JP3022243B2 - 釘打ち機の安全装置 - Google Patents
釘打ち機の安全装置Info
- Publication number
- JP3022243B2 JP3022243B2 JP7080616A JP8061695A JP3022243B2 JP 3022243 B2 JP3022243 B2 JP 3022243B2 JP 7080616 A JP7080616 A JP 7080616A JP 8061695 A JP8061695 A JP 8061695A JP 3022243 B2 JP3022243 B2 JP 3022243B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nailing machine
- trigger lever
- contact arm
- valve
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
に関するものであり、特に、落下時の誤動作を防止する
安全装置に関するものである。
トリガレバーとノーズ部に配置されたコンタクトアーム
とによって構成されており、トリガレバーを引いてコン
タクトアームの先端部を釘の打込み対象物に当接させて
押込むと、コンタクトアームの他端部がトリガレバーに
枢着したアームの先端部を押上げ、トリガレバーとコン
タクトアームアームとによって全体的に押し上げられた
アームが起動操作用切換弁のバルブステムを押込んで釘
が発射される。従って、コンタクトアームを打込み対象
物に押当てない状態のオフ位置ではトリガレバーを操作
しても釘が発射されない機械的安全機構となっている。
を誤まって落下させた場合に、釘打ち機がノーズ部を上
方に向けた姿勢で床等に衝突すると、トリガレバーとコ
ンタクトアームとが慣性によってスライド或いは回動し
て発射操作された状態となり、釘が上方へ発射される可
能性がある。
れる虞れを解消して安全性を向上するために解決すべき
技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を
解決することを目的とする。
達成するために提案するものであり、ピストン・シリン
ダ機構よりなる駆動機構と、該シリンダ内に圧縮空気を
導入又はシリンダから排出する主切換弁と、該主切換弁
を操作するための起動操作弁及び該起動操作弁に起動信
号を供給するためのトリガレバー及びコンタクトアーム
とを具備した空気駆動形釘打ち機において、トリガレバ
ー又はコンタクトアーム、或いは起動操作弁を機械的或
いは電気的にオフ位置でロックする起動停止手段を設
け、前記釘打ち機の駆動機構部ハウジングの後端面に圧
力スイッチ又は圧電素子等の圧力検出器を設け、前記圧
力検出器のオン信号により前記起動停止手段を介して起
動停止状態に切換える制御回路を設けた釘打ち機の安全
装置を提供するものである。
勢で床等に落下して駆動機構部ハウジングの後端面が床
等に衝突すると、後端面に設けた圧力スイッチ等の圧力
検出器がオンする。衝突時の衝撃によってトリガレバー
とコンタクトアームがオン位置へ移動する際に、圧力検
出器のオン信号により機械的又は電気的な起動停止手段
が起動操作用電磁弁への駆動電流出力を停止したり、ト
リガレバー或いはコンタクトアームをオフ位置でロック
して空気シリンダの起動を阻止するため、釘が空中へ発
射されることはない。
する。図1は空気駆動形釘打ち機1を示し、ケーシング
2は駆動機構部ハウジング3とエアチャンバであるグリ
ップ部4とが一体的に成形され、駆動機構部ハウジング
3に空気シリンダが内蔵されている。駆動機構部ハウジ
ング3の下面にはトリガレバー5がスライド自在に装着
され、ノーズ部6の外周にはコンタクトアーム7が装着
されている。
部8には後述するトリガスイッチ、コンタクトスイッ
チ、起動制御回路並びに起動操作用電磁弁が内蔵されて
いる。トリガレバー5のスライダ部並びにコンタクトア
ーム7はトリガハウジング部8内へ延長されて、トリガ
レバー5の操作によりトリガスイッチがオンし、コンタ
クトアーム7を打込み対象へ圧接することによりコンタ
クトスイッチがオンする。
れたエンドキャップ9には圧力スイッチ10が装着さ
れ、圧力スイッチ10にセンサプレート11が取付けら
れている。 グリップ部4の端部にはエアカップリング
12が装着され、エアカップリング12とエアコンプレ
ッサとをエアホースを介して接続する。また、ノーズ部
6とグリップ部4との間に釘マガジン13が架設され、
釘マガジン13内に装填した連結形釘は釘送り機構14
によって順次ノーズ部6内へ供給される。
示し、空気シリンダ15内のピストン16に結合された
ドライバロッド17がノーズ部6内を下降してノーズ部
6内の釘を発射する。空気シリンダ15の上端は開放さ
れており、空気シリンダ15の上端開口部に設けた主切
換弁18が昇降することにより、空気シリンダ15とエ
アチャンバ19との接続が入切される。主切換弁18の
上面(同図において下)には起動操作用電磁弁20(以
下、単に電磁弁という)及びパイロット通路21を介し
てエアチャンバ19内の圧力が作用し、主切換弁18の
上面受圧面積が下面外周部の受圧面積よりも大面積であ
るため、上下の圧力差により主切換弁18は空気シリン
ダ15の上端開口部に圧接して空気シリンダ15とエア
チャンバ19とが遮断され、空気シリンダ15は大気に
連通している。
23は第1のアンドゲート24へ入力され、その出力は
電磁弁20を制御する第2のアンドゲート25へ入力さ
れる。また、圧力スイッチ10の出力信号はワンショッ
トマルチバイブレータ26へ入力され、ワンショットマ
ルチバイブレータ26の反転出力が第2のアンドゲート
25へ入力されている。
流増幅器27へオン信号が出力されると電磁弁20が駆
動され、パイロット通路21が開放されて主切換弁18
が切換わり、エアチャンバ19と空気シリンダ15が連
通する。そして、エアチャンバ19の高圧空気によりピ
ストン16が下方へ駆動されてノーズ部6内の釘が発射
される。
ンショットマルチバイブレータ26を介して反転されて
第2のアンドゲート25へ入力されている。従って、ト
リガレバー5とコンタクトアーム7とをオン操作するこ
とにより、第1のアンドゲート24からオン信号が第2
のアンドゲート25へ入力されると、電磁弁20が駆動
されて空気シリンダ15が起動する。
ンサプレート11が床面等に衝突すると圧力スイッチ1
0がオンし、ワンショットマルチバイブレータ26の反
転出力は一定時間オフとなる。従って、ノーズ部6を上
方に向けた姿勢で床面等に衝突した際に慣性によってト
リガレバー5とコンタクトアーム7とがオン位置へ移動
しても、第2のアンドゲート25からオン信号は出力さ
れず、釘が空中へ発射されることはない。そして、衝突
時の衝撃が収束して圧力スイッチ10がオフするととも
にトリガレバー5とコンタクトアーム7が待機位置へ復
帰した後にワンショットマルチバイブレータ26の反転
出力がオンに変化し、釘打ち機1の起動停止状態が解除
される。尚、制御回路は、上述したものに代えて種々の
回路を応用することができ、マイクロコンピュータを用
いてもよい。
の機械的トリガ装置の構成と基本的に同一であり、トリ
ガレバー31に枢着したフリーアーム32の先端部下面
にコンタクトアーム33の上端部が対向し、トリガレバ
ー31を引きコンタクトアーム33を板材等に押し当て
ることによってフリーアーム32全体が上方へ押し上げ
られて手動操作式起動操作弁34が切換わる。
駆動形のロックピン35が配設され、ロックピン駆動ソ
レノイド36は制御装置37に接続されている。ロック
ピン駆動ソレノイド36は圧力スイッチ10の状態に応
じて制御装置37によって制御され、落下等によって圧
力スイッチ10がオンするとロックピン駆動ソレノイド
36へ駆動電流が出力されてロックピン35が突出する
ことによりトリガレバー31はオフ位置にてロックさ
れ、図2の安全装置と同様に釘の誤発射が防止される。
ではなく、例えば、ソレノイド駆動形ロックピン35に
よりコンタクトアーム33をオフ位置にてロックするよ
うにしてもよい。
したように、釘打ち機の空気シリンダ内蔵部位が床面等
に衝突した場合にその衝撃を検知して空気シリンダの起
動停止処理を行うので、釘打ち機を落下させた場合に衝
撃によって起動機構が誤動作することを防止でき、釘が
予期しない方向へ発射される虞れが解消され、安全性を
更に向上できる。
の側面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 ピストン・シリンダ機構よりなる駆動機
構と、該シリンダ内に圧縮空気を導入又はシリンダから
排出する主切換弁と、該主切換弁を操作するための起動
操作弁及び該起動操作弁に起動信号を供給するためのト
リガレバー及びコンタクトアームとを具備した空気駆動
形釘打ち機において、トリガレバー(5)又はコンタク
トアーム(7)、或いは起動操作弁を機械的或いは電気
的にオフ位置でロックする起動停止手段を設け、前記釘
打ち機の駆動機構部ハウジング(3)の後端面に圧力ス
イッチ(10)または圧電素子等の圧力検出器を設け、
前記圧力検出器のオン信号により前記起動停止手段を介
して起動停止状態に切換える制御回路を設けた釘打ち機
の安全装置。 - 【請求項2】 上記起動停止手段は、釘打ち機の電磁駆
動形起動操作弁(20)への駆動電流を制御する制御回
路である請求項1記載の釘打ち機の安全装置。 - 【請求項3】 上記起動停止手段は、トリガレバー(3
1)又はコンタクトアーム(33)をオフ位置で機械的
にロックするロックピン(35)とロックピン駆動ソレ
ノイド(36)とからなる請求項1記載の釘打ち機の安
全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080616A JP3022243B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 釘打ち機の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080616A JP3022243B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 釘打ち機の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08276377A JPH08276377A (ja) | 1996-10-22 |
JP3022243B2 true JP3022243B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=13723283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7080616A Expired - Fee Related JP3022243B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 釘打ち機の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022243B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8833626B2 (en) * | 2010-09-29 | 2014-09-16 | Stanley Fastening Systems, L.P. | Fastening tool |
USD756739S1 (en) | 2014-06-02 | 2016-05-24 | Stanley Fastening Systems, L.P. | Pneumatic nailer |
USD756740S1 (en) | 2014-06-02 | 2016-05-24 | Stanley Fastening Systems, L.P. | Pneumatic nailer |
-
1995
- 1995-04-05 JP JP7080616A patent/JP3022243B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08276377A (ja) | 1996-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3287172B2 (ja) | 釘打ち機のトリガ装置 | |
US5551621A (en) | Convertible contact/sequential trip trigger with double actuation prevention structure | |
WO2016152862A1 (ja) | 打ち込み工具 | |
US5551620A (en) | Convertible contact/sequential trip trigger | |
US11123849B2 (en) | Driving tool | |
JP2012187640A (ja) | 打込み工具 | |
JP3132330B2 (ja) | 釘打ち機の安全装置 | |
US5669542A (en) | Fastener driving device having full cycle valve | |
US3762620A (en) | Safety assembly for fastener driving tool | |
JPH09324870A (ja) | メインバルブ/フレームバルブ付ファスナ駆動装置 | |
JP3022243B2 (ja) | 釘打ち機の安全装置 | |
CN109803794B (zh) | 具有单次和接触触发的气动钉枪 | |
JPH0929663A (ja) | 釘打機の空打ち防止装置 | |
JP3444333B2 (ja) | 釘打機のトリガ機構 | |
JP6969671B2 (ja) | 打込機 | |
JP2820057B2 (ja) | 自動釘打ち装置用釘打ち機 | |
JP4461638B2 (ja) | タッカーにおける空打ち防止機構 | |
JPH08276378A (ja) | 釘打ち機の安全装置 | |
JP2000343451A (ja) | ステープル打ち機の空打ち防止装置 | |
JPH0440861Y2 (ja) | ||
JPH09168976A (ja) | 空気圧式釘打機のトリガバルブ機構 | |
JPH08336772A (ja) | 釘打機におけるコンタクトアーム機構 | |
JP2002264032A (ja) | ネジ打ち機の自動停止装置 | |
JPS6222753B2 (ja) | ||
JP2000326248A (ja) | ネジ打ち機の自動停止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090114 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100114 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110114 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120114 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130114 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |