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JP3018005B2 - コンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ装置

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Publication number
JP3018005B2
JP3018005B2 JP1230058A JP23005889A JP3018005B2 JP 3018005 B2 JP3018005 B2 JP 3018005B2 JP 1230058 A JP1230058 A JP 1230058A JP 23005889 A JP23005889 A JP 23005889A JP 3018005 B2 JP3018005 B2 JP 3018005B2
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JP
Japan
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track
track strip
groove
strip
constricted
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JP1230058A
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JPH0395009A (ja
Inventor
旻 上原
Original Assignee
株式会社エレッツ
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Publication date
Application filed by 株式会社エレッツ filed Critical 株式会社エレッツ
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンベヤ装置に関し、無限軌道帯を構成する
軌道帯片と弾性継手とを円弧回転に対応できるように連
続して而も隙間なく繋ぎ、これによってできた無限軌道
帯にスプロケットを直接的に噛合させで回転走行させる
ようにし、さらにその無限軌道帯の載置面に粉粒体や流
動体のような搬送物を直接積込んでも無限軌道帯の載置
面やその側面から荷零れがないように搬送できるように
したものである。
〔従来の技術〕
在来のコンベヤ装置は、前後のスプロケットに無端チ
ェーンを巻掛け、このチェーンに断面矩形上の支持体を
複数個並列に並べて取付け、さらに隣接する支持体間に
隙間を設けて、前後のスプロケット部位においての円弧
回転がスムーズに行えるようになっている。
ところが、前記構造のコンベヤ装置にあっては、段ボ
ール箱や袋体等のような保型物の搬送には適するが、粉
粒体や流動体のようなものは、隣接する支持体間から零
れるため、別個のコンベヤ装置を使用しなければなら
ず、作業効率が非常に悪いという課題があった。
そこで、これを改良するために、特開昭61−166409
号、同61−166413号公報記載の発明のように、前後一対
のスプロケット間に巻掛けたチェーンに左右方向に延び
た支持体を適宜の間隔を設けて複数個取付け、前記各支
持体間の隙間に遮蔽部材を取付け、さらにその支持体平
面の両側内の直上にガイド板を備えたコンベヤが提供さ
れている。これによって保型物の搬送と共に、粉粒体の
搬送の可能であるとしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記公開特許の発明にあっては、支持
体平面の両側内の直上に位置するガイド板の下端が、そ
の支持体平面から離れて隙間が生じている。
そのため、粉粒体や流動体にあっては前記隙間から外
に零れたり流失したりしてしまうという課題が残ってい
る。
なお、前記のガイド板の下端と支持体平面との隙間を
接触させて隙間をなくすとことは、前後スプロケットの
部位において支持体が円弧移動する際に進行方向の支持
体の前後端部の角が当たるために事実上不可能である。
〔課題を解決するための手段〕 そこで、本発明は上記従来の課題を解決し、且つ連結
した無限軌道帯上に粉粒体や流動体のような搬送物を直
接積込んでもその無限軌道帯載置面はもち論のこと、無
限軌道帯の左右方向の側面からの荷零れがないように搬
送できるようにしたことを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の第1は、コンベ
ヤ装置において、前後一対のスプロケットに巻掛け、且
つ運び側に載置面を有する無限軌道帯を、軌道帯片と、
当該軌道帯を連結するための弾性継手とで構成し、前記
軌道帯片の連結方向の端部に細頸溝に連通する括れ凹溝
を形成し、また弾性継手の連結方向の端部に前記軌道帯
片の括れ凹溝に嵌合する括れた頭部を成形し、前記軌道
帯片における左右方向の端面の入口から継手の頭部を挿
入して連結し、且つ軌道帯片の左右方向の両端面に凹溝
部を設け、これに対峙するサイドプロテクタを、その下
部に内向きに形成した突起形の取付け部材に対して走行
方向の後部に向けて多少広角に傾斜して設け、前記取付
け部材を凹溝部に挿入して結合し、前記軌道帯片を連結
したときに隣接するサイドプロテクタ同士の一部が重な
り合うようにすると共に、サイドプロテクタの基部に隙
間防止部材(12)を形成し、且つその隙間防止部材の前
後両端部に円弧突起を形成し、隣接するサイドプロテク
タにおける隙間防止部材の円弧突起と接合させたもので
ある。
本発明の第2は、前記第1の発明に係るコンベヤ装置
において、括れ凹溝を軌道帯片の連結方向の前後の側端
に形成し、且つ弾性継手の連結方向の前後に括れ頭部を
成形したものである。
本発明の第3は、前記第1の発明に係るコンベヤ装置
において、前後一対の又はそれ以上の複数の軌道帯片を
所定間隔を保持して弾性継手で一体成形し、一方の軌道
帯片の端部に括れ凹溝を形成し、他方の軌道帯片の端部
に弾性継手を一体に成形したものである。
本発明の第4は、前記第1の発明に係るコンベヤ装置
において、軌道帯片の平面と反対側の裏面にスプロケッ
トの歯部に噛合する突起を取外しできるように嵌合装着
したものである。
本発明の第5は、前記第1の発明に係るコンベヤ装置
において、軌道帯片の平面にサイドプロテクタと略同一
高さの仕切体を一体又は別体に設けたものである。
〔作 用〕
本発明の作用は次の通りである。すなわち、まず無限
軌道帯の走行方向に相当する軌道帯片の連結方向端部の
括れ凹溝に、その端面の入口から継手を、その一方の頭
部を挿入する。
次いで、前記両継手の他方の頭部を別の軌道帯片の括
れ凹溝に、その凹溝口から挿入することにより、前後一
対の軌道帯片が連結される。同様の要領で設定の長さに
なるまで軌道帯片を継手を介して連結していき、所定の
間隔を保持して配置した前後一対又はそれ以上の複数の
スプロケットに軌道帯片を連結した無限軌道帯を巻掛け
て無限軌道帯を構成する。
このとき、各軌道帯片の左右方向両端面の凹溝部にサ
イドプロテクタ基部の取付け部材を挿入して取付け、そ
して、隣接する軌道帯片のサイドプロテクタ同士は、走
行方向の後部に多少広角傾斜した状態で、その一部が重
なり合っている。
また、各軌道帯片の平面と反対側の裏面に設けた突起
によって前後のスプロケットの位置にある軌道帯片、そ
の突起がスプロケットの歯部に噛み合う。
これによって、無限軌道帯の載置面に乗せた粉粒体又
は流動体等は隣接する軌道帯片間を継手によって隙間な
く塞がれるため、外方に零れ落ちることがない。
また、走行方向に隣接するサイドプロテクタは、その
基部に形成した隙間防止部材の円弧突起の接合によっ
て、軌道帯片の載置面とサイドプロテクタとの平面部位
の隙間も塞がれる。
さらに、軌道帯片の左右方向両端面は、サイドプロテ
クタによって隙間なく密着結合していることにより、粉
体又は流動体等は両側からも零れることなく搬送され
る。
〔実施例〕
図において、1は前後一対のスプロケットに巻掛ける
と共に、搬送物の載置面を持つ無限軌道帯、2及び3は
その無限軌道帯1を形成する軌道帯片と弾性継手であ
り、そのうち、軌道帯片2には、軌道帯片の走行方向と
なる、連結方向の前後両端部に細頸溝41に連通して括れ
凹溝4が形成されている。また、継手3は弾力性を有す
る材質を可とし、その連結方向の前後端部に細頸51と一
体の括れ頭部5を成形する。なお、無限軌道帯の走行方
向における前記軌道帯片及び継手に直交する左右方向の
長さLは、用途に応じて任意に設定できるものである。
そして、軌道帯片2と弾性継手3との組合わせは、第
6・10図においては、前記の両者を別体に成形して結合
してあるが、第11図示のものは軌道帯片2の連結方向の
一端に弾性継手3′を一体に成形してある。
前記第8・10図の軌道帯片の凹溝4と、これに挿入さ
れる弾性継手3の括れた頭部5の断面形状は、円形のほ
か、鎖線示4′・5′の如く四角形、六角形その他の多
角形等任意である。
なお、前記の継手を第10図の鎖線示3nのように弾性材
料を用いないで剛性材料にするものを示すが、その場合
は、スプロケット11と噛合して円弧回転する際、その継
手が撓まないから、その分軌道帯片の凹溝4の頸溝41
の溝幅を大きくするものとし、また、前記継手が剛性材
質の場合は、頭部5を真円形状にする必要がある。
また、第13図にあっては、第11図の軌道帯片片2nの弾
性継手3′と対向側の端部にもう1個の軌道帯片2′を
弾性継手3″によって、所定の間隔Sを保持して一体に
連結したものを示す。なお、第13図の鎖線示のように弾
性継手3′を除去して細頸溝41に連通する括れ凹溝4を
形成し、無限軌道帯1の構成に頭付き弾性継手3を用い
て連結することもできる。
6は軌道帯片2の平面に積層した緩衝体であって、例
えば合成樹脂若しくは合成ゴムを可とし、丈夫で柔軟な
材質を用いる。この緩衝体は、軌道帯片の材質が金属の
場合であり、その表面が滑りやすく、且つ傷を付けては
都合が悪いときに設けるものであって、平面全体を覆う
ことが望ましい。その積層手段は、図示のような軌道帯
片の平面に形成した封止部21に抜け止的に取付けたも
の、又は接着材で貼着したものなど任意である。
7は軌道帯片2の左右の長さ方向の両端面に形成した
凹溝部であり、サイドプロテクタの基部取付け部9を挿
入して結合する。
前記の凹溝部7の形状は、第8・10・11・13図のよう
に取付け部9に対する掛合突縁辺17が対向内向きに形成
されたものであるが、第15・17図示の掛合突縁辺17は、
対向外向きに形成されているものを示す。なお、第7図
の鎖線で示すように掛合突縁辺93を軌道帯片の平面21
押さえる位置に設け、取付け部材9とで挟持することも
できる。
8は板状のサイドプロテクタであり、その基部に突起
型の取付け部材9を内向きに設けてある。なお、前記サ
イドプロテクタには取付け部材9に対して走行方向の後
部に向けて多少の広角になっている傾斜角度θ′(第7
図示では約5゜)を形成してある。
10は軌道帯片2の平面21と反対側の裏面に設けたスプ
ロケットに噛合するための突起であって、適宜の間隔を
保持して前後に配置したスプロケット11の歯と歯(111
・112……11n)の間の凹部(111′・112′……11n′)
に噛合する形状を成している。そして、前記の突起10
は、図示例においては取付け部材9と一体に設けてあ
る。
12はサイドプロテクタの基部に形成した隙間防止部材
であり、前後端部に形成した円弧突起121・122が隣接す
るサイドプロテクタの隙間防止部材の円弧突起と接合す
ることによって、サイドプロテクタ部位の平面の隙間を
塞いでいる。
前記のサイドプロテクタは、これと一体の取付け部材
9を凹溝部7に端面の入口42から挿入することによっ
て、軌道帯片2に密着的に結合する。
この場合、各軌道帯片に取付けたサイドプロテクタ8
は、その走行方向の後部に向けて多少広角になっている
傾斜部によって、隣接するサイドプロテクタに、その一
部が傾斜状態で重なり合うように配置されている。ま
