JP3017135U - 車両用空冷クッション - Google Patents
車両用空冷クッションInfo
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- JP3017135U JP3017135U JP1995002579U JP257995U JP3017135U JP 3017135 U JP3017135 U JP 3017135U JP 1995002579 U JP1995002579 U JP 1995002579U JP 257995 U JP257995 U JP 257995U JP 3017135 U JP3017135 U JP 3017135U
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- cushion
- air
- blower
- vehicle
- cushion body
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- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 適時に風を内部に流通させることにより座っ
た者の臀部や背部から伝わる熱量を排除して涼しい感じ
を与える車両用空冷クッションを提供する。 【構成】 車両座席上面に載置されるクッション体
(1)内部に設けられたブロワー(2)を、適時に起動
することにより駆動回転させて該クッション体(1)内
に空気を導入流通させ、かつ該クッション体(1)を必
要に応じて任意に連接して適当な大きさに拡張できるよ
うにすると共に、該クッション体(1)を内部に容置空
間(120)を具えるよう一体成型された上部クッショ
ン部(10)と下部クッション部(200)の互いの周
縁を重畳密封接合して形成し、並びに該クッション体
(1)に内装されたブロワー(2)の作用により該クッ
ション体(1)内に冷たい空気を流動させると同時に、
該クッション体(1)に具えた出気孔(100)より流
出させて、ドライバーや乗客の臀部及び背部の蒸し熱さ
を排除できるようにする。
た者の臀部や背部から伝わる熱量を排除して涼しい感じ
を与える車両用空冷クッションを提供する。 【構成】 車両座席上面に載置されるクッション体
(1)内部に設けられたブロワー(2)を、適時に起動
することにより駆動回転させて該クッション体(1)内
に空気を導入流通させ、かつ該クッション体(1)を必
要に応じて任意に連接して適当な大きさに拡張できるよ
うにすると共に、該クッション体(1)を内部に容置空
間(120)を具えるよう一体成型された上部クッショ
ン部(10)と下部クッション部(200)の互いの周
縁を重畳密封接合して形成し、並びに該クッション体
(1)に内装されたブロワー(2)の作用により該クッ
ション体(1)内に冷たい空気を流動させると同時に、
該クッション体(1)に具えた出気孔(100)より流
出させて、ドライバーや乗客の臀部及び背部の蒸し熱さ
を排除できるようにする。
Description
【0001】
本考案は空冷クッションに関し、特に座った者から伝導された体温を迅速に排 除できる車両用空冷クッションに関する。
【0002】
因に、屋内駐車場の欠乏から、熱い日差しの照付く屋外に車両を駐車する場合 が少なく無く、たとえ車窓に価格高い断熱日除けシートを貼ったとしても太陽の 熱い日差しの中に長時間曝け出していると、その断熱日除けシートの熱阻隔効果 に限りがあるので車内が蒸し熱くなるのを免れず、この蒸し暑くなった車内に入 ると、恰も熱しきったブロイラーパンに座ったような感じにとらわれ勝ちである 。
【0003】
このため、本考案者は先に台湾新型専利出願第83213717号の「車用空 冷クッション」を考案したのであり、該「車用空冷クッション」は確か適時に内 部に風を流通させて座った人に涼しい感じを与え、真夏の太陽が照る時にドライ バーや乗客が車内に入って座った瞬間或いは長時間座っても暑さを感じさせずに 、滑止めや按摩及び湿疹防止効果を具えているが、本考案者はこれだけに飽きた らず、さらに研究を重ねた結果、遂に本考案を完成したのであり、即ち、本考案 は、適時に風を内部に流通させることによりシートを冷やして、座った者の臀部 や背部から伝わる温みを排除して涼しい感じを与える車両用空冷クッションを提 供することを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するため、本考案は、空気不透過性半柔軟シート材でなる上部 