JP2942700B2 - コイル巻線機 - Google Patents
コイル巻線機Info
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- JP2942700B2 JP2942700B2 JP6043919A JP4391994A JP2942700B2 JP 2942700 B2 JP2942700 B2 JP 2942700B2 JP 6043919 A JP6043919 A JP 6043919A JP 4391994 A JP4391994 A JP 4391994A JP 2942700 B2 JP2942700 B2 JP 2942700B2
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010626 work up procedure Methods 0.000 description 1
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- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Description
巻き付けてコイルを製作する巻線機に関し、さらに詳し
くは巻線後にボビンに設けた端子に線材の端部を絡げる
ための機構に関する。
においては、巻線の開始前と終了後に線材をボビンの一
端のフランジに設けた端子にそれぞれ絡げる必要があ
る。
においては、この絡げ作業は例えば巻線用の線材を送り
出すノズルが端子の周囲を数回に渡って周回することで
行っている。
って太くしてある場合には、ノズルが端子を周回するに
つれて線材は端子の基端から先端へと層状に巻き付けら
れる。巻線前の絡げ作業においては端子に巻き付けた後
線材はそのままボビンに巻かれるので、線材の始端は端
子からボビン胴部に導かれる線材と端子の基端のフラン
ジの間に挟み込まれ、解けることはない。
胴部から端子へと導かれ、端子の基端から先端に向けて
巻き付けられるので、巻き付け終わったあとの線材の終
端を線材間に挟み込むことができなくなる。
側に来ることが必要になるが、ノズルの移動のみで端子
に線材を絡げる場合には、ボビン胴部から端子に至る線
材と端子からノズルに至る線材とが干渉するため、この
ような絡げ動作は不可能である。
は巻線を終えた線材を直ちに端子に絡げずに、別に設け
た仮絡げピンに一端絡げた後、仮絡げピンを反転させて
端子の先端に同軸的に接触させ、絡げ部分を仮絡げピン
から端子に移し変える機構が提案されている。
った線材の終端がボビン胴部から端子に至る線材とフラ
ンジとの間に挟み込まれているので、線材の終端は端子
に係止され、絡げ部分は解けなくなる。
端子への絡げ部分の移し変えをノズルの移動により行っ
ていた。つまり、ノズルが同軸位置にある仮絡げピンと
端子の側方を軸と平行に移動することにより、仮絡げピ
ンへの絡げ部分を引っ張って端子に移すのである。その
ために、仮絡げピンは端子より大径に形成されている。
うこの移し変え動作は確実性に乏しく、絡げ部分がスム
ーズに仮絡げピンから端子に移動しない可能性があっ
た。
たもので、線材絡げ部分の仮絡げピンから端子への移し
変えを確実に行える端子絡げ機構を提供することを目的
とする。
は、ボビンへ巻線用線材を供給するノズルと、ノズルを
移動させる手段と、ボビンへの巻線を終えた線材を巻き
付ける仮絡げピンと、仮絡げピンを回動して先端の向き
を変える手段と、仮絡げピンを移動する手段とを備えた
コイル巻線機において、仮絡げピンの外周に前記線材の
巻き付け部分を先端方向に押し出す排線部材を軸方向に
移動自由に装着するとともに、この排線部材を軸方向に
駆動する手段を備えている。
の発明において仮絡げピンの先端に線材を絡げるための
切れ込みを形成している。
て回転するスピンドルと、ボビンに線材を供給するノズ
ルとを備えたコイル巻線機において、スピンドルに対し
て三軸方向に各々移動する2基のアームを設け、これら
のアームのうちの一方のアームAにノズルを支持し、も
う一方のアームBに、ボビンへの巻線を終えた線材を巻
き付ける仮絡げピンと、仮絡げピンを回動して先端の向
きを変える手段と、仮絡げピンへ巻き付けた線材を先端
方向に押し出す仮絡げピンの外周に軸方向に移動自由に
装着した排線部材と、排線部材を軸方向に駆動する手段
とを備えている。
て回転するスピンドルと、ボビンに線材を供給するノズ
ルとを備えたコイル巻線機において、スピンドルに対し
て三軸方向に各々移動する2基のアームを設け、これら
のアームのうちの一方のアームAにノズルを支持し、も
う一方のアームBに、ボビンへの巻線を終えた線材を巻
き付ける仮絡げピンと、仮絡げピンを回動して先端の向
きを変える手段と、仮絡げピンへ巻き付けた線材を先端
方向に押し出す仮絡げピンの外周に軸方向に移動自由に
装着した排線部材と、排線部材を軸方向に駆動する手段
とを備えるとともに、ノズルから供給された線材を一時
的にボビンの外周に押圧保持する線押さえ具を前記排線
部材と一体に前記駆動手段に支持している。
て回転するスピンドルと、ボビンに線材を供給するノズ
ルとを備えたコイル巻線機において、スピンドルに対し
て三軸方向に各々移動する2基のアームを設け、これら
のアームのうちの一方のアームAにノズルを支持し、も
う一方のアームBにチャックとチャックを回動する手段
とを設ける一方、ボビンへの巻線を終えた線材を巻き付
ける仮絡げピンと、仮絡げピンへ巻き付けた線材を先端
方向に押し出す仮絡げピンの外周に軸方向に移動自由に
装着した排線部材と、この排線部材を軸方向に駆動する
手段と、前記チャックが把持する把持部とを移動可能な
ベース上に構成している。
て回転するスピンドルと、ボビンに線材を供給するノズ
ルとを備えたコイル巻線機において、スピンドルに対し
て三軸方向に各々移動する2基のアームを設け、これら
のアームのうちの一方のアームAにノズルを支持し、も
う一方のアームBにボビンを搬送するコンベヤとスピン
ドルとの間でボビンの受け渡しを行う鉛直面に沿って回
動可能なボビン搬送治具と、ボビン搬送治具を回動する
手段とを設け、ボビンへの巻線を終えた線材を巻き付け
る仮絡げピンと、仮絡げピンへ巻き付けた線材を先端方
向に押し出す仮絡げピンの外周に軸方向に移動自由に装
着した排線部材と、この排線部材を軸方向に駆動する手
段とを前記ボビン搬送治具に支持している。
巻線を終えた線材を仮絡げピンに巻き付けた後、移動手
段と回動手段により仮絡げピンを端子と同軸的に先端を
相接するように移動する。この位置で排線部材を駆動し
て巻き付け部分を仮絡げピンの先端方向へ押し出すこと
により、巻き付け部分は確実かつ迅速に端子に移し変え
られる。その結果、端子においては線材の絡げ始めが端
子の先端側に位置し、絡げ終わり部分は絡げ始め部分と
端子の基端部との間に挟み込まれ、絡げ部分は解けなく
なる。
絡げピンの先端の切れ込みに絡げることで、線材の切断
に必要な捨て絡げ絡げ動作を専用の捨て絡げピンを設け
ずに行うことができる。また、ピン先端に残った線材は
排線部材の駆動により除去される。
向に移動するアームAにノズルを支持し、同様のアーム
Bに仮絡げピンと排線部材とその駆動手段とを備えたの
で、ノズルと捨て絡げピンを容易に三軸方向に移動でき
る。
えと仮絡げという異なる作業を同一の駆動手段を用いて
行うことが可能となる。
ピンがアームAとBから独立したベースに取り付けられ
るので、非使用時には仮絡げピンを他の作業の邪魔にな
らない場所に格納できる。
の搬送と仮絡げという異なる作業を同一の回動手段を用
いて行うことが可能になる。
を巻き付ける胴部3Eと、その両端を画成するフランジ
部3Dと、フランジ部3Dに設けた端子3Bとを備え
る。ボビン3は図示されないスピンドルに装着され、ス
ピンドルを介して回転駆動されることで、ノズル13か
ら供給されるリッツ線60を胴部3Eに巻き付ける。
いて再び端子3Bに絡げられるが、この時に図1(a)
に示す絡げ機構を用いる。
動する移動部材61に支持したものであり、仮絡げピン
19の外周には軸方向に駆動されるスリーブ状の排線部
材22が取り付けられる。排線部材22は移動部材61
に取り付けた排線シリンダ50の駆動により、仮絡げピ
ン19の外周に沿って軸方向に移動する。
に示すように鉛直面に沿って上下180度の範囲で仮絡
げピン19を反転させるべく図示されない回転機能に支
持される。
えたら、図1(a)に示すように移動部材61の移動に
より仮絡げピン19を先端を上向きにしてボビン3の上
方に配置し、ノズル13を仮絡げピン19の回りを数回
に渡り周回させることで、仮絡げピン19にリッツ線6
0を巻きつける。リッツ線60は細い線を撚って太くし
てあるため、仮絡げピン19に層状に巻き付けられ、巻
始めは下方に、巻終わりは上方にそれぞれ位置してい
る。なお、この状態では排線部材22は仮絡げピン19
の基端に位置している。
61を回転させて仮絡げピン19の先端を下向きに反転
させる。
ン19の先端が端子3Bの先端に当接するように移動部
材61を移動し、図1(d)に示すように排線シリンダ
50により排線部材22を下向きに駆動する。この状態
では、リッツ線60の巻始めは上方に、巻き終わりは下
方に位置しており、スリーブ状の排線部材22が下向き
に移動することで、仮絡げピン19上のリッツ線19の
ループ部が下方へ押し出され、同軸上に位置する端子3
Bの外周に移動する。
リッツ線60のループ部を下方へ押し出すので、ループ
部の移動は確実かつ迅速に行われる。
巻終わり部分は上方のリッツ線60とボビン3のフラン
ジ部3Dとの間に挟み込まれている。したがって、端子
3Bに巻き付いたリッツ線60は解けることなくそのま
まの状態に保持される。
Bに移し変え終えた後は、次に行う作業の邪魔にならな
いように、図1(e)に示すように移動部材61を移動
して仮絡げピン19を端子3Bから遠ざけ、排線部材2
2を元の位置に戻す。
す。
ル巻線機を示す。この巻線機はアーム6と7の3次元方
向の移動によりボビン3への巻線やテーピングなどの作
業を行うものである。
ボビン搬送治具2Bによって運ばれて来るコイル用ボビ
ン3を受け取って巻線作業を行い、巻線終了後にボビン
3を再びコンベヤ2上のボビン搬送治具2Bに受け渡す
までの作業を行う。
着するスピンドル4を備える。スピンドル4は基台1に
固定した支持部5に内蔵した図示されないモータに結合
する。ボビン3には軸方向の貫通孔が形成され、ボビン
3は貫通孔に挿入した図4に示すようなボビン挿入治具
3Cを介してスピンドル4に装着される。ボビン挿入治
具3Cは、胴部3Eと略同径の円筒の両端から軸方向両
側に軸を突出させた部材であり、軸の一端がボビン3の
貫通孔に、もう一端がスピンドル4またはボビン搬送治
具2Bに挿入される。ボビン挿入治具3Cの円筒部分に
は環状溝3Aが形成される。
る。
モータ9及びZ軸モータ10により構成され、この移動
装置がアーム6を基台1に対して三次元方向に任意に移
動する。また、アーム7も同様のX軸モータ11、図に
は示されないY軸モータ及びZ軸モータ12により三次
元方向に任意に移動する。
ズル13がノズル反転シリンダ14とブラケット15と
を介して支持される。ノズル反転シリンダ14は空気圧
で作動するロータリアクチュエータであり、図2のY軸
に平行な回転軸を備え、ノズル13を図3の矢印に示す
方向に略90度の範囲で回転させる。
ら所定の張力をもって供給されるリッツ線60を先端か
らボビン3に向けて送り出すものであり、ボビン3がス
ピンドル4と一体に回転することにより、ボビン3にリ
ッツ線60を巻き付ける。
るニッパカッタ16がノズル13の側方にニッパ上下シ
リンダ17を介して取り付けられる。
リッツ線60の屈折部をボビン3の胴部3Eに押さえ付
けて保持する押さえ具18と仮絡げピン19とがロータ
リアクチュエータ62を介して支持される。押さえ具1
8はボビン3に向けて水平方向に突出するアーム状の部
材でエアシリンダ50を介して図2のZ軸方向に伸縮可
能に支持される。仮絡げピン19の先端にはリッツ線6
0を絡げるためのV字形の切れ込み19Aが形成され
る。
さえ具18と一体に駆動され、仮絡げピン19に沿って
上下に摺動する。
てボビン受け渡し治具20が治具反転シリンダ21を介
して支持される。
ロータリアクチュエータであり、図2のY軸に平行な回
転軸を備え、ボビン受け渡し治具20を図4の矢印に示
す方向に略90度の範囲で回転させる。
備え、90度に屈折した先端部は略U型のフォーク状に
形成され、端部をボビン3の挿入治具3Cに形成された
環状溝3Aに嵌合することによりボビン3を保持し、治
具反転シリンダ21の回転に応じてボビン3を図4に示
す垂直位置と水平位置との間で回動する。
ッツ線屈折部をボビン3の胴部3Eにテープの断片で固
定するためのテーピングユニット36と、胴部3Eに絶
縁テープを巻き付けるテーピングユニット23とを備え
る。
ち、アーム6の移動によりボビン受け渡し治具20がコ
ンベヤ2上のボビン搬送治具2Bからボビン3を受け取
り、スピンドル4に装着する。
線60によりボビン3に巻線を行うが、リッツ線60は
あらかじめアーム6に設けた仮絡げピン19に絡げてお
く。この絡げ作業は仮絡げピン19の先端のV字形の切
れ込み19Aを利用することで容易に行える。
Bにリッツ線60を絡げた後にニッパカッタ16で仮絡
げピン19から端子3Eに至るリッツ線60を端子3E
の近傍出切断する。仮絡げピン19上に残ったリッツ線
60の切れ端は排線部材22を先端方向へ駆動すること
により除去される。
胴部3Eに導かれ、押さえ具18とテーピングユニット
36により円周方向へと屈折させた後、スピンドル4の
回転駆動によりボビン3の胴部3Eに巻き付けられる。
ン19を前記第1の実施例と同様に使用してリッツ線6
0を端子3Bに絡げる。仮絡げピン19の反転はロータ
リアクチュエータ62により行う。
仮絡げピン19を先端が再び上向きになるように回動
し、端子3Bから導いたリッツ線60を再び仮絡げピン
19に絡げる。そして、ニッパカッタ16によりこのリ
ッツ線60を端子3Eの近傍で切断する。これにより、
コイルの巻線作業を完了する。
ビン3の巻線作業開始時と同じく仮絡げピン19に絡げ
られており、この状態で別のボビン3への巻線あるいは
同じボビン3に対してさらに別の層の巻線が行われる。
巻線作業終了時のリッツ線60の端子3Eへの絡げ作業
ばかりでなく、ニッパカッタ16によるリッツ線60の
切断に必要な捨て絡げ作業をも行う。したがって、専用
の捨て絡げピンは不要となり、その分巻線作業に必要な
補助ツールの構成を簡略化することができる。
は独立したベース63に排線部材22を備えた仮絡げピ
ン19と排線部材22を駆動するエアシリンダ50とを
取り付ける一方、前記第2の実施例と同様のアーム6に
ロータリアクチュエータ62を介してチャック64を支
持したものである。ベース63にはチャック64が把持
するための把持部65が設けられる。
把持された状態で、アーム6の移動により使用箇所に移
動する。したがって、他の作業時には作業の邪魔になら
ない場所に格納しておくことが可能である。
では、排線部材22とエアシリンダ50を備えた仮絡げ
ピン19をボビン受け渡し治具20に取り付け、ボビン
受け渡し治具20を治具反転シリンダ21により360
度に渡って回動可能に構成する。
絡げピン19の反転機構として利用することにより、専
用のロータリアクチュエータ62が不要となり、補助ツ
ールの構成を単純化することができる。
3の受け渡しは行われず、一方ボビン3の受け渡し時に
は仮絡げピン19は使用されないので、仮絡げピン19
をボビン受け渡し治具20に指示しても作業上の不都合
が生じることはない。
線材の巻き付け部分を先端方向に押し出す排線部材と、
排線部材を軸方向に駆動する機構とを備えたので、仮絡
げピンに絡げた線材の絡げ部分をボビンの端子へ確実に
移し変えることができる。そのため、太線やリッツ線な
どの端子への係止が容易になり、これらの線材を用いた
コイル巻線作業が効率化される。
端に切れ込みを形成したので、この切れ込みに線材を絡
げることで、線材切断に必要な捨て絡げ絡げ動作を専用
の捨て絡げピンを設けずに行うことができる。したがっ
て、巻線機が必要とする構成部材の数が少なくなり、こ
れらの配置に要するコストやスペースを節約できる。請
求項3に記載の発明は、三軸方向に移動するアームAに
ノズルを支持し、同様のアームBに仮絡げピンと排線部
材とその駆動手段とを備えたので、簡易な構成でノズル
と仮絡げピンを三軸方向に独立して移動することができ
る。
線部材を同一の駆動手段で駆動するため、巻線機が必要
とする駆動手段の数が少なくなり、これらの配置に要す
るコストやスペースを節約できる。
動可能なベースに取り付け、使用時にはアームBに備え
たチャックかベースを把持するようにしたので、非使用
時には仮絡げピンが他の作業の邪魔にならない位置に格
納され、作業空間を効率的に利用できる。
と仮絡げピンとを同一の回動手段を介してアームBに支
持したので、同一の回動手段を用いて複数の異なる作業
を行うことができ、巻線機が必要とする構成部材の数が
少なくなるため、これらの配置に要するコストやスペー
スを節約できる。
動作の斜視図である。
体斜視図である。
ある。
図である。
するアームの拡大斜視図である。
するアームの拡大斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ボビンへ巻線用線材を供給するノズル
と、ノズルを移動させる手段と、ボビンへの巻線を終え
た線材を巻き付ける仮絡げピンと、仮絡げピンを回動し
て先端の向きを変える手段と、仮絡げピンを移動する手
段とを備えたコイル巻線機において、仮絡げピンの外周
に前記線材の巻き付け部分を先端方向に押し出す排線部
材を軸方向に移動自由に装着するとともに、この排線部
材を軸方向に駆動する手段を備えたことを特徴とするコ
イル巻線機。 - 【請求項2】 仮絡げピンの先端に線材を絡げるための
切れ込みを形成した請求項1に記載のコイル巻線機。 - 【請求項3】 ボビンを装着して回転するスピンドル
と、ボビンに線材を供給するノズルとを備えたコイル巻
