JP3020228B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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- G09G3/36—Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
- G09G3/3611—Control of matrices with row and column drivers
- G09G3/3674—Details of drivers for scan electrodes
- G09G3/3681—Details of drivers for scan electrodes suitable for passive matrices only
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- G—PHYSICS
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- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
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- G09G2320/0209—Crosstalk reduction, i.e. to reduce direct or indirect influences of signals directed to a certain pixel of the displayed image on other pixels of said image, inclusive of influences affecting pixels in different frames or fields or sub-images which constitute a same image, e.g. left and right images of a stereoscopic display
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- G09G2320/00—Control of display operating conditions
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示装置に関する。
従来、単純マトリクス型液晶表示装置を駆動する場合
は、一般的に電圧平均化法と呼ばれる駆動方法がとられ
ている。しかし、実際の液晶パネルは0でない抵抗を持
つ走査・信号電極で出来、また液晶層が誘電体として働
く。この為、上記従来の電圧平均化法で駆動する時、液
晶パネルが表示する文字や図形のパターンによって、走
査電極と信号電極が交差して作る表示ドットに印加する
実効電圧は様々に変化する。その結果、表示にむらが生
じてしまう。
は、一般的に電圧平均化法と呼ばれる駆動方法がとられ
ている。しかし、実際の液晶パネルは0でない抵抗を持
つ走査・信号電極で出来、また液晶層が誘電体として働
く。この為、上記従来の電圧平均化法で駆動する時、液
晶パネルが表示する文字や図形のパターンによって、走
査電極と信号電極が交差して作る表示ドットに印加する
実効電圧は様々に変化する。その結果、表示にむらが生
じてしまう。
この問題は従来から知られており、その対策として例
えば、1フレームの間に複数回、液晶パネルに印加する
電圧の極性を反転する方法(以下、ライン反転駆動方法
と言う。)が特開昭62−31825号、同昭60−19195号、同
昭60−19196号公報等で知られている。
えば、1フレームの間に複数回、液晶パネルに印加する
電圧の極性を反転する方法(以下、ライン反転駆動方法
と言う。)が特開昭62−31825号、同昭60−19195号、同
昭60−19196号公報等で知られている。
又さらに、筆者等が提案した特願昭63−159914号によ
る表示のむらの改善方法がある。
る表示のむらの改善方法がある。
しかし上記のライン反転駆動方法は、液晶パネルに挟
持されている液晶の光学特性が印加電圧の周波数成分に
よって変化することにより生じる表示のむらを改善する
のに、ある程度の効果を有するだけで、表示のむらを完
全に除去するものではなかった。
持されている液晶の光学特性が印加電圧の周波数成分に
よって変化することにより生じる表示のむらを改善する
のに、ある程度の効果を有するだけで、表示のむらを完
全に除去するものではなかった。
即ち、筆者等が研究を行なった結果、次のような原因
による表示のむらが残っていた。ここで、第7図〜第10
図を用いて説明する。第7図は液晶パネル1の構成と表
示内容を示す図である。同図で、2、3は基板で液晶層
(図示せず。)を挟持する。基板2には、複数の走査電
極Y1〜Y6が形成され、基板3には複数の信号電極X1〜X6
が形成されている。走査電極Y1〜Y6と信号電極X1〜X6が
交差している部分が表示ドットとなる。ここで、ハッチ
ングのある表示ドットは点灯していることを示してい
る。なお、この液晶パネルは、走査電極Y1からY6に順に
選択電圧が加わり、Y6の次にY1に再び選択電圧が加わる
ように駆動されている。この時、各信号電極X1〜X6に
は、ある走査電極に選択電圧が加わっている時に、各信
号電極X1〜X6とこの走査電極とが作る表示ドットが点灯
ならば点灯電圧、非点灯ならば非点灯電圧が加わる。こ
こで、表示ドットに加わる実効電圧が大きくなると表示
が濃くなるいわゆるポジ表示をする。なお、液晶パネル
1に直流が印加するのを、防止するために走査電極Y1〜
Y6に全て選択電圧が加わった(これを1フレームと言
い、F1と、第9、第10図に示す。)後、極性を反転した
電圧の組によって、次の1フレームを駆動する(この期
間を、F2と、第9、第10図に示す。) ここで、走査電極Y1〜Y6の抵抗を仮に理想的に0とし
ても、信号電極X1〜X6の抵抗と液晶を誘電体とする表示
ドットの作るコンデンサによってローパスフィルタを構
成する。これを第8図に示す。同図で、Rはある信号電
極X1〜X6の抵抗、Cは表示ドットが作るコンデンサ、グ
ランドは抵抗0の走査電極を示す。この図より、走査電
極(グランド)に対して信号電極の電圧が正から負ある
いは負から正に変化する際に減衰を生じる。従って、頻
ぱんに変化するほど、この信号電極と走査電極の間の実
効電圧は小さくなる。従って、例えば、第7図の信号電
極X2が走査電極Y1〜Y6と作る表示ドットが上から非点
灯、点灯、非点灯、点灯、非点灯、点灯と多く変化する
場合には、信号電極X4が走査電極Y1〜Y6と作る表示ドッ
トが上から非点灯、点灯、点灯、点灯、点灯、非点灯と
少なく変化する場合より大きな減衰を生じる。これを第
9図(a)〜(c)と第10図(a)〜(c)に示す。こ
こで、期間F1では、電圧V0、V4、V5、V3がそれぞれ選
択、非選択、点灯、非点灯電圧となり、期間F2では、電
圧V5、V1、V0、V2がそれぞれ選択、非選択、点灯、非点
灯電圧となる。信号電極X2の走査電極Y4の位置での電圧
波形を第9図(a)、走査電極Y4の電圧波形を第9図
(b)、信号電極X2の走査電極Y4の位置での電圧波形と
走査電極Y4の電圧波形の差を第9図(c)に示す。
による表示のむらが残っていた。ここで、第7図〜第10
図を用いて説明する。第7図は液晶パネル1の構成と表
示内容を示す図である。同図で、2、3は基板で液晶層
(図示せず。)を挟持する。基板2には、複数の走査電
極Y1〜Y6が形成され、基板3には複数の信号電極X1〜X6
が形成されている。走査電極Y1〜Y6と信号電極X1〜X6が
交差している部分が表示ドットとなる。ここで、ハッチ
ングのある表示ドットは点灯していることを示してい
る。なお、この液晶パネルは、走査電極Y1からY6に順に
選択電圧が加わり、Y6の次にY1に再び選択電圧が加わる
ように駆動されている。この時、各信号電極X1〜X6に
は、ある走査電極に選択電圧が加わっている時に、各信
号電極X1〜X6とこの走査電極とが作る表示ドットが点灯
ならば点灯電圧、非点灯ならば非点灯電圧が加わる。こ
こで、表示ドットに加わる実効電圧が大きくなると表示
が濃くなるいわゆるポジ表示をする。なお、液晶パネル
1に直流が印加するのを、防止するために走査電極Y1〜
