JP2915778B2 - 離型紙用シリコーン組成物 - Google Patents
離型紙用シリコーン組成物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は離型紙用シリコーン組成
物、特には有機溶剤を含有させないで紙、ラミネート
紙、プラスチックフィルム、金属箔などの表面に塗布す
ることができ、これらの表面を非粘着性にすると共に、
これにすぐれた離型性とすべり性を付与することができ
る離型紙用シリコーン組成物に関するものである。
物、特には有機溶剤を含有させないで紙、ラミネート
紙、プラスチックフィルム、金属箔などの表面に塗布す
ることができ、これらの表面を非粘着性にすると共に、
これにすぐれた離型性とすべり性を付与することができ
る離型紙用シリコーン組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙、プラスチックフィルムなどの基材と
粘着性物質との間の粘着ないし固着を防止するため、あ
るいは紙と紙、紙とプラスチックフィルム、プラスチッ
クフィルム相互間、紙またはプラスチックフィルムと人
間の手との間にすべり性を付与するために使用する離型
性シリコーン組成物については、オルガノポリシロキサ
ンの有機溶剤溶液、水性エマルジョンを主剤とするもの
が各種提案されている(特公昭 35-13,709号、特公昭36
-1,397号、特公昭 46-26,798号各公報参照)。
粘着性物質との間の粘着ないし固着を防止するため、あ
るいは紙と紙、紙とプラスチックフィルム、プラスチッ
クフィルム相互間、紙またはプラスチックフィルムと人
間の手との間にすべり性を付与するために使用する離型
性シリコーン組成物については、オルガノポリシロキサ
ンの有機溶剤溶液、水性エマルジョンを主剤とするもの
が各種提案されている(特公昭 35-13,709号、特公昭36
-1,397号、特公昭 46-26,798号各公報参照)。
【0003】しかし、この有機溶剤タイプのものには、
優れた離型性、すべり性、耐摩耗性、硬化特性などを得
るために、そのシロキサン組成、添加剤、助触媒などに
ついて種々の提案がなされているものの、これらはいず
れも使用されるオルガノポリシロキサンがゴム状の高分
子量のものであるために、その使用にあたっては多量の
有機溶剤が必要であり、したがって大気汚染をもたらす
という不利があるし、この溶剤回収には多額の費用が必
要とされるという問題点がある。
優れた離型性、すべり性、耐摩耗性、硬化特性などを得
るために、そのシロキサン組成、添加剤、助触媒などに
ついて種々の提案がなされているものの、これらはいず
れも使用されるオルガノポリシロキサンがゴム状の高分
子量のものであるために、その使用にあたっては多量の
有機溶剤が必要であり、したがって大気汚染をもたらす
という不利があるし、この溶剤回収には多額の費用が必
要とされるという問題点がある。
【0004】また、この水性エマルジョンタイプのもの
には有機溶剤の使用による上記した問題点は発生しない
けれども、乳化剤の使用による二次公害の心配や皮膜形
成のために高温でかつ長時間の加熱が必要であり、さら
に主剤としてのオルガノポリシロキサンとして高分子量
のものを使用することが難しいために、物理的諸特性に
優れており、すべり性のある皮膜を形成することができ
ないという欠点がある。
には有機溶剤の使用による上記した問題点は発生しない
けれども、乳化剤の使用による二次公害の心配や皮膜形
成のために高温でかつ長時間の加熱が必要であり、さら
に主剤としてのオルガノポリシロキサンとして高分子量
のものを使用することが難しいために、物理的諸特性に
優れており、すべり性のある皮膜を形成することができ
ないという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そのため、この離型紙
シリコーン組成物については有機溶剤または水を含まな
い無溶剤タイプの組成物が提案されている(特公昭 52-
47,485号公報参照)が、これはその主剤として使用され
るポリビニルシロキサンが低分子量のものであるため
に、この組成物から得られる皮膜が機械的強度などの物
性が劣るものとなるし、すべり性も乏しいものとなって
その用途が限定されてしまうという不利がある。
シリコーン組成物については有機溶剤または水を含まな
い無溶剤タイプの組成物が提案されている(特公昭 52-
47,485号公報参照)が、これはその主剤として使用され
るポリビニルシロキサンが低分子量のものであるため
に、この組成物から得られる皮膜が機械的強度などの物
性が劣るものとなるし、すべり性も乏しいものとなって
その用途が限定されてしまうという不利がある。
【0006】また、この無溶剤型シリコーン離型剤につ
いては、ジメチルシロキサンオイルにポリエーテル変性
オイル、界面活性剤、ワックス、金属石けんなどのすべ
り性付与剤を加えることも試みられているが、これらは
その大多数がシリコーンと相溶性の悪いもので分離傾向
