JP2989291B2 - 超音波霧化器および液体の霧化吹き付け方法 - Google Patents
超音波霧化器および液体の霧化吹き付け方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体を霧化する超音波
霧化器および液体の霧化吹き付け方法に関するものであ
る。
霧化器および液体の霧化吹き付け方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、のど用薬液を霧状に噴射する超
音波霧化器として、例えば図7に示すようなものがあ
る。すなわち、この超音波霧化器は、本体ケース1内に
ホーン霧化部2と、このホーン霧化部2に液体を供給す
る給水タンク3とを装着して構成されている。上記ホー
ン霧化部2は、一端が大径で他端が小径の筒状であるホ
ーン振動体4の大径側の端部に超音波振動子5が取り付
けられ、小径側の端部にリング状の霧化部6が取り付け
られている。そして、超音波振動子5を振動させると、
この振動をホーン振動体4が霧化部6に伝達するように
なつている。この超音波霧化器で化粧水を霧化する場
合、超音波振動子4を振動させて霧化部6を振動させ、
この振動している霧化部6に給水タンク3から液体を供
給し、これを駆動させて霧化する。そして、この霧化さ
れた化粧水が本体ケース1の導出口7から外部に吹き出
すようになつている。なお、給水タンク3の液体は、給
水タンク3に取り付けられたノズル8の毛細管現象およ
び液体の自重によつて少量ずつ霧化部6に供給されるよ
うになつている。
音波霧化器として、例えば図7に示すようなものがあ
る。すなわち、この超音波霧化器は、本体ケース1内に
ホーン霧化部2と、このホーン霧化部2に液体を供給す
る給水タンク3とを装着して構成されている。上記ホー
ン霧化部2は、一端が大径で他端が小径の筒状であるホ
ーン振動体4の大径側の端部に超音波振動子5が取り付
けられ、小径側の端部にリング状の霧化部6が取り付け
られている。そして、超音波振動子5を振動させると、
この振動をホーン振動体4が霧化部6に伝達するように
なつている。この超音波霧化器で化粧水を霧化する場
合、超音波振動子4を振動させて霧化部6を振動させ、
この振動している霧化部6に給水タンク3から液体を供
給し、これを駆動させて霧化する。そして、この霧化さ
れた化粧水が本体ケース1の導出口7から外部に吹き出
すようになつている。なお、給水タンク3の液体は、給
水タンク3に取り付けられたノズル8の毛細管現象およ
び液体の自重によつて少量ずつ霧化部6に供給されるよ
うになつている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記超
音波霧化器で薬液を霧化してのどに噴霧する場合には、
顔を動かして導出口7の開口にのどの上側部分を対面さ
せてその部分に噴霧し、それを終えた後、再び顔を動か
してのどの下側部分に噴霧するという動作を繰り返さな
ければならず極めて煩雑である。一方、このような超音
波霧化器を薬液の噴霧でなく化粧液の噴霧に転用するこ
とがある。ところが、化粧液は、のどのような特定の部
位だけでなく、顔面全体に均一に噴霧しなければならな
いことから、顔を動かして化粧液を噴霧するのではな
く、逆に超音波霧化器を手で持ち上げ、超音波霧化器自
体を移動させて噴霧することが行われる。ところが、こ
の場合には、超音波霧化器を長時間持ち上げなければな
らないため腕に負担がかかるという欠点を有している。
音波霧化器で薬液を霧化してのどに噴霧する場合には、
顔を動かして導出口7の開口にのどの上側部分を対面さ
せてその部分に噴霧し、それを終えた後、再び顔を動か
してのどの下側部分に噴霧するという動作を繰り返さな
ければならず極めて煩雑である。一方、このような超音
波霧化器を薬液の噴霧でなく化粧液の噴霧に転用するこ
とがある。ところが、化粧液は、のどのような特定の部
位だけでなく、顔面全体に均一に噴霧しなければならな
いことから、顔を動かして化粧液を噴霧するのではな
く、逆に超音波霧化器を手で持ち上げ、超音波霧化器自
体を移動させて噴霧することが行われる。ところが、こ
の場合には、超音波霧化器を長時間持ち上げなければな
らないため腕に負担がかかるという欠点を有している。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、給水タンクを取り外すことができ、顔を移動さ
せたり手で持ち上げて動かすことなく顔面の全体に化粧
水等の液体を噴霧することができる超音波霧化器および
液体の霧化吹き付け方法の提供をその目的とする。
もので、給水タンクを取り外すことができ、顔を移動さ
せたり手で持ち上げて動かすことなく顔面の全体に化粧
水等の液体を噴霧することができる超音波霧化器および
液体の霧化吹き付け方法の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、本体ケースと、この本体ケースに内蔵さ
れたホーン霧化部と、上記ホーン霧化部に液体を供給す
る給水タンクと、上記本体ケースに設けられ上記ホーン
霧化部で霧化した液体を外部に導出する導出口と、本体
ケースの底部をそれ自身の凹部に収容して載置する台部
とを備え、上記本体ケースに給水タンク取付用凹部を形
成し、上記給水タンクをその取付用凹部に収まる形状に
設定して着脱自在に取付け、かつ上記本体ケースの底面
を円弧状の曲面に形成するとともに、上記凹部の底面を
本体ケースの円弧状曲面に対応する円弧状曲面に形成
し、上記両円弧状曲面の接触により上記導出口を上下に
移動した状態で保持しうる超音波霧化器を第1の要旨と
し、霧化した液体を外部に導出する導出口が設けられ、
底面を円弧状の曲面に形成された本体ケースと、この本
体ケースの円弧状曲面に対応する円弧状曲面に形成され
た凹部を有する台部とを準備し、ついで、上記導出口の
開口が顔の所定の部分に向くように本体ケースの底部を
台部の凹部に収容して載置し、導出口から導出する霧化
した液体を上記顔の所定の部分に噴霧させ、そののち、
導出口の開口が上方または下方に向くように本体ケース
の底面を凹部内で円弧状曲面に沿つて移動させ、顔の他
の部分に霧化した液体を噴霧する液体の霧化吹き付け方
法を第2の要旨とする。
め、本発明は、本体ケースと、この本体ケースに内蔵さ
れたホーン霧化部と、上記ホーン霧化部に液体を供給す
る給水タンクと、上記本体ケースに設けられ上記ホーン
霧化部で霧化した液体を外部に導出する導出口と、本体
ケースの底部をそれ自身の凹部に収容して載置する台部
とを備え、上記本体ケースに給水タンク取付用凹部を形
成し、上記給水タンクをその取付用凹部に収まる形状に
設定して着脱自在に取付け、かつ上記本体ケースの底面
を円弧状の曲面に形成するとともに、上記凹部の底面を
本体ケースの円弧状曲面に対応する円弧状曲面に形成
し、上記両円弧状曲面の接触により上記導出口を上下に
移動した状態で保持しうる超音波霧化器を第1の要旨と
し、霧化した液体を外部に導出する導出口が設けられ、
底面を円弧状の曲面に形成された本体ケースと、この本
体ケースの円弧状曲面に対応する円弧状曲面に形成され
た凹部を有する台部とを準備し、ついで、上記導出口の
開口が顔の所定の部分に向くように本体ケースの底部を
台部の凹部に収容して載置し、導出口から導出する霧化
した液体を上記顔の所定の部分に噴霧させ、そののち、
導出口の開口が上方または下方に向くように本体ケース
の底面を凹部内で円弧状曲面に沿つて移動させ、顔の他
の部分に霧化した液体を噴霧する液体の霧化吹き付け方
法を第2の要旨とする。
【0006】
【作用】すなわち、本発明の超音波霧化器で顔面に化粧
水等の液体を噴霧する場合、まず、本体ケースに設けら
れた導出口の開口が顔の所定の部分に向くように本体ケ
ースの底部を台部の凹部に収容して載置する。つぎに、
ホーン霧化部を振動させて給水タンクからホーン霧化部
に供給された液体を霧化する。これにより、霧状の液体
が本体ケースの導出口から吹き出して顔の所定の部分に
向かつて噴霧される。そして、顔の所定の部分の噴霧を
終えた後、導出口の開口が上方または下方に向くように
本体ケースの底部を凹部内で円弧状曲面に沿つて移動さ
せる。この移動した状態は、本体ケースの底面の円弧状
曲面と、凹部の底面の円弧状曲面との接触摩擦力によつ
て維持され、この状態で顔の他の部分に液体を噴霧する
ことが行われる。そして、給水タンク内の液体がなくな
つた場合、本体ケースの取付用凹部から給水タンクを取
り外して液体を供給することが行われる。
水等の液体を噴霧する場合、まず、本体ケースに設けら
れた導出口の開口が顔の所定の部分に向くように本体ケ
ースの底部を台部の凹部に収容して載置する。つぎに、
ホーン霧化部を振動させて給水タンクからホーン霧化部
に供給された液体を霧化する。これにより、霧状の液体
が本体ケースの導出口から吹き出して顔の所定の部分に
向かつて噴霧される。そして、顔の所定の部分の噴霧を
終えた後、導出口の開口が上方または下方に向くように
本体ケースの底部を凹部内で円弧状曲面に沿つて移動さ
せる。この移動した状態は、本体ケースの底面の円弧状
曲面と、凹部の底面の円弧状曲面との接触摩擦力によつ
て維持され、この状態で顔の他の部分に液体を噴霧する
ことが行われる。そして、給水タンク内の液体がなくな
つた場合、本体ケースの取付用凹部から給水タンクを取
り外して液体を供給することが行われる。
【0007】つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳し
く説明する。
く説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の超音波霧化器の一実施例を示
している。この超音波霧化器は、厚みが厚い略円盤状の
本体ケース10と、この本体ケース10に内蔵されたホ
ーン霧化部11(図2参照)と、このホーン霧化部11
に液体を供給する給水タンク12と、上記本体ケース1
0に設けられホーン霧化部11の振動により霧化した液
体を外部に導出する導出口13と、上記本体ケース10
の底部をそれ自身の凹部14に収容する台部15とで構
成されている。なお、Aは電源をオン,オフするための
スイツチで、本体ケース10の外周面に穿設された切欠
穴10aに押圧可能に取り付けられている。
している。この超音波霧化器は、厚みが厚い略円盤状の
本体ケース10と、この本体ケース10に内蔵されたホ
ーン霧化部11(図2参照)と、このホーン霧化部11
に液体を供給する給水タンク12と、上記本体ケース1
0に設けられホーン霧化部11の振動により霧化した液
体を外部に導出する導出口13と、上記本体ケース10
の底部をそれ自身の凹部14に収容する台部15とで構
成されている。なお、Aは電源をオン,オフするための
スイツチで、本体ケース10の外周面に穿設された切欠
穴10aに押圧可能に取り付けられている。
【0009】上記本体ケース10は、図2に示すよう
に、内部を上下に仕切る仕切り部16が設けられてい
る。この仕切り部16の前端部には、開口17が形成さ
れ、この開口17に筒状体18とガイド板20とを一体
成形したものが取り付けられている。この筒状体18の
内部には、化粧水を振動エネルギーによつて5〜30μ
mの大きさの霧の粒子に霧化するホーン霧化部11が配
設されている。このホーン霧化部11は、一端が大径で
他端が小径の筒状のホーン振動体21と、このホーン振
動体21の大径側の端部に取り付けられた超音波振動子
22と、上記ホーン振動体21の小径側の端部に取り付
けられたリング状の霧化部23とで構成されている。上
記ホーン霧化部11は、霧化部23が筒状体18の上部
に位置した状態でホーン振動体21の外周に形成された
つば24の周縁を上記筒状体18の内周面に周方向に形
成された溝部19に嵌合させることにより上記筒状体1
8に取り付けられている。なお、上記仕切り部16の下
側の空間部には、上記超音波振動子22を振動させる駆
動基板25と、電子回路26が実装された発振回路基板
27と、電源スイツチ28と、電源部29が内蔵されて
いる。
に、内部を上下に仕切る仕切り部16が設けられてい
る。この仕切り部16の前端部には、開口17が形成さ
れ、この開口17に筒状体18とガイド板20とを一体
成形したものが取り付けられている。この筒状体18の
内部には、化粧水を振動エネルギーによつて5〜30μ
mの大きさの霧の粒子に霧化するホーン霧化部11が配
設されている。このホーン霧化部11は、一端が大径で
他端が小径の筒状のホーン振動体21と、このホーン振
動体21の大径側の端部に取り付けられた超音波振動子
22と、上記ホーン振動体21の小径側の端部に取り付
けられたリング状の霧化部23とで構成されている。上
記ホーン霧化部11は、霧化部23が筒状体18の上部
に位置した状態でホーン振動体21の外周に形成された
つば24の周縁を上記筒状体18の内周面に周方向に形
成された溝部19に嵌合させることにより上記筒状体1
8に取り付けられている。なお、上記仕切り部16の下
側の空間部には、上記超音波振動子22を振動させる駆
動基板25と、電子回路26が実装された発振回路基板
27と、電源スイツチ28と、電源部29が内蔵されて
いる。
【0010】上記本体ケース10は、図3に示すよう
に、仕切り部16の上方が切り取られて給水タンク12
の取付用凹部30に形成され、切り残された前側の部分
の上記筒状体18に対応する部分に上記ホーン霧化部1
1で霧化された液体を導出する導出口13が設けられて
いる。上記仕切り部16は、その周縁が段落としされて
段部31に形成されており、この段部31の左右両側面
にガイド溝32がそれぞれ形成されている。上記取付用
凹部30に取り付けられる給水タンク12は、図4(給
水タンク12の正面斜視図である)に示すように、その
底部が前面側に開放した凹部30aが形成され、この凹
部30aの前面側の左右両側縁に上記ガイド溝32内を
スライド移動するガイド突部33がそれぞれ突設されて
いる。また、上記給水タンク12の前面には液体を給水
タンク12内に供給するための供給孔34が穿設されて
いる。この供給孔34には、先端側が四角棒状で、最先
端が尖塔状部36に形成され、毛細管現象を呈する給水
ノズル35が着脱自在に嵌着されている。上記給水タン
ク12は、給水ノズル35が上記ガイド板18bの四角
状貫通穴38を貫通して尖塔状部36が霧化部23の上
面に位置するとともに、仕切り部16の段部31を給水
タンク12の凹部30a内に位置するように、上記本体
ケース10の取付部30に取り付けられる(図2参
照)。
に、仕切り部16の上方が切り取られて給水タンク12
の取付用凹部30に形成され、切り残された前側の部分
の上記筒状体18に対応する部分に上記ホーン霧化部1
1で霧化された液体を導出する導出口13が設けられて
いる。上記仕切り部16は、その周縁が段落としされて
段部31に形成されており、この段部31の左右両側面
にガイド溝32がそれぞれ形成されている。上記取付用
凹部30に取り付けられる給水タンク12は、図4(給
水タンク12の正面斜視図である)に示すように、その
底部が前面側に開放した凹部30aが形成され、この凹
部30aの前面側の左右両側縁に上記ガイド溝32内を
スライド移動するガイド突部33がそれぞれ突設されて
いる。また、上記給水タンク12の前面には液体を給水
タンク12内に供給するための供給孔34が穿設されて
いる。この供給孔34には、先端側が四角棒状で、最先
端が尖塔状部36に形成され、毛細管現象を呈する給水
ノズル35が着脱自在に嵌着されている。上記給水タン
ク12は、給水ノズル35が上記ガイド板18bの四角
状貫通穴38を貫通して尖塔状部36が霧化部23の上
面に位置するとともに、仕切り部16の段部31を給水
タンク12の凹部30a内に位置するように、上記本体
ケース10の取付部30に取り付けられる(図2参
照)。
【0011】上記本体ケース10の底部をそれ自身の凹
部14に収容して載置する台部15は、図5に示すよう
に、その凹部14の底面が本体ケース10の底部の円弧
状曲面39に対応する円弧状曲面40に形成されてい
る。この円弧状曲面40と本体ケース10の円弧状曲面
39とが接触して導出口13を上方あるいは下方に向け
た状態で保持できるようになつている。
部14に収容して載置する台部15は、図5に示すよう
に、その凹部14の底面が本体ケース10の底部の円弧
状曲面39に対応する円弧状曲面40に形成されてい
る。この円弧状曲面40と本体ケース10の円弧状曲面
39とが接触して導出口13を上方あるいは下方に向け
た状態で保持できるようになつている。
【0012】このように構成された超音波霧化器で化粧
水を霧化して顔に噴霧する場合、例えばつぎのようにし
て行われる。まず、本体ケース10の取付用凹部30か
ら給水タンク12を取り外し、この給水タンク12に所
定量の化粧水を満たして供給孔34に給水ノズル35を
嵌着する。つぎに、この給水タンク12のガイド突部3
3を本体ケース10のガイド溝32に位置合わせして前
方にスライド移動して給水ノズル35の先端をガイド板
36の貫通穴37に嵌挿し、給水タンク12を本体ケー
ス10の取付用凹部30に取り付ける。この状態で、ス
イツチAを押圧して電源スイツチ28をオンにする。こ
れにより、超音波振動子22が振動を開始し、この振動
をホーン振動体21が霧化部23に伝達する。一方、給
水タンク12の化粧水が自重および給水ノズル35の毛
細管現象により少量ずつホーン霧化部20に供給され
る。この供給された化粧水は、霧化部23の振動エネル
ギーにより駆動されて霧化され、本体ケース10の導出
口13から5〜30μmの粒子の大きさの霧状の化粧水
が吹き出す。この霧状の化粧水が出始めたら、導出口1
3の開口が、図5に示すように、水平方向に向くように
本体ケース10を移動する。この移動した状態は、本体
ケース10の底部の円弧状曲面39と台部15の凹部1
4の円弧状曲面40の接触摩擦力により保持される。こ
の状態で顔の顎の部分に霧状の化粧水を噴霧する。そし
て、顎の部分の噴霧を終えた後には、図6に示すよう
に、導出口13の開口が少し上方に向くように本体ケー
ス10を移動させて鼻あるいは額の部分に霧状の化粧水
を噴霧する。このようにして顔面全体に化粧水を噴霧し
たのち、スイツチAを押圧して電源スイツチ28をオフ
にしておく。
水を霧化して顔に噴霧する場合、例えばつぎのようにし
て行われる。まず、本体ケース10の取付用凹部30か
ら給水タンク12を取り外し、この給水タンク12に所
定量の化粧水を満たして供給孔34に給水ノズル35を
嵌着する。つぎに、この給水タンク12のガイド突部3
3を本体ケース10のガイド溝32に位置合わせして前
方にスライド移動して給水ノズル35の先端をガイド板
36の貫通穴37に嵌挿し、給水タンク12を本体ケー
ス10の取付用凹部30に取り付ける。この状態で、ス
イツチAを押圧して電源スイツチ28をオンにする。こ
れにより、超音波振動子22が振動を開始し、この振動
をホーン振動体21が霧化部23に伝達する。一方、給
水タンク12の化粧水が自重および給水ノズル35の毛
細管現象により少量ずつホーン霧化部20に供給され
る。この供給された化粧水は、霧化部23の振動エネル
ギーにより駆動されて霧化され、本体ケース10の導出
口13から5〜30μmの粒子の大きさの霧状の化粧水
が吹き出す。この霧状の化粧水が出始めたら、導出口1
3の開口が、図5に示すように、水平方向に向くように
本体ケース10を移動する。この移動した状態は、本体
ケース10の底部の円弧状曲面39と台部15の凹部1
4の円弧状曲面40の接触摩擦力により保持される。こ
の状態で顔の顎の部分に霧状の化粧水を噴霧する。そし
て、顎の部分の噴霧を終えた後には、図6に示すよう
に、導出口13の開口が少し上方に向くように本体ケー
ス10を移動させて鼻あるいは額の部分に霧状の化粧水
を噴霧する。このようにして顔面全体に化粧水を噴霧し
たのち、スイツチAを押圧して電源スイツチ28をオフ
にしておく。
【0013】このように、上記超音波霧化器は、本体ケ
ース10の底部の円弧状曲面39と台部15の凹部14
の円弧状曲面40の接触摩擦力により、導出口13の開
口がを上方あるいは下方に向いた状態で保持できる。こ
のため、顔を動かしたりすることなく顔面全体に霧化し
た化粧水を噴霧することができる。しかも、載置する机
等の高さが少々高すぎたり、低すぎたりしても超音波霧
化器に合わせて姿勢を変えたりすることなく楽に噴霧で
きる。また、給水タンク12が本体ケース10に着脱自
在に取り付けられているため、液体の給水時に本体ケー
ス10全体を持ち上げなくても給水することができ便利
である。さらに、霧化された化粧水が5〜30μmと微
細であるため、皮膚組織、特に毛穴まで化粧水を浸透さ
せることができる。また、手指に化粧水を移し取ること
なく化粧することができる。
ース10の底部の円弧状曲面39と台部15の凹部14
の円弧状曲面40の接触摩擦力により、導出口13の開
口がを上方あるいは下方に向いた状態で保持できる。こ
のため、顔を動かしたりすることなく顔面全体に霧化し
た化粧水を噴霧することができる。しかも、載置する机
等の高さが少々高すぎたり、低すぎたりしても超音波霧
化器に合わせて姿勢を変えたりすることなく楽に噴霧で
きる。また、給水タンク12が本体ケース10に着脱自
在に取り付けられているため、液体の給水時に本体ケー
ス10全体を持ち上げなくても給水することができ便利
である。さらに、霧化された化粧水が5〜30μmと微
細であるため、皮膚組織、特に毛穴まで化粧水を浸透さ
せることができる。また、手指に化粧水を移し取ること
なく化粧することができる。
【0014】なお、上記超音波霧化器で顔面に化粧水を
噴霧するとともに皮膚温度を感知するセンサまたは色の
差を判別するセンサで化粧水の噴霧されていない部分を
判別することを行うと、均一に化粧水を噴霧させること
ができる。また、画像処理システムで皮膚状態を画面に
拡大して皮膚状態をチエツクした後、皮膚状態のよくな
い部分に超音波霧化器で美容液等を効果的に噴霧するこ
とができる。
噴霧するとともに皮膚温度を感知するセンサまたは色の
差を判別するセンサで化粧水の噴霧されていない部分を
判別することを行うと、均一に化粧水を噴霧させること
ができる。また、画像処理システムで皮膚状態を画面に
拡大して皮膚状態をチエツクした後、皮膚状態のよくな
い部分に超音波霧化器で美容液等を効果的に噴霧するこ
とができる。
【0015】なお、液体の霧化吹き付け方法に用いる霧
化器としては上記実施例の超音波霧化器以外に、圧力等
によつて液体を霧化する霧化器を用いても差し支えな
い。
化器としては上記実施例の超音波霧化器以外に、圧力等
によつて液体を霧化する霧化器を用いても差し支えな
い。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の超音波霧化器
は、本体ケースに給水タンク取付用凹部が形成され、給
水タンクがその取付用凹部に収まる形状に設定されて着
脱自在に取付けられているため、給水タンクに液体を供
給する際に、本体ケース全体を持ち上げず、給水タンク
だけを本体ケースから取り外して液体を供給することが
でき便利である。また、上記本体ケースの底面が円弧状
の曲面に形成され、台部の本体ケースの底部を収容する
凹部の底面が本体ケースの円弧状曲面に対応する円弧状
曲面に形成され、この両円弧状曲面の接触により、本体
ケースの霧化した液体を導出する導出口が上下に移動し
た状態で保持できるようになつている。したがつて、上
記超音波霧化器を用いる液体の霧化吹き付け方法によれ
ば、顔を動かしたりすることなく顔面全体に霧化した化
粧水を噴霧することができ、しかも、載置する机等の高
さが少々高すぎたり、低すぎたりしても超音波霧化器に
合わせて姿勢を変えたりすることなく楽な姿勢で噴霧す
ることができる。
は、本体ケースに給水タンク取付用凹部が形成され、給
水タンクがその取付用凹部に収まる形状に設定されて着
脱自在に取付けられているため、給水タンクに液体を供
給する際に、本体ケース全体を持ち上げず、給水タンク
だけを本体ケースから取り外して液体を供給することが
でき便利である。また、上記本体ケースの底面が円弧状
の曲面に形成され、台部の本体ケースの底部を収容する
凹部の底面が本体ケースの円弧状曲面に対応する円弧状
曲面に形成され、この両円弧状曲面の接触により、本体
ケースの霧化した液体を導出する導出口が上下に移動し
た状態で保持できるようになつている。したがつて、上
記超音波霧化器を用いる液体の霧化吹き付け方法によれ
ば、顔を動かしたりすることなく顔面全体に霧化した化
粧水を噴霧することができ、しかも、載置する机等の高
さが少々高すぎたり、低すぎたりしても超音波霧化器に
合わせて姿勢を変えたりすることなく楽な姿勢で噴霧す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本体ケースの縦断面図である。
【図3】本体ケースを後方から見た斜視図である。
【図4】給水タンクを前方から見た斜視図である。
【図5】上記実施例の使用態様の説明図である。
【図6】上記実施例の使用態様の説明図である。
【図7】従来例の縦断面図である。
10 本体ケース 12 給水タンク 13 導出口 14 凹部 15 台部 20 ホーン霧化部 30 取付用凹部 39,40 円弧状曲面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−110304(JP,A) 実開 平1−174067(JP,U) 実公 昭61−136(JP,Y2) 実公 昭61−137(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05B 17/06 A45D 34/04 550
Claims (3)
- 【請求項1】 本体ケース10と、この本体ケース1に
内蔵されたホーン霧化部11と、上記ホーン霧化部11
に液体を供給する給水タンク12と、上記本体ケース1
0に設けられ上記ホーン霧化部11で霧化した液体を外
部に導出する導出口13と、本体ケース10の底部をそ
れ自身の凹部14に収容して載置する台部15とを備
え、上記本体ケース10に給水タンク取付用凹部30を
形成し、上記給水タンク12をその取付用凹部30に収
まる形状に設定して着脱自在に取付け、かつ上記本体ケ
ース10の底面を円弧状の曲面39に形成するととも
に、上記凹部14の底面を本体ケース10の円弧状曲面
39に対応する円弧状曲面40に形成し、上記両円弧状
曲面39,40の接触により上記導出口13を上下に移
動した状態で保持しうることを特徴とする超音波霧化
器。 - 【請求項2】 給水タンク12からホーン霧化部11に
延びる給水ノズル35が給水タンク12に水を供給する
供給孔34の栓体を兼ねている請求項1記載の超音波霧
化器。 - 【請求項3】 霧化した液体を外部に導出する導出口1
3が設けられ、底面を円弧状の曲面39に形成された本
体ケース10と、この本体ケース10の円弧状曲面39
に対応する円弧状曲面40に形成された凹部を有する台
部15とを準備し、ついで、上記導出口13の開口が顔
の所定の部分に向くように本体ケース10の底部を台部
15の凹部14に収容して載置し、導出口13から導出
する霧化した液体を上記顔の所定の部分に噴霧させ、そ
ののち、導出口13の開口が上方または下方に向くよう
に本体ケース10の底面を凹部14内で円弧状曲面3
9,40に沿つて移動させ、顔の他の部分に霧化した液
体を噴霧することを特徴とする液体の霧化吹き付け方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3050650A JP2989291B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 超音波霧化器および液体の霧化吹き付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3050650A JP2989291B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 超音波霧化器および液体の霧化吹き付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04267964A JPH04267964A (ja) | 1992-09-24 |
JP2989291B2 true JP2989291B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=12864818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3050650A Expired - Fee Related JP2989291B2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 超音波霧化器および液体の霧化吹き付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2989291B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001353221A (ja) * | 2000-06-16 | 2001-12-25 | Omron Corp | 超音波霧化装置 |
ATE491491T1 (de) * | 2004-06-09 | 2011-01-15 | Microflow Eng Sa | Verbessertes modulares flüssigkeitssprühsystem |
US8925833B2 (en) * | 2010-07-26 | 2015-01-06 | Yonwoo Co., Ltd | Portable electric mist supply apparatus for liquid cosmetics |
MX2018005336A (es) | 2015-10-30 | 2018-05-17 | Johnson & Johnson Consumer Inc | Nebulizador de aerosol aseptico de dosis unitaria. |
WO2017075315A1 (en) | 2015-10-30 | 2017-05-04 | Johnson & Johnson Consumer Inc. | Aseptic aerosol misting device |
DK3368112T3 (da) | 2015-10-30 | 2019-12-02 | Johnson & Johnson Consumer Inc | Aseptisk aerosolforstøvningsindretning |
CN207138183U (zh) * | 2017-06-13 | 2018-03-27 | 宁波健立电子有限公司 | 新型喷雾装置 |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP3050650A patent/JP2989291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04267964A (ja) | 1992-09-24 |
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