Y6に全て選択電圧が加わった(これを1フレームと言
い、F1と、第9、第10図に示す。)後、極性を反転した
電圧の組によって、次の1フレームを駆動する(この期
間を、F2と、第9、第10図に示す。) ここで、走査電極Y1〜Y6の抵抗を仮に理想的に0とし
ても、信号電極X1〜X6の抵抗と液晶を誘電体とする表示
ドットの作るコンデンサによってローパスフィルタを構
成する。これを第8図に示す。同図で、Rはある信号電
極X1〜X6の抵抗、Cは表示ドットが作るコンデンサ、グ
ランドは抵抗0の走査電極を示す。この図より、走査電
極(グランド)に対して信号電極の電圧が正から負ある
いは負から正に変化する際に減衰を生じる。従って、頻
ぱんに変化するほど、この信号電極と走査電極の間の実
効電圧は小さくなる。従って、例えば、第7図の信号電
極X2が走査電極Y1〜Y6と作る表示ドットが上から非点
灯、点灯、非点灯、点灯、非点灯、点灯と多く変化する
場合には、信号電極X4が走査電極Y1〜Y6と作る表示ドッ
トが上から非点灯、点灯、点灯、点灯、点灯、非点灯と
少なく変化する場合より大きな減衰を生じる。これを第
9図(a)〜(c)と第10図(a)〜(c)に示す。こ
こで、期間F1では、電圧V0、V4、V5、V3がそれぞれ選
択、非選択、点灯、非点灯電圧となり、期間F2では、電
圧V5、V1、V0、V2がそれぞれ選択、非選択、点灯、非点
灯電圧となる。信号電極X2の走査電極Y4の位置での電圧
波形を第9図(a)、走査電極Y4の電圧波形を第9図
(b)、信号電極X2の走査電極Y4の位置での電圧波形と
走査電極Y4の電圧波形の差を第9図(c)に示す。
同様に、ここで、信号電極X4の走査電極Y4の位置での
電圧波形を第10図(a)、走査電極Y4の電圧波形を第10
図(b)、信号電極X4の走査電極Y4の位置での電圧波形
と走査電極Y4の電圧波形の差を第10図(c)に示す。
電圧波形を第10図(a)、走査電極Y4の電圧波形を第10
図(b)、信号電極X4の走査電極Y4の位置での電圧波形
と走査電極Y4の電圧波形の差を第10図(c)に示す。
同図で、ハッチングをほどこした部分が理想的な電圧
波形に対する不足分である。第9図(C)と第10図
(c)を比べると第9図の方がより多く不足しているこ
とが解る。従って、信号電極X2上の表示ドットはかなり
薄くなり、信号電極X4土の表示ドットはやや薄くなる。
波形に対する不足分である。第9図(C)と第10図
(c)を比べると第9図の方がより多く不足しているこ
とが解る。従って、信号電極X2上の表示ドットはかなり
薄くなり、信号電極X4土の表示ドットはやや薄くなる。
上述のライン反転駆動方法によって、各信号電極と走
査電極の間の電圧の変化の回数をある程度は均一化出来
るが、液晶パネルの表示内容によっては十分に均一化出
来ず表示にむらが生じる。
査電極の間の電圧の変化の回数をある程度は均一化出来
るが、液晶パネルの表示内容によっては十分に均一化出
来ず表示にむらが生じる。
従って、本発明の課題は電圧の変化する際に生じる減
衰を補正し、その目的は表示のむらの無い高品位の液晶
表示装置を提供することにある。
衰を補正し、その目的は表示のむらの無い高品位の液晶
表示装置を提供することにある。
本発明の液晶表示装置は、複数の走査電極が形成され
る基板と複数の信号電極が形成される基板との問に液晶
層を挟持し、前記走査電極と前記信号電極の交差に応じ
て表示ドットを有してなる液晶表示装置であって、前記
複数の走査電極のそれぞれに、フレーム毎に電圧波形が
極性反転し且つ選択電圧及び非選択電圧を有する走査電
圧波形を印加する走査電極駆動手段と、前記複数の信号
電極のそれぞれに、点灯電圧、補正点灯電圧、非点灯電
圧及び補正非点灯電圧から信号電圧を選択して印加する
信号電極駆動手段とを有してなり、前記信号電圧の選択
は、任意の第1の選択期間における表示ドットの点灯・
非点灯を示す第1制御信号及びその直前の第2の選択期
問における表示ドットの点灯・非点灯を示す第2制御信
号の組み合せに応じて、前記第2及び第1の選択期間に
おける前記表示ドットの表示が点灯を継続するときには
点灯電圧、非点灯から点灯へ切り替わるときには補正点
灯電圧、非点灯を継続するときは非点灯電圧、点灯から
非点灯へ切り替わるときには補正非点灯電圧をそれぞれ
選択し、前記補正点灯電圧及び前記補正非点灯電圧を、
前記表示ドットにおける実効電圧の減少を補う電圧とす
ることを特徴とする。
る基板と複数の信号電極が形成される基板との問に液晶
層を挟持し、前記走査電極と前記信号電極の交差に応じ
て表示ドットを有してなる液晶表示装置であって、前記
複数の走査電極のそれぞれに、フレーム毎に電圧波形が
極性反転し且つ選択電圧及び非選択電圧を有する走査電
圧波形を印加する走査電極駆動手段と、前記複数の信号
電極のそれぞれに、点灯電圧、補正点灯電圧、非点灯電
圧及び補正非点灯電圧から信号電圧を選択して印加する
信号電極駆動手段とを有してなり、前記信号電圧の選択
は、任意の第1の選択期間における表示ドットの点灯・
非点灯を示す第1制御信号及びその直前の第2の選択期
問における表示ドットの点灯・非点灯を示す第2制御信
号の組み合せに応じて、前記第2及び第1の選択期間に
おける前記表示ドットの表示が点灯を継続するときには
点灯電圧、非点灯から点灯へ切り替わるときには補正点
灯電圧、非点灯を継続するときは非点灯電圧、点灯から
非点灯へ切り替わるときには補正非点灯電圧をそれぞれ
選択し、前記補正点灯電圧及び前記補正非点灯電圧を、
前記表示ドットにおける実効電圧の減少を補う電圧とす
ることを特徴とする。
上記の構成により、液晶パネルの信号電極の内、加わ
る電圧の極性が走査電極の非選択電圧に対して反転する
信号電極に補正点灯電圧若しくは補正非点灯電圧を印加
出来る。
る電圧の極性が走査電極の非選択電圧に対して反転する
信号電極に補正点灯電圧若しくは補正非点灯電圧を印加
出来る。
以下、実施例を用いて具体的に説明する。
前記したように表示のむらの原因は、走査電極に対す
る各信号電極上の電圧が変化する際の減衰によるもので
ある。従って、この電圧の変化する信号電極だけに減衰
する実効電圧分を付け加えた点灯電圧、非点灯電圧、即
ち補正点灯電圧、補正非点灯電圧を加えれば良い。この
ような補正を行なうための具体的な液晶表示装置の一実
施例を示す。
る各信号電極上の電圧が変化する際の減衰によるもので
ある。従って、この電圧の変化する信号電極だけに減衰
する実効電圧分を付け加えた点灯電圧、非点灯電圧、即
ち補正点灯電圧、補正非点灯電圧を加えれば良い。この
ような補正を行なうための具体的な液晶表示装置の一実
施例を示す。
第1図は本実施例の構成を示す図で、第2図は第1図
における液晶ユニット101の具体的構成の一例を示す図
である。101は液晶ユニットで、液晶パネル201と走査電
極駆動回路205(以後、Yドライバと言う。)と信号電
極駆動回路209(Xドライバと言う。)からなる。102は
液晶表示装置の動作を制御するための一連の制御信号
で、ラッチ信号LP、フレーム信号FR、データイン信号DI
N、Xドライバシフトクロック信号XSCL、その他からな
る。103はデータ信号で、表示パターンを決める信号で
ある。データ信号103は信号XSCLの立ち上がりで変化
し、立ち下がりで液晶ユニット101に取り込まれる。104
は電源回路である。そして105は電源回路104から出力さ
れる走査電極を駆動するのに必要な2組の走査電極用の
電源(以後、Y電源と言う。)である。106は電源回路1
04から出力される信号電極を駆動するのに必要な2組の
信号電極用の電源(以後、X電源と言う。)である。
における液晶ユニット101の具体的構成の一例を示す図
である。101は液晶ユニットで、液晶パネル201と走査電
極駆動回路205(以後、Yドライバと言う。)と信号電
極駆動回路209(Xドライバと言う。)からなる。102は
液晶表示装置の動作を制御するための一連の制御信号
で、ラッチ信号LP、フレーム信号FR、データイン信号DI
N、Xドライバシフトクロック信号XSCL、その他からな
る。103はデータ信号で、表示パターンを決める信号で
ある。データ信号103は信号XSCLの立ち上がりで変化
し、立ち下がりで液晶ユニット101に取り込まれる。104
は電源回路である。そして105は電源回路104から出力さ
れる走査電極を駆動するのに必要な2組の走査電極用の
電源(以後、Y電源と言う。)である。106は電源回路1
04から出力される信号電極を駆動するのに必要な2組の
信号電極用の電源(以後、X電源と言う。)である。
ここで、第1図の各構成要素の具体的構成の一例を示
す。第2図は液晶ユニット101の具体的な構成の一例を
示す。
す。第2図は液晶ユニット101の具体的な構成の一例を
示す。
図に於て、201は液晶パネルで、液晶層を挟む一対の
基板202・203の一方の基板202上に並んだ走査電極Y1〜Y
6が形成され、他方の基板203上に縦に並んだ信号電極X1
〜X6が形成されている。そして走査電極Y1〜Y6と信号電
極X1〜X6が交差して表示ドット204が形成される。な
お、上記液晶パネル201は6×6ドット構成になってい
るが、これは説明を簡便にするためであり、通常これよ
りはるかに大きい。
基板202・203の一方の基板202上に並んだ走査電極Y1〜Y
6が形成され、他方の基板203上に縦に並んだ信号電極X1
〜X6が形成されている。そして走査電極Y1〜Y6と信号電
極X1〜X6が交差して表示ドット204が形成される。な
お、上記液晶パネル201は6×6ドット構成になってい
るが、これは説明を簡便にするためであり、通常これよ
りはるかに大きい。
205はYドライバで、シフトレジスタ回路206とスイッ
チ回路207とレベルシフタ回路208から構成されている。
そして、レベルシフタ回路208の出力は液晶パネル201の
各走査電極Y1〜Y6に導かれる。同図に於て、シフトレジ
スタ回路206は信号LPの立ち下がりで信号DINを取り込
み、信号LPの立ち下がりで順次、信号DINをシフトレジ
スタ回路206の各レジスタ内で順次転送する。ここで、
信号DINは高電位“H"を能動“1"とし、通常、走査電極Y
1〜Y6の数かそれ以上の数の信号LPの数の間隔で1度出
力される。従って、シフトレジスタ206内を“1"のデー
タが順次転送されて通過し、それ以外は非能動“O"とな
る。ここで、シフトレジスタ206は複数のレベルシフタ
回路208と一対一に対応する複数段のレジスタを有して
いる。各段のレジスタの内容はそれぞれ対応する段のレ
ベルシフタ回路208に制御信号C0として出力される。
チ回路207とレベルシフタ回路208から構成されている。
そして、レベルシフタ回路208の出力は液晶パネル201の
各走査電極Y1〜Y6に導かれる。同図に於て、シフトレジ
スタ回路206は信号LPの立ち下がりで信号DINを取り込
み、信号LPの立ち下がりで順次、信号DINをシフトレジ
スタ回路206の各レジスタ内で順次転送する。ここで、
信号DINは高電位“H"を能動“1"とし、通常、走査電極Y
1〜Y6の数かそれ以上の数の信号LPの数の間隔で1度出
力される。従って、シフトレジスタ206内を“1"のデー
タが順次転送されて通過し、それ以外は非能動“O"とな
る。ここで、シフトレジスタ206は複数のレベルシフタ
回路208と一対一に対応する複数段のレジスタを有して
いる。各段のレジスタの内容はそれぞれ対応する段のレ
ベルシフタ回路208に制御信号C0として出力される。
スイッチ回路207は、Y電源105を構成する4個の電圧
V0,V1,V4,V5の内、電圧V0,V4を第1の電圧の組、電圧V
5,V1を第2の電圧の組に分けて、信号FRによってこの2
組の電圧のいずれか一方に切り替えるスイッチである。
V0,V1,V4,V5の内、電圧V0,V4を第1の電圧の組、電圧V
5,V1を第2の電圧の組に分けて、信号FRによってこの2
組の電圧のいずれか一方に切り替えるスイッチである。
ここで、電圧V0、V4をそれぞれ第1の電圧の組の選択
電圧、非選択電圧と言うことにする。同様に、電圧V5、
V1を第2の電圧の組の選択電圧、非選択電圧という。従
って、スイッチ回路207は信号FRに応じて第1と第2の
いずれかの選択電圧と非選択電圧を出力する。
電圧、非選択電圧と言うことにする。同様に、電圧V5、
V1を第2の電圧の組の選択電圧、非選択電圧という。従
って、スイッチ回路207は信号FRに応じて第1と第2の
いずれかの選択電圧と非選択電圧を出力する。
レベルシフタ回路208は、複数の2回路1接点のスイ
ッチから構成されている。
ッチから構成されている。
そして、各レジスタの出力を判定から出力される制御
信号C0が“1"の時、レベルシフタ回路208の各スイッチ
は、スイッチ回路207の出力する選択電圧を選択し、出
力する。
信号C0が“1"の時、レベルシフタ回路208の各スイッチ
は、スイッチ回路207の出力する選択電圧を選択し、出
力する。
そして、制御信号C0が“0"の時、レベルシフタ回路20
8の各スイッチは、スイッチ回路207の出力する非選択電
圧を選択し、出力する。従って、Yドライバ205の動作
は次のようになる。信号DINを信号LPに同期してシフト
レジスタ206に取り込み、転送する。その結果レベルシ
フタ回路208はそれに対応して、順次、選択電圧を対応
する液晶パネル201の走査電極Y1〜Y6に出力する。(こ
こで、選択電圧の加わった走査電極を選択された走査電
極と言う。)この時、残りのレベルシフタ回路は非選択
電圧を出力する。すなわち、先に述べたように、スイッ
チ回路207はフレーム信号FRによってフレーム毎に選択
電圧と非選択電圧を、V0,V4の組とV5,V1の組とで交互に
切り替えて出力するので、レベルシフタ回路208から出
力される選択電圧と非選択電圧の電圧レベルもスイッチ
回路207の切り替えに応じてフレーム毎に切り替えられ
る。更に、レベルシフタ回路208からの出力は、シフト
レジスタ206からの制御信号C0が“1"か“0"かに応じ
て、選択電圧と非選択電圧の一方が選択される。
8の各スイッチは、スイッチ回路207の出力する非選択電
圧を選択し、出力する。従って、Yドライバ205の動作
は次のようになる。信号DINを信号LPに同期してシフト
レジスタ206に取り込み、転送する。その結果レベルシ
フタ回路208はそれに対応して、順次、選択電圧を対応
する液晶パネル201の走査電極Y1〜Y6に出力する。(こ
こで、選択電圧の加わった走査電極を選択された走査電
極と言う。)この時、残りのレベルシフタ回路は非選択
電圧を出力する。すなわち、先に述べたように、スイッ
チ回路207はフレーム信号FRによってフレーム毎に選択
電圧と非選択電圧を、V0,V4の組とV5,V1の組とで交互に
切り替えて出力するので、レベルシフタ回路208から出
力される選択電圧と非選択電圧の電圧レベルもスイッチ
回路207の切り替えに応じてフレーム毎に切り替えられ
る。更に、レベルシフタ回路208からの出力は、シフト
レジスタ206からの制御信号C0が“1"か“0"かに応じ
て、選択電圧と非選択電圧の一方が選択される。
同図で、209はXドライバで、シフトレジスタ回路210
と第1のラッチ回路211と第2のラッチ回路212と第1の
スイッチ回路213と第2のスイッチ回路214と信号FRの変
化を検出する回路215(以後、検出回路と略称する。)
とレベルシフタ回路216から構成されている。そして、
レベルシフタ回路216の出力は液晶パネル201の各信号電
極X1〜X6に導かれる。即ち、シフトレジスタ回路210は
信号電極X1〜X6の数分の段数を有し、同様に、第1のラ
ッチ回路211、第2のラッチ回路212、レベルシフタ回路
216も信号電極X1〜X6に対応して、信号電極数分の個数
設けられる。第1のラッチ回路211のそれぞれは、シフ
トレジスタ回路210の各段に一対一に対応して設けら
れ、ラッチ信号LPをクロック入力するとシフトレジスタ
回路210の対応する段に保持されたデータ信号103を取り
込む。第2のラッチ回路212のそれぞれは、第1のラッ
チ回路211に一対一に対応して設けられ、対応する第1
のラッチ回路211に既に保持されていたデータ信号103
を、ラッチ信号LPをクロック入力することに応じて取り
込む。レベルシフタ回路216のそれぞれは、信号電極X1
〜X6に対応して設けられ、対応する第1のラッチ回路21
1が保持するデータ信号103を制御信号C1、対応する第2
のラッチ回路212が保持するデータ信号103を制御信号C2
として入力し、信号電極X1〜X6のうちの対応する信号電
極に出力する信号電圧を4個の電圧から選択する。
と第1のラッチ回路211と第2のラッチ回路212と第1の
スイッチ回路213と第2のスイッチ回路214と信号FRの変
化を検出する回路215(以後、検出回路と略称する。)
とレベルシフタ回路216から構成されている。そして、
レベルシフタ回路216の出力は液晶パネル201の各信号電
極X1〜X6に導かれる。即ち、シフトレジスタ回路210は
信号電極X1〜X6の数分の段数を有し、同様に、第1のラ
ッチ回路211、第2のラッチ回路212、レベルシフタ回路
216も信号電極X1〜X6に対応して、信号電極数分の個数
設けられる。第1のラッチ回路211のそれぞれは、シフ
トレジスタ回路210の各段に一対一に対応して設けら
れ、ラッチ信号LPをクロック入力するとシフトレジスタ
回路210の対応する段に保持されたデータ信号103を取り
込む。第2のラッチ回路212のそれぞれは、第1のラッ
チ回路211に一対一に対応して設けられ、対応する第1
のラッチ回路211に既に保持されていたデータ信号103
を、ラッチ信号LPをクロック入力することに応じて取り
込む。レベルシフタ回路216のそれぞれは、信号電極X1
〜X6に対応して設けられ、対応する第1のラッチ回路21
1が保持するデータ信号103を制御信号C1、対応する第2
のラッチ回路212が保持するデータ信号103を制御信号C2
として入力し、信号電極X1〜X6のうちの対応する信号電
極に出力する信号電圧を4個の電圧から選択する。
シフトレジスタ回路210は、表示パターンを決める、
点灯か非点灯かを示すデータ信号103を信号XSCLをクロ
ックとして取り込む。(ここで、点灯を能動“1"、非点
灯を非能動“0"とする。)そして、信号電極X1〜X6に対
応した全てのデータ信号(“1"または“0"のデータ)10
3を、ラッチ信号LPが到来するまでに取り込んだ後、シ
フトレジスタ回路210の各段に取り込まれたデータ信号1
03をラッチ信号LPに応じて、6個の第1のラッチ回路21
1のうちのシフトレジスタ回路210の各段に対応する各第
1のラッチ回路211に取り込む。この時、各第1のラッ
チ回路211に取り込まれていた元の内容(前の選択期問
でのデータ信号)はラッチ信号LPに応じて、6個の第2
のラッチ回路212のうちの各第1のラッチ回路211に対応
して設けられている各第2のラッチ回路212に取り込ま
れる。従って、6個の第1のラッチ回路211に取り込ま
れた内容(シフトレジスタ回路210から取り込んだ新し
いデータ信号)は、6個のレベルシフタ回路216のうち
の各第1のラッチ回路211に対応して設けられている各
レベルシフタ回路216に、制御信号C1として出力され、
第2のラッチ回路212に取り込まれた内容(第1のラッ
チ回路から取り込んだ前の選択期間でのデータ信号)
は、6個のレベルシフタ回路216のうちの各第2のラッ
チ回路212に対応して設けられている各レベルシフタ回
路216に、制御信号C2として出力される。6個のレベル
シフタ回路216のそれぞれは、制御信号C1、C2をそれぞ
れ受けて、4個の電圧から、対応する信号電極に出力す
る信号電圧を選択する。
点灯か非点灯かを示すデータ信号103を信号XSCLをクロ
ックとして取り込む。(ここで、点灯を能動“1"、非点
灯を非能動“0"とする。)そして、信号電極X1〜X6に対
応した全てのデータ信号(“1"または“0"のデータ)10
3を、ラッチ信号LPが到来するまでに取り込んだ後、シ
フトレジスタ回路210の各段に取り込まれたデータ信号1
03をラッチ信号LPに応じて、6個の第1のラッチ回路21
1のうちのシフトレジスタ回路210の各段に対応する各第
1のラッチ回路211に取り込む。この時、各第1のラッ
チ回路211に取り込まれていた元の内容(前の選択期問
でのデータ信号)はラッチ信号LPに応じて、6個の第2
のラッチ回路212のうちの各第1のラッチ回路211に対応
して設けられている各第2のラッチ回路212に取り込ま
れる。従って、6個の第1のラッチ回路211に取り込ま
れた内容(シフトレジスタ回路210から取り込んだ新し
いデータ信号)は、6個のレベルシフタ回路216のうち
の各第1のラッチ回路211に対応して設けられている各
レベルシフタ回路216に、制御信号C1として出力され、
第2のラッチ回路212に取り込まれた内容(第1のラッ
チ回路から取り込んだ前の選択期間でのデータ信号)
は、6個のレベルシフタ回路216のうちの各第2のラッ
チ回路212に対応して設けられている各レベルシフタ回
路216に、制御信号C2として出力される。6個のレベル
シフタ回路216のそれぞれは、制御信号C1、C2をそれぞ
れ受けて、4個の電圧から、対応する信号電極に出力す
る信号電圧を選択する。
第1のスイッチ回路213は4個のスイッチ回路からな
り、X電源106を構成する8個の電圧V5L、V5、V3、V3
U、V0U、V0、V2、V2Lの内、電圧V5L、V5、V3、V3Uを第
1の電圧の組、電圧V0U、V0、V2、V2Lを第2の電圧の組
に分けて、信号FRによってこの2組の電圧のいずれか一
方に切り替えて、4個の電圧をそれぞれ出力するスイッ
チ回路である。
り、X電源106を構成する8個の電圧V5L、V5、V3、V3
U、V0U、V0、V2、V2Lの内、電圧V5L、V5、V3、V3Uを第
1の電圧の組、電圧V0U、V0、V2、V2Lを第2の電圧の組
に分けて、信号FRによってこの2組の電圧のいずれか一
方に切り替えて、4個の電圧をそれぞれ出力するスイッ
チ回路である。
ここで、電圧V5L、V5、V3、V3Uをそれぞれ第1の電圧
の組の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電圧、補正非点
灯電圧と言うことにする。同様に、電圧V0U、V0、V2、V
2Lを第2の電圧の組の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯
電圧、補正非点灯電圧と言う。従って、4個のスイツチ
回路213は、フレーム信号FRに応じて、フレーム毎に第
1の電圧の組と第2の電圧の組のいずれか一方の組に交
互に切り替えて、補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電
圧、補正非点灯電圧として出力する。
の組の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電圧、補正非点
灯電圧と言うことにする。同様に、電圧V0U、V0、V2、V
2Lを第2の電圧の組の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯
電圧、補正非点灯電圧と言う。従って、4個のスイツチ
回路213は、フレーム信号FRに応じて、フレーム毎に第
1の電圧の組と第2の電圧の組のいずれか一方の組に交
互に切り替えて、補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電
圧、補正非点灯電圧として出力する。
検出回路215は信号LPに同期して変化する信号FRの変
化を検出する回路である。本実施例では、この回路は信
号FRをデータ、信号LPをクロックとするフリップフロッ
プ回路と排他的論理和回路で構成されている。そして、
信号LPに同期して、信号FRが変化すると次の信号LPがク
ロックとしてフリップフロップ回路に入力するまで能動
“1"な信号、制御信号C3を出力する。従って、信号FRが
変化しない時は非能動“0"となっている。すなわち、検
出回路215は、フレーム信号FRが変化してラッチ信号LP
が到来した最初の選択期間には制御信号C3として“1"を
出力し、次にラッチ信号LPが到来する次の選択期間以降
には制御信号として“0"を出力する。
化を検出する回路である。本実施例では、この回路は信
号FRをデータ、信号LPをクロックとするフリップフロッ
プ回路と排他的論理和回路で構成されている。そして、
信号LPに同期して、信号FRが変化すると次の信号LPがク
ロックとしてフリップフロップ回路に入力するまで能動
“1"な信号、制御信号C3を出力する。従って、信号FRが
変化しない時は非能動“0"となっている。すなわち、検
出回路215は、フレーム信号FRが変化してラッチ信号LP
が到来した最初の選択期間には制御信号C3として“1"を
出力し、次にラッチ信号LPが到来する次の選択期間以降
には制御信号として“0"を出力する。
第2のスイッチ回路214は4個のスイッチ回路からな
り、第1のスイッチ回路213の出力する第1または第2
の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電圧、補正非点灯電
圧について、 検出回路215の出力する信号が能動“1"の時、 補正点灯電圧と点灯電圧、非点灯電圧と補正非点灯電
圧を入れ換える。
り、第1のスイッチ回路213の出力する第1または第2
の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電圧、補正非点灯電
圧について、 検出回路215の出力する信号が能動“1"の時、 補正点灯電圧と点灯電圧、非点灯電圧と補正非点灯電
圧を入れ換える。
非能動“0"の時は、入れ換えずそのまま出力する。
ここで、第2のスイッチ回路214の出力を図で示すよ
うに上からa、b、c、dをとする。
うに上からa、b、c、dをとする。
すると、検出回路215の出力する信号が能動“1"の
時、 aは補正点灯電圧。bは点灯電圧。
時、 aは補正点灯電圧。bは点灯電圧。
cは補正非点灯電圧。dは非点灯電圧。
となる。
そして、非能動“0"の時、 aは点灯電圧。bは補正点灯電圧。
cは非点灯電圧。dは補正非点灯電圧。
となる。
6個のレベルシフタ回路216のぞれぞれは、対応する
第1および第2のラッチ回路211,212に取り込まれて出
力される制御信号C1,C2の値の組合わせに応じて、第2
のスイッチ回路214から出力される4個の電圧a,b,c,dの
いずれかを選択し、信号電極X1〜X6のうちの対応する信
号電極に出力する。
第1および第2のラッチ回路211,212に取り込まれて出
力される制御信号C1,C2の値の組合わせに応じて、第2
のスイッチ回路214から出力される4個の電圧a,b,c,dの
いずれかを選択し、信号電極X1〜X6のうちの対応する信
号電極に出力する。
即ち、制御信号C1が能動“1"で、C2が能動の時、(以
後、能動を1、非能動を0とし、(C1、C2)=(1、
1)と表わす。) aを選択する。
後、能動を1、非能動を0とし、(C1、C2)=(1、
1)と表わす。) aを選択する。
(C1、C2)=(1、0)の時、bを選択する。
(C1、C2)=(0、0)の時、cを選択する。
(C1、C2)=(0、1)の時、dを選択する。
そして、選択した電圧を対応する液晶パネル201の各
信号電極X1〜X6に供給する。
信号電極X1〜X6に供給する。
Xドライバ209の構成は以上のようになっている。
よって、Xドライバ209は、Yドライバ205からn−1
番目の走査電極n−1(n=1,2,…6)に選択電圧が出
力されてその走査電極が選択されている選択期間中に、
次に選択するn番目(n−1が6の時はnは1番目)の
走査電極Ynと信号電極X1〜X6の交差で作る表示ドットの
点灯、非点灯を決めるデータ信号103を、シフトレジス
タ回路210に取り込む。そして、全てのデータ信号103を
取り込んだ後、ラッチ信号LPに応じてシフトレジスタ回
路210の各段に取り込んだデータ信号103を、各段に対応
する第1のラッチ回路211にそれぞれ取り込む。即ち、
6個の第1のラッチ回路211には、n番目の走査電極上
に位置する6個の表示ドットに対応する6個のデータ信
号103が取り込まれる。この時、第1のラッチ回路211に
保持してあったn−1番目の走査電極Yn−1上に位置す
る6個の表示ドットに対応する6個のデータ信号は、6
個の第2のラッチ回路212の対応するラッチ回路に同時
に取り込まれる。
番目の走査電極n−1(n=1,2,…6)に選択電圧が出
力されてその走査電極が選択されている選択期間中に、
次に選択するn番目(n−1が6の時はnは1番目)の
走査電極Ynと信号電極X1〜X6の交差で作る表示ドットの
点灯、非点灯を決めるデータ信号103を、シフトレジス
タ回路210に取り込む。そして、全てのデータ信号103を
取り込んだ後、ラッチ信号LPに応じてシフトレジスタ回
路210の各段に取り込んだデータ信号103を、各段に対応
する第1のラッチ回路211にそれぞれ取り込む。即ち、
6個の第1のラッチ回路211には、n番目の走査電極上
に位置する6個の表示ドットに対応する6個のデータ信
号103が取り込まれる。この時、第1のラッチ回路211に
保持してあったn−1番目の走査電極Yn−1上に位置す
る6個の表示ドットに対応する6個のデータ信号は、6
個の第2のラッチ回路212の対応するラッチ回路に同時
に取り込まれる。
そして、制御信号C3が非能動“0"の時、即ち第1、第
2の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電圧、補正非点灯
電圧の組が切り替わらない時、(C1、C2)=(1、0)
の場合、 即ち、第1のラッチ回路211の内容が点灯を示し、第
2のラッチ回路の内容が非点灯を示している場合、上記
の制御信号C1,C2を入力したレベルシフタ回路216から
は、補正点灯電圧を対応する信号電極X1〜X6に出力す
る。
2の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電圧、補正非点灯
電圧の組が切り替わらない時、(C1、C2)=(1、0)
の場合、 即ち、第1のラッチ回路211の内容が点灯を示し、第
2のラッチ回路の内容が非点灯を示している場合、上記
の制御信号C1,C2を入力したレベルシフタ回路216から
は、補正点灯電圧を対応する信号電極X1〜X6に出力す
る。
同様に、 (C1、C2)=(1、1)の場合、点灯電圧を出力する。
(C1、C2)=(0、1)の場合、補正非点灯電圧を出力
する。
する。
(C1、C2)=(0,0)の場合、非点灯電圧を出力する。
即ち、n−1番目の走査電極が選択されている間に第
1のラッチ回路211の各内容が点灯、非点灯を示してい
たものが、n番目の走査電極が選択される時に、非点
灯、点灯に切り替わるものに対応する信号電極X1〜X6に
のみ、非点灯電圧、点灯電圧の代わりに補正非点灯電
圧、補正点灯電圧を供給する。
1のラッチ回路211の各内容が点灯、非点灯を示してい
たものが、n番目の走査電極が選択される時に、非点
灯、点灯に切り替わるものに対応する信号電極X1〜X6に
のみ、非点灯電圧、点灯電圧の代わりに補正非点灯電
圧、補正点灯電圧を供給する。
同様に、制御信号C3が能動“1"の時、即ち第1、第2
の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電圧、補正非点灯電
圧の組が切り替わる時、 (C1、C2)=(1、0)の場合、点灯電圧を対応する信
号電極X1〜X6に出力する。
の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電圧、補正非点灯電
圧の組が切り替わる時、 (C1、C2)=(1、0)の場合、点灯電圧を対応する信
号電極X1〜X6に出力する。
(C1、C2)=(1、1)の場合、補正点灯電圧を出力す
る。
る。
(C1,C2)=(0、1)の場合、非点灯電圧を出力す
る。
る。
(C1、C2)=(0、0)の場合、補正非点灯電圧を出力
する。
する。
即ち、n−1番目の走査電極が選択されている間に第
1のラッチ回路211の各内容が点灯、非点灯を示してい
たものが、n番目の走査電極が選択される時に、(この
時、第1、第2の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電
圧、補正非点灯電圧の組が切り替わる。)、引き続き点
灯、非点灯になっているものに対応する信号電極X1〜X6
にのみ、点灯電圧、非点灯電圧の代わりに補正点灯電
圧、補正非点灯電圧を供給する。
1のラッチ回路211の各内容が点灯、非点灯を示してい
たものが、n番目の走査電極が選択される時に、(この
時、第1、第2の補正点灯電圧、点灯電圧、非点灯電
圧、補正非点灯電圧の組が切り替わる。)、引き続き点
灯、非点灯になっているものに対応する信号電極X1〜X6
にのみ、点灯電圧、非点灯電圧の代わりに補正点灯電
圧、補正非点灯電圧を供給する。
Xドライバ209は以上のように動作する。
従って、液晶ユニット101は、信号DIN、LPに同期し
て、走査電極Y1〜Y6に順次、選択電圧が加わり、これに
同期して、表示パターンに応じた(補正)点灯若しく
は、(補正)非点灯電圧が信号電極X1〜X6に加わり、液
晶パネル201が表示する。
て、走査電極Y1〜Y6に順次、選択電圧が加わり、これに
同期して、表示パターンに応じた(補正)点灯若しく
は、(補正)非点灯電圧が信号電極X1〜X6に加わり、液
晶パネル201が表示する。
液晶ユニット101は以上の構成と動作を行なう。
次に、第1図の電源回路104の具体的構成の一例を第
3図に示す。図で、301〜309は抵抗器であり、直列に接
続してある。そしてこの両端に電圧V0、V5が印加して
る。これらの抵抗器301〜309は電圧分割回路として働
く。ここで、各抵抗器301〜309に発生する電圧を上から
V0U、V0、V1、V2L、V2、V3U、V3、V4、V5、V5Lとする
と、 V≡V0−V1 =V1−V2 =V3−V4 =V4−V5、 V2−V3=a*V、aは定数で、1〜50程度の値をとる。
3図に示す。図で、301〜309は抵抗器であり、直列に接
続してある。そしてこの両端に電圧V0、V5が印加して
る。これらの抵抗器301〜309は電圧分割回路として働
く。ここで、各抵抗器301〜309に発生する電圧を上から
V0U、V0、V1、V2L、V2、V3U、V3、V4、V5、V5Lとする
と、 V≡V0−V1 =V1−V2 =V3−V4 =V4−V5、 V2−V3=a*V、aは定数で、1〜50程度の値をとる。
V0U−V0=V5−V5L=αV、 V2−V2L=V3U−V34=βV、 (α、β>0)、 の4式が成り立つように各抵抗器301〜309の抵抗値が設
定してある。
定してある。
310は抵抗器301〜309が作る各電圧をその電圧を変え
ず、インピーダンスのみを下げる電圧安定化回路で、演
算増幅回路によるボルテージホロワ回路やトランジスタ
によるエミッタホロワ回路等で構成してある。電圧安定
化回路310は図で示すように抵抗器301〜309によって分
割された各電圧にそれぞれ設けられている。
ず、インピーダンスのみを下げる電圧安定化回路で、演
算増幅回路によるボルテージホロワ回路やトランジスタ
によるエミッタホロワ回路等で構成してある。電圧安定
化回路310は図で示すように抵抗器301〜309によって分
割された各電圧にそれぞれ設けられている。
以上の構成となっており、電圧V0、V1、V4、V5をY電
源105、電圧V0U、V0、V2、V2L、V3U、V3、V5、V5LをX
電源106として第1図の液晶ユニット101に供給してい
る。
源105、電圧V0U、V0、V2、V2L、V3U、V3、V5、V5LをX
電源106として第1図の液晶ユニット101に供給してい
る。
第1図の液晶表示装置は以上の構成になっている。
ここで、実際に表示した場合で、本実施例の動作を説
明する。第4図は第2図の液晶パネル201が表示する表
示内容を示す図である。第4図で、ハッチングしてある
表示ドットが点灯を表わしており、この表示例では信号
電極X2上の表示ドットが上から順に1つおきに点灯し、
信号電極X4上の表示ドットが1番上と1番下を除いて点
灯していることを示している。なお、本実施例では、走
査電極Y1〜Y6が全て選択し終わった後に、液晶パネル20
1に加わる電圧の電力が変化する。即ち、信号FRは走査
電極Y1が選択される時に変化する。(これは、極性を反
転する時を限定するものではなく、必要ならば、任意の
時に信号LPに同期して極性を反転してもなんら構わな
い。)この表示をした時の本実施例は次のように動作す
る。
明する。第4図は第2図の液晶パネル201が表示する表
示内容を示す図である。第4図で、ハッチングしてある
表示ドットが点灯を表わしており、この表示例では信号
電極X2上の表示ドットが上から順に1つおきに点灯し、
信号電極X4上の表示ドットが1番上と1番下を除いて点
灯していることを示している。なお、本実施例では、走
査電極Y1〜Y6が全て選択し終わった後に、液晶パネル20
1に加わる電圧の電力が変化する。即ち、信号FRは走査
電極Y1が選択される時に変化する。(これは、極性を反
転する時を限定するものではなく、必要ならば、任意の
時に信号LPに同期して極性を反転してもなんら構わな
い。)この表示をした時の本実施例は次のように動作す
る。
まず、第2図のXドライバ209の信号電極X2に対応す
る第1、第2のラッチ回路の内容、検出回路の出力する
制御信号C3、出力する電圧は、走査電極Y1〜Y6が順に選
択されると次のように変化する。
る第1、第2のラッチ回路の内容、検出回路の出力する
制御信号C3、出力する電圧は、走査電極Y1〜Y6が順に選
択されると次のように変化する。
即ち、走査電極Y1が選択されている時、 第1のラッチ回路211の内容は“0"、 第2のラッチ回路212の内容は“1"、 制御信号C3は“1"、 レベルシフタ回路216の出力する電圧は、 補正非点灯電圧となる。以後、これを (0、1、1、非点灯電圧)と表記する。
走査電極Y2が選択されている時、 (1、0、0、補正点灯電圧) 走査電極Y3が選択されている時、 (0、1、0、補正非点灯電圧) 走査電極Y4が選択されている時、 (1、0、0、補正点灯電圧) 走査電極Y5が選択されている時、 (0,1、0、補正非点灯電圧) 走査電極Y6が選択されている時、 (1、0、0、補正点灯電圧)となる。
同様に、第2図のXドライバ209の信号電極X4に対応
する第1、第2のラッチ回路の内容、検出回路の出力す
る制御信号C3、出力する電圧は、走査電極Y1〜Y6が順に
選択されると次のように変化する。
する第1、第2のラッチ回路の内容、検出回路の出力す
る制御信号C3、出力する電圧は、走査電極Y1〜Y6が順に
選択されると次のように変化する。
走査電極Y1が選択されている時、 (0、0、1、補正非点灯電圧) 走査電極Y2が選択されている時、 (1、0、0、補正点灯電圧) 走査電極Y3が選択されている時、 (1、1、0、点灯電圧) 走査電極Y4が選択されている時、 (1、1、0、点灯電圧) 走査電極Y5が選択されている時、 (1、1、0、点灯電圧) 走査電極Y6が選択されている時、 (0、1、0、補正非点灯電圧)となる。
これを第5図(a)〜(c)と第6図(a)〜(c)
に示す。信号電極X2の走査電極Y4の位置での電圧波形を
第5図(a)、走査電極Y4の電圧波形を第5図(b)、
信号電極X2の走査電極Y4の位置での電圧波形と走査電極
Y4の電圧波形の差を第5図(c)に示す。
に示す。信号電極X2の走査電極Y4の位置での電圧波形を
第5図(a)、走査電極Y4の電圧波形を第5図(b)、
信号電極X2の走査電極Y4の位置での電圧波形と走査電極
Y4の電圧波形の差を第5図(c)に示す。
同様にここで、信号電極X4の走査電極Y4の位置での電
圧波形を第6図(a)、走査電極Y4の電圧波形を第6図
(b)、信号電極X4の走査電極Y4の位置での電圧波形と
走査電極Y4の電圧波形の差を第6図(c)に示す。
圧波形を第6図(a)、走査電極Y4の電圧波形を第6図
(b)、信号電極X4の走査電極Y4の位置での電圧波形と
走査電極Y4の電圧波形の差を第6図(c)に示す。
T1〜T6は、一方の電圧の組、選択、非選択、補正点
灯、点灯、補正非点灯、非点灯電圧によってそれぞれ各
走査電極Y1〜Y6が選択されている期間を示し、t1〜t6は
他方の電圧の組に切り替わった後の各走査電極Y1〜Y6が
選択されている期間を示している。
灯、点灯、補正非点灯、非点灯電圧によってそれぞれ各
走査電極Y1〜Y6が選択されている期間を示し、t1〜t6は
他方の電圧の組に切り替わった後の各走査電極Y1〜Y6が
選択されている期間を示している。
第5図(a)、(c)で示されるように、信号電極X2
上の電圧が走査電極Y1〜Y6の非選択電圧に対して変化す
る時、(図で、T2〜T6とt2〜t6の期間)減衰を生じる。
しかし、この減衰が生じる時のみ点灯電圧、非点灯電圧
の代わりに補正点灯電圧、補正非点灯電圧を加えること
によって、点灯電圧、非点灯電圧と非選択電圧の差の絶
対値より補正点灯電圧、補正非点灯電圧と非選択電圧の
差の絶対値の方が大きい為、この減衰による信号電極X2
上の各表示ドットに加わる実効電圧の減少を補ってい
る。
上の電圧が走査電極Y1〜Y6の非選択電圧に対して変化す
る時、(図で、T2〜T6とt2〜t6の期間)減衰を生じる。
しかし、この減衰が生じる時のみ点灯電圧、非点灯電圧
の代わりに補正点灯電圧、補正非点灯電圧を加えること
によって、点灯電圧、非点灯電圧と非選択電圧の差の絶
対値より補正点灯電圧、補正非点灯電圧と非選択電圧の
差の絶対値の方が大きい為、この減衰による信号電極X2
上の各表示ドットに加わる実効電圧の減少を補ってい
る。
なお、期間T1とt1では非点灯電圧が加わっているが、
これは、期間t6からT1、T6からt1に移る際に、点灯状態
(補正点灯電圧もしくは点灯電圧が加わっている状態)
から非点灯状態(補正点灯電圧もしくは点灯電圧が加わ
っている状態)に変化すると同時に一方の電圧の組から
他方の電圧の組にきりかわる為、非選択電圧に対する信
号電極X2上の電圧の変化がなく、減衰が生じない。その
為、補正非点灯電圧ではなく、通常の非点灯電圧を印加
している。
これは、期間t6からT1、T6からt1に移る際に、点灯状態
(補正点灯電圧もしくは点灯電圧が加わっている状態)
から非点灯状態(補正点灯電圧もしくは点灯電圧が加わ
っている状態)に変化すると同時に一方の電圧の組から
他方の電圧の組にきりかわる為、非選択電圧に対する信
号電極X2上の電圧の変化がなく、減衰が生じない。その
為、補正非点灯電圧ではなく、通常の非点灯電圧を印加
している。
次に、第6図(a)、(c)で示されるように、信号
電極X4上の電圧が走査電極Y1〜Y6の非選択電圧に対して
変化していない時、(図で、T3〜T5とt3〜t5の期間)減
衰を生じない。従って、この期間には点灯電圧、非点灯
電圧を加える。
電極X4上の電圧が走査電極Y1〜Y6の非選択電圧に対して
変化していない時、(図で、T3〜T5とt3〜t5の期間)減
衰を生じない。従って、この期間には点灯電圧、非点灯
電圧を加える。
なお、期間T1とt1では補正非点灯電圧が加わっている
が、これは、期間t6からT1、T6からt1に移る際に、点灯
状態から引続き点灯状態となっていて、かつ、この時に
一方の電圧の組から他方の電圧の組にきりかわる為、非
選択電圧に対する信号電極X4上の電圧は変化して、減衰
が生じる。その為、非点灯電圧ではなく、補正非点灯電
圧を印加して補正している。
が、これは、期間t6からT1、T6からt1に移る際に、点灯
状態から引続き点灯状態となっていて、かつ、この時に
一方の電圧の組から他方の電圧の組にきりかわる為、非
選択電圧に対する信号電極X4上の電圧は変化して、減衰
が生じる。その為、非点灯電圧ではなく、補正非点灯電
圧を印加して補正している。
以上、述べたように非選択電圧に対して各信号電極X1
〜X6上の電圧が変化する場合に、この変化する信号電極
のみに点灯電圧、非点灯電圧の代わりに補正点灯電圧、
補正非点灯電圧を加えることによって各信号電極上の表
示ドットに加わる実効電圧の減少を補正して、表示のむ
らを解消できる。
〜X6上の電圧が変化する場合に、この変化する信号電極
のみに点灯電圧、非点灯電圧の代わりに補正点灯電圧、
補正非点灯電圧を加えることによって各信号電極上の表
示ドットに加わる実効電圧の減少を補正して、表示のむ
らを解消できる。
なお、本実施例では、補正点灯電圧、補正非点灯電圧
を一定の電圧としたが、信号LPに同期したある一定時間
だけ点灯電圧、非点灯電圧と異なる電圧を持つ電圧を補
正点灯電圧、補正非点灯電圧としても良く、又、任意の
電圧波形形状をしていても良い。即ち、非選択電圧に対
して各信号電極X1〜X6上の電圧が変化する際に生じる減
衰を補正出来ればいかなる形状の補正電圧でも良い。
又、本発明の液晶表示装置を動作する環境温度によっ
て、この液晶表示装置の液晶パネルの液晶の電気的物性
(例えば、誘電率等)が変化することから、補正点灯電
圧、補正非点灯電圧と非選択電圧の差の絶対値を環境温
度に応じて変化させても良い。
を一定の電圧としたが、信号LPに同期したある一定時間
だけ点灯電圧、非点灯電圧と異なる電圧を持つ電圧を補
正点灯電圧、補正非点灯電圧としても良く、又、任意の
電圧波形形状をしていても良い。即ち、非選択電圧に対
して各信号電極X1〜X6上の電圧が変化する際に生じる減
衰を補正出来ればいかなる形状の補正電圧でも良い。
又、本発明の液晶表示装置を動作する環境温度によっ
て、この液晶表示装置の液晶パネルの液晶の電気的物性
(例えば、誘電率等)が変化することから、補正点灯電
圧、補正非点灯電圧と非選択電圧の差の絶対値を環境温
度に応じて変化させても良い。
以上説明したように本発明によれば、表示ドットを点
灯表示から非点灯表示、或いは非点灯表示から点灯表示
へ切り替えるときには、走査電極を選択する選択期間毎
に印加する信号電圧波形を、点灯表示の場合は点灯電圧
ではなく補正点灯電圧に置き換え、非点灯表示の場合は
非点灯電圧ではなく補正非点灯電圧に置き換えてなるの
で、信号電圧の電圧変化により減衰する実効電圧分を補
正することができ、従来の表示むらを著しく改善するこ
とができる。加えて、補正点灯電圧及び補正非点灯電圧
は、点灯電圧及び非点灯電圧を印加する選択期間に、点
灯電圧から補正点灯電圧、非点灯電圧から補正非点灯電
圧に単に置き換えて印加されるので、表示むらを補正す
るための電圧印加タイミング制御が簡単となる。
灯表示から非点灯表示、或いは非点灯表示から点灯表示
へ切り替えるときには、走査電極を選択する選択期間毎
に印加する信号電圧波形を、点灯表示の場合は点灯電圧
ではなく補正点灯電圧に置き換え、非点灯表示の場合は
非点灯電圧ではなく補正非点灯電圧に置き換えてなるの
で、信号電圧の電圧変化により減衰する実効電圧分を補
正することができ、従来の表示むらを著しく改善するこ
とができる。加えて、補正点灯電圧及び補正非点灯電圧
は、点灯電圧及び非点灯電圧を印加する選択期間に、点
灯電圧から補正点灯電圧、非点灯電圧から補正非点灯電
圧に単に置き換えて印加されるので、表示むらを補正す
るための電圧印加タイミング制御が簡単となる。
第1図は本発明液晶表示装置の実施例の装置構成を示す
ブロック図。 第2図は液晶ユニットの構成を示す図。 第3図は電源回路の構成を示す図。 第4図は表示内容の一例を示す液晶パネルの斜視図。 第5図(a)〜(c)は第4図の表示を行なう際の液晶
パネル201の信号電極X2、走査電極Y4、及びその2つの
電圧波形の差の電圧波形図。 第6図(a)〜(c)は第4図の表示を行なう際の液晶
パネル201の信号電極X4、走査電極Y4、及びその2つの
電圧波形の差の電圧波形図。 第7図は従来技術における、液晶パネルの構成と表示内
容の一例を示す液晶パネルの斜視図。 第8図は液晶パネルの電気等価回路を示す回路図。 第9図(a)〜(c)は第7図の表示を行なう際の液晶
パネル1の信号電極X2、走査電極Y4、及びその2つの電
圧波形の差の電圧波形図。 第10図(a)〜(c)は第7図の表示を行なう際の液晶
パネル1の信号電極X4、走査電極Y4、及びその2つの電
圧波形の差の電圧波形図。 101…液晶ユニット 102…制御信号 103…データ信号 104…電源回路 105…Y電源 106…X電源 201…液晶パネル 202、203…基板 204…表示ドット 205…走査電極駆動回路(Yドライバ) 206…シフトレジスタ回路 207…スイッチ回路 208…レベルシフタ回路 209…信号電極駆動回路 210…シフトレジスタ回路 211…第1のラッチ回路 212…第2のラッチ回路 213…第1のスイッチ回路 214…第2のスイッチ回路 215…信号FRの変化を検出する回路(検出回路) 216…レベルシフタ回路
ブロック図。 第2図は液晶ユニットの構成を示す図。 第3図は電源回路の構成を示す図。 第4図は表示内容の一例を示す液晶パネルの斜視図。 第5図(a)〜(c)は第4図の表示を行なう際の液晶
パネル201の信号電極X2、走査電極Y4、及びその2つの
電圧波形の差の電圧波形図。 第6図(a)〜(c)は第4図の表示を行なう際の液晶
パネル201の信号電極X4、走査電極Y4、及びその2つの
電圧波形の差の電圧波形図。 第7図は従来技術における、液晶パネルの構成と表示内
容の一例を示す液晶パネルの斜視図。 第8図は液晶パネルの電気等価回路を示す回路図。 第9図(a)〜(c)は第7図の表示を行なう際の液晶
パネル1の信号電極X2、走査電極Y4、及びその2つの電
圧波形の差の電圧波形図。 第10図(a)〜(c)は第7図の表示を行なう際の液晶
パネル1の信号電極X4、走査電極Y4、及びその2つの電
圧波形の差の電圧波形図。 101…液晶ユニット 102…制御信号 103…データ信号 104…電源回路 105…Y電源 106…X電源 201…液晶パネル 202、203…基板 204…表示ドット 205…走査電極駆動回路(Yドライバ) 206…シフトレジスタ回路 207…スイッチ回路 208…レベルシフタ回路 209…信号電極駆動回路 210…シフトレジスタ回路 211…第1のラッチ回路 212…第2のラッチ回路 213…第1のスイッチ回路 214…第2のスイッチ回路 215…信号FRの変化を検出する回路(検出回路) 216…レベルシフタ回路
Claims (1)
- 【請求項1】複数の走査電極が形成される基板と複数の
信号電極が形成される基板との間に液晶層を挟持し、前
記走査電極と前記信号電極の交差に応じて表示ドットを
有してなる液晶表示装置であって、 前記複数の走査電極のそれぞれに、フレーム毎に電圧波
形が極性反転し且つ選択電圧及び非選択電圧を有する走
査電圧波形を印加する走査電極駆動手段と、 前記複数の信号電極のそれぞれに、点灯電圧、補正点灯
電圧、非点灯電圧及び補正非点灯電圧から信号電圧を選
択して印加する信号電極駆動手段とを有してなり、 前記信号電圧の選択は、任意の第1の選択期間における
表示ドットの点灯・非点灯を示す第1制御信号及びその
直前の第2の選択期間における表示ドットの点灯・非点
灯を示す第2制御信号の組み合せに応じて、 前記第2及び第1の選択期間における前記表示ドットの
表示が点灯を継続するときには点灯電圧、非点灯から点
灯へ切り替わるときには補正点灯電圧、非点灯を継続す
るときは非点灯電圧、点灯から非点灯へ切り替わるとき
には補正非点灯電圧をそれぞれ選択し、 前記補正点灯電圧及び前記補正非点灯電圧を、前記表示
ドットにおける実効電圧の減少を補う電圧とする ことを特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1318335A JP3020228B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 液晶表示装置 |
TW079109140A TW212230B (ja) | 1989-12-07 | 1990-10-29 | |
KR1019900019325A KR100204937B1 (ko) | 1989-12-07 | 1990-11-28 | 액정 표시 장치 |
US07/621,206 US5214417A (en) | 1987-08-13 | 1990-12-03 | Liquid crystal display device |
DE69021843T DE69021843T2 (de) | 1989-12-07 | 1990-12-06 | Flüssigkristallanzeigeeinrichtung. |
EP90123466A EP0431628B1 (en) | 1989-12-07 | 1990-12-06 | Liquid crystal display device |
HK107597A HK107597A (en) | 1989-12-07 | 1997-06-26 | Liquid crystal display device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1318335A JP3020228B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 液晶表示装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11303999A Division JP3070605B2 (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 液晶表示装置の駆動方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03179390A JPH03179390A (ja) | 1991-08-05 |
JP3020228B2 true JP3020228B2 (ja) | 2000-03-15 |
Family
ID=18098017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1318335A Expired - Lifetime JP3020228B2 (ja) | 1987-08-13 | 1989-12-07 | 液晶表示装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0431628B1 (ja) |
JP (1) | JP3020228B2 (ja) |
KR (1) | KR100204937B1 (ja) |
DE (1) | DE69021843T2 (ja) |
HK (1) | HK107597A (ja) |
TW (1) | TW212230B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7911498B2 (en) | 2005-12-12 | 2011-03-22 | Novatek Microelectronics Corp. | Compensation device for non-uniform regions in flat panel display and method thereof |
CN100514407C (zh) * | 2005-12-27 | 2009-07-15 | 联詠科技股份有限公司 | 用于平面显示器的非均匀区域补偿装置及其方法 |
CN100514406C (zh) * | 2005-12-27 | 2009-07-15 | 联詠科技股份有限公司 | 用于平面显示器的非均匀区域补偿硬件装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2906057B2 (ja) * | 1987-08-13 | 1999-06-14 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶表示装置 |
EP0374845B1 (en) * | 1988-12-23 | 1995-04-12 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for driving a liquid crystal display panel |
DE69019196T2 (de) * | 1989-02-23 | 1995-11-02 | Seiko Epson Corp | Flüssigkristallanzeigeeinheit. |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP1318335A patent/JP3020228B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-10-29 TW TW079109140A patent/TW212230B/zh active
- 1990-11-28 KR KR1019900019325A patent/KR100204937B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-12-06 EP EP90123466A patent/EP0431628B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-12-06 DE DE69021843T patent/DE69021843T2/de not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-06-26 HK HK107597A patent/HK107597A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR910012765A (ko) | 1991-08-08 |
TW212230B (ja) | 1993-09-01 |
JPH03179390A (ja) | 1991-08-05 |
EP0431628A3 (en) | 1992-06-03 |
EP0431628A2 (en) | 1991-06-12 |
DE69021843D1 (de) | 1995-09-28 |
HK107597A (en) | 1997-08-22 |
DE69021843T2 (de) | 1996-03-21 |
EP0431628B1 (en) | 1995-08-23 |
KR100204937B1 (ko) | 1999-06-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |