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JPH0683400U - 使い捨て塗装容器のホルダー - Google Patents

使い捨て塗装容器のホルダー

Info

Publication number
JPH0683400U
JPH0683400U JP3105793U JP3105793U JPH0683400U JP H0683400 U JPH0683400 U JP H0683400U JP 3105793 U JP3105793 U JP 3105793U JP 3105793 U JP3105793 U JP 3105793U JP H0683400 U JPH0683400 U JP H0683400U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
upper frame
holder
paint
ironing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3105793U
Other languages
English (en)
Inventor
實 世取山
Original Assignee
株式会社ヨトリヤマ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ヨトリヤマ filed Critical 株式会社ヨトリヤマ
Priority to JP3105793U priority Critical patent/JPH0683400U/ja
Publication of JPH0683400U publication Critical patent/JPH0683400U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 底枠と、上部枠と、上記両枠を上下方向に連
結する複数の上下連結片とを有し、内部に使い捨て塗装
容器を嵌合支持する塗装容器のホルダーにおいて、塗装
容器中の塗料に浸した刷毛が含む過剰の塗料を該容器中
に確実にしごき落とし、塗料が容器に付着して汚れた
り、無駄になるのを防止する。 【構成】 使い捨て塗料容器20を内部に嵌合したホル
ダー10の上部枠13の内側に位置させてしごき片3
0,40をホルダーの上下連結片14,15又は上部枠
13に対し着脱可能に取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は刷毛で塗装するための塗料を入れた使い捨て塗装容器のホルダーに 関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばシート状ポリエチレンで成形したカップ形の使い捨て塗装容器を、底枠 と上部枠と、上記両枠を上下方向に連結する複数の上下連結片とを有するプラス チックで成形したホルダーの内部に嵌合し、容器内に調合した塗料での塗装が終 わると容器をホルダーの外に取り出して廃棄することは本出願人が提案した実公 昭56−12270号公報、実公昭59−4922号公報により公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記塗装容器を使用して刷毛で塗装する場合、塗料中に浸した刷毛を容器の口 縁になすりつけ、刷毛が含んだ塗料の過剰分をしごき落とすが、その際に塗料の 一部が外に洩れ、周囲を汚すことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決することを目的に開発されたのであって、底枠と、上 部枠と、上記両枠を上下方向に連結する複数の上下連結片とを有し、内部に使い 捨て塗装容器を嵌合支持する塗装容器のホルダーにおいて、前記上部枠の内側に 位置させてしごき片を上下連結片、又は上部枠に着脱可能に取付けたことを特徴 とする。
【0005】
【実施例】
図1〜4の実施例において、10はホルダーを示し、環状で、十字形の底支持 部11を有する底枠12と、底枠の環状よりも直径が少し大きい環状の上部枠1 3と、上記両枠12、13を上下方向に連結する四本の上下連結片14,14と 15,15とを有し、四本の上下連結片を円周方向に等間隔に配置してプラスチ ックで一体に成形してある。なお、各連結片の下端部は底部枠12の外周に結合 し、上端は上部枠の下縁に結合する。 そして、相対向した二本の上下連結片14,14の外面上部にバケツ式の提手1 6を揺動可能に枢着し、提手を持ってホルダーを提げると提手は上部枠13の上 を直径方向に横切る。
【0006】 20は、上記ホルダー10の内部に嵌合するようシート状ポリエチレンで成形 したカップ状の使い捨て塗装容器で、上記ホルダーの内部に嵌合したとき、容器 20の底は底枠12の環状部12′と、十字形の底支持部11の上に載る。そし て、高さはホルダー10よりも少し高く、上部枠13の上から突出する延長部2 1を外に折返すと、延長部21は上部枠の外周を包む。
【0007】 30は上部枠13の内側に沿って、且つ、該枠の内周との間に隙間31を保っ て取付ける弧状のしごき片で、例えばプラスチックの射出成形品である。このし ごき片の内周面の下半部と、外周面はほゞ垂直で、平行になっているのに対し、 内周の上半部は下から上に次第に内向きに厚さを増した傾斜肥厚部32になって 居り、その上面33と、傾斜肥厚部32の上端との間に刷毛をしごき易い鋭角の しごき縁34を形成してある。
【0008】 上記しごき片30は、この実施例では上部枠13の内側のほゞ半周に沿うよう になっている。このしごき片30を取付けるため、この実施例では提手の各端部 を枢着した上下連結片14,14の提手の枢着部の両側に上下方向の孔を有する 筒状の取付部17を設け、又、他の上下連結片15,15の外面の上部中央に同 様な上下方向の孔を有する筒状の取付部18を設けてある。
【0009】 これに対応して、しごき片30の外周面の両端部と、両端部の間の中央部の3 個所に、逆L形の下向きの取付脚35を設け、各取付脚の下端部を前記取付部1 7,17と、18の上下方向の孔に上から差し込んで取付けることができるよう にする。このようにして各取付脚35の下端部を取付部17,18に差し込んで しごき片30を取付けると取付脚35の横向きの基部35´は折返した塗装容器 の延長部21を介して上部枠13の上面に当接し、延長部21の折返し部を抑え るので塗装容器の浮き上がりが防止できる。
【0010】 そして、取付脚35の横向き基部35´の固定位置をしごき片の外周面の上端 よりも少し下に離し、しごき片の上部を上部枠13の上面から上に突出させ、刷 毛をしごき片でしごく際に刷毛が容器の上端に触れて容器を汚すのを防止する。
【0011】 又、しごき片30の外周面には、上部枠の内周との間の隙間31を保つセパレ ータ36を数個所突設し、刷毛をしごき片でしごく際に、しごき片をセパレータ 36で上部枠13の内周に受け止め、しごき片がペコペコ動くのを防止する。
【0012】 必要に応じ3つの取付脚35の中間位置に、取付脚よりも下向き長さだけが短 い同様な逆L形の支持脚37を設け、塗装容器の延長部の折返し部をこの支持脚 37によっても抑え、塗装容器の浮き上りをより確実に防止してもよい。
【0013】 そして、この実施例では取付脚35と、支持脚37の各基部35´,37´は 夫々セパレータ36と一体になっているが、これはセパレータと各脚で容器によ り包まれた上部枠を内外から挟み、容器の保持を確実にするためである。しかし 、脚35,37の基部とセパレータ36とは別々の位置に設けてもよい。 又、この実施例では取付部17が上下連結片14,14の提手の枢着部の両側 に設けてあるため、2つのしごき片30,30を上部枠13の内側に離して取付 けることができるが、このようにしごき片を2つ取付けるか、1つ取付けるかは 使用する塗装作業者の選択に任せる。
【0014】 使用するには、容器20をホルダー10の内部に嵌合し、その延長部21を上 部枠13の外に折り返して容器をホルダーの内部に固定する。それから、しごき 片30の各取付脚35を取付部17と、18の孔に夫々押し込み、上部枠13の 内側に取付ける。 この実施例によれば、しごき片30を上部枠13の内側から隙間31を保って 取付けてあるため、刷毛をしごき片にこすり付け、刷毛が過剰に含む塗料をしご き除く際、塗料は塗装容器の内壁に無駄に付着することなく、全量が容器中に落 下する。そして、しごき片は鋭角のしごき縁34を有するので、刷毛をこすり付 けて塗料をしごき除き易い。 更に、取付脚35の基部が上部枠13の上で折返した塗装容器の折返し部を抑 えるため、容器の浮き上りが防止できる。そして、支持脚37もその基部37´ で塗装容器の折返し部を抑えるため、容器の浮き上りがより確実に防止できる。 その上、しごき片の外面にはセパレータ36を突設し、上部枠の内周との間の 隙間31を保つため、刷毛をしごく際にしごき片がペコペコ動かず、しごく操作 が非常に行い易い。 尚、塗装が終わったら、しごき片30を取外し、容器をホルダーの外に取り出 して廃棄する。
【0015】 上記実施例の取付脚35と、支持脚37は針金で作り、基部をセパレータ36 の孔に挿入して固定したように図示してあるが、ホルダーを成形する際にセパレ ータ36と一体にプラスチックで成形してもよい。 更に、支持脚37は下向きのL形にせず、塗装容器の折返し部を上から抑える 基部37´を有するだけでよい。
【0016】 図5〜7はしごき片40が異なる本考案の他の一実施例を示し、ホルダー10 、及び使い捨て塗装容器20は図1〜4の実施例と同じである。 しごき片40は、一端に取付部17の孔に緊く挿入する下向きの脚41、他端 に取付部18の孔に緊く挿入する下向きの脚42を有し、両脚を取付部17,1 8に挿入して取付けると上部枠13を弦状に横切る。そして、各脚41,42の 上端にクランク形の折曲部43を連接し、該折曲部と各脚との間に上部枠13を 挟む挟持部44を形成すると共に、両折曲部43の間に上部枠の内部を横切る横 断部45を形成する。このしごき片40は太い金属の針金を折曲して形成しても 、プラスチックで成形してもよい。
【0017】 使用するには、容器20をホルダー10の内部に嵌合し、その延長部21を上 部枠13の外に折り返して容器をホルダーの内部に固定する。それから、しごき 棒40の一端の脚41を取付部17の孔に、他端の脚を取付部18の孔に夫々押 し込む。これにより、しごき片40の各端部の挟持部44は、内容器の延長部2 1で包まれた上部枠13の上面に当接すると共に、上部枠の内周と外周を挟み、 横断部45は上部枠の上面よりも下で枠の内部を弦状に横切る。しごき片40は 、図面では2本取付けてあるが、1本だけでも良い。
【0018】 容器20に塗料を入れて塗装する際、図に示したように塗料に浸した刷毛をし ごき片の横断部45にこすり付け、刷毛が過剰に含む塗料を容器中に落とすこと ができる。そして、横断部45は上部枠13の上面よりも下で該枠の内部を横切 るため、しごき落とした過剰の塗料が内容器の外に出ることがないと共に、横断 部45は直線であるためしごく操作が行いやすい。 更に、横断部45を、上部枠13の上面よりも下で該枠の内部を横切らせるた めのクランク形の折曲部43は、取付部に挿入する脚41,42との間に挟持部 44を形成し、この挟持部は上部枠と、これを折り返して包む容器20の上端部 及び延長部21を挟むので、容器がホルダー10から上に抜け出るのを有効に防 止する。 尚、塗装が終わったら、しごき片40を取外し、容器をホルダーの外に取り出 して廃棄する。
【0019】 この実施例ではしごき片の取付部17,18を上下連結片の上部に設けたが、 これは上部枠13の外周が折返した塗装容器の延長部21で包まれるためである 。従って、上部枠の下向き長さを全周か、全周の所々で長くして延長部21で包 まれない部分を形成し、この部分に取付部を設けてもよい。
【0020】 図1〜4の実施例でも、図5〜7の実施例でも塗装容器20は上部枠13の上 から突出する延長部21を有し、この延長部を外に折返して上部枠の外周を包む ようになっているが、塗装容器はそのような延長部が無く、上縁に上部枠の上面 に当接する鍔を有し、この鍔を取付脚や支持脚の基部35´,37´、しごき片 の挟持部44で上から上部枠13の上面上に抑えられるようになっていてもよい 。
【0021】
【考案の効果】
以上で明らかなように、本考案では内部に塗装容器を嵌合したホルダーの上部 枠の内側にしごき片を取り付けたため、容器中の塗料に浸した刷毛をしごき片3 0,40にこすり付け、刷毛が過剰に含む塗料をしごいて確実に容器内に落とす ことができる。従って、しごき落とす際に塗料が容器の上縁や、内面に付着して 容器を汚したり、塗料が無駄になったりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の分解斜視図である。
【図2】図1の組立て状態の平面図である。
【図3】図2の線Aで断面にした使用状態の説明図であ
る。
【図4】図2の線Bで断面にした断面図である。
【図5】他の一実施例の分解斜視図である。
【図6】図5の組立て状態の平面図である。
【図7】図5の要部を断面にした使用状態の説明図であ
る。
【符号の説明】
10 ホルダー 12 底枠 13 上部枠 14 上下連結片 15 上下連結片 17 しごき片の取付部 18 しごき片の取付部 20 使い捨て塗装容器 30 しごき片 40 しごき片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底枠と、上部枠と、上記両枠を上下方向
    に連結する複数の上下連結片とを有し、内部に使い捨て
    塗装容器を嵌合支持する塗装容器のホルダーにおいて、
    前記上部枠の内側に位置させてしごき片を上下連結片、
    又は上部枠に着脱可能に取付けたことを特徴とする塗装
    容器のホルダー。
JP3105793U 1993-05-19 1993-05-19 使い捨て塗装容器のホルダー Pending JPH0683400U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3105793U JPH0683400U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 使い捨て塗装容器のホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3105793U JPH0683400U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 使い捨て塗装容器のホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0683400U true JPH0683400U (ja) 1994-11-29

Family

ID=12320861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3105793U Pending JPH0683400U (ja) 1993-05-19 1993-05-19 使い捨て塗装容器のホルダー

Country Status (1)

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JP (1) JPH0683400U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263557A (ja) * 2001-03-05 2002-09-17 Debika:Kk 塗料用ボトル
JP2010046638A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Maru T Ohtsuka:Kk 塗装用バケット
JP2015171715A (ja) * 2015-04-01 2015-10-01 株式会社タイホウ 容器

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