JPH036479Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH036479Y2 JPH036479Y2 JP1985022598U JP2259885U JPH036479Y2 JP H036479 Y2 JPH036479 Y2 JP H036479Y2 JP 1985022598 U JP1985022598 U JP 1985022598U JP 2259885 U JP2259885 U JP 2259885U JP H036479 Y2 JPH036479 Y2 JP H036479Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- paint
- extension
- disposable container
- painting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は底と周囲壁を備え、缶又は筒形のフ
レーム内に嵌合して内部に塗料を入れる塗装用の
使い捨て容器に関する。
レーム内に嵌合して内部に塗料を入れる塗装用の
使い捨て容器に関する。
(従来の技術)
この様な塗装用の使い捨て容器は実開昭54−
35764号公報で公知である。これは缶の内部にプ
ラスチツクフイルム製の使い捨て容器を嵌合し、
缶の上縁から上に突出する使い捨て容器の上端部
を缶の外に折返し、缶に上から嵌め環を被せるこ
とにより折返した使い捨て容器の上端部の内外と
缶の上縁を嵌め環で挟み、使い捨て容器中の塗料
を含んだ刷毛の先を嵌め環の内周で擦り、余分の
塗料を器内に戻す様としてある。
35764号公報で公知である。これは缶の内部にプ
ラスチツクフイルム製の使い捨て容器を嵌合し、
缶の上縁から上に突出する使い捨て容器の上端部
を缶の外に折返し、缶に上から嵌め環を被せるこ
とにより折返した使い捨て容器の上端部の内外と
缶の上縁を嵌め環で挟み、使い捨て容器中の塗料
を含んだ刷毛の先を嵌め環の内周で擦り、余分の
塗料を器内に戻す様としてある。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来例では異色の塗料で塗装を行う都度、
嵌め環を外して前の使い捨て容器を缶から除去
し、嵌め環に付着している前の塗料を溶剤で洗い
落し、新しい使い捨て容器を缶に嵌合して嵌め環
を被せる必要がある。
嵌め環を外して前の使い捨て容器を缶から除去
し、嵌め環に付着している前の塗料を溶剤で洗い
落し、新しい使い捨て容器を缶に嵌合して嵌め環
を被せる必要がある。
(問題点を解決するための手段)
そこで本案は使い捨て容器の周囲壁に、これを
嵌合する缶又は筒形のフレームの上縁から上に突
出する半径方向外向きに傾斜した拡張部と、上記
拡張部上に連接した半径方向内向きの延長部を一
対に設けたことを特徴とする。
嵌合する缶又は筒形のフレームの上縁から上に突
出する半径方向外向きに傾斜した拡張部と、上記
拡張部上に連接した半径方向内向きの延長部を一
対に設けたことを特徴とする。
(作用)
缶又は筒形のフレームに使い捨て容器を嵌合
し、器内に入れた塗料を刷毛に含ませて塗装を行
う場合、刷毛で延長部の周縁を擦ると余分な塗料
は拡張部上に流れ落ち、拡張部の傾斜で器内に戻
る。
し、器内に入れた塗料を刷毛に含ませて塗装を行
う場合、刷毛で延長部の周縁を擦ると余分な塗料
は拡張部上に流れ落ち、拡張部の傾斜で器内に戻
る。
(実施例)
1は提手2を有する筒形のフレームで、金属線
を溶接、或るいは半田付けして作るか、又はプラ
スチツクで成形する。
を溶接、或るいは半田付けして作るか、又はプラ
スチツクで成形する。
3は本考案の使い捨て容器で、底4と、周囲壁
5を有し、上記フレーム1に嵌合する。この容器
はプラスチツク、好ましくは0.2〜0.5mm厚のポリ
エチレン、ポリプロピレンからブロー成形で製造
し、その際、周囲壁5に前記フレームの上縁から
上に突出する半径方向外向きに傾斜した拡張部6
と、上記拡張部上に連接した半径方向内向きの延
長部7を一体に設ける。
5を有し、上記フレーム1に嵌合する。この容器
はプラスチツク、好ましくは0.2〜0.5mm厚のポリ
エチレン、ポリプロピレンからブロー成形で製造
し、その際、周囲壁5に前記フレームの上縁から
上に突出する半径方向外向きに傾斜した拡張部6
と、上記拡張部上に連接した半径方向内向きの延
長部7を一体に設ける。
この実施例では提手2の両端を折返し状に曲げ
てフレーム1に枢着してあり、折返し状に曲げた
先端部2′の動きを阻害するのを防ぐため、拡張
部6と延長部7は直径方向に対向した二個所で途
切れているが、勿論、環状に連続させてもよい。
てフレーム1に枢着してあり、折返し状に曲げた
先端部2′の動きを阻害するのを防ぐため、拡張
部6と延長部7は直径方向に対向した二個所で途
切れているが、勿論、環状に連続させてもよい。
塗装を行うには筒形のフレーム1内に容器3を
上から嵌合し、器内に入れた塗料を刷毛に含み、
第2図に示す様に延長部7の周縁で刷毛8を擦
り、余分な塗料を拡張部6上に流れ落して塗る。
この場合、延長部7は、半径方向外向きに傾斜し
た拡張部6上に半径方向内向きに連接してあるの
で強度があり、刷毛で擦つてもめくれず、擦り落
した余分の塗料を容器の外に流すことがない。
上から嵌合し、器内に入れた塗料を刷毛に含み、
第2図に示す様に延長部7の周縁で刷毛8を擦
り、余分な塗料を拡張部6上に流れ落して塗る。
この場合、延長部7は、半径方向外向きに傾斜し
た拡張部6上に半径方向内向きに連接してあるの
で強度があり、刷毛で擦つてもめくれず、擦り落
した余分の塗料を容器の外に流すことがない。
そして、色の違つた塗料で塗装を行う際は旧い
容器をフレーから抜き外し、新しい容器を嵌合し
て塗料を入れゝばよい。
容器をフレーから抜き外し、新しい容器を嵌合し
て塗料を入れゝばよい。
図示の実施例は容器を筒形のフレームに嵌合し
たが、塗装を行う際に塗料を入れる通称、下げ缶
に嵌合しても同効である。
たが、塗装を行う際に塗料を入れる通称、下げ缶
に嵌合しても同効である。
(考案の効果)
本案によれば使い捨て容器そのものに刷毛を擦
る延長部が設けてあるので、従来のものゝ様に色
の違う塗料を使用する都度、嵌め環を洗わねばな
らないという手数が解消する。そして、上記延長
部は半径方向外向きに傾斜した延長部上に半径方
向内向きに連接してあるため、容器を構成するプ
ラスチツクの肉厚が薄くても強度を有し、刷毛で
擦つても曲がらず、刷毛が含む余分な塗料を拡長
部上に流し落す。
る延長部が設けてあるので、従来のものゝ様に色
の違う塗料を使用する都度、嵌め環を洗わねばな
らないという手数が解消する。そして、上記延長
部は半径方向外向きに傾斜した延長部上に半径方
向内向きに連接してあるため、容器を構成するプ
ラスチツクの肉厚が薄くても強度を有し、刷毛で
擦つても曲がらず、刷毛が含む余分な塗料を拡長
部上に流し落す。
第1図は本案の一実施例の分解状態の斜視図、
第2図は同上の使用状態の要部の拡大断面図で、
図中、1は筒形のフレーム、3は使い捨て容器、
4はその底、5はその周囲壁、6は拡張部、7は
延長部を示す。
第2図は同上の使用状態の要部の拡大断面図で、
図中、1は筒形のフレーム、3は使い捨て容器、
4はその底、5はその周囲壁、6は拡張部、7は
延長部を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 底と周囲壁を備え、缶又は筒形のフレーム内に
嵌合して内部に塗料を入れる塗装用の使い捨て容
器において、 上記周囲壁に前記缶又は筒形のフレームの上縁
から上に突出する半径方向外向きに傾斜した拡張
部と、上記拡張部上に連接した半径方向内向きの
延長部を一体に設けたことを特徴とする塗装用の
使い捨て容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985022598U JPH036479Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985022598U JPH036479Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140898U JPS61140898U (ja) | 1986-09-01 |
JPH036479Y2 true JPH036479Y2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=30515043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985022598U Expired JPH036479Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH036479Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0628320Y2 (ja) * | 1989-02-06 | 1994-08-03 | ゼオン化成株式会社 | 塗料用使い捨てバケツ |
JP2011031224A (ja) * | 2009-08-05 | 2011-02-17 | Yoshikiyo Horio | 塗装具の脱着収納具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49146253U (ja) * | 1973-04-20 | 1974-12-17 |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP1985022598U patent/JPH036479Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61140898U (ja) | 1986-09-01 |
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