[go: up one dir, main page]

JP3002419B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

Info

Publication number
JP3002419B2
JP3002419B2 JP8100218A JP10021896A JP3002419B2 JP 3002419 B2 JP3002419 B2 JP 3002419B2 JP 8100218 A JP8100218 A JP 8100218A JP 10021896 A JP10021896 A JP 10021896A JP 3002419 B2 JP3002419 B2 JP 3002419B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire circumferential
tire
land portion
length
land
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8100218A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0930213A (ja
Inventor
正裕 半谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP8100218A priority Critical patent/JP3002419B2/ja
Publication of JPH0930213A publication Critical patent/JPH0930213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3002419B2 publication Critical patent/JP3002419B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/0318Tread patterns irregular patterns with particular pitch sequence

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターンノイズの
低減を維持しつつ操縦安定性を向上しうる空気入りタイ
ヤに関する。
【0002】
【従来の技術】ブロック、ラグなどの陸部が一定のピッ
チで並んでいるトレッドパターンを有する空気入りタイ
ヤは、タイヤ走行時に特定周波数の音が大きくなる、い
わゆるパターンノイズが発生しやすい。
【0003】従来より、かかるパターンノイズを低減さ
せる手法として、前記ブロック、ラグなどに周方向長さ
が異なる複数種類のブロックを用いること、又はこれら
のブロックに挟まれる横溝の周方向巾を異ならせること
により、特定の周波数領域の音の分散化を図って共振を
防止する、バリアブルピッチ手法を採用したタイヤが、
例えば特開平2−127103号公報などにより提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
バリアブルピッチ手法は、ノイズ低減効果を発揮するた
めには、前記ブロックのタイヤ周方向長さの変化率、つ
まり最小ブロックのタイヤ周方向長さaと最大ブロック
の周方向長さbとの比(b/a)などを大きく設定する
必要があるため、ブロック剛性の不均一を招き、操縦安
定性を低下させ、しかもタイヤの前後方向の力の変動成
分であるトラクティブフォースバリエーションなどが大
きくなり、タイヤユニフォミティをも悪化させるという
問題がある。
【0005】本発明者は、パターンノイズ低減効果のあ
るバリアブルピッチ手法の採用を前提とし、操縦安定性
などを向上させる点について鋭意研究を重ねた結果、前
記ブロックなどの陸部の変化率を、横溝のタイヤ周方向
巾の変化率と関連させて一定範囲に規制することを基本
として、ノイズの分散を有効に図りつつ、ブロックの剛
性差を極力無くすことにより操縦安定性を高いレベルに
まで向上しうることを見い出し本発明を完成させたので
ある。
【0006】即ち、本発明は、パターンノイズの低減を
図りつつ操縦安定性を向上しうる空気入りタイヤを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレッド面
に、タイヤ周方向に交わる向きにのびる横溝を設けるこ
とにより、前記横溝に挟まれる陸部がタイヤ周方向に並
ぶ陸部列を形成するとともに、この陸部列は、タイヤ周
方向長さが異なる3〜5種類の陸部を用いたバリアブル
ピッチの空気入りタイヤであって、タイヤ周方向長さが
最短の陸部のタイヤ周方向長さBssと、最長の陸部の
タイヤ周方向長さBllとの比(Bll/Bss)で表
される陸部長さ変化率BRを1.1〜1.5とするとと
もに、 該陸部長さ変化率BRと、タイヤ周方向の巾が最
短の横溝のタイヤ周方向巾Gssと、最長の横溝のタイ
ヤ周方向巾Gllとの比(Gll/Gss)で表される
横溝巾変化率GRとの比(GR/BR)を1.2〜1.
5の範囲としたことを特徴とする空気入りタイヤであ
る。
【0008】なお前記陸部列は、前記陸部のタイヤ周方
向長さの種類数と、前記横溝のタイヤ周方向巾の種類数
とを同じとし、かつ陸部をタイヤ周方向長さBiの順に
並べ、しかも横溝をタイヤ周方向巾Giの順に並べたと
きにおいて、陸部のタイヤ周方向の一方の縁に、この陸
部と同じ順位の横溝が隣り合うように構成することが望
ましい。
【0009】本発明者等の実験結果によれば、前記陸部
長さ変化率BRは、横溝巾変化率GRとの比(GR/B
R)を1.2〜1.5の範囲に規制することにより、各
陸部の剛性が不均一となるのを極力無くすることがで
き、操縦安定性がいわゆるピーク的に向上するととも
に、特定周波数領域の音の分散化を図ることによりパタ
ーンノイズを低減しうる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図1において、空気入りタイヤ
1は、ビードコア2を有する一対のビード部3と、各ビ
ード部3からタイヤ半径方向外方にのびるサイドウォー
ル部4と、このサイドウォール部4の外端間を継ぐトレ
ッド部5とを有し、本例ではタイヤ最大巾WTに対する
タイヤ断面高さHの比である偏平率H/WTを80%以
下、好ましくは60%以下とした乗用車用の偏平タイヤ
として形成される。
【0011】又空気入りタイヤ1には、トレッド部5か
らサイドウォール部4をへてビードコア2の廻りで折り
返されて係止されるカーカス6が架け渡されるととも
に、このカーカス6の外側かつトレッド部5の内方には
強靱なベルト層7が巻装され、前記カーカス6にタガ効
果を付与する。
【0012】前記カーカス6は、カーカスコードをタイ
ヤ赤道Cに対して60〜90度の角度で配列したいわゆ
るラジアル又はセミラジアル構造の1枚以上のカーカス
プライからなり、カーカスコードとして、スチール又は
ナイロン、レーヨン若しくはポリエステル等の有機繊維
コードが採用される。
【0013】又ベルト層7は、ベルトコードをタイヤ赤
道Cに対して30度以下の角度で配列した1枚以上、本
例では内外2枚のベルトプライ7A、7Bから形成さ
れ、各プライ7A、7Bはベルトコードがプライ間相互
で交差するように向きを違えて重置されている。なおベ
ルトコードとしては、カーカスコードと同様に、ナイロ
ン、ポリエステル、レーヨン等の有機繊維コード又はス
チール等の金属コードが用いられる。
【0014】又トレッド部5のトレッド面Kは、トレッ
ドパターンを図2に展開して示すように、本実施例では
タイヤ周方向にのびる縦溝9と、この縦溝9と交わる向
きにのびる横溝10とを含むトレッド溝を形成すること
により、前記トレッド面Kに、前記横溝10に挟まれる
陸部、例えばブロック11、12、などがタイヤ周方向
に並ぶ陸部列L1、L2を形成したブロックパターン又
はブロック・リブパターンを形成している。なお、図2
は、ブロックの周方向長さの違いを強調して示してお
り、実測とは異なる。
【0015】この陸部列L1、L2は、本例では、タイ
ヤ周方向長さが異なる3〜5種類などの複数種類、本例
では5種類のブロック11A〜11E、12A〜12E
をともに用いるとともに、これらのブロック11A〜1
1E、12A〜12Eをタイヤ周方向長さの順に並べた
バリアブルピッチを採用している。なお図2に示す符号
を用いて説明すれば、各ブロックの周方向長さは、次の
ような関係である。 Bll>Bl>Bm>Bs>Bss
【0016】次に、前記縦溝9は、本例では、タイヤ赤
道Cの両側を通る内の縦溝9A、9Aと、その外側に配
する外の縦溝9B、9Bとの合計4本からなり、各縦溝
9A、9Bは、夫々トレッド面K上での溝巾GW1を、
トレッド巾TWの3%以上しかも5mm以上として形成す
るとともに、本例では溝深さをタイヤ全周に亘って略一
定とした直線状溝としたものを例示するが、屈曲させて
もよい。
【0017】又前記横溝10は、トレッド巾TWの範囲
内で、本例ではトレッド面Kを左右のトレッド縁Ea、
Ebからタイヤ軸方向内側に向けてのびかつタイヤ赤道
Cの近傍で途切れる左右の横溝10A、10B…とから
なり、各横溝の溝深さを一定としている。なお各横溝1
0A、10Bのタイヤ軸方向内端は、夫々タイヤ赤道C
をこえた近傍位置で途切れてもよく、又左右のトレッド
縁Ea、Ebを継ぐような連続溝として形成しても良
い。
【0018】さらに前記横溝10A、10Bは、各陸部
列L1、L2において、タイヤ周方向の巾GW2(以
下、単に「溝巾GW2」という)を異ならせた複数種
類、本例では前記ブロック11、12のタイヤ周方向長
さの種類数と同じ5種類にて形成しており、溝巾GW2
は、図2に示す符号を用いて説明すれば次のような関係
となる。 Gll>Gl>Gm>Gs>Gss
【0019】又前記各陸部列L1は、トレッド周方向部
分にそのタイヤ周方向長さBll、Bl、Bm、Bs、