線機において、スピンドルに対して三軸方向に各々移動
する2基のアームを設け、これらのアームのうちの一方
のアームAにノズルを支持し、もう一方のアームBに、
ボビンへの巻線を終えた線材を巻き付ける仮絡げピン
と、仮絡げピンを回動して先端の向きを変える手段と、
仮絡げピンへ巻き付けた線材を先端方向に押し出す仮絡
げピンの外周に軸方向に移動自由に装着した排線部材
と、排線部材を軸方向に駆動する手段とを備えたことを
特徴とするコイル巻線機。 - 【請求項4】 ボビンを装着して回転するスピンドル
と、ボビンに線材を供給するノズルとを備えたコイル巻
線機において、スピンドルに対して三軸方向に各々移動
する2基のアームを設け、これらのアームのうちの一方
のアームAにノズルを支持し、もう一方のアームBに、
ボビンへの巻線を終えた線材を巻き付ける仮絡げピン
と、仮絡げピンを回動して先端の向きを変える手段と、
仮絡げピンへ巻き付けた線材を先端方向に押し出す仮絡
げピンの外周に軸方向に移動自由に装着した排線部材
と、排線部材を軸方向に駆動する手段とを備えるととも
に、ノズルから供給された線材を一時的にボビンの外周
に押圧保持する線押さえ具を前記排線部材と一体に前記
駆動手段に支持したことを特徴とするコイル巻線機。 - 【請求項5】 ボビンを装着して回転するスピンドル
と、ボビンに線材を供給するノズルとを備えたコイル巻
線機において、スピンドルに対して三軸方向に各々移動
する2基のアームを設け、これらのアームのうちの一方
のアームAにノズルを支持し、もう一方のアームBにチ
ャックとチャックを回動する手段とを設ける一方、ボビ
ンへの巻線を終えた線材を巻き付ける仮絡げピンと、仮
絡げピンへ巻き付けた線材を先端方向に押し出す仮絡げ
ピンの外周に軸方向に移動自由に装着した排線部材と、
この排線部材を軸方向に駆動する手段と、前記チャック
が把持する把持部とを移動可能なベース上に構成したこ
とを特徴とするコイル巻線機。 - 【請求項6】 ボビンを装着して回転するスピンドル
と、ボビンに線材を供給するノズルとを備えたコイル巻
線機において、スピンドルに対して三軸方向に各々移動
する2基のアームを設け、これらのアームのうちの一方
のアームAにノズルを支持し、もう一方のアームBにボ
ビンを搬送するコンベヤとスピンドルとの間でボビンの
受け渡しを行う鉛直面に沿って回動可能なボビン搬送治
具と、ボビン搬送治具を回動する手段とを設け、ボビン
への巻線を終えた線材を巻き付ける仮絡げピンと、仮絡
げピンへ巻き付けた線材を先端方向に押し出す仮絡げピ
ンの外周に軸方向に移動自由に装着した排線部材と、こ
の排線部材を軸方向に駆動する手段とを前記ボビン搬送
治具に支持したことを特徴とするコイル巻線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6043919A JP2942700B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | コイル巻線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP6043919A JP2942700B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | コイル巻線機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07254523A JPH07254523A (ja) | 1995-10-03 |
JP2942700B2 true JP2942700B2 (ja) | 1999-08-30 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6043919A Expired - Lifetime JP2942700B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | コイル巻線機 |
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-
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- 1994-03-15 JP JP6043919A patent/JP2942700B2/ja not_active Expired - Lifetime
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