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JP2915040B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2915040B2
JP2915040B2 JP638890A JP638890A JP2915040B2 JP 2915040 B2 JP2915040 B2 JP 2915040B2 JP 638890 A JP638890 A JP 638890A JP 638890 A JP638890 A JP 638890A JP 2915040 B2 JP2915040 B2 JP 2915040B2
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JP
Japan
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semiconductor substrate
diffusion layer
conductivity type
buried layer
film
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JP638890A
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孝一 下田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体集積回路、特にバイポーラ素子とCM
OS素子を同一基板上に形成するバイポーラCMOS(以下、
Bi CMOSと略す)型半導体集積回路を簡単な製造工程で
製造できるようにした半導体装置の製造方法に関するも
のである。
(従来の技術) 近年、アナログ・デジタル混載やCMOSの高速化を図る
目的で、Bi CMOS混載技術を使用する場合が多くなり、
複合技術分野の主流となってきた。
Bi LSIはバイポーラとCMOSの特徴を兼ね備えているた
めに、高速、高集積、高耐圧、高負荷駆動能力、低消費
電力等の優れた性能を実現できるものの、構造的にはバ
イポーラ素子を搭載するために、エピタキシャル層や分
離拡散層が必要である。
また、バイポーラ及びCMOS素子の性能を損なわずに同
時形成させるために工程が複雑であると共に、マスク数
が増える等経済性の面で不利である。
ここで、従来のBi CMOS型半導体集積回路について第
2図を用いて説明する。
この図において、P型の半導体基板1にN+埋込層2が
形成されており、該N+埋込層2はNPNバイポーラトラン
ジスタ100のコレクタシリーズ抵抗を下げるために通常A
sやSbを用いて20〜100Ω/□に拡散される。NPNバイポ
ーラトランジスタ100の部分の製造方法は特開昭63−102
259号に記載されている。
また、N+埋込層2はCMOSが寄生バイポーラ動作を起こ
さないようにPMOS300形成領域にも同時に拡散してお
く。
4はP+埋込層であり、NPNバイポーラトランジスタ100
の素子分離領域に予めイオンインプランテーション法等
で形成しておき、次工程のエピタキシャル工程や分離拡
散時に半導体基板1からの上方拡散を利用して分離拡散
時間を短縮するために用いるものであり、通常B(ボロ
ン)を用いて50〜300Ω/□に設定される。
また、NMOS200が寄生バイポーラ動作を起こさないよ
うにNMOS200形成領域にも同時に形成しておく。
N-エピタキシャル層5は、NPNバイポーラトランジス
タ100の素子特性とPMOSのゲートスレッシュホールド電
圧を制御できるように濃度及び厚さが決められる。
P-拡散領域6はNPNバイポーラトランジスタ100の素子
分離とNMOS200のスレッシュホールド電圧を制御するた
めにエピタキシャル層5の表面より拡散される。
7はP拡散層で、NPNバイポーラトランジスタ100のア
クティブベース、8はP+拡散層であり、PMOSのソース・
ドレイン及びNPNバイポーラトランジスタ100のインアク
ティブベース層を形成する。インアクティブベース層は
ベース層にオーミックコンタクトをとるために必要であ
る。
9はN+拡散層で、NMOS200のソース・ドレイン及びNPN
バイポーラトランジスタ100のエミッタ及びコレクタ層
のコンタクト取出しを形成する。
7,8,9はそれぞれP,P+,N+領域を形成するように酸化
膜11をマスクとして選択拡散される。10はPMOS,NMOSの
ゲートである。
このようにして、Bi CMOS型半導体集積回路が構成さ
れる。
しかるに、従来の方法では、N+埋込層2及びP+埋込層
4を形成するに当たり、N+埋込層2とP+埋込層4は別々
のホトリソ工程を経て形成されるため、両埋込層2,4間
