JP2979881B2 - 自動倉庫用の出し入れ装置 - Google Patents
自動倉庫用の出し入れ装置Info
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Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動倉庫にお
いて使用される入出庫用の出し入れ装置で、保守点検作
業などに使用されるキャブを追加自在な自動倉庫用の出
し入れ装置に関するものである。
いて使用される入出庫用の出し入れ装置で、保守点検作
業などに使用されるキャブを追加自在な自動倉庫用の出
し入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとしては、たとえば
特開平1−313202号公報に見られる昇降キャブ付き走行
クレーンが提供されている。この従来構成は、走行クレ
ーンの走行本体を、下部ガイドレールに案内される下部
フレームと上部ガイドレールに案内される上部フレーム
とを前後一対の支柱で連結し一体化することで構成し、
さらに両支柱間で昇降する昇降キャレッジ上に荷移載手
段を設けている。そして、他方の支柱で走行方向の外側
にガイドレールを取り付け、このガイドレールに昇降可
能に保持される昇降キャブを設けている。
特開平1−313202号公報に見られる昇降キャブ付き走行
クレーンが提供されている。この従来構成は、走行クレ
ーンの走行本体を、下部ガイドレールに案内される下部
フレームと上部ガイドレールに案内される上部フレーム
とを前後一対の支柱で連結し一体化することで構成し、
さらに両支柱間で昇降する昇降キャレッジ上に荷移載手
段を設けている。そして、他方の支柱で走行方向の外側
にガイドレールを取り付け、このガイドレールに昇降可
能に保持される昇降キャブを設けている。
【0003】この従来構成において走行クレーンは、昇
降キャレッジ側のキャブに搭乗しての手動操作や地上側
からの遠隔操作などにより、走行本体を走行動させるこ
とと、昇降キャレッジを昇降動させることと、荷移載手
段をフォーク動させることとの組合せ動作により、棚の
目的とする場所に対して荷の入出庫を行える。そして、
たとえば昇降キャレッジが故障したり荷崩れが発生した
非常時の補修作業や、定期的な保守点検作業などを行う
場合に昇降キャブが使用される。
降キャレッジ側のキャブに搭乗しての手動操作や地上側
からの遠隔操作などにより、走行本体を走行動させるこ
とと、昇降キャレッジを昇降動させることと、荷移載手
段をフォーク動させることとの組合せ動作により、棚の
目的とする場所に対して荷の入出庫を行える。そして、
たとえば昇降キャレッジが故障したり荷崩れが発生した
非常時の補修作業や、定期的な保守点検作業などを行う
場合に昇降キャブが使用される。
【0004】すなわち作業者が昇降キャブに搭乗したの
ち、モーターにより昇降駆動用チェンを正逆回転させる
ことで、昇降キャブをガイドレールに沿って昇降移動さ
せ得、そして昇降キャブを昇降キャレッジに対向する位
置に停止させたのち、作業者が昇降キャブから昇降キャ
レッジに乗り移ることで、所期の補修作業や保守点検作
業などを行っている。
ち、モーターにより昇降駆動用チェンを正逆回転させる
ことで、昇降キャブをガイドレールに沿って昇降移動さ
せ得、そして昇降キャブを昇降キャレッジに対向する位
置に停止させたのち、作業者が昇降キャブから昇降キャ
レッジに乗り移ることで、所期の補修作業や保守点検作
業などを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成によ
ると、既設(納入済み)の走行クレーンを、昇降キャブ
を必要としない形式の走行クレーンにしたい場合、支柱
側から昇降キャブを除去する作業と、支柱に補修・点検
などのための梯子を配設する作業とが必要であり、これ
らの作業は複雑で短時間に行えない。また逆に、梯子を
取り付けている既設の走行クレーンを、昇降キャブを有
する形式の走行クレーンにしたい場合、支柱側から梯子
