JP3042319B2 - シールドコネクタ - Google Patents
シールドコネクタInfo
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- JP3042319B2 JP3042319B2 JP6247243A JP24724394A JP3042319B2 JP 3042319 B2 JP3042319 B2 JP 3042319B2 JP 6247243 A JP6247243 A JP 6247243A JP 24724394 A JP24724394 A JP 24724394A JP 3042319 B2 JP3042319 B2 JP 3042319B2
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- wire
- shield
- shield electrode
- shielded
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドコネクタに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシールドコネクタとし
て、図10に示す実開平4−23081号公報に開示さ
れたものが知られている。図10において、シールド電
極となるカバー1は一枚の金属板材を屈曲して概ね筒状
に形成されており、円筒状とした円筒部2と、この円筒
部2における一方の開口端に接続されるとともに同円筒
部2の軸線方向に沿って開口するようにU字形に屈曲さ
れたクランプ部3とから構成されている。ボディ4は肉
抜きした樹脂性の円筒体として形成され、中心部に軸方
向の貫通孔4aを有している。また、カバー1における
クランプ部3が接続されていない側の開口から挿入可能
な外径に形成されるとともに、同カバー1の半分程度の
長さに形成されている。
て、図10に示す実開平4−23081号公報に開示さ
れたものが知られている。図10において、シールド電
極となるカバー1は一枚の金属板材を屈曲して概ね筒状
に形成されており、円筒状とした円筒部2と、この円筒
部2における一方の開口端に接続されるとともに同円筒
部2の軸線方向に沿って開口するようにU字形に屈曲さ
れたクランプ部3とから構成されている。ボディ4は肉
抜きした樹脂性の円筒体として形成され、中心部に軸方
向の貫通孔4aを有している。また、カバー1における
クランプ部3が接続されていない側の開口から挿入可能
な外径に形成されるとともに、同カバー1の半分程度の
長さに形成されている。
【0003】全体的にピン状に形成されるとともに一端
に平板を略U字形に屈曲した圧着部5aを有するピン5
は、上記ボディ4の貫通孔4aに挿入して貫通可能とな
っている。樹脂製の筒状としたキャップ(ケーシング)
6は、一端に上記カバー1を挿入可能な大径の開口6a
を有するとともに、他端にケーブル(シールド電線)7
を挿入可能な小径の開口6bを有している。同ケーブル
7は、同軸状に積層して構成され、、中心に導体7aを
備えるとともに、その周りを内線被覆7bにて被覆し、
その周りを編組線7cにて被覆し、そして外周を絶縁外
皮7dにて被覆して構成されている。
に平板を略U字形に屈曲した圧着部5aを有するピン5
は、上記ボディ4の貫通孔4aに挿入して貫通可能とな
っている。樹脂製の筒状としたキャップ(ケーシング)
6は、一端に上記カバー1を挿入可能な大径の開口6a
を有するとともに、他端にケーブル(シールド電線)7
を挿入可能な小径の開口6bを有している。同ケーブル
7は、同軸状に積層して構成され、、中心に導体7aを
備えるとともに、その周りを内線被覆7bにて被覆し、
その周りを編組線7cにて被覆し、そして外周を絶縁外
皮7dにて被覆して構成されている。
【0004】かかるシールドコネクタを組み付けるには
次のようにする。ケーブル7の先端を段階的に皮剥き
し、キャップ6の開口6bから先通しして先端の導体7
aをピン5の圧着部5aにて圧着接続する。カバー1の
円筒部2に対してボディ4を奥まで挿入しておき、ピン
5をクランプ部3の側から同ボディ4の貫通孔4aに挿
入する。このとき、ケーブル7における編組線7cの部
分がクランプ部3に入るように皮剥きの長さを調整して
おく。ケーブル7を巻き込むようにクランプ部3をプレ
スすると、ケーブル7の先端に上記カバー1が固定さ
れ、キャップ6を把持してケーブル7を引っ張ると当該
カバー1部分がキャップ6内に引き込まれて組付が完了
する。
次のようにする。ケーブル7の先端を段階的に皮剥き
し、キャップ6の開口6bから先通しして先端の導体7
aをピン5の圧着部5aにて圧着接続する。カバー1の
円筒部2に対してボディ4を奥まで挿入しておき、ピン
5をクランプ部3の側から同ボディ4の貫通孔4aに挿
入する。このとき、ケーブル7における編組線7cの部
分がクランプ部3に入るように皮剥きの長さを調整して
おく。ケーブル7を巻き込むようにクランプ部3をプレ
スすると、ケーブル7の先端に上記カバー1が固定さ
れ、キャップ6を把持してケーブル7を引っ張ると当該
カバー1部分がキャップ6内に引き込まれて組付が完了
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシール
ドコネクタにおいては、カバー1のクランプ部3が直に
ケーブル7を巻き込んで接続するため、一端は大径とな
るとともに、他端は小径となっている。これを収容する
キャップ6は一端が大径となるとともに他端が小径とな
り、小径のケーブル7を小径の側から先通ししておい
て、引き戻さざるをえない。すなわち、先通ししておい
てから引き戻すので作業が非効率であるという課題があ
った。本発明は、上記課題にかんがみてなされたもの
で、組付の作業性を改善することが可能なシールドコネ
クタの提供を目的とする。
ドコネクタにおいては、カバー1のクランプ部3が直に
ケーブル7を巻き込んで接続するため、一端は大径とな
るとともに、他端は小径となっている。これを収容する
キャップ6は一端が大径となるとともに他端が小径とな
り、小径のケーブル7を小径の側から先通ししておい
て、引き戻さざるをえない。すなわち、先通ししておい
てから引き戻すので作業が非効率であるという課題があ
った。本発明は、上記課題にかんがみてなされたもの
で、組付の作業性を改善することが可能なシールドコネ
クタの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、内部に収容された端子金
具の周囲をシールド電極にて覆い、絶縁被覆された内線
の外周を編組線にて被覆してその外周を絶縁被覆したシ
ールド電線における同内線を端子金具に接続するととも
に同編組線を同シールド電極に接続したシールドコネク
タにおいて、筒状のシールド電極と、シールド電極を保
持するとともにその内部にシールド電線を挿通して保持
するケーシングと、シールド電線にて貫通されるととも
にシールド電極に挿入可能な筒状をなし、内周側に突出
してシールド電線の外周面を挟持する第一の当接片群
と、外周側に突出してシールド電極の内周面を押圧する
第二の当接片群とを導電性素材にて一体的に形成すると
ともに、第一の当接片群と第二の当接片群とを構成する
各当接片が互い違いに配列されたアタッチメントとを備
えた構成としてある。
め、請求項1にかかる発明は、内部に収容された端子金
具の周囲をシールド電極にて覆い、絶縁被覆された内線
の外周を編組線にて被覆してその外周を絶縁被覆したシ
ールド電線における同内線を端子金具に接続するととも
に同編組線を同シールド電極に接続したシールドコネク
タにおいて、筒状のシールド電極と、シールド電極を保
持するとともにその内部にシールド電線を挿通して保持
するケーシングと、シールド電線にて貫通されるととも
にシールド電極に挿入可能な筒状をなし、内周側に突出
してシールド電線の外周面を挟持する第一の当接片群
と、外周側に突出してシールド電極の内周面を押圧する
第二の当接片群とを導電性素材にて一体的に形成すると
ともに、第一の当接片群と第二の当接片群とを構成する
各当接片が互い違いに配列されたアタッチメントとを備
えた構成としてある。
【0007】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
に記載のシールドコネクタにおいて、上記アタッチメン
トは、上記シールド電線にて貫通されるゴム栓の前方に
形成した段部に支持せしめた構成としてある。
に記載のシールドコネクタにおいて、上記アタッチメン
トは、上記シールド電線にて貫通されるゴム栓の前方に
形成した段部に支持せしめた構成としてある。
【0008】
【作用】上記のように構成した請求項1にかかる発明に
おいては、まず、ケーシングにシールド電極を保持せし
めておく。アタッチメントは内周側に向いた複数の当接
片からなる第一の当接片群を備えているので、編組線を
露出させたシールド電線をこの筒状のアタッチメントに
挿通すると、シールド電線は周囲から当接片にて当接さ
れて概ね中央に挟持される。ここにおいて、アタッチメ
ントは第一の当接片群にてシールド電線を押さえ込んで
いるだけなので、シールド電線に沿って自由にずらすこ
とができる。先端の端子金具の側からシールド電線をケ
ーシングに保持させ、アタッチメントをシールド電線に
沿ってシールド電極の内側に挿入していくと、第一の当
接片群はシールド電線の外周面に露出している編組線と
導通するとともに、外周側では第二当接片群がシールド
電極の内周面に当接して導通する。ここにおいて、第二
の当接片群は各方向から筒状のシールド電極の内壁を押
圧し、ほぼ中央に保持される。
おいては、まず、ケーシングにシールド電極を保持せし
めておく。アタッチメントは内周側に向いた複数の当接
片からなる第一の当接片群を備えているので、編組線を
露出させたシールド電線をこの筒状のアタッチメントに
挿通すると、シールド電線は周囲から当接片にて当接さ
れて概ね中央に挟持される。ここにおいて、アタッチメ
ントは第一の当接片群にてシールド電線を押さえ込んで
いるだけなので、シールド電線に沿って自由にずらすこ
とができる。先端の端子金具の側からシールド電線をケ
ーシングに保持させ、アタッチメントをシールド電線に
沿ってシールド電極の内側に挿入していくと、第一の当
接片群はシールド電線の外周面に露出している編組線と
導通するとともに、外周側では第二当接片群がシールド
電極の内周面に当接して導通する。ここにおいて、第二
の当接片群は各方向から筒状のシールド電極の内壁を押
圧し、ほぼ中央に保持される。
【0009】また、内周側でシールド電線に当接する当
接片と外周側でシールド電極に当接する当接片とが互い
違いに配列されているので、一つの当接片が内側から外
側へ押し出す力は必ず二つの当接片を介してシールド電
極によって支持されるし、一つの当接片が外側から内側
へ押し込む力は必ず二つの当接片を介してシールド電線
によって支持される。さらに、上記のように構成した請
求項2にかかる発明においては、防水コネクタでシール
ド電線に装着されるゴム栓の前方に段部が形成され、こ
の前方の段部でアタッチメントが保持される。
接片と外周側でシールド電極に当接する当接片とが互い
違いに配列されているので、一つの当接片が内側から外
側へ押し出す力は必ず二つの当接片を介してシールド電
極によって支持されるし、一つの当接片が外側から内側
へ押し込む力は必ず二つの当接片を介してシールド電線
によって支持される。さらに、上記のように構成した請
求項2にかかる発明においては、防水コネクタでシール
ド電線に装着されるゴム栓の前方に段部が形成され、こ
の前方の段部でアタッチメントが保持される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、シールド
電極とシールド電線とを別個に組み付ける構成となって
いるため、従来のようにケーシングに先通ししてからシ
ールド電極とシールド電線とを組み付け、最後に引き戻
すといったような煩雑な手によらずに組み付けることが
できる。特に、筒状のアタッチメントはそれ自体によっ
てシールド電線の周囲に保持されるため、シールド電線
に対して容易にずらせることができる。そして、シール
ド電線をケーシングによって保持させる作業とアタッチ
メントを取り付ける作業とが別になり、同時に行なう場
合に比べて小さな力で行なうことができる。
電極とシールド電線とを別個に組み付ける構成となって
いるため、従来のようにケーシングに先通ししてからシ
ールド電極とシールド電線とを組み付け、最後に引き戻
すといったような煩雑な手によらずに組み付けることが
できる。特に、筒状のアタッチメントはそれ自体によっ
てシールド電線の周囲に保持されるため、シールド電線
に対して容易にずらせることができる。そして、シール
ド電線をケーシングによって保持させる作業とアタッチ
メントを取り付ける作業とが別になり、同時に行なう場
合に比べて小さな力で行なうことができる。
【0011】また、第一の当接片群と第二の当接片群と
を構成する各当接片が互い違いに配列されているので、
容易、かつ、安定してシールド電極の中央にシールド電
線を保持することができる。さらに、請求項2にかかる
発明によれば、ゴム栓に段部を形成するだけでアタッチ
メントをより安定して保持させることができるととも
に、通常の防水機能をも発揮することができる。
を構成する各当接片が互い違いに配列されているので、
容易、かつ、安定してシールド電極の中央にシールド電
線を保持することができる。さらに、請求項2にかかる
発明によれば、ゴム栓に段部を形成するだけでアタッチ
メントをより安定して保持させることができるととも
に、通常の防水機能をも発揮することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面にもとづいて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例にかかるシールドコ
ネクタを分解斜視図により示している。本実施例のシー
ルドコネクタは、概ね筒状のハウジング(ケーシング)
10に対し、一方の開口からシールド電極20とキャッ
プ30とゴムシール40とを装着し、他方の開口から端
子金具50とアタッチメント70とを備えたシールド電
線80を挿入して構成されている。
明する。図1は、本発明の一実施例にかかるシールドコ
ネクタを分解斜視図により示している。本実施例のシー
ルドコネクタは、概ね筒状のハウジング(ケーシング)
10に対し、一方の開口からシールド電極20とキャッ
プ30とゴムシール40とを装着し、他方の開口から端
子金具50とアタッチメント70とを備えたシールド電
線80を挿入して構成されている。
【0013】図2及び図3に示すように、ハウジング
(ケーシング)10は軸方向に貫通され、前方部分は中
心部の内筒部11をフード部12にて覆った二重構造に
なっている。内筒部11は内部に雌型の端子金具50を
挿入可能な端子収容室13を有しており、当該端子収容
室13の前面には雄型の端子金具を挿入可能な相手側端
子金具挿入口13aを形成しているとともに、底面には
片持ちのアーム状とするとともに当該端子収容室13の
内部に向けて突出するくさび状の突起14aを備えたラ
ンス14が形成されている。ランス14の下方にあたる
位置には当該内筒部11の前面から奥に向かって切り込
んで形成された切り込み部15が備えられおり、ランス
14が下方に向かって撓むときに当該切り込み部15内
に進入する。
(ケーシング)10は軸方向に貫通され、前方部分は中
心部の内筒部11をフード部12にて覆った二重構造に
なっている。内筒部11は内部に雌型の端子金具50を
挿入可能な端子収容室13を有しており、当該端子収容
室13の前面には雄型の端子金具を挿入可能な相手側端
子金具挿入口13aを形成しているとともに、底面には
片持ちのアーム状とするとともに当該端子収容室13の
内部に向けて突出するくさび状の突起14aを備えたラ
ンス14が形成されている。ランス14の下方にあたる
位置には当該内筒部11の前面から奥に向かって切り込
んで形成された切り込み部15が備えられおり、ランス
14が下方に向かって撓むときに当該切り込み部15内
に進入する。
【0014】ハウジング10の後端は大きく開口した端
子金具挿入部16となっており、当該端子金具挿入部1
6の前端部分の内面に上記内筒部11の後端部分が宙吊
り状に保持されるように当間隔の連通壁17a〜17d
が形成されている。これにより、内筒部11の外周面か
ら端子金具挿入部16の内周面へと連続するシールド電
極挿通孔18a〜18dが形成されている。なお、四つ
のシールド電極挿通孔18a〜18dにて全体として上
記内筒部11の外周に沿った円形の貫通孔を形成してい
る。なお、内筒部11の奥側端部には当該内筒部11が
端子金具挿入部16にて宙吊り状態となる部分を覆うよ
うにフード部12の奥壁から筒状の防水シール壁19a
を形成してあり、また、当該フード部12の上面には相
手側コネクタとの嵌合接続時に同コネクタと係合して保
持する可撓性を有するロックアーム19bが備えられて
いる。
子金具挿入部16となっており、当該端子金具挿入部1
6の前端部分の内面に上記内筒部11の後端部分が宙吊
り状に保持されるように当間隔の連通壁17a〜17d
が形成されている。これにより、内筒部11の外周面か
ら端子金具挿入部16の内周面へと連続するシールド電
極挿通孔18a〜18dが形成されている。なお、四つ
のシールド電極挿通孔18a〜18dにて全体として上
記内筒部11の外周に沿った円形の貫通孔を形成してい
る。なお、内筒部11の奥側端部には当該内筒部11が
端子金具挿入部16にて宙吊り状態となる部分を覆うよ
うにフード部12の奥壁から筒状の防水シール壁19a
を形成してあり、また、当該フード部12の上面には相
手側コネクタとの嵌合接続時に同コネクタと係合して保
持する可撓性を有するロックアーム19bが備えられて
いる。
【0015】シールド電極(シェル)20は、金属板を
屈曲して上記内筒部11の外径に一致する内径とした円
筒状をなし、図1に示すように後端側から前端側に向け
て四本の切り込み21を形成してある。この切り込み2
1は上記連通壁17a〜17dの幅及び間隔と一致する
ように形成してあり、後端側から内筒部11の先端を挿
入していくと、連通壁17a〜17dは切り込み21内
に入り込む。連通壁17a〜17dが切り込み21の先
端まで到達するまで挿入すると、当該シールド電極20
の後端は端子金具挿入部16に入り込んだ状態となる。
なお、各切り込み21における奥近辺には切り込み21
内に向かって突出するくさび状の係止爪22を形成して
あり、上述したようにしてシールド電極20を奥まで挿
入すると、当該係止爪22が連通壁17a〜17dに食
い込み、シールド電極20の抜け止めを図る。また、シ
ールド電極20は、内筒部11の周囲においてその外周
面に概ね沿って配置され、端子金具挿入部16内では当
該端子金具挿入部16の内周面に沿って配置される。
屈曲して上記内筒部11の外径に一致する内径とした円
筒状をなし、図1に示すように後端側から前端側に向け
て四本の切り込み21を形成してある。この切り込み2
1は上記連通壁17a〜17dの幅及び間隔と一致する
ように形成してあり、後端側から内筒部11の先端を挿
入していくと、連通壁17a〜17dは切り込み21内
に入り込む。連通壁17a〜17dが切り込み21の先
端まで到達するまで挿入すると、当該シールド電極20
の後端は端子金具挿入部16に入り込んだ状態となる。
なお、各切り込み21における奥近辺には切り込み21
内に向かって突出するくさび状の係止爪22を形成して
あり、上述したようにしてシールド電極20を奥まで挿
入すると、当該係止爪22が連通壁17a〜17dに食
い込み、シールド電極20の抜け止めを図る。また、シ
ールド電極20は、内筒部11の周囲においてその外周
面に概ね沿って配置され、端子金具挿入部16内では当
該端子金具挿入部16の内周面に沿って配置される。
【0016】キャップ30は内筒部11の先端を覆蓋可
能な概ねキャップ形状をなしている。キャップ30の内
底面であって装着時に上記切り込み部15に対面する部
分には板片状の二重係止片31を突出して形成してあ
り、同二重係止片31には上記切り込み部15の上壁面
と係合可能な係止突起を形成してある。キャップ30は
シールド電極20の外径に一致する内径としてあり、シ
ールド電極20を装着した内筒部11の先端部分に対し
て装着可能となっている。また、側面には当間隔に四つ
の窓33a〜33dを形成してあり、当該窓33a〜3
3dを介して内筒部11を覆うシールド電極20が外部
に露出するようになる。なお、窓33a〜33dの前端
は当該キャップ30の前面に連通しており、シールド電
極20は前端から側面にかけて露出することになる。ま
た、キャップ30の開口端は径方向に拡径されたフラン
ジ34を形成してあり、このフランジ34は防水シール
壁19aの端部よりもわずかに大径となっている。当該
フランジ34は防水シール壁19aに図8に示すリング
状のゴムシール40を装着したときにその前端を押さえ
込み、同ゴムシール40の抜け止めを図る。なお、キャ
ップ30の前面にも雄型の端子金具を挿入可能な相手側
端子金具挿入口35を形成している。一方、シールド電
線80は内部導体である芯線を樹脂製の絶縁体で被覆し
た内線81の周囲を外部導体である編組線82にて被覆
するとともに最外周を外皮83にて樹脂被覆して構成さ
れており、先端に端子金具50を圧着接続している。な
お、シールド電線80には、ゴム栓60を先通しして装
着してあり、当該ゴム栓60の前端には外径を細径とし
た筒状の段部61を形成してある。
能な概ねキャップ形状をなしている。キャップ30の内
底面であって装着時に上記切り込み部15に対面する部
分には板片状の二重係止片31を突出して形成してあ
り、同二重係止片31には上記切り込み部15の上壁面
と係合可能な係止突起を形成してある。キャップ30は
シールド電極20の外径に一致する内径としてあり、シ
ールド電極20を装着した内筒部11の先端部分に対し
て装着可能となっている。また、側面には当間隔に四つ
の窓33a〜33dを形成してあり、当該窓33a〜3
3dを介して内筒部11を覆うシールド電極20が外部
に露出するようになる。なお、窓33a〜33dの前端
は当該キャップ30の前面に連通しており、シールド電
極20は前端から側面にかけて露出することになる。ま
た、キャップ30の開口端は径方向に拡径されたフラン
ジ34を形成してあり、このフランジ34は防水シール
壁19aの端部よりもわずかに大径となっている。当該
フランジ34は防水シール壁19aに図8に示すリング
状のゴムシール40を装着したときにその前端を押さえ
込み、同ゴムシール40の抜け止めを図る。なお、キャ
ップ30の前面にも雄型の端子金具を挿入可能な相手側
端子金具挿入口35を形成している。一方、シールド電
線80は内部導体である芯線を樹脂製の絶縁体で被覆し
た内線81の周囲を外部導体である編組線82にて被覆
するとともに最外周を外皮83にて樹脂被覆して構成さ
れており、先端に端子金具50を圧着接続している。な
お、シールド電線80には、ゴム栓60を先通しして装
着してあり、当該ゴム栓60の前端には外径を細径とし
た筒状の段部61を形成してある。
【0017】アタッチメント70においては、一枚の金
属板を屈曲して略筒状に形成されている。展開状態で
は、帯板状の基部71aの一側縁から四枚の細い帯板状
の当接片71bを均等間隔に延設させた状態であり、各
当接片71bを交互に反対方向に折り返すとともに基部
71aを湾曲させてある。当初、基部71aは完全な筒
状ではなく、図4に示すように基部71aの両端は離れ
ている。そして、後述するようにしてかしめたときには
図5に示すように基部71aの両端が接続し、かつ、互
い違いに折り返した四枚の当接片71bは互いに対面す
るもの同士が同一方向(内側同士、あるいは外側同士)
に折り返した状態となる。
属板を屈曲して略筒状に形成されている。展開状態で
は、帯板状の基部71aの一側縁から四枚の細い帯板状
の当接片71bを均等間隔に延設させた状態であり、各
当接片71bを交互に反対方向に折り返すとともに基部
71aを湾曲させてある。当初、基部71aは完全な筒
状ではなく、図4に示すように基部71aの両端は離れ
ている。そして、後述するようにしてかしめたときには
図5に示すように基部71aの両端が接続し、かつ、互
い違いに折り返した四枚の当接片71bは互いに対面す
るもの同士が同一方向(内側同士、あるいは外側同士)
に折り返した状態となる。
【0018】次に、上記構成からなる本実施例の動作を
説明する。ハウジング10の側では、フード部12の内
部の防水シール壁19aにゴムシール40を装着し、シ
ールド電極20を切り込み21の側から内筒部11の外
周に被せていく。連通壁17a〜17dと切り込み21
との位置を合わせてシールド電極20を押し込んでい
き、同連通壁17a〜17dが切り込み21の最深部に
至るまで押し込む。この位置では、シールド電極20の
前端は内筒部11の前端と概ね面一の状態となり、ま
た、係止爪22が同連通壁17a〜17dの側面に食い
込みシールド電極20の抜け止めを図っている。本実施
例では、連通壁17a〜17dの側面に係止爪22を食
い込ませて固定しているが、シールド電極20の内面に
向かって起き上がるランス状の爪を形成し、同爪がシー
ルド電極挿通孔18a〜18dを通過して端子金具挿入
部16に入ったときに係止するようにしてもよい。
説明する。ハウジング10の側では、フード部12の内
部の防水シール壁19aにゴムシール40を装着し、シ
ールド電極20を切り込み21の側から内筒部11の外
周に被せていく。連通壁17a〜17dと切り込み21
との位置を合わせてシールド電極20を押し込んでい
き、同連通壁17a〜17dが切り込み21の最深部に
至るまで押し込む。この位置では、シールド電極20の
前端は内筒部11の前端と概ね面一の状態となり、ま
た、係止爪22が同連通壁17a〜17dの側面に食い
込みシールド電極20の抜け止めを図っている。本実施
例では、連通壁17a〜17dの側面に係止爪22を食
い込ませて固定しているが、シールド電極20の内面に
向かって起き上がるランス状の爪を形成し、同爪がシー
ルド電極挿通孔18a〜18dを通過して端子金具挿入
部16に入ったときに係止するようにしてもよい。
【0019】次に、キャップ30を内筒部11とシール
ド電極20の先端に装着する。同キャップ30の開口面
を内筒部11の側に向け、シールド電極20が当該キャ
ップ30の内側に入り込むようにして挿入していく。シ
ールド電極20を被せていくと、二重係止片31は内筒
部11の先端の切り込み部15内に進入していき、ラン
ス14の下方に至る前の位置で仮係止させておく。この
位置においては、二重係止片31はランス14の下面ま
で挿入されておらず、同ランス14は下方に撓むことが
できる。この状態を図6に示している。一方、シールド
電線80においては、ゴム栓60における段部61と反
対の側からシールド電線80を挿通し、先端部分を段階
的に皮剥きする。すなわち、先端から、内線81の芯線
が露出し、同内線81の被覆部分が露出し、次に編組線
の編組線82が露出するようにしておく。内線81の先
端に端子金具50を圧着接続し、シールド電線80部分
をアタッチメント70における開いた基部71aの間に
挿入する。内側を向いた当接片(第一の当接片群)71
bが露出された編組線82に対面する状態で基部71a
がゴム栓60の段部61上に重なるように当該ゴム栓6
0を移動させ、図6に示すように基部71aを周囲から
かしめてシールド電線80上に固定する。
ド電極20の先端に装着する。同キャップ30の開口面
を内筒部11の側に向け、シールド電極20が当該キャ
ップ30の内側に入り込むようにして挿入していく。シ
ールド電極20を被せていくと、二重係止片31は内筒
部11の先端の切り込み部15内に進入していき、ラン
ス14の下方に至る前の位置で仮係止させておく。この
位置においては、二重係止片31はランス14の下面ま
で挿入されておらず、同ランス14は下方に撓むことが
できる。この状態を図6に示している。一方、シールド
電線80においては、ゴム栓60における段部61と反
対の側からシールド電線80を挿通し、先端部分を段階
的に皮剥きする。すなわち、先端から、内線81の芯線
が露出し、同内線81の被覆部分が露出し、次に編組線
の編組線82が露出するようにしておく。内線81の先
端に端子金具50を圧着接続し、シールド電線80部分
をアタッチメント70における開いた基部71aの間に
挿入する。内側を向いた当接片(第一の当接片群)71
bが露出された編組線82に対面する状態で基部71a
がゴム栓60の段部61上に重なるように当該ゴム栓6
0を移動させ、図6に示すように基部71aを周囲から
かしめてシールド電線80上に固定する。
【0020】次に、端子金具50をハウジング10にお
ける端子金具挿入部16の側から挿入する。端子金具5
0は端子収容室13に挿入されていくときに、前端の角
部がランス14の突起14aを押し下げ、最深部まで挿
入されたときに端子金具50の下面に形成した図示しな
い開口が同突起14aに対面してランス14は復帰す
る。ランス14はこのようにして押し下げられてから復
帰するまで一時的に切り込み部15内に進入する。端子
金具50とともにアタッチメント70も端子金具挿入部
16内に挿入されていき、外側を向いている当接片71
bはシールド電極20の内周面に当接する。
ける端子金具挿入部16の側から挿入する。端子金具5
0は端子収容室13に挿入されていくときに、前端の角
部がランス14の突起14aを押し下げ、最深部まで挿
入されたときに端子金具50の下面に形成した図示しな
い開口が同突起14aに対面してランス14は復帰す
る。ランス14はこのようにして押し下げられてから復
帰するまで一時的に切り込み部15内に進入する。端子
金具50とともにアタッチメント70も端子金具挿入部
16内に挿入されていき、外側を向いている当接片71
bはシールド電極20の内周面に当接する。
【0021】図8はシールドコネクタの垂直断面図を示
しており、図9はシールドコネクタの水平断面図を示し
ている。第二の当接片群71bはシールド電線80を垂
直方向から挟み込み、第一の当接片群71bはシールド
電線80を水平方向から挟み込んでいる。各当接片71
bは互い違いに内側と外側とを向いているので、基部7
1aにおいては、内側に曲げようとする力と外側に曲げ
ようとする力とが交互に作用してバランスが取れた状態
となる。端子金具50がさらに押し込まれたときにはゴ
ム栓60も端子金具挿入部16内に挿入され、外周面に
おいて当該端子金具挿入部16の内周に密着し、内周面
においてシールド電線80の外周面に密着して防水を図
る。
しており、図9はシールドコネクタの水平断面図を示し
ている。第二の当接片群71bはシールド電線80を垂
直方向から挟み込み、第一の当接片群71bはシールド
電線80を水平方向から挟み込んでいる。各当接片71
bは互い違いに内側と外側とを向いているので、基部7
1aにおいては、内側に曲げようとする力と外側に曲げ
ようとする力とが交互に作用してバランスが取れた状態
となる。端子金具50がさらに押し込まれたときにはゴ
ム栓60も端子金具挿入部16内に挿入され、外周面に
おいて当該端子金具挿入部16の内周に密着し、内周面
においてシールド電線80の外周面に密着して防水を図
る。
【0022】このように、筒状のシールド電極20をハ
ウジング10の一方の側から挿入するとともにアタッチ
メント70を装着したシールド電線80をハウジング1
0の他方の側から挿入していくと、シールド電線80は
アタッチメント70の当接片71bと基部71aとを介
してシールド電極20に接続する。従って、シールド電
極20との接続が極めて容易となる。この後、キャップ
30を奥まで挿入する。すると、二重係止片31は切り
込み部15内を奥まで進み、係止突起にて切り込み部1
5の上壁面の溝に係合するので、当該キャップ30の抜
け止めを図る。キャップ30はシールド電極20の先端
を覆うことが可能な程度の大径となっているので、この
ようにしてキャップ30の抜け止めを図ることにより、
シールド電極20の抜けも防止される。
ウジング10の一方の側から挿入するとともにアタッチ
メント70を装着したシールド電線80をハウジング1
0の他方の側から挿入していくと、シールド電線80は
アタッチメント70の当接片71bと基部71aとを介
してシールド電極20に接続する。従って、シールド電
極20との接続が極めて容易となる。この後、キャップ
30を奥まで挿入する。すると、二重係止片31は切り
込み部15内を奥まで進み、係止突起にて切り込み部1
5の上壁面の溝に係合するので、当該キャップ30の抜
け止めを図る。キャップ30はシールド電極20の先端
を覆うことが可能な程度の大径となっているので、この
ようにしてキャップ30の抜け止めを図ることにより、
シールド電極20の抜けも防止される。
【0023】二重係止片31が切り込み部15内に進入
すると、ランス14が下方に撓むことができなくなる。
端子金具50が外れるためには、一度ランス14が下方
に撓んで突起14aが退避しないかぎり、不可能であ
る。従って、このようにして二重係止片31が切り込み
部15内でかんぬきのようにランス14を支持すること
により、端子金具50が抜けてしまうことを確実に防止
することができる。また、キャップ30が固定されるこ
とにより、そのフランジ34は防水シール壁19aの端
部で固定されるので、ゴムシール40が抜け出ようとす
るときに当接し、抜け止めを図ることができる。
すると、ランス14が下方に撓むことができなくなる。
端子金具50が外れるためには、一度ランス14が下方
に撓んで突起14aが退避しないかぎり、不可能であ
る。従って、このようにして二重係止片31が切り込み
部15内でかんぬきのようにランス14を支持すること
により、端子金具50が抜けてしまうことを確実に防止
することができる。また、キャップ30が固定されるこ
とにより、そのフランジ34は防水シール壁19aの端
部で固定されるので、ゴムシール40が抜け出ようとす
るときに当接し、抜け止めを図ることができる。
【0024】かかる構成からなるシールドコネクタに
は、先端を上記窓33a〜33dに対応して四分割した
筒状のシールド電極と、このシールド電極内に保持され
た雄側の端子金具を備えたシールドコネクタを接続す
る。同シールド電極は窓33a〜33dを介して露出し
ている。上記シールド電極20に接続し、雄側の端子金
具は端子収容室13に保持されている雌側の端子金具5
0と接続する。なお、上述した実施例においては、シー
ルド電極20とシールド電線80の挿入方向を異なるも
のとしているが、同一の方向から挿入した場合において
も、別々に行なうことによって組付の自由度が向上す
る。
は、先端を上記窓33a〜33dに対応して四分割した
筒状のシールド電極と、このシールド電極内に保持され
た雄側の端子金具を備えたシールドコネクタを接続す
る。同シールド電極は窓33a〜33dを介して露出し
ている。上記シールド電極20に接続し、雄側の端子金
具は端子収容室13に保持されている雌側の端子金具5
0と接続する。なお、上述した実施例においては、シー
ルド電極20とシールド電線80の挿入方向を異なるも
のとしているが、同一の方向から挿入した場合において
も、別々に行なうことによって組付の自由度が向上す
る。
【0025】なお、上述した実施例においては、アタッ
チメント70はゴム栓60を介して概ねシールド電線8
0に対して固定しているが、ゴム栓60を使用しないで
かしめただけでも第二の当接片群71bがシールド電線
80を挟み込んで保持することができる。ただし、この
場合には、当接片71bの数を増やしておく方がよい。
このようにすると、アタッチメント70だけを単独で容
易にシールド電線80上でずらすことができ、最初に端
子金具50の部分を挿入して固定してからアタッチメン
ト70をずらしていって挿入することができ、挿入力の
低減化を図ることができる。また、上述した実施例にお
いては、当初、基部71aの両端を接続せずに筒状とは
なっていないが、先通ししておくのであれば最初から筒
状に湾曲させてもよいし、あるいは筒状としておいてシ
ールド電線80を挿入するときに開いて挿入するように
してもよい。当接片71bの数量についても四つだけで
はなくて増加させることができるし、形状についてもバ
ネ性を有するようにしておけば特にその形状にこだわる
ものでもない。さらに、本発明は上述した実施例に限定
されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内にお
いて変形可能なものである。
チメント70はゴム栓60を介して概ねシールド電線8
0に対して固定しているが、ゴム栓60を使用しないで
かしめただけでも第二の当接片群71bがシールド電線
80を挟み込んで保持することができる。ただし、この
場合には、当接片71bの数を増やしておく方がよい。
このようにすると、アタッチメント70だけを単独で容
易にシールド電線80上でずらすことができ、最初に端
子金具50の部分を挿入して固定してからアタッチメン
ト70をずらしていって挿入することができ、挿入力の
低減化を図ることができる。また、上述した実施例にお
いては、当初、基部71aの両端を接続せずに筒状とは
なっていないが、先通ししておくのであれば最初から筒
状に湾曲させてもよいし、あるいは筒状としておいてシ
ールド電線80を挿入するときに開いて挿入するように
してもよい。当接片71bの数量についても四つだけで
はなくて増加させることができるし、形状についてもバ
ネ性を有するようにしておけば特にその形状にこだわる
ものでもない。さらに、本発明は上述した実施例に限定
されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内にお
いて変形可能なものである。
【図1】本発明の一実施例にかかるシールドコネクタの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】シールドコネクタにおけるハウジングの断面図
である。
である。
【図3】シールドコネクタにおけるハウジングの正面図
である。
である。
【図4】かしめる前のアタッチメントの正面図である。
【図5】かしめた後のアタッチメントの正面図である。
【図6】シールド電線の先端部分の組付状況を示す斜視
図である。
図である。
【図7】シールドコネクタの断面図である。
【図8】シールドコネクタの断面図である。
【図9】シールドコネクタの部分断面図である。
【図10】従来のシールドコネクタの分解斜視図であ
る。
る。
10…ハウジング 11…内筒部 16…端子金具挿入部 20…シールド電極 21…切り込み 50…端子金具 60…ゴム栓 61…段部 70…アタッチメント 71b…当接片 80…シールド電線 81…内線 82…編組線 83…外皮
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に収容された端子金具の周囲をシー
ルド電極にて覆い、絶縁被覆された内線の外周を編組線
にて被覆してその外周を絶縁被覆したシールド電線にお
ける同内線を上記端子金具に接続するとともに同編組線
を同シールド電極に接続したシールドコネクタにおい
て、 筒状のシールド電極と、 上記シールド電極を保持するとともにその内部に上記シ
ールド電線を挿通して保持するケーシングと、 上記シールド電線にて貫通されるとともに上記シールド
電極に挿入可能な筒状をなし、内周側に突出して上記シ
ールド電線の外周面を挟持する第一の当接片群と、外周
側に突出して上記シールド電極の内周面を押圧する第二
の当接片群とを導電性素材にて一体的に形成するととも
に、前記第一の当接片群と前記第二の当接片群とを構成
する各当接片が互い違いに配列されたアタッチメントと
を具備することを特徴とするシールドコネクタ。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載のシールドコネクタ
において、上記アタッチメントは、上記シールド電線に
て貫通されるゴム栓の前方に形成した段部に支持されて
いることを特徴とするシールドコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6247243A JP3042319B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | シールドコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6247243A JP3042319B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | シールドコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0888052A JPH0888052A (ja) | 1996-04-02 |
JP3042319B2 true JP3042319B2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=17160590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6247243A Expired - Fee Related JP3042319B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | シールドコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042319B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI412186B (zh) * | 2009-12-25 | 2013-10-11 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | 電連接器及其組合 |
JP5697232B2 (ja) * | 2010-09-02 | 2015-04-08 | 矢崎総業株式会社 | シールドコネクタ |
JP6209250B1 (ja) * | 2016-07-07 | 2017-10-04 | 日本オートマチックマシン株式会社 | 高周波特性を向上させた同軸コネクタ |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP6247243A patent/JP3042319B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0888052A (ja) | 1996-04-02 |
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Legal Events
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