JP3008766U - 山芋栽培具 - Google Patents
山芋栽培具Info
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 育成過程を見ながら栽培できることにより、
熟練を要することがなく、また、構成が簡単で、かつ、
材料費も安価であることから製品のコストが安く、従っ
て、一般家庭や教材として有効な山芋栽培具を提供す
る。 【構成】 上面が開口し、周面の一部に通気孔1aが形
成され、かつ、底面に成育途中の山芋が下向きに通過可
能な孔1bが形成された栽培籠1と、該栽培籠の上縁に
取付け可能であって、前記栽培籠内に設置することによ
り山芋から上方に伸びる茎や葉を左右に振り分け、か
つ、散水や肥料用の空間を形成する通水性を有する仕切
具2とから構成した。
熟練を要することがなく、また、構成が簡単で、かつ、
材料費も安価であることから製品のコストが安く、従っ
て、一般家庭や教材として有効な山芋栽培具を提供す
る。 【構成】 上面が開口し、周面の一部に通気孔1aが形
成され、かつ、底面に成育途中の山芋が下向きに通過可
能な孔1bが形成された栽培籠1と、該栽培籠の上縁に
取付け可能であって、前記栽培籠内に設置することによ
り山芋から上方に伸びる茎や葉を左右に振り分け、か
つ、散水や肥料用の空間を形成する通水性を有する仕切
具2とから構成した。
Description
【0001】
本考案は、一般家庭や学校教育の一環として山芋の栽培を行なう場合に使用す る山芋栽培具に関する。
【0002】
従来において、山芋の栽培を行なう場合には、むかごを土中に埋め込み、育成 させるのが一般的である。そして、土中から成育した山芋を掘り出す時期は、作 業者が培った長年の勘に頼って判断していた。
【0003】
ところで、前記した従来における栽培にあっては、山芋が土中で育成するため に、育成状態を正確に把握することができず、従って、栽培には長年の経験が必 要となって一般家庭での山芋の栽培には非常な困難が伴った。また、土中で成長 するため成育過程を知ることができず、草花の栽培のように学校教育の教材とし て用いることができなかった。
【0004】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 育成過程を見ながら栽培できることにより、栽培に熟練を要することがなく、ま た、構成が簡単で、かつ、材料費も安価であることから製品のコストが安く、従 って、一般家庭や教材として有効な山芋の栽培具を提供せんとするにある。
【0005】
本考案の山芋栽培具は前記した目的を達成せんとするもので、その手段は、上 面が開口し、周面の少なくとも一部には通気孔が形成され、かつ、底面に成育途 中の山芋が下向きに通過可能な孔が形成された栽培籠と、該栽培籠の上縁に取付 け可能であって、前記栽培籠内に設置することにより山芋から上方に伸びる茎や 葉を左右に振り分け、かつ、散水や肥料用の空間を形成する通水性を有する仕切 具とから構成したものである。
【0006】 また、前記栽培籠の底面に設置面との間に山芋の成育空間を形成するための脚 部を形成することが望ましいものである。
【0007】
前記した本考案の山芋栽培具は、上面が開口し、周面に通気孔が形成され、か つ、底面にはむかごの成長時に下向きに通過し得る孔を形成した栽培籠内に水苔 、葦、すすき、その他の栽培に適した肥料や培土を所望の厚さで敷設し、その上 にむかごを載置し、さらに、その上に再び水苔を敷設し、かつ、その上にむかご の成長に伴う葉や茎を左右に振り分ける仕切具を載置することにより、山芋を育 成して底面の孔から下向きに成長させるものである。
【0008】 また、前記栽培籠に脚を形成することにより、栽培籠の底面から伸びる山芋の 成育状態を容易に観察できて、食用に適する大きさになったか否かの判断が熟練 を要することなく行なえるものである。
【0009】
以下、本考案に係る山芋栽培具の一実施例を図面と共に説明する。 図1において、1は合成樹脂や金属板によって上面が開口した栽培籠にして、 周面には多数の小さな通気孔1aが形成され、底面には育成途中の山芋が下向き に通過可能な大きさの孔1b(例えば、5×5cmの角孔)が形成されている。な お、1cは籠の4隅から下方に突出する脚である。
【0010】 2は前記栽培籠1の1辺の長さに略等しい長さを有するフレーム2aを2個、 側面形でV字状に形成し、かつ、高さが前記栽培籠1の深さより小さく形成され た仕切具にして、各フレーム2aには通水性を有する目の細かい網2bが張られ ている。また、前記フレーム2aの角部には前記栽培籠1の上縁に引っかけるた めのフック2cが形成されている。
【0011】 次に、前記山芋栽培具を使用して山芋を栽培する方法について説明する。 先ず、栽培籠1内に水苔、葦、すすき、その他の山芋の栽培に適した肥料や培 土Aを約10cm程度の厚さで敷設し、その上にむかごBを載置し、さらに、その 上に水苔Cを2cm程度被せてむかごを覆う。そして、その上から、仕切具2を載 せてフック2cを栽培籠1の上縁に引っかけて固定する。
【0012】 この状態で、通気のよい場所に設置し、適宜に水や肥料を仕切具2の上から施 すと、水苔等の養分を吸収してむかごは細長く変形しながら下向きに成長し、ま た、葉や茎は上向きに成長するが、この時、むかごは栽培籠1の底面に形成した 孔1bから下に伸びる。
【0013】 一方、成長に伴って栽培籠1内を上向きに伸びる葉や茎は、仕切具2によって 左右に振り分けられるので、仕切具2に水や肥料を散布しても葉や茎に邪魔され ることがなく、従って、葉等によって水苔、葦、すすきへの散水や肥料散布が妨 害されることはない。
【0014】 なお、むかごは成長によって栽培籠1の底面からさらに伸びるが、栽培籠1は 脚1cによって接地面との間に成育空間が形成されているので、この空間におい てむかごの成育は阻害されることはなく、従って、最終的には食用に適した山芋 に成長する。
【0015】 なお、前記脚1cの周囲を黒色のビニールシート等で覆い、山芋自体に対して 直接太陽光が当たるのを防ぐことが望ましい。そして、栽培者は必要に応じてビ ニールシート内を覗き込むか、栽培籠1を持ち上げて、栽培籠1の底面から下向 きに突出する山芋の成長状態を観察することができる。
【0016】 従って、熟練者でなくとも食用に適した大きさの山芋になったか否かの認識が 容易に行なえ、そして、所望の状態に山芋が成長したら、栽培籠1の底面から突 出している部分のみを切り取ればよい。 なお、栽培籠1に脚1cを設けない場合には、栽培籠1を上面が開口した箱上 に設置して、山芋の成育空間を形成してもよい。
【0017】
本考案は前記したように、上面が開口し、側面に通気孔が形成され、かつ、底 面にむかごの成長時に下向きに通過し得る孔を開口した栽培籠内に水苔、葦、す すき、その他の栽培に適した肥料や培土を敷設し、その上にむかごを載置し、さ らに、その上に水苔を敷設し、かつ、その上にむかごの成長に伴う葉や茎を左右 に振り分ける仕切具を載置したので、この仕切具の上から散水や肥料の散布を行 なえば、水や肥料が葉や茎に邪魔されることなく散布できる。
【0018】 また、前記栽培籠のに脚を形成することにより、栽培籠と接地面との間に成育 空間が形成され、この空間に山芋が伸びるので、山芋を確実に成長させることが 可能であると共に熟練者でなくとも山芋の成育状態を確認でき、食用に適した時 期か否かの確認が容易に行なえる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る山芋栽培具の一実施例を示す栽培
籠の斜視図である。
籠の斜視図である。
【図2】栽培籠内に入れる仕切具の斜視図である。
【図3】山芋の栽培状態を示す断面図である。
1 栽培籠 1a 通気孔 1b 孔 1c 脚 2 仕切具 2a フレーム 2b 網 2c フック
Claims (2)
- 【請求項1】 上面が開口し、周面の少なくとも一部に
は通気孔が形成され、かつ、底面には成育途中の山芋が
下向きに通過可能な孔が形成された栽培籠と、 該栽培籠の上縁に取付け可能であって、前記栽培籠内に
設置することにより山芋から上方に伸びる茎や葉を左右
に振り分け、かつ、散水や肥料用の空間を形成する通水
性を有する仕切具と、 を具備したことを特徴とする山芋栽培具。 - 【請求項2】 前記栽培籠の底面に設置面との間に山芋
の成育空間を形成するための脚部を形成したことを特徴
とする請求項1に記載の山芋栽培具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012292U JP3008766U (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 山芋栽培具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012292U JP3008766U (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 山芋栽培具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3008766U true JP3008766U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=43144581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012292U Expired - Lifetime JP3008766U (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 山芋栽培具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3008766U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5521130A (en) | 1994-07-27 | 1996-05-28 | Korea Institute Of Science & Technology | Dielectric material for high frequencies |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP1994012292U patent/JP3008766U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5521130A (en) | 1994-07-27 | 1996-05-28 | Korea Institute Of Science & Technology | Dielectric material for high frequencies |
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