があったり、硬化不良を招くという不利があり、さらに
はこれらがシリコーン硬化皮膜上にブリードアウトして
くるために、これらを用いて作成して剥離紙を使用して
粘着加工製品を製造すると、粘着剤表面にこれが移行し
てその接着力を低下させるという問題点があった。
いては、ジメチルシロキサンオイルにポリエーテル変性
オイル、界面活性剤、ワックス、金属石けんなどのすべ
り性付与剤を加えることも試みられているが、これらは
その大多数がシリコーンと相溶性の悪いもので分離傾向
があったり、硬化不良を招くという不利があり、さらに
はこれらがシリコーン硬化皮膜上にブリードアウトして
くるために、これらを用いて作成して剥離紙を使用して
粘着加工製品を製造すると、粘着剤表面にこれが移行し
てその接着力を低下させるという問題点があった。
【0007】なお、この無溶剤型シリコーン離型剤につ
いてはその分子鎖末端にけい素原子に結合した水酸基を
有する高分子オルガノポリシロキサンを添加する方法も
知られている(特公平3-19,268号公報参照)が、これに
はすべり性やその他の特性も改良されるけれども、これ
には粘度に制約があるために高速でのコーティング用と
しては使用し難いという問題点があった。
いてはその分子鎖末端にけい素原子に結合した水酸基を
有する高分子オルガノポリシロキサンを添加する方法も
知られている(特公平3-19,268号公報参照)が、これに
はすべり性やその他の特性も改良されるけれども、これ
には粘度に制約があるために高速でのコーティング用と
しては使用し難いという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不
利、欠点、問題点を解決した離型紙用シリコーン組成物
に関するもので、これは1)分子中に少なくとも2個の
けい素原子に結合したビニル基を側鎖に有しており、ビ
ニル基量が 0.5〜10.0モル%で、25℃における粘度が50
〜10,000cps であり、分子鎖両末端がトリアルキルシリ
ル基で封鎖された直鎖状または分枝状のオルガノポリシ
ロキサン 100〜50重量部と、分子中に少なくとも2個の
けい素原子に結合したビニル基を有しており、ビニル基
量が 0.5〜10.0モル%で、25℃における粘度が50〜10,0
00cps であり、分子鎖両末端がトリオルガノシリル基で
封鎖された直鎖状または分枝状のオルガノポリシロキサ
ン0〜50重量部との混合物 100重量部、2)1分子中に
少なくともけい素原子に結合した水素原子を有し、構成
単位が(CH3)aHbSiO(4-a-b)/2(ここにaは0〜3の整
数、bは0または1、1≦a+b≦3)で示されるメチ
ルハイドロジェンポリシロキサン 0.5〜40重量部、3)
触媒量の白金化合物、とからなる、実質的に有機溶剤を
含有しない、25℃における粘度が50〜10,000cps のもの
であることを特徴とするものである。
利、欠点、問題点を解決した離型紙用シリコーン組成物
に関するもので、これは1)分子中に少なくとも2個の
けい素原子に結合したビニル基を側鎖に有しており、ビ
ニル基量が 0.5〜10.0モル%で、25℃における粘度が50
〜10,000cps であり、分子鎖両末端がトリアルキルシリ
ル基で封鎖された直鎖状または分枝状のオルガノポリシ
ロキサン 100〜50重量部と、分子中に少なくとも2個の
けい素原子に結合したビニル基を有しており、ビニル基
量が 0.5〜10.0モル%で、25℃における粘度が50〜10,0
00cps であり、分子鎖両末端がトリオルガノシリル基で
封鎖された直鎖状または分枝状のオルガノポリシロキサ
ン0〜50重量部との混合物 100重量部、2)1分子中に
少なくともけい素原子に結合した水素原子を有し、構成
単位が(CH3)aHbSiO(4-a-b)/2(ここにaは0〜3の整
数、bは0または1、1≦a+b≦3)で示されるメチ
ルハイドロジェンポリシロキサン 0.5〜40重量部、3)
触媒量の白金化合物、とからなる、実質的に有機溶剤を
含有しない、25℃における粘度が50〜10,000cps のもの
であることを特徴とするものである。
【0009】すなわち、本発明者らは紙、プラスチック
フィルムなどに優れた離型性とすべり性を付与し得る無
溶剤型の離型紙用シリコーン組成物を開発すべく種々検
討した結果、これについてはビニル基含有ポリシロキサ
ンとメチルハイドロジェンポリシロキサンとを白金化合
物を触媒とする付加反応型のものとするが、このビニル
基含有ポリシロキサンを分子鎖末端にビニル基が存在し
ない低重合度のものとすると、ビニル基含有ポリシロキ
サンとメチルハイドロジェンポリシロキサンとの反応に
よって生成するネットワークにおいてくしの歯状のポリ
シロキシ基が立上がり、すべり性と機械的特性の優れ
た、ブリードアウトする物質の少ない離型性にも優れた
皮膜の得られることを見出し、これら各成分の種類、配
合量についての研究を進めて本発明を完成させた。以下
にこれをさらに詳述する。
フィルムなどに優れた離型性とすべり性を付与し得る無
溶剤型の離型紙用シリコーン組成物を開発すべく種々検
討した結果、これについてはビニル基含有ポリシロキサ
ンとメチルハイドロジェンポリシロキサンとを白金化合
物を触媒とする付加反応型のものとするが、このビニル
基含有ポリシロキサンを分子鎖末端にビニル基が存在し
ない低重合度のものとすると、ビニル基含有ポリシロキ
サンとメチルハイドロジェンポリシロキサンとの反応に
よって生成するネットワークにおいてくしの歯状のポリ
シロキシ基が立上がり、すべり性と機械的特性の優れ
た、ブリードアウトする物質の少ない離型性にも優れた
皮膜の得られることを見出し、これら各成分の種類、配
合量についての研究を進めて本発明を完成させた。以下
にこれをさらに詳述する。
【0010】
【作用】本発明は離型紙用シリコーン組成物に関するも
のであり、これはビニル基含有ポリシロキサンとメチル
ハイドロジェンポリシロキサンとを白金化合物触媒での
存在下での付加反応により硬化させるものであるが、こ
のビニル基含有ポリシロキサンをビニル基が分子鎖末端
に存在しないものを主成分とした実質的に有機溶剤を含
有しない、25℃における粘度が50〜10,000cps であるも
のとすると、このものはビニル基含有ポリシロキサンと
メチルハイドロジェンポリシロキサンとの付加反応によ
ってすべり性と機械的物性の優れた、ブリードアウトす
る物質が少なく、離型性も優れた皮膜を与えるという有
利性を与える。
のであり、これはビニル基含有ポリシロキサンとメチル
ハイドロジェンポリシロキサンとを白金化合物触媒での
存在下での付加反応により硬化させるものであるが、こ
のビニル基含有ポリシロキサンをビニル基が分子鎖末端
に存在しないものを主成分とした実質的に有機溶剤を含
有しない、25℃における粘度が50〜10,000cps であるも
のとすると、このものはビニル基含有ポリシロキサンと
メチルハイドロジェンポリシロキサンとの付加反応によ
ってすべり性と機械的物性の優れた、ブリードアウトす
る物質が少なく、離型性も優れた皮膜を与えるという有
利性を与える。
【0011】本発明の離型紙用シリコーン組成物を構成
する第1成分としてのオルガノポリシロキサンは1分子
中に少なくとも2個のけい素原子に結合したビニル基を
有するものとされるが、これはビニル基が分子鎖末端に
存在しないものを主成分とすることが必要であり、これ
は分子鎖末端に少なくともビニル基を1つ有するオルガ
ノポリシロキサンを副成分として添加したものであって
もよい。
する第1成分としてのオルガノポリシロキサンは1分子
中に少なくとも2個のけい素原子に結合したビニル基を
有するものとされるが、これはビニル基が分子鎖末端に
存在しないものを主成分とすることが必要であり、これ
は分子鎖末端に少なくともビニル基を1つ有するオルガ
ノポリシロキサンを副成分として添加したものであって
もよい。
【0012】この主成分としてビニル基含有ポリシロキ
サンは分子中に少なくともけい素原子に結合したビニル
基を2個有する、直鎖状または分岐状のものとされる
が、これはつぎの一般式(1)
サンは分子中に少なくともけい素原子に結合したビニル
基を2個有する、直鎖状または分岐状のものとされる
が、これはつぎの一般式(1)
【化1】 で示され、R1 がメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基などのアルキル基、R2 がR1 と同じアルキル
基、またはフェニル基、トリル基などのアリール基、シ
クロヘキシル基などのシクロアルキル基、あるいはこれ
らの基の炭素原子に結合している水素原子の一部または
全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロロメ
チル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基など
から選択される同一または異種の非置換または置換の1
価炭化水素基、および
チル基などのアルキル基、R2 がR1 と同じアルキル
基、またはフェニル基、トリル基などのアリール基、シ
クロヘキシル基などのシクロアルキル基、あるいはこれ
らの基の炭素原子に結合している水素原子の一部または
全部をハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロロメ
チル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基など
から選択される同一または異種の非置換または置換の1
価炭化水素基、および
【化2】 (ここに Lは整数)で示されるシロキサン基であり、実
用上からR1 、R2 はその80モル%がメチル基であるも
の、m、nはm≧8、n≧2の整数であるものとされる
が、これは分子鎖末端がトリアルキルシリル基で封鎖さ
れたものとされる。
用上からR1 、R2 はその80モル%がメチル基であるも
の、m、nはm≧8、n≧2の整数であるものとされる
が、これは分子鎖末端がトリアルキルシリル基で封鎖さ
れたものとされる。
【0013】また、この副成分としてのビニル基含有ポ
リシロキサンも分子中に少なくともけい素原子に結合し
たビニル基を2個有する直鎖状または分岐状のものとさ
れるが、これはつぎの一般式(2)
リシロキサンも分子中に少なくともけい素原子に結合し
たビニル基を2個有する直鎖状または分岐状のものとさ
れるが、これはつぎの一般式(2)
【化3】 で示され、R1 、R2 は前記に同じ、aは1〜3の整
数、p、qはp≧10、q≧0の整数であるものとされる
が、このものは式に示されているように分子鎖末端が例
えばジメチルビニルシリル基で封鎖されたものであって
もよい。
数、p、qはp≧10、q≧0の整数であるものとされる
が、このものは式に示されているように分子鎖末端が例
えばジメチルビニルシリル基で封鎖されたものであって
もよい。
【0014】この主成分または副成分のビニル基含有ポ
リシロキサンはいずれもビニル基含有量が全有機基の
0.5モル%未満ではその硬化性が悪くなり、これが10.0
モル%を越えるとこの組成物から得られる硬化皮膜の剥
離抵抗が大きくなり、実用上において感圧接着剤との接
着性が不安定となるので、 0.5〜10.0モル%以上の範囲
とすることが必要であり、好ましくは 1.0〜 8.0モル%
のものとすることがよい。 また、これらは塗工性の面
から低重合度のものとすることが必要とされるので、こ
れは必然的に低粘度のものとされるが、 10,000cps以上
とするのは実用上好ましくないということから、25℃に
おける粘度が50〜10,000cps の範囲とすることが必要と
され、この好ましい範囲は 100〜5,000cpsとされる。
リシロキサンはいずれもビニル基含有量が全有機基の
0.5モル%未満ではその硬化性が悪くなり、これが10.0
モル%を越えるとこの組成物から得られる硬化皮膜の剥
離抵抗が大きくなり、実用上において感圧接着剤との接
着性が不安定となるので、 0.5〜10.0モル%以上の範囲
とすることが必要であり、好ましくは 1.0〜 8.0モル%
のものとすることがよい。 また、これらは塗工性の面
から低重合度のものとすることが必要とされるので、こ
れは必然的に低粘度のものとされるが、 10,000cps以上
とするのは実用上好ましくないということから、25℃に
おける粘度が50〜10,000cps の範囲とすることが必要と
され、この好ましい範囲は 100〜5,000cpsとされる。
【0015】なお、この主成分と副成分との混合比は、
この副成分の混合比が大きくなるにつれて主成分の使用
による本発明のシリコーン組成物の特徴が減少するの
で、これは主成分 100〜50重量部に対して副成分を0〜
50重量部の範囲とすることが必要とされる。
この副成分の混合比が大きくなるにつれて主成分の使用
による本発明のシリコーン組成物の特徴が減少するの
で、これは主成分 100〜50重量部に対して副成分を0〜
50重量部の範囲とすることが必要とされる。
【0016】つぎにこの離型紙用シリコーン組成物を構
成する第2成分としてのメチルハイドロジェンポリシロ
キサンは、この種の付加反応型シリコーン組成物に使用
される公知のものでよく、これは1分子中にけい素原子
に結合した水素原子を少なくとも2個、好ましくは2個
以上含むものとされる。この種のポリシロキサンとして
は (CH3)HSiO単位、 HSiO3/2単位、(CH3)2SiO単位、 (C
H3)2HSiO1/2単位、 CH3SiO3/2単位、(CH3)3SiO1/2単位
からなるポリマーまたはコポリマーが例示されるが、こ
れは直鎖状、環状のいずれであってもよく、25℃におけ
る粘度が10〜500cpsのものとすればよいが、この配合量
は第1成分中に含有されるビニル基量に応じたものとす
ればよく、通常は硬化皮膜形成およびその剥離性能から
みて第1成分 100重量部に対して 0.5〜40重量部の範囲
とすればよい。
成する第2成分としてのメチルハイドロジェンポリシロ
キサンは、この種の付加反応型シリコーン組成物に使用
される公知のものでよく、これは1分子中にけい素原子
に結合した水素原子を少なくとも2個、好ましくは2個
以上含むものとされる。この種のポリシロキサンとして
は (CH3)HSiO単位、 HSiO3/2単位、(CH3)2SiO単位、 (C
H3)2HSiO1/2単位、 CH3SiO3/2単位、(CH3)3SiO1/2単位
からなるポリマーまたはコポリマーが例示されるが、こ
れは直鎖状、環状のいずれであってもよく、25℃におけ
る粘度が10〜500cpsのものとすればよいが、この配合量
は第1成分中に含有されるビニル基量に応じたものとす
ればよく、通常は硬化皮膜形成およびその剥離性能から
みて第1成分 100重量部に対して 0.5〜40重量部の範囲
とすればよい。
【0017】また、本発明の離型紙用シリコーン組成物
を構成する第3成分としての白金化合物は、上記した第
1成分と第2成分とを付加反応させるための触媒とされ
るものであるが、これはこの種の反応触媒として公知の
