JP2924964B2 - 画像情報符号化装置、画像情報復号化装置及び画像情報符号化復号化装置 - Google Patents
画像情報符号化装置、画像情報復号化装置及び画像情報符号化復号化装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、国際標準方式となっているMH方式、MR方
式、およびMMR方式の符号化および復号化を行う画像情
報符号化復号化装置に係り、特に、一つの回路の制御お
よびデータパスを切り換えることによって2次元符号
化、復号化を行う画像情報符号化復号化装置に関するも
のである。
式、およびMMR方式の符号化および復号化を行う画像情
報符号化復号化装置に係り、特に、一つの回路の制御お
よびデータパスを切り換えることによって2次元符号
化、復号化を行う画像情報符号化復号化装置に関するも
のである。
[従来の技術] ファクシミリ、画像ファイル装置等の画像情報を取り
扱うものにおいては、画像情報を効率よく伝送あるいは
記憶するために何等かの符号化を行うことが広く採用さ
れている。符号化復号化方式は種々知られているが、特
に国際標準方式として、CCITT勧告T4ではMH方式およびM
R方式が規定され、CCITT勧告T6ではMMR符号化方式が規
定されている。
扱うものにおいては、画像情報を効率よく伝送あるいは
記憶するために何等かの符号化を行うことが広く採用さ
れている。符号化復号化方式は種々知られているが、特
に国際標準方式として、CCITT勧告T4ではMH方式およびM
R方式が規定され、CCITT勧告T6ではMMR符号化方式が規
定されている。
そして、上記の国際標準方式に従って符号化および複
合化を行う場合、当該画像情報符号化復号化装置がファ
クシミリ装置のように符号情報の伝送速度が電話回線程
度の比較的遅いものであればマイクロコンピュータを使
用してソフトウェア処理を行っても差し支えないのであ
るが、画像ファイル装置のように高速処理を要求される
ものにおいては符号化装置、復号化装置の一部あるいは
全部を専用のハードウェアで構成する必要があり、その
一例としては特開昭59−122282号公報に開示されている
符号化装置がある。それを第14図に示す。
合化を行う場合、当該画像情報符号化復号化装置がファ
クシミリ装置のように符号情報の伝送速度が電話回線程
度の比較的遅いものであればマイクロコンピュータを使
用してソフトウェア処理を行っても差し支えないのであ
るが、画像ファイル装置のように高速処理を要求される
ものにおいては符号化装置、復号化装置の一部あるいは
全部を専用のハードウェアで構成する必要があり、その
一例としては特開昭59−122282号公報に開示されている
符号化装置がある。それを第14図に示す。
第14図に示す従来の符号化装置の動作を説明する前
に、先ず「モード情報」について述べておくことにす
る。MR符号化およびMMR符号化においては、現在処理中
の走査線(以下、符号化の場合は符号化ライン、復号化
の場合は復号化ラインと称す。)に関する2値画像情報
と、既に符号化あるいは復号化が終了している参照ライ
ンに関する2値画像情報との各変化点(白画素または黒
画素から黒画素または白画素に変化した点の画素)を検
出比較して、これらの2値画像情報の関係が、垂直モー
ド、水平モード、パスモードのいずれの動作モードが適
用される関係にあるかで符号化および復号化が行われ
る。なお、参照ラインは、通常、符号化済み、あるいは
復号化済みの隣接走査線である。
に、先ず「モード情報」について述べておくことにす
る。MR符号化およびMMR符号化においては、現在処理中
の走査線(以下、符号化の場合は符号化ライン、復号化
の場合は復号化ラインと称す。)に関する2値画像情報
と、既に符号化あるいは復号化が終了している参照ライ
ンに関する2値画像情報との各変化点(白画素または黒
画素から黒画素または白画素に変化した点の画素)を検
出比較して、これらの2値画像情報の関係が、垂直モー
ド、水平モード、パスモードのいずれの動作モードが適
用される関係にあるかで符号化および復号化が行われ
る。なお、参照ラインは、通常、符号化済み、あるいは
復号化済みの隣接走査線である。
上記3つの動作モードを第13図を参照して説明する。
なお、第13図において符号化、または復号化は左から右
へ行われるものとする。
なお、第13図において符号化、または復号化は左から右
へ行われるものとする。
符号化ラインにおける起点となる変化点をa0、符号化
ライン上で前記変化点a0より右の最初の変化点をa1、符
号化ライン上で前記a1より右の最初の変化点をa2、参照
ライン上にあってa0より右でa0と反対の色情報を持つ最
初の変化点を参照点b1、参照ライン上でb1の右の最初の
変化点を参照点b2と定義するとき、第13図aに示される
ように、参照点b2が変化点a1の左側に存在するときはパ
スモードPとする。この場合は参照ラインの情報は圧縮
に使用できないので、垂直モードあるいは水平モードで
符号化を行えるように、第13図aのダッシュを付した記
号のように変化点のアドレスを変更して次の符号化を行
う。この際、新たなa0のアドレスは変更する前のb2のア
ドレスになされる。
ライン上で前記変化点a0より右の最初の変化点をa1、符
号化ライン上で前記a1より右の最初の変化点をa2、参照
ライン上にあってa0より右でa0と反対の色情報を持つ最
初の変化点を参照点b1、参照ライン上でb1の右の最初の
変化点を参照点b2と定義するとき、第13図aに示される
ように、参照点b2が変化点a1の左側に存在するときはパ
スモードPとする。この場合は参照ラインの情報は圧縮
に使用できないので、垂直モードあるいは水平モードで
符号化を行えるように、第13図aのダッシュを付した記
号のように変化点のアドレスを変更して次の符号化を行
う。この際、新たなa0のアドレスは変更する前のb2のア
ドレスになされる。
第13図bに示すように変化点a1と参照点b1の距離が3
画素以下のとき、即ち|a1b1|≦3のときには垂直モード
Vとし、a1とb1との相対距離と、a1がb1の右側にあるか
左側にあるかの判定により、a1がb1の真下にある場合、
即ち|a1b1|=0の場合はV(0)、a1がb1の右側にあ
り、|a1b1|=1ならばVR(1)、|a1b1|=2、|a1b1|=
3の場合は、それぞれVR(2)、VR(3)という符号語
を生成する。同様にa1がb1の左側にあり、|a1b1|=1、
|a1b1|=2、|a1b1|=3の場合にはそれぞれVL(1)、
VL(2)、VL(3)という符号語を生成する。つまり、
|a1b1|≦3のときには垂直相関があるものとして参照ラ
インとの境界のずれを符号化するのである。
画素以下のとき、即ち|a1b1|≦3のときには垂直モード
Vとし、a1とb1との相対距離と、a1がb1の右側にあるか
左側にあるかの判定により、a1がb1の真下にある場合、
即ち|a1b1|=0の場合はV(0)、a1がb1の右側にあ
り、|a1b1|=1ならばVR(1)、|a1b1|=2、|a1b1|=
3の場合は、それぞれVR(2)、VR(3)という符号語
を生成する。同様にa1がb1の左側にあり、|a1b1|=1、
|a1b1|=2、|a1b1|=3の場合にはそれぞれVL(1)、
VL(2)、VL(3)という符号語を生成する。つまり、
|a1b1|≦3のときには垂直相関があるものとして参照ラ
インとの境界のずれを符号化するのである。
|a1b1|>3の場合は、水平モードHとし、a0とa1、お
よびa1とa2の相対距離を基にして一次元符号化方式によ
り符号語を生成する。即ち、|a1b1|>3の場合には、垂
直相関がないものと見なし、二次元符号化は行わずに一
次元符号化を行い、先頭に水平モードであることを示す
「H」の符号を付して二つのランレングスを出力する。
よびa1とa2の相対距離を基にして一次元符号化方式によ
り符号語を生成する。即ち、|a1b1|>3の場合には、垂
直相関がないものと見なし、二次元符号化は行わずに一
次元符号化を行い、先頭に水平モードであることを示す
「H」の符号を付して二つのランレングスを出力する。
また、上記勧告による仕様では、垂直モードはa1とb1
のずれが±3画素しか認められないので、ある変化点に
ついての符号化が終了し、次の変化点の符号化を行おう
とする場合に、b1が前の位置より左側に移動する、いわ
ゆる参照点の逆行が生じることがある。例えば、いま、
変化点の位置が第13図cの状態で符号化が行われたとす
ると、次の符号化時の各変化点の位置は、定義により図
のダッシュを付した位置になり、b1の位置が前の符号化
時より左側に位置するようになる。これが参照点の逆行
である。
のずれが±3画素しか認められないので、ある変化点に
ついての符号化が終了し、次の変化点の符号化を行おう
とする場合に、b1が前の位置より左側に移動する、いわ
ゆる参照点の逆行が生じることがある。例えば、いま、
変化点の位置が第13図cの状態で符号化が行われたとす
ると、次の符号化時の各変化点の位置は、定義により図
のダッシュを付した位置になり、b1の位置が前の符号化
時より左側に位置するようになる。これが参照点の逆行
である。
なお、以上の説明において、|ab|はa点のアドレスと
b点のアドレスの差分の絶対値を意味する。以下、同様
である。
b点のアドレスの差分の絶対値を意味する。以下、同様
である。
さて、上述した特開昭59−122282号公報に示されてい
る2次元符号化装置の構成は第14図のようであり、その
動作は概略次の通りである。符号化走査線メモリ131、
参照走査線メモリ132にはそれぞれ符号化走査線、参照
走査線のランレングスデータが順次書き込まれ、読み出
される。ゲート論理133は、符号化走査線メモリ131、参
照走査線メモリ132から読み出されたランレングスデー
タを順次加算してa0、a1、a2、b1およびb2の各変化点の
アドレスを算出し、レジスタ135、136、137、138および
139にそれぞれ格納する。特徴判定論理140は変化点アド
レスの相対位置から現在どのモードにあるかを判定し、
モードデータを出力する。出力されたモードデータはモ
ードバッファ141を介して出力論理142で符号語となされ
て出力される。駆動シーケンサ134は各回路の制御を行
うものである。
る2次元符号化装置の構成は第14図のようであり、その
動作は概略次の通りである。符号化走査線メモリ131、
参照走査線メモリ132にはそれぞれ符号化走査線、参照
走査線のランレングスデータが順次書き込まれ、読み出
される。ゲート論理133は、符号化走査線メモリ131、参
照走査線メモリ132から読み出されたランレングスデー
タを順次加算してa0、a1、a2、b1およびb2の各変化点の
アドレスを算出し、レジスタ135、136、137、138および
139にそれぞれ格納する。特徴判定論理140は変化点アド
レスの相対位置から現在どのモードにあるかを判定し、
モードデータを出力する。出力されたモードデータはモ
ードバッファ141を介して出力論理142で符号語となされ
て出力される。駆動シーケンサ134は各回路の制御を行
うものである。
また、特開昭59−190779号公報にも、ランレングスデ
ータバッファメモリに格納された参照ラインのランレン
グス情報を参照しながら二次元符号化を行う旨の記載が
ある。
ータバッファメモリに格納された参照ラインのランレン
グス情報を参照しながら二次元符号化を行う旨の記載が
ある。
符号化された画像情報を元の形に戻すためには復号化
処理が必要であり、2次元符号化に対する復号化装置と
しては、ランレングスデータを一時格納するバッファメ
モリを設け、マイクロプロセッサによるソフトウェアに
よって復号化処理を行おうとする特開昭61−133778号公
報が知られている。
処理が必要であり、2次元符号化に対する復号化装置と
しては、ランレングスデータを一時格納するバッファメ
モリを設け、マイクロプロセッサによるソフトウェアに
よって復号化処理を行おうとする特開昭61−133778号公
報が知られている。
また、本出願人は先に、共通の回路の制御およびデー
タパスを切り換えることによって、小さな回路規模で、
しかも高速に符号化および復号化処理を行う画像情報符
号化復号化装置を提案した(特願昭62−182952号参
照)。
タパスを切り換えることによって、小さな回路規模で、
しかも高速に符号化および復号化処理を行う画像情報符
号化復号化装置を提案した(特願昭62−182952号参
照)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、第14図に示す符号化装置においては次
のような問題がある。即ち、前の符号化が終了し、次の
符号化を行うためにはモード判定を行う必要があるが、
そのためには、前の符号化時のモードに応じてレジスタ
135〜139と符号化走査線メモリ131および参照走査線メ
モリ132との間の接続を確立してからレジスタ135〜139
の内容を更新しなければならず、制御が複雑で、かつ処
理時間が長いという問題があった。具体的にいえば、前
の符号化のモードが垂直モードVであった場合には、レ
ジスタ135とレジスタ136を接続してレジスタ136の内容
をレジスタ135に格納し、次にレジスタ136とレジスタ13
7を接続してレジスタ137の内容をレジスタ136に格納
し、次に符号化走査線メモリ131とレジスタ137をゲート
論理133を介して接続してレジスタ137の内容と符号化走
査線メモリ131に格納されているランレングス情報とを
加算し、その結果をレジスタ137に格納する、という手
順を踏まねばならない。また、前の符号化のモードがパ
スモードPであった場合には、レジスタ139とレジスタ1
35を接続してレジスタ139の内容をレジスタ135に格納す
る。レジスタ138及び139の内容はレジスタ135が更新さ
れた後、参照点b1の定義に従って更新される。
のような問題がある。即ち、前の符号化が終了し、次の
符号化を行うためにはモード判定を行う必要があるが、
そのためには、前の符号化時のモードに応じてレジスタ
135〜139と符号化走査線メモリ131および参照走査線メ
モリ132との間の接続を確立してからレジスタ135〜139
の内容を更新しなければならず、制御が複雑で、かつ処
理時間が長いという問題があった。具体的にいえば、前
の符号化のモードが垂直モードVであった場合には、レ
ジスタ135とレジスタ136を接続してレジスタ136の内容
をレジスタ135に格納し、次にレジスタ136とレジスタ13
7を接続してレジスタ137の内容をレジスタ136に格納
し、次に符号化走査線メモリ131とレジスタ137をゲート
論理133を介して接続してレジスタ137の内容と符号化走
査線メモリ131に格納されているランレングス情報とを
加算し、その結果をレジスタ137に格納する、という手
順を踏まねばならない。また、前の符号化のモードがパ
スモードPであった場合には、レジスタ139とレジスタ1
35を接続してレジスタ139の内容をレジスタ135に格納す
る。レジスタ138及び139の内容はレジスタ135が更新さ
れた後、参照点b1の定義に従って更新される。
以上のように、第14図に示される画像情報符号化装置
においては、次の符号化の際に必要なレジスタの内容の
更新処理に時間を要するものであった。
においては、次の符号化の際に必要なレジスタの内容の
更新処理に時間を要するものであった。
また、特開昭59−190779号公報には、ランレングスデ
ータバッファメモリに格納された参照ライン上のランレ
ングス情報を参照しながら二次元符号化を行う旨の記載
はあるものの、具体的な構成は何等明らかにされていな
い。
ータバッファメモリに格納された参照ライン上のランレ
ングス情報を参照しながら二次元符号化を行う旨の記載
はあるものの、具体的な構成は何等明らかにされていな
い。
復号化装置についても同様で、特開昭61−133778号公
報には、ランレングスデータバッファメモリに格納され
た参照ラインのランレングス情報およびモード情報から
復号化ラインのランレングス情報を求めるための具体的
な構成は一切明らかにされていない。
報には、ランレングスデータバッファメモリに格納され
た参照ラインのランレングス情報およびモード情報から
復号化ラインのランレングス情報を求めるための具体的
な構成は一切明らかにされていない。
また、本出願人が提案した特願昭62−182952号は主に
MH符号化方式、即ち1次元符号化方式に関するものであ
って、MR符号化方式などの2次元に適用した例を示して
はいるものの、2次元符号化の場合にはモード情報を検
出する手段を、また2次元復号化の場合には復号化ライ
ンのランレングス情報を検出する手段を、それぞれ別回
路で設けなければならず、結局回路規模が大きくなって
しまうという問題があった。
MH符号化方式、即ち1次元符号化方式に関するものであ
って、MR符号化方式などの2次元に適用した例を示して
はいるものの、2次元符号化の場合にはモード情報を検
出する手段を、また2次元復号化の場合には復号化ライ
ンのランレングス情報を検出する手段を、それぞれ別回
路で設けなければならず、結局回路規模が大きくなって
しまうという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、小さ
な回路規模で、かつ高速に2次元符号化処理を行うこと
ができる画像情報符号化装置、小さな回路規模で、かつ
高速に2次元復号化処理を行うことができる画像情報復
号化装置、及び小さな回路規模で、かつ高速に2次元符
号化復号化処理を行える画像情報符号化復号化装置を提
供することを目的とするものである。
な回路規模で、かつ高速に2次元符号化処理を行うこと
ができる画像情報符号化装置、小さな回路規模で、かつ
高速に2次元復号化処理を行うことができる画像情報復
号化装置、及び小さな回路規模で、かつ高速に2次元符
号化復号化処理を行える画像情報符号化復号化装置を提
供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、請求項1記載の画像情
報符号化装置は、 2次元符号化を行う画像情報符号化装置であって、 符号化対象である画像の1ラインの変化点の位置情報
を記憶する第1のレジスタと、 前記第1のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第1のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第2のレジスタと、 前記第2のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第2のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第3のレジスタと、 前記符号化対象である画像の1ラインに隣接しており
既に符号化された参照ラインの変化点の位置情報を記憶
する第4のレジスタと、 前記第4のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第4のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第5のレジスタと、 前記第5のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第5のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第6のレジスタと、 前記符号化対象である画像の1ラインの変化点におけ
る符号化が終了した後に、参照変化点が逆行していない
場合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジスタ、前記
第3のレジスタ、前記第4のレジスタ、前記第5のレジ
スタ及び前記第6のレジスタに記憶された位置情報を同
時に更新して記憶させ、参照変化点が逆行している場
合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジスタ、前記第
3のレジスタに記憶された位置情報については同時に更
新して記憶させ、前記第4のレジスタ、前記第5のレジ
スタ及び前記第6のレジスタに記憶された位置情報につ
いては更新しない制御を行う制御手段と、 参照変化点が逆行していない場合、前記第2のレジス
タに記憶されている位置情報、前記第4のレジスタに記
憶されている位置情報及び前記第5のレジスタに記憶さ
れている位置情報を使用し、参照変化点が逆行している
場合、前記第2のレジスタに記憶されている位置情報と
共に、前記第5のレジスタ及び前記第6レジスタに記憶
されている位置情報をそれぞれ符号化対象である画像の
1ラインに隣接しており既に符号化された参照ラインの
変化点の位置情報、及び参照ラインの変化点の一つ前の
変化点の位置情報として使用することにより、垂直モー
ド、水平モードまたはパスモードのいずれか1つのモー
ドであることの検出を行うモード検出手段と を具備することを特徴とする。
報符号化装置は、 2次元符号化を行う画像情報符号化装置であって、 符号化対象である画像の1ラインの変化点の位置情報
を記憶する第1のレジスタと、 前記第1のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第1のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第2のレジスタと、 前記第2のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第2のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第3のレジスタと、 前記符号化対象である画像の1ラインに隣接しており
既に符号化された参照ラインの変化点の位置情報を記憶
する第4のレジスタと、 前記第4のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第4のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第5のレジスタと、 前記第5のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第5のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第6のレジスタと、 前記符号化対象である画像の1ラインの変化点におけ
る符号化が終了した後に、参照変化点が逆行していない
場合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジスタ、前記
第3のレジスタ、前記第4のレジスタ、前記第5のレジ
スタ及び前記第6のレジスタに記憶された位置情報を同
時に更新して記憶させ、参照変化点が逆行している場
合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジスタ、前記第
3のレジスタに記憶された位置情報については同時に更
新して記憶させ、前記第4のレジスタ、前記第5のレジ
スタ及び前記第6のレジスタに記憶された位置情報につ
いては更新しない制御を行う制御手段と、 参照変化点が逆行していない場合、前記第2のレジス
タに記憶されている位置情報、前記第4のレジスタに記
憶されている位置情報及び前記第5のレジスタに記憶さ
れている位置情報を使用し、参照変化点が逆行している
場合、前記第2のレジスタに記憶されている位置情報と
共に、前記第5のレジスタ及び前記第6レジスタに記憶
されている位置情報をそれぞれ符号化対象である画像の
1ラインに隣接しており既に符号化された参照ラインの
変化点の位置情報、及び参照ラインの変化点の一つ前の
変化点の位置情報として使用することにより、垂直モー
ド、水平モードまたはパスモードのいずれか1つのモー
ドであることの検出を行うモード検出手段と を具備することを特徴とする。
請求項2記載の画像情報復号化装置は、 2次元復号化を行う画像情報復号化装置であって、 2次元符号化された符号語に応じて復号化対象である
画像の1ラインの変化点の位置情報を生成する位置情報
生成手段と、 前記復号化対象である画像の1ラインに隣接してお
り、既に復号化された参照ラインの変化点の位置情報を
記憶する第1のレジスタと、 前記第1のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第1のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第2のレジスタと、 前記第2のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第2のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第3のレジスタと、 前記変化点における復号化が終了した後に、参照変化
点が逆行していない場合、前記第1のレジスタ、前記第
2のレジスタ及び前記第3のレジスタに記憶された位置
情報を同時に更新して記憶させ、参照変化点が逆行して
いる場合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジスタ及
び前記第3のレジスタに記憶された位置情報は更新しな
い制御を行う制御手段と、 参照変化点が逆行していない場合、前記位置情報生成
手段により生成された位置情報、第1のレジスタに記憶
されている位置情報、第2のレジスタに記憶されている
位置情報及び第2のレジスタに記憶されている位置情報
を使用し、参照変化点が逆行している場合、前記位置情
報生成手段により生成された位置情報と共に、前記第2
のレジスタ及び前記第3レジスタに記憶されている位置
情報をそれぞれ復号化対象である画像の1ラインに隣接
しており既に復号化された参照ラインの変化点の位置情
報、及び参照ラインの変化点の一つ前の変化点の位置情
報として使用してランレングスデータを生成するランレ
ングスデータ生成手段と を具備することを特徴とする。
画像の1ラインの変化点の位置情報を生成する位置情報
生成手段と、 前記復号化対象である画像の1ラインに隣接してお
り、既に復号化された参照ラインの変化点の位置情報を
記憶する第1のレジスタと、 前記第1のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第1のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第2のレジスタと、 前記第2のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第2のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第3のレジスタと、 前記変化点における復号化が終了した後に、参照変化
点が逆行していない場合、前記第1のレジスタ、前記第
2のレジスタ及び前記第3のレジスタに記憶された位置
情報を同時に更新して記憶させ、参照変化点が逆行して
いる場合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジスタ及
び前記第3のレジスタに記憶された位置情報は更新しな
い制御を行う制御手段と、 参照変化点が逆行していない場合、前記位置情報生成
手段により生成された位置情報、第1のレジスタに記憶
されている位置情報、第2のレジスタに記憶されている
位置情報及び第2のレジスタに記憶されている位置情報
を使用し、参照変化点が逆行している場合、前記位置情
報生成手段により生成された位置情報と共に、前記第2
のレジスタ及び前記第3レジスタに記憶されている位置
情報をそれぞれ復号化対象である画像の1ラインに隣接
しており既に復号化された参照ラインの変化点の位置情
報、及び参照ラインの変化点の一つ前の変化点の位置情
報として使用してランレングスデータを生成するランレ
ングスデータ生成手段と を具備することを特徴とする。
請求項3記載の画像情報符号化復号化装置は、 2次元符号化復号化を行う画像情報符号化復号化装置
であって、 符号化時には、符号化対象である画像の1ラインの変
化点の位置情報を生成し、復号化時には、2次元符号化
された符号語に応じて復号化対象である画像の1ライン
の変化点の位置情報を生成する位置情報生成手段と、 符号化時に、前記位置情報生成手段により生成された
符号化対象である画像の1ラインの変化点の位置情報を
記憶する第1のレジスタと、 前記第1のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第1のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第2のレジスタと、 前記第2のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第2のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第3のレジスタと、 前記符号化/復号化対象である画像の1ラインに隣接
しており、既に符号化/復号化された参照ラインの変化
点の位置情報を記憶する第4のレジスタと、 前記第4のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第4のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第5のレジスタと、 前記第5のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第5のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第6のレジスタと、 符号化時には、前記符号化対象である画像の1ライン
の変化点における符号化が終了した後に、参照変化点が
逆行していない場合、前記第1のレジスタ、前記第2の
レジスタ、前記第3のレジスタ、前記第4のレジスタ、
前記第5のレジスタ及び前記第6のレジスタに記憶され
た位置情報を同時に更新して記憶させ、参照変化点が逆
行している場合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジ
スタ、前記第3のレジスタに記憶された位置情報につい
ては同時に更新して記憶させ、前記第4のレジスタ、前
記第5のレジスタ及び前記第6のレジスタに記憶された
位置情報については更新しない制御を行い、復号化時に
は、前記変化点における復号化が終了した後に、参照変
化点が逆行していない場合、前記第4のレジスタ、前記
第5のレジスタ及び前記第6のレジスタに記憶された位
置情報を同時に更新して記憶させ、参照変化点が逆行し
ている場合、前記第4のレジスタ、前記第5のレジスタ
及び前記第6のレジスタに記憶された位置情報は更新し
ない制御を行う制御手段と、 符号化時に、参照変化点が逆行していない場合、前記
第2のレジスタに記憶されている位置情報、前記第4の
レジスタに記憶されている位置情報及び前記第5のレジ
スタに記憶されている位置情報を使用し、参照変化点が
逆行している場合、前記第2のレジスタに記憶されてい
る位置情報と共に、前記第5のレジスタ及び前記第6レ
ジスタに記憶されている位置情報をそれぞれ符号化対象
である画像の1ラインに隣接しており既に符号化された
参照ラインの変化点の位置情報、及び参照ラインの変化
点の一つ前の変化点の位置情報として使用することによ
り、垂直モード、水平モードまたはパスモードのいずれ
か1つのモードであることの検出を行うモード検出手段
と、 復号化時に、参照変化点が逆行していない場合、前記
位置情報生成手段により生成された位置情報、第4のレ
ジスタに記憶されている位置情報、第5のレジスタに記
憶されている位置情報及び第6のレジスタに記憶されて
いる位置情報を使用し、参照変化点が逆行している場
合、前記位置情報生成手段により生成された位置情報と
共に、前記第5のレジスタ及び前記第6レジスタに記憶
されている位置情報をそれぞれ復号化対象である画像の
1ラインに隣接しており既に復号化された参照ラインの
変化点の位置情報、及び参照ラインの変化点の一つ前の
変化点の位置情報として使用してランレングスデータを
生成するランレングスデータ生成手段と を具備することを特徴とする。
であって、 符号化時には、符号化対象である画像の1ラインの変
化点の位置情報を生成し、復号化時には、2次元符号化
された符号語に応じて復号化対象である画像の1ライン
の変化点の位置情報を生成する位置情報生成手段と、 符号化時に、前記位置情報生成手段により生成された
符号化対象である画像の1ラインの変化点の位置情報を
記憶する第1のレジスタと、 前記第1のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第1のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第2のレジスタと、 前記第2のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第2のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第3のレジスタと、 前記符号化/復号化対象である画像の1ラインに隣接
しており、既に符号化/復号化された参照ラインの変化
点の位置情報を記憶する第4のレジスタと、 前記第4のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第4のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第5のレジスタと、 前記第5のレジスタとパイプライン接続されており、
前記第5のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の
変化点の位置情報を記憶する第6のレジスタと、 符号化時には、前記符号化対象である画像の1ライン
の変化点における符号化が終了した後に、参照変化点が
逆行していない場合、前記第1のレジスタ、前記第2の
レジスタ、前記第3のレジスタ、前記第4のレジスタ、
前記第5のレジスタ及び前記第6のレジスタに記憶され
た位置情報を同時に更新して記憶させ、参照変化点が逆
行している場合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジ
スタ、前記第3のレジスタに記憶された位置情報につい
ては同時に更新して記憶させ、前記第4のレジスタ、前
記第5のレジスタ及び前記第6のレジスタに記憶された
位置情報については更新しない制御を行い、復号化時に
は、前記変化点における復号化が終了した後に、参照変
化点が逆行していない場合、前記第4のレジスタ、前記
第5のレジスタ及び前記第6のレジスタに記憶された位
置情報を同時に更新して記憶させ、参照変化点が逆行し
ている場合、前記第4のレジスタ、前記第5のレジスタ
及び前記第6のレジスタに記憶された位置情報は更新し
ない制御を行う制御手段と、 符号化時に、参照変化点が逆行していない場合、前記
第2のレジスタに記憶されている位置情報、前記第4の
レジスタに記憶されている位置情報及び前記第5のレジ
スタに記憶されている位置情報を使用し、参照変化点が
逆行している場合、前記第2のレジスタに記憶されてい
る位置情報と共に、前記第5のレジスタ及び前記第6レ
ジスタに記憶されている位置情報をそれぞれ符号化対象
である画像の1ラインに隣接しており既に符号化された
参照ラインの変化点の位置情報、及び参照ラインの変化
点の一つ前の変化点の位置情報として使用することによ
り、垂直モード、水平モードまたはパスモードのいずれ
か1つのモードであることの検出を行うモード検出手段
と、 復号化時に、参照変化点が逆行していない場合、前記
位置情報生成手段により生成された位置情報、第4のレ
ジスタに記憶されている位置情報、第5のレジスタに記
憶されている位置情報及び第6のレジスタに記憶されて
いる位置情報を使用し、参照変化点が逆行している場
合、前記位置情報生成手段により生成された位置情報と
共に、前記第5のレジスタ及び前記第6レジスタに記憶
されている位置情報をそれぞれ復号化対象である画像の
1ラインに隣接しており既に復号化された参照ラインの
変化点の位置情報、及び参照ラインの変化点の一つ前の
変化点の位置情報として使用してランレングスデータを
生成するランレングスデータ生成手段と を具備することを特徴とする。
[作用] 請求項1記載の画像情報符号化装置は、符号化ライン
の変化点の位置情報を記憶するために第1、第2、第3
のレジスタを備え、参照ラインの変化点の位置情報を記
憶するために第4、第5、第6のレジスタを備えてい
る。
の変化点の位置情報を記憶するために第1、第2、第3
のレジスタを備え、参照ラインの変化点の位置情報を記
憶するために第4、第5、第6のレジスタを備えてい
る。
第1、第2、第3のレジスタはパイプラインで接続さ
れ、第4、第5、第6のレジスタはパイプラインで接続
されている。
れ、第4、第5、第6のレジスタはパイプラインで接続
されている。
このように請求項1の画像情報符号化装置において
は、符号化ライン、参照ラインの変化点の位置情報をパ
イプライン接続されたレジスタに記憶させるので小さな
回路規模で構成することができ、しかもパイプライン接
続していることにより1ステップで記憶している位置情
報を更新することができるので、各レジスタに記憶され
ている内容の更新を容易に且つ高速に行うことができ
る。
は、符号化ライン、参照ラインの変化点の位置情報をパ
イプライン接続されたレジスタに記憶させるので小さな
回路規模で構成することができ、しかもパイプライン接
続していることにより1ステップで記憶している位置情
報を更新することができるので、各レジスタに記憶され
ている内容の更新を容易に且つ高速に行うことができ
る。
また、第1、第2、第3のレジスタの位置情報の更新
と、第4、第5、第6のレジスタの位置情報の更新は、
制御手段によって、それぞれ、独立に且つ同時に更新さ
れるので記憶内容の更新の処理を従来に比較して高速に
行うことができる。
と、第4、第5、第6のレジスタの位置情報の更新は、
制御手段によって、それぞれ、独立に且つ同時に更新さ
れるので記憶内容の更新の処理を従来に比較して高速に
行うことができる。
更に、モード検出は、参照変化点が逆行していない場
合には、第2のレジスタに記憶されている位置情報、第
4のレジスタに記憶されている位置情報及び第5のレジ
スタに記憶されている位置情報を使用して、また、参照
変化点が逆行している場合には、第2のレジスタに記憶
されている位置情報と共に、第5のレジスタ及び第6レ
ジスタに記憶されている位置情報をそれぞれ符号化対象
である画像の1ラインに隣接しており既に符号化された
参照ラインの変化点の位置情報、及び参照ラインの変化
点の一つ前の変化点の位置情報として使用することによ
り行うことができるので、このモード検出の処理も小さ
な回路規模で高速に行うことが可能である。
合には、第2のレジスタに記憶されている位置情報、第
4のレジスタに記憶されている位置情報及び第5のレジ
スタに記憶されている位置情報を使用して、また、参照
変化点が逆行している場合には、第2のレジスタに記憶
されている位置情報と共に、第5のレジスタ及び第6レ
ジスタに記憶されている位置情報をそれぞれ符号化対象
である画像の1ラインに隣接しており既に符号化された
参照ラインの変化点の位置情報、及び参照ラインの変化
点の一つ前の変化点の位置情報として使用することによ
り行うことができるので、このモード検出の処理も小さ
な回路規模で高速に行うことが可能である。
請求項2記載の画像情報復号化装置は、参照ラインの
変化点の位置情報を記憶するために第1、第2のレジス
タ及び第3のレジスタを備えている。第1、第2及び第
3のレジスタはパイプラインで接続されている。
変化点の位置情報を記憶するために第1、第2のレジス
タ及び第3のレジスタを備えている。第1、第2及び第
3のレジスタはパイプラインで接続されている。
このように、参照ラインの変化点の位置情報をパイプ
ライン接続された3個のレジスタに記憶させるので小さ
な回路規模で構成することができ、しかもパイプライン
接続していることにより1ステップで記憶している位置
情報を更新することができるので、各レジスタに記憶さ
れている内容の更新を容易に且つ高速に行うことができ
る。
ライン接続された3個のレジスタに記憶させるので小さ
な回路規模で構成することができ、しかもパイプライン
接続していることにより1ステップで記憶している位置
情報を更新することができるので、各レジスタに記憶さ
れている内容の更新を容易に且つ高速に行うことができ
る。
また、第1、第2及び第3のレジスタの位置情報の更
新は、制御手段によって同時に行われるので、記憶内容
の更新の処理を従来に比較して高速に行うことができ
る。
新は、制御手段によって同時に行われるので、記憶内容
の更新の処理を従来に比較して高速に行うことができ
る。
更に、ランレングスデータの生成は、参照変化点が逆
行していない場合には、位置情報生成手段により生成さ
れた位置情報、第1のレジスタに記憶されている位置情
報、第2のレジスタに記憶されている位置情報及び第3
レジスタに記憶されている位置情報を使用して、また、
参照変化点が逆行している場合には、位置情報生成手段
により生成された位置情報と共に、第2のレジスタ及び
第3のレジスタに記憶されている位置情報をそれぞれ復
号化対象である画像の1ラインに隣接しており既に復号
化された参照ラインの変化点の位置情報、及び参照ライ
ンの変化点の一つ前の変化点の位置情報として使用して
行うことができるので、このランレングスデータ生成の
処理は小さな回路規模で高速に行うことが可能である。
行していない場合には、位置情報生成手段により生成さ
れた位置情報、第1のレジスタに記憶されている位置情
報、第2のレジスタに記憶されている位置情報及び第3
レジスタに記憶されている位置情報を使用して、また、
参照変化点が逆行している場合には、位置情報生成手段
により生成された位置情報と共に、第2のレジスタ及び
第3のレジスタに記憶されている位置情報をそれぞれ復
号化対象である画像の1ラインに隣接しており既に復号
化された参照ラインの変化点の位置情報、及び参照ライ
ンの変化点の一つ前の変化点の位置情報として使用して
行うことができるので、このランレングスデータ生成の
処理は小さな回路規模で高速に行うことが可能である。
請求項3記載の画像情報符号化復号化装置は、位置情
報生成手段により生成されたラインの変化点の位置情報
を記憶するために第1、第2、第3のレジスタを備え、
参照ラインの変化点の位置情報を記憶するために第4、
第5、第6のレジスタを備えている。第1、第2、第3
のレジスタはパイプライン接続されており、第4、第
5、第6のレジスタはパイプライン接続されている。
報生成手段により生成されたラインの変化点の位置情報
を記憶するために第1、第2、第3のレジスタを備え、
参照ラインの変化点の位置情報を記憶するために第4、
第5、第6のレジスタを備えている。第1、第2、第3
のレジスタはパイプライン接続されており、第4、第
5、第6のレジスタはパイプライン接続されている。
このように、位置情報生成手段により生成されたライ
ンの変化点及び参照ラインの変化点の位置情報をパイプ
ライン接続されたレジスタに記憶させるので小さな回路
規模で構成することができ、しかもパイプライン接続し
ていることにより1ステップで記憶している位置情報を
更新することができるので、各レジスタに記憶されてい
る内容の更新を容易に且つ高速に行うことができる。
ンの変化点及び参照ラインの変化点の位置情報をパイプ
ライン接続されたレジスタに記憶させるので小さな回路
規模で構成することができ、しかもパイプライン接続し
ていることにより1ステップで記憶している位置情報を
更新することができるので、各レジスタに記憶されてい
る内容の更新を容易に且つ高速に行うことができる。
また、制御手段は各レジスタの記憶内容の更新を行う
が、第1、第2、第3のレジスタの位置情報の更新と、
第4、第5、第6のレジスタの位置情報の更新を、それ
ぞれ、独立に且つ同時に更新することができるので、記
憶内容の更新の処理を従来に比較して高速に行うことが
できる。
が、第1、第2、第3のレジスタの位置情報の更新と、
第4、第5、第6のレジスタの位置情報の更新を、それ
ぞれ、独立に且つ同時に更新することができるので、記
憶内容の更新の処理を従来に比較して高速に行うことが
できる。
更に、符号化時に行うモード検出は、参照変化点が逆
行していない場合には、第2のレジスタに記憶されてい
る位置情報、第4のレジスタに記憶されている位置情報
及び第5のレジスタに記憶されている位置情報を使用し
て、また、参照変化点が逆行している場合には、第2の
レジスタに記憶されている位置情報と共に、第5のレジ
スタ及び第6レジスタに記憶されている位置情報をそれ
ぞれ符号化対象である画像の1ラインに隣接しており既
に符号化された参照ラインの変化点の位置情報、及び参
照ラインの変化点の一つ前の変化点の位置情報として使
用することにより行うことができるので、このモード検
出の処理も小さな回路規模で高速に行うことが可能であ
る。
行していない場合には、第2のレジスタに記憶されてい
る位置情報、第4のレジスタに記憶されている位置情報
及び第5のレジスタに記憶されている位置情報を使用し
て、また、参照変化点が逆行している場合には、第2の
レジスタに記憶されている位置情報と共に、第5のレジ
スタ及び第6レジスタに記憶されている位置情報をそれ
ぞれ符号化対象である画像の1ラインに隣接しており既
に符号化された参照ラインの変化点の位置情報、及び参
照ラインの変化点の一つ前の変化点の位置情報として使
用することにより行うことができるので、このモード検
出の処理も小さな回路規模で高速に行うことが可能であ
る。
また更に、復号化時に行うランレングスデータの生成
は、参照変化点が逆行していない場合には、位置情報生
成手段により生成された位置情報、第4のレジスタに記
憶されている位置情報、第5のレジスタに記憶されてい
る位置情報及び第6のレジスタに記憶されている位置情
報を使用して、また、参照変化点が逆行している場合に
は、位置情報生成手段により生成された位置情報と共
に、第5のレジスタ及び第6レジスタに記憶されている
位置情報をそれぞれ復号化対象である画像の1ラインに
隣接しており既に復号化された参照ラインの変化点の位
置情報、及び参照ラインの変化点の一つ前の変化点の位
置情報として使用して行うことができるので、このラン
レングスデータ生成の処理は小さな回路規模で高速に行
うことが可能である。
は、参照変化点が逆行していない場合には、位置情報生
成手段により生成された位置情報、第4のレジスタに記
憶されている位置情報、第5のレジスタに記憶されてい
る位置情報及び第6のレジスタに記憶されている位置情
報を使用して、また、参照変化点が逆行している場合に
は、位置情報生成手段により生成された位置情報と共
に、第5のレジスタ及び第6レジスタに記憶されている
位置情報をそれぞれ復号化対象である画像の1ラインに
隣接しており既に復号化された参照ラインの変化点の位
置情報、及び参照ラインの変化点の一つ前の変化点の位
置情報として使用して行うことができるので、このラン
レングスデータ生成の処理は小さな回路規模で高速に行
うことが可能である。
このように、請求項3記載の画像情報符号化復号化装
置によれば、一つの回路で2次元画像の符号化/復号化
を行うことができるので回路規模を小さくできると共
に、第1、第2、第3のレジスタ、及び第4、第5、第
6のレジスタをそれぞれパイプライン接続としたので1
ステップで変化点アドレスを更新できるので処理を高速
に行うことができる。
置によれば、一つの回路で2次元画像の符号化/復号化
を行うことができるので回路規模を小さくできると共
に、第1、第2、第3のレジスタ、及び第4、第5、第
6のレジスタをそれぞれパイプライン接続としたので1
ステップで変化点アドレスを更新できるので処理を高速
に行うことができる。
また、変化点の位置情報の生成とモード検出を並列に
同時に行うことができ、しかも変化点の位置情報はラン
レングスデータを順番に入力するだけで生成することが
できると共に、ランレングスデータの生成を容易に行う
ことができるので符号化処理、復号化処理を高速に行う
ことができるものである。
同時に行うことができ、しかも変化点の位置情報はラン
レングスデータを順番に入力するだけで生成することが
できると共に、ランレングスデータの生成を容易に行う
ことができるので符号化処理、復号化処理を高速に行う
ことができるものである。
[実施例] 以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図本発明に係る画像情報符号化復号化装置の1実
施例の構成を示す図であり、図中、1は画像データバッ
ファメモリであり、符号化時には図示しないイメージメ
モリから画像データを取り込み、復号化時には画像デー
タをイメージメモリに出力する。2はイメージ/ランレ
ングス変換回路であり、符号化時には画像データバッフ
ァ1から取り込んだ画像データをランレングスデータに
変換し、復号化時にはランレングスデータを画像イメー
ジに変換する。なお、当該回路は周知である。3および
4はマルチプレクサで、それぞれランレングスバッファ
5、6に取り込むランレングスデータを選択するもので
ある。5、6はそれぞれ1ライン分のランレングスデー
タを格納するランレングスバッファであり、一方のラン
レングスバッファには、符号化ラインまたは復号化ライ
ンのランレングスデータが格納され、他方のランレング
スバッファには参照ラインのランレングスデータが格納
される。なお、ランレングスバッファ5および6の構成
については後述する。7は切り替え回路で、ランレング
スバッファ5、6に格納されているランレングスデータ
の内、符号化ラインおよび復号化ラインのランレングス
データはマルチプレクサ8を介して符号化/復号化ライ
ン変化点アドレス生成回路9に、参照ラインのランレン
グスデータは参照ライン変化点アドレス生成回路10にそ
れぞれ供給するようになされている。9は符号化/復号
化ライン変化点アドレス生成回路であり、符号化時には
符号化ラインのランレングスデータを順次加算して符号
化ラインの変化点アドレスを生成し、復号化時には復号
されたランレングスデータを順次加算して復号化ライン
の変化点アドレスを生成する。10は参照ライン変化点ア
ドレス生成回路で、参照ラインのランレングスデータを
順次加算して参照ラインの変化点アドレスを生成する。
11、12および13はそれぞれa2レジスタ、a1レジスタ、a0
レジスタであって、符号化時には符号化ラインの変化点
アドレスが、復号化時には復号化ラインの変化点アドレ
スが格納される。また、これら3個のレジスタはパイプ
ライン接続されている。従って、各レジスタ11、12、13
の内容は制御回路18から信号線22に出力される1個のク
ロックにより1ステップで同時に更新されるものであ
る。14、15、16はそれぞれb2レジスタ、b1レジスタ、b0
レジスタであって、参照ラインの変化点アドレスが格納
される。ここでb0レジスタ16は、本装置の特徴の一つで
あって、パスモードの次の符号化を行う場合、および参
照画素の逆行が生じた場合の処理を容易に行えるように
するために設けられているものである。詳細については
後述する。また、これら3個のレジスタはパイプライン
接続されている。従って、各レジスタ14、15、16の内容
は制御回路18から信号線23に出力される1個のクロック
により1ステップで同時に更新されるものである。17は
モード/ランレングス検出論理回路であり、符号化時に
は、符号化ラインおよび参照ラインの変化点の位置関係
から現在どのようなモードにあるかを検出してモード情
報を出力し、復号化時には入力されたモードデータから
ランレングスデータを生成する。18は制御回路であり、
符号化時と復号化時とで制御の態様およびデータパスを
切り替える他、符号化処理および復号化処理の動作を制
御するものである。19はモードデータバッファで、符号
化時、復号化時共にモードデータを一旦格納するもので
ある。20は符号語割当/検出回路で、符号化時にはモー
ドデータに対応する符号語を割当て出力し、復号化時に
は取り込んだ符号語をモードデータに変換するものであ
る。なお、当該回路は周知である。21は符号データバッ
ファであり、通信線あるいはファイル装置との速度の整
合をとるために設けられている。
施例の構成を示す図であり、図中、1は画像データバッ
ファメモリであり、符号化時には図示しないイメージメ
モリから画像データを取り込み、復号化時には画像デー
タをイメージメモリに出力する。2はイメージ/ランレ
ングス変換回路であり、符号化時には画像データバッフ
ァ1から取り込んだ画像データをランレングスデータに
変換し、復号化時にはランレングスデータを画像イメー
ジに変換する。なお、当該回路は周知である。3および
4はマルチプレクサで、それぞれランレングスバッファ
5、6に取り込むランレングスデータを選択するもので
ある。5、6はそれぞれ1ライン分のランレングスデー
タを格納するランレングスバッファであり、一方のラン
レングスバッファには、符号化ラインまたは復号化ライ
ンのランレングスデータが格納され、他方のランレング
スバッファには参照ラインのランレングスデータが格納
される。なお、ランレングスバッファ5および6の構成
については後述する。7は切り替え回路で、ランレング
スバッファ5、6に格納されているランレングスデータ
の内、符号化ラインおよび復号化ラインのランレングス
データはマルチプレクサ8を介して符号化/復号化ライ
ン変化点アドレス生成回路9に、参照ラインのランレン
グスデータは参照ライン変化点アドレス生成回路10にそ
れぞれ供給するようになされている。9は符号化/復号
化ライン変化点アドレス生成回路であり、符号化時には
符号化ラインのランレングスデータを順次加算して符号
化ラインの変化点アドレスを生成し、復号化時には復号
されたランレングスデータを順次加算して復号化ライン
の変化点アドレスを生成する。10は参照ライン変化点ア
ドレス生成回路で、参照ラインのランレングスデータを
順次加算して参照ラインの変化点アドレスを生成する。
11、12および13はそれぞれa2レジスタ、a1レジスタ、a0
レジスタであって、符号化時には符号化ラインの変化点
アドレスが、復号化時には復号化ラインの変化点アドレ
スが格納される。また、これら3個のレジスタはパイプ
ライン接続されている。従って、各レジスタ11、12、13
の内容は制御回路18から信号線22に出力される1個のク
ロックにより1ステップで同時に更新されるものであ
る。14、15、16はそれぞれb2レジスタ、b1レジスタ、b0
レジスタであって、参照ラインの変化点アドレスが格納
される。ここでb0レジスタ16は、本装置の特徴の一つで
あって、パスモードの次の符号化を行う場合、および参
照画素の逆行が生じた場合の処理を容易に行えるように
するために設けられているものである。詳細については
後述する。また、これら3個のレジスタはパイプライン
接続されている。従って、各レジスタ14、15、16の内容
は制御回路18から信号線23に出力される1個のクロック
により1ステップで同時に更新されるものである。17は
モード/ランレングス検出論理回路であり、符号化時に
は、符号化ラインおよび参照ラインの変化点の位置関係
から現在どのようなモードにあるかを検出してモード情
報を出力し、復号化時には入力されたモードデータから
ランレングスデータを生成する。18は制御回路であり、
符号化時と復号化時とで制御の態様およびデータパスを
切り替える他、符号化処理および復号化処理の動作を制
御するものである。19はモードデータバッファで、符号
化時、復号化時共にモードデータを一旦格納するもので
ある。20は符号語割当/検出回路で、符号化時にはモー
ドデータに対応する符号語を割当て出力し、復号化時に
は取り込んだ符号語をモードデータに変換するものであ
る。なお、当該回路は周知である。21は符号データバッ
ファであり、通信線あるいはファイル装置との速度の整
合をとるために設けられている。
以下、第1図に示す回路の符号化および復号化の動作
について説明する。
について説明する。
先ず、第2図から第6図までを参照して符号化時の動
作について説明する。
作について説明する。
第2図は符号化時のデータパスを示す図で、データは
図の斜線を施した矢印の方向に流れるように制御され
る。また、第3図は符号化処理の全体のフローチャート
を示し、第4図、第5図、第6図はそれぞれパスモード
処理、垂直モード処理、水平モード処理のフローチャー
トを示す。
図の斜線を施した矢印の方向に流れるように制御され
る。また、第3図は符号化処理の全体のフローチャート
を示し、第4図、第5図、第6図はそれぞれパスモード
処理、垂直モード処理、水平モード処理のフローチャー
トを示す。
第1図の各レジスタ11、12、13、14、15および16のそ
れぞれに変化点アドレスが格納されると第3図の処理が
開始される。なお、参照ラインの変化点アドレスは、参
照ライン変化点アドレス生成回路10において、入力され
る参照ラインのランレングスデータを順次加算すること
によって得ることができる。また、符号化ラインの変化
点アドレスは、符号化/復号化ライン変化点アドレス生
成回路9において、入力される符号化ラインのランレン
グスデータを順次加算することによって得ることができ
る。そして、これら符号化ラインの変化点アドレスおよ
び復号化ラインの変化点アドレスは互いに独立にかつ同
時に生成されるように制御される。
れぞれに変化点アドレスが格納されると第3図の処理が
開始される。なお、参照ラインの変化点アドレスは、参
照ライン変化点アドレス生成回路10において、入力され
る参照ラインのランレングスデータを順次加算すること
によって得ることができる。また、符号化ラインの変化
点アドレスは、符号化/復号化ライン変化点アドレス生
成回路9において、入力される符号化ラインのランレン
グスデータを順次加算することによって得ることができ
る。そして、これら符号化ラインの変化点アドレスおよ
び復号化ラインの変化点アドレスは互いに独立にかつ同
時に生成されるように制御される。
ステップS1(以下、「ステップ」は省略し、単にS1と
いうように記す。)では変化点a0のアドレスが1ライン
の画素数WLに等しいか否かが判断される。この処理は、
制御回路18の制御の基にモード/ランレングス検出論理
回路17でa0レジスタ13に格納されている内容と、予め設
定されているWLの値とを比較することによって行うこと
ができる。この条件が成立していれば1ラインの符号化
が終了したことになるから処理は終了であるが、そうで
なければS2の処理が行われる。S2の処理は、当該符号化
時のモードがパスモードか否かを判断する処理で、モー
ド/ランレングス検出論理回路17でa1レジスタ12の内容
とb2レジスタ14の内容を比較した結果を制御回路18が判
断することによって行うことができる。S2でパスモード
と判断されるとS3のパスモード処理が開始されるが、パ
スモードでなければS4が実行される。S4は当該符号化の
モードが垂直モードか水平モードかを判断する処理であ
り、a1レジスタ12とb1レジスタ15の内容をモード/ラン
レングス検出論理回路17で比較した結果を制御回路18で
判断することによって行うことができる。S4で垂直モー
ドと判断されるとS5で垂直モード処理が開始され、水平
モードと判断されるとS6で水平モード処理が開始され
る。S3のパスモード処理、S5の垂直モード処理あるいは
S6の水平モード処理が終了すると再びS1の処理に戻り、
同じステップが繰り返される。
いうように記す。)では変化点a0のアドレスが1ライン
の画素数WLに等しいか否かが判断される。この処理は、
制御回路18の制御の基にモード/ランレングス検出論理
回路17でa0レジスタ13に格納されている内容と、予め設
定されているWLの値とを比較することによって行うこと
ができる。この条件が成立していれば1ラインの符号化
が終了したことになるから処理は終了であるが、そうで
なければS2の処理が行われる。S2の処理は、当該符号化
時のモードがパスモードか否かを判断する処理で、モー
ド/ランレングス検出論理回路17でa1レジスタ12の内容
とb2レジスタ14の内容を比較した結果を制御回路18が判
断することによって行うことができる。S2でパスモード
と判断されるとS3のパスモード処理が開始されるが、パ
スモードでなければS4が実行される。S4は当該符号化の
モードが垂直モードか水平モードかを判断する処理であ
り、a1レジスタ12とb1レジスタ15の内容をモード/ラン
レングス検出論理回路17で比較した結果を制御回路18で
判断することによって行うことができる。S4で垂直モー
ドと判断されるとS5で垂直モード処理が開始され、水平
モードと判断されるとS6で水平モード処理が開始され
る。S3のパスモード処理、S5の垂直モード処理あるいは
S6の水平モード処理が終了すると再びS1の処理に戻り、
同じステップが繰り返される。
以上が全体的な処理の流れであるが、第2図の構成か
ら明らかなように6つのレジスタの内容は並列的にモー
ド/ランレングス検出論理回路17に取り込めるようにな
されているので、S1、S2およびS4の判断処理はモード/
ランレングス検出論理回路17に複数の比較回路を備える
ことによって1ステップで行うことができ、処理速度を
向上させることができるものである。なお、以上説明し
た通常の符号化に先立って、第1ラインの符号化処理、
ラインの始端の符号化処理およびラインの終端の符号化
処理の特別な符号化処理を行わなければならないが、当
該処理については、特開昭59−122282号公報あるいは上
記のCCITT勧告に示されている周知の手段により行うこ
とができるので詳細な説明は省略する。
ら明らかなように6つのレジスタの内容は並列的にモー
ド/ランレングス検出論理回路17に取り込めるようにな
されているので、S1、S2およびS4の判断処理はモード/
ランレングス検出論理回路17に複数の比較回路を備える
ことによって1ステップで行うことができ、処理速度を
向上させることができるものである。なお、以上説明し
た通常の符号化に先立って、第1ラインの符号化処理、
ラインの始端の符号化処理およびラインの終端の符号化
処理の特別な符号化処理を行わなければならないが、当
該処理については、特開昭59−122282号公報あるいは上
記のCCITT勧告に示されている周知の手段により行うこ
とができるので詳細な説明は省略する。
第3図のS2でパスモードと判断されると第4図に示す
パスモード処理が開始される。パスモード処理において
は、先ずS7で制御回路18がモード状態またはランレング
スをモードデータバッファ19に出力できる状態にあるか
否かが判断され、次にS8で参照ライン変化点アドレス生
成回路10がb2レジスタ14に対して次の参照点アドレスを
入力できる状態にあるかどうかが判断される。これらの
処理は同期をとるために必要な処理であり、制御回路18
により判断される。S7で制御回路18がモード状態または
ランレングスを出力可能であり、かつS8でb2レジスタ14
に参照ラインの次の参照点アドレスが入力可能であると
判断されると、制御回路18はS9でパスモードPを出力
し、更に信号線23にクロックを1個出力して参照ライン
の参照点アドレスを更新する。次に制御回路18は、S10
でb2レジスタ14に次の参照点のアドレスが入力可能かど
うか判断し、入力可能ならS11で信号線23にクロックを
1個出力して再度参照点アドレスを更新する。第13図a
の場合を例にとると、上述したように、パスモードの場
合には、新たな参照点b1のアドレス(第13図aのb1′)
は、前の符号化時の参照点b2のすぐ右側の参照点のアド
レスとしなければならないので、第4図のS9およびS11
の処理により信号線23に都合2個のクロックを出力する
ことによって、b0レジスタ16には第13図aのb2のアドレ
スを、b1レジスタ15には第13図aのb1′のアドレスを、
b2レジスタ14には第13図aのb2′のアドレスを格納する
ようにする。これに対して、信号線22にはクロックは出
力されないので、a2レジスタ11、a1レジスタ12、a0レジ
スタ13に格納されている内容に変更はない。S11の処理
が終了するとパスモード処理は終了し、再び第3図の処
理に戻る。
パスモード処理が開始される。パスモード処理において
は、先ずS7で制御回路18がモード状態またはランレング
スをモードデータバッファ19に出力できる状態にあるか
否かが判断され、次にS8で参照ライン変化点アドレス生
成回路10がb2レジスタ14に対して次の参照点アドレスを
入力できる状態にあるかどうかが判断される。これらの
処理は同期をとるために必要な処理であり、制御回路18
により判断される。S7で制御回路18がモード状態または
ランレングスを出力可能であり、かつS8でb2レジスタ14
に参照ラインの次の参照点アドレスが入力可能であると
判断されると、制御回路18はS9でパスモードPを出力
し、更に信号線23にクロックを1個出力して参照ライン
の参照点アドレスを更新する。次に制御回路18は、S10
でb2レジスタ14に次の参照点のアドレスが入力可能かど
うか判断し、入力可能ならS11で信号線23にクロックを
1個出力して再度参照点アドレスを更新する。第13図a
の場合を例にとると、上述したように、パスモードの場
合には、新たな参照点b1のアドレス(第13図aのb1′)
は、前の符号化時の参照点b2のすぐ右側の参照点のアド
レスとしなければならないので、第4図のS9およびS11
の処理により信号線23に都合2個のクロックを出力する
ことによって、b0レジスタ16には第13図aのb2のアドレ
スを、b1レジスタ15には第13図aのb1′のアドレスを、
b2レジスタ14には第13図aのb2′のアドレスを格納する
ようにする。これに対して、信号線22にはクロックは出
力されないので、a2レジスタ11、a1レジスタ12、a0レジ
スタ13に格納されている内容に変更はない。S11の処理
が終了するとパスモード処理は終了し、再び第3図の処
理に戻る。
以上のように、パスモード時に必要な参照ライン上の
参照点アドレスの更新を2ステップで完了させることが
できるので、処理時間を短縮することができるものであ
る。
参照点アドレスの更新を2ステップで完了させることが
できるので、処理時間を短縮することができるものであ
る。
第3図のS4で垂直モードと判断されると、例えば第5
図に示す垂直モード処理が開始される。垂直モード処理
が開始されると、第4図で述べたと同様にS12およびS13
で同期がとられ、S14の処理が実行される。S14では、先
ず、制御回路18は、モード/ランレングス検出論理回路
17で検出したa1レジスタ12とb1レジスタ15の内容の大小
関係により垂直モードの出力をモードデータバッファ19
に送り、次に信号線23にクロックを1個出力して参照点
アドレスを一つずつ更新する。S14が終了すると制御回
路18はS15で参照ラインの次の参照点アドレスが入力可
能になるまで待機する。この処理は、S14で参照点アド
レスを一つ更新したことによってS13で準備されていた
データを使用してしまったので、次の処理で使用する新
たな参照点アドレスデータが生成されるまで待つ必要が
あるために設けられている処理である。S15で参照ライ
ンの新たな参照点アドレスが入力可能になると、制御回
路18は信号線23にクロックを1個出して参照点アドレス
を一つずつ更新する。これがS16の処理である。次いで
制御回路18は、S17で符号化ライン上の新たな変化点ア
ドレスが準備されるまで待機し、更にS18で参照ライン
の新たな変化点アドレスが準備されるまで待機する。符
号化ラインおよび参照ラインの新たな変化点アドレスが
準備されると、制御回路18はS19を実行する。S19におい
ては制御回路18は、信号線22および23にそれぞれクロッ
クを1個出力し、各レジスタの内容を更新し、垂直モー
ド処理を終了する。
図に示す垂直モード処理が開始される。垂直モード処理
が開始されると、第4図で述べたと同様にS12およびS13
で同期がとられ、S14の処理が実行される。S14では、先
ず、制御回路18は、モード/ランレングス検出論理回路
17で検出したa1レジスタ12とb1レジスタ15の内容の大小
関係により垂直モードの出力をモードデータバッファ19
に送り、次に信号線23にクロックを1個出力して参照点
アドレスを一つずつ更新する。S14が終了すると制御回
路18はS15で参照ラインの次の参照点アドレスが入力可
能になるまで待機する。この処理は、S14で参照点アド
レスを一つ更新したことによってS13で準備されていた
データを使用してしまったので、次の処理で使用する新
たな参照点アドレスデータが生成されるまで待つ必要が
あるために設けられている処理である。S15で参照ライ
ンの新たな参照点アドレスが入力可能になると、制御回
路18は信号線23にクロックを1個出して参照点アドレス
を一つずつ更新する。これがS16の処理である。次いで
制御回路18は、S17で符号化ライン上の新たな変化点ア
ドレスが準備されるまで待機し、更にS18で参照ライン
の新たな変化点アドレスが準備されるまで待機する。符
号化ラインおよび参照ラインの新たな変化点アドレスが
準備されると、制御回路18はS19を実行する。S19におい
ては制御回路18は、信号線22および23にそれぞれクロッ
クを1個出力し、各レジスタの内容を更新し、垂直モー
ド処理を終了する。
なお、第5図の垂直モード処理においては、レジスタ
の内容の更新は符号化ラインの変化点アドレスについて
は1回、参照ラインの変化点アドレスについては3回行
っているが、参照ラインの変化点アドレスと、符号化ラ
インの変化点アドレスの相対的位置関係に基づいて、参
照ラインの変化点アドレスを3回または1回更新する処
理を行うものである。要するに、次の処理のために変化
点アドレスを適宜更新すればよいのである。例えば、第
13図(b)の例においては、参照ラインの変化点アドレ
スの更新は1回のみである。
の内容の更新は符号化ラインの変化点アドレスについて
は1回、参照ラインの変化点アドレスについては3回行
っているが、参照ラインの変化点アドレスと、符号化ラ
インの変化点アドレスの相対的位置関係に基づいて、参
照ラインの変化点アドレスを3回または1回更新する処
理を行うものである。要するに、次の処理のために変化
点アドレスを適宜更新すればよいのである。例えば、第
13図(b)の例においては、参照ラインの変化点アドレ
スの更新は1回のみである。
第3図のS4で水平モードであることが判断されると第
6図の水平モード処理が開始される。制御回路18は、S2
0でモードおよびランレングスが出力可能になるまで待
機し、出力可能になるとS21で水平モードHを符号化部
に出力する。前述したように水平モード時には、水平モ
ードであることを示すHと二つのランレングスを出力し
なければならないので、先ずS21でHを出力するのであ
る。制御回路18はHを出力すると、S22で次のデータ、
即ちランレングスデータが出力可能になるまで待機し、
更にS23で次の符号化変化点のアドレスが生成され、入
力可能になるまで待機する。これらの条件が整うとS24
が実行される。S24では、制御回路18は、モード/ラン
レングス検出論理回路17で検出した|a0a1|を1個目のラ
ンレングスデータとしてモードデータバッファ19に出力
し、更に、もう一つのランレングスデータの生成のため
に信号線22および23にクロックを1個出力して各レジス
タの内容の更新を行う。次いで制御回路18は待機状態に
入り、S25およびS26の条件が整うとS27で2個目のラン
レングスデータをモードデータバッファ19に出力し、更
に、信号線22および23にクロックを1個出力して各レジ
スタの内容の更新を行う。S27のアドレス更新の処理に
より、符号化ラインの変化点a0と参照ラインの変化点b1
の位置関係が定義を満足する状態になされると水平モー
ド処理は終了する。
6図の水平モード処理が開始される。制御回路18は、S2
0でモードおよびランレングスが出力可能になるまで待
機し、出力可能になるとS21で水平モードHを符号化部
に出力する。前述したように水平モード時には、水平モ
ードであることを示すHと二つのランレングスを出力し
なければならないので、先ずS21でHを出力するのであ
る。制御回路18はHを出力すると、S22で次のデータ、
即ちランレングスデータが出力可能になるまで待機し、
更にS23で次の符号化変化点のアドレスが生成され、入
力可能になるまで待機する。これらの条件が整うとS24
が実行される。S24では、制御回路18は、モード/ラン
レングス検出論理回路17で検出した|a0a1|を1個目のラ
ンレングスデータとしてモードデータバッファ19に出力
し、更に、もう一つのランレングスデータの生成のため
に信号線22および23にクロックを1個出力して各レジス
タの内容の更新を行う。次いで制御回路18は待機状態に
入り、S25およびS26の条件が整うとS27で2個目のラン
レングスデータをモードデータバッファ19に出力し、更
に、信号線22および23にクロックを1個出力して各レジ
スタの内容の更新を行う。S27のアドレス更新の処理に
より、符号化ラインの変化点a0と参照ラインの変化点b1
の位置関係が定義を満足する状態になされると水平モー
ド処理は終了する。
以上が水平モード処理であるが、ランレングスデータ
を得る場合に用いる変化点a0のアドレスデータをどのレ
ジスタから取り込むかについては注意しなければならな
い。通常はa0レジスタ13に格納されているアドレスデー
タを使用してよいのであるが、一旦パスモード処理を経
てから水平モード処理を行う場合にはa0レジスタ13の内
容は使用できない。つまり、第13図aに関して述べたよ
うに、パスモードの場合には変化点は、前の符号化処理
の変化点b2の位置(第13図aのa0′の位置)に変更され
るからである。ところで上述したように参照ラインの変
化点のアドレスは2回更新されるので、前の符号化処理
でb2として使用されたアドレスはb0レジスタ16に格納さ
れている。従って、パスモード処理を経てきた後にラン
レングスデータを生成する場合には、a0のアドレスはb0
レジスタ16に格納されているデータを使用するようにす
る。制御回路18は水平モード処理に入る前にパスモード
を経ているか否かを識別しているので、当該レジスタの
選択は容易に行えるものである。
を得る場合に用いる変化点a0のアドレスデータをどのレ
ジスタから取り込むかについては注意しなければならな
い。通常はa0レジスタ13に格納されているアドレスデー
タを使用してよいのであるが、一旦パスモード処理を経
てから水平モード処理を行う場合にはa0レジスタ13の内
容は使用できない。つまり、第13図aに関して述べたよ
うに、パスモードの場合には変化点は、前の符号化処理
の変化点b2の位置(第13図aのa0′の位置)に変更され
るからである。ところで上述したように参照ラインの変
化点のアドレスは2回更新されるので、前の符号化処理
でb2として使用されたアドレスはb0レジスタ16に格納さ
れている。従って、パスモード処理を経てきた後にラン
レングスデータを生成する場合には、a0のアドレスはb0
レジスタ16に格納されているデータを使用するようにす
る。制御回路18は水平モード処理に入る前にパスモード
を経ているか否かを識別しているので、当該レジスタの
選択は容易に行えるものである。
なお、以上の説明においては符号化ラインおよび参照
ラインの変化点アドレスを生成するについてどのような
回路を使用するかは述べていないが、当該回路の構成は
種々知られているし、本装置においては回路構成の如何
にかかわらず、変化点アドレスが生成されるものであれ
ばよいものである。これは、符号語割当/検出回路20に
ついても同様である。
ラインの変化点アドレスを生成するについてどのような
回路を使用するかは述べていないが、当該回路の構成は
種々知られているし、本装置においては回路構成の如何
にかかわらず、変化点アドレスが生成されるものであれ
ばよいものである。これは、符号語割当/検出回路20に
ついても同様である。
以上、符号化処理の動作について述べたが、次ぎに復
号化処理について説明する。以下に述べるように、復号
化時のデータパスおよび制御の態様は符号化時とは当然
異なるが、このデータパスの切り替えおよび制御の切り
替えが制御装置18で行われることは前述した通りであ
る。
号化処理について説明する。以下に述べるように、復号
化時のデータパスおよび制御の態様は符号化時とは当然
異なるが、このデータパスの切り替えおよび制御の切り
替えが制御装置18で行われることは前述した通りであ
る。
第7図は復号化時のデータパスを示す図で、データは
図の斜線を施した矢印の方向に流れるように制御され
る。また、第8図は復号化処理の全体のフローチャート
を示し、第9図、第10図、第11図はそれぞれパスモード
処理、垂直モード処理、水平モード処理のフローチャー
トを示す。
図の斜線を施した矢印の方向に流れるように制御され
る。また、第8図は復号化処理の全体のフローチャート
を示し、第9図、第10図、第11図はそれぞれパスモード
処理、垂直モード処理、水平モード処理のフローチャー
トを示す。
復号化時には復号化ラインの変化点アドレスは一つし
か必要としない。その変化点アドレスを11のレジスタか
ら得るか、12のレジスタから得るか、または13のレジス
タから得るかは適宜選択すればよいが、以下では高速に
復号化処理を行うために符号化/復号化ライン変化点ア
ドレス生成回路9の出力を使用することにする。従っ
て、符号化/復号化ライン変化点アドレス生成回路9の
出力が以下に述べる変化点a0のアドレスである。なお、
復号化時においては、復号化ラインの変化点アドレス
は、符号化/復号化ライン変化点アドレス生成回路9に
おいて、モード/ランレングス検出論理回路17から出力
されるランレングスデータを順次加算することによって
得ることができる。また、参照ラインの変化点アドレス
は、モード/ランレングス検出論理回路17から出力され
るランレングスデータをランレングスバッファ5または
6で1ライン分遅延させ、参照ライン変化点アドレス生
成回路10で順次加算することで得ることができる。そし
て、復号化ラインの変化点アドレスと参照ラインと変化
点アドレスは互いに独立かつ同時に生成されることは符
号化時と同様である。
か必要としない。その変化点アドレスを11のレジスタか
ら得るか、12のレジスタから得るか、または13のレジス
タから得るかは適宜選択すればよいが、以下では高速に
復号化処理を行うために符号化/復号化ライン変化点ア
ドレス生成回路9の出力を使用することにする。従っ
て、符号化/復号化ライン変化点アドレス生成回路9の
出力が以下に述べる変化点a0のアドレスである。なお、
復号化時においては、復号化ラインの変化点アドレス
は、符号化/復号化ライン変化点アドレス生成回路9に
おいて、モード/ランレングス検出論理回路17から出力
されるランレングスデータを順次加算することによって
得ることができる。また、参照ラインの変化点アドレス
は、モード/ランレングス検出論理回路17から出力され
るランレングスデータをランレングスバッファ5または
6で1ライン分遅延させ、参照ライン変化点アドレス生
成回路10で順次加算することで得ることができる。そし
て、復号化ラインの変化点アドレスと参照ラインと変化
点アドレスは互いに独立かつ同時に生成されることは符
号化時と同様である。
第8図は復号化処理の全体のフローチャートを示す図
であり、先ず。S30で符号化/復号化ライン変化点アド
レス生成回路9の出力が1ラインの画素数WLに等しいか
否か判断される。等しければ1ラインの復号化が終了し
たことになるから処理は終了となるが、等しくなければ
S31が実行される。この判断は制御回路18の制御の基に
モード/ランレングス検出論理回路17で行われる。S31
では、制御回路18は、モードデータまたはランレングス
データが入力可能であればそれらのデータを入力する。
つまり、復号化を行うためには、パスモードP、垂直モ
ードV、水平モードの場合は水平モードHとランレング
スデータが必要であるので、上記の各データを受信する
ための処理を行うのである。次ぎに制御回路18はS32に
おいて、受信したモードがパスモードPか否か判断し、
パスモードPであれはS33のパスモード処理を行い、パ
スモードでなければS34で垂直モードか水平モードかを
判断する。S34で垂直モードと判断されるとS35の垂直モ
ード処理を実行し、垂直モードでなければS36の水平モ
ード処理が実行される。S33のパスモード処理、S35の垂
直モード処理あるはS36の水平モード処理が終了する
と、S30以下の処理が繰り返される。S32、S34の判断は
入力されるモードデータを識別することで行うことがで
きる。つまり、パスモードの場合には「P」というパス
モードを表すコードが入力されるから当該コードを識別
すればよいのである。垂直モード、水平モードについて
も同様である。
であり、先ず。S30で符号化/復号化ライン変化点アド
レス生成回路9の出力が1ラインの画素数WLに等しいか
否か判断される。等しければ1ラインの復号化が終了し
たことになるから処理は終了となるが、等しくなければ
S31が実行される。この判断は制御回路18の制御の基に
モード/ランレングス検出論理回路17で行われる。S31
では、制御回路18は、モードデータまたはランレングス
データが入力可能であればそれらのデータを入力する。
つまり、復号化を行うためには、パスモードP、垂直モ
ードV、水平モードの場合は水平モードHとランレング
スデータが必要であるので、上記の各データを受信する
ための処理を行うのである。次ぎに制御回路18はS32に
おいて、受信したモードがパスモードPか否か判断し、
パスモードPであれはS33のパスモード処理を行い、パ
スモードでなければS34で垂直モードか水平モードかを
判断する。S34で垂直モードと判断されるとS35の垂直モ
ード処理を実行し、垂直モードでなければS36の水平モ
ード処理が実行される。S33のパスモード処理、S35の垂
直モード処理あるはS36の水平モード処理が終了する
と、S30以下の処理が繰り返される。S32、S34の判断は
入力されるモードデータを識別することで行うことがで
きる。つまり、パスモードの場合には「P」というパス
モードを表すコードが入力されるから当該コードを識別
すればよいのである。垂直モード、水平モードについて
も同様である。
第8図のS33のパスモード処理のフローチャートを第
9図に示す。いま、第13図aの場合を例にとると、パス
モード処理が開始されると、先ずS37で|a0b2|が算出さ
れる。上述したように、パスモードにおいては、新たな
変化点a0は前の符号化の際に使用された変化点b2の位置
にくるから、S37で前のa0とb2の距離を求めれば第13図
aのRLで示すランレングスを求めることができる。な
お、このとき使用される変化点アドレスは、第13図aの
a0とb2のアドレスである。ランレングスが算出される
と、S38で、モード/ランレングス検出論理回路17がラ
ンレングスデータを出力可能か否か判断され、出力可能
であればS39で復号化ラインの新たな変化点a0のアドレ
スが準備されているか否か判断され、準備されていれば
続いてS40で新たな参照変化点アドレスが準備されてい
るか否か判断され、準備されていればS41が実行され
る。S38、S39およびS40の処理は同期をとるために行わ
れるものである。S41においては、モード/ランレング
ス検出論理回路17はS37で算出したランレングスデータ
を出力し、制御回路18は信号線23にクロックを1個出力
して、b2レジスタ14、b1レジスタ15、b0レジスタ16の内
容を更新する。S41が終了するとS42で再び新たな参照変
化点アドレスが準備されるまで待機する。新たな参照変
化点アドレスが準備されると、制御回路18はS43で信号
線23にクロックを1個出力して3つのレジスタ14、15、
16の内容を更新する。参照変化点アドレスの更新がS41
とS43で都合2回行われるのは、第4図の符号化時のパ
スモード処理において参照変化点アドレスの更新がS9と
S11で2回行われることに対応するものである。
9図に示す。いま、第13図aの場合を例にとると、パス
モード処理が開始されると、先ずS37で|a0b2|が算出さ
れる。上述したように、パスモードにおいては、新たな
変化点a0は前の符号化の際に使用された変化点b2の位置
にくるから、S37で前のa0とb2の距離を求めれば第13図
aのRLで示すランレングスを求めることができる。な
お、このとき使用される変化点アドレスは、第13図aの
a0とb2のアドレスである。ランレングスが算出される
と、S38で、モード/ランレングス検出論理回路17がラ
ンレングスデータを出力可能か否か判断され、出力可能
であればS39で復号化ラインの新たな変化点a0のアドレ
スが準備されているか否か判断され、準備されていれば
続いてS40で新たな参照変化点アドレスが準備されてい
るか否か判断され、準備されていればS41が実行され
る。S38、S39およびS40の処理は同期をとるために行わ
れるものである。S41においては、モード/ランレング
ス検出論理回路17はS37で算出したランレングスデータ
を出力し、制御回路18は信号線23にクロックを1個出力
して、b2レジスタ14、b1レジスタ15、b0レジスタ16の内
容を更新する。S41が終了するとS42で再び新たな参照変
化点アドレスが準備されるまで待機する。新たな参照変
化点アドレスが準備されると、制御回路18はS43で信号
線23にクロックを1個出力して3つのレジスタ14、15、
16の内容を更新する。参照変化点アドレスの更新がS41
とS43で都合2回行われるのは、第4図の符号化時のパ
スモード処理において参照変化点アドレスの更新がS9と
S11で2回行われることに対応するものである。
以上でパスモード処理は終了し、第8図のS30に戻
る。
る。
次に第10図のフローチャートを参照しつつ第8図の垂
直モード処理S35を説明する。垂直モードが開始される
と、モード/ランレングス検出論理回路17は、符号化/
復号化ライン変化点アドレス生成回路9の出力である復
号化変化点a0のアドレスとb1レジスタ15の内容を取り込
み、更に制御回路18からVRまたはVLの値、即ち変化点a1
と変化点b1のずれの値を取り込んでS44の演算を行う。
第13図bの場合を例にとると、a0の左側は復号化されて
いるから、ここで求めようとするのは前のa0(第13図b
のa0)から新たなa0(第13図bのa1)までのランレング
ス(第13図bのRL)であり、当該ランレングスがS44の
演算で求められるのは明かである。この演算において、
モードがVRであるとき、即ち、a1がb1の右にあるときに
は加算され、モードがVLであるときには減算となる。な
お、V(0)のときには加算でも減算でもよい。S44で
ランレングスデータが算出されるとS45、S46で同期をと
り、S47の処理が実行される。S47では、モード/ランレ
ングス検出論理回路17はS44で算出したランレングスデ
ータを出力し、制御回路18は色反転を行う。出力される
ランレングスデータの色(白または黒)は交互に変わる
からである。S47が終了するとS48以下の処理が行われ
る。これらの処理は次の復号化のために参照変化点アド
レスを更新する処理であるが、符号化時に参照変化点が
逆行している場合としていない場合とでは更新の仕方が
異なるのでS48以下の処理が設けられているのである。
直モード処理S35を説明する。垂直モードが開始される
と、モード/ランレングス検出論理回路17は、符号化/
復号化ライン変化点アドレス生成回路9の出力である復
号化変化点a0のアドレスとb1レジスタ15の内容を取り込
み、更に制御回路18からVRまたはVLの値、即ち変化点a1
と変化点b1のずれの値を取り込んでS44の演算を行う。
第13図bの場合を例にとると、a0の左側は復号化されて
いるから、ここで求めようとするのは前のa0(第13図b
のa0)から新たなa0(第13図bのa1)までのランレング
ス(第13図bのRL)であり、当該ランレングスがS44の
演算で求められるのは明かである。この演算において、
モードがVRであるとき、即ち、a1がb1の右にあるときに
は加算され、モードがVLであるときには減算となる。な
お、V(0)のときには加算でも減算でもよい。S44で
ランレングスデータが算出されるとS45、S46で同期をと
り、S47の処理が実行される。S47では、モード/ランレ
ングス検出論理回路17はS44で算出したランレングスデ
ータを出力し、制御回路18は色反転を行う。出力される
ランレングスデータの色(白または黒)は交互に変わる
からである。S47が終了するとS48以下の処理が行われ
る。これらの処理は次の復号化のために参照変化点アド
レスを更新する処理であるが、符号化時に参照変化点が
逆行している場合としていない場合とでは更新の仕方が
異なるのでS48以下の処理が設けられているのである。
先ず、S48で新たな変化点a0のアドレスが準備される
まで待機し、新たなa0のアドレスを符号化/復号化ライ
ン変化点アドレス生成回路9から出力する。第13図bの
例でいえば、更新される前に格納されていたアドレスは
第13図bのa0のアドレスであり、該アドレスにS47で出
力したランレングスが加算されて新たなa0(第13図bの
a1の位置)のアドレスが生成され、そのアドレスが出力
されるのである。次にS49では新たなa0とb2と位置関係
が判断される。S49の条件が成立しているときは参照変
化点が逆行している場合であり、成立していないときは
逆行していない場合である。逆行していない場合は、S5
0で次の参照変化点が準備されるのを待って、S51でレジ
スタ14、15、16の内容を更新し、S52、S53でもう一度更
新し、更に、S57、S58でもう一度更新して垂直モード処
理を終了する。S49で逆行していると判断されると次い
でS54でa0とb1の位置関係が判断され、a0がb1の左側に
はないと判断されるとS57、S58でレジスタ14、15、16の
内容を1回更新して垂直モード処理を終了する。S54でa
0がb1の左側にあると判断されると続いてS55でa0とb0の
位置関係が判断される。S55でa0がb0の左側にあると判
断されるとS56で逆行処理が行われて垂直モード処理は
終了となり、a0がb0の左側にはないと判断されるとS5
7、S58でレジスタ14、15、16の内容を1回更新して垂直
モード処理を終了する。S56で実行される逆行処理とい
うのは、レジスタ14、15、16の更新は行わず、次のモー
ド検出においてはb0レジスタ16の内容を参照点b1のアド
レスとして使用し、b1レジスタ15の内容を参照点b2のア
ドレスとして使用する処理である。
まで待機し、新たなa0のアドレスを符号化/復号化ライ
ン変化点アドレス生成回路9から出力する。第13図bの
例でいえば、更新される前に格納されていたアドレスは
第13図bのa0のアドレスであり、該アドレスにS47で出
力したランレングスが加算されて新たなa0(第13図bの
a1の位置)のアドレスが生成され、そのアドレスが出力
されるのである。次にS49では新たなa0とb2と位置関係
が判断される。S49の条件が成立しているときは参照変
化点が逆行している場合であり、成立していないときは
逆行していない場合である。逆行していない場合は、S5
0で次の参照変化点が準備されるのを待って、S51でレジ
スタ14、15、16の内容を更新し、S52、S53でもう一度更
新し、更に、S57、S58でもう一度更新して垂直モード処
理を終了する。S49で逆行していると判断されると次い
でS54でa0とb1の位置関係が判断され、a0がb1の左側に
はないと判断されるとS57、S58でレジスタ14、15、16の
内容を1回更新して垂直モード処理を終了する。S54でa
0がb1の左側にあると判断されると続いてS55でa0とb0の
位置関係が判断される。S55でa0がb0の左側にあると判
断されるとS56で逆行処理が行われて垂直モード処理は
終了となり、a0がb0の左側にはないと判断されるとS5
7、S58でレジスタ14、15、16の内容を1回更新して垂直
モード処理を終了する。S56で実行される逆行処理とい
うのは、レジスタ14、15、16の更新は行わず、次のモー
ド検出においてはb0レジスタ16の内容を参照点b1のアド
レスとして使用し、b1レジスタ15の内容を参照点b2のア
ドレスとして使用する処理である。
このような参照点の更新を行うことによって符号化時
と同じ参照点を見つけ出すことができ、以て正しい復号
化を行うことができるものである。
と同じ参照点を見つけ出すことができ、以て正しい復号
化を行うことができるものである。
第8図のS34で水平モードであると判断されるとS36の
水平モード処理が実行される。水平モード処理のフロー
チャートは第11図に示すようである。第11図において水
平モード処理が開始されると、S57で制御回路18は、ラ
ンレングスデータが入力可能になるまで待機し、入力可
能になると一つ目のランレングスデータを入力する。次
にS58でモード/ランレングス検出論理回路17がランレ
ングスデータを出力可能になるまで待機する。次にS59
で新たな変化点a0のアドレスが準備されるまで待機す
る。新たなa0のアドレスが準備されるとS60を実行す
る。S60でモード/ランレングス検出論理回路17は入力
したランレングスデータをそのまま出力する。ランレン
グスデータは、メイクアップがいくつか続いた後にター
ミネイティングが送られるようになされているので、入
力したデータがターミネイティングかどうかS61で判断
し、ターミネイティングが検出されるまで以上の処理を
繰り返し行う。S61でターミネイティングが検出される
と、次にS62でランレングスデータの色を反転する。こ
れで一つ目のランレングスデータが出力されたことにな
る。S63からS68までは全く同じ処理の繰り返しであり、
これで二つ目のランレングスデータが出力されたことに
なる。水平モードで符号化される場合には二つのランレ
ングスデータが生成されるので、水平モードの復号化時
にはこのように入力されるランレングスデータをそのま
ま出力すればよいのである。S69以下の処理は、次の復
号化のための参照点の更新処理である。先ず、S69では
新たなa0が準備されるまで待機し、準備されたら符号化
/復号化ライン変化点アドレス生成回路9から出力す
る。次いでS70では新たなa0と前の参照点b1の位置関係
が判断される。ここでa0がb1の左側にあると判断される
と水平モード処理はそのまま終了するが、a0がb1の右側
にあると判断されると、S71、S72、S73、S74で都合2回
参照点が更新されて水平モード処理は終了する。
水平モード処理が実行される。水平モード処理のフロー
チャートは第11図に示すようである。第11図において水
平モード処理が開始されると、S57で制御回路18は、ラ
ンレングスデータが入力可能になるまで待機し、入力可
能になると一つ目のランレングスデータを入力する。次
にS58でモード/ランレングス検出論理回路17がランレ
ングスデータを出力可能になるまで待機する。次にS59
で新たな変化点a0のアドレスが準備されるまで待機す
る。新たなa0のアドレスが準備されるとS60を実行す
る。S60でモード/ランレングス検出論理回路17は入力
したランレングスデータをそのまま出力する。ランレン
グスデータは、メイクアップがいくつか続いた後にター
ミネイティングが送られるようになされているので、入
力したデータがターミネイティングかどうかS61で判断
し、ターミネイティングが検出されるまで以上の処理を
繰り返し行う。S61でターミネイティングが検出される
と、次にS62でランレングスデータの色を反転する。こ
れで一つ目のランレングスデータが出力されたことにな
る。S63からS68までは全く同じ処理の繰り返しであり、
これで二つ目のランレングスデータが出力されたことに
なる。水平モードで符号化される場合には二つのランレ
ングスデータが生成されるので、水平モードの復号化時
にはこのように入力されるランレングスデータをそのま
ま出力すればよいのである。S69以下の処理は、次の復
号化のための参照点の更新処理である。先ず、S69では
新たなa0が準備されるまで待機し、準備されたら符号化
/復号化ライン変化点アドレス生成回路9から出力す
る。次いでS70では新たなa0と前の参照点b1の位置関係
が判断される。ここでa0がb1の左側にあると判断される
と水平モード処理はそのまま終了するが、a0がb1の右側
にあると判断されると、S71、S72、S73、S74で都合2回
参照点が更新されて水平モード処理は終了する。
以上の説明から、符号化時と復号化時とで制御の態様
およびデータパスを切り替えることによって一つの回路
で2次元符号化復号化を行えることは明かであろう。
およびデータパスを切り替えることによって一つの回路
で2次元符号化復号化を行えることは明かであろう。
次に、第12図を参照して、第1図のランレングスバッ
ファについて説明する。なお、第12図において第1図と
同じものについては同一番号を付す。また、以下では符
号化時の動作についてのみ述べるが、復号化時において
も同様に動作することは当業者に明らかである。さて、
第1図において図示しない画像読み取り装置等の適当な
装置で得られた画像データは画像データバッファ1を介
してイメージ/ランレングス変換回路2に入力されてラ
ンレングスデータが生成され、マルチプレクサ3、4を
介してランレングスバッファ5または6に格納される。
ランレングスバッファ5、6はそれぞれ1ライン分の容
量を有し、一方のランレングスバッファには符号化ライ
ンのランレングスデータが、もう一方のランレングスバ
ッファには参照ラインのランレングスデータが格納され
る。即ち、現在ランレングスバッファ5に符号化ライン
のランレングスデータが格納されており、ランレングス
バッファ6には参照ラインのランレングスデータが格納
されているとすると、次のラインを符号化するときには
現在の符号化ラインが参照ラインとなるから、ランレン
グスバッファ5に現在格納されている符号化ラインのラ
ンレングスデータは、次には参照ラインのランレングス
データとして用いられるようにできれば望ましいことは
明かである。そこで、本画像情報符号化復号化装置にお
いては、制御の容易性をも勘案して第12図に示すよう
に、第1図のランレングスバッファ5、6としてFIFO
(First In First Out)を用いることにしたのである。
ファについて説明する。なお、第12図において第1図と
同じものについては同一番号を付す。また、以下では符
号化時の動作についてのみ述べるが、復号化時において
も同様に動作することは当業者に明らかである。さて、
第1図において図示しない画像読み取り装置等の適当な
装置で得られた画像データは画像データバッファ1を介
してイメージ/ランレングス変換回路2に入力されてラ
ンレングスデータが生成され、マルチプレクサ3、4を
介してランレングスバッファ5または6に格納される。
ランレングスバッファ5、6はそれぞれ1ライン分の容
量を有し、一方のランレングスバッファには符号化ライ
ンのランレングスデータが、もう一方のランレングスバ
ッファには参照ラインのランレングスデータが格納され
る。即ち、現在ランレングスバッファ5に符号化ライン
のランレングスデータが格納されており、ランレングス
バッファ6には参照ラインのランレングスデータが格納
されているとすると、次のラインを符号化するときには
現在の符号化ラインが参照ラインとなるから、ランレン
グスバッファ5に現在格納されている符号化ラインのラ
ンレングスデータは、次には参照ラインのランレングス
データとして用いられるようにできれば望ましいことは
明かである。そこで、本画像情報符号化復号化装置にお
いては、制御の容易性をも勘案して第12図に示すよう
に、第1図のランレングスバッファ5、6としてFIFO
(First In First Out)を用いることにしたのである。
第12図に示す回路の動作は次のようである。なお、符
号化時の動作と復号化時の動作は同様であるので以下で
は符号化時の動作だけを説明し、復号化時の動作説明は
省略することにする。
号化時の動作と復号化時の動作は同様であるので以下で
は符号化時の動作だけを説明し、復号化時の動作説明は
省略することにする。
2次元符号化方式、例えばMMR符号化方式では、最初
の1ライン目の符号化ために、第1ラインの前に仮想的
に全白のラインを設けているので、処理が開始されると
イメージ/ランレングス変換回路2は先ず全白のランを
生成して、例えばマルチプレクサA3を介してFIFOA30に
当該全白のランが書き込まれる。FIFOA30に全白のラン
が格納されると、FIFO制御マイクロシーケンサ32の制御
により、イメージ/ランレングス変換回路2の出力する
ランレングスデータが入力されるFIFOがFIFOA30からFIF
OB31に切り替わり、実際の画像の第1ライン目のランレ
ングスデータがマルチプレクサB4を介してFIFOB31に格
納される。この時点でFIFOA30に格納されたランレング
スデータは参照ラインのランレングスデータとなるの
で、FIFOA30の出力は切り替え回路7を介して参照ライ
ン変化点アドレス生成回路10(第1図)に入力され、参
照ラインの変化点のアドレスの生成に使用されると共
に、マルチプレクサA3を介してイメージ/ランレングス
変換回路2が生成した次のラインのランレングスデータ
が格納されていく。このときFIFOB31の出力は切り替え
回路7、マルチプレクサ8を介して符号化/復号化ライ
ン変化点アドレス生成回路9(第1図)に入力され符号
化ラインの変化点アドレスが生成されると共に、フィー
ドバックされて再度FIFOB31に書き込まれ、次のライン
の参照ラインとして使用される。そして、1ライン分の
処理が終了した時点で切り替え回路7が切り換わり、FI
FOA30のランレングスデータはマルチプレクサ8を介し
て符号化/復号化ライン変化点アドレス生成回路9へ、
FIFOB31のランレングスデータは参照ライン変化点アド
レス生成回路10へそれぞれ入力されるようになされる。
マルチプレクサ3、4、FIFO30、31および切り替え回路
7は以上の動作を、FIFO制御マイクロシーケンサ32の制
御の基に繰り返し行う。
の1ライン目の符号化ために、第1ラインの前に仮想的
に全白のラインを設けているので、処理が開始されると
イメージ/ランレングス変換回路2は先ず全白のランを
生成して、例えばマルチプレクサA3を介してFIFOA30に
当該全白のランが書き込まれる。FIFOA30に全白のラン
が格納されると、FIFO制御マイクロシーケンサ32の制御
により、イメージ/ランレングス変換回路2の出力する
ランレングスデータが入力されるFIFOがFIFOA30からFIF
OB31に切り替わり、実際の画像の第1ライン目のランレ
ングスデータがマルチプレクサB4を介してFIFOB31に格
納される。この時点でFIFOA30に格納されたランレング
スデータは参照ラインのランレングスデータとなるの
で、FIFOA30の出力は切り替え回路7を介して参照ライ
ン変化点アドレス生成回路10(第1図)に入力され、参
照ラインの変化点のアドレスの生成に使用されると共
に、マルチプレクサA3を介してイメージ/ランレングス
変換回路2が生成した次のラインのランレングスデータ
が格納されていく。このときFIFOB31の出力は切り替え
回路7、マルチプレクサ8を介して符号化/復号化ライ
ン変化点アドレス生成回路9(第1図)に入力され符号
化ラインの変化点アドレスが生成されると共に、フィー
ドバックされて再度FIFOB31に書き込まれ、次のライン
の参照ラインとして使用される。そして、1ライン分の
処理が終了した時点で切り替え回路7が切り換わり、FI
FOA30のランレングスデータはマルチプレクサ8を介し
て符号化/復号化ライン変化点アドレス生成回路9へ、
FIFOB31のランレングスデータは参照ライン変化点アド
レス生成回路10へそれぞれ入力されるようになされる。
マルチプレクサ3、4、FIFO30、31および切り替え回路
7は以上の動作を、FIFO制御マイクロシーケンサ32の制
御の基に繰り返し行う。
また、ランレングスバッファとしてFIFOを使用したの
で出力データの切り換えを含め制御が容易になると共
に、符号化ライン、参照ラインのランレングスデータを
互いに独立に、同時に処理できるので処理を高速に行う
ことができるものである。つまり、もし、ラインメモリ
として通常のRAMを使用するとすると、ランレングスデ
ータを一時格納するためのメモリと、符号化ライン用の
メモリおよび参照ライン用のメモリの3個のメモリが必
要であり、しかも符号化ライン用メモリと参照ライン用
メモリの切り換え処理が複雑になるのに対して、FIFOを
用いることによって互いに独立且つ同時に動作させるこ
とができるので簡単な制御で高速処理を行うことができ
るものである。
で出力データの切り換えを含め制御が容易になると共
に、符号化ライン、参照ラインのランレングスデータを
互いに独立に、同時に処理できるので処理を高速に行う
ことができるものである。つまり、もし、ラインメモリ
として通常のRAMを使用するとすると、ランレングスデ
ータを一時格納するためのメモリと、符号化ライン用の
メモリおよび参照ライン用のメモリの3個のメモリが必
要であり、しかも符号化ライン用メモリと参照ライン用
メモリの切り換え処理が複雑になるのに対して、FIFOを
用いることによって互いに独立且つ同時に動作させるこ
とができるので簡単な制御で高速処理を行うことができ
るものである。
以上、本発明の1実施例について説明したが、本発明
は上記実施例に限定されるものではなく種々の変形が可
能である。例えば、上記実施例では2次元符号化復号化
を例にとったMH方式等の1次元符号化復号化方式にも適
用することができるものであることは当業者に明かであ
ろう。
は上記実施例に限定されるものではなく種々の変形が可
能である。例えば、上記実施例では2次元符号化復号化
を例にとったMH方式等の1次元符号化復号化方式にも適
用することができるものであることは当業者に明かであ
ろう。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、フ
ァクシミリ、あるいは画像ファイル装置等の画像情報符
号化装置において、一つの回路で2次元符号化復号化を
行うことができるので回路規模を小さくできると共に、
変化点アドレスを格納するレジスタをパイプライン接続
としたので1ステップで変化点アドレスを更新できるの
で処理を高速に行うことができるものである。更に、第
2図および第7図に示す動作から明らかなように、変化
点アドレス生成とモード検出を並列に同時に行うことが
でき、しかも変化点アドレスはランレングスデータを順
番に入力するだけで生成することができると共に、当該
変化点アドレスをそのままの順番でモード/ランレング
ス検出論理回路に入力するだけでモード、並びにランレ
ングスの検出を行うことができるので符号化処理、復号
化処理を高速に行うことができるものである。
ァクシミリ、あるいは画像ファイル装置等の画像情報符
号化装置において、一つの回路で2次元符号化復号化を
行うことができるので回路規模を小さくできると共に、
変化点アドレスを格納するレジスタをパイプライン接続
としたので1ステップで変化点アドレスを更新できるの
で処理を高速に行うことができるものである。更に、第
2図および第7図に示す動作から明らかなように、変化
点アドレス生成とモード検出を並列に同時に行うことが
でき、しかも変化点アドレスはランレングスデータを順
番に入力するだけで生成することができると共に、当該
変化点アドレスをそのままの順番でモード/ランレング
ス検出論理回路に入力するだけでモード、並びにランレ
ングスの検出を行うことができるので符号化処理、復号
化処理を高速に行うことができるものである。
第1図は本発明に係る画像情報符号化復号化装置の1実
施例の構成を示す図、第2図は符号化時のデータパスを
示す図、第3図は符号化時の処理の全体のフローチャー
トを示す図、第4図は符号化時におけるパスモード処理
のフローチャートを示す図、第5図は符号化時における
垂直モード処理のフローチャートを示す図、第6図は符
号化時における水平モード処理のフローチャートを示す
図、第7図は復号化時のデータパスを示す図、第8図は
復号化時の全体の処理のフローチャートを示す図、第9
図は復号化時におけるパスモード処理のフローチャート
を示す図、第10図は復号化時における垂直モード処理の
フローチャートを示す図、第11図は復号化時における水
平モード処理のフローチャートを示す図、第12図はラン
レングスバッファの具体的構成を示す図、第13図はモー
ドを説明するための図、第14図は従来の符号化装置の1
構成例を示す図である。 1……画像データバッファ、2……イメージ/ランレン
グス変換回路、3、4、8……マルチプレクサ、5、6
……ランレングスバッファ、7……切り替え回路、9…
…符号化/復号化ライン変化点アドレス生成回路、10…
…参照ライン変化点アドレス生成回路、11……a2レジス
タ、12……a1レジスタ、13……a0レジスタ、14……b2レ
ジスタ、15……b1レジスタ、16……b0レジスタ、17……
モード/ランレングス検出論理回路、18……制御回路、
19……モードデータバッファ、20……符号語割当/検出
回路、21……符号データバッファ、22、23……信号線。
施例の構成を示す図、第2図は符号化時のデータパスを
示す図、第3図は符号化時の処理の全体のフローチャー
トを示す図、第4図は符号化時におけるパスモード処理
のフローチャートを示す図、第5図は符号化時における
垂直モード処理のフローチャートを示す図、第6図は符
号化時における水平モード処理のフローチャートを示す
図、第7図は復号化時のデータパスを示す図、第8図は
復号化時の全体の処理のフローチャートを示す図、第9
図は復号化時におけるパスモード処理のフローチャート
を示す図、第10図は復号化時における垂直モード処理の
フローチャートを示す図、第11図は復号化時における水
平モード処理のフローチャートを示す図、第12図はラン
レングスバッファの具体的構成を示す図、第13図はモー
ドを説明するための図、第14図は従来の符号化装置の1
構成例を示す図である。 1……画像データバッファ、2……イメージ/ランレン
グス変換回路、3、4、8……マルチプレクサ、5、6
……ランレングスバッファ、7……切り替え回路、9…
…符号化/復号化ライン変化点アドレス生成回路、10…
…参照ライン変化点アドレス生成回路、11……a2レジス
タ、12……a1レジスタ、13……a0レジスタ、14……b2レ
ジスタ、15……b1レジスタ、16……b0レジスタ、17……
モード/ランレングス検出論理回路、18……制御回路、
19……モードデータバッファ、20……符号語割当/検出
回路、21……符号データバッファ、22、23……信号線。
Claims (3)
- 【請求項1】2次元符号化を行う画像情報符号化装置で
あって、 符号化対象である画像の1ラインの変化点の位置情報を
記憶する第1のレジスタと、 前記第1のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第1のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第2のレジスタと、 前記第2のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第2のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第3のレジスタと、 前記符号化対象である画像の1ラインに隣接しており既
に符号化された参照ラインの変化点の位置情報を記憶す
る第4のレジスタと、 前記第4のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第4のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第5のレジスタと、 前記第5のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第5のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第6のレジスタと、 前記符号化対象である画像の1ラインの変化点における
符号化が終了した後に、参照変化点が逆行していない場
合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジスタ、前記第
3のレジスタ、前記第4のレジスタ、前記第5のレジス
タ及び前記第6のレジスタに記憶された位置情報を同時
に更新して記憶させ、参照変化点が逆行している場合、
前記第1のレジスタ、前記第2のレジスタ、前記第3の
レジスタに記憶された位置情報については同時に更新し
て記憶させ、前記第4のレジスタ、前記第5のレジスタ
及び前記第6のレジスタに記憶された位置情報について
は更新しない制御を行う制御手段と、 参照変化点が逆行していない場合、前記第2のレジスタ
に記憶されている位置情報、前記第4のレジスタに記憶
されている位置情報及び前記第5のレジスタに記憶され
ている位置情報を使用し、参照変化点が逆行している場
合、前記第2のレジスタに記憶されている位置情報と共
に、前記第5のレジスタ及び前記第6レジスタに記憶さ
れている位置情報をそれぞれ符号化対象である画像の1
ラインに隣接しており既に符号化された参照ラインの変
化点の位置情報、及び参照ラインの変化点の一つ前の変
化点の位置情報として使用することにより、垂直モー
ド、水平モードまたはパスモードのいずれか1つのモー
ドであることの検出を行うモード検出手段と を具備することを特徴とする画像情報符号化装置。 - 【請求項2】2次元復号化を行う画像情報復号化装置で
あって、 2次元符号化された符号語に応じて復号化対象である画
像の1ラインの変化点の位置情報を生成する位置情報生
成手段と、 前記復号化対象である画像の1ラインに隣接しており、
既に復号化された参照ラインの変化点の位置情報を記憶
する第1のレジスタと、 前記第1のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第1のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第2のレジスタと、 前記第2のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第2のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第3のレジスタと、 前記変化点における復号化が終了した後に、参照変化点
が逆行していない場合、前記第1のレジスタ、前記第2
のレジスタ及び前記第3のレジスタに記憶された位置情
報を同時に更新して記憶させ、参照変化点が逆行してい
る場合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジスタ及び
前記第3のレジスタに記憶された位置情報は更新しない
制御を行う制御手段と、 参照変化点が逆行していない場合、前記位置情報生成手
段により生成された位置情報、第1のレジスタに記憶さ
れている位置情報、第2のレジスタに記憶されている位
置情報及び第3のレジスタに記憶されている位置情報を
使用し、参照変化点が逆行している場合、前記位置情報
生成手段により生成された位置情報と共に、前記第2の
レジスタ及び前記第3レジスタに記憶されている位置情
報をそれぞれ復号化対象である画像の1ラインに隣接し
ており既に復号化された参照ラインの変化点の位置情
報、及び参照ラインの変化点の一つ前の変化点の位置情
報として使用してランレングスデータを生成するランレ
ングスデータ生成手段と を具備することを特徴とする画像情報復号化装置。 - 【請求項3】2次元符号化復号化を行う画像情報符号化
復号化装置であって、 符号化時には、符号化対象である画像の1ラインの変化
点の位置情報を生成し、復号化時には、2次元符号化さ
れた符号語に応じて復号化対象である画像の1ラインの
変化点の位置情報を生成する位置情報生成手段と、 符号化時に、前記位置情報生成手段により生成された符
号化対象である画像の1ラインの変化点の位置情報を記
憶する第1のレジスタと、 前記第1のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第1のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第2のレジスタと、 前記第2のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第2のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第3のレジスタと、 前記符号化/復号化対象である画像の1ラインに隣接し
ており、既に符号化/復号化された参照ラインの変化点
の位置情報を記憶する第4のレジスタと、 前記第4のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第4のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第5のレジスタと、 前記第5のレジスタとパイプライン接続されており、前
記第5のレジスタに記憶されている変化点の一つ前の変
化点の位置情報を記憶する第6のレジスタと、 符号化時には、前記符号化対象である画像の1ラインの
変化点における符号化が終了した後に、参照変化点が逆
行していない場合、前記第1のレジスタ、前記第2のレ
ジスタ、前記第3のレジスタ、前記第4のレジスタ、前
記第5のレジスタ及び前記第6レジスタに記憶された位
置情報を同時に更新して記憶させ、参照変化点が逆行し
ている場合、前記第1のレジスタ、前記第2のレジス
タ、前記第3のレジスタに記憶された位置情報について
は同時に更新して記憶させ、前記第4のレジスタ、前記
第5のレジスタ及び前記第6のレジスタに記憶された位
置情報については更新しない制御を行い、復号化時に
は、前記変化点における復号化が終了した後に、参照変
化点が逆行していない場合、前記第4のレジスタ、前記
第5のレジスタ及び前記第6のレジスタに記憶された位
置情報を同時に更新して記憶させ、参照変化点が逆行し
ている場合、前記第4のレジスタ、前記第5のレジスタ
及び前記第6のレジスタに記憶された位置情報は更新し
ない制御を行う制御手段と、 符号化時に、参照変化点が逆行していない場合、前記第
2のレジスタに記憶されている位置情報、前記第4のレ
ジスタに記憶されている位置情報及び前記第5のレジス
タに記憶されている位置情報を使用し、参照変化点が逆
行している場合、前記第2のレジスタに記憶されている
位置情報と共に、前記第5のレジスタ及び前記第6のレ
ジスタに記憶されている位置情報をそれぞれ符号化対象
である画像の1ラインに隣接しており既に符号化された
参照ラインの変化点の位置情報、及び参照ラインの変化
点の一つ前の変化点の位置情報として使用することによ
り、垂直モード、水平モードまたはパスモードのいずれ
か1つのモードであることの検出を行うモード検出手段
と、 復号化時に、参照変化点が逆行していない場合、前記位
置情報生成手段により生成された位置情報、第4のレジ
スタに記憶されている位置情報、第5のレジスタに記憶
されている位置情報及び第6のレジスタに記憶されてい
る位置情報を使用し、参照変化点が逆行している場合、
前記位置情報生成手段により生成された位置情報と共
に、前記第5のレジスタ及び前記第6のレジスタに記憶
されている位置情報をそれぞれ復号化対象である画像の
1ラインに隣接しており既に復号化された参照ラインの
変化点の位置情報、及び参照ラインの変化点の一つ前の
変化点の位置情報として使用してランレングスデータを
生成するランレングスデータ生成手段と を具備することを特徴とする画像情報符号化復号化装
置。
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