッ
ト径よりも広く20mm以下に設定されているので、少
なくともセンサー50、51、52のビームスポット径
に相当する長さは、確実にクリーニングすることがで
き、しかも本発明者らの実験で明らかになっているごと
く、長さが20mmを越える場合のようにクリーニング
効率が低下するのを防止することができる。
方向長さは、センサー50、51、52のビームスポッ
ト径よりも広く20mm以下に設定されているので、少
なくともセンサー50、51、52のビームスポット径
に相当する長さは、確実にクリーニングすることがで
き、しかも本発明者らの実験で明らかになっているごと
く、長さが20mmを越える場合のようにクリーニング
効率が低下するのを防止することができる。
【0080】更にまた、上記クリーニングブレード60
は、クリーニングブラシ58の上流側に配設されている
ので、クリーニングブレード60にて掻き落とされたト
ナーやトナーの外添剤、更には紙粉等を下流に位置する
クリーニングブラシ58によって清掃することができ
る。
は、クリーニングブラシ58の上流側に配設されている
ので、クリーニングブレード60にて掻き落とされたト
ナーやトナーの外添剤、更には紙粉等を下流に位置する
クリーニングブラシ58によって清掃することができ
る。
【0081】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0082】実施例5 図19はこの発明の実施例5を示すものであり、前記実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸
方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なく
とも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングす
るクリーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可
能に設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検
出手段のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも
狭く構成されている。
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸
方向で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なく
とも同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングす
るクリーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可
能に設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検
出手段のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも
狭く構成されている。
【0083】すなわち、この実施例では、図19に示す
ように、クリーニングブレード60が剥離フィンガー5
3の下部、及び転写材吸着補助部材のハウジング70の
少なくともいずれか一方に取付けられており、このクリ
ーニングブレード60は、剥離フィンガー53及び転写
材吸着補助部材のハウジング70とともに転写ドラム2
3の表面に接離可能となっている。
ように、クリーニングブレード60が剥離フィンガー5
3の下部、及び転写材吸着補助部材のハウジング70の
少なくともいずれか一方に取付けられており、このクリ
ーニングブレード60は、剥離フィンガー53及び転写
材吸着補助部材のハウジング70とともに転写ドラム2
3の表面に接離可能となっている。
【0084】また、上記クリーニングブレード60の軸
方向長さは、センサー50、51、52のビームスポッ
ト径よりも広く有効画像幅よりも狭く設定されており、
転写ドラム23の表面に線接触又は面接触するように形
成されて配置される。なお、上記クリーニングブレード
60の軸方向長さは、センサー50、51、52のビー
ムスポット径よりも広く20mm以下に設定しても良
い。
方向長さは、センサー50、51、52のビームスポッ
ト径よりも広く有効画像幅よりも狭く設定されており、
転写ドラム23の表面に線接触又は面接触するように形
成されて配置される。なお、上記クリーニングブレード
60の軸方向長さは、センサー50、51、52のビー
ムスポット径よりも広く20mm以下に設定しても良
い。
【0085】このように、上記クリーニングブレード6
0は、転写ドラム23上の転写材24の給送及び剥離に
関係する部材に連動して接離するように構成されている
ので、特別な部材を用いることなく、クリーニングブレ
ード60が転写ドラム23上の転写材24に支障を及ぼ
すのを確実に防止することができる。
0は、転写ドラム23上の転写材24の給送及び剥離に
関係する部材に連動して接離するように構成されている
ので、特別な部材を用いることなく、クリーニングブレ
ード60が転写ドラム23上の転写材24に支障を及ぼ
すのを確実に防止することができる。
【0086】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0087】実施例6 図20はこの発明の実施例6を示すものであり、前記実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表
面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離する
転写材剥離手段とを備え、上記転写材剥離手段を、転写
材担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検
出手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の
軸方向における表面に少なくとも線接触するように配置
したものである。
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表
面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離する
転写材剥離手段とを備え、上記転写材剥離手段を、転写
材担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検
出手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の
軸方向における表面に少なくとも線接触するように配置
したものである。
【0088】しかも、この実施例では、前記転写材剥離
手段が、剥離動作時に転写材担持体の円周方向すべてに
対し転写材担持体の表面に接触するように構成したもの
である。
手段が、剥離動作時に転写材担持体の円周方向すべてに
対し転写材担持体の表面に接触するように構成したもの
である。
【0089】すなわち、この実施例では、図20に示す
ように、剥離フィンガー53によって転写フィルム42
をクリーニングするように構成されているとともに、当
該剥離フィンガー53は、図21に示すように、剥離動
作時に転写ドラム23の円周方向すべてに対し当該転写