を除去する作業と、支柱側に昇降キャブを配設する作業
とが必要であり、これらの作業も複雑で短時間に行えな
い。
ると、既設(納入済み)の走行クレーンを、昇降キャブ
を必要としない形式の走行クレーンにしたい場合、支柱
側から昇降キャブを除去する作業と、支柱に補修・点検
などのための梯子を配設する作業とが必要であり、これ
らの作業は複雑で短時間に行えない。また逆に、梯子を
取り付けている既設の走行クレーンを、昇降キャブを有
する形式の走行クレーンにしたい場合、支柱側から梯子
を除去する作業と、支柱側に昇降キャブを配設する作業
とが必要であり、これらの作業も複雑で短時間に行えな
い。
【0006】本発明の目的とするところは、梯子使用の
形式と、キャブ使用の形式とに簡単に切換え得る自動倉
庫用の出し入れ装置を提供する点にある。
形式と、キャブ使用の形式とに簡単に切換え得る自動倉
庫用の出し入れ装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の自動倉庫用の出し入れ装置は、下部フレームと、
この下部フレームから立設した支柱と、この支柱の上端
に連結した上部フレームとにより走行本体を構成し、こ
の走行本体の走行方向において前記支柱の一面側に昇降
自在なキャレッジを設けるとともに、他面側には支柱に
沿った梯子を設け、この梯子は、支柱側に固定される一
対の側部材と、これら側部材間に設けた上下複数のタラ
ップ部材とからなり、両側部材に、昇降動装置を有する
作業者搭乗式キャブの昇降ガイド部を設けている。
発明の自動倉庫用の出し入れ装置は、下部フレームと、
この下部フレームから立設した支柱と、この支柱の上端
に連結した上部フレームとにより走行本体を構成し、こ
の走行本体の走行方向において前記支柱の一面側に昇降
自在なキャレッジを設けるとともに、他面側には支柱に
沿った梯子を設け、この梯子は、支柱側に固定される一
対の側部材と、これら側部材間に設けた上下複数のタラ
ップ部材とからなり、両側部材に、昇降動装置を有する
作業者搭乗式キャブの昇降ガイド部を設けている。
【0008】
【作用】上記した本発明の構成によると、出し入れ装置
は、遠隔操作などにより走行本体を走行動させること
と、キャレッジを昇降動させることとの組合せ動作によ
り、棚の目的とする収納部に対して荷の入出庫を行え
る。そしてキャブを有さない形式の出し入れ装置では、
たとえば出し入れ装置のキャレッジ側が故障したり荷崩
れが発生した非常時の補修作業や、定期的な保守点検作
業などを行う場合に梯子が使用される。すなわち作業者
は、梯子を登って行くことでキャレッジに乗り降り得
る。
は、遠隔操作などにより走行本体を走行動させること
と、キャレッジを昇降動させることとの組合せ動作によ
り、棚の目的とする収納部に対して荷の入出庫を行え
る。そしてキャブを有さない形式の出し入れ装置では、
たとえば出し入れ装置のキャレッジ側が故障したり荷崩
れが発生した非常時の補修作業や、定期的な保守点検作
業などを行う場合に梯子が使用される。すなわち作業者
は、梯子を登って行くことでキャレッジに乗り降り得
る。
【0009】上記のような梯子を有する出し入れ装置に
キャブを配設するに、昇降ガイド部を利用して、梯子側
にキャブを昇降自在に取り付ければよい。このようなキ
ャブを有する形式の出し入れ装置においては、補修作業
や保守点検作業などを行う場合にキャブが使用される。
キャブを配設するに、昇降ガイド部を利用して、梯子側
にキャブを昇降自在に取り付ければよい。このようなキ
ャブを有する形式の出し入れ装置においては、補修作業
や保守点検作業などを行う場合にキャブが使用される。
【0010】すなわち梯子側の案内によりキャブを下降
限で停止させた状態で、このキャブに対して作業者は搭
乗し得る。そして搭乗した状態で、キャブを梯子側に沿
って上昇させ、所定の位置に停止させる。そしてキャブ
とキャレッジとの間での作業者が乗り降ればよい。
限で停止させた状態で、このキャブに対して作業者は搭
乗し得る。そして搭乗した状態で、キャブを梯子側に沿
って上昇させ、所定の位置に停止させる。そしてキャブ
とキャレッジとの間での作業者が乗り降ればよい。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1〜図4はキャブを有さない形式を示し、枠組
み状の棚1は、上下方向ならびに左右方向に複数の収納
部2を形成しており、各収納部2は腕木を介して荷3
(直接にまたはパレツトを介して)を支持すべく構成さ
れている。前記棚1は通路4を置いて並設され、そして
通路4内には、棚1の前方の一定経路5上を走行自在な
出し入れ装置10が配設される。
する。図1〜図4はキャブを有さない形式を示し、枠組
み状の棚1は、上下方向ならびに左右方向に複数の収納
部2を形成しており、各収納部2は腕木を介して荷3
(直接にまたはパレツトを介して)を支持すべく構成さ
れている。前記棚1は通路4を置いて並設され、そして
通路4内には、棚1の前方の一定経路5上を走行自在な
出し入れ装置10が配設される。
【0012】この出し入れ装置10は、下部フレーム11
と、この下部フレーム11側から立設した前後一対で四角
パイプ(または丸パイプ)からなる支柱12と、これら支
柱12の上端間を連結する上部フレーム13とにより走行本
体14を構成している。そして両支柱12間に、これら支柱
12の両側面をガイド面としたガイドローラ15を介して昇
降案内されるキャレッジ16を配置している。さらにキャ
レッジ16上に、収納部2などに対して出退自在な出し入
れ具(フオーク)17を配置している。なお上部フレーム
13は、天井側レール7に案内されるガイド装置18を有す
る。
と、この下部フレーム11側から立設した前後一対で四角
パイプ(または丸パイプ)からなる支柱12と、これら支
柱12の上端間を連結する上部フレーム13とにより走行本
体14を構成している。そして両支柱12間に、これら支柱
12の両側面をガイド面としたガイドローラ15を介して昇
降案内されるキャレッジ16を配置している。さらにキャ
レッジ16上に、収納部2などに対して出退自在な出し入
れ具(フオーク)17を配置している。なお上部フレーム
13は、天井側レール7に案内されるガイド装置18を有す
る。
【0013】前記下部フレーム11の一方端には、床レー
ル6上で転動自在な駆動車輪20が取り付けられ、また他
方端には従動車輪21が取り付けられる。前記下部フレー
ム11の一方端に取り付けられる走行駆動ユニット22は、
前記駆動車輪20に連動する減速機や、この減速機に連動
する走行駆動装置(フランジ形ブレーキ付きモータな
ど)などにより構成される。
ル6上で転動自在な駆動車輪20が取り付けられ、また他
方端には従動車輪21が取り付けられる。前記下部フレー
ム11の一方端に取り付けられる走行駆動ユニット22は、
前記駆動車輪20に連動する減速機や、この減速機に連動
する走行駆動装置(フランジ形ブレーキ付きモータな
ど)などにより構成される。
【0014】さらに下部フレーム11の一方端には、前記
キャレッジ16に連動する昇降駆動ユニット23を取り付け
ている。この昇降駆動ユニット23は、昇降駆動装置や減
速機などにより構成され、そして減速機に駆動輪24を連
動している。この駆動輪24に掛けられた索体(チェーン
など)25の一端側は、前記上部フレーム13に配設したガ
イド輪を介して一方の支柱12内のカウンターウエイトに
連結し、また索体25の他端側は、ガイド輪を介してキャ
レッジ16の上部に連結している。なお前記下部フレーム
11の側面には、動力ユニット26と制御ユニット27とが前
後に振り分けて設けられている。
キャレッジ16に連動する昇降駆動ユニット23を取り付け
ている。この昇降駆動ユニット23は、昇降駆動装置や減
速機などにより構成され、そして減速機に駆動輪24を連
動している。この駆動輪24に掛けられた索体(チェーン
など)25の一端側は、前記上部フレーム13に配設したガ
イド輪を介して一方の支柱12内のカウンターウエイトに
連結し、また索体25の他端側は、ガイド輪を介してキャ
レッジ16の上部に連結している。なお前記下部フレーム
11の側面には、動力ユニット26と制御ユニット27とが前
後に振り分けて設けられている。
【0015】他方側の支柱12において、その外面側(他
面側)には梯子30を設けている。すなわち前記支柱12の
外側面で上下方向の複数箇所には、平面視でチャンネル
状の取り付けブラケット31が、その連結板部を介してス
タッドボルト32などにより固定されている。前記梯子30
は、左右一対の側部材33と、これら側部材33間に設けた
上下複数のタラップ部材34とからなる。
面側)には梯子30を設けている。すなわち前記支柱12の
外側面で上下方向の複数箇所には、平面視でチャンネル
状の取り付けブラケット31が、その連結板部を介してス
タッドボルト32などにより固定されている。前記梯子30
は、左右一対の側部材33と、これら側部材33間に設けた
上下複数のタラップ部材34とからなる。
【0016】ここで両側部材33はアルミニウムの押し出
し成形品からなり、その左右側外面にはキャブ(後述す
る。)の昇降ガイド部35が凹溝状に形成され、また昇降
ガイド部35に対して支柱12側で隣接した位置には連結用
の蟻溝部36が形成されている。さらに両側部材33の前後
方向の外面側にはT字状またはI字状の突部38が一体に
形成されるとともに、一方の側部材33の外面側には二条
の蟻溝部39が形成され、また両側部材33の左右方向の内
面側には一条の蟻溝部40が形成されている。前記タラッ
プ部材34はパイプ体からなり、その両端に一体化した結
合部材41は、両側部材33の蟻溝部40に嵌め込まれ、そし
てカシメ加工されたのち一体化され、以て梯子30を形成
している。
し成形品からなり、その左右側外面にはキャブ(後述す
る。)の昇降ガイド部35が凹溝状に形成され、また昇降
ガイド部35に対して支柱12側で隣接した位置には連結用
の蟻溝部36が形成されている。さらに両側部材33の前後
方向の外面側にはT字状またはI字状の突部38が一体に
形成されるとともに、一方の側部材33の外面側には二条
の蟻溝部39が形成され、また両側部材33の左右方向の内
面側には一条の蟻溝部40が形成されている。前記タラッ
プ部材34はパイプ体からなり、その両端に一体化した結
合部材41は、両側部材33の蟻溝部40に嵌め込まれ、そし
てカシメ加工されたのち一体化され、以て梯子30を形成
している。
【0017】このように構成された梯子30は、その側部
材33の外面を前記取り付けブラケット31の脚部内面に当
て付けた状態で配設され、そして取り付けブラケット31
の脚部に外側から通したボルト42を前記蟻溝部36内に位
置させたナット43に螺合させることで、取り付けブラケ
ット31間に亘って固定される。その際に梯子30は支柱12
のほぼ全長に沿って配設される。
材33の外面を前記取り付けブラケット31の脚部内面に当
て付けた状態で配設され、そして取り付けブラケット31
の脚部に外側から通したボルト42を前記蟻溝部36内に位
置させたナット43に螺合させることで、取り付けブラケ
ット31間に亘って固定される。その際に梯子30は支柱12
のほぼ全長に沿って配設される。
【0018】図5〜図8はキャブを有する形式を示し、
他方の支柱12で走行方向の外側には、保守点検時や非常
時に使用されるキャブ50が昇降自在に設けられる。すな
わちキャブ50の本体51は箱状であって、その前面側には
被昇降ガイド用のブラケット52が設けられ、また一側面
には扉体53が開閉自在に配設されている。
他方の支柱12で走行方向の外側には、保守点検時や非常
時に使用されるキャブ50が昇降自在に設けられる。すな
わちキャブ50の本体51は箱状であって、その前面側には
被昇降ガイド用のブラケット52が設けられ、また一側面
には扉体53が開閉自在に配設されている。
【0019】そして閉動させた扉体53の外側から前方に
亘って位置するキャブ側タラップ54が本体51の底板と一
体にして連設され、このキャブ側タラップ54の側縁部に
ストッパー55を設けて、開動させた扉体53をストッパー
55に当接させることで、キャブ側タラップ54の外側に扉
体53が安全柵として位置すべく構成してある。なおキャ
ブ側タラップ54の扉体53によりカバーできない部分には
安全柵56が設けられる。前記本体51内にはキャブ内操作
盤57が設けられている。
亘って位置するキャブ側タラップ54が本体51の底板と一
体にして連設され、このキャブ側タラップ54の側縁部に
ストッパー55を設けて、開動させた扉体53をストッパー
55に当接させることで、キャブ側タラップ54の外側に扉
体53が安全柵として位置すべく構成してある。なおキャ
ブ側タラップ54の扉体53によりカバーできない部分には
安全柵56が設けられる。前記本体51内にはキャブ内操作
盤57が設けられている。
【0020】前記キャブ側タラップ54が間隔を置いて対
向自在となるように、前記キャレッジ16からキャレッジ
側タラップ28が連設され、そしてキャレッジ側タラップ
28の側縁部には安全柵29が立設されている。
向自在となるように、前記キャレッジ16からキャレッジ
側タラップ28が連設され、そしてキャレッジ側タラップ
28の側縁部には安全柵29が立設されている。
【0021】上記構成のキャブ30は、支柱12の外面に取
り付けた前記梯子30に対して、そのブラケット52に設け
た複数のローラ58を梯子30の昇降ガイド部35に嵌合させ
ることで昇降自在に保持されている。そしてブラケット
52には、前記突部38に作用自在な落下防止装置59が設け
られ、また蟻溝部39には昇降制御用の検出板60が取り付
けられる。
り付けた前記梯子30に対して、そのブラケット52に設け
た複数のローラ58を梯子30の昇降ガイド部35に嵌合させ
ることで昇降自在に保持されている。そしてブラケット
52には、前記突部38に作用自在な落下防止装置59が設け
られ、また蟻溝部39には昇降制御用の検出板60が取り付
けられる。
【0022】前記梯子30に沿ってキャブ50を昇降動させ
るために、下部フレーム11と上部フレーム13とに亘って
チェーン(索体の一例)61が配設され、このチェーン61
の両端は、それぞれ連結具75を介して下部フレーム11と
上部フレーム13に連結されている。そして、このチェー
ン61に作用するキャブ昇降動装置62を前記キャブ50側に
設けている。
るために、下部フレーム11と上部フレーム13とに亘って
チェーン(索体の一例)61が配設され、このチェーン61
の両端は、それぞれ連結具75を介して下部フレーム11と
上部フレーム13に連結されている。そして、このチェー
ン61に作用するキャブ昇降動装置62を前記キャブ50側に
設けている。
【0023】すなわち本体51における底板の下面側には
ケース63が設けられ、このケース63内に前記キャブ昇降
動装置62が設けられる。このキャブ昇降動装置62は、モ
ーター64と、このモーター64に前後に振り分けて連動す
る減速装置65ならびにブレーキ装置66と、前記減速装置
65の出力軸67に取り付けた駆動歯輪68と、この駆動歯輪
68の前方に配設した上下一対の遊転歯輪69,70とからな
る。そして前記チェーン61を、上位の遊転歯輪69に前方
から巻回したのち駆動歯輪68に後方から巻回し、次いで
下位の遊転歯輪70に前方から巻回している。
ケース63が設けられ、このケース63内に前記キャブ昇降
動装置62が設けられる。このキャブ昇降動装置62は、モ
ーター64と、このモーター64に前後に振り分けて連動す
る減速装置65ならびにブレーキ装置66と、前記減速装置
65の出力軸67に取り付けた駆動歯輪68と、この駆動歯輪
68の前方に配設した上下一対の遊転歯輪69,70とからな
る。そして前記チェーン61を、上位の遊転歯輪69に前方
から巻回したのち駆動歯輪68に後方から巻回し、次いで
下位の遊転歯輪70に前方から巻回している。
【0024】なお前記ブレーキ装置66には差動装置71を
介して操作軸72が連動し、この操作軸72は前記本体51内
に突出するとともに、その突出部に回転用のハンドル73
を設けている。そしてハンドル73の部分に、ブレーキ装
置開放用のレバー74を設けている。
介して操作軸72が連動し、この操作軸72は前記本体51内
に突出するとともに、その突出部に回転用のハンドル73
を設けている。そしてハンドル73の部分に、ブレーキ装
置開放用のレバー74を設けている。
【0025】上記の実施例で図1〜図4で示すキャブ50
を有さない形式の出し入れ装置10においては、制御ユニ
ット27を介しての操作指令などにより、走行駆動ユニッ
ト22の作動で走行本体14を走行動させることと、昇降駆
動ユニット23の作動でキャレッジ16を昇降動させること
と、出し入れ具17をフォーク動させることとの組み合せ
動作を行うことで、棚1の目的とする収納部2に対して
荷3の入出庫を行える。
を有さない形式の出し入れ装置10においては、制御ユニ
ット27を介しての操作指令などにより、走行駆動ユニッ
ト22の作動で走行本体14を走行動させることと、昇降駆
動ユニット23の作動でキャレッジ16を昇降動させること
と、出し入れ具17をフォーク動させることとの組み合せ
動作を行うことで、棚1の目的とする収納部2に対して
荷3の入出庫を行える。
【0026】そして、たとえば出し入れ装置10のキャレ
ッジ16側が故障したり荷崩れが発生した非常時の補修作
業や、定期的な保守点検作業などを行う場合に梯子30が
使用される。すなわち作業者は、梯子30を登って行くこ
とで、この梯子30からキャレッジ16へと乗り移れ、以て
所期の補修作業や保守点検作業などを行える。このよう
にして所期の作業を行ったのち、作業者は、梯子30を利
用してキャレッジ16から地上側へ戻り得る。
ッジ16側が故障したり荷崩れが発生した非常時の補修作
業や、定期的な保守点検作業などを行う場合に梯子30が
使用される。すなわち作業者は、梯子30を登って行くこ
とで、この梯子30からキャレッジ16へと乗り移れ、以て
所期の補修作業や保守点検作業などを行える。このよう
にして所期の作業を行ったのち、作業者は、梯子30を利
用してキャレッジ16から地上側へ戻り得る。
【0027】上記のような梯子30を利用し得る出し入れ
装置10にキャブ50を取り付けるに、梯子30の昇降ガイド
部35にローラ58を嵌合させる作業と、検出板60を取り付
ける作業と、チェーン61を配設する作業などを行い、以
て図5〜図8で示すキャブ50を有する形式の出し入れ装
置10を形成し得る。
装置10にキャブ50を取り付けるに、梯子30の昇降ガイド
部35にローラ58を嵌合させる作業と、検出板60を取り付
ける作業と、チェーン61を配設する作業などを行い、以
て図5〜図8で示すキャブ50を有する形式の出し入れ装
置10を形成し得る。
【0028】このように構成された出し入れ装置10にお
いては、たとえばキャレッジ16側が故障したり荷崩れが
発生した非常時の補修作業や、定期的な保守点検作業な
どを行う場合にキャブ50が使用される。すなわちキャブ
50は、下部フレーム11に近接した下降限で停止してお
り、このキャブ50に対して作業者は搭乗し得る。次いで
搭乗した作業者がキャブ内操作盤57を操作することで、
制御ユニット27を介しての操作指令により、キャブ昇降
動装置62のモーター64を正逆に回転させる。すると、減
速装置65ならびに出力軸67を介して駆動歯輪68が正逆に
回転されることになる。
いては、たとえばキャレッジ16側が故障したり荷崩れが
発生した非常時の補修作業や、定期的な保守点検作業な
どを行う場合にキャブ50が使用される。すなわちキャブ
50は、下部フレーム11に近接した下降限で停止してお
り、このキャブ50に対して作業者は搭乗し得る。次いで
搭乗した作業者がキャブ内操作盤57を操作することで、
制御ユニット27を介しての操作指令により、キャブ昇降
動装置62のモーター64を正逆に回転させる。すると、減
速装置65ならびに出力軸67を介して駆動歯輪68が正逆に
回転されることになる。
【0029】したがって上下のフレーム13,11間に直線
状に(ラック状に)配設されたチェーン61に常時噛合の
駆動歯輪68が回転される状態になり、以てキャブ50を梯
子30(支柱12)に沿って上昇させ得る。そして、たとえ
ば荷崩れの補修作業を行う場合は、キャブ50をキャレッ
ジ16に対向して停止させ得る。このときキャブ側タラッ
プ54がキャレッジ側タラップ28に同レベルで対向され
る。
状に(ラック状に)配設されたチェーン61に常時噛合の
駆動歯輪68が回転される状態になり、以てキャブ50を梯
子30(支柱12)に沿って上昇させ得る。そして、たとえ
ば荷崩れの補修作業を行う場合は、キャブ50をキャレッ
ジ16に対向して停止させ得る。このときキャブ側タラッ
プ54がキャレッジ側タラップ28に同レベルで対向され
る。
【0030】上述したようにしてキャブ50の上昇を停止
させてブレーキを掛けたのち、作業者は、まず扉体53を
開動させてキャブ側タラップ54上に出る。このときスト
ッパー55に当接した扉体53が安全柵の役目を成す。そし
て作業者は、キャブ側タラップ54からキャレッジ側タラ
ップ28に移り得る。その際に扉体53や安全柵29,56によ
り乗り移りは安全に行える。これによりキャブ50からキ
ャレッジ16へ乗り移れ、以て所期の補修作業や保守点検
作業などを行える。
させてブレーキを掛けたのち、作業者は、まず扉体53を
開動させてキャブ側タラップ54上に出る。このときスト
ッパー55に当接した扉体53が安全柵の役目を成す。そし
て作業者は、キャブ側タラップ54からキャレッジ側タラ
ップ28に移り得る。その際に扉体53や安全柵29,56によ
り乗り移りは安全に行える。これによりキャブ50からキ
ャレッジ16へ乗り移れ、以て所期の補修作業や保守点検
作業などを行える。
【0031】このようにして所期の作業を行ったのち、
作業者はキャレッジ16からキャブ50へ戻り得る。そして
キャブ50は下降限にまで下降され、作業者が地上側に降
りることで、一連の作業を終える。なおキャブ50の昇降
時にチェーン61が破断されたとき落下防止装置59が自動
的に作用し、これによりキャブ50の落下は阻止される。
作業者はキャレッジ16からキャブ50へ戻り得る。そして
キャブ50は下降限にまで下降され、作業者が地上側に降
りることで、一連の作業を終える。なおキャブ50の昇降
時にチェーン61が破断されたとき落下防止装置59が自動
的に作用し、これによりキャブ50の落下は阻止される。
【0032】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、出し入れ装
置は梯子を有する形式で製作して自動倉庫に採用すれば
よく、そのまま使用することでキャブを必要としない形
式の出し入れ装置を提供できる。
置は梯子を有する形式で製作して自動倉庫に採用すれば
よく、そのまま使用することでキャブを必要としない形
式の出し入れ装置を提供できる。
【0033】そして既設(納入済み)の出し入れ装置を
キャブを有する形式に変更したい場合、あるいは新規に
キャブを有する形式の出し入れ装置が要望されたとき、
梯子に予め形成されている昇降ガイド部を利用してキャ
ブを昇降自在に配設すればよく、これによりキャブを有
する形式の出し入れ装置を提供できる。このように本発
明によると、出し入れ装置は、梯子使用の形式とキャブ
使用の形式との切換えを、簡単な作業で短時間に行うこ
とができる。
キャブを有する形式に変更したい場合、あるいは新規に
キャブを有する形式の出し入れ装置が要望されたとき、
梯子に予め形成されている昇降ガイド部を利用してキャ
ブを昇降自在に配設すればよく、これによりキャブを有
する形式の出し入れ装置を提供できる。このように本発
明によると、出し入れ装置は、梯子使用の形式とキャブ
使用の形式との切換えを、簡単な作業で短時間に行うこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例を示し、キャブを有さない出
し入れ装置の一部切り欠き斜視図である。
し入れ装置の一部切り欠き斜視図である。
【図2】同キャブを有さない出し入れ装置を使用した自
動倉庫の正面図である。
動倉庫の正面図である。
【図3】同キャブを有さない出し入れ装置の要部の横断
平面図である。
平面図である。
【図4】同キャブを有さない出し入れ装置の梯子部分の
横断平面図である。
横断平面図である。
【図5】同キャブを有する出し入れ装置の一部切り欠き
斜視図である。
斜視図である。
【図6】同キャブを有する出し入れ装置を使用した自動
倉庫の側面図である。
倉庫の側面図である。
【図7】同キャブを有する出し入れ装置のキャブ部分の
一部切り欠き側面図である。
一部切り欠き側面図である。
【図8】同キャブを有する出し入れ装置のキャブ配設部
の横断平面図である。
の横断平面図である。
1 棚 6 床レール 10 出し入れ装置 11 下部フレーム 12 支柱 14 走行本体 16 キャレッジ 17 出し入れ具 22 走行駆動ユニット 23 昇降駆動ユニット 26 動力ユニット 27 制御ユニット 28 キャレッジ側タラップ 30 梯子 33 側部材 34 タラップ部材 35 昇降ガイド部 50 キャブ 52 ブラケット 57 キャブ内操作盤 58 ローラ 61 チェーン(索体) 62 キャブ用昇降駆動ユニット
Claims (1)
- 【請求項1】 下部フレームと、この下部フレームから
立設した支柱と、この支柱の上端に連結した上部フレー
ムとにより走行本体を構成し、この走行本体の走行方向
において前記支柱の一面側に昇降自在なキャレッジを設
けるとともに、他面側には支柱に沿った梯子を設け、こ
の梯子は、支柱側に固定される一対の側部材と、これら
側部材間に設けた上下複数のタラップ部材とからなり、
両側部材に、昇降動装置を有する作業者搭乗式キャブの
昇降ガイド部を設けたことを特徴とする自動倉庫用の出
し入れ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035904A JP2979881B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 自動倉庫用の出し入れ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035904A JP2979881B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 自動倉庫用の出し入れ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06247509A JPH06247509A (ja) | 1994-09-06 |
JP2979881B2 true JP2979881B2 (ja) | 1999-11-15 |
Family
ID=12455021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5035904A Expired - Fee Related JP2979881B2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 自動倉庫用の出し入れ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2979881B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5110124B2 (ja) * | 2010-07-15 | 2012-12-26 | 村田機械株式会社 | スタッカクレーン |
CN106542251A (zh) * | 2017-01-12 | 2017-03-29 | 机械工业第六设计研究院有限公司 | 多货位巷道式堆垛机 |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP5035904A patent/JP2979881B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06247509A (ja) | 1994-09-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |