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JP3007733B2 - 感圧性接着テ―プの製法 - Google Patents

感圧性接着テ―プの製法

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Publication number
JP3007733B2
JP3007733B2 JP3295216A JP29521691A JP3007733B2 JP 3007733 B2 JP3007733 B2 JP 3007733B2 JP 3295216 A JP3295216 A JP 3295216A JP 29521691 A JP29521691 A JP 29521691A JP 3007733 B2 JP3007733 B2 JP 3007733B2
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JP
Japan
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functional group
sensitive adhesive
meth
pressure
adhesive tape
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Application number
JP3295216A
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English (en)
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JPH05105851A (ja
Inventor
総治 西山
孝雄 吉川
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP3295216A priority Critical patent/JP3007733B2/ja
Publication of JPH05105851A publication Critical patent/JPH05105851A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐せん断応力にすぐれ
た多層構造の接着剤層を有するアクリル系の感圧性接着
テ―プの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、両面接着テ―プのような感圧
性接着テ―プに対しては、被着体に対する高い濡れ性、
接着性と、高い凝集力という相反する特性をあわせ持つ
ことが要求されてきた。さらに、被着体相互が異なる表
面特性を持つ場合、同一の組成からなる感圧性接着剤で
は、両被着体のいずれに対しても良好な接着特性を発揮
することは難しく、両者の中間的な特性上のバランスを
とる形で処理されていることが多い。
【0003】このような点を改良するため、組成の異な
る2種以上の感圧性接着剤を用いて多層構造とすること
により、異なる被着体や支持体に対する接着性、投錨性
を向上させたり、被着体との強い結合が要求される表面
層と、高い凝集力が要求される内部層との組成および物
性を変え、特性のコントロ―ルを行う試みがある。
【0004】たとえば、特開昭54−139946号公
報には、異なるせん断クリ―プコンプライアンスを持つ
2種以上の組成物からなる多層構造の接着剤層を有する
感圧性接着テ―プが開示されており、このテ―プは、被
着体が不規則表面であつてかつ使用時にさまざまな外部
応力が加わるおむつ用テ―プや布表示ラベルの用途に特
に有用であるとされている。
【0005】しかるに、接着剤層が上記の如く多層構造
とされた感圧性接着テ―プは、各層間の結合力が弱く、
せん断力などの外部応力に対して層間が剥離しやすいと
いう欠点がある。これは、上記の多層構造が溶液キヤス
ト法などでつくられたフイルム状の接着剤層をただ単に
積層しただけのものであるため、各層間で分子の十分な
混合,浸透,結合がおこりにくく、分子間力,イオン結
合力といつた比較的弱い力によつてのみ、層間が結びつ
けられているためと推定される。
