JP3001484B2 - 無線選択呼出受信機及びチャネル選択方法 - Google Patents
無線選択呼出受信機及びチャネル選択方法Info
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- JP3001484B2 JP3001484B2 JP9316491A JP31649197A JP3001484B2 JP 3001484 B2 JP3001484 B2 JP 3001484B2 JP 9316491 A JP9316491 A JP 9316491A JP 31649197 A JP31649197 A JP 31649197A JP 3001484 B2 JP3001484 B2 JP 3001484B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
- H04W88/022—Selective call receivers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線選択呼出受信機
に係り、特に複数チャネルから受信チャネルを自動的に
選択する方法に関する。
に係り、特に複数チャネルから受信チャネルを自動的に
選択する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】着信エリアの自動切り替え機能を有する
無線選択呼出受信機の一例が特開平6−315001号
公報に開示されている。この従来例は、周波数が異なる
複数のエリア(小ゾーン)で構成されたシステムにおい
て使用され、選択呼出信号との同期がはずれた時に周波
数チャネルの掃引をスキャンリストに従って所定回数実
行し、同期信号を検出できなかった場合には無線部の動
作を停止し、所定時間経過後に再び周波数チャネルの掃
引を実行するというものである。
無線選択呼出受信機の一例が特開平6−315001号
公報に開示されている。この従来例は、周波数が異なる
複数のエリア(小ゾーン)で構成されたシステムにおい
て使用され、選択呼出信号との同期がはずれた時に周波
数チャネルの掃引をスキャンリストに従って所定回数実
行し、同期信号を検出できなかった場合には無線部の動
作を停止し、所定時間経過後に再び周波数チャネルの掃
引を実行するというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線選択呼出受信機では、回線状況の悪化が一時的
な場合にもスキャンリスト順に周波数チャネル掃引が実
行されるために、前回と異なるチャネルに同期確立する
可能性が高くなる。このために、特にカバーするエリア
がオーバラップしている場合には、エリアの切換が頻繁
に行われる結果となり、エリア切換が間に合わないとき
には選択呼出の着信抜けが発生する可能性もある。
来の無線選択呼出受信機では、回線状況の悪化が一時的
な場合にもスキャンリスト順に周波数チャネル掃引が実
行されるために、前回と異なるチャネルに同期確立する
可能性が高くなる。このために、特にカバーするエリア
がオーバラップしている場合には、エリアの切換が頻繁
に行われる結果となり、エリア切換が間に合わないとき
には選択呼出の着信抜けが発生する可能性もある。
【0004】更に、上記従来の無線選択呼出受信機で
は、エリアの切換が頻繁に発生しないように、受信中に
同期がはずれた時、最後に同期確立していた受信チャネ
ルで同期はずれを検出し、それが所定回数検出された後
でスキャンリストに従ったチャネル掃引が実行されると
いう方式も採用されている。
は、エリアの切換が頻繁に発生しないように、受信中に
同期がはずれた時、最後に同期確立していた受信チャネ
ルで同期はずれを検出し、それが所定回数検出された後
でスキャンリストに従ったチャネル掃引が実行されると
いう方式も採用されている。
【0005】しかしながら、最後の同期確立チャネルを
判定するための余分な時間が必要となるために、再同期
確立に要する平均時間が長くなり、その結果、バッテリ
寿命が短くなってしまう。更に、最後の同期確立チャネ
ルの判定タイミングで電界状況が悪化する場合には、最
初に検出した受信可能チャネルに同期することとなり、
結果的にエリア切換が頻発する可能性もある。
判定するための余分な時間が必要となるために、再同期
確立に要する平均時間が長くなり、その結果、バッテリ
寿命が短くなってしまう。更に、最後の同期確立チャネ
ルの判定タイミングで電界状況が悪化する場合には、最
初に検出した受信可能チャネルに同期することとなり、
結果的にエリア切換が頻発する可能性もある。
【0006】本発明の目的は、不必要なチャネル切換を
発生させることなく、効率的に着信エリアを選択できる
チャネル選択方法を提供することにある。
発生させることなく、効率的に着信エリアを選択できる
チャネル選択方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、低消費電力でチャネ
ル自動選択を行うことができる無線選択呼出受信機を提
供することにある。
ル自動選択を行うことができる無線選択呼出受信機を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるチャネル選
択方法は、同期が確立していた第1の無線チャネルの同
期状態が解除された後、受信可能な無線チャネルを探索
するために前記複数の無線チャネルを予め定められた順
序で走査し、受信可能な第2の無線チャネルを検出する
と第1の無線チャネルに切り換えて当該第1の無線チャ
ネルが受信可能であるか否かを判定する。第1の無線チ
ャネルが受信可能であれば第1の無線チャネルを選択し
て同期引き込みを行い、第1の無線チャネルで受信がで
きない場合には第2の無線チャネルを選択する。
択方法は、同期が確立していた第1の無線チャネルの同
期状態が解除された後、受信可能な無線チャネルを探索
するために前記複数の無線チャネルを予め定められた順
序で走査し、受信可能な第2の無線チャネルを検出する
と第1の無線チャネルに切り換えて当該第1の無線チャ
ネルが受信可能であるか否かを判定する。第1の無線チ
ャネルが受信可能であれば第1の無線チャネルを選択し
て同期引き込みを行い、第1の無線チャネルで受信がで
きない場合には第2の無線チャネルを選択する。
【0009】更に、本発明によるチャネル選択方法は、
同期が確立していた第1の無線チャネルの同期状態が解
除された後、受信可能な無線チャネルを探索するために
前記複数の無線チャネルを予め定められた順序で走査
し、受信可能な第2の無線チャネルを検出すると当該第
2の無線チャネルの品質を判定し、第2の無線チャネル
の品質を判定した後で第1の無線チャネルに切り換えて
当該第1の無線チャネルが受信可能であるか否かを判定
し、第1の無線チャネルが受信可能であれば当該第1の
無線チャネルの品質を判定し、第1の無線チャネルの品
質と第2の無線チャネルの品質とを比較し、その比較結
果に基づいていずれかのチャネルを選択する。
同期が確立していた第1の無線チャネルの同期状態が解
除された後、受信可能な無線チャネルを探索するために
前記複数の無線チャネルを予め定められた順序で走査
し、受信可能な第2の無線チャネルを検出すると当該第
2の無線チャネルの品質を判定し、第2の無線チャネル
の品質を判定した後で第1の無線チャネルに切り換えて
当該第1の無線チャネルが受信可能であるか否かを判定
し、第1の無線チャネルが受信可能であれば当該第1の
無線チャネルの品質を判定し、第1の無線チャネルの品
質と第2の無線チャネルの品質とを比較し、その比較結
果に基づいていずれかのチャネルを選択する。
【0010】また、本発明による無線選択呼出受信機は
上記チャネル選択方法を採用し、更に好ましくは、受信
可能な無線チャネルを探索するために複数の無線チャネ
ルを順次指定するチャネル走査を間欠受信動作に従って
実行する。
上記チャネル選択方法を採用し、更に好ましくは、受信
可能な無線チャネルを探索するために複数の無線チャネ
ルを順次指定するチャネル走査を間欠受信動作に従って
実行する。
【0011】
【実施の形態】図1は、本発明による無線選択呼出受信
機の一実施形態を示すブロック図である。本実施形態の
無線選択呼出受信機は、主として受信部101、制御部
102及びヒューマンインタフェース103からなる。
受信部101は、アンテナを通して受信した無線信号か
らベースバンド信号を復調する復調器の他に、受信チャ
ネル周波数をスキャンできるチャネル掃引部を有する。
チャネル掃引部は周知のPLL回路により構成され、制
御部からのチャネル指定信号によりチャネルスキャンを
行うことができる。指定チャネルで受信された無線信号
がベースバンド信号に復調され、復調信号として制御部
102へ出力される。
機の一実施形態を示すブロック図である。本実施形態の
無線選択呼出受信機は、主として受信部101、制御部
102及びヒューマンインタフェース103からなる。
受信部101は、アンテナを通して受信した無線信号か
らベースバンド信号を復調する復調器の他に、受信チャ
ネル周波数をスキャンできるチャネル掃引部を有する。
チャネル掃引部は周知のPLL回路により構成され、制
御部からのチャネル指定信号によりチャネルスキャンを
行うことができる。指定チャネルで受信された無線信号
がベースバンド信号に復調され、復調信号として制御部
102へ出力される。
【0012】復調信号は誤り訂正デコーダ104及び同
期部105に入力し、同期部105によってビット同期
及び同期信号の検出が行われる。更に、検出された同期
は同期維持部106によって保持され、それに従って誤
り訂正デコーダ104が復調信号を復号化する。復号化
によって得られた受信データは信号処理部107へ出力
される。
期部105に入力し、同期部105によってビット同期
及び同期信号の検出が行われる。更に、検出された同期
は同期維持部106によって保持され、それに従って誤
り訂正デコーダ104が復調信号を復号化する。復号化
によって得られた受信データは信号処理部107へ出力
される。
【0013】信号処理部107は例えばマイクロプロセ
ッサ等からなり、図示しないプログラムROMに格納さ
れた選択呼出受信機のプログラムに従って各種信号処理
及び受信制御を実行する。具体的には、同期部105及
び同期維持部106に基づいて同期信号及び同期はずれ
をモニタし、受信制御部108を通して受信部101の
間欠受信制御を行い、更に、後述するようにスキャンリ
ストに従ったチャネルスキャン制御及びエリア自動選択
のための制御を行う。更に、信号処理部107は、受信
データに含まれる選択呼出番号とID−ROM109に
格納された識別番号とを比較して自機宛の受信データで
あるか否かの判定を行う。自機宛の受信データであれ
ば、そのメッセージデータをメッセージメモリ(RA
M)110に格納し、ヒューマンインタフェース103
を用いてメッセージの着信を音や光でユーザに通知し、
受信メッセージの表示を行う。ヒューマンインタフェー
ス103は、報知器、メッセージ等の表示を行う液晶デ
ィスプレイ及び操作キーからなる。
ッサ等からなり、図示しないプログラムROMに格納さ
れた選択呼出受信機のプログラムに従って各種信号処理
及び受信制御を実行する。具体的には、同期部105及
び同期維持部106に基づいて同期信号及び同期はずれ
をモニタし、受信制御部108を通して受信部101の
間欠受信制御を行い、更に、後述するようにスキャンリ
ストに従ったチャネルスキャン制御及びエリア自動選択
のための制御を行う。更に、信号処理部107は、受信
データに含まれる選択呼出番号とID−ROM109に
格納された識別番号とを比較して自機宛の受信データで
あるか否かの判定を行う。自機宛の受信データであれ
ば、そのメッセージデータをメッセージメモリ(RA
M)110に格納し、ヒューマンインタフェース103
を用いてメッセージの着信を音や光でユーザに通知し、
受信メッセージの表示を行う。ヒューマンインタフェー
ス103は、報知器、メッセージ等の表示を行う液晶デ
ィスプレイ及び操作キーからなる。
【0014】図2は、本発明によるチャネル自動選択方
法の第1実施形態を示すフローチャートである。ユーザ
が圏外へ移動したりあるいは一時的に受信強度が低下す
ることで同期部105により同期状態の解除が検出され
ると、信号処理部107は最後に同期確立していた前記
同期確立チャネルCHLASTを記憶した後、次に着信すべ
きチャネルを探すために、間欠受信動作を行う毎に、予
め与えられたスキャンリストに従って受信チャネルのス
キャンを実行する。より詳しく言えば、間欠受信動作を
行うときに、スキャンリストに従って受信部101に対
してチャネル指定信号を出力して新たな受信チャネルC
HNEWに切り換え(ステップS201)、そのチャネル
により受信された復調信号に対して同期信号が検出され
るか否かを判定する(ステップS202)。同期信号が
検出されないまま所定の監視時間が経過した場合には、
次の間欠受信のタイミングまで待機し(ステップS20
3)、以下、同期信号が検出されるまでステップ201
〜203を繰り返す。
法の第1実施形態を示すフローチャートである。ユーザ
が圏外へ移動したりあるいは一時的に受信強度が低下す
ることで同期部105により同期状態の解除が検出され
ると、信号処理部107は最後に同期確立していた前記
同期確立チャネルCHLASTを記憶した後、次に着信すべ
きチャネルを探すために、間欠受信動作を行う毎に、予
め与えられたスキャンリストに従って受信チャネルのス
キャンを実行する。より詳しく言えば、間欠受信動作を
行うときに、スキャンリストに従って受信部101に対
してチャネル指定信号を出力して新たな受信チャネルC
HNEWに切り換え(ステップS201)、そのチャネル
により受信された復調信号に対して同期信号が検出され
るか否かを判定する(ステップS202)。同期信号が
検出されないまま所定の監視時間が経過した場合には、
次の間欠受信のタイミングまで待機し(ステップS20
3)、以下、同期信号が検出されるまでステップ201
〜203を繰り返す。
【0015】ステップS202において、受信チャネル
CHNEWで同期信号が検出されると、信号処理部107
は、その新捕捉受信チャネルCHNEWを記憶した後、受
信制御部108を通して受信チャネルを前同期確立チャ
ネルCHLASTに切り換え(ステップS204)、その受
信チャネルで同期信号監視を行う(ステップS20
5)。前同期確立チャネルCHLASTで同期信号が検出さ
れた場合には、そのチャネルCHLASTで同期の引き込み
動作、即ち同期確立動作を行う(ステップS206)。
ステップ202において、同期信号が検出されないまま
所定の監視時間が経過した場合には、新捕捉チャネルC
HNEWで同期確立動作を行う(ステップS207)。
CHNEWで同期信号が検出されると、信号処理部107
は、その新捕捉受信チャネルCHNEWを記憶した後、受
信制御部108を通して受信チャネルを前同期確立チャ
ネルCHLASTに切り換え(ステップS204)、その受
信チャネルで同期信号監視を行う(ステップS20
5)。前同期確立チャネルCHLASTで同期信号が検出さ
れた場合には、そのチャネルCHLASTで同期の引き込み
動作、即ち同期確立動作を行う(ステップS206)。
ステップ202において、同期信号が検出されないまま
所定の監視時間が経過した場合には、新捕捉チャネルC
HNEWで同期確立動作を行う(ステップS207)。
【0016】こうして同期が確立すると、同期監視動作
が行われると共に、上述したようにメッセージ格納、着
信報知、メッセージ表示等の動作が行われる(ステップ
S208)。この同期状態が受信強度の低下によって解
除されると、信号処理部107は制御をステップS20
1へ復帰させ、上述した制御ステップを実行する。
が行われると共に、上述したようにメッセージ格納、着
信報知、メッセージ表示等の動作が行われる(ステップ
S208)。この同期状態が受信強度の低下によって解
除されると、信号処理部107は制御をステップS20
1へ復帰させ、上述した制御ステップを実行する。
【0017】図3は第1実施形態の具体例を示す動作タ
イミングチャートである。ここでは、4個のチャネル周
波数F1〜F4が予め定められており、スキャンリスト
にはF1、F2、F3及びF4がこの順序で1サイクル
として与えられている。図3(A)に示すように、同期
はずれが検出されると、スキャンリストに従って先ずチ
ャネルF1が指定され、受信可否判定動作301が行わ
れる。即ち、受信チャネルF1に切り換えられ(ステッ
プS201)、そのチャネルにより受信された復調信号
に対して同期信号が検出されるか否かが判定される(ス
テップS202)。同期信号が検出されないまま所定の
監視時間が経過した場合には、次の間欠受信のタイミン
グまで待機し(ステップS203)、以下、スキャンリ
ストに従って同期信号が検出されるまで、受信チャネル
F2〜F4が順次指定され、同様の受信可否判定動作3
01が行われる。
イミングチャートである。ここでは、4個のチャネル周
波数F1〜F4が予め定められており、スキャンリスト
にはF1、F2、F3及びF4がこの順序で1サイクル
として与えられている。図3(A)に示すように、同期
はずれが検出されると、スキャンリストに従って先ずチ
ャネルF1が指定され、受信可否判定動作301が行わ
れる。即ち、受信チャネルF1に切り換えられ(ステッ
プS201)、そのチャネルにより受信された復調信号
に対して同期信号が検出されるか否かが判定される(ス
テップS202)。同期信号が検出されないまま所定の
監視時間が経過した場合には、次の間欠受信のタイミン
グまで待機し(ステップS203)、以下、スキャンリ
ストに従って同期信号が検出されるまで、受信チャネル
F2〜F4が順次指定され、同様の受信可否判定動作3
01が行われる。
【0018】より具体的に、図3(B)に示すように、
チャネルF4での同期状態が解除され、スキャンリスト
に従って受信可否判定動作301が開始されたと仮定す
る。最初のチャネルF1では同期信号が検出されず、続
くチャネルF2において同期信号が検出された場合に
は、最後に同期確立していたチャネルF4を再び指定
し、受信可否判定動作301を実行する。最後に同期確
立していたチャネルF4においても同期信号が検出され
た場合には、受信チャネルを変更することなく、最後に
同期確立していたチャネルF4で同期引き込み動作を行
う。
チャネルF4での同期状態が解除され、スキャンリスト
に従って受信可否判定動作301が開始されたと仮定す
る。最初のチャネルF1では同期信号が検出されず、続
くチャネルF2において同期信号が検出された場合に
は、最後に同期確立していたチャネルF4を再び指定
し、受信可否判定動作301を実行する。最後に同期確
立していたチャネルF4においても同期信号が検出され
た場合には、受信チャネルを変更することなく、最後に
同期確立していたチャネルF4で同期引き込み動作を行
う。
【0019】図4は、本発明によるチャネル自動選択方
法の第2実施形態を示すフローチャートである。第2実
施形態はチャネルの品質を考慮してチャネル選択を行う
ものであり、詳しくは誤り訂正デコーダ104による誤
り訂正に基づいて誤り発生率が算出され、この誤り発生
率がチャネルの選択基準として使用される。以下、詳述
する。
法の第2実施形態を示すフローチャートである。第2実
施形態はチャネルの品質を考慮してチャネル選択を行う
ものであり、詳しくは誤り訂正デコーダ104による誤
り訂正に基づいて誤り発生率が算出され、この誤り発生
率がチャネルの選択基準として使用される。以下、詳述
する。
【0020】ユーザが圏外へ移動したりあるいは一時的
に受信強度が低下することで同期部105により同期状
態の解除が検出されると、信号処理部107は最後に同
期確立していた前同期確立チャネルCHLASTを記憶した
後、次に着信すべきチャネルを探すために、間欠受信動
作を行う毎に、予め与えられたスキャンリストに従って
受信チャネルのスキャンを実行する。より詳しく言え
ば、間欠受信動作を行うときに、スキャンリストに従っ
て受信部101に対してチャネル指定信号を出力して新
たな受信チャネルCHNEWに切り換え(ステップS40
1)、そのチャネルにより受信された復調信号に対して
同期信号が検出されるか否かを判定する(ステップS4
02)。同期信号が検出されないまま所定の監視時間が
経過した場合には、次の間欠受信のタイミングまで待機
し(ステップS403)、以下、同期信号が検出される
までステップ401〜403を繰り返す。
に受信強度が低下することで同期部105により同期状
態の解除が検出されると、信号処理部107は最後に同
期確立していた前同期確立チャネルCHLASTを記憶した
後、次に着信すべきチャネルを探すために、間欠受信動
作を行う毎に、予め与えられたスキャンリストに従って
受信チャネルのスキャンを実行する。より詳しく言え
ば、間欠受信動作を行うときに、スキャンリストに従っ
て受信部101に対してチャネル指定信号を出力して新
たな受信チャネルCHNEWに切り換え(ステップS40
1)、そのチャネルにより受信された復調信号に対して
同期信号が検出されるか否かを判定する(ステップS4
02)。同期信号が検出されないまま所定の監視時間が
経過した場合には、次の間欠受信のタイミングまで待機
し(ステップS403)、以下、同期信号が検出される
までステップ401〜403を繰り返す。
【0021】ステップS402においてチャネルCH
NEWで同期信号が検出されると、信号処理部107は、
誤り訂正デコーダ104による誤り訂正に基づいて、一
定期間、同期信号や誤り訂正符号の誤り発生率ERNEW
を算出し(ステップS404)、続いて受信制御部10
8を通して前同期確立チャネルCHLASTに切り換え(ス
テップS405)、その受信チャネルで同期信号監視を
行う(ステップS406)。
NEWで同期信号が検出されると、信号処理部107は、
誤り訂正デコーダ104による誤り訂正に基づいて、一
定期間、同期信号や誤り訂正符号の誤り発生率ERNEW
を算出し(ステップS404)、続いて受信制御部10
8を通して前同期確立チャネルCHLASTに切り換え(ス
テップS405)、その受信チャネルで同期信号監視を
行う(ステップS406)。
【0022】前同期確立チャネルCHLASTで同期信号が
検出されると、信号処理部107は、誤り訂正デコーダ
104による誤り訂正に基づいて、一定期間、同期信号
や誤り訂正符号の誤り発生率ERLASTを算出し(ステッ
プS407)、新捕捉チャネルCHNEWでの誤り発生率
ERNEWと前同期確立チャネルCHLASTでの誤り発生率
ERLASTとを比較する(ステップS408)。前同期確
立チャネルCHLASTでの誤り発生率ERLASTが新捕捉チ
ャネルCHNEWでの誤り発生率ERNEW以下である場合、
即ちERNEW≧ERLASTであれば、前同期確立チャネル
CHLASTで同期の引き込み動作、即ち同期確立動作を行
う(ステップS409)。それ以外の場合、即ちER
NEW<ERLASTの場合には、新捕捉チャネルCHNEWで同
期の引き込み動作を行う(ステップS410)。
検出されると、信号処理部107は、誤り訂正デコーダ
104による誤り訂正に基づいて、一定期間、同期信号
や誤り訂正符号の誤り発生率ERLASTを算出し(ステッ
プS407)、新捕捉チャネルCHNEWでの誤り発生率
ERNEWと前同期確立チャネルCHLASTでの誤り発生率
ERLASTとを比較する(ステップS408)。前同期確
立チャネルCHLASTでの誤り発生率ERLASTが新捕捉チ
ャネルCHNEWでの誤り発生率ERNEW以下である場合、
即ちERNEW≧ERLASTであれば、前同期確立チャネル
CHLASTで同期の引き込み動作、即ち同期確立動作を行
う(ステップS409)。それ以外の場合、即ちER
NEW<ERLASTの場合には、新捕捉チャネルCHNEWで同
期の引き込み動作を行う(ステップS410)。
【0023】こうして同期が確立すると、同期監視動作
が行われると共に、上述したようにメッセージ格納、着
信報知、メッセージ表示等の動作が行われる(ステップ
S411)。この同期状態が受信強度の低下によって解
除されると、信号処理部107は制御をステップS40
1へ復帰させ、上述した制御ステップを実行する。
が行われると共に、上述したようにメッセージ格納、着
信報知、メッセージ表示等の動作が行われる(ステップ
S411)。この同期状態が受信強度の低下によって解
除されると、信号処理部107は制御をステップS40
1へ復帰させ、上述した制御ステップを実行する。
【0024】また、ステップ408での誤り発生率の比
較において、新捕捉チャネルCHNEWでの誤り発生率E
RNEWに1より大きい適当な係数αで予め重み付けして
おくことで、ERLASTがERNEWよりも僅かに大きい場
合であれば、前同期確立チャネルCHLASTを選択するよ
うに設定することができ、エリア切換の頻度を更に抑制
することができる。即ち、ステップ408において、α
ERNEW≧ERLASTであれば、前同期確立チャネルCH
LASTで同期の引き込み動作を行い(ステップS40
9)、αERNEW<ERLASTの場合には、新捕捉チャネ
ルCHNEWで同期の引き込み動作を行う(ステップS4
10)。
較において、新捕捉チャネルCHNEWでの誤り発生率E
RNEWに1より大きい適当な係数αで予め重み付けして
おくことで、ERLASTがERNEWよりも僅かに大きい場
合であれば、前同期確立チャネルCHLASTを選択するよ
うに設定することができ、エリア切換の頻度を更に抑制
することができる。即ち、ステップ408において、α
ERNEW≧ERLASTであれば、前同期確立チャネルCH
LASTで同期の引き込み動作を行い(ステップS40
9)、αERNEW<ERLASTの場合には、新捕捉チャネ
ルCHNEWで同期の引き込み動作を行う(ステップS4
10)。
【0025】図5は、本発明による無線選択呼出受信機
の他の実施形態を示すブロック図である。ただし、図1
と同一のブロックには同一符号を付して説明は省略す
る。図5に示す無線選択呼出受信機の制御部102で
は、受信部101から受信電界レベルRSSを入力し、
アナログ/デジタル変換器501によって受信電界レベ
ルRSSがデジタル信号に変換され、信号処理部107
でチャネル選択基準として使用される。
の他の実施形態を示すブロック図である。ただし、図1
と同一のブロックには同一符号を付して説明は省略す
る。図5に示す無線選択呼出受信機の制御部102で
は、受信部101から受信電界レベルRSSを入力し、
アナログ/デジタル変換器501によって受信電界レベ
ルRSSがデジタル信号に変換され、信号処理部107
でチャネル選択基準として使用される。
【0026】図6は、本発明によるチャネル自動選択方
法の第3実施形態を示すフローチャートである。第3実
施形態もチャネルの品質を考慮してチャネル選択を行う
ものであり、詳しくは、受信部101からの受信電界レ
ベルRSSがチャネルの選択基準として使用される。以
下、詳述する。
法の第3実施形態を示すフローチャートである。第3実
施形態もチャネルの品質を考慮してチャネル選択を行う
ものであり、詳しくは、受信部101からの受信電界レ
ベルRSSがチャネルの選択基準として使用される。以
下、詳述する。
【0027】ユーザが圏外へ移動したりあるいは一時的
に受信強度が低下することで同期部105により同期状
態の解除が検出されると、信号処理部107は最後に同
期確立していた前同期確立チャネルCHLASTを記憶した
後、次に着信すべきチャネルを探すために、間欠受信動
作を行う毎に、予め与えられたスキャンリストに従って
受信チャネルのスキャンを実行する。より詳しく言え
ば、間欠受信動作を行うときに、スキャンリストに従っ
て受信部101に対してチャネル指定信号を出力して新
たな受信チャネルCHNEWに切り換え(ステップS60
1)、そのチャネルにより受信された復調信号に対して
同期信号が検出されるか否かを判定する(ステップS6
02)。同期信号が検出されないまま所定の監視時間が
経過した場合には、次の間欠受信のタイミングまで待機
し(ステップS603)、以下、同期信号が検出される
までステップ601〜603を繰り返す。
に受信強度が低下することで同期部105により同期状
態の解除が検出されると、信号処理部107は最後に同
期確立していた前同期確立チャネルCHLASTを記憶した
後、次に着信すべきチャネルを探すために、間欠受信動
作を行う毎に、予め与えられたスキャンリストに従って
受信チャネルのスキャンを実行する。より詳しく言え
ば、間欠受信動作を行うときに、スキャンリストに従っ
て受信部101に対してチャネル指定信号を出力して新
たな受信チャネルCHNEWに切り換え(ステップS60
1)、そのチャネルにより受信された復調信号に対して
同期信号が検出されるか否かを判定する(ステップS6
02)。同期信号が検出されないまま所定の監視時間が
経過した場合には、次の間欠受信のタイミングまで待機
し(ステップS603)、以下、同期信号が検出される
までステップ601〜603を繰り返す。
【0028】ステップS602においてチャネルCH
NEWで同期信号が検出されると、信号処理部107は、
アナログ/デジタル変換器501を通してそのチャネル
の電界レベルRSSを入力し、そのレベルRSSNEWを
計測する(ステップS604)。続いて受信制御部10
8を通して前同期確立チャネルCHLASTに切り換え(ス
テップS605)、その受信チャネルで同期信号監視を
行う(ステップS606)。
NEWで同期信号が検出されると、信号処理部107は、
アナログ/デジタル変換器501を通してそのチャネル
の電界レベルRSSを入力し、そのレベルRSSNEWを
計測する(ステップS604)。続いて受信制御部10
8を通して前同期確立チャネルCHLASTに切り換え(ス
テップS605)、その受信チャネルで同期信号監視を
行う(ステップS606)。
【0029】前同期確立チャネルCHLASTで同期信号が
検出されると、信号処理部107は、アナログ/デジタ
ル変換器501を通して入力したそのチャネルの電界レ
ベルRSSLASTを計測し(ステップS607)、新捕捉
チャネルCHNEWでの電界レベルRSSNEWと前同期確立
チャネルCHLASTでの電界レベルRSSLASTとを比較す
る(ステップS608)。前同期確立チャネルCHLAST
での電界レベルRSSLASTが新捕捉チャネルCHNEWで
の電界レベルRSSNEW以上である場合、即ちRSSNEW
≦RSSLASTであれば、前同期確立チャネルCHLASTで
同期の引き込み動作、即ち同期確立動作を行う(ステッ
プS609)。それ以外の場合、即ちRSSNEW>RS
SLASTの場合には、新捕捉チャネルCHNEWで同期の引
き込み動作を行う(ステップS610)。
検出されると、信号処理部107は、アナログ/デジタ
ル変換器501を通して入力したそのチャネルの電界レ
ベルRSSLASTを計測し(ステップS607)、新捕捉
チャネルCHNEWでの電界レベルRSSNEWと前同期確立
チャネルCHLASTでの電界レベルRSSLASTとを比較す
る(ステップS608)。前同期確立チャネルCHLAST
での電界レベルRSSLASTが新捕捉チャネルCHNEWで
の電界レベルRSSNEW以上である場合、即ちRSSNEW
≦RSSLASTであれば、前同期確立チャネルCHLASTで
同期の引き込み動作、即ち同期確立動作を行う(ステッ
プS609)。それ以外の場合、即ちRSSNEW>RS
SLASTの場合には、新捕捉チャネルCHNEWで同期の引
き込み動作を行う(ステップS610)。
【0030】こうして同期が確立すると、同期監視動作
が行われると共に、上述したようにメッセージ格納、着
信報知、メッセージ表示等の動作が行われる(ステップ
S611)。この同期状態が受信強度の低下によって解
除されると、信号処理部107は制御をステップS60
1へ復帰させ、上述した制御ステップを実行する。
が行われると共に、上述したようにメッセージ格納、着
信報知、メッセージ表示等の動作が行われる(ステップ
S611)。この同期状態が受信強度の低下によって解
除されると、信号処理部107は制御をステップS60
1へ復帰させ、上述した制御ステップを実行する。
【0031】また、ステップ608での電界レベルの比
較において、新捕捉チャネルCHNEWでの電界レベルR
SSNEWを1より小さい適当な係数βで予め重み付けし
ておくことで、RSSLASTがRSSNEWよりも僅かに小
さい場合であれば、前同期確立チャネルCHLASTを選択
するように設定することができ、エリア切換の頻度を更
に抑制することができる。即ち、ステップ608におい
て、βRSSNEW≦RSSLASTであれば、前同期確立チ
ャネルCHLASTで同期の引き込み動作を行い(ステップ
S609)、βRSSNEW>RSSLASTの場合には、新
捕捉チャネルCHNEWで同期の引き込み動作を行う(ス
テップS610)。
較において、新捕捉チャネルCHNEWでの電界レベルR
SSNEWを1より小さい適当な係数βで予め重み付けし
ておくことで、RSSLASTがRSSNEWよりも僅かに小
さい場合であれば、前同期確立チャネルCHLASTを選択
するように設定することができ、エリア切換の頻度を更
に抑制することができる。即ち、ステップ608におい
て、βRSSNEW≦RSSLASTであれば、前同期確立チ
ャネルCHLASTで同期の引き込み動作を行い(ステップ
S609)、βRSSNEW>RSSLASTの場合には、新
捕捉チャネルCHNEWで同期の引き込み動作を行う(ス
テップS610)。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信チャネルを切り換える際に最後に同期確立していた
前同期確立チャネルの良否を再度チェックする。そし
て、その前同期確立チャネルが十分受信可能であれば、
チャネルを変更せずに前回と同じチャネルを選択する。
従って、一時的な受信状況の悪化に伴う不必要なエリア
切換を防ぐことができ、バッテリの長寿命化及び同期再
引き込みの効率化を達成できる。
受信チャネルを切り換える際に最後に同期確立していた
前同期確立チャネルの良否を再度チェックする。そし
て、その前同期確立チャネルが十分受信可能であれば、
チャネルを変更せずに前回と同じチャネルを選択する。
従って、一時的な受信状況の悪化に伴う不必要なエリア
切換を防ぐことができ、バッテリの長寿命化及び同期再
引き込みの効率化を達成できる。
【0033】また、チャネルスキャンを行って受信可能
なチャネルを発見してから再度前同期確立チャネルのチ
ェックを行うために、エリアの切り換えた本当に必要な
状況においてスムーズな切り換えを行うことができる。
なチャネルを発見してから再度前同期確立チャネルのチ
ェックを行うために、エリアの切り換えた本当に必要な
状況においてスムーズな切り換えを行うことができる。
【図1】本発明による無線選択呼出受信機の一実施形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本発明によるチャネル自動選択方法の第1実施
形態を示すフローチャートである。
形態を示すフローチャートである。
【図3】第1実施形態の具体例を示す動作タイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図4】本発明によるチャネル自動選択方法の第2実施
形態を示すフローチャートである。
形態を示すフローチャートである。
【図5】本発明による無線選択呼出受信機の他の実施形
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
【図6】本発明によるチャネル自動選択方法の第3実施
形態を示すフローチャートである。
形態を示すフローチャートである。
101 受信部 102 制御部 103 ヒューマンインタフェース 104 誤り訂正デコーダ 105 同期部 106 同期維持部 107 信号処理部 108 受信制御部 109 ID−ROM 110 メッセージメモリ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−66116(JP,A) 特開 平6−315001(JP,A) 特開 昭62−250733(JP,A) 特開 平2−39637(JP,A) 特開 昭55−147047(JP,A) 特開 平6−292258(JP,A) 特開 平1−252033(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (12)
- 【請求項1】 複数の無線チャネルに対応した無線選択
呼出受信機のチャネル選択方法において、 同期が確立していた第1の無線チャネルの同期状態が解
除された後、受信可能な無線チャネルを探索するために
前記複数の無線チャネルを予め定められた順序で走査
し、 受信可能な第2の無線チャネルを検出すると、第1の無
線チャネルに切り換えて当該第1の無線チャネルが受信
可能であるか否かを判定し、 前記第1の無線チャネルが受信可能であれば前記第1の
無線チャネルを選択し、前記第1の無線チャネルで受信
ができない場合には前記第2の無線チャネルを選択す
る、 ことを特徴とするチャネル選択方法。 - 【請求項2】 複数の無線チャネルに対応した無線選択
呼出受信機のチャネル選択方法において、 同期が確立していた第1の無線チャネルの同期状態が解
除された後、受信可能な無線チャネルを探索するために
前記複数の無線チャネルを予め定められた順序で走査
し、 受信可能な第2の無線チャネルを検出すると、当該第2
の無線チャネルの品質を判定し、 前記第2の無線チャネルの品質を判定した後、第1の無
線チャネルに切り換えて当該第1の無線チャネルが受信
可能であるか否かを判定し、 前記第1の無線チャネルが受信可能であれば当該第1の
無線チャネルの品質を判定し、 前記第1の無線チャネルの品質と前記第2の無線チャネ
ルの品質とを比較し、その比較結果に基づいていずれか
のチャネルを選択する、 ことを特徴とするチャネル選択方法。 - 【請求項3】 前記第1の無線チャネルの品質が前記第
2の無線チャネルの品質と同程度か又はそれより良好で
ある場合には前記第1の無線チャネルが選択され、それ
以外の場合には第2の無線チャネルが選択されることを
特徴とする請求項2記載のチャネル選択方法。 - 【請求項4】 前記第1の無線チャネルの品質が前記第
2の無線チャネルの品質より予め定められた割合だけ低
い品質と同程度か又はそれより良好である時には前記第
1の無線チャネルが選択され、それ以外の場合には第2
の無線チャネルが選択されることを特徴とする請求項2
記載のチャネル選択方法。 - 【請求項5】 前記品質は誤り発生率であり、前記第1
の無線チャネルの誤り発生率が前記第2の無線チャネル
の誤り発生率以下である場合には前記第1の無線チャネ
ルが選択され、それ以外の場合には第2の無線チャネル
が選択されることを特徴とする請求項2記載のチャネル
選択方法。 - 【請求項6】 前記品質は誤り発生率であり、前記第1
の無線チャネルの誤り発生率が前記第2の無線チャネル
の誤り発生率に1より大きい係数の重み付けをした値以
下である場合には前記第1の無線チャネルが選択され、
それ以外の場合には第2の無線チャネルが選択されるこ
とを特徴とする請求項2記載のチャネル選択方法。 - 【請求項7】 前記品質は受信電界レベルであり、前記
第1の無線チャネルの受信電界レベルが前記第2の無線
チャネルの受信電界レベル以上である場合には前記第1
の無線チャネルが選択され、それ以外の場合には第2の
無線チャネルが選択されることを特徴とする請求項2記
載のチャネル選択方法。 - 【請求項8】 前記品質は受信電界レベルであり、前記
第1の無線チャネルの受信電界レベルが前記第2の無線
チャネルの受信電界レベルに1より小さい係数の重み付
けをした値以上である場合には前記第1の無線チャネル
が選択され、それ以外の場合には第2の無線チャネルが
選択されることを特徴とする請求項2記載のチャネル選
択方法。 - 【請求項9】 複数の無線チャネルに対応した無線選択
呼出受信機において、 チャネル指定信号に従って前記複数の無線チャネルから
1つの無線チャネルを選択し、当該無線チャネルを通し
て受信した無線信号からベースバンドの受信信号を生成
する受信手段と、 前記受信信号から当該無線チャネルが受信可能であるか
否かを判定する第1判定手段と、 前記受信信号から当該無線チャネルが同期状態であるか
否かを判定する第2判定手段と、 同期が確立していた第1の無線チャネルの同期状態が解
除された後、受信可能な無線チャネルを探索するために
前記複数の無線チャネルを順次指定し、受信可能な第2
の無線チャネルが検出されると、前記第1の無線チャネ
ルに切り換え、前記第1の無線チャネルが受信可能であ
れば前記第1の無線チャネルを受信チャネルとして選択
し、前記第1の無線チャネルで受信ができない場合には
前記第2の無線チャネルを受信チャネルとして選択する
制御手段と、 からなることを特徴とする無線選択呼出受信機。 - 【請求項10】 前記制御手段は、更に、前記受信手段
が間欠受信動作を行うように制御し、受信可能な無線チ
ャネルを探索するために前記複数の無線チャネルを順次
指定するチャネル走査を前記間欠受信動作に従って実行
することを特徴とする請求項9記載の無線選択呼出受信
機。 - 【請求項11】 複数の無線チャネルに対応した無線選
択呼出受信機において、 チャネル指定信号に従って前記複数の無線チャネルから
1つの無線チャネルを選択し、当該無線チャネルを通し
て受信した無線信号からベースバンドの受信信号を生成
する受信手段と、 前記受信信号から当該無線チャネルが受信可能であるか
否かを判定する第1判定手段と、 前記受信信号から当該無線チャネルが同期状態であるか
否かを判定する第2判定手段と、 同期が確立していた第1の無線チャネルの同期状態が解
除された後、受信可能な無線チャネルを探索するために
前記複数の無線チャネルを順次指定し、受信可能な第2
の無線チャネルが検出されると当該第2の無線チャネル
の品質を判定し、前記第2の無線チャネルの品質を判定
した後で前記第1の無線チャネルに切り換え前記第1の
無線チャネルが受信可能であれば当該第1の無線チャネ
ルの品質を判定し、前記第1の無線チャネルの品質と前
記第2の無線チャネルの品質とを比較し、その比較結果
に基づいていずれかのチャネルを受信チャネルとして選
択する信号処理手段と、 からなることを特徴とする無線選択呼出受信機。 - 【請求項12】 前記信号処理手段は受信制御手段を含
み、前記受信制御手段は前記受信手段が間欠受信動作を
行うように制御し、受信可能な無線チャネルを探索する
ために前記複数の無線チャネルを順次指定するチャネル
走査を前記間欠受信動作に従って実行する、ことを特徴
とする請求項11記載の無線選択呼出受信機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9316491A JP3001484B2 (ja) | 1997-11-03 | 1997-11-03 | 無線選択呼出受信機及びチャネル選択方法 |
EP98120645A EP0935398B1 (en) | 1997-11-03 | 1998-11-03 | Radio selective call receiver and channel selecting method thereof |
DE69814331T DE69814331T2 (de) | 1997-11-03 | 1998-11-03 | Selektivrufempfänger und Kanalselektionsverfahren dafür |
US09/185,330 US6323784B1 (en) | 1997-03-11 | 1998-11-03 | Radio selective call receiver and channel selecting method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9316491A JP3001484B2 (ja) | 1997-11-03 | 1997-11-03 | 無線選択呼出受信機及びチャネル選択方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11136727A JPH11136727A (ja) | 1999-05-21 |
JP3001484B2 true JP3001484B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=18077696
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9316491A Expired - Fee Related JP3001484B2 (ja) | 1997-03-11 | 1997-11-03 | 無線選択呼出受信機及びチャネル選択方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0935398B1 (ja) |
JP (1) | JP3001484B2 (ja) |
DE (1) | DE69814331T2 (ja) |
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KR20010096845A (ko) * | 2000-04-15 | 2001-11-08 | 조정남 | 다중 채널 동시 검색 기능을 갖는 무선 호출기와 그데이터 송수신 방법 |
DE60209090T2 (de) * | 2001-10-11 | 2006-08-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Weiterreichen mit Rückfall auf den Ausgangskommunikationskanal bei nicht erfolgreichem Weiterreichen |
AU2003206381A1 (en) * | 2002-01-11 | 2003-07-30 | Hubbell Incorporated | Scanning tone adapter for remote radio dispatch communication |
US7054288B2 (en) | 2004-02-13 | 2006-05-30 | Interdigital Technology Corporation | Method and apparatus for providing fast detection of a high speed shared control channel |
FR2872654B1 (fr) * | 2004-06-30 | 2006-09-08 | Alcatel Sa | Procede de re-synchronisation de flux beneficiant de services d'emulation de circuits, pour un reseau de communications a commutation de paquets |
WO2006073213A1 (en) * | 2005-01-05 | 2006-07-13 | Sk Telecom Co., Ltd. | Method of hand-over in the mixed network of asynchronous communication network and synchronous communication network |
US8155105B2 (en) * | 2005-09-22 | 2012-04-10 | Rsi Video Technologies, Inc. | Spread spectrum wireless communication and monitoring arrangement and method |
US8045982B2 (en) * | 2008-10-17 | 2011-10-25 | Motorola Solutions, Inc. | Methods for site selection in a multi-site communication system |
WO2021159326A1 (en) * | 2020-02-12 | 2021-08-19 | Apple Inc. | Beam management enhancement for discontinuous reception (drx) operation |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2136178A (en) * | 1983-02-25 | 1984-09-12 | Philips Electronic Associated | Pager decoding system |
US5187470A (en) | 1985-11-27 | 1993-02-16 | Seiko Corp. | Paging system with local channel lists |
US4914649A (en) * | 1988-09-12 | 1990-04-03 | Motorola, Inc. | Multiple frequency message system |
ATE157825T1 (de) * | 1990-01-02 | 1997-09-15 | Motorola Inc | Mehrfrequenzabtastung in einem selektivrufübertragungssystem |
US5280541A (en) * | 1991-10-24 | 1994-01-18 | Motorola, Inc. | Cordless telephone communication system link re-establishment protocol |
AU676202B2 (en) * | 1992-10-14 | 1997-03-06 | Nec Corporation | Paging receiver and radio frequency channel searching method for the same |
JP2503946B2 (ja) | 1993-04-28 | 1996-06-05 | 日本電気株式会社 | 選択呼出受信機 |
US5644568A (en) * | 1995-03-15 | 1997-07-01 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for organizing and recovering information communicated in a radio communication system |
JPH09163431A (ja) * | 1995-12-12 | 1997-06-20 | Fujitsu Ltd | 無線チャネル割当て方法 |
US5875179A (en) * | 1996-10-29 | 1999-02-23 | Proxim, Inc. | Method and apparatus for synchronized communication over wireless backbone architecture |
-
1997
- 1997-11-03 JP JP9316491A patent/JP3001484B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-11-03 EP EP98120645A patent/EP0935398B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-11-03 DE DE69814331T patent/DE69814331T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1998-11-03 US US09/185,330 patent/US6323784B1/en not_active Expired - Fee Related
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DE69814331T2 (de) | 2003-12-04 |
EP0935398A2 (en) | 1999-08-11 |
JPH11136727A (ja) | 1999-05-21 |
EP0935398B1 (en) | 2003-05-07 |
EP0935398A3 (en) | 2000-03-15 |
US6323784B1 (en) | 2001-11-27 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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