JP3008724B2 - 孔版印刷用インキ - Google Patents
孔版印刷用インキInfo
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Description
版印刷用インキに関する。
インキは、乾燥性に優れる事から、油中水滴型エマルシ
ョンが多く使用されている。油相中に樹脂成分が含まれ
ると、顔料分散性、固着性が良化し、印刷物をこすって
も色落ちしにくくなるが、そのなかでも脂肪酸変性アル
キッド樹脂が比較的良好である。しかし、顔料固着性は
十分とは言えなかった。
に優れた孔版印刷用インキを提供することを目的とす
る。
0、ヨウ素価80以下である脂肪酸変性アルキッド樹脂
0.5〜15重量%、顔料1〜20重量%、および顔料
に対して0.5〜5重量%の下記アルミニウムキレート
化合物を含む油相15〜50重量%中に、水相85〜5
0重量%が分散されてなる孔版印刷用インキに関する。
チル基またはイソブチル基を示し、R 2 はオレイル基ま
たはオクタデシル基を示し、nは1または2を示す。)
本発明の孔版印刷用インキは、油相中に水相が微分散し
た油中水滴型エマルションインキである。油相は、アル
キッド樹脂、顔料、アルミキレート化合物、溶剤および
乳化剤等を含む。油相は、全インキ中の15〜50重量
%を構成する。
酸と多価アルコールを構成成分とする。油脂としては、
ヤシ油、パーム油、オリーブ油、ひまし油、米糠油、綿
実油等の不乾性油あるいは半乾性油およびこれらの脂肪
酸がヨウ素価を80以下とするために好ましいが、大豆
油、アマニ油、キリ油等の乾性油等を一部使用すること
ができる。
タル酸、テレフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セバシ
ン酸、テトラヒドロフタル酸等の飽和多塩基酸、マレイ
ン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、無水シ
トラコン酸等の不飽和多塩基酸が使用できる。
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、
トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、
グリセリン、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグ
リコール、ジグリセリン、トリグリセリン、ペンタエリ
スリット、ジペンタエリスリット、マンニット、ソルビ
ット等が使用できる。
がトリグリセライドで存在したときの樹脂中の重量%で
示される。油長が65〜80が好ましく、60より短
い、あるいは90より長いと顔料の分散性が劣るので好
ましくない。また、ヨウ素価が80より大きくなると印
刷機の版胴上で皮膜形成しやすく、長期間放置すると版
胴スクリーンの目詰まりを起こすので好ましくない。
チタン、紺青、シリカ、炭酸カルシウム、マイカ等の無
機顔料、フタロシアニン、不溶性アゾ、溶性アゾ、キナ
クリドン等の有機顔料を使用することができる。顔料の
含有量は全インキを基準として1〜20重量%である。
ニウムアルコラートとアセト酢酸エステルを反応させて
得ることができるが、市販品としては、川研ファインケ
ミカル(株)製アルミキレートM、味の素(株)製プレ
ンアクトAL−M(ジイソプロポキシアルミニウムモノ
オレイルアセトアセテート)がある。
−OR1 基が顔料の親水性表面と反応性があり、顔料表
面を親油性にするといわれており、nが1より小さいと
反応性が高すぎ、2より大きいと反応性が低すぎ好まし
くない。アルミニウムキレート化合物の含有量は、顔料
に対して0.5〜5重量%である。
れ、油相の流動性を大幅に向上させる事によって、紙へ
印刷した時の浸透性を高め、顔料のチョーキング(顔料
以外に成分が先に浸透し、表面に顔料だけ残った状態)
を防ぎ、顔料固着性に優れている。アルミキレート化合
物のみの添加でも若干の向上は認められるが、本発明の
アルキッド樹脂との併用により、大幅に顔料固着性に優
れたものとなる。また、同様な理由から、顔料以外の油
相成分対顔料の比率は、使用する顔料の吸油量の2倍以
上が好ましい。
油、トール油、大豆油等の植物油、沸点が200℃以上
の石油系溶剤、スピンドル油、流動パラフィン、モータ
ー油、ギヤ油、マシン油等の石油系油およびエチレン、
プロピレン、ブテン等の不飽和炭化水素の重合によって
得られる合成油等が使用できる。溶剤は全インキ中5〜
25重量%を含有させる。
テル、グリセリンもしくはポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、シュガーエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エス
テル等のHLBが10以下のノニオン系のものを使用す
ることができる。水相は、水以外に凍結防止、蒸発抑制
のために、エチレングリコール、グリセリン、プロピレ
ングリコール等の多価アルコールを添加することができ
る。又、インキのエマルション安定性向上のために、メ
チルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の水溶
性高分子、防腐剤、電解質等を添加することができる。
層成分の全部あるいは一部に添加し、三本ロールミル、
サンドミル等の分散機で練肉、分散し、乳化剤を添加し
て水を徐々に添加しながら、ホモミキサー、サンドミ
ル、ディスパー等の分散機で油中水滴型エマルションと
する。微分散される水相の粒子径は50μm以下が好ま
しい。
「部」「%」は、それぞれ「重量部」「重量%」であ
る。 実施例1 攪拌機付4ツ口フラスコにやし油76部、ペンタエリス
リット7部、水酸化ナトリウム0.05部を仕込み、窒
素気流下で240℃でエステル交換反応を行い、その後
イソフタル酸17部を仕込み、さらに反応させアルキッ
ド樹脂を得た。この樹脂のヨウ素価は10以下であっ
た。
Fソルベント5 10部を混合し、さらにファーネスカ
ーボンブラック5部、アルミキレートM0.2部を混
合、3本ロールで練肉した。これにソルビタンセスキオ
レエート5部を混合し油相とした。この油相に対し予め
硫酸マグネシウム1部、グリセリン10部、水59部を
混合した水相を徐々に加えながら、ディスパーで攪拌乳
化し、孔版印刷用インキを得た。このインキを用い株式
会社リコー製プリポートVT−3500(単胴式孔版印
刷機)を用いて印刷したところ問題なく印刷が行なえ
た。また印刷物をこすってみたが、色落ちが少く顔料固
着性に優れたものであった。さらに印刷機をインキを入
れた状態で48時間放置後印刷を再開したが、版胴の詰
まりもなく良好であった。
キを調整し、評価した結果を表1に示す。
性アルキッドとアルミニウムキレート化合物を併用して
いる事により、顔料のヌレ、油相の流動性に優れること
から、印刷物の顔料固着性に優れる。また、脂肪酸変性
アルキッドのヨウ素価が低いことにより、印刷機上での
放置後もインキによる版胴のつまりがない。
Claims (1)
- 【請求項1】 油長60〜90、ヨウ素価80以下であ
る脂肪酸変性アルキッド樹脂0.5〜15重量%、顔料
1〜20重量%、および顔料に対して0.5〜5重量%
の下記アルミニウムキレート化合物を含む油相15〜5
0重量%中に、水相85〜50重量%が分散されてなる
孔版印刷用インキ。 【化1】 (式中、R1 はイソプロピル基、sec.−ブチル基または
イソブチル基を示し、R2 はオレイル基またはオクタデ
シル基を示し、nは1または2を示す。)
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8289693A JP3008724B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 孔版印刷用インキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8289693A JP3008724B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 孔版印刷用インキ |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP8289693A Expired - Fee Related JP3008724B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 孔版印刷用インキ |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
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JP4860908B2 (ja) * | 2004-05-13 | 2012-01-25 | 東北リコー株式会社 | 孔版印刷用エマルションインキ |
JP2006124464A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 孔版印刷用エマルションインキ |
JP2007246649A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Dainippon Ink & Chem Inc | 印刷インキ組成物 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP8289693A patent/JP3008724B2/ja not_active Expired - Fee Related
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