JP3026956U - サンダル - Google Patents
サンダルInfo
- Publication number
- JP3026956U JP3026956U JP1996000544U JP54496U JP3026956U JP 3026956 U JP3026956 U JP 3026956U JP 1996000544 U JP1996000544 U JP 1996000544U JP 54496 U JP54496 U JP 54496U JP 3026956 U JP3026956 U JP 3026956U
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サンダルの一部として鼻緒がなすべき各機能
を損なうことなく、且つより美的効果や使用上の効果を
もたらすことができる鼻緒を有するサンダルの提供を課
題としている。 【解決手段】 サンダル台1と鼻緒2とからなるサンダ
ルであって、前記鼻緒2の一部を透明に透けた状態に構
成してあることを特徴とする。
を損なうことなく、且つより美的効果や使用上の効果を
もたらすことができる鼻緒を有するサンダルの提供を課
題としている。 【解決手段】 サンダル台1と鼻緒2とからなるサンダ
ルであって、前記鼻緒2の一部を透明に透けた状態に構
成してあることを特徴とする。
Description
【0001】
本考案はビーチサンダル等のサンダルに関する。
【0002】
従来、サンダルの鼻緒は、一般に両翼部と、その両翼部が合流する前当て部と 、前当て部の下に続く差し込み部とからなり、該差し込み部と前記両翼部の後端 部とをサンダル台に差し込んで取付けている。 このサンダルの鼻緒に使われる材料としては、ゴムや布や軟質のプラスチック 等、種々の材料が使用されているが、通常には不透明な材料が使用される場合が 多い。
【0003】
勿論、軟質の透明プラスチック材を用いて鼻緒を構成することも可能であり、 鼻緒に透明材を用いることで、サンダルに美的効果や、その他、透けて見えると いうことによる使用上の一種の効果を発揮させることができる。 しかしながらが、鼻緒の全てを前記軟質の透明プラスチック材で構成する場合 には、サンダルにおける鼻緒の各部がそれぞれ持つべき機能を十分に満たすこと ができなくなる。例えば前記鼻緒の前差し込み部はサンダル台に差し込まれて容 易に切れたり抜けたりしないように、それなりの強度が必要となるし、前記前当 て部や両翼部は足の甲に対して、皮膚等が傷つかないように軟接触する必要があ る。
【0004】 そこで本考案は上記従来における問題を解消し、サンダルの一部として鼻緒が なすべき各機能を損なうことなく、且つより美的効果や使用上の効果をもたらす ことができる鼻緒を有するサンダルの提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記課題を達成するため、本考案のサンダルは、サンダル台と鼻緒とからなる サンダルであって、前記鼻緒の一部を透明に透けた状態に構成してあることを第 1の特徴としている。 また本考案のサンダルは、上記第1の特徴に加えて、鼻緒の両翼部の一部を透 明に透けた状態に構成してあることを第2の特徴としている。 また本考案のサンダルは、上記第2の特徴に加えて、鼻緒の両翼部は、それぞ れ翼部の長手方向に沿う両縁部を不透明体で構成し、長手方向に沿う中央部を透 明体で構成してあることを第3の特徴としている。 また本考案のサンダルは、上記第3の特徴に加えて、鼻緒の翼部は透明な帯状 の軟質プラスチック体と、その両縁部に縫合されて該両縁部を被覆する不透明な 布体とからなることを第4の特徴としている。
【0006】 上記第1の特徴において、鼻緒の一部を透明に透けた状態とすることで、その 透明に透けた部分と他の不透明な部分とによって美的効果を生ぜしめる要素とな ることができ、またその透明に透けた部分においては、その透明に透けた部分か らサンダル台の上表面や表面模様を見ることができ、また足で履いた状態では透 明に透けた部分から足の甲等を見ることができる等の使用勝手の向上を図ること ができる。一方、透明材料は材料的には限られた材料に限定されるから、それら の透明材料では鼻緒の各機能を充足するには不十分となる。が、本考案の様に鼻 緒の一部だけに透明材料を用いることで、鼻緒本来の機能を発揮すべき鼻緒部分 についてはその機能を発揮するのに相応しい材料を多数の不透明材料から自由に 選んで用い、それ以外の部分に透明材料を用いることができる。よって本考案に よれば、鼻緒としての強度や耐久性、人の皮膚との軟接触性等の機能を維持しつ つ、美的効果を発揮する要素を備え且つ使い勝手もよいサンダルを提供すること ができる。 上記第2の特徴によれば、上記第1の特徴による作用に加えて、鼻緒の両翼部 の一部を透明に透けた状態に構成することで、目立ちやすい部分を十分美的効果 を発揮し易い状態にすることができると共に両翼部の一部からサンダル台の上表 面や足の甲を透かしてみることができる。と共に、透明に透けた状態以外の両翼 部分において、十分な強度と足に対する軟接触等を達成させることができる。 また上記第3の特徴によれば、上記第2の特徴による作用に加えて、各翼部の 中央部がそれぞれ翼全長に亘って透明状態となり、その帯状の透明部によって或 いはその帯状透明部とその両縁に平行する不透明体とのコントラストによって、 美的効果を発揮し易い状態とすることができる。また両翼部の帯状の透明部から サンダル台の上表面や足の甲を十分な領域に亘って見ることができる。勿論、鼻 緒の両翼部の強度や耐久性、足に対する軟接触性等の機能については鼻緒の両翼 部の両縁部の不透明体の材料を自由に選ぶことで達成することができる。 また上記第4の特徴によれば、上記第3の特徴による作用に加えて、各翼部が 透明な帯状の軟質プラスチック体と、その帯状の軟質プラスチック体の両縁部を 縁取って被覆する不透明な布体とにより構成されることで、両翼部全体が柔軟性 のある履きやすい状態に仕上がり、また布体に縁取られることで、足の甲を傷つ けたりしない軟接触の両翼部に仕上がると共に十分な強度が付与される。勿論、 透明で帯状の軟質プラスチック体或いはその透明の帯状の軟質プラスチック体と その両縁を被覆して縁取る布体とのコントラストによって、美的効果を発揮し易 い状態とすることができる。また透明な帯状の軟質プラスチック体の部分からサ ンダル台の上表面や足の甲を十分な領域に亘って見ることができる。
【0007】
図1は本考案の実施の形態の1例を示すサンダルの外観斜視図、図2は要部の 詳細図である。
【0008】 図1、図2において、1はサンダル台で2は鼻緒である。鼻緒2は前差し込み 部20と前当て部30と両翼部40、40とからなる。 前記前差し込み部20と前当て部30は布体Aで構成された一体物からなる、帯状 の布体Aを半分に折り曲げて、その折り曲げ上部を前当て部30として、下半部を 前差し込み部20としている。前差し込み部20はサンダル台1内に差し込まれて抜 けないように固定される。前差し込み部20のサンダル台1から突出している部分 には軟質のチューブ3等が嵌め合わされて、該部分が座屈しないようにしている 。 前記前当て部30は足の親指と第2指との間の甲に当接する部分で、平たい形状 とされている。そして前記折り曲げ上部の布体A間に両翼部40、40が左右から差 し込まれて、一体に縫合Pされて固定される。
【0009】 前記前差し込み部20と前当て部30は一体物で構成する必要はなく、別部材を連 結して構成するようにしてもよい。また使用材料については布体A以外の材料を 用いてもよい。但し前差し込み部20は最も強度、耐久性が必要とされる部分であ るので、強度的に優れた材料が必要となる。一方、前当て部30は強度もさること ながら、足の甲に接触する部分であるので、接触が柔らかで皮膚を傷付けないよ うな材料が選択されることになる。
【0010】 前記鼻緒2の両翼部40、40は、それぞれ透明な帯状の軟質プラスチック体Bと その両縁部に縫合Pされて該両縁部を被覆して縁取る不透明な布体Cとから構成 されている。 軟質プラスチック体Bと布体Cとの柔軟性のよい材料だけで両翼部40、40が構 成されているので、両翼部40、40はそれぞれ足の甲に対して十分柔軟にフィット することができる。そして翼部40の中央部に帯状に広く存在する透明の軟質プラ スチック体Bの部分からサンダル台1の上表面や足の甲を透かし見ることができ る。一方、布体Cが軟質プラスチック体Bの両縁部を被覆しているので、軟質プ ラスチック体Bの縁部が足の甲に接触することによる不快感等を防止し、ソフト な感触を与える。しかも軟質プラスチック体Bの両縁が布体Cで被覆されること で、この両縁の布体C、Cが実際的には足の甲に接触し、両縁の布体C、C間に ある軟質プラスチック体B自体は布体Cよりも若干後退した状態となって、足の 甲には直接接触し難いようにすることができる。よって感触のあまり良くない軟 質プラスチック体Bが足の甲に接触するのを少なくすることができる。
【0011】 前記両翼部40、40は軟質プラスチック体Bと布体Cとで構成される必要は必ず しもない。両翼部40、40のそれぞれは、より一般的に、翼部40の長手方向に沿う 両縁部が不透明体41で構成され、また長手方向に沿う中央部が透明体42で構成さ れたものであってもよい。各翼部40の中央部がそれぞれ翼部全長に亘って透明状 態となり、その帯状の透明体42とその両縁に平行する不透明体41とのコントラス トによって、美的効果を発揮し易い状態とすることができる。勿論、翼部40中央 の帯状の透明体42を介して、十分な領域でその内側を透かし見ることができる。 前記透明体42としては種類は軟質材が好ましい。透明体42は無色透明の他、有 色の透明体であってもよい。また前記不透明体41も軟質材が好ましいが布体以外 の材料であってもよい。不透明体41の色は種々の色のものを用いることができる 。 両翼部40、40は全体として足の甲に対してソフトタッチの材料が選ばれる。
【0012】 前記透明体42と不透明体41とは、翼部40の中央部に透明体42が、両縁部に不透 明体41が構成される必要は必ずしもない。両翼部40、40の何れか1乃至複数箇所 が透明に透けた状態に構成されたものであっても、それなりの効果を発揮するこ とができる。即ち、鼻緒2の翼部40の一部を透明に透けた状態に構成することで 、サンダルの目立ちやすい部分を十分美的効果を発揮し易い状態にすることがき ると共に両翼部の一部からサンダル台1の上表面や足の甲を透かしてみることが できる。
【0013】 前記透明に透けた部分は必ずしも翼部40に設ける必要はない。鼻緒2の一部を 透明にしたものであってもよい。例えば翼部40以外の前差し込み部20の全部又は 一部、前当て部30の全部又は一部を翼部40と共に或いは単独で透明に透けた状態 としてもよい。 鼻緒2の一部を透明に透けた状態とすることで、その透明に透けた部分と他の 不透明な部分とによって美的効果を生ぜしめる要素となることができ、またその 透明に透けた部分においては、その透明に透けた部分からサンダル台1の上表面 や表面模様を見ることができ、また足で履いた状態では透明に透けた部分から足 の甲等を見ることができる等の使用勝手の向上を図ることができる。鼻緒2の一 部だけに透明材料を用いることで、鼻緒本来の機能を発揮すべき鼻緒部分につい てはその機能を発揮するのに相応しい材料を多数の不透明材料から自由に選んで 用い、それ以外の部分に透明材料を用いることができる。よって本考案によれば 、鼻緒としての強度や耐久性、人の皮膚との軟接触性等の機能を維持しつつ、美 的効果を発揮する要素を備え且つ使い勝手もよいサンダルを提供することができ る。
【0014】
本考案は以上の構成よりなり、請求項1に記載のサンダルによれば、サンダル 台と鼻緒とからなるサンダルであって、前記鼻緒の一部を透明に透けた状態に構 成してあるので、サンダルの一部として鼻緒がなすべき各機能を損なうことなく 、且つより美的効果や使用上の効果をもたらすことができる。即ち、透明に透け た部分と他の不透明な部分とによって美的効果を生ぜしめる要素となることがで き、また透明に透けた部分からサンダル台の上表面や表面模様、足の甲等を見る ことができる等の使用勝手の向上を図ることができる。さらに鼻緒の一部だけに 透明材料を用いることで、鼻緒本来の機能を発揮すべき鼻緒部分についてはその 機能を発揮するのに相応しい材料を多数の不透明材料から自由に選んで用い、そ れ以外の部分に透明材料を用いることができ、よって鼻緒としての強度や耐久性 、人の皮膚との軟接触性等の機能を維持しつつ、美的効果を発揮する要素を備え 且つ使い勝手もよいサンダルを提供することができる。 また請求項2に記載のサンダルによれば、請求項1に記載の構成による効果に 加えて、鼻緒の両翼部の一部を透明に透けた状態に構成してあるので、目立ちや すい両翼部分を十分美的効果を発揮し易い状態にすることがきると共に両翼部の 一部からサンダル台の上表面や足の甲を透かしてみることができる。 また請求項3に記載のサンダルによれば、請求項2に記載の構成による効果に 加えて、鼻緒の両翼部は、それぞれ翼部の長手方向に沿う両縁部を不透明体で構 成し、長手方向に沿う中央部を透明体で構成してあるので、帯状透明部とその両 縁に平行する不透明体とのコントラストによって、美的効果を発揮し易い状態と することができる。また両翼部の帯状の透明部からサンダル台の上表面や足の甲 を十分な領域に亘って見ることができる。 また請求項4に記載のサンダルによれば、請求項3に記載の構成による効果に 加えて、鼻緒の翼部は透明な帯状の軟質プラスチック体と、その両縁部に縫合さ れて該両縁部を被覆する不透明な布体とからなるので、両翼部全体を柔軟性のあ る履きやすい状態に仕上げることができ、また布体に縁取られることで、足の甲 を傷つけたりしない軟接触の両翼部を十分な強度で得ることができる。
【図1】本考案の実施の形態の1例を示すサンダルの外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図2】要部の詳細図である。
1 サンダル台 2 鼻緒 20 前差し込み部 30 前当て部 40 翼部 41 不透明体 42 透明体 A 布体 B 軟質プラスチック体 C 布体
Claims (4)
- 【請求項1】 サンダル台と鼻緒とからなるサンダルで
あって、前記鼻緒の一部を透明に透けた状態に構成して
あることを特徴とするサンダル。 - 【請求項2】 鼻緒の両翼部の一部を透明に透けた状態
に構成してあることを特徴とする請求項1に記載のサン
ダル。 - 【請求項3】 鼻緒の両翼部は、それぞれ翼部の長手方
向に沿う両縁部を不透明体で構成し、長手方向に沿う中
央部を透明体で構成してあることを特徴とする請求項2
に記載のサンダル。 - 【請求項4】 鼻緒の翼部は透明な帯状の軟質プラスチ
ック体と、その両縁部に縫合されて該両縁部を被覆する
不透明な布体とからなることを特徴とする請求項3に記
載のサンダル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000544U JP3026956U (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | サンダル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996000544U JP3026956U (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | サンダル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026956U true JP3026956U (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=43162090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996000544U Expired - Lifetime JP3026956U (ja) | 1996-01-19 | 1996-01-19 | サンダル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026956U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8585591B2 (en) | 2005-11-04 | 2013-11-19 | Abbott Diabetes Care Inc. | Method and system for providing basal profile modification in analyte monitoring and management systems |
-
1996
- 1996-01-19 JP JP1996000544U patent/JP3026956U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8585591B2 (en) | 2005-11-04 | 2013-11-19 | Abbott Diabetes Care Inc. | Method and system for providing basal profile modification in analyte monitoring and management systems |
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