ものとすればよく、したがってこれには塩化白金酸、塩
化白金酸のアルコール溶液、アルデヒド溶液、塩化白金
酸とオレフィン、ビニルシロキサンとの錯塩などが例示
される。なお、添加量は触媒量とすればよいが、良好な
硬化皮膜を得るため、また経済性からは第1成分 100重
量部に対して白金量で1〜1,000ppmの範囲とすればよ
い。
を構成する第3成分としての白金化合物は、上記した第
1成分と第2成分とを付加反応させるための触媒とされ
るものであるが、これはこの種の反応触媒として公知の
ものとすればよく、したがってこれには塩化白金酸、塩
化白金酸のアルコール溶液、アルデヒド溶液、塩化白金
酸とオレフィン、ビニルシロキサンとの錯塩などが例示
される。なお、添加量は触媒量とすればよいが、良好な
硬化皮膜を得るため、また経済性からは第1成分 100重
量部に対して白金量で1〜1,000ppmの範囲とすればよ
い。
【0018】本発明の離型紙用シリコーン組成物は上記
した第1〜第3成分の所定量を配合することによって得
ることができるが、これは第1、第2成分を予め均一に
混合したのち第3成分を添加するのが好ましい。なお、
これにはこの第3成分としての白金触媒の活性を抑制す
る目的で各種有機窒素化合物、有機りん化合物、アセチ
レン系化合物、オキシム化合物、有機クロロ化合物など
の活性抑制剤を必要に応じて添加してもよい。
した第1〜第3成分の所定量を配合することによって得
ることができるが、これは第1、第2成分を予め均一に
混合したのち第3成分を添加するのが好ましい。なお、
これにはこの第3成分としての白金触媒の活性を抑制す
る目的で各種有機窒素化合物、有機りん化合物、アセチ
レン系化合物、オキシム化合物、有機クロロ化合物など
の活性抑制剤を必要に応じて添加してもよい。
【0019】このようにして得られた本発明の離型紙用
シリコーン組成物は有機溶剤を含んでいないけれども、
塗工性の面からは25℃における粘度が50〜10,000cps の
範囲のものとすることがよく、この具体的な粘度値はこ
こに使用される塗布基材の種類によって定めればよい。
例えばこの塗布基材をポリエチレンラミネート紙、OP
Pフィルム、アルミニウムホイルなどとし、これにロー
ルコーター、グラビアコーター、エアーコーター、カー
テンフローコーター、オフセット転写ローターなどの公
知の技術で、これを 0.3〜3g/m2の塗布量で塗布すると
きには、これを50〜10,000cps のような低粘度のものと
することがよく、グラシン紙、クラフト紙、クレーコー
ト紙などのような浸透性の強い基材に対してはこれより
粘度の高いものとすることがよい。
シリコーン組成物は有機溶剤を含んでいないけれども、
塗工性の面からは25℃における粘度が50〜10,000cps の
範囲のものとすることがよく、この具体的な粘度値はこ
こに使用される塗布基材の種類によって定めればよい。
例えばこの塗布基材をポリエチレンラミネート紙、OP
Pフィルム、アルミニウムホイルなどとし、これにロー
ルコーター、グラビアコーター、エアーコーター、カー
テンフローコーター、オフセット転写ローターなどの公
知の技術で、これを 0.3〜3g/m2の塗布量で塗布すると
きには、これを50〜10,000cps のような低粘度のものと
することがよく、グラシン紙、クラフト紙、クレーコー
ト紙などのような浸透性の強い基材に対してはこれより
粘度の高いものとすることがよい。
【0020】なお、本発明の離型紙用シリコーン組成物
で処理した基材はこれを80〜 200℃の温度で5〜6秒間
加熱するか、または例えば80w/cmのような紫外線照射
機から紫外線を 0.2秒以上照射すると、その表面に硬化
皮膜が形成され、この硬化皮膜がすべり性と優れた離形
性を示すものになるという有利性が与えられる。
で処理した基材はこれを80〜 200℃の温度で5〜6秒間
加熱するか、または例えば80w/cmのような紫外線照射
機から紫外線を 0.2秒以上照射すると、その表面に硬化
皮膜が形成され、この硬化皮膜がすべり性と優れた離形
性を示すものになるという有利性が与えられる。
【0021】
【実施例】つぎに本発明の実施例、比較例をあげるが、
例中の部は重量部を、粘度は25℃での測定値を示したも
のであり、例中における各物性は以下の方法による測定
値を示したものである。 (硬化性)組成物の所定量を薄膜状フィルムまたはシー
ト状の基材表面に塗布したのち、所定温度の熱風循環式
乾燥機中で所定時間加熱し、得られた硬化皮膜を指でこ
すり、その皮膜の脱落およびくもりを判定する。
例中の部は重量部を、粘度は25℃での測定値を示したも
のであり、例中における各物性は以下の方法による測定
値を示したものである。 (硬化性)組成物の所定量を薄膜状フィルムまたはシー
ト状の基材表面に塗布したのち、所定温度の熱風循環式
乾燥機中で所定時間加熱し、得られた硬化皮膜を指でこ
すり、その皮膜の脱落およびくもりを判定する。
【0022】(剥離抵抗)組成物の所定量を薄膜状フィ
ルム、またはシート状の基材表面に塗布し、所定温度の
熱風循環式乾燥機中で所定時間加熱し、得られた硬化皮
膜面に、アクリル系溶剤型粘着剤・オリバインBPS−
5127[東洋インキ製造(株)製商品名]またはアクリル
系エマルジョン型粘着剤・オリバインBPW−3110H
[同社製商品名]を塗布して 100℃で3分間加熱処理を
し、次にこの処理面に坪量 64g/cm2の上質紙を貼合し、
2kgローラーで1往復、圧着し、25℃で所定時間エージ
ングさせてから5cm幅に切断して試験片を作り、引張り
試験機を用いて 180°の角度で剥離速度 0.3m/分、60
m/分で貼合紙を引張り、剥離に要する力(g)を測定
する。
ルム、またはシート状の基材表面に塗布し、所定温度の
熱風循環式乾燥機中で所定時間加熱し、得られた硬化皮
膜面に、アクリル系溶剤型粘着剤・オリバインBPS−
5127[東洋インキ製造(株)製商品名]またはアクリル
系エマルジョン型粘着剤・オリバインBPW−3110H
[同社製商品名]を塗布して 100℃で3分間加熱処理を
し、次にこの処理面に坪量 64g/cm2の上質紙を貼合し、
2kgローラーで1往復、圧着し、25℃で所定時間エージ
ングさせてから5cm幅に切断して試験片を作り、引張り
試験機を用いて 180°の角度で剥離速度 0.3m/分、60
m/分で貼合紙を引張り、剥離に要する力(g)を測定
する。
【0023】(すべり性)剥離抵抗試験と同様の方法で
シート状基材表面に組成物の硬化皮膜を形成したのち、
その表面上に200gの荷重のあるウレタンゴムまたはスチ
レンブタジエンゴムをのせ、これを 0.3m/分でシリコ
ーン硬化皮膜面と平行方向に引張り、ここに必要とした
力(g)を測定し、引張りに要した力/200 を動摩擦係
数として算出する(ASTM D1894−63準拠)。ま
た、このすべり性については、上記の硬化皮膜面上に手
を動かして相対的なすべり性を判定することとし、次の
基準でこれを判定した。 ◎…極めて良好にすべる 〇…良好にすべる ×…
すべらない ××…全くすべらない
シート状基材表面に組成物の硬化皮膜を形成したのち、
その表面上に200gの荷重のあるウレタンゴムまたはスチ
レンブタジエンゴムをのせ、これを 0.3m/分でシリコ
ーン硬化皮膜面と平行方向に引張り、ここに必要とした
力(g)を測定し、引張りに要した力/200 を動摩擦係
数として算出する(ASTM D1894−63準拠)。ま
た、このすべり性については、上記の硬化皮膜面上に手
を動かして相対的なすべり性を判定することとし、次の
基準でこれを判定した。 ◎…極めて良好にすべる 〇…良好にすべる ×…
すべらない ××…全くすべらない
【0024】(残留接着率)剥離抵抗試験と同じ方法で
シート状基材表面に組成物の硬化皮膜を形成させたの
ち、その表面にポリエステルテープ・ルミラー31B[日
東電工(株)製商品名]を貼合し、20g/cm2 の荷重をの
せて70℃で20時間加熱処理してからそのテープを剥して
ステンレス板に貼り付け、ついでこのテープを 180°の
角度、剥離速度0.3m/分で引張り、その剥離に要する
力(g)を測定し、この未処理の標準テープを剥離する
のに要する力(g)に対する百分率で表わす。
シート状基材表面に組成物の硬化皮膜を形成させたの
ち、その表面にポリエステルテープ・ルミラー31B[日
東電工(株)製商品名]を貼合し、20g/cm2 の荷重をの
せて70℃で20時間加熱処理してからそのテープを剥して
ステンレス板に貼り付け、ついでこのテープを 180°の
角度、剥離速度0.3m/分で引張り、その剥離に要する
力(g)を測定し、この未処理の標準テープを剥離する
のに要する力(g)に対する百分率で表わす。
【0025】実施例1〜2、比較例1〜2 分子鎖両末端がトリメチルシリル基で封鎖されており、
ポリシロキサンの側鎖に4個のビニル基が結合してい
る、ビニル基含有量が 1.2モル%であり、粘度が600cps
であるジメチルシロキサンとメチルビニルシロキサンと
の共重合体 100部に、分子鎖両末端がトリメチルシリル
基で封鎖されており、分子中にメチルハイドロジェンシ
ロキシ単位が70モル%含有されていて粘度が 50cpsであ
るメチルハイドロジェンポリシロキサン3部および式
ポリシロキサンの側鎖に4個のビニル基が結合してい
る、ビニル基含有量が 1.2モル%であり、粘度が600cps
であるジメチルシロキサンとメチルビニルシロキサンと
の共重合体 100部に、分子鎖両末端がトリメチルシリル
基で封鎖されており、分子中にメチルハイドロジェンシ
ロキシ単位が70モル%含有されていて粘度が 50cpsであ
るメチルハイドロジェンポリシロキサン3部および式
【化4】 で示される3−メチル−1−ブチン−3−オール1部を
添加して均一に撹拌混合したのち、これに塩化白金酸と
ビニルシロキサンとの錯塩2部(白金換算200ppm)を添
加してシリコーン組成物Aを作った。
添加して均一に撹拌混合したのち、これに塩化白金酸と
ビニルシロキサンとの錯塩2部(白金換算200ppm)を添
加してシリコーン組成物Aを作った。
【0026】また、比較のために上記したジメチルシロ
キサンとビニルシロキサンとの共重合体の代わりに、分
子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖されてお
り、ポリシロキサンの側鎖に2個にビニル基が結してい
て、ビニル基含有量が 1.2モル%であり、粘度が600cps
のジメチルシロキサンとメチルビニルシロキサンとの共
重合体としたほかは実施例のものと同様に処理してシリ
コーン組成物Bを作った。
キサンとビニルシロキサンとの共重合体の代わりに、分
子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖されてお
り、ポリシロキサンの側鎖に2個にビニル基が結してい
て、ビニル基含有量が 1.2モル%であり、粘度が600cps
のジメチルシロキサンとメチルビニルシロキサンとの共
重合体としたほかは実施例のものと同様に処理してシリ
コーン組成物Bを作った。
【0027】ついで、このシリコーン組成物AとBとを
60:40で混合してシリコーン組成物Cを作り、またシリ
コーン組成物Bに粘度1,000cpsのジメチルシリコーンオ
イル5部を添加してシリコーン組成物Dを作り、このシ
リコーン組成物A〜Dの硬化性、これから作られた硬化
皮膜の剥離抵抗、すべり性、残留接着率をしらべたとこ
ろ、表1、表2に示したとおりの結果が得られた。な
お、硬化性はこれらの組成物をポリエチレンラミネート
紙に 0.7g/m2で塗工し、 140℃で20秒間処理したものに
ついての測定結果を示したものであり、この結果から実
施例1、2のものは硬化性、剥離抵抗、すべり性、残留
接着率がいずれも満足すべきものであったが、比較例1
のものはすべり性が悪く、比較例2のものはすべり性、
手触は良好であったが、残留接着率が悪いということが
確認された。
60:40で混合してシリコーン組成物Cを作り、またシリ
コーン組成物Bに粘度1,000cpsのジメチルシリコーンオ
イル5部を添加してシリコーン組成物Dを作り、このシ
リコーン組成物A〜Dの硬化性、これから作られた硬化
皮膜の剥離抵抗、すべり性、残留接着率をしらべたとこ
ろ、表1、表2に示したとおりの結果が得られた。な
お、硬化性はこれらの組成物をポリエチレンラミネート
紙に 0.7g/m2で塗工し、 140℃で20秒間処理したものに
ついての測定結果を示したものであり、この結果から実
施例1、2のものは硬化性、剥離抵抗、すべり性、残留
接着率がいずれも満足すべきものであったが、比較例1
のものはすべり性が悪く、比較例2のものはすべり性、
手触は良好であったが、残留接着率が悪いということが
確認された。
【0028】
【表1】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明は離型紙用シリコーン組成物に関
するものであり、これは前記したように必要に応じ一般
式(2)で示されるビニル基含有ポリシロキサンを添加
した一般式(1)で示されるビニル基含有ポリシロキサ
ンと、メチルハイドロジェンポリシロキサンおよび白金
化合物触媒とからなる有機溶剤を含有しない、粘度が50
〜10,000cps のものであるが、このものは一般式(1)
で示されるポリシロキサンが分子鎖末端にビニル基を有
しないものであることから、この硬化皮膜はすべり性と
機械的特性が優れたものとなり、ブリードアウトする物
質が少なく、離型性の優れたものになるという有利性を
与える。
するものであり、これは前記したように必要に応じ一般
式(2)で示されるビニル基含有ポリシロキサンを添加
した一般式(1)で示されるビニル基含有ポリシロキサ
ンと、メチルハイドロジェンポリシロキサンおよび白金
化合物触媒とからなる有機溶剤を含有しない、粘度が50
〜10,000cps のものであるが、このものは一般式(1)
で示されるポリシロキサンが分子鎖末端にビニル基を有
しないものであることから、この硬化皮膜はすべり性と
機械的特性が優れたものとなり、ブリードアウトする物
質が少なく、離型性の優れたものになるという有利性を
与える。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09D 183/07 C08L 83/05 C08L 83/07 C09D 183/05 C09J 7/02
Claims (1)
- 【請求項1】1)分子中に少なくとも2個のけい素原子
に結合したビニル基を側鎖に有しており、ビニル基量が
全有機基の 0.5〜10.0モル%で、25℃における粘度が50
〜10,000cps であり、分子鎖両末端がトリアルキルシリ
ル基で封鎖された直鎖状または分枝状のオルガノポリシ
ロキサン 100〜50重量部と、分子中に少なくとも2個の
けい素原子に結合したビニル基を有しており、ビニル基
量が全有機基の 0.5〜10.0モル%で、25℃における粘度
が50〜10,000cps であり、分子鎖両末端がトリオルガノ
シリル基で封鎖された直鎖状または分枝状のオルガノポ
リシロキサン0〜50重量部との混合物 100重量部、 2)1分子中に少なくとも2個のけい素原子に結合した
水素原子を有し、構成単位が(CH3)aHbSiO(4-a-b)/2(こ
こにaは0〜3の整数、bは0または1で1≦a+b≦
3)で示されるメチルハイドロジェンポリシロキサン
0.5〜40重量部、 3)触媒量の白金化合物、とからなる、実質的に有機溶
剤を含有しない、25℃における粘度が50〜10,000cps の
ものであることを特徴とする離型紙用シリコーン組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6051837A JP2915778B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 離型紙用シリコーン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6051837A JP2915778B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 離型紙用シリコーン組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07258606A JPH07258606A (ja) | 1995-10-09 |
JP2915778B2 true JP2915778B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=12897981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6051837A Expired - Fee Related JP2915778B2 (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | 離型紙用シリコーン組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2915778B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011021117A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Nitto Denko Corp | 粘着シート |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5219318B2 (ja) | 1998-11-25 | 2013-06-26 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物 |
JP4639361B2 (ja) | 2000-05-26 | 2011-02-23 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物 |
JP4892129B2 (ja) | 2000-12-28 | 2012-03-07 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | 剥離性硬化皮膜形成用シリコーン組成物 |
JP2007284685A (ja) * | 2007-06-01 | 2007-11-01 | Shin Etsu Chem Co Ltd | シリコーン剥離剤組成物及び剥離紙 |
JP5528284B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-06-25 | 日東電工株式会社 | 粘着シート |
JP5528286B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-06-25 | 日東電工株式会社 | 粘着シート |
JP5528285B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-06-25 | 日東電工株式会社 | 粘着シート |
TW202311446A (zh) * | 2021-05-28 | 2023-03-16 | 日商陶氏東麗股份有限公司 | 剝離性硬化皮膜形成用聚矽氧組成物及剝離片材 |
WO2023190795A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 日東電工株式会社 | 塗膜層 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP6051837A patent/JP2915778B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011021117A (ja) * | 2009-07-16 | 2011-02-03 | Nitto Denko Corp | 粘着シート |
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