た、各サイドプロテクタには走行方向の中程に段差を形
成し、その翼片同士を重ねたときに多少の間隙gが保持
されている。
前記の取付け部材9は、第9図のようにサイドプロテ
クタ8の基部にあけられた孔90を介して軌道帯片の孔部
20にボルト13を挿入して締付けるようにしてある。
なお、前記スプロケットの歯(111・112……11n
は、弾性継手3によって連結した前後一対の軌道帯片2
・2間に入り込むようになっている。この場合、スプロ
ケットの歯が適正に噛合するように各軌道帯片の連結方
向の側面に前記の歯に合わせて斜面を形成するものとす
る。なお、その傾斜角度θは図示例は45゜に設定してあ
る。
14は軌道帯片の平面21に設けた仕切体であって、第19
・20図示のものは、軌道帯片2と別たいに設け、前記軌
道帯片の平面21に形成した凹部15に嵌込んで起立させた
ものである。
第21〜24図は、軌道帯片の平面21に仕切体14を一体成
形したものを示す。なお、前記仕切たいのたかさはサイ
ドプロテクタ8と同じに設定することが望ましい。
図中16は軌道帯片の平面21と対向する下側のに設けた
突起10を受ける凹溝形のガイドレールである。
〔具体的な使用例〕
次に上記実施例に基づく具体的な使用例を説明する。
まず、第8・9図及び第10図は、単一の軌道帯片2の連
結方向の前後端部における括れ凹溝4に、その入口42
ら弾性継手3の一方の頭部5を挿入し、次に別の軌道帯
片2の括れ凹溝4に前記継手の他方の頭部を入口から挿
入する。これによって、走行方向における前後一対の軌
道帯片2・2が連結される。
次に、第11・12図及び第13・14図においては、予め軌
道帯片2の一端に弾性継手3′が一体成形され、他端に
括れ凹溝4が形成されているので、その弾性継手の片方
の頭部5を別の軌道帯片に挿入して連結する。
同様の要領で全長が設定の長さになるまで軌道帯片2
を弾性継手3′を介して連結していき、所定の間隔を保
持して配置した前後のスプロケット11・11′に連結した
軌道帯片を巻掛けて無限軌道帯1を構成する。
そして各軌道帯片の左右方向の両端面の凹溝部7にサ
イドプロテクタ8の取付け部材9を挿入結合し、さらに
ボルト13によって抜けないように締付けて結合する。そ
して、隣接するサイドプロテクタ同士は、その一部が走
行方向の後部に広角傾斜した状態で重なり合っている。
前記の取付け部材は、サイドプロテクタ8に対して内
向きに設けられ、且つその下面に突起10が設けられてい
るから、前後のスプロケットの位置にある軌道帯片2の
前記突起10は、スプロケットの歯(111・112……11n
に噛合する。
この状態で、モーター駆動に無限軌道帯1を運転開始
すると、その無限軌道帯の載置面11に乗せた粉粒体又は
流動体等の搬送物は隣接する軌道帯片2・2間を繋ぐ継
手によって隙間なく塞がれ、且つ括れた凹溝4と頭部5
とによって、隣合う軌道帯片同士の引張力に対しても、
その継手が軌道帯片から外れたり抜けたりすることなく
連結されている。そして、無限軌道帯1がスプロケット
の歯の噛合位置にくると、第10図のように弾性継手が撓
みながら円弧回転する。
この場合、無限軌道帯1の継手が非弾性の剛性材質に
あっては、第10図鎖線示のように円形頭部が円形凹部の
中を移動しながら前記無限軌道帯が円弧回転する。
また、軌道帯片2の左右方向の両側端面に取付けたサ
イドプロテクタ8は、走行方向に隣接する隙間防止部材
12の円弧突起122・122の接合により、また翼片81・81
士の半分程度が傾斜状に重なり合わせてあることによ
り、直線走行のほか、スプロケット部位における円弧回
転においても、サイドプロテクタ同士が隙間なく、而も
前記翼片の重なりが外れることはなく搬送される。
なお、軌道帯片2に仕切体14を起立させる場合は、別
体の仕切板については、搬送物に応じて走行方向の任意
の長さになるように軌道帯片2に全部若しくは1個飛び
ないしは数個飛びに設けることもできる。
また、軌道帯片2の凹部15に仕切体14を起立させない
ときは、第19図の鎖線示のように仕切板の基部141と同
