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JP2995276B2 - 吸水性樹脂の製造法 - Google Patents

吸水性樹脂の製造法

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JP2995276B2
JP2995276B2 JP5023728A JP2372893A JP2995276B2 JP 2995276 B2 JP2995276 B2 JP 2995276B2 JP 5023728 A JP5023728 A JP 5023728A JP 2372893 A JP2372893 A JP 2372893A JP 2995276 B2 JP2995276 B2 JP 2995276B2
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drying
absorbent resin
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heating
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隆 住谷
雅志 伊達
健治 田中
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
    • A61L15/16Bandages, dressings or absorbent pads for physiological fluids such as urine or blood, e.g. sanitary towels, tampons
    • A61L15/42Use of materials characterised by their function or physical properties
    • A61L15/60Liquid-swellable gel-forming materials, e.g. super-absorbents

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  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸水性樹脂の製造法に関
する。更に詳しくは、残存モノマー含量の低減された吸
水性樹脂の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクリル酸塩および/またはアク
リル酸を主成分とする単量体および架橋性単量体を水溶
媒中で重合し、必要により中和して得られる含水重合体
を加熱乾燥して得られる固体状吸水性樹脂中の残存モノ
マー含量を低減する方法として、重合後に還元性物質を
添加・混合する方法(特開平1-62317)、吸水性樹脂粉
末に還元性物質の水溶液を混合して加熱処理する方法
(特開平4-106108)、重合後に過酸化物および/または
アゾ化合物を添加・混合する方法(特開平1-103644)、
吸水性樹脂粉末にラジカル重合開始剤の水溶液を散布し
加熱する方法(特開昭64-24808)などが提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では、残存モノマーは低減されるものの、加熱乾
燥時に発生する過剰のラジカルによる主鎖ポリマーの切
断や架橋点の切断などの副反応を引き起こすことがあ
る。その結果、分子量の低下による吸収性能の低下や水
可溶性成分量の増加という問題を生じる。更に、吸水機
能を発現させる成分としては原理的に不必要な成分であ
る、還元性物質、過酸化物、アゾ化合物などの化合物を
使用するため、製品中にこれらの化合物あるいはこれら
の分解生成物が残存するという問題があり、使用する化
合物の種類によっては安全性が問題となる場合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
に鑑み、吸水性樹脂成分としては本来不必要な化合物を
使用せずに、吸水性樹脂中の残存モノマー含量を低減さ
せる方法について鋭意検討した結果、本発明に到達し
た。
【0005】すなわち本発明は、ダイマー酸含量が0.
5重量%以下で未中和のアクリル酸を主成分とし、架橋
性重合性単量体を含む重合性単量体成分を水溶媒中で重
合して得られる含水重合体を、アルカリ性物質で中和度
が50〜90モル%となるように部分中和し、加熱乾燥
して固体状の吸水性樹脂を製造することを特徴とする残
存モノマー含量の低減された吸水性樹脂の製造法であ
る。
【0006】本発明において、アクリル酸中のダイマー
酸含量は、重量基準で、0.5%以下、好ましくは0.
35%以下、更に好ましくは0.3%以下である。ダイ
マー酸含量が0.5重量%を超えると、吸水性樹脂中の
残存モノマー含量が極端に増大し、安全性の点で問題と
なる。特に、吸水性樹脂が直接あるいは間接的に皮膚と
接触する用途、例えば衛生用品(生理用ナプキンや子供
用および大人用紙おむつなど)の吸収剤として使用され
る場合には、吸水性樹脂中の残存モノマー含量を低減す
ることは重要である。ここでダイマー酸含量とは、後述
する液体クロマトグラフィーを用いる方法で測定した値
である。
【0007】本発明においてダイマー酸とは、次式に示
されるような2分子のアクリル酸が付加反応して生成す
る二量体のことである。 2CH=CHCOOH → CH=CHCOOCHCHCOOH このダイマー酸はアクリル酸モノマー製造時に生成する
が、通常蒸留操作などにより大部分が除去される。しか
し、アクリル酸を保存している期間中にダイマー酸が次
第に生成し、保存条件や気温(特に夏場)によっては数
重量%オーダーのダイマー酸含量にまで達することがあ
る。ダイマー酸は重合性二重結合を有していることか
ら、重合によりアクリル酸などの単量体と共重合して主
鎖ポリマーに組み込まれてしまい、重合後の段階では特
に大きな問題となることは少なく、見過ごされている。
やっかいなことは、いったん主鎖ポリマーに組み込まれ
たダイマー酸が、含水重合体を加熱乾燥する際の熱によ
り分解して再びアクリル酸を生成し、これが乾燥製品中
の残存モノマーとして残留することである。さらに、ダ
イマー酸の分解によるアクリル酸の生成は、加熱乾燥し
て得られた樹脂の表面を重合体中の官能基と反応しうる
基を少なくとも2個有する架橋剤により加熱表面架橋す
る際にも発生する。
【0008】
【0009】
【0010】本発明ではアクリル酸を主成分とし、架橋
性重合性単量体を含む重合性単量体成分を用い、水溶媒
中で重合後、含水重合体をアルカリ性物質で部分中和す
る。この中和に使用されるアルカリ性物質としては、ア
ルカリ金属化合物(水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
など)、アルカリ金属炭酸塩(炭酸ナトリウム、重炭酸
ナトリウムなど)、アンモニア、アミン化合物(メチル
アミン、トリメチルアミンなどのアルキルアミン;トリ
エタノールアミン、ジエタノールアミンなどのアルカノ
ールアミンなど)およびこれらの二種以上が挙げられ、
中和度は通常50〜90モル%、好ましくは60〜85
モル%である。中和度が50モル%未満の場合、得られ
る含水重合体の粘着性が大きく、そのため吸水性樹脂を
作業性よく加熱乾燥し難い。90モル%を超えると、得
られる吸水性樹脂のpHがアルカリ性となり人体の皮膚
に対する安全性の点で好ましくない。
【0011】本発明では、吸水ゲルの強度向上のため、
該架橋性重合性単量体を用いる。該架橋性重合性単量体
としては、下記(1)、(2)が挙げられる。 (1)少なくとも2個の重合性二重結合を有する化合物
および (2)少なくとも1個の重合性二重結合を有し、かつ単
量体(例えばアクリル酸のカルボキシル基)と反応性の
官能基を少なくとも1個有する化合物
【0012】上記(1)の化合物の例としては下記のも
のが挙げられる。 ビス(メタ)アクリルアミド:N,N′-アルキレン(C
1〜C6)ビス(メタ)アクリルアミドたとえばN,N′-メ
チレンビスアクリルアミド。 ポリオール類と不飽和モノまたはポリカルボン酸との
ジまたはポリエステル:ポリオール類[エチレングリコ
ール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ポリオキ
シエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコー
ルなど]のジ-またはトリ-(メタ)アクリル酸エステ
ル:不飽和ポリエステル[上記ポリオール類とマレイン
酸などの不飽和酸との反応によって得られる]およびジ
-またはトリ-(メタ)アクリル酸エステル[ポリエポキ
シドと(メタ)アクリル酸との反応によって得られる」
など。 カルバミルエステル:ポリイソシアネート[トリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
4,4′-ジフエニルメタンジイソシアネートおよびNCO基
含有プレポリマー(上記ポリイソシアネートと活性水素
原子含有化合物との反応によって得られる)など]とヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレートとの反応によって
得られるカルバミルエステル。 ジまたはポリビニル化合物:ジビニルベンゼン、ジビ
ニルトルエン、ジビニルキシレン、ジビニルエーテル、
ジビニルケトン、トリビニルベンゼンなど。 ポリオール類のジ-またはポリ-(メタ)アリルエーテ
ル:ポリオール類[アルキレングリコール、グリセリ
ン、ポリアルキレングリコール、ポリアルキレンポリオ
ール、炭水化物など]のジ-またはポリ-(メタ)アリル
エーテルたとえばポリエチレングリコールジアリルエー
テルおよびアリル化デンプン、アリル化セルロース。 ポリカルボン酸のジ-またはポリ-アリルエステル:ジ
アリルフタレート、ジアリルアジペートなど。 不飽和モノ-またはポリ-カルボン酸とポリオールのモ
ノ(メタ)アリルエーテルとのエステル:ポリエチレン
グリコールモノアリルエーテルの(メタ)アクリル酸エ
ステルなど。 アリロキシアルカン類:テトラアリロキシエタン、ネ
オペンチルグリコールトリアリルエーテルなど。
【0013】(2)の化合物の例としては、(メタ)ア
クリル酸および/またはその他の共重合性単量体と反応
性の基たとえばカルボキシル基、カルボン酸無水物基と
反応性の基(ヒドロキシル基、エポキシ基、カチオン性
基など)を含むエチレン性不飽和化合物が挙げられる。
具体的には非イオン性基含有不飽和化合物たとえばヒド
ロキシル基含有不飽和化合物[N-メチロール(メタ)ア
クリルアミドなど]およびエポキシ基含有不飽和化合物
[グリシジル(メタ)アクリレートなど]ならびにカチ
オン性基含有不飽和化合物、たとえば4級アンモニウム
塩基含有不飽和化合物[N,N,N-トリメチル-N-(メ
タ)アクリロイロキシエチルトリメチルアンモニウムク
ロライド、N,N,N-トリエチル-N-(メタ)アクリロイ
ロキシエチルアンモニウムクロライドなど]、および3
級アミノ基含有不飽和化合物[(メタ)アクリル酸ジメ
チルアミノエチル、(メタ)アクリル酸ジエチルアミノ
エチルなど]などが挙げられる。
【0014】これらの架橋性単量体のうちで好ましいも
のは、(1)の架橋性単量体であり、更に好ましいもの
はビス(メタ)アクリルアミド、ポリオール類と不飽和
モノカルボン酸とのジ-またはポリ-エステルおよびアリ
ロキシアルカンであり、特に好ましいものはN,N'-メチ
レンビスアクリルアミド、エチレングリコールジアクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレート、テ
トラアリロキシエタンおよびネオペンチルグリコールト
リアリルエーテルである。
【0015】架橋性単量体の量は、単量体および架橋性
単量体の合計重量に対して通常0.001〜10重量%、好ま
しくは0.01〜5重量%、更に好ましくは0.05〜2重量%で
ある。架橋性単量体の量が0.001重量%未満では、得ら
れる吸水性樹脂は吸水後のゲルの強度が小さくゾル状に
なる。一方10重量%を超えると逆にゲルの強度が過大と
なり吸収性能が低下する。
【0016】該重合性単量体成分として、アクリル酸お
よび該架橋性重合性単量体と共に必要により併用するこ
とができるその他の重合性単量体としては、例えば、不
飽和モノまたはポリカルボン酸[メタクリル酸、クロト
ン酸、ソルビン酸、マレイン酸、イタコン酸、無水マレ
イン酸など]、スルホン酸基を含有する単量体[ビニル
スルホン酸、アリルスルホン酸、ビニルトルエンスルホ
ン酸、スチレンスルホン酸などの脂肪族または芳香族ビ
ニルスルホン酸;(メタ)アクリル酸スルホエチル、
(メタ)アクリル酸スルホプロピルなどの(メタ)アク
リルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸などの(メタ)アクリルアミドスルホン
酸など]、リン酸基を含有する重合性単量体[2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリロイルホスフェート、フェ
ニル−2−アクリロイロキシエチルホスフェート な
ど]、不飽和カルボン酸のアルキル(C〜C)エス
テル[メチルメタクリレートなど]、(メタ)アクリル
アミドおよびその誘導体、酢酸ビニルなどが挙げられ
る。その他の重合性単量体の全重合性単量体中の量は、
重量基準で、通常0〜30%、好ましくは0〜20%で
ある。その他の重合性単量体の量が30重量%を超える
と、得られる吸水性樹脂の吸収性能が低下する。
【0017】アクリル酸および必要によりその他の重合
性単量体と共に、必要により多糖類を併用することがで
きる。多糖類としては、例えばデンプン[小麦デンプン
などの生デンプン;酸化デンプン、アルキルエーテル化
デンプン、オキシアルキル化デンプンなどの加工デンプ
ンなど]、セルロース[木材、葉、茎、種子毛などから
得られるセルロース;アルキルエーテル化セルロース、
有機酸エステル化セルロース、酸化セルロース、ヒドロ
キシアルキルエーテル化セルロースなどの加工セルロー
スなど]等が挙げられる。多糖類の量は全重合性単量体
量に対して、通常0〜30重量%、好ましくは0〜20
重量%である。多糖類の量が30重量%を超えると、吸
収性能が低下する。
【0018】本発明において重合は水溶媒中で実施され
るが、必要により水溶性の有機溶剤を併用してもよく、
例えば、低級アルコール(メタノール、エタノールな
ど)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトンな
ど)、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミドな
どが挙げられる。これらの水溶性有機溶剤の量は全溶媒
量に対して通常30重量%以下、好ましくは20重量%
以下である。
【0019】本発明における重合方法は、従来から知ら
れている方法でよく、例えばラジカル重合触媒を用いた
水溶液重合法、逆相懸濁重合法などが挙げられる。ま
た、放射線、電子線、紫外線などを照射する重合方法を
とることもできる。
【0020】ラジカル重合触媒を用いる方法(例えば水
溶液重合法、逆相懸濁重合法など)において、重合触媒
の例としては、アゾ化合物[アゾビスシアノ吉草酸、2,
2′-アゾビス(2-アミジノプロパン)ハイドロクロライ
ドなど]、無機過酸化物[過酸化水素、過硫酸アンモニ
ウム、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウムなど]、有機
過酸化物[過酸化ベンゾイル、クメンヒドロパーオキサ
イド、コハク酸パーオキサイドなど]およびレドックス
触媒[アルカリ金属の亜硫酸塩もしくは重亜硫酸塩、亜
硫酸アンモニウム、重亜硫酸アンモニウム、アスコルビ
ン酸などの還元剤とアルカリ金属の過硫酸塩、過硫酸ア
ンモニウム、過酸化物などの酸化剤の組合せよりなるも
の]およびこれらの2種以上が挙げられる。
【0021】この重合触媒量は通常と同じでよく、例え
ば全重合性単量体および架橋性単量体の合計重量に基づ
いて通常0.0001〜5重量%、好ましくは0.0005〜1重量%
である。その他の重合条件(重合濃度、重合開始温度、
重合時間、熟成温度など)についても従来から公知の条
件でよい。例えば、重合濃度は通常10〜80重量%、好ま
しくは15〜70重量%、更に好ましくは20〜50重量%であ
る。
【0022】本発明において含水重合体中の溶媒は加熱
乾燥により除去される。加熱乾燥する温度は通常110〜2
30℃、好ましくは120〜200℃、更に好ましくは120〜180
℃である。乾燥温度が110℃未満の場合、加熱乾燥する
際の熱によりダイマー酸が分解して再びアクリル酸を生
成することは少ないが、乾燥に時間がかかりすぎて非効
率的である。一方、乾燥温度が230℃を越えると、樹脂
の劣化や熱分解を生じて吸収性能が低下する。更に、ダ
イマー酸の急速な分解により、たとえ乾燥時間を短くし
ても残存モノマー含量が増大する。なお乾燥中の温度は
必ずしも一定に保つ必要はなく、含水重合体中の含水率
が高い乾燥前半を高温(例えば、180〜200℃)で処理
し、含水率が少なくなった乾燥後期を比較的低い温度
(例えば、130〜150℃)で処理することも可能である。
【0023】乾燥時間は、含水重合体中の溶媒含量、乾
燥温度、乾燥方法によって任意に選ぶことができ特に限
定はないが、通常1〜120分、好ましくは3〜60分、更に
好ましくは3〜45分である。高温で乾燥する場合、乾燥
時間が短いほど好ましい。
【0024】乾燥の方法は公知の方法でよく、例えば含
水重合体を、必要により細かく砕断した後、多孔板、金
網、平板、ベルトなどの上に積層して熱風乾燥する方
法、ロータリーキルンや流動乾燥機等により被乾燥物を
流動させて熱風乾燥する方法、熱板もしくは熱ローラー
の表面に含水重合体を薄膜状に接触させて加熱乾燥する
方法、加熱減圧乾燥する方法、赤外線やマイクロウェー
ブにより乾燥する方法などが挙げられる。乾燥時間を短
くするために、これら方法を2種以上組み合わせてもよ
い。本発明を実施する上で好ましい乾燥の方法は、含水
重合体を多孔板、金網、平板、ベルトなどの上に積層し
て熱風乾燥する方法、ロータリーキルンや流動乾燥機等
により被乾燥物を流動させて熱風乾燥する方法などの熱
風乾燥方式である。なお、加熱乾燥して得られる固体状
の吸水性樹脂は必ずしも絶乾状態である必要はなく、固
体として取り扱うのに支障のない程度の水分(例えば、
水分含量0.5〜10重量%)を含有していてもよい。
【0025】本発明において、加熱乾燥後、必要により
粉砕・粒度調整して得られた固体状の吸水性樹脂の表面
を、重合体中の官能基と反応しうる基を少なくとも2個
有する架橋剤により、通常の方法で加熱表面架橋せしめ
ることによりさらに高いゲル強度と改質された吸収特性
を有する吸水性樹脂を製造することができる。該加熱表
面架橋に用いられる架橋剤としては、例えば、エチレン
グリコールジグリシジルエーテル、グリセリン-1,3-ジ
グリシジルエーテル、グリセリントリグリシジルエーテ
ル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテルなど
のポリグリシジル化合物;グリセリン、エチレングリコ
ール、ポリエチレングリコールなどのポリオール化合
物;エチレンジアミン、ポリアミドポリアミンエピクロ
ルヒドリン樹脂などのポリアミン化合物などが挙げられ
る。これらのうち好ましい架橋剤は、ポリグリシジル化
合物、ポリオール化合物およびポリアミン化合物であ
る。
【0026】このようにして得られる吸水性樹脂の残存
モノマー含量は通常500ppm以下であり、さらに好ましい
条件の選択により残存モノマー含量は400ppm以下とな
る。
【0027】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。ダイマー酸含量、残存モノマー含量、吸収量およ
び水可溶性成分量は下記の方法により測定した。以下特
に定めない限り、%は重量%を示す。
【0028】ダイマー酸含量:1リットルのメスフラス
コに原料アクリル酸1.00gを入れ、蒸留水を加えて1リ
ットルとし、測定試料とする。該試料を高速液体クロマ
トフィー[Hi−SepLC、(株)島津製]に注入して
ダイマー酸のピーク面積を求める。別に既知濃度のダイ
マー酸水溶液から検量線(ダイマー酸量とピーク面積と
の関係グラフ)を作成し、この検量線から単量体中のダ
イマー酸含量を求める。 測定条件 カラム :SCR−101H、0.3
MX7.9マル 展開溶媒 :0.015%H3PO3精製水溶液 流速 :0.5ml/min サンプル注入量:100μl 検出器 :UV検出器、波長195nm 残存モノマー含量:300mlのビーカーに吸水性樹脂組成
物1.0gを入れ、更に0.9%食塩水249.0gを加えて3時間攪
拌する。ろ紙で抽出後のゲルをろ別した後のろ液を測定
試料とする。試料溶液を高速液体クロマトグラフィーに
注入して残存モノマーのピーク面積を求める。別に既知
濃度のアクリル酸モノマー水溶液から検量線(モノマー
量とピーク面積との関係グラフ)を作成し、この検量線
から残存モノマー含量を求める。測定条件はダイマー酸
含量の場合と同じ。 吸収量:250メッシュのナイロンネット製ティーバッグ
に吸水性樹脂組成物1.0gを入れ、0.9%食塩水中に1時間
浸して吸収させ、15分間水切りを行った後、増加重量を
測定し、この値を吸収倍率とした。 水可溶性成分量:特開昭62-54751号公報明細書に記載の
方法により、3時間抽出後の水可溶性成分量を測定し
た。
【0029】実施例1 温度計および窒素ガス導入管付きの反応容器にダイマー
酸含量が0.18%のアクリル酸100gおよびN,N'-メチレン
ビスアクリルアミド0.2gと脱イオン水300gを仕込み、攪
拌しながら内容物の温度を10℃に保った。内容物に窒素
ガスを通入して溶存酸素量を1ppm以下とした後、過酸化
水素0.005g、アスコルビン酸0.0025gおよび2,2'-アゾビ
ス(アミジノプロパン)ハイドロクロライド0.1gを添加
して重合を開始させた。約5時間重合することにより得
られた含水重合体を目皿付きのエクストルーダーで混練
しながら35%の水酸化ナトリウム水溶液116gを添加して
アクリル酸の73モル%を中和すると同時に1cm3以下の
小片に砕断した。この中和された含水重合体を金網の上
に厚さ2cm程度に積層して140〜150℃で45分間熱風乾燥
した。得られた乾燥物を、20〜100メッシュの粒度に粉
砕し本発明の吸水性樹脂組成物(1)を得た。この樹脂
の残存モノマー含量、吸収量および水可溶性成分量を測
定した結果を表1に示す。また、ダイマー酸含量および
残存モノマー含量を示す液体クロマトフィーのチャート
をそれぞれ図1および図2に示す。
【0030】実施例2〜4 実施例1において、単量体中のダイマー酸含量を表1に
示す量に変化させる以外は実施例1と同様にして本発明
の吸水性樹脂組成物(2)〜(4)を得た。この樹脂の
残存モノマー含量、吸収量および水可溶性成分量を測定
した結果を表1に示す。
【0031】実施例5 実施例1と同様にして得られた中和された含水重合体
を、190℃に加熱したドラムドライヤー表面に薄膜状に
延伸して5分間乾燥した。得られた乾燥物を20〜100メッ
シュの粒度に粉砕し本発明の吸水性樹脂組成物(5)を
得た。この樹脂の残存モノマー含量、吸収量および水可
溶性成分量を測定した結果を表1に示す。
【0032】実施例6 実施例1と同様にして得られた樹脂組成物100gの粒子表
面に、エチレングリコールジグルシジルエーテルの10%
水溶液3gを均一にスプレー添加し、140℃で20分間加熱
処理して表面架橋された吸水性樹脂組成物(6)を得
た。この樹脂の残存モノマー含量、吸収量および水可溶
性成分量を測定した結果を表1に示す。
【0033】参考例1 容量1リットルのステンレス製反応容器にアクリル酸ナ
トリウム78gとアクリル酸22gを仕込んだ。この単
量体中のダイマー酸含量は0.18%であった。更に
N,N’−メチレンビスアクリルアミド0.2gおよび
脱イオン水186gを仕込み、攪拌・混合しながら内容
物の温度を10℃に保った。内容物に窒素を流入して溶
存酸素量を1ppm以下とした後、過酸化水素0.00
5g、アスコルビン酸0.0025gおよび2,2’−
アゾビス(アミジノプロパン)ハイドロクロライド0.
2gを添加して重合を開始させた。約5時間重合するこ
とにより得られた含水重合体をゲル砕断機(朋来鉄工
製)を用いて1cm以下の小片に砕断した後、金網の
上に厚さ約2cmに積層して140〜150℃で45分
間熱風乾燥した。得られた乾燥物を、20〜100メッ
シュの粒度に粉砕し、吸水性樹脂組成物(7)を得た。
この樹脂の残存モノマー含量、吸収量および水可溶性成
分量を測定した結果を表1に示す。
【0034】参考例2 200mlのフラスコ中で、アクリル酸32.7g、脱
イオン水39.3gを仕込み、20〜30℃に冷却しな
がら48%水酸化ナトリウム水溶液28.0gを攪拌下
に徐々に滴下してアクリル酸の74モル%を中和した
後、ダイマー酸含量をチェックしたところ0.18%で
あった。この単量体水溶液にN,N’−メチレンビスア
クリルアミド0.033gを溶解し、次に、過硫酸カリ
ウム0.1gを加えて室温で溶解した後、窒素ガスを流
入することにより溶液中の溶存酸素量を1ppm以下と
した。還流冷却器を取り付けた1リットルのフラスコに
n−ヘキサン400gを仕込み、ソルビタンモノステア
レート5gを溶解させた後、窒素ガスを流入することに
より溶液中の溶存酸素量を1ppm以下とした。次い
で、温浴により温度を約60℃に保持し、攪拌しなが
ら、前述の過硫酸カリウムを含有した重合性単量体水溶
液を滴下して約3時間重合を行い、更に2時間熟成し
た。その後重合分散液から含水重合体をろ別し、さらに
遠心脱水機でn−ヘキサンを除去してパール状の含水重
合体を得た。この含水重合体を140〜150℃で40
分間熱風乾燥することにより、吸水性樹脂組成物(8)
を得た。この樹脂の残存モノマー含量、吸収量および水
可溶性成分量を測定した結果を表1に示す。
【0035】比較例1 実施例1において、ダイマー酸含量が0.77%の単量体を
使用する以外は実施例1と同様にして比較の吸水性樹脂
組成物(イ)を得た。この樹脂の性能測定結果を表1に
併記する。また、ダイマー酸含量および残存モノマー含
量を示す液体クロマトフィーのチャートを図1および図
2に示す。
【0036】比較例2 比較例1において、中和された含水重合体に重亜硫酸ソ
ーダ0.8gを水10gに溶解した水溶液を添加する以外は比
較例1と同様にして比較の吸水性樹脂組成物(ロ)を得
た。この樹脂の性能測定結果を表1に併記する。
【0037】比較例3 実施例1において、ダイマー酸含量が0.93%の単量体を
使用し、更に中和された含水重合体に重亜硫酸ソーダ1.
0gを水10gに溶解した水溶液を添加する以外は実施例1
と同様にして比較の吸水性樹脂組成物(ハ)を得た。こ
の樹脂の性能測定結果を表1に併記する。
【0038】比較例4 実施例7において、ダイマー酸含量が0.93%の単量体を
使用する以外は実施例7と同様にして比較の吸水性樹脂
組成物(ニ)を得た。この樹脂の性能測定結果を表1に
併記する。
【0039】比較例5 実施例8において、ダイマー酸含量が0.86%の単量体を
使用する以外は実施例8と同様にして比較の吸水性樹脂
組成物(ホ)を得た。この樹脂の性能測定結果を表1に
併記する。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明により次のような効果を有する吸
水性樹脂を製造することが出来る。 表1の結果からも明らかなように、残存モノマー含量
の少ない吸水性樹脂を得ることが出来る。 従来の残存モノマー低減法のように、加熱乾燥時に主
鎖ポリマーの切断や架橋点の切断などの副反応を引き起
こすことがないため、吸収性能の高い吸水性樹脂を得る
ことが出来る。 水可溶性成分量の少ない吸水性樹脂を得ることが出来
る。 安全性の高い吸水性樹脂を得ることが出来る。
【0042】上記効果を奏することから、本発明の製造
法により得られる本発明の吸水性樹脂は、吸収性当材、
衛生材料(子供用および大人用紙おむつ、生理用ナプキ
ン、失禁用パッド等)などの人体に接する用途;青果物
の鮮度保持材、肉類や魚介類のドリップ吸収材、保冷材
などの食品類と接する用途;土壌保水剤や種子コーティ
ング剤などの作物や種子と接する用途;内装建材の結露
防止などの人間が触れる用途など、各種用途に有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施例1および比較例1における単量体
(原料アクリル酸)中のダイマー酸含量を示す液体クロ
マトグラフィーのチャートである。
【図2】図2は実施例1および比較例1における製品中
の残存アクリル酸モノマー含量を示す液体クロマトグラ
フィーのチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 井出 隆一 審判官 佐野 整博 審判官 關 政立 (56)参考文献 特開 平6−56931(JP,A) 特開 平3−31306(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 20/06 C08F 6/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイマー酸含量が0.5重量%以下で未
    中和のアクリル酸を主成分とし、架橋性重合性単量体を
    含む重合性単量体成分を水溶媒中で重合して得られる含
    水重合体を、アルカリ性物質で中和度が50〜90モル
    %となるように部分中和し、加熱乾燥して固体状の吸水
    性樹脂を製造することを特徴とする残存モノマー含量の
    低減された吸水性樹脂の製造法。
  2. 【請求項2】 該含水重合体を、乾燥前半は180〜2
    00℃の温度の熱風で加熱乾燥し、乾燥後期は130〜
    150℃の温度の熱風で加熱乾燥する請求項1記載の製
    造法。
  3. 【請求項3】 加熱乾燥して得られた樹脂の表面を、重
    合体中の官能基と反応しうる基を少なくとも2個有する
    架橋剤により加熱表面架橋する請求項1または2記載の
    製造法。
  4. 【請求項4】 得られる吸水性樹脂中の残存モノマー含
    量が、10〜500ppmである請求項1〜3のいずれ
    か記載の製造法。
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