ドラム23の表面に接触するようになっている。尚、単
色モードの連続コピー時は、剥離フィンガー53は転写
ドラム23の表面に接触したままである。
ように、剥離フィンガー53によって転写フィルム42
をクリーニングするように構成されているとともに、当
該剥離フィンガー53は、図21に示すように、剥離動
作時に転写ドラム23の円周方向すべてに対し当該転写
ドラム23の表面に接触するようになっている。尚、単
色モードの連続コピー時は、剥離フィンガー53は転写
ドラム23の表面に接触したままである。
【0090】このように構成した場合には、転写ドラム
23の全周をクリーニングすることができ、センサー5
0、51、52がスタテイックな検知、すなわち常時転
写ドラム23の全周を検知するように構成した場合で
も、センサー50、51、52に誤検知が生じるのを確
実に防止することができる。
23の全周をクリーニングすることができ、センサー5
0、51、52がスタテイックな検知、すなわち常時転
写ドラム23の全周を検知するように構成した場合で
も、センサー50、51、52に誤検知が生じるのを確
実に防止することができる。
【0091】さらに、説明すると、上記転写ドラム23
としては、図9に示すもの以外にも、図22に示すよう
な転写ドラムを使用する場合がある。この転写ドラム2
3は、図22に示すように、軸方向の両端部に配置され
る一対の円環状部材としてのリング部材40、40と、
これらのリング部材40、40を互いに連結する連結部
材としてのタイバープレート41とを有するドラム状の
枠体を備え、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)等の誘
電体フィルムからなる転写フィルム42の両側端部をリ
ング部材40、40の外周面に沿わせて枠体に巻き付け
た状態で両面テープによる接着等により固定し、当該転
写フィルム42の円周方向の先端部42a及び後端部4
2aとを図23に示すように互いに重ねた状態で両面テ
ープ43にて接着することにより、中空円筒状に形成さ
れている。その際、上記転写フィルム42の接着部分
は、感光体ドラム20上に形成されたトナー像の転写を
良好に行うことができないため、当該転写フィルム42
の接着部分は、転写ドラム23の非画像領域、即ちタイ
バープレート41上に対応する位置に、当該タイバープ
レート41上に間隙を介して位置するように設定されて
いる。
としては、図9に示すもの以外にも、図22に示すよう
な転写ドラムを使用する場合がある。この転写ドラム2
3は、図22に示すように、軸方向の両端部に配置され
る一対の円環状部材としてのリング部材40、40と、
これらのリング部材40、40を互いに連結する連結部
材としてのタイバープレート41とを有するドラム状の
枠体を備え、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)等の誘
電体フィルムからなる転写フィルム42の両側端部をリ
ング部材40、40の外周面に沿わせて枠体に巻き付け
た状態で両面テープによる接着等により固定し、当該転
写フィルム42の円周方向の先端部42a及び後端部4
2aとを図23に示すように互いに重ねた状態で両面テ
ープ43にて接着することにより、中空円筒状に形成さ
れている。その際、上記転写フィルム42の接着部分
は、感光体ドラム20上に形成されたトナー像の転写を
良好に行うことができないため、当該転写フィルム42
の接着部分は、転写ドラム23の非画像領域、即ちタイ
バープレート41上に対応する位置に、当該タイバープ
レート41上に間隙を介して位置するように設定されて
いる。
【0092】このように、転写ドラム23として転写フ
ィルム42の両端を互いに重ねた状態で両面テープ43
にて接着したものを使用した場合には、剥離フィンガー
を剥離動作時に転写ドラム23の円周方向すべてに対し
当該転写ドラム23の表面に接触させ、転写ドラム23
の全周をクリーニングすることができ、センサー50、
51、52のスタテイックな検知が可能となる。
ィルム42の両端を互いに重ねた状態で両面テープ43
にて接着したものを使用した場合には、剥離フィンガー
を剥離動作時に転写ドラム23の円周方向すべてに対し
当該転写ドラム23の表面に接触させ、転写ドラム23
の全周をクリーニングすることができ、センサー50、
51、52のスタテイックな検知が可能となる。
【0093】なお、上記転写ドラム23として図9に示
すようなものを使用した場合には、図24に示すよう
に、転写ドラム23のタイバープレート41を除いて、
剥離フィンガー53を、剥離動作時に転写ドラム23の
円周方向に対し、前記転写ドラム23上の転写材24の
搬送状態を検出するセンサー50等の検出領域のみの転
写ドラム23の表面に接触するように構成しても良い。
すようなものを使用した場合には、図24に示すよう
に、転写ドラム23のタイバープレート41を除いて、
剥離フィンガー53を、剥離動作時に転写ドラム23の
円周方向に対し、前記転写ドラム23上の転写材24の
搬送状態を検出するセンサー50等の検出領域のみの転
写ドラム23の表面に接触するように構成しても良い。
【0094】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0095】実施例7 図25はこの発明の実施例7を示すものであり、前記実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表
面に転写材を吸着させるための転写材吸着補助部材とを
備え、上記転写材吸着補助部材を、転写材担持体の軸方
向における転写材検出手段または濃度検出手段と少なく
とも同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向における
表面に少なくとも線接触するように配置したものであ
る。
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表
面に転写材を吸着させるための転写材吸着補助部材とを
備え、上記転写材吸着補助部材を、転写材担持体の軸方
向における転写材検出手段または濃度検出手段と少なく
とも同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向における
表面に少なくとも線接触するように配置したものであ
る。
【0096】すなわち、この実施例では、図25に示す
ように、転写材吸着補助部材70のサポートマイラー8
5の先端部に突起部86を設け、転写材吸着時に図26
に示すようなタイミングでこの転写材吸着補助部材のサ
ポートマイラー85の突起部86が転写ドラム23の表
面に接触することによって、転写ドラム23の表面を清
掃するようになっている。尚、単色モードの連続コピー
時は、剥離フィンガー53は転写ドラム23の表面に接
触したままである。
ように、転写材吸着補助部材70のサポートマイラー8
5の先端部に突起部86を設け、転写材吸着時に図26
に示すようなタイミングでこの転写材吸着補助部材のサ
ポートマイラー85の突起部86が転写ドラム23の表
面に接触することによって、転写ドラム23の表面を清
掃するようになっている。尚、単色モードの連続コピー
時は、剥離フィンガー53は転写ドラム23の表面に接
触したままである。
【0097】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0098】実施例8 図27はこの発明の実施例8を示すものであり、前記実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、前記クリーニング手段が、転写材担持
体をクリーニングする第1の内側クリーニング手段に配
設されるように構成されている。
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、前記クリーニング手段が、転写材担持
体をクリーニングする第1の内側クリーニング手段に配
設されるように構成されている。
【0099】すなわち、この実施例では、クリーニング
ブレード60がクリーニングブラシと対向するように、
転写ドラム23の内側に配設された内側クリーニングブ
ラシ87に取付けられており、このクリーニングブレー
ド60は、支点を中心にして内側クリーニングブラシ8
7とともに回動して、転写ドラム23の内面に所定のタ
イミングで接触するようになっている。上記クリーニン
グブレード60は、内側クリーニングブラシ87の上流
側に配置しても良い。
ブレード60がクリーニングブラシと対向するように、
転写ドラム23の内側に配設された内側クリーニングブ
ラシ87に取付けられており、このクリーニングブレー
ド60は、支点を中心にして内側クリーニングブラシ8
7とともに回動して、転写ドラム23の内面に所定のタ
イミングで接触するようになっている。上記クリーニン
グブレード60は、内側クリーニングブラシ87の上流
側に配置しても良い。
【0100】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0101】実施例9 図28はこの発明の実施例9を示すものであり、前記実
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の内
面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離する
内側剥離手段とを備え、上記内側剥離手段を、転写材担
持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出手
段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の軸方
向における表面に少なくとも線接触するように配置した
ものである。
施例と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、
この実施例では、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の内
面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離する
内側剥離手段とを備え、上記内側剥離手段を、転写材担
持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出手
段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の軸方
向における表面に少なくとも線接触するように配置した
ものである。
【0102】すなわち、この実施例では、図28に示す
ように、転写ドラム23の内側に内側剥離手段としての
剥離内押し部材54が配置されており、この剥離内押し
部材54は、センサー50、51、52と同一の位置
で、当該転写ドラム23の軸方向における内面に線接触
するようになっている。そのため、上記剥離内押し部材
54の先端部は、図28(b)に示すように、エッジ状
に形成されている。
ように、転写ドラム23の内側に内側剥離手段としての
剥離内押し部材54が配置されており、この剥離内押し
部材54は、センサー50、51、52と同一の位置
で、当該転写ドラム23の軸方向における内面に線接触
するようになっている。そのため、上記剥離内押し部材
54の先端部は、図28(b)に示すように、エッジ状
に形成されている。
【0103】その他の構成及ー作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0104】実施例10 図29はこの発明の実施例10を示すものであり、前記
実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この実施例では、前記クリーニング手段が、転写補
助部材に配設されており、転写作動時に転写材担持体の
内面をクリーニングする手段であるように構成されてい
る。
実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この実施例では、前記クリーニング手段が、転写補
助部材に配設されており、転写作動時に転写材担持体の
内面をクリーニングする手段であるように構成されてい
る。
【0105】すなわち、この実施例では、転写ドラムの
内側の転写位置に配置される転写コロトロン25が、転
写電界を転写位置に集中させるためのマイラーフィルム
等からなる転写ガイド90を備えており、この転写ガイ
ド90にクリーニングブレード60が取付けられてい
る。上記転写ガイド90は、転写ドラム23の内面に所
定のタイミングで接離するようになっている。
内側の転写位置に配置される転写コロトロン25が、転
写電界を転写位置に集中させるためのマイラーフィルム
等からなる転写ガイド90を備えており、この転写ガイ
ド90にクリーニングブレード60が取付けられてい
る。上記転写ガイド90は、転写ドラム23の内面に所
定のタイミングで接離するようになっている。
【0106】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0107】実施例11 図30はこの発明の実施例11を示すものであり、前記
実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この実施例では、前記クリーニング手段が、転写材
吸着補助部材に配設されるように構成されている。
実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明する
と、この実施例では、前記クリーニング手段が、転写材
吸着補助部材に配設されるように構成されている。
【0108】すなわち、この実施例では、転写ドラム2
3の内側の転写材吸着位置に配置される吸着用のコロト
ロン33が、吸着電界を吸着位置に集中させるためのマ
イラーフィルム等からなる吸着ガイド91を備えてお
り、この吸着ガイド91にクリーニングブレード60が
取付けられている。上記吸着ガイド19は、転写ドラム
23の内面に所定のタイミングで接離するように構成し
ても、転写ドラム23の内面に常時接触するように構成
しても良い。
3の内側の転写材吸着位置に配置される吸着用のコロト
ロン33が、吸着電界を吸着位置に集中させるためのマ
イラーフィルム等からなる吸着ガイド91を備えてお
り、この吸着ガイド91にクリーニングブレード60が
取付けられている。上記吸着ガイド19は、転写ドラム
23の内面に所定のタイミングで接離するように構成し
ても、転写ドラム23の内面に常時接触するように構成
しても良い。
【0109】その他の構成及び作用は、前記実施例と同
様であるので、その説明を省略する。
様であるので、その説明を省略する。
【0110】なお、前記実施例では、クリーニング手段
が図11に示すようなブレードからなる場合について説
明したが、このクリーニング手段としては、図31に示
すようなウエブクリーニング92からなるものや、図3
2に示すようなブラシクリーニング93からなるものを
用いてもよい。但し、この場合にも、ウエブやブラシの
幅はセンサーのビームスポット径以上に設定される。
が図11に示すようなブレードからなる場合について説
明したが、このクリーニング手段としては、図31に示
すようなウエブクリーニング92からなるものや、図3
2に示すようなブラシクリーニング93からなるものを
用いてもよい。但し、この場合にも、ウエブやブラシの
幅はセンサーのビームスポット径以上に設定される。
【0111】また、前記実施例では、クリーニング手段
を転写ドラムの軸方向に沿って1つ設ける場合について
説明したが、必要に応じてクリーニング手段を転写ドラ
ムの軸方向に沿って複数設けるように構成しても良い。
を転写ドラムの軸方向に沿って1つ設ける場合について
説明したが、必要に応じてクリーニング手段を転写ドラ
ムの軸方向に沿って複数設けるように構成しても良い。
【0112】
【発明の効果】この発明は、以上の構成及び作用よりな
るもので、請求項第1項に係る画像形成装置において
は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングするクリーニン
グ手段を設けるとともに、前記クリーニング手段の軸方
向長さは前記検出手段のビームスポット径よりも広く有
効画像幅よりも狭く構成されており、前記クリーニング
手段は前記転写材担持体に対して接離可能であるように
構成されているので、クリーニング手段を、転写材担持
体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出手段
と少なくとも同一の位置に配置するという極めて簡単な
構成によって、転写材担持体の表面の白濁が防止でき、
転写材検出手段または濃度検出手段の誤検知を防止する
ことが可能となる。
るもので、請求項第1項に係る画像形成装置において
は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングするクリーニン
グ手段を設けるとともに、前記クリーニング手段の軸方
向長さは前記検出手段のビームスポット径よりも広く有
効画像幅よりも狭く構成されており、前記クリーニング
手段は前記転写材担持体に対して接離可能であるように
構成されているので、クリーニング手段を、転写材担持
体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出手段
と少なくとも同一の位置に配置するという極めて簡単な
構成によって、転写材担持体の表面の白濁が防止でき、
転写材検出手段または濃度検出手段の誤検知を防止する
ことが可能となる。
【0113】また、上記クリーニング手段の軸方向長さ
は、上記検出手段のビームスポット径よりも広く有効画
像幅よりも狭く構成されているので、少なくとも検出手
段のビームスポット径に相当する長さは、確実にクリー
ニングすることができ、しかも有効画像幅よりも狭く構
成されているので、検出手段に相当する領域を効果的に
クリーニングすることができる。さらに、前記クリーニ
ング手段は、前記転写材担持体に対して接離可能となっ
ているので、転写材上に転写されたトナー像を損傷する
ことがない。
は、上記検出手段のビームスポット径よりも広く有効画
像幅よりも狭く構成されているので、少なくとも検出手
段のビームスポット径に相当する長さは、確実にクリー
ニングすることができ、しかも有効画像幅よりも狭く構
成されているので、検出手段に相当する領域を効果的に
クリーニングすることができる。さらに、前記クリーニ
ング手段は、前記転写材担持体に対して接離可能となっ
ているので、転写材上に転写されたトナー像を損傷する
ことがない。
【0114】また、この発明の請求項第2項に係る画像
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を設けるとともに、前記クリーニング手
段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポット径より
も広く20mm以下で構成されており、前記クリーニン
グ手段は前記転写材担持体に対して接離可能であるよう
に構成されているので、少なくとも検出手段のビームス
ポット径に相当する長さは、確実にクリーニングするこ
とができ、しかも本発明者らの実験で明らかになってい
るごとく、長さが20mmを越える場合のようにクリー
ニング効率が低下するのを防止することができるととも
に、クリーニング手段をコンパクトに作成することがで
き、コストの面でもメリットがある。
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を設けるとともに、前記クリーニング手
段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポット径より
も広く20mm以下で構成されており、前記クリーニン
グ手段は前記転写材担持体に対して接離可能であるよう
に構成されているので、少なくとも検出手段のビームス
ポット径に相当する長さは、確実にクリーニングするこ
とができ、しかも本発明者らの実験で明らかになってい
るごとく、長さが20mmを越える場合のようにクリー
ニング効率が低下するのを防止することができるととも
に、クリーニング手段をコンパクトに作成することがで
き、コストの面でもメリットがある。
【0115】さらに、この発明の請求項第3項に係る画
像形成装置は、転写材担持体を有効画像幅にわたってク
リーニングする第1のクリーニング手段と、前記転写材
担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手段
または転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出
手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出手
段または濃度検出手段と少なくとも同一の位置に設けた
転写材担持体をクリーニングする第2のクリーニング手
段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前記ク
リーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビームス
ポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く構成されてい
るとともに、当該第2のクリーニング手段は、前記第1
のクリーニング手段の上流側に配設されるように構成さ
れているので、請求項第1項の発明と同様の作用・効果
を奏するのは勿論のこと、第2のクリーニング手段にて
除去されたトナーや外添剤、紙粉等を下流に位置する第
1のクリーニング手段にて清掃することができる。
像形成装置は、転写材担持体を有効画像幅にわたってク
リーニングする第1のクリーニング手段と、前記転写材
担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手段
または転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出
手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出手
段または濃度検出手段と少なくとも同一の位置に設けた
転写材担持体をクリーニングする第2のクリーニング手
段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前記ク
リーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビームス
ポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く構成されてい
るとともに、当該第2のクリーニング手段は、前記第1
のクリーニング手段の上流側に配設されるように構成さ
れているので、請求項第1項の発明と同様の作用・効果
を奏するのは勿論のこと、第2のクリーニング手段にて
除去されたトナーや外添剤、紙粉等を下流に位置する第
1のクリーニング手段にて清掃することができる。
【0116】又さらに、この発明の請求項第4項に係る
画像形成装置は、転写材担持体を有効画像幅にわたって
クリーニングする第1のクリーニング手段と、前記転写
材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手
段または転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検
出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出
手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位置に設け
た転写材担持体をクリーニングする第2のクリーニング
手段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前記
クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビーム
スポット径よりも広く20mm以下に構成されていると
ともに、当該第2のクリーニング手段は、前記第1のク
リーニング手段の上流側に配設されるように構成されて
いるので、請求項第2項と請求項第3項に記載された発
明の作用・効果を併せ持っている。
画像形成装置は、転写材担持体を有効画像幅にわたって
クリーニングする第1のクリーニング手段と、前記転写
材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写材検出手
段または転写材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検
出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出
手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位置に設け
た転写材担持体をクリーニングする第2のクリーニング
手段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前記
クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビーム
スポット径よりも広く20mm以下に構成されていると
ともに、当該第2のクリーニング手段は、前記第1のク
リーニング手段の上流側に配設されるように構成されて
いるので、請求項第2項と請求項第3項に記載された発
明の作用・効果を併せ持っている。
【0117】更に、この発明の請求項第5項に係る画像
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に
設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手
段のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く
構成されており、前記クリーニング手段は前記転写材担
持体上の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連動し
て接離するように構成されているので、請求項第1項に
記載の発明において、特別な部材を用いることなく、ク
リーニング手段が転写材担持体上の転写材に支障を及ぼ
すのを確実に防止することができる。
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に
設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手
段のビームスポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く
構成されており、前記クリーニング手段は前記転写材担
持体上の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連動し
て接離するように構成されているので、請求項第1項に
記載の発明において、特別な部材を用いることなく、ク
リーニング手段が転写材担持体上の転写材に支障を及ぼ
すのを確実に防止することができる。
【0118】また、この発明の請求項第6項に係る画像
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に
設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手
段のビームスポット径よりも広く20mm以下に構成さ
れており、前記クリーニング手段は前記転写材担持体上
の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連動して接離
するように構成されているので、請求項第2項と請求項
第5項に記載された発明の作用・効果を併せ持ってい
る。
形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出
する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度
を検出する濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向
で前記転写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも
同一の位置に設けた転写材担持体をクリーニングするク
リーニング手段を前記転写材担持体に対して接離可能に
設け、前記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手
段のビームスポット径よりも広く20mm以下に構成さ
れており、前記クリーニング手段は前記転写材担持体上
の転写材の給送及び剥離に関係する部材に連動して接離
するように構成されているので、請求項第2項と請求項
第5項に記載された発明の作用・効果を併せ持ってい
る。
【0119】さらに、この発明の請求項第10項に係る
画像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表
面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離する
転写材剥離手段とを備え、上記転写材剥離手段を、転写
材担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検
出手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の
軸方向における表面に少なくとも線接触するように配置
したので、新たな部材を追加することなく、転写材担持
体の表面に線接触する転写材剥離手段によって、転写材
担持体の表面に付着したトナーの外添剤や紙粉等の微粒
子を掻き取ることにより、転写材担持体の表面がトナー
の外添剤や紙粉等によって白濁するのを防止することが
できるため、転写材検出手段または濃度検出手段の誤検
知を防止することができる。
画像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を
検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー
濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表
面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離する
転写材剥離手段とを備え、上記転写材剥離手段を、転写
材担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検
出手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の
軸方向における表面に少なくとも線接触するように配置
したので、新たな部材を追加することなく、転写材担持
体の表面に線接触する転写材剥離手段によって、転写材
担持体の表面に付着したトナーの外添剤や紙粉等の微粒
子を掻き取ることにより、転写材担持体の表面がトナー
の外添剤や紙粉等によって白濁するのを防止することが
できるため、転写材検出手段または濃度検出手段の誤検
知を防止することができる。
【0120】また、この発明の請求項第13項に係る画
像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検
出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃
度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表面
に転写材を吸着させるための転写材吸着補助部材とを備
え、上記転写材吸着補助部材を、転写材担持体の軸方向
における転写材検出手段または濃度検出手段と少なくと
も同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向における表
面に少なくとも線接触するように配置したので、請求項
第10項に記載の発明と同様の作用・効果を有する。
像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態を検
出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナー濃
度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の表面
に転写材を吸着させるための転写材吸着補助部材とを備
え、上記転写材吸着補助部材を、転写材担持体の軸方向
における転写材検出手段または濃度検出手段と少なくと
も同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向における表
面に少なくとも線接触するように配置したので、請求項
第10項に記載の発明と同様の作用・効果を有する。
【0121】更にまた、この発明の請求項第14項に係
る画像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態
を検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナ
ー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の
内面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離す
る内側剥離手段とを備え、上記内側剥離手段を、転写材
担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出
手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の軸
方向における表面に少なくとも線接触するように配置し
たので、やはり請求項第10項に記載の発明と同様の作
用・効果を有する。
る画像形成装置は、転写材担持体上の転写材の搬送状態
を検出する転写材検出手段または転写材担持体上のトナ
ー濃度を検出する濃度検出手段と、上記転写材担持体の
内面に接触して転写材を当該転写材担持体上から剥離す
る内側剥離手段とを備え、上記内側剥離手段を、転写材
担持体の軸方向における転写材検出手段または濃度検出
手段と少なくとも同一の位置で、当該転写材担持体の軸
方向における表面に少なくとも線接触するように配置し
たので、やはり請求項第10項に記載の発明と同様の作
用・効果を有する。
【図1】 図1はこの発明に係る画像形成装置の一実施
例の画像形成部を示す構成図である。
例の画像形成部を示す構成図である。
【図2】 図2は剥離フィンガーとジャムセンサーとの
位置関係を示す斜視図である。
位置関係を示す斜視図である。
【図3】 図3は剥離フィンガーを示す斜視図である。
【図4】 図4は剥離フィンガーの先端部を示す平面図
である。
である。
【図5】 図5は剥離フィンガーとジャムセンサーとの
位置関係を示す正面図である。
位置関係を示す正面図である。
【図6】 図6は剥離フィンガーの先端部を示す断面構
成図である。
成図である。
【図7】 図7は剥離フィンガーを示す斜視図である。
【図8】 図8はこの発明に係る画像形成装置の一実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図9】 図9は転写ドラムを示す斜視図である。
【図10】 図10はこの発明に係る画像形成装置の実
施例2を示す要部構成図である。
施例2を示す要部構成図である。
【図11】 図11はクリーニングブレードを示す斜視
図である。
図である。
【図12】 図12はクリーニングブレードの変形例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図13】 図13(a)(b)はこの発明に係る画像
形成装置の実施例3をそれぞれ示す要部構成図である。
形成装置の実施例3をそれぞれ示す要部構成図である。
【図14】 図14は従来の画像形成装置の画像形成部
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図15】 図15はこの発明の実施例4に係る画像形
成装置の要部を示す構成図である。
成装置の要部を示す構成図である。
【図16】 図16はセンサーの配置を示す構成図であ
る。
る。
【図17】 図17はクリーニングブレードを示す斜視
図である。
図である。
【図18】 図18は実験結果を示すグラフである。
【図19】 図19はこの発明の実施例5に係る画像形
成装置の要部を示す構成図である。
成装置の要部を示す構成図である。
【図20】 図20はこの発明の実施例6に係る画像形
成装置の要部を示す構成図である。
成装置の要部を示す構成図である。
【図21】 図21は剥離フィンガーの接触タイミング
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
【図22】 図22は転写ドラムの他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図23】 図23は転写ドラムの接続部を示す断面図
である。
である。
【図24】 図24は剥離フィンガーの接触タイミング
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図25】 図25(a)(b)はこの発明の実施例7
に係る画像形成装置の要部を示す構成図および要部拡大
図である。
に係る画像形成装置の要部を示す構成図および要部拡大
図である。
【図26】 図26は吸着補助部材の接触タイミングを
示すタイミングチャートである。
示すタイミングチャートである。
【図27】 図27はこの発明の実施例8に係る画像形
成装置の要部を示す構成図である。
成装置の要部を示す構成図である。
【図28】 図28(a)(b)はこの発明の実施例9
に係る画像形成装置の要部を示す構成図および要部拡大
図である。
に係る画像形成装置の要部を示す構成図および要部拡大
図である。
【図29】 図29はこの発明の実施例10に係る画像
形成装置の要部を示す構成図である。
形成装置の要部を示す構成図である。
【図30】 図30はこの発明の実施例11に係る画像
形成装置の要部を示す構成図である。
形成装置の要部を示す構成図である。
【図31】 図31はクリーニング手段の他の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図32】 図32はクリーニング手段の他の実施例を
示す構成図である。
示す構成図である。
23 転写ドラム、24 転写材、50、51、52
ジャムセンサー、53剥離フィンガー。
ジャムセンサー、53剥離フィンガー。
フロントページの続き (72)発明者 徳永 雅彰 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 鶴岡 亮一 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼ ロックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−195011(JP,A) 特開 平5−61369(JP,A) 特開 平7−36226(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16 G03G 15/01 G03G 15/14 G03G 21/10
Claims (14)
- 【請求項1】 像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、 前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングするクリーニン
グ手段を設けるとともに、前記クリーニング手段の軸方
向長さは前記検出手段のビームスポット径よりも広く有
効画像幅よりも狭く構成されており、前記クリーニング
手段は前記転写材担持体に対して接離可能であることを
特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、 前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングするクリーニン
グ手段を設けるとともに、前記クリーニング手段の軸方
向長さは前記検出手段のビームスポット径よりも広く2
0mm以下で構成されており、前記クリーニング手段は
前記転写材担持体に対して接離可能であることを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項3】 像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、 前記転写材担持体を有効画像幅にわたってクリーニング
する第1のクリーニング手段と、前記転写材担持体上の
転写材の搬送状態を検出する転写材検出手段または転写
材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、前
記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出手段または濃
度検出手段と少なくとも同一の位置に設けた転写材担持
体をクリーニングする第2のクリーニング手段を前記転
写材担持体に対して接離可能に設け、前記クリーニング
手段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポット径よ
りも広く有効画像幅よりも狭く構成されているととも
に、当該第2のクリーニング手段は、前記第1のクリー
ニング手段の上流側に配設されていることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項4】 像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、 前記転写材担持体を有効画像幅にわたってクリーニング
する第1のクリーニング手段と、前記転写材担持体上の
転写材の搬送状態を検出する転写材検出手段または転写
材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出手段と、前
記転写材担持体の軸方向で前記転写材検出手段または濃
度検出手段と少なくとも同一の位置に設けた転写材担持
体をクリーニングする第2のクリーニング手段を前記転
写材担持体に対して接離可能に設け、前記クリーニング
手段の軸方向長さは前記検出手段のビームスポット径よ
りも広く20mm以下に構成されているとともに、当該
第2のクリーニング手段は、前記第1のクリーニング手
段の上流側に配設されていることを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項5】 像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、 前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングするクリーニン
グ手段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前
記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビー
ムスポット径よりも広く有効画像幅よりも狭く構成され
ており、前記クリーニング手段は前記転写材担持体上の
転写材の給送及び剥離に関係する部材に連動して接離す
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 像担持体上に順次色の異なる複数のトナ
ー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のトナ
ー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次重
ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する画
像形成装置において、 前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、前記転写材担持体の軸方向で前記転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置に設けた転写材担持体をクリーニングするクリーニン
グ手段を前記転写材担持体に対して接離可能に設け、前
記クリーニング手段の軸方向長さは前記検出手段のビー
ムスポット径よりも広く20mm以下に構成されてお
り、前記クリーニング手段は前記転写材担持体上の転写
材の給送及び剥離に関係する部材に連動して接離するこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 前記クリーニング手段又は第2のクリー
ニング手段が、転写補助部材に配設されており、転写作
動時に転写材担持体の内面をクリーニングする手段であ
ることを特徴とする請求項第1項乃至第6項のいずれか
に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記クリーニング手段又は第2のクリー
ニング手段が、転写材吸着補助部材に配設されているこ
とを特徴とする請求項第1項乃至第6項のいずれかに記
載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記クリーニング手段又は第2のクリー
ニング手段が、転写材担持体をクリーニングする第1の
内側クリーニング手段に配設されていることを特徴とす
る請求項第1項乃至第6項のいずれかに記載の画像形成
装置。 - 【請求項10】 像担持体上に順次色の異なる複数のト
ナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のト
ナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次
重ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する
画像形成装置において、 前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、上記転写材担持体の表面に接触して
転写材を当該転写材担持体上から剥離する転写材剥離手
段とを備え、上記転写材剥離手段を、転写材担持体の軸
方向における転写材検出手段または濃度検出手段と少な
くとも同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向におけ
る表面に少なくとも線接触するように配置したことを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項11】 前記転写材剥離手段は、剥離動作時に
転写材担持体の円周方向すべてに対し転写材担持体の表
面に接触することを特徴とする請求項10項記載の画像
形成装置。 - 【請求項12】 前記転写材剥離手段は、剥離動作時に
転写材担持体の円周方向に対し、前記転写材担持体上の
転写材の搬送状態を検出する転写材検出手段または転写
材担持体上のトナー濃度を検出する濃度検出手段の検出
領域のみの転写材担持体の表面に接触することを特徴と
する請求項10記載の画像形成装置。 - 【請求項13】 像担持体上に順次色の異なる複数のト
ナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のト
ナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次
重ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する
画像形成装置において、 前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、上記転写材担持体の表面に転写材を
吸着させるための転写材吸着補助部材とを備え、上記転
写材吸着補助部材を、転写材担持体の軸方向における転
写材検出手段または濃度検出手段と少なくとも同一の位
置で、当該転写材担持体の軸方向における表面に少なく
とも線接触するように配置したことを特徴とする画像形
成装置。 - 【請求項14】 像担持体上に順次色の異なる複数のト
ナー像を形成し、上記像担持体上に形成された複数のト
ナー像を、転写材担持体上に担持された転写材上に順次
重ね合わせた状態で転写することにより画像を形成する
画像形成装置において、 前記転写材担持体上の転写材の搬送状態を検出する転写
材検出手段または転写材担持体上のトナー濃度を検出す
る濃度検出手段と、上記転写材担持体の内面に接触して
転写材を当該転写材担持体上から剥離する内側剥離手段
とを備え、上記内側剥離手段を、転写材担持体の軸方向
における転写材検出手段または濃度検出手段と少なくと
も同一の位置で、当該転写材担持体の軸方向における表
面に少なくとも線接触するように配置したことを特徴と
する画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7301380A JP3049591B2 (ja) | 1994-12-19 | 1995-11-20 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-315294 | 1994-12-19 | ||
JP31529494 | 1994-12-19 | ||
JP7301380A JP3049591B2 (ja) | 1994-12-19 | 1995-11-20 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227234A JPH08227234A (ja) | 1996-09-03 |
JP3049591B2 true JP3049591B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=26562659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7301380A Expired - Fee Related JP3049591B2 (ja) | 1994-12-19 | 1995-11-20 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3049591B2 (ja) |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP7301380A patent/JP3049591B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08227234A (ja) | 1996-09-03 |
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Legal Events
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