JP3005318U - 墜落防止安全帯用フック - Google Patents
墜落防止安全帯用フックInfo
- Publication number
- JP3005318U JP3005318U JP1994008335U JP833594U JP3005318U JP 3005318 U JP3005318 U JP 3005318U JP 1994008335 U JP1994008335 U JP 1994008335U JP 833594 U JP833594 U JP 833594U JP 3005318 U JP3005318 U JP 3005318U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- opening
- closing cap
- fall prevention
- belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全性向上とコストダウンを計る。
【構成】 開閉キャップ4 の先端凹状部6 に突出片7 を
開閉キャップ4 側壁41に添わして一対設けたものであ
る。 【効果】 選別及び修正工程が省略できコストダウンが
計れると共に、ベルトが先端部に入り込まないので安全
性が向上した。
開閉キャップ4 側壁41に添わして一対設けたものであ
る。 【効果】 選別及び修正工程が省略できコストダウンが
計れると共に、ベルトが先端部に入り込まないので安全
性が向上した。
Description
【0001】
本願は建設工事等において高所で作業をする場合に作業者の墜落を防止するた めの安全帯のロープ先端に連結して、作業場所近辺の構造物に掛けて使用するフ ックに関するものである。
【0002】
従来のフックの鉤部先端部は、図4,5,6に示すように、鉤部先端を収めて 係合し、開閉キャップ4 より突出しない形状として、ロープの引っかかりを無く した安全性の高いフックであった。 しかし、近年、ナイロン製等の三つ打ちロープを用いた墜落防止安全帯に代わり 、図7のような細幅織りベルト8 をバネの附勢によって巻取器9 に巻き取り収納 するタイプの墜落防止安全帯が多く使用されてきたがフックは従来のものを使用 していた。
【0003】
ところが、細幅織りベルトタイプの墜落防止安全帯に用いるフックは、鉤部先 端部11と開閉キャップ4 とのクリアランスが大きいと(図6)、そこからベルト が抜け出る可能性があるので、クリアランスの少ないものを選別、又は修正して 使用するものであった。 しかし、細幅織りベルトが開閉キャップ先端に入り込み、その時に落下すれば、 高衝撃荷重が加わって、鉤部先端及び開閉キャップ先端が開いて、ベルトがフッ クより外れて墜落の危険が生じる恐れが考えられるものであった。 又、クリアランスの少ないものを選別する場合は、個人差にもよって選別にバラ ツキが起こるし、選別時間と、修正による修正時間がコストアップになるもので あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 よって本願は、バラツキによる危険性と、選別,修正時間を無くし、安全性向 上とコストダウンを計るものである。 具体的には、開閉キャップの先端部にベルトが入り込む間隙を無くすため、凹状 部6 に突出片7 を開閉キャップ両側壁41,41 に添わして一対設けるものである。
【0005】
本願のフックは、先端に鉤部1 と基端に環部2 とを備えたフック本体3 の腹部 に鉤口を開閉する開閉キャップ4 と、背部に該開閉キャップ4 の回動を阻止する 安全キャップ5 とを設けた構成であり、フック本体3 の環部2 寄りにその基端を 軸止した開閉キャップ4 には、その先端がフック本体3 の先端に内側より当接す るバネが附勢しており、その両者の当接地点において、フック本体3 は、その鉤 部先端部11をやや内側へ曲げるか、あるいはその内側に凹みを設けてそれに開閉 キャップ4 が当接する当接部42を設け開閉キャップ4 はその背辺43の先端部を斜 め裏方向へプレスしてそこに近似V又はU状の凹状部6 を設け、該凹状部6 の両 側壁41,41 に添わして突出片7 を一対設けて2重構造とし、フック本体3 の先端 当接部13が開閉キャップ4 の凹状部6 に嵌合する構造を備えたものである。
【0006】
以上の構成のフックを用いることにより、鉤部先端部11と、開閉キャップ4 の 側壁41間にベルト8 が入り込まないので、鉤部先端部11と開閉キャップ4 とのク リアランスが多少大きいものでも抜け出ることがないので、クリアランスの少な いものを選別、又は修正する工程を省略できコストダウンが計れる。 又、ベルト8 が入り込まないので、フック係合の確実性が高まり、安全性が向上 する。
【図1】本願フックの正面図。
【図2】本願フックの平面図。
【図3】本願フック鉤部先端部の断面図。
【図4】従来品の鉤部先端部の断面図。
【図5】従来品の鉤部先端部の平面図。
【図6】従来品のクリアランスの有る鉤部先端部の断面
図。
図。
【図7】ベルト巻取式の墜落防止安全帯正面図。
1 鉤部 2 環部 3 フック本体 4 開閉キャップ 5 安全キャップ 6 凹状部 7 突出片 8 ベルト 9 巻取器
Claims (1)
- 【請求項1】 先端に鉤部1 と基端に環部2 とを備えた
フック本体3 の腹部に、鉤部先端部11に当接する凹状部
6 を設けた開閉キャップ4 と、背部に該開閉キャップ4
の回動を阻止する安全キャップ5 とを設けた構造の墜落
防止安全帯用フックにおいて、開閉キャップ4 の先端凹
状部6 に開閉キャップ側壁41に添わして突出片7 を一対
設けたことを特徴とする墜落防止安全帯用フック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008335U JP3005318U (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 墜落防止安全帯用フック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994008335U JP3005318U (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 墜落防止安全帯用フック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3005318U true JP3005318U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=43141219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994008335U Expired - Lifetime JP3005318U (ja) | 1994-06-16 | 1994-06-16 | 墜落防止安全帯用フック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005318U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526964B2 (ja) * | 1974-04-24 | 1977-02-26 | ||
JPS58181013A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-22 | Toshiba Corp | 光分配器 |
JPS6332557B2 (ja) * | 1981-08-21 | 1988-06-30 | Tokyo Shibaura Electric Co |
-
1994
- 1994-06-16 JP JP1994008335U patent/JP3005318U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS526964B2 (ja) * | 1974-04-24 | 1977-02-26 | ||
JPS6332557B2 (ja) * | 1981-08-21 | 1988-06-30 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
JPS58181013A (ja) * | 1982-04-19 | 1983-10-22 | Toshiba Corp | 光分配器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6199247B1 (en) | Clasp device for sheet materials | |
DE69815078D1 (de) | Haken für gürtel | |
US1576352A (en) | Hook | |
JP3005318U (ja) | 墜落防止安全帯用フック | |
US6095502A (en) | Line grip with elongated cams | |
US4144709A (en) | Eyed hook | |
US5297321A (en) | Fastening device | |
US2219991A (en) | Clasp | |
US1580664A (en) | Snap hook | |
US3105280A (en) | Snap hook | |
US5377390A (en) | Adjustable tie chain | |
IE44887B1 (en) | Binder device for suspending and securing a pack of sheets | |
JPH0233792Y2 (ja) | ||
JP3083514B1 (ja) | 衣服用ベルト | |
JP3005319U (ja) | 墜落防止安全帯用フック | |
US3968988A (en) | Safety latch | |
JP3023382U (ja) | タイヤチェーンの内側部材連結装置 | |
US2036338A (en) | Clothesline fastener | |
JPH0313609Y2 (ja) | ||
JP3042665U (ja) | 携帯品落下防止具 | |
JP2576277Y2 (ja) | 柱上安全帯用回動抑制型リング | |
JPH0238705Y2 (ja) | ||
JPS638619Y2 (ja) | ||
US1214704A (en) | Garment-fastener. | |
US196392A (en) | Improvement in wire-stretchers |