【0006】そこで、ジムマ―マンらは、特公平2−6
790号公報において、複数の重ね合された層からな
り、少なくとも1つの外層は感圧性接着層であり、隣接
する層はその隣接層間で界面を画成しており、それら層
の各々は光重合した高分子鎖マトリツクスからなり、そ
れら高分子鎖はそれら層の1つのマトリツクスからこの
界面を通して隣接層のマトリツクスの中に延在してお
り、それら高分子鎖は重合前に各隣接層のマトリツクス
から移行してきた重合したモノマ―からなり、かくして
それら層は離層を起こすことができないようになつてい
る感圧性接着テ―プを提案している。
【0007】また、村上らは、特開平1−263182
号公報において、担体上で、アルキル基の炭素数が2〜
14個の(メタ)アクリル酸アルキルエステル50〜1
00重量%とこれと共重合可能なビニル系モノマ―50
〜0重量%とからなるアクリル系モノマ―を、部分重合
させて得たモノマ―残存率が1〜60重量%の範囲の部
分重合体フイルムの少なくとも2種を、隣接フイルム間
で互いのモノマ―組成が異なるように、積層圧着したう
えで、各フイルム中の残存モノマ―を重合することによ
り、各層間の結合強度を非常に大きくできることを示し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ジムマ―マ
ンらの方法では、モノマ―を含有する塗被可能な組成物
を多層状に遂次コ―テイングする必要があり、その際層
間で機械的な混合が生じる問題がある。このため、ジム
マ―マンらは、特開平1−121386号公報で、同時
押出しにより多層に並行的にコ―テイングする方法を提
案しているが、やはり層間での混合を防ぐには、組成物
の粘度に制約が必要であるうえ、コ―テイング装置が高
価になる問題がある。また、村上らの方法では、部分重
合体フイルムの機械的強度が弱いため、積層工程の作業
性が悪くなる問題がある。
【0009】このような問題を解決するには、予め重合
された2層を積層する方法が考えられるが、ただ単に貼
り合わすだけでは、層間で十分な結合強度を得ることは
困難である。一般に、層間の結合強度を改善するため
に、下塗り剤を用いることは公知であるが(たとえば、
特公昭50−20108号、同39−30054号など
の公報)、溶剤を使用することや処理工程が増えるなど
の問題が新たに生じるため、決して好ましい方法とは言
えない。
【0010】本発明は、上記従来の事情に鑑み、層間の
結合強度にすぐれた多層構造の接着剤層を有する感圧性
接着テ―プを、層間の混合を生じることなく、作業性お
よび経済性良好に製造できる方法を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成するために鋭意検討した結果、予め光重合させ
て得た少なくとも2種の接着剤層を、ラミネ―トロ―ル
などで積層したのち、各層を構成するポリマ―分子の官
能基相互の橋かけ反応により、隣接層同士を化学的に結
合させるようにしたとき、層間の結合強度にすぐれた多
層構造の接着剤層を有する感圧性接着テ―プが、層間で
の乱れを生じることなく、作業性および経済性良好に得
られることを知り、本発明をなすに至つた。
【0012】すなわち、本発明は、多層構造の接着剤層
を有するアクリル系の感圧性接着テ―プの製法におい
て、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと光重合開始
剤とを含む組成物を光重合させて得た少なくとも2種の
接着剤層を、隣接層間でその組成が異なるように積層し
たのち、隣接層の一方の層を構成する(メタ)アクリル
酸アルキルエステル系ポリマ―の分子内に導入された反
応性官能基と、他方の層を構成する(メタ)アクリル酸
アルキルエステル系ポリマ―の分子内に導入された活性
水素含有の官能基との反応により、隣接層同士を化学的
に結合させるようにしたことを特徴とする感圧性接着テ
―プの製法に係るものである。
【0013】
【発明の構成・作用】本発明においては、まず、(メ
タ)アクリル酸アルキルエステルと光重合開始剤とを含
む組成物を光重合させて、少なくとも2種のアクリル系
の接着剤層を形成する。この接着剤層のひとつは、光重
合により得られる(メタ)アクリル酸アルキルエステル
系ポリマ―の分子内に反応性官能基が導入され、他のひ
とつは、光重合により得られる(メタ)アクリル酸アル
キルエステル系ポリマ―の分子内に活性水素含有の官能
基が導入される。
【0014】なお、以下、(メタ)アクリル酸アルキル
エステル系ポリマ―は、単にアクリル系ポリマ―と言
い、このアクリル系ポリマ―の分子内に反応性官能基が
導入される接着剤層を第1の層、また活性水素含有の官
能基が導入される接着剤層を第2の層、とそれぞれ称す
ることにする。
【0015】第1の層は、(メタ)アクリル酸アルキル
エステルを含むモノマ―に光重合開始剤と必要によりそ
の他の添加剤を加えた組成物を、光重合することにより
得られる。ここで、得られるアクリル系ポリマ―の分子
内に反応性官能基を導入するには、モノマ―のひとつに
反応性官能基を含むモノマ―を用いるか、あるいはモノ
マ―のひとつに活性水素含有の官能基を含むモノマ―を
用いて、かつこの活性水素含有の官能基に多官能性架橋
剤を反応させればよい。
【0016】(メタ)アクリル酸アルキルエステルとし
ては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸
n−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、
(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸
イソノニルなどのアルキル基の炭素数が1〜14の範囲
にあるものが、好ましく用いられる。
【0017】このような(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステルとともに、一般のアクリル系感圧性接着剤の改質
用モノマ―として知られる、酢酸ビニル、スチレンなど
の各種のビニル系モノマ―を、モノマ―全体の50重量
%以下、好ましくは30重量%以下の割合で使用しても
よい。
【0018】反応性官能基を含むモノマ―としては、反
応性官能基がイソシアネ―ト基、エポキシ基またはアジ
リジン基であるモノエチレン系不飽和モノマ―が用いら
れ、その例としては、イソシアネ―トエチルメタクリレ
―トなどのイソシアネ―ト基含有モノマ―、グリシジル
アクリレ―ト、グリシジルメタクリレ―トなどのグリシ
ジル基含有モノマ―、2−(1−アジリジニル)エチル
メタクリレ―トなどのアジリジン基含有モノマ―を挙げ
ることができる。
【0019】このような反応性官能基を含むモノマ―を
用いて、アクリル系ポリマ―の分子内に反応性官能基を
導入する場合、このモノマ―の使用量は、通常モノマ―
全体の0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜
2重量%の範囲内とするのがよい。過少では層間の化学
結合が不十分となり、十分な層間接着性が得られず、ま
た過多となると架橋が進みすぎて十分な粘着特性が得ら
れなくなる。
【0020】活性水素含有の官能基を含むモノマ―とし
ては、活性水素含有の官能基が水酸基またはカルボキシ
ル基であるモノエチレン系不飽和モノマ―が好ましく用
いられ、その例としては、(メタ)アクリル酸、イタコ
ン酸などのカルボキシル基含有モノマ―、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレ―ト、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレ―トなどの水酸基含有モノマ―が挙
げられる。また、活性水素含有の官能基がスルホン酸基
である2−アクリルアミドプロパンスルホン酸などや、
その他上記官能基がメチロ―ル基、アミノ基、シラノ―
ル基などであるモノエチレン系不飽和モノマ―を使用す
ることもできる。
【0021】この活性水素含有の官能基を含むモノマ―
は、既述のように、その活性水素含有の官能基に多官能
性架橋剤を反応させることによつて、アクリル系ポリマ
―の分子内に反応性官能基を導入させるためのモノマ―
として機能させるが、同時に極性基含有のモノマ―とし
てそれ自体が接着特性の向上に寄与する成分としても機
能する。したがつて、この活性水素含有の官能基を含む
モノマ―は、前記の反応性官能基を含むモノマ―を用い
る場合でも、このモノマ―とともに使用してよいもので
ある。
【0022】このような活性水素含有の官能基を含むモ
ノマ―の使用量は、上記の機能を考慮して、通常モノマ
―全体の1〜30重量%、好ましくは2〜20重量%の
範囲内とするのがよい。この範囲外では、十分な層間接
着性が得られなかつたり、接着特性が損なわれることが
あるため、好ましくない。
【0023】第1の層に用いるモノマ―としては、他
に、層内での重合体の橋かけ密度を制御する目的で、1
分子内にモノエチレン系不飽和基を2個以上有する架橋
性モノマ―を使用してもよい。この架橋性モノマ―とし
ては、ポリエチレングリコ―ルジ(メタ)アクリレ―
ト、ペンタエリスリト―ルジ(メタ)アクリレ―ト、ト
リメチロ―ルプロパントリ(メタ)アクリレ―ト、ヘキ
サンジオ―ルジ(メタ)アクリレ―ト、エポキシアクリ
レ―ト、ウレタンアクリレ―トなどが挙げられる。使用
量は、モノマ―全体の1重量%以下とするのがよく、あ
まり多すぎると、架橋過多となつて接着特性を却つて損
なう結果となる。
【0024】このようなモノマ―混合物に加える光重合
開始剤には、ベンゾインメチルエ―テル、ベンゾインイ
ソプロピルエ―テルなどのベンゾインエ―テル類、アニ
ゾインメチルエ―テルなどの置換ベンゾインエ―テル
類、2・2−ジエトキシアセトフエノン、2・2−ジメ
トキシ−2−フエノンアセトフエノンなどの置換アセト
フエノン類、2−メチル−2−ヒドロキシプロピオフエ
ノンなどの置換−α−ケト―ル類、2−ナフタレンスル
ホニルクロリドなどの芳香族スルホニルクロリド類およ
び1−フエノン−1・1−プロパンジオン−2−(o−
エトキシカルボニル)オキシムなどの光活性オキシム類
がある。これらの光重合開始剤は、前記のモノマ―混合
物100重量部に対して、通常0.01〜4重量部の範
囲、好ましくは0.1〜3重量部の範囲で用いられる。
【0025】第1の層における光重合用の組成物には、
上記のモノマ―混合物および光重合開始剤のほかに、必
要により、連鎖移動剤、増粘剤、チキソトロ―プ剤、充
てん剤などの各種の添加剤を適宜加えることができる。
連鎖移動剤としては、アルキルメルカプタン、チオグリ
コ―ル酸、ジフエニルサルフアイドなどが、増粘剤とし
てはクロロプレンゴム、アクリルゴムなどがある。充て
ん剤としては、炭酸カルシウム、クレ―、シリカなどの
無機系充てん剤、ガラスバル―ン、シラスバル―ンなど
の無機中空体、アクリルバル―ン、塩化ビニリデンバル
―ンなどの有機中空体、プラスチツクビ―ズなどが挙げ
られる。これらの添加剤は、前記のモノマ―混合物に対
してその目的の範囲で使用するのがよい。
【0026】このような種々の成分を含む組成物を、部
分的または全体的に光重合させたのち、用いた活性水素
含有の官能基を有するモノマ―の上記官能基にさらに多
官能性架橋剤を反応させて、アクリル系ポリマ―の分子
内に反応性官能基を導入させる場合には、この多官能性
架橋剤として、分子中に2個以上のイソシアネ―ト基、
エポキシ基またはアジリジン基を有する多官能性架橋剤
が用いられる。
【0027】イソシアネ―ト基を有する多官能性架橋剤
としては、ジメチルシリルジイソシアネ―ト、メチルシ
リルトリイソシアネ―ト、テトライソシアネ―トシラ
ン、フエニルシリルトリイソシアネ―ト、エトキシシラ
ントリイソシアネ―トなどのケイ素イソシアネ―ト化合
物、2・4−トリレンジイソシアネ―ト、パラフエニレ
ンジイソシアネ―ト、1・6−ヘキサメチレンジイソシ
アネ―ト、イソホロンジイソシアネ―トなどのジイソシ
アネ―ト化合物や、ブロツク型イソシアネ―ト〔たとえ
ば、日本ポリウレタン工業(株)製のコロネ―ト250
7、同2513、同2515など〕が挙げられる。
【0028】エポキシ基を有する多官能性架橋剤として
は、1・3−ビス(N・N−ジグリシジルアミノメチ
ル)シクロヘキサノン、ジグリシジルオルソトルイジ
ン、N・N・N´・N´−テトラグリシジルm−キシレ
ンジアミンなどのグリシジルアミン化合物、ネオペンチ
ルグリコ―ルジグリシジルエ―テル、1・6−ヘキサン
ジオ―ルジグリシジルエ―テルなどのグリシジルエ―テ
ル化合物が挙げられる。
【0029】アジリジン基を有する多官能性架橋剤とし
ては、トリメチロ―ルプロパントリス〔3−(1−アジ
リジニル)プロピオネ―ト〕、トリメチロ―ルプロパン
トリス〔3−(1−(2−メチル)アジリジニルプロピ
オネ―ト)〕などのアジリジン化合物が挙げられる。
【0030】これらの多官能性架橋剤の使用量は、前記
のモノマ―混合物100重量部に対して、通常0.00
1〜5重量部の範囲、好ましくは0.01〜2重量部の
割合で用いられる。添加量が過少では、層間の化学結合
が不十分となり、十分な層間接着性が得られず、過多と
なると、得られる重合物の架橋が進みすぎ十分な粘着特
性が得られなくなる。
【0031】第2の層は、上記第1の層の場合と同様
に、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを含むモノマ
―に光重合開始剤と必要によりその他の添加剤を加えた
組成物を、光重合することにより得られ、その際モノマ
―のひとつに活性水素含有の官能基を含むモノマ―を用
いることにより、得られるアクリル系ポリマ―の分子内
に活性水素含有の官能基を導入させることができる。ま
た、第1の層と同様に反応性官能基を含むモノマ―や多
官能性架橋剤を添加し、反応性官能基を導入してもよ
い。
【0032】モノマ―の種類や各モノマ―の使用量など
については、上記第1の層の場合と同じであり、これに
加える光重合開始剤および添加剤の種類や使用量も特に
異なるところはない。もちろん、第1の層とは、用いる
モノマ―組成などが異なり、それにより異なる接着特性
が得られるように、上記各成分の種類や使用量などが適
宜選択されるものであることは言うまでもない。
【0033】なお、第1の層または第2の層には、積層
後の橋かけ反応、つまり両層のアクリル系ポリマ―の分
子内に導入された反応性官能基と活性水素含有の官能基
との反応をすみやかに行うため、触媒を加えることがで
きる。この触媒としては、トリエチルアミン、トリエチ
レンジアミン、ジメチルアミノニチルアクリレ―ト、ジ
エチルアミノエチルアクリレ―トなどのアミン類、塩化
第2スズ、塩化第2鉄、三塩化アンチモンなどの金属塩
類、ジブチルチンジウラレ―ト、テトラ(2−エチルヘ
キシル)チタネ―ト、ナトリウムオルトフエニルフエネ
―トなどの有機金属化合物が挙げられる。
【0034】これら触媒の使用量としては、前記のモノ
マ―混合物100重量部に対して、通常0.01〜5重
量部の範囲とするのがよい。また、これらの触媒は、第
1の層または第2の層のいずれにも添加することが可能
であるが、好ましくは第2の層に添加するのがよい。
【0035】第1の層および第2の層を得るには、上記
の光重合用の組成物をそれぞれ被着体上に直接塗工する
か、または一旦剥離紙上に塗工したうえで、400〜
2,000mj/cm2 程度の紫外線を照射して光重合させ
る。その際、塗工を容易に行うため、上記の光重合用の
組成物に予め少量の紫外線を照射し、その一部を重合す
ることにより増粘することができる。
【0036】このようにして得られる第1の層および第
2の層の重合率は、その保形性の面より、70重量%以
上、好ましくは90重量%以上であるのがよい。また、
重合率がこれらの値以下であつても、熱乾燥などの手段
で固形分濃度(ポリマ―ベ―ス)を、70重量%以上、
好適には90重量%以上にしておくのが望ましい。この
固形分濃度が低すぎると、第1の層および第2の層の取
り扱いが難しく、以後の工程における作業性が悪くなる
という問題が生じる。
【0037】本発明においては、ついで、上記の如くし
て得た第1の層と第2の層とを、通常のラミネ―トロ―
ルなどを用いて、積層する。このとき、熱を加えながら
圧着すると、層間の結合強度がより強くなるため、好ま
しい。また、この積層物にさらに追加の層を積層するこ
とにより、特別な装置を必要とすることなく、3層以上
の多層構造の感圧接着テ―プの製造が可能となる。
【0038】このような積層物中に残存するモノマ―
は、熱乾燥などの手段によつて、最終的には一定の値以
下に除去される。この熱乾燥は、積層前に行つてもよい
が、反応性官能基を積層前に失わないこと、また積層後
に熱により橋かけ反応を十分に進行させる観点から、積
層後に行うのが望ましい。目標とすべき最終的な残存モ
ノマ―量は、感圧接着テ―プに要求される特性により異
なるが、一般には、5重量%以下、好ましくは1重量%
以下である。
【0039】本発明においては、上記の熱乾燥を経たの
ち、あるいは特に経ることなく、隣接層間の橋かけ反応
を確実に進行させるため、積層物に対して、常温または
加熱下でエ―ジングを行うことができる。
【0040】このようにして得られる多層構造の接着剤
層を有するアクリル系の感圧性接着テ―プは、隣接する
接着剤層同士が、各層を構成するアクリル系ポリマ―に
導入された反応性官能基と活性水素含有の官能基との橋
かけ反応によつて、化学的に強固に結合されているた
め、層間で容易に剥がれることのない、すぐれた耐せん
断応力を発揮する。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明の方法によれば、
積層するべき各接着剤層は予め光重合され十分な保形性
を有しているため、積層に際して、層間での乱れが生じ
ず、簡単な装置で容易に積層することができ、3層以上
の多層体に対しても特別な装置を必要とせず、作業性も
良好なものである。
【0042】また、このように積層したのち、一方の層
のアクリル系ポリマ―の分子内に導入された反応性官能
基と他方の層のアクリル系ポリマ―の分子内に導入され
た活性水素含有の官能基との橋かけ反応により、隣接層
同士を化学的に結合させるようにしたことにより、層間
で容易に剥がれることのない、結合強度の大きな多層構
造の感圧接着テ―プを、作業性および経済性良好に製造
できる。特に、橋かけ反応の触媒として、たとえば、3
級アミン類などを添加することにより、上記反応を加速
できるため、生産性をより一段と高めることができる。
【0043】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載してより具体
的に説明する。なお、以下において部とあるのは重量部
を意味する。また、接着力およびせん断保持力は、以下
に示す方法で測定したものである。
【0044】<接着力>JIS Z−1522に準じ、
被着体として、ステンレス板およびポリプロピレン板を
用いて測定した。単位はg/20mm幅である。
【0045】<せん断保持力>両面接着テ―プを10mm
×10mmの大きさに切断し、2枚のアルミニウム板の他
端同士をこの接着テ―プで貼り合わせる。一方のアルミ
ニウム板を固定し、もう一方のアルミニウム板に接着テ
―プの水平方向に500gの荷重をかけて、40℃の雰
囲気中で放置し、アルミニウム板が落下するまでの時間
を測定した。
【0046】実施例1 アクリル酸ブチル100部、アクリル酸3部、酢酸ビニ
ル5部、2・2−ジメトキシ−2−フエニルアセトフエ
ノン(光重合開始剤)0.2部からなる重合原料に、高
圧水銀灯にて紫外線を照射して、一部光重合させた。こ
れに、多官能性架橋剤としてポリイソシアネ―ト化合物
〔日本ポリウレタン工業(株)製の商品名コロネ―ト
L〕1.0部と、架橋性モノマ―としてトリメチロ―ル
プロパントリアクリレ―ト0.1部とを混合し、離型処
理したプラスチツクフイルム上に塗工し、さらに窒素ガ
ス雰囲気下で紫外線を照射して光重合させることによ
り、ポリマ―ベ―スが96重量%、厚みが25μmであ
る、本発明の接着剤層における第1の層に相当する重合
体フイルムAを得た。
【0047】一方、アクリル酸2−エチルヘキシル90
部、アクリル酸10部、2−ヒドロキシルエチルアクリ
レ―ト2部、2・2−ジメトキシ−2−フエニルアセト
フエノン0.2部からなる重合原料を、離型処理したプ
ラスチツクフイルム上に塗工し、窒素ガス雰囲気下で高
圧水銀灯にて紫外線を照射して光重合することにより、
ポリマ―ベ―スが98.5重量%、厚みが25μmであ
る、本発明の接着剤層における第2の層に相当する重合
体フイルムBを得た。
【0048】このようにして得た重合体フイルムAおよ
びBを、ラミネ―トロ―ルを用いて積層圧着したのち、
100℃にて2時間エ―ジングを行い、2層構造の接着
剤層を有する感圧性接着テ―プを得た。以下の測定試験
において、重合体フイルムA側を第1面、重合体フイル
ムB側を第2面とした。
【0049】実施例2 アクリル酸ブチル100部、アクリル酸3部、酢酸ビニ
ル5部、2・2−ジメトキシ−2−フエニルアセトフエ
ノン0.2部からなる重合原料に、高圧水銀灯にて紫外
線を照射して、一部光重合させた。これに、反応性官能
基を含むモノマ―としてグリシジルメタクリレ―ト2部
と、架橋性モノマ―としてトリメチロ―ルプロパントリ
アクリレ―ト0.1部とを混合し、離型処理したプラス
チツクフイルム上に塗工し、さらに窒素ガス雰囲気下で
紫外線を照射して光重合させることにより、ポリマ―ベ
―スが95重量%、厚みが25μmである、本発明の接
着剤層における第1の層に相当する重合体フイルムCを
得た。
【0050】一方、アクリル酸イソデシル90部、アク
リル酸10部、2−ヒドロキシルエチルアクリレ―ト2
部、2・2−ジメトキシ−2−フエニルアセトフエノン
0.2部からなる重合原料に、高圧水銀灯にて紫外線を
照射し、一部光重合させた。これに、橋かけ反応の触媒
として、ジメチルアミノエチルアクリレ―ト2部を添加
混合し、さらに窒素ガス雰囲気下で紫外線を照射して光
重合させることにより、ポリマ―ベ―スが99.0重量
%、厚みが25μmである、本発明の接着剤層における
第2の層に相当する重合体フイルムDを得た。
【0051】このようにして得た重合体フイルムCおよ
びDを、ラミネ―トロ―ルを用いて積層圧着したのち、
常温にて24時間エ―ジングを行い、2層構造の接着剤
層を有する感圧性接着テ―プを得た。以下の測定試験に
おいて、重合体フイルムC側を第1面、重合体フイルム
D側を第2面とした。
【0052】比較例1 アクリル酸ブチル100部、アクリル酸3部、酢酸ビニ
ル5部、2・2−ジメトキシ−2−フエニルアセトフエ
ノン0.2部からなる重合原料に、高圧水銀灯にて紫外
線を照射し、一部光重合させた。これに、架橋性モノマ
―としてトリメチロ―ルプロパントリアクリレ―ト0.
2部を混合し、離型処理したプラスチツクフイルム上に
塗工し、さらに窒素ガス雰囲気下で紫外線を照射して光
重合させることにより、ポリマ―ベ―スが99.0重量
%、厚みが25μmの重合体フイルムEを得た。
【0053】つぎに、上記の重合体フイルムEおよび実
施例1で得た重合体フイルムBを、ラミネ―トロ―ルを
用いて積層圧着したのち、100℃にて2時間エ―ジン
グを行い、2層構造の接着剤層を有する感圧性接着テ―
プを得た。以下の測定試験において、重合体フイルムE
側を第1面、重合体フイルムB側を第2面とした。
【0054】比較例2 厚さを50μmに変更した以外は、実施例1における重
合体フイルムAと同一配合,同一製法により、単層構造
の感圧性接着テ―プを得た。
【0055】比較例3 厚さを50μmに変更した以外は、実施例2における重
合体フイルムCと同一配合,同一製法により、単層構造
の感圧性接着テ―プを得た。
【0056】比較例4 厚さを50μmに変更した以外は、実施例1における重
合体フイルムBと同一配合,同一製法により、単層構造
の感圧性接着テ―プを得た。
【0057】比較例5 厚さを50μmに変更した以外は、実施例2における重
合体フイルムDと同一配合,同一製法により、単層構造
の感圧性接着テ―プを得た。
【0058】上記の実施例1,2および比較例1〜5で
製造した感圧性接着テ―プにつき、接着力およびせん断
保持力を調べた。その結果を、下記の表1に示す。な
お、実施例1,2および比較例1で示した2層構造の接
着剤層を有する感圧性接着テ―プについては、第1面お
よび第2面の接着力を記した。
【0059】
【表1】
【0060】上記の表1の結果より、たとえば、ステン
レス板とポリプロピレン板を接着するためには、本発明
の実施例1,2に示す2層構造の接着剤層を有する感圧
性接着テ―プを用い、ステンレス板側にその第2面、ポ
リプロピレン板側にその第1面を配することにより、比
較例2〜5に示す単層構造の感圧性接着テ―プに比べ
て、より良好な接着特性が得られるものであることが明
らかである。また、この本発明の感圧性接着テ―プは、
比較例1に示す2層構造の接着剤層を有する感圧性接着
テ―プに比べて、接着剤層間の結合強度が格段に強いた
め、すぐれたせん断保持力を示すことも明らかである。
【0061】実施例3 アクリル酸ブチル100部、アクリル酸3部、酢酸ビニ
ル5部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフエニルケトン
(光重合開始剤)0.1部からなる重合原料に、高圧水
銀灯にて紫外線を照射して、一部光重合させた。これ
に、多官能性架橋剤としてトリメチロ―ルプロパントリ
ス〔3−(1−アジリジニル)プロピオネ―ト〕0.0
5部と、架橋性モノマ―としてトリメチロ―ルプロパン
トリアクリレ―ト0.05部とを混合し、離型処理した
プラスチツクフイルム上に塗工し、さらに窒素ガス雰囲
気下で紫外線を照射して光重合させることにより、ポリ
マ―ベ―スが97重量%、厚みが20μmである、本発
明の接着剤層における第1の層に相当する重合体フイル
ムFを得た。
【0062】一方、アクリル酸イソデシル90部、アク
リル酸10部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフエニル
ケトン(光重合開始剤)0.1部からなる重合原料を、
離型処理したプラスチツクフイルム上に塗工し、窒素ガ
ス雰囲気下で高圧水銀灯にて紫外線を照射して光重合す
ることにより、ポリマ―ベ―スが98.5重量%、厚み
が25μmである、本発明の接着剤層における第2の層
に相当する重合体フイルムGを得た。
【0063】このようにして得た重合体フイルムFおよ
びGを、ラミネ―トロ―ルを用いて積層圧着したのち、
130℃にて2時間エ―ジングを行い、2層構造の接着
剤層を有する感圧性接着テ―プを得た。以下の測定試験
において、重合体フイルムF側を第1面、重合体フイル
ムG側を第2面とした。
【0064】上記の実施例3で製造した感圧性接着テ―
プについて、接着力およびせん断保持力を調べた。その
結果を、下記の表2に示す。なお、接着力は、第1面お
よび第2面について測定した。
【0065】
【表2】
【0066】上記の表2の結果より、前記の実施例1,
2の場合と同様に、たとえば、ステンレス板とポリプロ
ピレン板を接着するにあたり、本発明の実施例3に示す
2層構造の接着剤層を有する感圧性接着テ―プを用い、
ステンレス板側にその第2面、ポリプロピレン板側にそ
の第1面を配することにより、非常に良好な接着特性が
得られるとともに、接着剤層間の結合強度が格段に強い
ため、すぐれたせん断保持力を示すことも明らかであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 7/02 C09J 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多層構造の接着剤層を有するアクリル系
    の感圧性接着テ―プの製法において、(メタ)アクリル
    酸アルキルエステルと光重合開始剤とを含む組成物を光
    重合させて得た少なくとも2種の接着剤層を、隣接層間
    でその組成が異なるように積層したのち、隣接層の一方
    の層を構成する(メタ)アクリル酸アルキルエステル系
    ポリマ―の分子内に導入された反応性官能基と、他方の
    層を構成する(メタ)アクリル酸アルキルエステル系ポ
    リマ―の分子内に導入された活性水素含有の官能基との
    反応により、隣接層同士を化学的に結合させるようにし
    たことを特徴とする感圧性接着テ―プの製法。
  2. 【請求項2】 (メタ)アクリル酸アルキルエステル系
    ポリマ―の分子内に導入された反応性官能基が、光重合
    用の組成物に添加された反応性官能基を含むモノマ―に
    由来するものである請求項1に記載の感圧性接着テ―プ
    の製法。
  3. 【請求項3】 (メタ)アクリル酸アルキルエステル系
    ポリマ―の分子内に導入された反応性官能基が、光重合
    用の組成物に添加された活性水素含有の官能基を含むモ
    ノマ―の上記官能基に多官能性架橋剤を反応させて導入
    されたものである請求項1に記載の感圧性接着テ―プの
    製法。
  4. 【請求項4】 (メタ)アクリル酸アルキルエステル系
    ポリマ―の分子内に導入された反応性官能基が、イソシ
    アネ―ト基、エポキシ基またはアジリジン基である請求
    項1〜3のいずれかに記載の感圧性接着テ―プの製法。
  5. 【請求項5】 (メタ)アクリル酸アルキルエステル系
    ポリマ―の分子内に導入された活性水素含有の官能基
    が、水酸基またはカルボキシル基である請求項1〜4の
    いずれかに記載の感圧性接着テ―プの製法。
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