じ部材141′を嵌込むことによって軌道帯片2の平面を
平坦にするものである。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成であるから、次のような効果があ
る。まず、無限軌道帯を構成する軌道帯片が頭付きの継
手によって連結されているから、隣接する軌道帯片間の
隙間が完全に遮断され、而も継手の括れ頭部と括れ凹部
との挿入結合によって外れたり、抜けたりすることがな
くて、形状が一定の無限軌道帯が得られる。前記の各軌
道帯片を繋ぐ継手は弾力性を持たせてあることによっ
て、無限軌道帯を直接巻掛けたスプロケットに馴染んで
円弧回転することもできる。
また、軌道帯片の連結方向の両端に括れ凹溝を形成
し、これを継手の括れ頭部で連結するから、両者の互換
性があり、2種類の部品によって長さを自由に設定でき
る無限軌道帯が得られる。
次に、2個又はそれ以上の軌道帯片をつなぐのに、予
め弾性継手の一端を一方の軌道帯片に一体に成形してあ
るから、1種類の部品で無限軌道帯が得られると共に、
その一体成形の継手具と軌道帯片との結合が前記請求項
(2)に比べて1工程省略できる。また、2個一対の軌
道帯片が予め連結され、且つ、その一方の軌道帯片に弾
性継手が一体に成形されていることにより、無限軌道帯
の構成部品が1種類だけで無限軌道帯が得られると共
に、同じ長さの無限軌道帯を構成するのに、請求項
(2)のそれに比べて部品数が少なくでき、且つ、その
組み立て工程数も大幅に省略される。
続いて、軌道帯片の左右両端面に凹溝を形成し、これ
に対峙するサイドプロテクタ下部の取付け部材を内向き
に且つ傾斜を持たせて設け、前記取付け部材を介してプ
ロテクタを軌道帯片に結合し、前記軌道帯片を連結した
ときに隣接するプロテクタ同士の一部が常に重なり合う
ようにし、而も隙間防止部材によって隣接するサイドプ
ロテクタの基部の円弧突起を接合したものであるから、
無限軌道帯の走行が直線走行はもち論のこと、スプロケ
ットにかかる円弧回転部位においても、無限軌道帯の左
右両側端部は隙間なく遮蔽される。従って、無限軌道帯
の載置面に乗せた搬送物が粉粒体や流動体であっても両
側から外に零れることがなく、搬送作業が確実且つ安全
である。
そして、軌道帯片の左右方向の両端面の入口から挿入
できるから、その軌道帯片同士の連結操作が簡単であ
る。而も、軌道帯片の凹溝及び弾性継手の頭部の断面形
状を円形又は多角形など任意に成形することができる。
さらに、軌道帯片の載置面と反対面の裏面にスプロケ
ットの歯に噛合する突起を取外しできるように装着した
から、従来のようにチェーン機構を無限軌道帯の左右両
側の外方に出っ張らして設ける必要がなく、全体をコン
パクトに製作することができる。
その上、軌道帯片の平面に荷零れしないような高さに
設定してあるサイドプロテクタと同じ高さの仕切体を一
体又は別体に起立させたから、仕切体によって無限軌道
帯の載置面を走行方向に任意の長さに区画室を形成する
ことができ、これによってコンベヤ装置を上り板又は下
り板に傾斜して設置した場合に、載置した搬送物がずれ
ることがなく、確実に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンベヤ装置の実施例を示し、第1
図は全体の正面図、第2図は第1図の一部の平面図、第
3図は第2図の3−3線に沿う断面図、第4図は第2図
の4−4線に沿う拡大断面図、第5図は第4図の平面
図、第6図は第5図の6−6線に沿う断面図、第7図は
第6図の平面図、第8図は第6図右側面図、第9図は第
6図の左側面図、第10図は第4図の連結した軌道帯片と
スプロケットとの噛合状態を示す一部の拡大正面図、第
11図は第4図示の軌道帯片のさらに別の変形例を示す第
12図における11−11線に沿う断面図、第12図は第11図の
平面図、第13図は第4図示の軌道帯片のさらにまた別の
変形例を示す第14図における13−13線に沿う断面図、第
14図は第13図の平面図、第15図は第4図示の軌道帯片の
他の変形例を示す第16図における15−15線に沿う一部断
面図、第16図は第15図の平面図、第17図は第6図示のプ
ロテクタの他の変形例を示す第18図における17−17線に
沿う断面図、第18図は第17図の平面図、第19図は仕切体
を別体に作り、その基部を軌道帯片の平面に設けた凹部
を嵌込んで起立させた、第20図の19−19線に沿う断面
図、第20図は第19図の平面図、第21図は軌道帯片の平面
に仕切体を一体成形により起立させた、第22図の21−21
線に沿う断面図、第22図は第21図の平面図、第23図は第
21図の他の変形例を示す第24図の23−23線に沿う断面
図、第24図は第23図の平面図である。 1……無限軌道帯 2……軌道帯片 3……継手 4……括れ凹溝 5……括れ頭部 6……緩衝体 7……凹溝部 8……サイドプロテクタ 9……取付け部材 10……突起 11・11′……スプロケット 12……隙間防止部材 13……ボルト 14……仕切体 15……仕切体用の凹部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後一対のスプロケット(11)・(11′)
    に巻掛け、且つ載置面(11)を有する無限軌道帯(1)
    を、軌道帯片(2)と、当該軌道帯片を連結するための
    弾性継手(3)とで構成し、前記軌道帯片の連結方向の
    端部に細頸溝(41)に連通する括れ凹溝(4)を形成
    し、また弾性継手(3)の連結方向の端部に前記軌道帯
    片の括れ凹溝(4)に嵌合する括れた頭部(5)を成形
    し、前記軌道帯片における左右方向の端面の入口(42
    から継手の頭部(5)を挿入して連結し、且つ軌道帯片
    (2)の左右方向の両端面に凹溝部(7)を設け、これ
    に対峙するサイドプロテクタ(8)を、その下部に内向
    きに形成した突起形の取付け部材(9)に対して走行方
    向の後部に向けて多少広角に傾斜して設け、前記取付け
    部材(9)を凹溝部(7)に挿入して結合し、前記軌道
    帯片を連結したときに隣接するサイドプロテクタ同士の
    一部が重なり合うようにすると共に、サイドプロテクタ
    (8)の基部に隙間防止部材(12)を形成し、且つその
    隙間防止部材の前後両端部に円弧突起(121)・(122
    を形成し、隣接するサイドプロテクタにおける隙間防止
    部材の円弧突起と接合させたことを特徴とするコンベヤ
    装置。
  2. 【請求項2】括れ凹溝(4)を軌道帯片(2)の連結方
    向の前後の側端に形成し、且つ弾性継手(3)の連結方
    向の前後に括れ頭部(5)を成形した請求項(1)記載
    のコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】前後一対の又はそれ以上の複数の軌道帯片
    (2′)・(2n)を所定間隔(S)を保持して弾性継手
    (3″)で一体成形し、一方の軌道帯片(2′)の端部
    に括れ凹溝(4)を形成し、他方の軌道帯片(2n)の端
    部に弾性継手(3′)を一体に成形した請求項(1)記
    載のコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】軌道帯片(2)の平面(21)と反対側の裏
    面にスプロケットの歯部(111・112……11n)に噛合す
    る突起(10)を取外しできるように嵌合装着した請求項
    (1)記載のコンベヤ装置。
  5. 【請求項5】軌道帯片(2)の平面(21)にサイドプロ
    テクタ(8)と略同一高さの仕切体(14)を一体又は別
    体に設けた請求項(1)記載のコンベヤ装置。
JP1230058A 1989-09-05 1989-09-05 コンベヤ装置 Expired - Lifetime JP3018005B2 (ja)

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