JP2002264032A - ネジ打ち機の自動停止装置 - Google Patents
ネジ打ち機の自動停止装置Info
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Abstract
タを停止させる。 【解決手段】空気圧シリンダに形成した空気通路41に
は、パイロット空気室23aを大気に対して開閉する排
気バルブ35を作動させるバルブ室47を形成し、バル
ブ室47には空気通路41内の圧縮空気を大気に排出す
る排気孔を形成し、この排気孔をコンタクトアーム18
の上下動に連動して開閉作動させるとともに、空気通路
41のバルブ室47の上流側にはタイマーチャンバ50
を形成し、ピストンが下死点近傍に達して圧縮空気が空
気通路41からタイマーチャンバ50を経てバルブ室4
7に流入し、かつコンタクトアーム18の作動に連動し
て排気孔46が閉じられたときにバルブ室47内の圧力
上昇により排気バルブ35が作動してストップバルブ2
2のパイロット空気室23aの圧縮空気を排気すること
によりストップバルブ22を閉じ作動させる。
Description
て打ち込みネジを対象部材に対して浮いた状態で打ち込
んだ後に回転させてネジ締めする際に、所定のねじ込み
深さに達するまでは作動を停止しないようにした、ネジ
打ち機の自動停止装置に関する。
じ締め込みの対象部材に押し付け、トリガレバーを引く
ことにより作動したピストンに一体結合したドライバビ
ットで打ち込みネジを対象部材の表面から浮いた状態で
打ち込み、その後ネジ打ち機を保持しているストッパが
外れたときにネジ打ち機をさらに対象部材に向かって押
し付けることによって上記ドライバビットをエアモータ
で打ち込みネジを浮かせている分締め込んでいく機構が
採用されている。そして、ネジ打ち機がストロークエン
ドまで押し付けられたことによってエアモータへの圧縮
空気の供給を遮断するように作動するストップバルブ
と、ピストンが下死点に到達していることによって作動
する排気バルブとの協働によりエアモータの回転を自動
的に停止させることで安定した締め込み深さを制御する
構造をとっている。
326248号公報に開示されたものが知られている。
これは、同公報の図3〜図8に示されるように、ピスト
ン10がストロークエンドに達するとともに、コンタク
トアーム18がねじ込み終了して上記ピストン10の背
面に作用する圧縮空気を排気させる排気孔46を閉じた
ときに上記圧縮空気により副開閉バルブ(排気バルブ)
35が作動して開閉バルブ(ストップバルブ)22のパ
イロット空気室23aの圧縮空気を排気することにより
上記開閉バルブ22を閉じ作動させ、これによってエア
モータの回転を停止させるようにしたものである。
使用態様においては、ねじ込みが終了する前(ネジが浮
いている状態)に図10(上記ネジ打ち機を模式的に示
した図)のようにノーズ部を強く押し下げて対象部材5
1に押し付けてしまうことがある。この場合、ドライバ
ビット11とともにピストン10は逆にシリンダ8内に
押し込まれるので、いったん下死点に達したピストン1
0は再上昇する。また、コンタクトアーム18の下端も
対象部材51に当たるから、その上端はネジ打ち機本体
に対して相対的に上昇し、排気孔46を塞いでしまう。
ピストン10が再上昇しても既に空気室47には空気通
路から圧縮空気が流入しているので、副開閉バルブ35
は圧力上昇している。その状態でコンタクトアーム18
が排気孔46を塞ぐと、パイロット空気室23aの圧縮
空気を排気されるので、開閉バルブ22が作動してしま
い、エアモータに対する圧縮空気の供給が停止され、エ
アモータは停止する。つまり、ピストン10が下死点よ
りも上方位置に浮き上がった状態のままエアモータの回
転が止まるので、打込みネジ32も対象部材51の表面
から浮く、ネジ浮き状態となってしまう。
了前にネジ打ち機を強く対象物に押し付けることにより
ピストンがネジ打ち機本体に押し込まれるようなことが
あってもエアモータが停止するのを有効に防止し、所定
のねじ締めが完了した後に初めてエアモータを停止させ
ることができるネジ打ち機の自動停止装置を提供するこ
とをその課題とする。
め、本発明に係るネジ打ち機の自動停止装置は、先端に
打ち込みネジの頭部に係合するビットを形成したドライ
バビットを空気圧シリンダのピストンに回転自在に結合
するとともに、上記ドライバビットをエアモータに作動
連結させ、空気圧シリンダのピストンを駆動してドライ
バビットにより打ち込みネジを打ち込み、エアモータに
よりドライバビットを回転駆動して上記打ち込みネジを
ねじ込むネジ打ち機であって、エアモータに対する圧縮
空気供給路にパイロット操作式のストップバルブを設
け、ネジ打ち機のノーズ部に沿ってスライド自在なコン
タクトアームをノーズ部の先端から突出させて配置し、
ねじ込みの進行に伴ってネジ打ち機本体側に押し込まれ
るコンタクトアームの上動により上記ストップバルブを
閉じることでエアモータが停止するように構成したネジ
打ち機の自動停止装置において、上記ストップバルブに
は、上記コンタクトアームの上動による押込み作動と大
気への連通とによりストップバルブを閉じ作動させるパ
イロット空気室を設け、上記空気圧シリンダには、ピス
トンが下死点近傍に達したときにピストンの背面に作用
する圧縮空気を排出する空気通路を設け、この空気通路
には、上記パイロット空気室を大気に対して開閉する排
気バルブを作動させるためのバルブ室を形成し、バルブ
室には上記空気通路内の圧縮空気を大気に排出する排気
孔を形成し、この排気孔を上記コンタクトアームの上下
動に連動して開閉作動させるとともに、上記空気通路の
上記バルブ室の上流側にはタイマーチャンバを形成し、
上記ピストンが下死点近傍に達して圧縮空気が上記空気
通路からタイマーチャンバを経てバルブ室に流入し、か
つ上記コンタクトアームの作動に連動して上記排気孔が
閉じられたときに上記バルブ室内の圧力上昇により排気
バルブが作動して上記ストップバルブのパイロット空気
室の圧縮空気を排気することにより上記ストップバルブ
を閉じ作動させることを特徴とする。
図1に従って詳述する。図1はネジ打ち機1を示し、ハ
ウジング2内に空気圧シリンダ3とエアモータ4とが収
納されていて、ハウジング2のグリッブ部5の前方に配
置したトリガレバー6によってグリップ5内のトリガバ
ルブ7を開閉操作する。 グリップ部5の内部は空気チャ
ンバ8であり、グリップ部5の底部に取付けたエアホー
スコネクタ9にエアホースを接続してエアコンプレッサ
から空気チャンバ8へ圧縮空気を供姶する。
れているドライバピット11の外周面はスプライン溝が
成形されていて、 ハウジング2の前部内に装着されてい
るギア12の中心のスプライン溝付き穴にドライバビッ
ト11が挿通され、ピストン10及びドライバビット1
1はガイド部材12に対してスライド自在になってい
る。ドライバビット11を回転駆動するエアモータ4の
動力は、ハウジング2の前部に配置した複数の減速ギア
13を介して最終段のギア12に伝達される。
15は、一般の空気釘打ち機と同様に、図に表れない空
気圧シリンダとラチェット式送り爪によって構成され、
ネジマガジン16に収納した連結形ネジを順次ノーズ部
14内へ供給する。
ム17が取付けられており、フリーア一ム17の前面に
対向しているコンタクトアーム18は、図1において空
気圧シリンダ3の背面側を通って前方へ延び、ノーズ部
14よりネジの射出方向へ突出している。前後スライド
自在なコンタクトアーム18の前端部のネジガイド19
には開閉自在なチャック20が枢着され、チャック20
はバネ(図示せず)により閉鎖している。
つけてコンタクトアーム18を押し込むことにより、コ
ンタクトアーム18がフリーアーム17の先端部に接触
し、この状態でトリガレバー6を回動謹作するとフリー
アーム17を介してトリガバルブ7のステムが押されて
トリガバルブ7が切換わり、トリガレバー6のみの操作
では空気圧シリンダ3及びエアモータ4が起動しない公
知の誤射防止機構が構成されている。
(図1において空気圧シリンダ3の裏面)にはエアモー
タ4への空気供給路を開閉するための二個のストップバ
ルブよりなる自動停止装置21を内蔵している。
1を説明する。尚、同図において中心線から右は図1と
同様にネジ打ち磯の垂直断面であり、中心線から左は水
平断面を示している。
示し、自動停止装置21のストップバルブ22は、バル
ブスリーブ部23内に挿入した円筒形の主ステム24
と、主ステム24の下方へ挿入した小径のパイロットス
テム25とによって構成され、主ステム24の周囲には
Oリング26が装着されている。
上昇位置にあり、同図に示すようにバルブスリーブ部2
3の上部の入ロポート28と出ロポート29とが常時連
通する位置にある。パイロットステム25は主ステム2
4内に挿入した圧縮バネ30により下方へ付勢されてパ
ルブスリーブ部23の下部ペントポート31を閉鎖して
いる。パイロットスブール25の下端部にはシャッター
45を有する弁体33が取り付けられ、効果18の上端
に対向している。なお、空気チャンバ8の圧縮空気は主
ステム24の内部を通じて主ステム24の下面のパイロ
ット空気室23aへ供給される。
8は、空気チャンバ8へ接続し、出ロポート29はエア
モータ4へ接続している。
5が配置されている。排気バルブ35は、バルブスリー
ブ部36内を摺動自在なバルブステム37を設け、バル
ブステム37は圧縮バネ38により下方へ付勢され、ス
トップバルブ22のベントポート31と40とを常時遮
断している。
ン10が下死点近傍に達したときにピストン10の背面
に作用する圧縮空気を排出する空気通路41が形成され
ている。空気通路41の一端は開口ポート3bに臨み、
他端には上記パイロット空気室23aを大気に対して開
閉する排気バルブ35を作動させるバルブ室47が形成
され、バルブ室47には排気孔46が形成されている。
上下動に連動して開閉作動するように構成されている。
すなわち、L字形シャッター45は、コンタクトアーム
18の上下動に連動して上記排気孔46を開閉するよう
に形成されている。
排気バルブ35へ接続されていて、排気バルブ35が開
き作動したときにストップバルブ22の主ステム24の
下面のパイロット空気室23aがベントポート31を経
てベントポート40から大気に連通する。
室47の上流側にはタイマーチャンバ50が形成されて
いる。タイマーチャンバ50は、ピストン10が下死点
近傍に達して開口ポート3bから上記空気通路41内に
流入した圧縮空気を短時間だけ貯留することにより、バ
ルブ室47に流入して圧力が上昇するまでの時間を遅延
させるものである。したがって、排気バルブ35の作動
も遅延する。
図1に示すネジガイド19の先端部をネジ打ち対象物5
1の表面に押しつけて、コンタクトアーム18がコンタ
クトアームストッパ(図示せず)に突き当たるまで押し
込み、トリガレバー6を起動操作するとトリガバルブ7
が開き、図3に示す空気圧シリンダ3のヘッドバルブ4
2が作動し、これにより空気圧シリンダ3の外周の空気
チャンバ8から圧縮空気が空気圧シリンダ3内へ流入
し、図4に示すようにピストン10並びにドライバピッ
ト11が下降してノーズ部14内のネジ32を打撃する
とともに、エアモータ4がドライバビット11を回転駆
動し、ピストン10は下死点の近傍まで移動する。
込まれると、図5に示されるようにコンタクトアームス
トッパ43によるコンタクトアーム18のロックが解除
され、エアモータ4によりさらに打込みネジ32がねじ
込まれる。ネジ32がねじ込まれるのに伴って、ピスト
ン10が下死点に向かって移動するとともにネジ打ち機
がネジ打ち対象物51へ接近し、コンタクトアーム18
がネジ打ち機本体へさらに押し込まれる。
の開口ポート3bを通過すると、空気圧シリンダ3内の
圧縮空気が空気通路41に流入する。そして、タイマー
チャンバ50を経てバルブ室47に流入する。しかし、
この圧縮空気は、図7に示すように排気孔46から大気
に排出されるので、いわば垂れ流し状態となる。
ンタクトアーム18が弁体33を押し上げてストップバ
ルブ22のパイロットステム25を上方ヘスライドさせ
る。パイロットステム25が上方へ移動すると、主ステ
ム24の下面のパイロット空気室23aとベントポート
31とが開通する。そして、ネジ打ち機がストロークエ
ンドまで押し込まれたときにコンタクトアーム18によ
ってストップバルブ22のパイロットステム25を押し
上げると同時に、L字形の弁体45が排気バルブ35の
排気孔46を塞ぐ。これによって大気も垂れ流し状態に
なっていた圧縮空気はバルブ室47に充満して圧力が上
昇し、図8に示すように排気バルブ35のステム37を
押し上げるから、ストップバルブ22のパイロット空気
室23a内の圧縮空気がベントポート31からベントポ
ート40を経て大気に連通する。このため、主ステム2
4の下面に作用しているパイロット圧がベントポート3
1から排気バルブ35を通じて上記ベントポート40か
ら大気に排気される。これにより、主ステム24の上下
両面に作用する圧力に差が生じて主ステム24が下降
し、最上部のOリング26により入ロポート28と出ロ
ポート29とが遮断され、エアモータ4への空気供給が
断たれてエアモータ4が停止する。
ジ打ち対象物51から浮上させると、コンタクトアーム
18が下降してパイロットステム25から離れるから、
図4に示されるようにL字形の弁体45が排気孔46を
開き、再びバルブ室47内の圧縮空気が排出されるから
排気バルブ35のステム37が下降して初期位置に戻
り、圧縮空気は大気へ垂れ流し状態となるとともに、ベ
ントポート31と40とが遮断される。そして、パイロ
ットステム25が下降するとパイロット空気室23aと
ベントポート31とが遮断されると同時に、空気チャン
バ8とパイロット空気窒23aとが連通してパイロット
空気室23aに入り口ポート28から圧縮空気が供給さ
れ、主ステム24が浮上して初期位置に戻る。
と、トリガバルブ7が閉じてヘッドバルブ42が下降し
て図3に示す初期位置に戻り、ピストン10及びドライ
バビット11は空気圧シリンダ3の下部外周に形成され
ているブローバックチャンバ44の圧力により上昇して
初期位置に戻る。そして、ピストン10が下死点から上
昇して空気圧シリンダ3内の開口ポート3bを通過した
時点で、空気圧シリンダ3内から排気バルブ35の空気
通路41への圧力供給が断たれる。
直後、打込みネジ32の頭部がまだ対象物51から少し
浮いている状態のときにネジ打ち機を対象物51に対し
て大きな力で急激に押し付けた場合、図9に示すよう
に、ドライバピット11がネジ打ち機本体のノーズ部1
4へ押し込まれ、ピストン10は再上昇する。また、コ
ンタクトアーム18の上端もネジ打ち機本体に対して相
対的に上昇し、弁体45が排気孔46を塞いでしまう。
に空気通路41には圧縮空気が流入している。しかし、
圧縮空気が空気通路41に流入しても、すぐにバルブ室
47の圧力が上昇するわけではない。圧縮空気はいった
んタイマーチャンバ50に貯留され、その後にバルブ室
47に供給される。したがって、バルブ室47内の圧力
上昇は遅延するから、たとえ排気孔46が塞がれても、
排気バルブ35は作動せず、ストップバルブ22も作動
しない。その間、エアモータ4は停止することなく回転
し続けるので、浮き状態の打込みネジ32も十分に対象