Bssの順(陸部列L1について示す)に並べ、しかも
横溝10A、10Bをタイヤ周方向巾Gll、Gl、G
m、Gs、Gssの順に並べて配するとともに、各ブロ
ック11A〜11Eのタイヤ周方向の一方の縁に、この
ブロックと同じ順位の横溝を隣り合わせて配しているも
のを例示している。
【0020】又本例では、各ブロックは、その周方向巾
を、 …Bm、Bl、Bll、Bl、Bm、Bs、Bss、B
s、Bm、Bl… という様にブロックの周長さが増大後、減少するという
配列を繰り返すとともにタイヤ周方向に隣接するブロッ
クの周方向巾の差を一定としたものを示している。
【0021】なお、横溝10A、10B及び陸部列L2
も、この陸部列L1と同様の構成をなしたものを例示す
るが、図2から明らかなように、陸部列L1とL2とは
互いに1順位ずらせて前記各ブロック11、12を夫々
配している。なお、ブロックは、周方向長さが最大のも
のBllと、最小のものBssとが隣接することはない
が、一つとび、例えばBllとBm、BsとBlなどが
隣接することは差し支えなく、又同一寸法のブロックを
連続させても良い。
【0022】又本例では、左右のトレッド面部K1、K
2の各パターン形状は、円周方向に位相を違えた対称パ
ターンをなし、以下、左のトレッド面部K1の、とりわ
け陸部列L1を用いて説明する。
【0023】先ず、陸部列L1のブロック11A〜11
Eのうち、タイヤ周方向長さが最短のブロック11Eの
タイヤ周方向長さBssと、最長の陸部11Aのタイヤ
周方向長さBllとの比(Bll/Bss)を陸部長さ
変化率BRとして定義し、本実施例では、この陸部長さ
変化率BRを1.1〜1.5に設定している。又前記の
如く、各ブロック間でのタイヤ長方向長さの差を均一と
するのが良い。
【0024】この陸部長さ変化率BRが、前記1.1の
値よりも小であるときには、ブロック11の剛性は均一
化する傾向にある反面、パターンノイズの低減を維持で
きない傾向にあり、逆に陸部長さ変化率BRが前記1.
5の値よりも大であるときには、ブロック11の剛性の
不均一化が進み、操縦安定性が低下しがちとなり、しか
もタイヤユニフォミティの悪化を招く傾向にある。さら
に好ましくは、前記陸部長さ変化率BRは、1.15〜
1.25程度とするのが良く、前記ブロック同様、一単
位において隣り合う横溝とのタイヤ周方向の巾の差を均
一としている。
【0025】次に、横溝10Aにおいて、タイヤ周方向
の巾が最短の横溝のタイヤ周方向巾Gssと、最長の横
溝のタイヤ周方向巾Gllとの比(Gll/Gss)を
横溝巾変化率GRとして定義しており、この横溝巾変化
率GRが大きいほど、パターンノイズの低減に効果があ
るのは言うまでもない。
【0026】そして、これら陸部長さ変化率BRと横溝
巾変化率GRとの比(GR/BR)を1.2〜1.5の
範囲に規制している。このように、陸部長さ変化率BR
と横溝巾変化率GRとの比(GR/BR)を規制してい
るのは、比(GR/BR)と、操縦安定性などの関係を
調べた結果の図3に示すようなグラフに基づいている。
なお操縦安定性は10段階評価の指数で、又パターンノ
イズは(GR/BR)=1を基準として、その差で示し
ている。
【0027】先ず操縦安定性においては、前記比(GR
/BR)が1.2以上において著しく向上することが判
明した。これは、陸部の変化率が小さくなることによ
り、ブロックなどの剛性が均一化されることに基づいて
おり、前記比が1.5を越えるあたりでほぼ頭打ちとな
る。
【0028】又パターンノイズについては、前記比(G
R/BR)が1.5以下において低減しうることが理解
でき、逆に1.5を越えるとブロックの長さの変化が小
さくなりパターンノイズの低減効果が得られない。よっ
て、パターンノイズの低減を維持しつつ操縦安定性を向
上するためには前記比(GR/BR)を1.2〜1.5
の範囲とする必要がある。
【0029】なお前記比(GR/BR)がこの範囲であ
れば、タイヤユニフォミティについても標準レベルを保
持しうることが判明している。
【0030】なお前記比(GR/BR)は、陸部列L1
について説明したが、陸部列L2についても、同様の構
成を採用することが望ましく本例では陸部列L1と同様
の構成を採用しており、又前記ブロックの周方向長さ、
及び横溝の周方向巾は、タイヤの任意の円周断面におい
て測定することにより定め、当該断面にて前記規制を充
足すれば足りる。
【0031】
【実施例】 タイヤサイズが、205/60R15で
あり、かつ本発明に従って周方向長さがBll、Bl、
Bm、Bs、Bssの5種類のブロック及び周方向巾が
Gll、Gl、Gm、Gs、Gssの5種類の横溝を具
図2のトレッドパターンを有するラジアルタイヤを、
表1に示す仕様にて複数種試作するとともに(実施例1
〜3)、本発明の構成外であり、前記比(GR/BR)
=1であるタイヤ(従来例)、及び同比が1.2〜1.
5の範囲外のタイヤ(比較例1、2)についても併せて
試作し、性能を比較するテストを行った。なお中心とな
るブロック周方向長さBm、および横溝の周方向巾Gm
は、 Bm=23.41mm、Gm=4.68mm の値を用いた。テスト条件は、以下の通りである。
【0032】イ)パターンノイズ 試験タイヤを15×6−JJのアルミホイールリムに内
圧200Kpa(前後同一)でリム組み後、2500c
cの後輪駆動車の4輪に装着して、1名乗車にてスムー
ス路面を速度80km/hにて走行させた。このとき、
運転席窓側右耳許でのオーバーオールの騒音レベルdB
(A)を測定するとともに、従来例との偏差を表示し
た。
【0033】ロ)ロードノイズ 前記と同一条件で、ドライアスファルトの荒れた路面を
速度50km/hにて走行させ、ロードノイズ計測器を
用いて定常走行時におけるオーバーオールの騒音レベル
dB(A)を測定するとともに、従来例を基準とした音
圧レベル差を表示した。
【0034】ハ)タイヤユニフォミティ コーナリング試験機を用い、速度80km/hにおい
て、タイヤの前後方向の力の変動成分であるトラクティ
ブフォースバリエーション(TFV)を測定した。従来
例を基準とした差で表示している。数値が小さいほどタ
イヤ前後の変動成分が小さく、タイヤユニフォミティに
優れている。
【0035】ニ)操縦安定性(DRY、WET)および
乗り心地 前記イ)のパターンノイズテストと同一条件で、タイヤ
テストコースのドライアスファルト路面、ウエットアス
ファルト路面をそれぞれ走行し、ドライバーの官能評価
により従来例を6(基準)とする10段階評価で表示し
ている。数値がの大きい方が良好であり、評価8では相
当良好なレベルに達する。テストの結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】テストの結果、実施例1〜3は、ブロック
長さ変化率BRが小さくなる程、パターンノイズを大と
する傾向にあるものの、依然としてパターンノイズの低
減を維持しつつ操縦安定性を向上しうることが確認でき
た。特に、操縦安定性の評価指数「8」は、著しくその
性能が向上していることを示している。
【0038】比較例1については、(GR/BR)が小
さいため操縦安定性の向上は見られず、又比較例2では
操縦安定性は高めうるが、パターンノイズの低減を維持
しえない。
【0039】 タイヤサイズが205/60R15で
あり、かつ周方向長さがBll、Bm、Bssの3種類
のブロック及び周方向巾がGll、Gm、Gssの3種
類の横溝を具え、実施例と同様のトレッドパターンを
有するラジアルタイヤを、表2に示す仕様にて複数種試
作するとともに(実施例4、5)、本発明の構成外であ
り、前記比(GR/BR)=1であるタイヤ(従来
例)、及び同比が1.2〜1.5の範囲外のタイヤ(比
較例3、4)についても併せて試作し、実施例と同様
の性能を比較するテストを行った。なお中心となるブロ
ック周方向長さBm、および横溝の周方向巾Gmは Bm=23.41mm、Gm=4.68mm の値を用いた。
【0040】
【表2】
【0041】実施例においても、本発明品である実施
例4、5は、従来例、比較例3、4に比べ良好な結果を
得た。
【0042】
【発明の効果】叙上の如く本発明の空気入りタイヤは、
パターンノイズの低減を維持しつつ操縦安定性やタイヤ
ユニフォミティなどを向上しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す空気入りタイヤの断面図
である。
【図2】本発明の空気入りタイヤのトレッドパターンを
展開して示す平面図である。
【図3】比(GR/BR)と操縦安定性などの関係を示
す線図である。
【符号の説明】
10 横溝 11、12 ブロック L1、L2 陸部列 K トレッド面 Ea、Eb トレッド縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60C 11/03 B60C 11/04 B60C 11/11

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド面に、タイヤ周方向に交わる向き
    にのびる横溝を設けることにより、前記横溝に挟まれる
    陸部がタイヤ周方向に並ぶ陸部列を形成するとともに、
    この陸部列は、タイヤ周方向長さが異なる3〜5種類
    陸部を用いたバリアブルピッチの空気入りタイヤであっ
    て、 タイヤ周方向長さが最短の陸部のタイヤ周方向長さBs
    sと、最長の陸部のタイヤ周方向長さBllとの比(B
    ll/Bss)で表される陸部長さ変化率BRを1.1
    〜1.5とするとともに、 該陸部長さ変化率BRと、 タイヤ周方向の巾が最短の横
    溝のタイヤ周方向巾Gssと、最長の横溝のタイヤ周方
    向巾Gllとの比(Gll/Gss)で表される横溝巾
    変化率GRとの比(GR/BR)を1.2〜1.5の範
    囲としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】前記陸部列は、前記陸部のタイヤ周方向長
    さの種類数と、前記横溝のタイヤ周方向巾の種類数とを
    同じとし、かつ陸部をタイヤ周方向長さBiの順に並
    べ、しかも横溝をタイヤ周方向巾Giの順に並べたとき
    において、 陸部のタイヤ周方向の一方の縁に、この陸部と同じ順位
    の横溝が隣り合ってなる請求項1記載の空気入りタイ
    ヤ。
JP8100218A 1995-05-15 1996-04-22 空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP3002419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8100218A JP3002419B2 (ja) 1995-05-15 1996-04-22 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11583695 1995-05-15
JP7-115836 1995-05-15
JP8100218A JP3002419B2 (ja) 1995-05-15 1996-04-22 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0930213A JPH0930213A (ja) 1997-02-04
JP3002419B2 true JP3002419B2 (ja) 2000-01-24

Family

ID=26441286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8100218A Expired - Fee Related JP3002419B2 (ja) 1995-05-15 1996-04-22 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3002419B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4530264B2 (ja) * 2004-05-20 2010-08-25 東洋ゴム工業株式会社 空気入りラジアルタイヤ
JP5969896B2 (ja) * 2012-11-02 2016-08-17 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP6394594B2 (ja) * 2013-05-13 2018-09-26 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP6350002B2 (ja) * 2014-06-19 2018-07-04 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ
JP6350001B2 (ja) * 2014-06-19 2018-07-04 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0930213A (ja) 1997-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6408520B2 (ja) 乗用車用空気入りラジアルタイヤ及びその使用方法
US7163039B2 (en) High-performance tire for a motor vehicle
JP3218230B2 (ja) 空気入りタイヤ
US7918256B2 (en) Heavy duty tire having ground contacting face at 70% and 100% maximum tire load
JP2643065B2 (ja) 空気入りタイヤ
US20040079460A1 (en) Pneumatic tire
JPH10175406A (ja) 重荷重用ラジアルタイヤ
JPH0924707A (ja) 空気入りタイヤ及びその使用方法
JP3901743B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH10315712A (ja) 重荷重用ラジアルタイヤ
JP4979864B2 (ja) 自動車用高性能タイヤ
US6568444B1 (en) Pneumatic radial tire having small negative ratio and small tread ground contacting width to rim width
JPH06115319A (ja) 空気入りタイヤ
JPH03139402A (ja) 空気入りタイヤ
JP3002419B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2003165311A (ja) 空気入りタイヤ
JP3336052B2 (ja) 冬用空気入りラジアルタイヤ
US6415836B1 (en) Pneumatic tire including axial grooves having different widths and tread elements having different lengths
JPH0632108A (ja) 建設車両用空気入りラジアルタイヤ
JP2003146015A (ja) 空気入りタイヤ
JPH0911710A (ja) 空気入りタイヤ
JP3188542B2 (ja) 車両における空気入りタイヤの配置構造
JPH05221205A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
EP4056385B1 (en) Pneumatic tire
US20230241926A1 (en) Pneumatic tire

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees