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JP2948564B2 - メモリをフォールトトレラントにする可変サイズ冗長置換アーキテクチャ - Google Patents

メモリをフォールトトレラントにする可変サイズ冗長置換アーキテクチャ

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JP2948564B2
JP2948564B2 JP10076901A JP7690198A JP2948564B2 JP 2948564 B2 JP2948564 B2 JP 2948564B2 JP 10076901 A JP10076901 A JP 10076901A JP 7690198 A JP7690198 A JP 7690198A JP 2948564 B2 JP2948564 B2 JP 2948564B2
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array
fault
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キリハタ・トシアキ
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International Business Machines Corp
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Publication date
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    • G11C29/808Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout using a flexible replacement scheme

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォールトトレラ
ント・メモリに関し、具体的には、メモリ内の障害要素
を置換する可変サイズ冗長構成に係わる。
【0002】
【従来の技術】CMOS技術が進歩し、それによってコ
ンピュータ市場が急激に広範囲な消費者に対して開かれ
るようになっている。今日、マルチメディアは少なくと
も8Mバイトのメモリを必要とし、好ましくは16Mバ
イトを必要とする。これによって、コンピュータ内のメ
モリ・システムの相対的コストが上昇する。近い将来、
32MBおよび64MBのコンピュータが一般的になる
と考えられ、これは、256Mバイト以上のDRAM
(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)の潜在
的需要が見込まれることを示している。その結果として
アレイ・サイズが大きくなり、リソグラフィ上の難点が
生じるにもかかわらず、チップ歩留まりを向上させるこ
とがこれまで以上に重要になる。プロセス技術者は、マ
スク欠陥を減らし、最終的にはまったくなくすか最小限
にすることを絶えず目指している。チップ内に必然的に
残る障害は一般に特別な回路設計、より具体的には冗長
置換を使用して克服される。
【0003】従来の冗長構成は一般に、メモリ・デバイ
ス内の障害要素を置き換えるために使用される固定数の
要素を含むユニットに要素をグループ化する、固定サイ
ズ冗長置換(FSRR)アーキテクチャを中心にしてい
る。
【0004】FSRRアーキテクチャ内では長年、様々
な構成が実施されてきた。低密度DRAMに一般的に使
用される典型的なFSRR構成を図1に示す。この図に
は、メモリ内の障害要素を置き換えるために使用され
る、メモリを構成する各サブアレイに付加された一定し
た数の複数のスペアが図示されている。各冗長ユニット
(RU)は、複数の冗長要素(RE)(たとえばこの図
には1RU当たり2個のREが図示されている)から成
り、これらの冗長要素はそれに対応するサブアレイ内に
ある障害(符号Xが付されている)を修復するために使
用される。この方式は、ブロック内置換と呼ばれ、各サ
ブブロックがそれ自体の1個または好ましくは2個のR
Uを必要とするため、高密度メモリの場合、サブブロッ
ク数が増えるに従って冗長領域オーバーヘッドが増大す
る。したがって、所与のサブアレイ内に障害が集中的に
発生した場合にチップ歩留まりが大幅に低下する柔軟性
のなさのためにRUの効率は比較的低い。上述の概念
は、T.キリハタ等による「A14ns 4Mb DR
AM with 300mW Active Powe
r」という名称の論文(IEEE Journal o
f Solid State Circuits,Vo
l.27,1992年9月pp.1222−122
8,)に記載されている構成で実現されている。
【0005】フレキシブル冗長置換構成と呼ばれる他の
FSRR冗長置換構成を図2に示す。この図では、メモ
リ内のどこにある障害要素でも選択的に置換するRUの
単一のアレイを有するメモリが図示されている。この構
成では、RU内のREは、メモリ内のどのサブアレイに
ある障害(符号Xが付されている)でも修復することが
できる。前述のブロック内置換に優るこの構成の利点
は、一定数のRUを有する1つのセクション、すなわち
冗長アレイを使用して、メモリを形成する任意の数のサ
ブアレイを処理することができることである。この結
果、メモリを形成するすべてのサブアレイを適切に処理
するために多数の追加の制御回路を必要するにもかかわ
らず前述の方式比べて面積が大幅に節約される。
【0006】ブロックFSRRと呼ばれる他のFSSR
アーキテクチャがある。これを図3に示す。この図で
は、サブアレイ内の任意の数の障害要素(すべての障害
要素を含む)がブロック冗長構成に置き換えられる。従
来技術のブロックFSRRのサイズはサブアレイのサイ
ズと一致する。このサブアレイはセンス増幅器ストリッ
プ間に含まれるメモリの1セクションと定義される。こ
の方式では障害ブロックは正常なブロックに置き換えら
れるため、ブロック内に含まれるすべての障害REが同
時に正常REに置き換えられる。この置換方法によっ
て、欠陥の修復可能性に新たな次元がもたらされるが、
このアーキテクチャを望ましいものにする様々な構成を
収容するために追加の大量の設計空間が必要になる。さ
らに、冗長ブロック自体に障害がある場合は、それが1
つだけであってもブロック冗長構成を使用することがで
きないという重大な欠点がある。本質的に、ブロックは
大きいため、冗長ブロック内に少なくとも1つの欠陥が
見つかる確率が高くなる。図3に図示されているアレイ
の細分化は従来の技術で周知であるが、欠陥がブロック
冗長アレイに影響を与える場合、適切な修正を行うため
の備えがない。
【0007】上述の構成および様々なトレードオフに関
する詳細は、T.kirihata等による「A Fa
ult−Tolerant Design for 2
56Mb DRAMs」(1995 Symposiu
m on VLSI CircuitsのDigest
of Technical Papers、pp.1
07−108)、T.スギバヤシ等による論文「A 3
0ns 256MbDRAM with Multi−
divided Array Structure」
(IEEE Journal of Solid St
ate Circuits,vol.28,pp.10
92−1098,1993年11月)、およびH.L.
カルター(Kalter)等による「A 50ns 1
6MbDRAM with a 10ns Data
Rate and On−Chip ECC」(IEE
E Journal of Solid StateC
ircuits,vol.25,pp.1118−11
28、1990年10月)に記載されている。
【0008】要約すると、固定サイズ冗長置換(FSR
R)構成は、各ユニットがメモリ・デバイス内の欠陥を
修復する同じ数のREを備えた、一定数の置換ユニット
から成る。所定の数の固定サイズ冗長ユニットを割り振
る柔軟性によって、ユニットと制御回路をいくつかのメ
モリ・サブアレイ間で共用することができ、それによっ
て冗長構成の有効使用度が大幅に向上する。この構成
は、特にビット線(単一ビットまたは複数ビット)、ワ
ード線(単一ワードまたは複数ワード)など(これらは
すべて「ハード障害」の範疇に入る)に優れた修復可能
性をもたらすことによってその価値が証明されている。
【0009】しかし、FSRRは、DRAMセルを形成
するキャパシタに記憶されたビットが、弱いセルでは時
間が経過すると消滅し、それによって障害が発生する
「保持障害」と呼ばれる他のクラスの障害を克服するの
にかなりの数のRU(およびそれに対応する制御回路)
を依然として必要とするという欠点がある。保持障害は
ハード障害の数よりもはるかに多いため、この問題は最
も重大である。
【0010】メモリ内のハード障害に戻ると、この種の
障害は集中して発生する傾向があり、したがって理想的
には、同等数の冗長要素を含むカスタマイズされたユニ
ットを必要とする。ハード障害は一般には数はそれほど
多くないが、そのサイズは本質的に大きくなる可能性が
あり、それによってそのような障害を修復するのに複数
のREまたはサイズの大きいREが必要になる。たとえ
ば、サブアレイに4箇所の集中発生障害がある場合、そ
れらを修復するのに4要素冗長ユニットが必要になる。
しかし、5箇所の集中発生障害があり、4個のREを含
むユニットしか使用することができないとすれば、(そ
の障害数を処理するのにサブアレイ内で十分なユニット
を使用することができないことになるため)ブロック内
置換構成全体で欠陥の置換がまったくできない可能性が
ある。同様に、フレキシブル置換構成も、実際には、修
復を行うのに「不適切なサイズ」のユニットしか使用可
能でないため不十分である。ただし、フレキシブル冗長
方式の方がブロック内置換アーキテクチャよりも首尾よ
く置換が行われる可能性が高い。
【0011】一方、保持障害はメモリ全体でランダムに
発生し、その数は一般に多い。しかし、単一のREで修
復可能であるという明確な利点がある。ブロック内置換
構成では、保持障害は一定数の複数のREを含むRUに
よってのみ処理することができる。ランダムに発生する
保持障害を検出することを意図してREが1つしか含ま
れていないRUを設計したとすれば、そのような構成は
保持障害にとっては理想的であろうが、ハード障害を処
理するには不十分なことは明らかである。(たとえば、
4つのハード障害の集合を処理するのに各ユニットが1
個のREを有する4個のユニットが必要になる)。保持
障害は、フレキシブル冗長置換アーキテクチャであって
も修復が難しい。これはそのような障害の数が多く、メ
モリ・デバイス内で使用可能な修復回路では対応できな
いことが多いためである。
【0012】上記に鑑みて、理想的な冗長構成の目標
は、メモリ全体にランダムに分布しているか集中してい
るかを問わず、複雑な冗長領域オーバーヘッドによる厄
介な負担を生じさせることなく、ハード障害と、保持障
害と、ブロック障害を修復することである。一般に、こ
のオーバーヘッドは冗長要素オーバーヘッドと冗長制御
回路オーバーヘッドに分けられ、良好な修復可能性を実
現し、メモリの最適パフォーマンスを維持するには両方
とも最小限に抑える必要がある。
【0013】上記のカテゴリのいくつかを含む関連冗長
構成については、以下の参照資料に記載されている。
【0014】1996年2月13日発行のフェラン(P
helan)の米国特許第5491664号には、分割
アレイ・アーキテクチャ方式のフレキシブル冗長メモリ
・ブロック要素の実施態様が記載されている。この構成
は、読取りバスに結合されたメモリと冗長メモリブロッ
クの両方を有し、1つのメモリ・サブアレイ内の冗長メ
モリを第2のサブアレイが共用することができるように
する。
【0015】1995年12月12発行のフジワラの米
国特許第5475648号には、適切なアドレス信号が
障害セルのアドレスと一致する場合、冗長構成が備える
スペア・セルがアクティブにされてその障害セルに置き
換わる冗長構成を有するメモリが記載されている。
【0016】1995年10月24日発行のスン・チョ
ル・オー(Seung−CheolOh)の米国特許第
5461587号では、行冗長回路を他の2つのスペア
行デコーダと共に使用し、ヒューズ・ボックスの賢明な
使用により、行冗長制御回路が発生する信号によって障
害行をスペア行に置き換えることを可能にする。
【0017】1995年10月17日発行のリーガー
(Rieger)の米国特許第5459690号には、
障害メモリ・セルを処理する通常のワード線の存在によ
り、障害メモリセルを冗長セルに置き換えることを可能
にする冗長構成を持つメモリが記載されている。
【0018】1995年7月4日発行のヒルテバイテル
(Hiltebeitel)等の米国特許第54306
79号には、冗長性を持たせるためにデコーダをプログ
ラミングするヒューズ・ダウンロード・システムが記載
されている。このヒューズ・セットは冗長デコーダに動
的に割り当てることができ、それによってメモリ内の障
害行/列の多次元割当てが可能になる。
【0019】1994年3月15日発行のスティーブン
ズ・ジュニア(Stephens,Jr.)等の米国特
許第5295101号には、障害サブアレイを適切な冗
長要素に置き換える2レベル冗長構成が記載されてい
る。
【0020】従来の技術および上記の説明は、主として
DRAMに関するものであったが、当業者なら、上記の
構成またはアーキテクチャが、SRAM、ROM、EP
ROM、EEPROM、フラッシュRAM、CAMなど
他のタイプのメモリにも等しく適用可能であることが十
分にわかるであろう。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、どのようなサイズのメモリにも適用可能なフォ
ールトトレラント設計を提供することである。
【0022】本発明の他の目的は、障害要素を同じサイ
ズの冗長要素に選択的に置き換えるために可変サイズの
冗長置換構成を使用することである。
【0023】本発明の他の目的は、各冗長ユニットが所
定の数の冗長要素を含む冗長ユニットを使用することで
ある。
【0024】本発明の他の目的は、ハード障害と保持障
害の両方を含む任意のサイズのメモリを動的に修復し、
最も適切なサイズの最も効果的で効率的な修復を選択し
て修復を行うことによってチップの歩留まりを向上させ
ることである。
【0025】本発明の他の目的は、メモリ内のハード障
害と保持障害とサブアレイ障害を同時に修復し、これ
を、一方のタイプの障害を他方のタイプを犠牲して修復
することなしに行うことである。
【0026】本発明の他の目的は、この可変サイズ冗長
置換(VSRR)構成を使用して従来の固定サイズ冗長
置換(FSRR)構成を置き換えることである。
【0027】本発明の他の目的は、REおよびそれに付
随する回路の必要を最小限にするために、VSRR構成
を使用することである。
【0028】本発明の他の目的は、追加電力の消費を必
要とせず、メモリ速度に開く影響を与えずに、メモリ内
のハード障害と保持障害の修復が実現されるように保証
することである。
【0029】本発明の他の目的は、ブロック冗長構成に
おける障害を修復し、他のVSRRユニットと共に使用
することができるようにするフォールトトレラント・ブ
ロック・サイズ冗長置換を提供することである。
【0030】本発明の他の目的は、所定の複数のREを
有する障害RUを、その所定の複数よりも少ない数のR
Eを有するVSRRを使用して修復することができるよ
うにすることである。
【0031】本発明の他の目的は、メモリ・デバイス内
とVSRRユニット内のすべての障害を並行して修復す
ると同時に、単純で高速な低電力設計を維持することで
ある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の基本態様は、可
変サイズ冗長置換(VSRR)と呼ばれる新規な改良型
冗長構成を提供して、障害のサイズに合わせて完全に適
応化可能なより効率的で効果の高い置換ユニット(R
U)の使用を可能にすることである。この改良型VSR
Rは、障害の数やサイズに関係なく固定サイズの置換ユ
ニットを使用する従来のFSRR(固定サイズ冗長置
換)構成の欠点を解消することを意図している。
【0033】本発明の一態様によると、各々が複数の要
素を有する複数の主メモリ・アレイと、主メモリ・アレ
イに結合され、各々が複数の冗長要素を有する複数の独
立して制御される可変サイズ冗長ユニットと、主メモリ
・アレイ内の障害要素を可変サイズ冗長ユニットのうち
の少なくとも1つと置き換える制御手段とを含み、少な
くとも1つの可変サイズ冗長ユニット内の冗長要素が主
メモリ・アレイ内の対応する数の障害要素を置き換え
る、フォールトトレラント・メモリ・デバイスを設け
る。
【0034】本発明の他の態様によると、各々が複数の
要素を有する複数の主メモリ・アレイと、各主メモリ・
アレイに結合され、各々が複数の冗長要素を有する複数
の可変サイズ冗長ユニットと、各主メモリ・アレイ内の
障害要素を置き換える制御手段とを含み、可変サイズ冗
長ユニットのうちの少なくとも1つの可変サイズ冗長ユ
ニット内の要素が各主メモリ・アレイに結合されてい
る、フォールトトレラント・メモリ・デバイスを設け
る。
【0035】本発明の第3の態様によると、各々が複数
のメモリ要素を有する複数の主メモリ・アレイと、複数
の主メモリ・アレイに結合された少なくとも1つの可変
サイズ冗長アレイとを含み、少なくとも1つの冗長アレ
イが、複数のメモリ要素を各々有する複数の独立制御さ
れる可変サイズ・ユニットと、主メモリ・アレイ内の障
害要素を可変サイズ・ユニットのうちの少なくとも1つ
の可変サイズ・ユニットと置き換える制御手段とを含
み、可変サイズ・ユニットが障害要素の数に応じて障害
のある主メモリ要素を置き換える、フォールトトレラン
ト・メモリ・デバイスを設ける。
【0036】本発明の第4の態様によると、各々が複数
のメモリ要素を有する複数の主メモリ・アレイと、複数
の主メモリ・アレイに結合され、主メモリ・ユニットの
うちの1つと少なくとも等しいサイズを有する少なくと
も1つの可変サイズ冗長ユニットと、可変サイズ冗長ユ
ニットのうちの少なくとも1つの可変サイズ冗長ユニッ
ト内の障害を修復し、障害のある主アレイのうちの1つ
を修復された冗長ユニットに置き換える優先デコーダと
を含む、フォールトトレラント・メモリ・デバイスを設
ける。
【0037】
【発明の実施の形態】図4を参照すると、可変サイズ冗
長置換(VSRR)構成を備えるメモリの略図が示され
ている。各RUに同じ数のREを含まれているFSRR
構成とは異なり、VSRR構成は、各RUに可変数のR
Eが含まれている複数のRUを含む。さらに、VSRR
構成では、どのRUでも所与の修復ですべてのREが同
時に置き換えられる。たとえば、RU0-7(すなわちR
0、RU1、RU2、UR3、RU4、RU5、RU6、お
よびRU7)、RU8-11(すなわちRU8、RU9、RU
10、およびRU11)、RU12-13(すなわちRU12およ
びRU13)、RU14およびRU15は、それぞれ1個、2
個、4個、8個、および32個のREから成る。どのR
0-7も、単一ビット障害を修復する。RU8-11のいず
れも、欠落ビット線または要素間に発生した短絡によっ
て起こった障害を修復する。RU12-13、RU14および
RU15は、障害デコーダなどのより大きな障害を処理す
るために確保しておくことが好ましい。RUは、それぞ
れに対応する冗長ユニット制御回路RUCNTによって
制御される。冗長ユニット制御回路は冗長ブロックに近
接して配置されていることが好ましい。
【0038】VSRRによって、最も効果的で効率のよ
いRUを修復に使用することができると同時に、その目
的のために割り振られるRE領域の不利を最小限にする
ことができる。以下(表I)に、FSRR構成とVSR
Rとの比較を示す。この表には、各カテゴリごとに、仮
定の障害分布を修復するのに必要な要素と冗長ユニット
制御回路RUCNTの合計数が示されている。この領域
が1個の32要素障害と、1個の8要素障害と、2個の
4要素障害と、4個の2要素障害と8個の1要素障害の
修復を必要とするものとする。
【表1】
【0039】上記の表では、FSRRが4個の要素を必
要とし、障害のサイズに関係なく1つのデコーダを置き
換えることを仮定している。仮定したすべての障害を修
復するには、FSRRは96個のREと24個の冗長R
Uを必要とするのに対し、VSRRは64個のREと6
個のRUしか必要としない。より詳細には、表1の2列
目を参照すると、修復を必要とする合計1つの32集合
障害が示されている。VSRRでは、この障害を修復す
るのに32個のREから成る1つのユニットで十分であ
る。FSRRでは、これと同じ結果を得るのに8個の4
REが必要になる。第2の例として、表1の6列目を参
照すると、修復を必要とする8個の単一ビット障害があ
る。VSRRでは、8個の1REで足りるのに対し、F
SRR構成では同じ結果を得るのに8個の4REが必要
になる。
【0040】次に図5を参照すると、16個の16Mb
ユニット15から成る256MbDRAMチップ10の
略ブロック図が示されている。説明のために、16Mb
ユニット15は1つの「領域」、すなわち16Mbユニ
ット内で修復可能な障害を画定するものとし、これを以
下では16Mb領域内のフレキシブル冗長置換と呼ぶ。
本発明による冗長構成は、各構成において障害の集合を
置換する可変サイズのRUのメニューを設計することに
よってブロック内置換とフレキシブル冗長置換の両方に
等しく適用される。8,192(1Mbブロックについ
て16×512)本のワード線(WL)を有する16M
bユニットが、16個の1Mbブロック(サブアレイ)
から成り、各1Mbブロックは1Mセルを有する。図5
の右側を参照すると、メモリ・アレイを形成するすべて
のセルがNMOSデバイス20とキャパシタ25から成
る。各ワード線WLには、2,048個のNMOSデバ
イス20のゲートが結合されている。1Mbブロックに
は512本のWLがある(すなわち512本のWL×
2,048個のセル)が、(16のうちの)特定の1M
bブロックがアクティブにされると1本だけが選択され
る。(注:16Mbユニット内で8,192本のうちの
1本のWLだけがアクティブである。)キャパシタ25
内に蓄積される容量電荷は対応するビット線BLに送ら
れる。センス増幅器28がビット線BL上の電荷を増幅
する。増幅されたビット情報(すなわちデータ)は、対
応する列アドレス(図示せず)によって選択され、デー
タ出力回路(図示せず)に送られる。
【0041】従来のブロック内置換とは異なり、各1M
bブロックには冗長ワード線(RWL)がない。16M
bユニットのために16可変サイズ冗長ユニットRU
0-15を備える128Kbの冗長ブロックが16個の1M
bブロックのいずれかにある障害WLを置き換えるよう
に設計されている。各RU0-7(冗長WL、RWL0-7
は単一の冗長ワード線RWLから成る。同様に、各RU
8-11(RWL8-15)は2本のRWLを含み、RU12(R
WL16-19)およびRU13(RWL20-23)はそれぞれ4
本のRWLを含む。RU14およびRU15はそれぞれ8本
のRWL(RWL24-31)と32本のRWL(RWL
32-63)から成る。これによって、障害のサイズに応じ
て最も効果的で効率の高いRUを選択することが可能に
なり、それによってハード障害と保持障害の発生時のユ
ニットの信頼性が向上する。前の例に戻ると、冗長回路
24をイネーブルにすると、主16Mbアレイ19内の
8,192本のWLがすべてディスエーブルになる。そ
の代わりに、128Kb冗長ブロック22内の64本の
RWL(冗長WL)のうちの1本がアクティブになる。
NMOSデバイス20とキャパシタ25とセンス増幅器
28とを含む前述の組合せの動作は、冗長組合せ30−
35−38にも適用される。次に、この制御回路の詳細
な動作について説明する。
【0042】16個の1Mbブロック内のワード線と冗
長ブロック内のRWLは、図6の適切な可変サイズRU
制御回路RUCNT24によって制御される。パフォー
マンスを向上させるために、これらは冗長ブロックの最
下部に配置されているので最も有利である。
【0043】図6を参照すると、可変サイズ冗長置換
(VSRR)制御回路のブロック図が図示されている。
この制御回路はワード線デコーダ(WLDEC)と、冗
長ワード線デコーダ(RWLDEC)と、RUCNT
0-7、RUCNT8-11、RUCNT12-13、RUCN
14、およびRUCNT15として示されている可変冗長
ユニット制御回路(RUCNT)と、ワード線ドライバ
(WLDRV)と、冗長ワード線ドライバ(RWLDR
V)とを含む。本発明のVSRR構成の動作を例示する
ために、16Mbユニット15(図5)内で(16Mb
主アレイ19内の8,192本のうちの)WLまたは
(冗長ブロック22内の64本のうちの)RWLのいず
れか一方だけがアクティブであるものとする。当業者な
ら、わずかな変更を加えるだけで16Mbユニット内で
2本以上のWLをアクティブにすることができることが
容易にわかるであろう。
【0044】以下に、1)待機モード、2)通常アクテ
ィブ・モード、および3)可変冗長アクティブ・モード
の詳細な動作について説明する。
【0045】図7に、最も関係のある信号である、図6
で示されているアドレスADD、ノードN、ノード
R、WLON、WLディスエーブル信号WLDIS、
RWLE、WL、およびRWLのタイミング図を示す。
【0046】待機モード(すなわちチップがイネーブル
になっていないとき)では、制御線WLONは低のまま
であり、それによって、WLDEC出力N、RWLDE
C出力NR、およびRUCNTの出力RWLEの状態に
関係なく(すなわち「ドントケア」条件)、すべてのW
LおよびRWLがディスエーブル(すべて0)になる。
チップがイネーブルにされると(すなわちアクティブ・
モード)、WLまたはRWLのいずれかが(両方ともで
はなく)アクティブになる。WLがイネーブルになる
と、チップはいわゆる通常アクティブ・モードになる。
あるいは、RWLがアクティブにされたとき(これによ
ってWLがディスエーブルになる)、チップは冗長アク
ティブ・モードになったと言う。
【0047】通常アクティブ・モードでは、すべての冗
長ワード線イネーブル信号RWLEが低のままであり、
NOR回路よりなるワード線ディスエーブル回路WLD
ISGENの出力信号(WLDIS)が高に保持され
る。RWLE信号発生の詳細な動作について、以下に説
明する。16Mbユニット15(図5および6)がイネ
ーブルになると、13ビットのアドレス情報がWLDE
Cに送られ、8,192個のうちの1つのノードNがイ
ネーブルになる。これにより、信号WLONが高に切り
替わると8,192本のうちの1本のWLをアクティブ
にすることが可能になる。
【0048】冗長モードでは、冗長ワード線RWLのア
クティベーションは、a)RUCNTを介する経路と、
b)RWLDECを介する経路の2経路デコードによっ
て制御される。前述のように、いくつかのREから成る
RUが適切なRUCNTによって制御される。RU内の
各REは代替経路b)、すなわちRWLDECによって
制御される。両方のデコード経路は並列して動作し、R
UCNTとRWLDECの結果の最終デコードがRWL
DRVで行われる。以下に、冗長モード中の動作の詳細
について説明する。
【0049】冗長モードは典型的にはRUCNTによっ
て検出され、WLON上に信号が着信する前にRUCN
Tが該当するRWLEをアクティブにする。(検出フェ
ーズを冗長一致検出フェーズと呼ぶ)。これによって、
WLDISGENの出力における信号WLDISが強制
的に0に切り替わり、それによって、16Mbユニット
内のワード線がアクティブにならないように阻止され
る。RUCNT冗長一致検出フェーズ中に、少なくとも
1つのRU内のREを選択する代替経路がRWLDEC
でデコードされる。それと並列して、該当するRWLD
ECがアドレス情報によってアクティブにされ、対応す
るNRを1に切り換える。RWLDECに使用されるア
ドレスビット数によって、対応するRU内の適切な数の
REをデコードするのに必要なビットが設定される。こ
の経路は、冗長モードであるか通常モードであるかに関
係なく、独立して制御される。RWLをアクティブにす
る最終決定は、RWLDRV内のNRとRWLEのデコ
ード結果によって決まる。前述の2経路デコードによっ
て、WLONが高に切り替わったときに前にすでにデコ
ードされていた適切なアドレス指定を使用して(速度の
不利を生じさせることなく)1つのRWLがアクティブ
になることができる。
【0050】RWLDECには、本発明のVSRR構成
の実施を可能にする可変サイズ冗長デコーダを備える。
たとえば、単一のワード線置換の場合、デコーダは不要
であり、RUCNTが発生するRWLE信号によって適
切なRWLEドライバが直接制御される。2WL、4W
L、8WL、および32WL置換には、対応するRWL
DECにおいてそれぞれ1ビット、2ビット、3ビッ
ト、および5ビットデコーダが必要である。これによっ
て、アドレス入力ADDに従って該当するノードNR
アクティブにされる。
【0051】次に図8および図9を参照すると、単一の
RU制御回路RUCNTのブロック図とタイミング図が
それぞれ図示されている。この回路は、デコーダ(すな
わちANDゲート)を駆動する複数のヒューズ・ラッチ
FLATを備える。従来のFSRR制御回路とVSRR
制御回路RUCNTの唯一の相違は、各可変置換に必要
なヒューズの数である。これは、VSRR構成が必要と
する各RUCNTのビット数によって決まる。さらに、
各RUCNTに1つのマスタ・ヒューズ・ラッチMFL
ATも必要である。
【0052】単一ビット置換RUCNT0-7の場合、1
6Mbユニット内の8Kワード線のうちの1つをデコー
ドするのに13ビットが必要である。これには、図6で
13F+1MFの符号が付された13個のFLATと1
個のマスタFLAT(MFLAT)が必要である。2W
L置換RUCNT8-12の場合、1ビットを節約すること
ができ、その結果、12個のヒューズと1個のマスタ・
ヒューズ(12F+1MF)になる。4WL、8WL、
および32WL置換の場合、1つのRUCNTについて
それぞれ11個、10個、および8個のヒューズと1個
のマスタ・ヒューズが必要である(11F+1MF、1
0F+1MF、および8F+1MF)。その動作の詳細
を以下に説明する。
【0053】RUCNTをイネーブルにするためには、
マスタ・ヒューズが切られる必要がある。マスタ・ヒュ
ーズが切られないままになっている場合、MFLAT
(図9)の出力MFは0である。ANDゲートの出力R
WLEは、アドレスに関係なく0のままである。マスタ
・ヒューズが切られると(MFが1に設定されると)、
RWLEはFLATの出力の組合せ、すなわちFADD
によって制御される。対応するアドレス入力値ADDが
プログラムされているヒューズ情報と一致しない場合、
FADDは0に切り替わる。あるいは、対応するADD
がプログラムされているヒューズ情報と一致する場合、
FADDは1に切り替わる。すべてのヒューズのプログ
ラム済みアドレスがADD入力値と一致し且つMFが切
られている場合にのみ、RWLEが1に切り替わる。
【0054】次に図10を参照すると、ヒューズ・ラッ
チFLATの略図が図示されている。図ではFLATは
アドレス−ヒューズ比較器として示されている。図11
に示すように、FPUPおよびFPUNによるチップの
電力投入フェーズ中に、60、65、および68によっ
て形成されたCMOSラッチがデバイス80および82
によって設定される。電力投入時にヒューズ83が切ら
れていない場合、ノードN0、N1、およびN2はそれ
ぞれ0、1、0に設定される。または、ヒューズ83が
切られている場合、ノードN0、N1、およびN2はそ
れぞれ1、0、1に設定される。ノードN0、N1、お
よびN2のこれらの状態はCMOSラッチ回路60、6
5、および68にラッチされる。ノードN1およびN2
の状態に応じてCMOS伝送ゲート70および75のい
ずれかが開く。ADDおよび(回路69によって反転さ
れた)ADD(バー)がそれぞれCMOS伝送ゲート7
0および75に結合される。ヒューズの状態が変化しな
い(すなわち0である)限り、FLATの出力FADD
はADD(バー)に従う。ヒューズが切られると、FA
DDはADDに従う。ADDとヒューズの両方が0また
は1の場合、FADDは1に切り替わり、その結果、ア
ドレスとヒューズの一致が検出される。
【0055】図10の回路FLAT内には、回路MFL
AT(マスタFLAT)が組み込まれており、これを該
当するタイミング曲線(図11)と共に示す。図に示す
ように、FPUPおよびFPUNによるチップの電力投
入フェーズ中に、60、65、および68によって形成
されたCMOSラッチが設定される。電力投入時にヒュ
ーズ83が切られていない場合、N0、N1、およびN
2(MFとも呼ぶ)はそれぞれ0、1、0に切り替わ
る。MFが0の状態のとき、RUCNT(図8)内のA
NDゲートがディスエーブルになる。それに対して、ヒ
ューズ83が切られている場合、電力投入時に、N0、
N1、およびN2(MFとも呼ぶ)はそれぞれ1、0、
1に切り替わり、MFが1の状態のときRUCNT(図
8)内のANDゲートがイネーブルになる。
【0056】次に図12を参照すると、本発明の他の実
施例、すなわち図3の従来のブロック・アーキテクチャ
に適用可能なフォールトトレラント・ブロック置換構成
が図示されている。この図には、複数のサブアレイ0〜
15(100〜115と符号が付されている)として構
成された主メモリ・アレイが図示されている。ブロック
冗長アレイ150は、主メモリ・アレイの最下部に配置
されていることが好ましく、少なくとも1つの欠陥を含
むものと仮定する。さらに、主メモリ・アレイ内のサブ
アレイ114に多数の障害(Xと符号が付してある)が
含まれているものとする。ブロック冗長アレイ150
は、この例では、サブアレイ114全体を置き換えるた
めに使用することができる。
【0057】当業者なら、主メモリ・アレイ、冗長ブロ
ック・アレイと冗長ユニット(VSRR構成における)
の別なく、メモリ・デバイスを形成するサブアレイのい
ずれにでも障害が発生する可能性があることがわかるで
あろう。したがって、現実には冗長アレイに障害がある
可能性がある場合でも正常であるものとみなされるた
め、冗長ブロック・アレイ内の障害の存在はどの置換方
式でも重大なパフォーマンス上の問題になり得る。
【0058】本発明によると、さらに図12を参照する
と、冗長アレイ130は今度はメモリ・デバイス内でブ
ロック冗長アレイ内の障害を修復する機能を有するよう
に構成されており、障害のあるブロック冗長アレイが主
アレイの大きな部分に置き換わることができる。このよ
うな修復を可能にするために、冗長ブロック150を検
査し、障害が検出された場合は可変冗長アレイ130に
含まれるRUを割り当てることによってそれを修復す
る。
【0059】図12の構成は全体として、図4のVSR
R構成で説明した本発明の概念を図3に示すブロック冗
長構成に適用した組み合わせと見なすことができる。可
変冗長アレイ130内のRUは今度は、サブアレイ10
0〜115のいずれかまたはブロック冗長アレイ150
にある障害を修復することができる。サブアレイ(たと
えば114)内の障害の数が所定の数を超えていると判
明した場合、まずブロック150の障害をなくし、それ
から初めてそれを使用してサブアレイ114を置き換え
る。
【0060】次に図13を参照すると、メモリ内の障害
アレイを障害のないブロック冗長アレイに置き換えるよ
うに構成された本発明による優先デコーダの略図が図示
されている。優先デコーダは、冗長置換のために主アレ
イ114とブロック冗長アレイ150を同時に検査する
ことができるようにし、その結果としてアクセスに伴う
不利がなくなる。図には、2つの可変サイズRU制御回
路RUCNT0およびRUCNT1と、ブロック冗長制
御回路RUCNTBLKと、ワード線ディスエーブル生成
器WLDISGENと、ワード線ドライバWLDRV
と、冗長ワード線ドライバRWLDRVと、ブロック冗
長ワード線ドライバBWLDRVとを含むブロック図も
図示されている。図13にはWLデコーダWLDEC
と、RWLデコーダRWLDECと、ブロック冗長WL
ドライバは図示されていないが、ノードNおよびNR
通して図6の対応する要素との類似点を見い出すことが
できる。基本的な制御の流れは図6を参照しながら説明
したものと同じである。
【0061】上述の構成には、図14および図15に示
すように、次の4つの動作が適用可能である。1)通常
動作、2)可変冗長動作、3)ブロック冗長動作、およ
び、4)ブロック冗長アレイ内の障害がVSRR構成に
よって置換される置換モード動作である。1)および
2)の動作中は、RUCNTBLKの出力RWLEBLKは0
のままであり、WLとRWLをVSRRについて図6お
よび図7を参照しながら述べたようにして制御すること
ができる。
【0062】モード1)のときは、すべてのRWLEが
0に維持され、WLDISは1に維持される。したがっ
て、WLONが1に切り替わると、それに対応するWL
が該当するノードNによってイネーブルにされる。
【0063】モード2)のときは、該当するRWLEが
1に切り替わり、WLDISを強制的に0にする。その
結果、WLONが1に切り替わると、該当するRWLE
およびノードNRによって選択された対応するRWLが
1に切り替わる。RWLEが1に切り替わるとWLDI
Sが0に切り替わり、主アレイ内の該当するWLがディ
スエーブルになる。
【0064】モード3)のときは、すべてのRWLEが
0に維持され、WLDISが1に維持される。あるい
は、RUCNTBLKが、ノードNRの状態に応じてRWL
BLKに影響を与えるブロック冗長モードを検出する。
これによって、BWLDRVがイネーブルになり、WL
DRVがディスエーブルになる。したがって、信号WL
ONが1に切り替わると、ブロック冗長アレイ内の対応
するRWLがアクティブにされ、WLがディスエーブル
になる。
【0065】モード4)のときは、RUCNTBLKと可
変RUCNTがブロック冗長置換モードとVSRRモー
ドを同時に検出する。しかし、RWLEが高い値を取る
ことによって(VSRR構成における)RWLDRVの
みがイネーブルになり、WLDRVとBWLDRVが同
時にディスエーブルになる。その結果、VSRRがブロ
ック冗長置換モードに優先する。あるいは、WLDIS
がWLDRVとBWLDRVの両方をゲートする結果と
して、VSRRがブロック冗長置換よりも優先される
(優先デコードと呼ぶ機能)。したがって、障害要素が
冗長ブロックの一部である場合でも、他のVSRR手段
によって障害要素を修復することが可能である。いずれ
かの操作の決定が優先デコーダによってかなり後になっ
てから行われても、ブロック冗長構成の一致検出とVS
RRの一致検出が同時に作用することができるため、ア
クセスに伴う不利がない。上述の概念を有効に適用する
ことになり、いくつかの障害REを含むフォールトトレ
ラント可変サイズRUを用いて、障害RUをより小さい
サイズの他のRUで修復することができる。
【0066】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0067】(1)各々が複数の要素を有する複数の主
メモリ・アレイと、前記主メモリ・アレイに結合され、
各々が複数の冗長要素を有する、複数の独立して制御さ
れる可変サイズ冗長ユニットと、前記主メモリ・アレイ
内の障害要素を前記可変サイズ冗長ユニットのうちの少
なくも1つの可変サイズ冗長ユニットに置き換える制御
手段とを含み、前記少なくとも1つの可変サイズ冗長ユ
ニット内の前記冗長要素が前記主メモリ・アレイ内の対
応する数の前記障害要素を置き換える、フォールトトレ
ラント・メモリ・デバイス。 (2)前記メモリ・デバイスがDRAM、SRAM、R
OM、EPROM、EEPROM、フラッシュRAM、
およびCAMから成るグループから選択される、上記
(1)に記載のフォールトトレラント・メモリ・デバイ
ス。 (3)前記可変サイズ冗長ユニットが可変サイズ冗長制
御回路によって制御される、上記(1)に記載のフォー
ルトレラント・メモリ・デバイス。 (4)前記冗長ユニット内の前記冗長要素がアドレッシ
ング・デコード手段によってさらに制御される、上記
(3)に記載のフォールトトレラント・メモリ・デバイ
ス。 (5)前記冗長ユニットのうちの1つの冗長ユニット内
の前記冗長要素が、前記主メモリ・アレイ内の前記障害
要素の集合を同時に置き換える、上記(1)に記載のフ
ォールトトレラント・メモリ。 (6)前記可変サイズ冗長ユニットが、一致検出デコー
ド手段によって制御される、上記(1)に記載のフォー
ルトレラント・メモリ・デバイス。 (7)前記一致検出デコード手段が、比較器に結合さ
れ、マスタ・ヒューズを含むマスタ・ヒューズ・ラッチ
と、各々が複数のヒューズと比較器とを有し、アドレス
線によって制御される複数のヒューズ・ラッチとをさら
に含み、前記ヒューズ・ラッチがそれぞれゲート手段に
結合され、前記ゲート手段が冗長ワード線ドライバとワ
ード線ディスエーブル回路とをイネーブルにする信号を
生成する、上記(6)に記載のフォールトトレラント・
メモリ・デバイス。 (8)前記主メモリ・アレイ内の前記要素が、ビット
線、ワード線、単一ビット、複数ビット、単一ワード、
および複数ワードから成るグループから選択される、上
記(1)に記載のフォールトトレラント・メモリ・デバ
イス。 (9)前記可変冗長ユニット内の前記冗長要素が、ブロ
ック内置換モードで前記主メモリ・アレイ内にある前記
障害要素の集合を置き換える、上記(1)に記載のフォ
ールトトレラント・メモリ・デバイス。 (10)前記可変冗長ユニット内の前記冗長要素が、フ
レキシブル冗長置換モードで前記主メモリ・アレイ内に
ある前記障害要素の集合を置換する、上記(1)に記載
のフォールトトレラント・メモリ・デバイス。 (11)前記可変サイズ冗長ユニット内の前記冗長要素
が、ブロック内置換モードで前記主メモリ・アレイ内の
個別のランダムに分散した障害要素を置き換える、上記
(1)に記載のフォールトトレラント・メモリ・デバイ
ス。 (12)前記可変サイズ冗長ユニット内の前記冗長要素
が、フレキシブル冗長置換モードで前記主メモリ・アレ
イ内の個別のランダムに分散した障害要素を置き換え
る、上記(1)に記載のフォールトトレラント・メモリ
・デバイス。 (13)前記制御手段が、ワード線ディスエーブル回路
によって制御されるワード線ドライバに結合された少な
くとも1本のワード線と、結合がアドレス線によって行
われる、前記少なくとも1つのワード線ドライバに結合
された少なくとも1つのワード線デコーダと、冗長ワー
ド線ドライバに結合された少なくとも1本の冗長ワード
線と、結合がアドレス線によって行われる、前記冗長ワ
ード線デコーダのうちの1つによって制御される前記少
なくとも1つの冗長ワード線ドライバに結合された少な
くとも1つの冗長ワード線デコーダと、前記冗長ワード
線ドライバをイネーブルにし、前記ワード線ディスエー
ブル回路をイネーブルにし、さらに前記ワード線のうち
の対応する1本のワード線を抑止する、少なくとも1つ
の可変サイズ冗長制御回路とをさらに含む、上記(1)
に記載のフォールトトレラント・メモリ・デバイス。 (14)前記冗長ワード線ドライバがそれぞれ複数の冗
長ワード線を制御し、前記ワード線ドライバがそれぞれ
複数の前記ワード線を制御する、上記(13)に記載の
フォールトトレラント・メモリ・デバイス。 (15)前記ワード線・ディスエーブル回路が前記少な
くとも1つの可変サイズ冗長制御回路によって制御され
る、上記(13)に記載のフォールトトレラント・メモ
リ・デバイス。 (16)前記少なくとも1つの可変サイズ冗長制御回路
がANDゲートである、上記(13)に記載のフォール
トトレラント・メモリ・デバイス。 (17)各々が複数の要素を有する複数の主メモリ・ア
レイと、前記主メモリ・アレイのそれぞれに結合され、
各々が複数の冗長要素を有する複数の可変サイズ冗長ユ
ニットと、各前記主メモリ・アレイ内の障害要素を置換
する制御手段とを含み、前記可変サイズ冗長ユニットの
うちの少なくとも1つの可変サイズ冗長ユニット内の前
記冗長要素が前記主メモリ・アレイのそれぞれに結合さ
れている、フォールトトレラント・メモリ・デバイス。 (18)フォールトトレラント・メモリ・デバイスであ
って、各々が複数の要素を有する複数の主メモリ・アレ
イと、前記複数の主メモリ・アレイに結合された少なく
とも1つの可変サイズ冗長アレイとを含み、前記少なく
とも1つの冗長アレイが、各々が複数の冗長要素を有す
る複数の独立して制御される可変サイズ冗長ユニット
と、前記主メモリ・アレイ内の障害要素を前記可変サイ
ズ冗長ユニットのうちの少なくとも1つと置き換える制
御手段とを含み、前記可変サイズ冗長ユニットが前記障
害要素の数に従って前記障害のある主メモリ要素を置き
換える、フォールトトレラント・メモリ・デバイス。 (19)前記可変サイズ冗長ユニットが可変サイズ冗長
制御回路によって制御される、上記(18)に記載のフ
ォールトトレラント・メモリ・デバイス。 (20)前記可変サイズ冗長ユニット内の前記要素がア
ドレッシング・デコード手段によってさらに制御され
る、上記(18)に記載のフォールトトレラント・メモ
リ・デバイス。 (21)前記可変サイズ冗長ユニットが前記主メモリ・
アレイのうちの少なくとも1つの主メモリ・アレイに組
み込まれている、上記(20)に記載のフォールトトレ
ラント・メモリ・デバイス。 (22)前記可変サイズ冗長ユニットが前記冗長アレイ
のうちの少なくとも1つに組み込まれている、上記(2
1)に記載のフォールトトレラント・メモリ。 (23)各々が複数の要素を有する複数の主メモリ・ア
レイと、各々が複数の冗長要素を有し、前記主メモリ・
アレイに結合された独立して制御される複数の可変サイ
ズ冗長ユニットと、前記主メモリ・アレイに結合された
ブロック冗長アレイと、前記主メモリ・アレイ内と前記
ブロック冗長アレイ内の障害要素を前記可変サイズ冗長
ユニットのうちの少なくとも1つと置き換える制御手段
とを含み、前記可変サイズ冗長ユニットのうちの前記少
なくとも1つの可変サイズ冗長ユニット内の前記冗長要
素が、前記主メモリ・アレイ内と前記ブロック冗長アレ
イ内の対応する数の前記障害要素を置き換える、フォー
ルトトレラント・メモリ・デバイス。 (24)前記ブロック冗長アレイが前記主アレイのうち
の1つを置き換える、上記(23)に記載のフォールト
トレラント・メモリ・デバイス。 (25)修復手段が前記ブロック冗長アレイ内の障害を
修復し、前記修復された冗長アレイがその後で前記主ア
レイのうちの1つを置き換える、上記(23)に記載の
フォールトトレラント・メモリ・デバイス。 (26)前記修復手段が冗長アレイをさらに含む、上記
(25)に記載のフォールトトレラント・メモリ・デバ
イス。 (27)前記修復手段が可変サイズ冗長ユニットをさら
に含む、上記(26)に記載のフォールトトレラント・
メモリ・デバイス。 (28)前記修復手段がブロック内冗長ユニットをさら
に含む、上記(26)に記載のフォールトトレラント・
メモリ・デバイス。 (29)前記修復手段がフレキシブル冗長ユニットをさ
らに含む、上記(25)に記載のフォールトトレラント
・メモリ・デバイス。 (30)修復手段が前記ブロック冗長アレイ内の障害を
修復し、前記修復されたブロック冗長アレイが前記主ア
レイのうちの1つを同時に置き換える、上記(25)に
記載のフォールトトレラント・メモリ・デバイス。 (31)各々が複数のワード線を有する複数の主メモリ
・アレイと、前記主メモリ・アレイに結合され、各々が
複数の冗長ワード線を有する、複数の独立して制御され
る可変サイズ冗長ユニットと、前記主メモリ・アレイに
結合されたブロック冗長アレイと、少なくとも1つの可
変サイズ冗長ユニット内の前記冗長要素が前記主メモリ
内と前記ブロック冗長アレイ内の対応する数の障害要素
と置き換わるように、前記主メモリ・アレイ内と前記ブ
ロック冗長アレイ内の前記障害要素を前記可変サイズ冗
長ユニットのうちの少なくとも1つと置き換える制御手
段と、前記冗長ワード線のうちの少なくとも1本を選択
し、前記ワード線のうちの対応する1本をディスエーブ
ルにするデコード手段とを含む、フォールトトレラント
・メモリ・デバイス。 (32)前記デコード手段が、各デコーダが複数の入力
を有し、前記入力が異なるデコード構成を提供する、前
記冗長ワード線を制御する冗長ワード線デコーダをさら
に含む、上記(31)に記載のフォールトトレラント・
メモリ・デバイス。 (33)各前記冗長ワード線デコーダが冗長ワード線ド
ライバを制御し、前記ドライバが前記冗長ワード線のう
ちの1本に接続されている、上記(32)に記載のフォ
ールトトレラント・メモリ・デバイス。 (34)前記冗長ワード線デコーダの入力の数が、前記
可変サイズ冗長ユニット内の障害要素を置き換える前記
冗長要素の数と対応する、上記(33)に記載のフォー
ルトトレラント・メモリ・デバイス。 (35)前記冗長ワード線デコーダがアドレッシング・
デコード手段によって制御され、前記アドレッシング・
デコード手段が前記冗長ワード線に結合された冗長一致
検出手段とは独立してアクティブにされる、上記(3
2)に記載のフォールトトレラント・メモリ・デバイ
ス。 (36)各々が複数の要素を有する複数の主メモリ・ア
レイと、前記主メモリ・アレイに結合され、各々が複数
の冗長要素を有する、複数の独立して制御される可変サ
イズ冗長ユニットと、障害のある前記可変サイズ冗長ユ
ニットを、前記障害可変サイズ冗長ユニット内の要素の
数よりも少ない前記冗長要素を有する少なくとも1つの
他の前記可変サイズ冗長ユニットと置き換える制御手段
とを含み、前記制御手段が、前記主メモリ・アレイ内の
障害要素を前記可変サイズ冗長ユニットのうちの少なく
とも1つの可変サイズ冗長ユニットに置き換え、前記可
変サイズ冗長ユニットのうちの前記少なくとも1つの可
変サイズ冗長ユニット内の前記冗長要素が前記主メモリ
・アレイ内の対応する数の前記障害要素と置き換える、
フォールトトレラント・メモリ・デバイス。 (37)各々が複数の要素を有する、複数の主メモリ・
アレイと、前記主メモリ・アレイに結合され、各々が複
数の冗長要素を有する、複数の独立して制御される可変
サイズ冗長ユニットと、ディスエーブル生成手段とワー
ド線駆動手段とを駆動する少なくとも2つの冗長一致検
出手段と、少なくとも2つの冗長ワード線駆動手段とを
含み、そのうちの少なくとも1つが優先デコード手段に
よって制御される、デコード手段とを含む、フォールト
トレラント・メモリ・デバイス。 (38)前記少なくとも2つの冗長一致検出手段が同時
に冗長モードを検出し、前記冗長ワード線のうちの対応
する1本が前記優先デコード手段によってディスエーブ
ルにされる、上記(37)に記載のフォールトトレラン
ト・メモリ・デバイス。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のFSRRブロック内置換方式を備えたメ
モリと、メモリの様々な部分にある障害行を、対応する
各部分にある障害REを置き換えるREを使用して修復
する様子を示す略図である。
【図2】メモリの一端に集まっているREのアレイを使
用してメモリ内の任意の場所にある障害行を選択的に置
き換える従来のFSRRフレキシブル冗長置換方式を備
えるメモリを示す略図である。
【図3】複数のREによって形成された正常なブロック
によってメモリ内のそれと同等のサイズのブロックを置
き換える従来のブロックFSRR方式を備えるメモリを
示す略図である。
【図4】本発明による、メモリ内にある障害のタイプと
サイズに応じて、RUを動的に割り振るVSRR(可変
サイズ冗長置換)アーキテクチャを示す略図である。
【図5】典型的なDRAMでVSRR構成を使用する様
子を示す256Mb DRAMの概要略図である。
【図6】本発明によるVSRR構成に適用される制御回
路を示す図である。
【図7】図6に示すVSRR構成に適用されるタイミン
グ図である。
【図8】本発明による冗長ユニット制御デコーダを示す
略ブロック図である。
【図9】図8のブロック図に適用されるタイミング図で
ある。
【図10】メモリ内の障害要素を置き換えるために、図
6および図8の制御回路によって制御される典型的なヒ
ューズ・ラッチ構成FLATとマスタ・ヒューズ・ラッ
チ構成MFLATを示す図である。
【図11】図10のブロック図に適用されるタイミング
図である。
【図12】ライン冗長アレイ内のREが主メモリ・アレ
イと冗長ブロック・アレイの両方における障害を修復す
る、図3のブロックFSRRアーキテクチャに適用可能
な実施例を示す略図である。
【図13】図12のラインおよびブロック冗長構成に使
用する優先デコーダを示す略図である。
【図14】図13に示すブロック図に適用されるタイミ
ング図である。
【図15】図13に示すブロック図に適用されるタイミ
ング図である。
【符号の説明】
15 16Mbユニット 19 主アレイ 20 NMOSデバイス 22 冗長ブロック 24 冗長回路 25 キャパシタ 28 センス増幅器 47 ヒューズ・ラッチ 60 CMOSラッチ回路 65 CMOSラッチ回路 68 CMOSラッチ回路 70 CMOS伝送ゲート 75 CMOS伝送ゲート 83 ヒューズ 114 主アレイ 130 可変冗長アレイ 150 冗長ブロック
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−195994(JP,A) 特公 昭62−55239(JP,B2) GORO KITSUKAWA ET AL:”256−MB DRAM CI RCUIT TECHNOLOGIES FOR FILE APPLICAT IONS”IEEE JOURNAL OF SOLID−STATE CIR CUITS,vol.28,no.11,1 November 1993,pages 1105−1111 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11C 29/00

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が複数の要素を有する複数の主メモリ
    ・アレイと、 各々が複数の冗長要素を有し、前記主メモリ・アレイに
    結合された独立して制御される複数の可変サイズ冗長ユ
    ニットと、複数の冗長要素を有し、前記主メモリ・アレイに結合さ
    れたブロック冗長アレイと、 前記主メモリ・アレイ内の障害要素および前記ブロック
    冗長アレイ内の障害冗長要素をそれぞれ前記可変サイズ
    冗長ユニットのうちの少なくとも1つで置き換えるため
    の制御手段とを含み、前記制御手段は、前記障害要素および前記障害冗長要素
    をそれぞれ表わす信号に応答してこれらの両要素を少な
    くとも1つの前記可変サイズ冗長ユニット内の前記障害
    数に対応する数の冗長要素で置き換え、その際又はその
    後に、障害冗長要素の置き換えにより修復された前記ブ
    ロック冗長アレイによって未置換の障害主メモリ・アレ
    イを置き換えるように制御することを特徴とする フォー
    ルトトレラント・メモリ・デバイス。
  2. 【請求項2】前記制御手段が修復手段を含み、該修復手
    段が冗長アレイをさらに含む請求項1に記載のフォール
    トトレラント・メモリ・デバイス。
  3. 【請求項3】前記修復手段が可変サイズ冗長ユニットを
    さらに含む請求項2に記載のフォールトトレラント・メ
    モリ・デバイス。
  4. 【請求項4】前記修復手段がブロック内冗長ユニットを
    さらに含む請求項2に記載のフォールトトレラント・メ
    モリ・デバイス。
  5. 【請求項5】前記修復手段がフレキシブル冗長ユニット
    をさらに含む請求項1に記載のフォールトトレラント・
    メモリ・デバイス。
  6. 【請求項6】各々が複数のワード線を有する複数の主メ
    モリ・アレイと、 前記主メモリ・アレイに結合され、各々が複数の冗長ワ
    ード線を有する複数の独立して制御される可変サイズ冗
    長ユニットと、 複数の冗長ワード線を有し、前記主メモリ・アレイに結
    合されたブロック冗長アレイと、 前記主メモリ・アレイ内の障害ワード線および前記ブロ
    ック冗長アレイ内の障害冗長ワード線をそれぞれ前記可
    変サイズ冗長ユニットのうちの少なくとも1つで置き換
    えるための制御手段であって、前記障害ワード線および前記障害冗長ワード線をそれぞ
    れ表わす信号に応答してこれらの両ワード線を少なくと
    も1つの前記可変サイズ冗長ユニット内の前記障害数に
    対応する数の冗長ワード線で置き換え、その際又はその
    後に、障害冗長ワード線の置き換えにより修復された前
    記ブロック冗長アレイによって未置換の障害主メモリ・
    アレイを置き換えるように制御する ための、デコード手
    を含む、制御手段と、 を含むことを特徴とする フォールトトレラント・メモリ
    ・デバイス。
  7. 【請求項7】前記デコード手段は、各々が複数の入力を
    有し、前記入力が異なるデコード構成を提供する、前記
    冗長ワード線を制御する複数の冗長ワード線デコーダを
    含み前記冗長ワード線のうちの少なくとも1本を選択
    し、前記ワード線のうちの対応する1本をディスエーブ
    ルにする請求項6に記載のフォールトトレラント・メモ
    リ・デバイス。
  8. 【請求項8】前記冗長ワード線デコーダの各々が冗長ワ
    ード線ドライバを制御し、該ドライバが前記冗長ワード
    線のうちの1本に接続されている請求項7に記載のフォ
    ールトトレラント・メモリ・デバイス。
  9. 【請求項9】前記冗長ワード線デコーダの入力の数が、
    前記可変サイズ冗長ユニット内の冗長要素の数と対応す
    る請求項8に記載のフォールトトレラント・メモリ・デ
    バイス。
  10. 【請求項10】前記冗長ワード線デコーダがアドレッシ
    ング・デコード手段によって制御され、前記アドレッシ
    ング・デコード手段が前記冗長ワード線に結合された冗
    長一致検出手段とは独立してアクティブにされる請求項
    7に記載のフォールトトレラント・メモリ・デバイス。
  11. 【請求項11】各々が複数の要素を有する複数の主メモ
    リ・アレイと、 前記主メモリ・アレイに結合され、各々が複数の冗長要
    素を有する複数の独立して制御される可変サイズ冗長ユ
    ニットと、 前記主メモリ・アレイ内の複数の障害要素を少なくとも
    1つの前記可変サイズ冗長ユニット内の前記障害数に対
    応する数の冗長要素で置き換えるための制御手段であっ
    て、前記複数の可変サイズ冗長ユニットのうちで障害冗
    長要素を含む障害可変サイズ冗長ユニット内の前記障害
    冗長要素を、冗長要素の数が該障害可変サイズ冗長ユニ
    ットよりも少ない少なくとも1つの他の前記可変サイズ
    冗長ユニット内の冗長要素で、置き換えて前記障害可変
    サイズ冗長ユニットを修復するための制御手段と、 を含むフォールトトレラント・メモリ・デバイス。
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