クッションと空気不透過性シート材でなる下部クッションの互いの周縁を重畳し て気密状に接合し、該上部クッションに一端より嵌着部、凭れクッション部、屈 折部及び座りクッション部を順に形成して、該嵌着部に容置空間を内設すると共 に、該嵌着部表面に入気口を開設して、該上部クッションの凭れクッション部、 屈折部及び座りクッション部にわたる上、下面に、それぞれ複数の適当な長さ、 幅、高さの凸状ブロック及び凸柱を上下一体に突設し、且つ該凸状ブロック間に 多数の出気孔を配設して、各凸状ブロックや各凸柱の間における該上部クッショ ン及び下部クッション間にそれぞれ気体の流通経路を形成し、さらに上部クッシ ョンと各凸柱間に通気空間を形成してなるクッション体と;上記嵌着部の容置空 間に固定され、その送風口を上記クッション体の流通経路に連通させて、その表 面に開設された吸気口内にモータによって駆動回転される羽根車を設けると共に 、該モータの導電線にプラグを経て車両の喫煙ライターのソケットと連結した延 長線でなる電源線を連接して、該吸気口上に保護網及び透し部材を順に被着させ てなるブロワーと;を、適当数なボルトにより上から下へと順に該透し部材、保 護網、上部クッションとブロワーの固定孔、下部クッションを貫挿螺定して、車 両エンジンを起動すれば該ブロワーにより内部に空気を流動させて空冷できるよ うに構成される。或いは、そのクッション体を上部クッションの凭れクッション 部、屈折部及び座りクッション部にわたる底面に適当な間隔おきに多数の凸柱を 凸設して、それぞれ凸柱と凸柱との間に気体の流通経路となる通気空間を形成し 、且つ該座りクッション部末端に多数の出気孔を設けるように構成しても良い。
【0005】 そして、上記屈折部底面に下向きに凸起する多数の長手向き排列かつ互いの間 隔距離が比較的狭い複数の円型凸柱を設けて、該屈折部底面を多数の長手向きガ イド風道に区切り、且つ該多数の長手向きガイド風道により上記凭れクッション 部及び座りクッション部底面の通風経路を連通させるようにして;上記ブロワー の導電線と上記プラグを経て車両の喫煙ライターのソケットと連結した延長線と の間に可変抵抗器を取付けて、該ブロワーの風量を調整するようにし;上記容置 空間内に脱臭機を配設して、該脱臭機の出気口と上記ブロワーの送風口を同じ向 きにして上記上部クッションの通気空間に連通させ、さらに該脱臭機の電源線と 該ブロワーの電源線を互いに並列連結して;上記上部クッションに伸縮性布地を 被覆させて一体に熱圧成型すれば一層好ましくなる。
【0006】
上記のように構成された本考案は、電源として車両煙草ライターのソケットに 挿着して、起動すればブロワーによりクッション体内に空気を流動させて通気脱 熱作用を生じさせ、そして、車内における空気が十分に冷却されると、その脱臭 機を経て出気口から流入した冷たい空気が更に透し部材、上部クッションの入気 口、ブロワーの吸気口を経て送風口からクッション体内に吹き込れることになり 、かつ屈折部底部の多数条の長手向きガイド風道を通じて順調に凭れクッション 部と座りクッション部底面の凸柱間の気体流通経路に導入されるので、冷たい空 気が該クッション体の屈折部において流動を阻止されずに、この冷たい空気のク ッション内部における流動により該クッション体の熱を奪い、しかる後、該凭れ クッション部及び座りクッション部に布設された多数の出気孔から逸出する時に 、多数の凸状ブロック間を流動して涼しい快適な感じを座った人に与えるのであ り、また、可変抵抗器を連接していることから、クッション体の多数の出気孔か ら逸出する風量を適当な大きさに調整することができる。
【0007】 本考案の上記またはその他の目的、特徴及び利点は、図面を参照しながら下記 実施例の詳細な説明から一層あきらかとなろう。
【0008】
図1,2に示すのは、本考案における第1の比較的好ましい実施例の平面図及 びそのII−II線断面図であり、図示の如く、本考案は、大方クッション体1,ブ ロワー2,脱臭機3,充填物4及び可変抵抗器5などを具えて; 該クッション体1は上部クッション10及び下部クッション200を含み、該 上部クッション10は半柔軟性の空気不透過性皮シート材(PVC或いはEVA …など)を一体成型してなり、該下部クッション200は空気不透過性シート材 (例えば布材、皮材、ラテックスなど)を一体に成型して造られ、両者は互いに 周縁を重畳させてミシンにより約1.5 cm幅の玉ぶち11をつけて密接に縫合せら れる。該上部クッション10は一端より順に嵌着部12,凭れクッション部13 ,屈折部14及び座りクッション部15など4つの部分を形成して、該嵌着部1 2の上端面を隆起させて約32mm高さの容置空間120を設け、且つ該嵌着部1 2表面に入気口121を開設する。そして、図2に示す如く、該上部クッション 10の凭れクッション部13,屈折部14及び座りクッション部15にわたる上 、下面に、それぞれ複数の所定長さ、幅、高さの凸状ブロック16及び凸柱17 を上下一体に適当な間隔に互いに交錯させた状態で配設して、多数の凸状ブロッ ク16や凸柱17におけるクッション面上方或いはクッション面下方の間隔をそ れぞれ気体の流通経路に形成し、かつ該クッション体1内部の各凸柱17間に通 気空間を形成して、該上部クッション10の凸状ブロック16間に交錯状に互い に多数個排列して行をなす出気孔100を開設し、該出気孔100の横向き及び 長手向きの分布数量と孔径を送風量の大小から換算して決定する。さらに、該屈 折部14底面は下向きに複数列の長手向き排列かつ互いの間隔距離が比較的狭い 複数の円型凸柱17を成型して、該屈折部14底面を多数条の長手向きガイド風 道141に区切り、該多数条の長手向きガイド風道141により有効に該凭れク ッション部13及び座りクッション部15底面の気体流通経路を直列に連通させ る。
【0009】 該ブロワー2と該脱臭機3は、図3,4に示すように、上記嵌着部12の容置 空間120内に並列固設され、該容置空間120は周囲に充填物4(例えば、ス ポンジ)を嵌着固定しており、該ブロワー2は上端面に吸気口20を設けて、該 吸気口20上面に金属製の保護網21を被せ、該保護網21はブロワー2内の羽 根車を保護して圧迫されて回転しなくなるのを防止すると共に、該ブロワー2本 体と上部クッション10を密閉接合させて気体が玉ぶち11を付けた縫い目から 漏洩するのを防ぐ。そして、該上部クッション10の嵌着部12の入気口121 孔径をブロワー2の吸気口20孔径よりやや大きくし、かつ該入気口121上方 に透し部材22(透し座金或いは網)を被着させて、平頭ボルト23を透し部材 22,保護網21,上部クッション10とブロワー2の固定孔、下部クッション 200の順に上から下へと貫挿してナットにより螺定する。該ブロワー2の吸気 口20内には下方のモータ25の駆動によって回転する羽根車24を設けており 、該モータ25に電源線26を連結すると同時に、該ブロワー2の凭れクッショ ン部13向き側面に送風口27を開設して、該送風口27の送風量を出気口10 0の分布数量と孔径の大きさによって決める。
【0010】 該脱臭機3は市販されているオゾン発生機などのようなもので、その出気口3 0を該ブロワー2の送風口27と同じ向きにして上記容置空間120内に並設さ れ、その底座をボルトにより該下部クッション200上に螺定して、該脱臭機3 と連結した電源線31と該ブロワー2の電源線26を並列させ、かつ該クッショ ン体1のミシン縫い玉ぶち11内沿いに延伸させて座りクッション部15側縁よ り伸出させてそれぞれに電気プラグを連結する。
【0011】 また、図1に示すように、該市販の可変抵抗器5は、その座りクッション部1 5側縁と相対する一方側縁に両ソケット51,52を設けて表面に調整ノブ53 を形成し、かつその他方側縁に電源ソケット54を装設して、該電源ソケット5 4と上記一方側縁の片方ソケット51を並列して上記プラグ32に押し込ませて 電源を導入し、残った片方ソケット52は該可変抵抗器5内部の電気回路と連結 した後、さらに電源ソケット54に連接して上記ブロワー2のもう一方のプラグ 28を挿着させ、該電源ソケット54は車両の喫煙用ライター(図示せず)内に 挿設されるプラグからの延長線55と連結される。
【0012】 そして、本考案における上記各構成部材を組立てる時は、図5に示すように、 そのクッション体1を弾性バンド18により車両座席に固定するのであり、該ブ ロワー2を常時ドライバー肩部後方の斜め上側に位置付け、或いは該ブロワー2 に適当な被り蓋構造を設けて吸気口20をクッション体1上端側面に移し、該ブ ロワー2の吸気口20における冷たい空気を順調に支障なく流通させる。
【0013】 また、使用する時は、平常から上記延長線55をプラグを経て車両喫煙用ライ ター(図示せず)に内挿して、ドライバーが蒸し暑い車両に入って起動すれば、 該ブロワー2及びクッション体1により初歩的な通風放熱作用を生じさせ、そし て、車内の空気が十分に冷却されると、脱臭機3を経てその出気口から流入する 冷たい空気は、さらに透し部材22,上部クッション10の入気口121,ブロ ワー2の吸気口20を経て送風口27からクッション体1内に吹き込れることに なり、かつ屈折部14底部の多数条の長手向きガイド風道141を通じて順調に 凭れクッション部13と座りクッション部15底面の円型凸柱17間の通気経路 に導入されるので、冷たい空気が該クッション体1の屈折部14において流動を 阻止される恐れがなく、この冷たい空気のクッション内部における流動により該 クッション体1の温みを奪い、しかる後、該凭れクッション部13及び座りクッ ション部15に布設された多数の出気孔100から逸出する時に、多数の凸状ブ ロック16間を流動して涼しい快適な感じを座った者に与えるのである。
【0014】 そして、本考案は可変抵抗器5を連接しているので、その調整ノブ53により クッション体1の多数の出気孔100から逸出する風量を適当な大きさに調整す ることができる。 ここで付け加えたいことは、本考案のクッション体1は必要に応じて適当な数 を連結して拡大使用することができるので、ドライバー、前、後席の乗客全体に 風通しの良い涼しい座席を提供して、ドライバーの心身を快適な状態に保持して 運転の安全性を期することができると共に、その他の長時間座って工作する人員 や長時間座ると不都合な人(例えば、痔疾患者)に提供して使用させることがで き、単に喫煙用ライターに挿込まれるプラグからの延長線55を電源アダプター に替えれば良いのである。
【0015】 図5,6に示すのは、本考案における比較的好ましい第2の実施例の平面表示 図及びそのC−C線断面図であり、図示の如く、そのクッション6の半柔軟空気 不透過性シート材でなる上部クッション60は一体に熱圧成型されて周縁に玉ぶ ち61をミシン縫いされており、該上部クッション60は第1の実施例同様に順 に嵌着部62,凭れクッション部63,屈折部64,及び座りクッション部65 等の4部分を具えて、該嵌着部62の上端面を隆起させて約32mm高さの容置空 間620を内部に形成し、且つ該嵌着部62上端面に入気口621を形成する。 そして、図6に示す如く、該上部クッション60の上、下面に、それぞれ複数の 所定長さ、幅、高さの凸状ブロック66及び凸柱67を互いに平行且つ直列排列 するように設け、並びに該クッション6内の凸柱67間に通気空間を形成すると 共に、該多数の凸状ブロック66及び凸柱67の間におけるそれぞれクッション 面上とクッション面下に気体の流通経路を形成し、さらに該上部クッション60 の凸状ブロック66間に交錯状に互いに多数個排列して行をなす出気孔600を 開設する。同様に該屈折部64底面にも下向きに数列の長手向き排列して互いの 間隔が比較的密な多数の円型凸柱67を設け、これにより該屈折部64底面を多 数条の長手向きガイド風道641に区切り、該多数条の長手向きガイド風道64 1により有効に該凭れクッション部63及び座りクッション部655底面の流通 経路を直列連結して連通させる。
【0016】 総じて言うと、本実施例は務めて柔軟材質を使用して快適さを求めており、該 多数の凸状ブロック66,凸柱67及び出気孔600は材質の特性に応じて大小 (厚さ)、数量及び間隔を対応変化させられ、原則上、使用者が座った場合に上 部クッション60が凹まない程度に保たせて、最高に快適な座り心地及び出気孔 600から出気を最大に確保するのである。
【0017】 また、該上部クッション60は事前に伸縮性布地7を被覆させて上記構造形状 に一体熱圧成型すれば、より快適な座り心地を使用者に提供することができると 共に、視覚上の美観及び付加価値を高めることができる。 図7に示すのは、本考案における比較的好ましい第3の実施例の上視透視図で あり、長時間冷たい空気に晒されるのを好まない者のため、及び耐用美観を保た せると同時に汚れ難く且つ容易に整理できるようにとの配慮から誘導されたもの で、上記第1の実施例と異なる所は、そのクッション体8の上部クッション81 を半柔軟性の空気不透過シート材により上端面を平坦状に一体成型し、該上部ク ッション81に嵌着部82,凭れクッション部83,屈折部84及び座りクッシ ョン部85の4部分を順に設けて、該凭れクッション部83,屈折部84及び座 りクッション部85にわたる底面に適当な間隔おきに多数の凸柱86を凸設し、 且つ凸柱86と凸柱86の間に気体の流通経路となる通気空間を形成して、該座 りクッション部85末端部に上向き或いは下向き若しくは上下向きの多数の出気 孔87を布設し、該クッション体8内部に冷たい空気を流通させてクッション体 8の冷却効果を達成するのであり、同様に座った者に涼しい快適な座り心地を感 じさせることができ、ドライバーの精神を常時冴えた状態に保たせて車両運転の 安全性を確保することができる。また、本実施例のクッション体8は表面に凸状 ブロックや出気孔を設けていなので、当然上記第2の実施例と同じように、該ク ッション体8に伸縮性布地(図示せず)を被覆して一体熱圧成型することにより 、耐用、美観及び柔軟、快適さを保たせることができ、且つ該クッション体8の 上端面が平坦状に形成されていることから容易にきれいに整理することができる 。
【0018】
上記のように、本考案は構成部材が簡単で、成型が容易なばかりでなく、人体 の臀部や背部が長時間太陽の光線に曝け出した車両シートに座った瞬間に感じる 熱さ或いは長時間クッションに座った際に生じる熱さを迅速に排除することがで きて、ドライバーの精神を常時冴えた状態に保たせて車両運転の安全性を確保で き、かつ使用しているブロワーの羽根数は数十片にも達するので、各羽根の切り 分ける風量は至って少なく、騒音が低い上に送風口の出気量が大きいと共に、透 し部材を被覆しているので車内に取付けても不当な騒音が発生する心配がない。
【図1】本考案における比較的好ましい第1実施例の平
面図である。
面図である。
【図2】上記図1のII−II線断面図である。
【図3】上記図1のIII −III 線断面図である。
【図4】上記第1実施例の斜視図である。
【図5】本考案における比較的好ましい第2実施例の平
面図である。
面図である。
【図6】上記図5のC−C線断面図である。
【図7】本考案における比較的好ましい第3実施例の平
面図である。
面図である。
1 クッション体 10 上部クッション 100 出気孔 12 嵌着部 120 容置空間 121 入気口 13 凭れクッション部 14 屈折部 15 座りクッション部 16 凸状ブロック 17 凸柱 200 下部クッション 2 ブロワー 20 吸気口 21 保護網 23 ボルト 24 羽根車 25 モータ 27 送風口 55 延長線
Claims (6)
- 【請求項1】 空気不透過性半柔軟シート材でなる上部
クッション(10)と空気不透過性シート材でなる下部
クッション(200)の互いの周縁を重畳して気密状に
接合し、該上部クッション(10)に一端より嵌着部
(12),凭れクッション部(13),屈折部(14)
及び座りクッション部(15)を順に形成して、該嵌着
部(12)に容置空間(120)を内設すると共に、該
嵌着部(12)表面に入気口(121)を開設して、該
上部クッション(10)の凭れクッション部(13)、
屈折部(14)及び座りクッション部(15)にわたる
上、下面に、それぞれ複数の適当な長さ、幅、高さの凸
状ブロック(16)及び凸柱(17)を上下一体に突設
し、且つ該凸状ブロック(16)間に多数の出気孔(1
00)を配設して、各凸状ブロック(16)や各凸柱
(17)の間における該上部クッション(10)及び下
部クッション(200)間にそれぞれ気体の流通経路を
形成し、さらに上部クッション(10)と各凸柱(1
7)間に通気空間を形成してなるクッション体(1)
と;上記嵌着部(12)の容置空間(120)に固定さ
れ、その送風口(27)を上記クッション体(1)の流
通経路に連通させて、その表面に開設された吸気口(2
0)内にモータ(25)によって駆動回転される羽根車
(24)を設けると共に、該モータ(25)の導電線に
プラグを経て車両の喫煙ライターのソケットと連結した
延長線(55)でなる電源線を連接して、該吸気口(2
0)上に保護網(21)及び透し部材(22)を順に被
着させてなるブロワー(2)と;を、適当数なボルト
(23)により上から下へと順に該透し部材(22),
保護網(21),上部クッション(10)とブロワー
(2)の固定孔、下部クッション(200)を貫挿螺定
して、車両エンジンを起動すれば該ブロワー(2)によ
り内部に空気を流動させて空冷できるようにしてなる車
両用空冷クッション。 - 【請求項2】 空気不透過性半柔軟シート材でなる上部
クッション(81)と空気不透過性シート材でなる下部
クッションの互いの周縁を重畳して気密状に接合し、該
上部クッション(81)に嵌着部(82),凭れクッシ
ョン部(83),屈折部(84)及び座りクッション部
(85)を順に形成して、該嵌着部(82)上端に容置
空間を内設すると共に、該嵌着部(82)上端面に入気
口を開設して、該上部クッション(81)の凭れクッシ
ョン部(83)、屈折部(84)及び座りクッション部
(85)にわたる底面に適当な間隔おきに多数の凸柱
(86)を凸設し、且つ凸柱(86)と凸柱(86)と
の間に気体の流通経路となる通気空間を形成して、該座
りクッション部(85)末端に多数の出気孔(87)を
設けたクッション体(8)と;上記嵌着部(82)の容
置空間に固定され、その一方側面に開設された送風口を
上記クッション体(8)の通気空間に連通させて、その
上端面に開設された吸気口内にモータ(25)によって
駆動回転される羽根車(24)を設けると共に、該モー
タ(25)の導電線にプラグを経て車両の喫煙ライター
のソケットと連結した延長線(55)でなる電源線を連
接して、該吸気口上に保護網及び透し部材を順に被着さ
せてなるブロワー(2)と;を、適当数なボルトにより
上から下へと順に該透し部材、保護網、上部クッション
(81)とブロワー(2)の固定孔、下部クッションを
貫挿螺定して、車両エンジンを起動すれば該ブロワー
(2)により内部に空気を流動させて空冷できるように
してなる車両用空冷クッション。 - 【請求項3】 上記屈折部(14)底面に下向きに凸起
する多数の長手向き排列かつ互いの間隔距離が比較的狭
い複数の円型凸柱(17)を設けて、該屈折部(14)
底面を多数の長手向きガイド風道(141)に区切り、
且つ該多数の長手向きガイド風道(141)により上記
凭れクッション部(13)及び座りクッション部(1
5)底面の通風経路を連通させるようにしてなる請求項
1または2記載の車両用空冷クッション。 - 【請求項4】 上記ブロワー(2)の導電線と上記プラ
グを経て車両の喫煙ライターのソケットと連結した延長
線(55)との間に可変抵抗器(5)を取付けて、該ブ
ロワー(2)の風量を調整するようにしてなる請求項1
または2記載の車両用空冷クッション。 - 【請求項5】 上記容置空間(120)内に脱臭機
(3)を配設して、該脱臭機(3)の出気口(30)と
上記ブロワー(2)の送風口(27)を同じ向きにして
上記上部クッション(10)の通気空間に連通させ、さ
らに該脱臭機(3)の電源線(31)と該ブロワー
(2)の電源線(26)を互いに並列連結してなる請求
項1または2記載の車両用空冷クッション。 - 【請求項6】 上記上部クッション(60)に伸縮性布
地(7)を被覆させて一体に熱圧成型してなる請求項1
または2記載の車両用空冷クッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002579U JP3017135U (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 車両用空冷クッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002579U JP3017135U (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 車両用空冷クッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017135U true JP3017135U (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=43152632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995002579U Expired - Lifetime JP3017135U (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 車両用空冷クッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017135U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001024664A1 (fr) * | 1999-10-01 | 2001-04-12 | Seft Development Laboratory Co., Ltd. | Butee d'espacement destinee a des dispositifs de refroidissement |
JP2007126047A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Denso Corp | 車両用シート空調装置 |
WO2021024503A1 (ja) * | 2019-08-02 | 2021-02-11 | 株式会社中旺ヘルス | シートクッション |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP1995002579U patent/JP3017135U/ja not_active Expired - Lifetime
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