物51にねじ込まれる。そして、打込みネジ32の締め
込みが十分に行なわれると、図8に示されるように、タ
イマーチャンバ50から送られた圧縮空気によりバルブ
室47内の圧力が上昇して排気バルブ35が作動し、O
リング48が排気孔46を閉じさせるとともにストップ
バルブのパイロット空気室23aの圧縮空気を排気する
ことにより上記ストップバルブ23を閉じ作動させる。
これにより、パイロット空気室23aが排気され、スト
ップバルブ22の主ステム24が下動してストップバル
ブ22も作動するから、エアモータ4は停止する。
強く対象物51に押し付けることによりピストン10が
ネジ打ち機本体に押し込まれるようなことがあっても、
タイムチャンバによりエアモータ4が停止するのを遅延
させることができ、その間に所定のねじ締めが完了した
ときに初めてエアモータを停止させることができる。
バ50には通路41のほかに通路52が形成されてい
る。この通路52は、ピストン戻し用のチャンバに逆止
弁53を介して連通されており、タイマーチャンバ50
に溜められ圧縮空気をピストン戻し用に使用するための
ものである。これにより、リターンチャンバとタイマー
チャンバとを別個に形成する場合に比較して、工具を小
型化することが可能となる。すなわち、ピストン戻し用
のチャンバの一部をタイマーチャンバとして兼用するこ
とで、タイマーチャンバを別途形成する必要がなくなる
のであり、タイマーチャンバ50をタイマーとして利用
するときは逆止弁53によってリターンチャンバから圧
縮空気が入るのを阻止している。
す部分断面図
打ち機の部分断面図
た状態を示すネジ打ち機の部分断面図
ネジ打ち機の部分断面図
のネジ打ち機の部分断面図
けられた状態の部分断面図
Claims (1)
- 【請求項1】 先端に打ち込みネジの頭部に係合するビ
ットを形成したドライバビットを空気圧シリンダのピス
トンに回転自在に結合するとともに、上記ドライバビッ
トをエアモータに作動連結させ、空気圧シリンダのピス
トンを駆動してドライバビットにより打ち込みネジを打
ち込み、エアモータによりドライバビットを回転駆動し
て上記打ち込みネジをねじ込むネジ打ち機であって、 エアモータに対する圧縮空気供給路にパイロット操作式
のストップバルブを設け、ネジ打ち機のノーズ部に沿っ
てスライド自在なコンタクトアームをノーズ部の先端か
ら突出させて配置し、ねじ込みの進行に伴ってネジ打ち
機本体側に押し込まれるコンタクトアームの上動により
上記ストップバルブを閉じることでエアモータが停止す
るように構成したネジ打ち機の自動停止装置において、 上記ストップバルブには、上記コンタクトアームの上動
による押込み作動と大気への連通とによりストップバル
ブを閉じ作動させるパイロット空気室を設け、上記空気
圧シリンダには、ピストンが下死点近傍に達したときに
ピストンの背面に作用する圧縮空気を排出する空気通路
を設け、この空気通路には、上記パイロット空気室を大
気に対して開閉する排気バルブを作動させるためのバル
ブ室を形成し、バルブ室には上記空気通路内の圧縮空気
を大気に排出する排気孔を形成し、この排気孔を上記コ
ンタクトアームの上下動に連動して開閉作動させるとと
もに、上記空気通路の上記バルブ室の上流側にはタイマ
ーチャンバを形成し、 上記ピストンが下死点近傍に達して圧縮空気が上記空気
通路からタイマーチャンバを経てバルブ室に流入し、か
つ上記コンタクトアームの作動に連動して上記排気孔が
閉じられたときに上記バルブ室内の圧力上昇により排気
バルブが作動して上記ストップバルブのパイロット空気
室の圧縮空気を排気することにより上記ストップバルブ
を閉じ作動させることを特徴とするネジ打ち機の自動停
止装置。
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