JP3032871U - スプレーガード - Google Patents
スプレーガードInfo
- Publication number
- JP3032871U JP3032871U JP1996006835U JP683596U JP3032871U JP 3032871 U JP3032871 U JP 3032871U JP 1996006835 U JP1996006835 U JP 1996006835U JP 683596 U JP683596 U JP 683596U JP 3032871 U JP3032871 U JP 3032871U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base frame
- face
- spray
- spray guard
- wrap
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプレーの噴霧液で汚れても、拭き取り等の
面倒で煩雑な作業を行なうことなく簡便に利用でき、且
つ製品を安価に提供できるようにする。 【解決手段】 顔面を覆う本体部1に、この本体部1を
支持する握柄2を団扇の柄状に設けたスプレーガードに
おいて、上記の本体部1を、顔面を覆う大きさに形成す
ると共にラップ3を張る基枠1aと、この基枠1aに架
け渡して上記のラップ3を顔面の前方に凸湾曲状に展張
する弓状の杆1bとで形成する。
面倒で煩雑な作業を行なうことなく簡便に利用でき、且
つ製品を安価に提供できるようにする。 【解決手段】 顔面を覆う本体部1に、この本体部1を
支持する握柄2を団扇の柄状に設けたスプレーガードに
おいて、上記の本体部1を、顔面を覆う大きさに形成す
ると共にラップ3を張る基枠1aと、この基枠1aに架
け渡して上記のラップ3を顔面の前方に凸湾曲状に展張
する弓状の杆1bとで形成する。
Description
【0001】
本案は、スプレーガードに関し、更に詳しくはヘアスプレー、カビ除去用スプ レー、殺虫スプレー、スプレー式塗料等を使用する際に、噴霧液が顔面等にかか るのを防止できるよう形成したスプレーガードに関するものである。
【0002】
従来この種の器具としては、例えば実開平5ー18415号公報、同3ー38 013号公報記載の考案のように、顔面を覆う本体部に、この本体部を支持する 握柄が団扇の柄状に形成され、上記本体部の全体が透明のプラスチックで断面湾 曲状に形成されたものがある。
【0003】
ところでこの種の器具は、ヘアスプレー等の噴霧液が顔面にかからないよう、 顔面を本体部で覆って使用するものである。従ってこの種器具にあっては、本体 部の表面にスプレーの噴霧液が付着することを避けられない。この場合噴霧液で 本体部が汚れると、本体部の透明性が低下し本体部を介してスプレーの吹き付け 箇所を確認しながら噴霧することができなくなる。
【0004】 従ってこの種の器具は、通常、使用後に本体部の汚れを除去しなければならな いという煩わしさを伴うものである。この場合この種の汚れの除去作業には、例 えば水洗いを伴い、又塗料の微粒子等では単に水洗いするだけでは綺麗に洗い落 すことができない場合が少なくない。それ故この種器具の場合は、このような保 守管理上の手間暇をなるべく軽減できるよう形成されていることが望ましい。
【0005】 しかるに従来品は、上記の通り、本体部の全体がプラスチックで形成されてい た。従って従来品の場合は、使用後、本体部に付着したスプレー剤の微粒子をこ まめに拭き取ったり、或は水や洗浄液で洗い落とさなければならないという不便 があり、その結果従来品によると保守管理上使用者に大きな負担を与え、使い勝 手が悪いという問題点があった。
【0006】 又従来品は、上記の通り、本体部の全体が無垢の状態に形成されていたから、 その分、使用する樹脂の量が多くなり、製造コストがアップするのを避けられな かった。
【0007】 本案は、このような従来品の問題点を解消しようとするものである。 従って本案の技術的課題は、保守管理上の手間暇を軽減でき、且つ製品を安価 に提供できるよう形成したスプレーガードを提供することにある。
【0008】
本案は、上記の課題を解決するために次のような技術的手段を採る。 即ち本案は、顔面を覆う本体部1に、この本体部1を支持する握柄2が団扇の 柄状に設けられたスプレーガードにおいて、上記の本体部1が、顔面を覆う大き さに形成されると共にラップ3が張られる基枠1aと、この基枠1aに架け渡さ れて上記のラップ3を顔面の前方に凸湾曲状に展張する弓状の杆1bとでなるこ とを特徴とする。
【0009】
以下、本案の実施の形態を添付図面に従って説明する。 1は、顔面を覆う例えば合成樹脂製の本体部である。2はこの本体部1を支持 する握柄であり、この握柄2は本体部1に団扇の柄状に一体成形されている。
【0010】 上記の本体部1は、顔面を覆う大きさに形成されると共に、ラップ3(wra p、食品包装用のごく薄い透明なフィルム)が張られる基枠1aと、この基枠1 aに架け渡されて上記のラップ3を顔面の前方に凸湾曲状に展張する弓状の杆1 bとでなる。基枠1aの形状は、この実施形態では楕円形であるが、本案はその 他例えば長円形や、角部が湾曲された長方形等でも良い。又弓状の杆1bは、こ の実施形態では基枠1aに横架され、基枠1aと一体成形されている。
【0011】 4は、耳穴にスプレーの噴霧液が侵入するのを防止する左右一対の出っ張り部 である。この出っ張り部4は、この実施形態では基枠1aに一体成形された薄肉 片でなる。出っ張り部4が基枠1aに形成される場合は、スプレーの噴霧液が耳 穴に侵入することを防止できるから、スプレーの噴霧液が原因となる聴覚障害を 防止できる。
【0012】 而して本案を使用する場合は、握柄2を持ち、図4に示されるように、本体部 1で顔面を覆って使用する。本案の場合は、基枠1aに張られたラップ3が、ス プレーの噴霧液が顔面にかかるのを防止する。そしてラップ3が汚れたら基枠1 aから取り去り、図5に示されるように、新しくラップ3を収納ケース5から引 き出し、本体部1の基枠1aと弓状の杆1bに展張する。
【0013】 以上の処において、本案は、上記の本体部1が、図6に示されるように顔面を 覆う大きさに形成されると共に透明状の樹脂袋6が被せられる基枠1aと、この 基枠1aに架け渡されて上記の樹脂袋6を顔面の前方に凸湾曲状に展張する弓状 の杆1bとでなるのでも良い。この場合は、透明の樹脂袋6を基枠1aにその上 部から被せ、樹脂袋6がスプレーの噴霧液で汚れたら、この樹脂袋6を基枠1a から抜き取り、新しい樹脂袋6に取り替えて使用する。樹脂袋6としては、例え ばビニール袋、ポリエチレン袋、或はスーパーマーケット等で生鮮食品を包装す るのに使用するロール状に巻回された切取自在の樹脂製簡易包装袋等がある。
【0014】 又本案は、図7に示されるように、本体部1が太目の針金で形作られるのでも 良い。この場合握柄2は、針金の両端がねじられて形成され、基枠1aは錆の発 生を防止できるよう、樹脂材で被覆されているのが好ましい。
【0015】 又上記弓状の杆1bは、軟質性の樹脂材や針金等の柔軟材で形成されるのでも 良い。この場合は、杆1bを変形させたり折り曲げて扁平に形作ることができる から、全体を平面化でき、携帯や保管が便利になる。 更にこの弓状の杆1bは、本案の場合、図8に示されるように、基枠1aに十 文字状に架け渡されてなるのでも良い。この場合は、ラップ3や樹脂袋6を基枠 1aの全体にわたって綺麗に展張できる。
【0016】 又本案は、図9に示されるように、本体部1を耳にかける為の左右一対のゴム 輪7を、基枠1aが備えてなるのでも良い。この場合は、両手が自由になり、ス プレーの吹付け操作を容易化できる。
【0017】 更に又本案は、図10に示されるように、折畳自在に形成されるのでも良い。 この実施形態では、出っ張り部4に横方向にわたって樹脂が薄肉状に形成された ヒンジ8が夫々作られ、このヒンジ8を介して基枠1aが二つ折れ自在に形成さ れている。又握柄2もその根本付近に、横方向にわたって薄肉状に形成されたヒ ンジ9が形成され、このヒンジ9を介して上下方向に回動させて折畳むことがで きるよう形成されている。組立時は、ラップ3で基枠1a及び握柄2を連結状に 覆って使用する。尚この場合、弓状の杆1bは、扁平化できるよう柔軟材で形成 されたり、或はバネ性の金属棒で出っ張り部4に差し込み自在に形成されると良 い。このように本案が折畳自在に形成される場合は、嵩を小さくできるから、保 管スペースを狭小化でき、又持ち運びを容易化できる。
【0018】
以上説明したように本案は、本体部が、顔面を覆う大きさに形成されると共に ラップが張られる基枠と、この基枠に架け渡されて上記のラップを顔面の前方に 凸湾曲状に展張する弓状の杆とでなる。
【0019】 従って本案によれば、スプレーの噴霧液でラップが汚れたら、汚れたラップを 新しく交換するという簡便な操作で済むことから、従来品のように本体部を拭き 取る等の面倒な作業を一掃でき、その結果使い勝手を向上できるという実用上優 れた効果を奏する。
【0020】 又本案は、構造が簡単であるだけではなく、基枠によることから本体部に使用 される合成樹脂等の使用量を従来品に比べ大幅に節減できる。従ってこれによれ ば、製品を安価に提供できるという利点がある。
【図1】本案スプレーガードの好適な一実施形態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のIIーII線における要部拡大断面図であ
る。
る。
【図3】図1の IIIーIII 線における断面図である。
【図4】本案の使用状態を説明する側面図である。
【図5】本案の使用状態を説明する側面図である。
【図6】本案の他の実施形態を説明する側面図である。
【図7】本体部を針金で形成した状態を示す正面図であ
る。
る。
【図8】弓状の杆を十文字状に形成した実施形態を示
し、Aは正面図、BはAのBーB線断面図である。
し、Aは正面図、BはAのBーB線断面図である。
【図9】ゴム輪を備えた実施形態を示し、Aは正面図、
Bは使用状態時の側面図である。
Bは使用状態時の側面図である。
【図10】本体部を折畳自在に形成した場合の一実施形
態を示し、A、B共に作用を説明する斜視図である。
態を示し、A、B共に作用を説明する斜視図である。
1 本体部 1a 基枠 1b 弓状の杆 2 握柄 3 ラップ
Claims (7)
- 【請求項1】 顔面を覆う本体部に、この本体部を支持
する握柄が団扇の柄状に設けられたスプレーガードにお
いて、上記の本体部が、顔面を覆う大きさに形成される
と共にラップが張られる基枠と、この基枠に架け渡され
て上記のラップを顔面の前方に凸湾曲状に展張する弓状
の杆とでなることを特徴とするスプレーガード。 - 【請求項2】 顔面を覆う本体部に、この本体部を支持
する握柄が団扇の柄状に設けられたスプレーガードにお
いて、上記の本体部が、顔面を覆う大きさに形成される
と共に透明状の樹脂袋が被せられる基枠と、この基枠に
架け渡されて上記の樹脂袋を顔面の前方に凸湾曲状に展
張する弓状の杆とでなることを特徴とするスプレーガー
ド。 - 【請求項3】 耳穴にスプレーの噴霧液が侵入するのを
防止する出っ張り部が、基枠に左右一対形成されたこと
を特徴とする請求項1又は2記載のスプレーガード。 - 【請求項4】 弓状の杆が、柔軟材で形成されたことを
特徴とする請求項1、2又は3記載のスプレーガード。 - 【請求項5】 弓状の杆が、基枠に十文字状に架け渡さ
れたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のス
プレーガード。 - 【請求項6】 本体部を耳にかける為の左右一対のゴム
輪を、基枠が備えてなることを特徴とする請求項1、
2、3、4又は5記載のスプレーガード。 - 【請求項7】 折畳自在に形成されたことを特徴とする
請求項1、2、3、4、5又は6記載のスプレーガー
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996006835U JP3032871U (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | スプレーガード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996006835U JP3032871U (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | スプレーガード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3032871U true JP3032871U (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=43167773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996006835U Expired - Lifetime JP3032871U (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | スプレーガード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032871U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102367961B1 (ko) * | 2020-08-28 | 2022-02-25 | 김기현 | 스프레이용 페이스 커버 |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP1996006835U patent/JP3032871U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102367961B1 (ko) * | 2020-08-28 | 2022-02-25 | 김기현 | 스프레이용 페이스 커버 |
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