には耐圧を得るのに必要な間隔に加え、1〜2μm程度
の合わせ余裕が必要であり、素子の縮小化を妨げてい
た。
また、より改良された工程として、まず、P+埋込層4
を形成する部分をSi3N4膜で覆っておき、次いで、このS
i3N4膜をマスクにしてN+埋込層用のSbをイオンインプラ
ンテーションで打ち込む。
次に、酸化性雰囲気でドライブインを行うと共に、Sb
を打ち込んだ領域に厚い酸化膜を形成した後、Si3N4
を剥離後、P+埋込層用のB+を打ち込み、ドライブインす
る方法があった。この方法によれば、N+埋込層とP+埋込
層がセルフアラインで形成されるため、合わせ余裕は不
要となる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者の方法では、素子のアイソレーシ
ョン耐圧が高いものに適用する場合、N+型埋込層とP+
埋込層間の距離は、アイソレーション耐圧を得るのに必
要な間隔に加えて、1〜2μm程度の合わせ余裕が必要
となり、素子の縮小化を大きく妨げるという問題点があ
った。
また、後者の方法では、N+型埋込層とP+型埋込層がセ
ルフアラインで形成できるため、合わせ余裕は不要とな
るが、N+型埋込層とP+型埋込層が近接することになるの
で、素子のアイソレーション耐圧が低いものにしか適用
できないという問題点があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、N+型埋
込層とP+型埋込層間の合わせ余裕を不要にし、しかも、
両埋込層を離してアイソレーション耐圧も高くし得る半
導体装置の製造方法を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、分離拡散層で
ある埋込層を半導体基板内に有する半導体装置の製造方
法において、半導体基板の主表面上に第1の酸化膜及び
この第1の酸化膜上に耐酸化性膜を形成する工程と、第
1導電型の拡散層及び第2導電型の拡散層形成予定領域
上に前記耐酸化性膜を選択的に残す工程と、選択的に残
された前記耐酸化性膜を覆うように前記半導体基板の主
表面上に絶縁膜を形成する工程と、前記第1導電型の拡
散層形成予定領域上の前記耐酸化性膜及び前記絶縁膜を
除去する工程と、前記半導体基板内の前記第1導電型の
拡散層形成予定領域に第1導電型不純物を注入する工程
と、残存する前記絶縁膜を除去する工程と、熱酸化処理
により、前記半導体基板内に第1導電型の拡散層を形成
するとともに、この半導体基板の主表面上に第2の酸化
膜を形成する工程と、前記第2導電型の拡散層形成予定
領域上の前記耐酸化性膜を除去する工程と、前記半導体
基板内の前記第2導電型の拡散層形成予定領域に第2導
電型の不純物を注入する工程と、熱処理により、前記半
導体基板内に第2導電型の拡散層を形成する工程と、を
有し、前記第2導電型の拡散層と前記第1導電型の拡散
層を埋込層とするようにしたものである。
(作用) 本発明によれば、上記のように、半導体装置の製造方
法において、半導体基板上に酸化膜を形成し、この酸化
膜上にN+型埋込層及びP+型埋込層形成領域となる窒化膜
を選択的に形成する。その後、N+型埋込層形成領域とな
る窒化膜を除去し、この窒化膜を除去した領域に選択的
にN型不純物をイオン注入し、全面を酸化することによ
り、N+型埋込層を形成する。次にP+型埋込層形成領域と
なる窒化膜を除去して、この窒化膜を除去した領域に選
択的にP型不純物をイオン注入することにより、P+型埋
込層を形成する。
従って、両埋込層間の合わせ余裕は不要となり、素子
の縮小化が可能となる。また、両埋込層間の距離は、素
子のアイソレーション耐圧に合わせて離すことができる
ため、高いアイソレーション耐圧及び低いアイソレーシ
ョン耐圧を必要とする素子でも同時に形成することがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
本発明の一実施例を第1図(a)〜(i)の断面図を
用いて説明する。
(a)まず、P型半導体基板101上に950℃ 20分程度の
酸化を行うことにより、厚さ100Åの酸化膜102を形成す
る。次に、公知のLPCVD法を用いて、厚さ3000Åの窒化
膜103を全面に形成する。
(b)公知のホトリソ・エッチング技術を用いて、N+
埋込層及びP+型埋込層形成領域となる窒化膜104(窒化
膜103の一部)以外の窒化膜をエッチングする。
(c)公知のCVD法を用いて、厚さ1μmの酸化膜105を
全面に形成する。
(d)公知のホトリソ・エッチング技術を用いて、N+
埋込層形成領域106となる部分の酸化膜105を、窒化膜10
4が露出する程度までにエッチングする。
(e)公知のエッチング技術を用いて、酸化膜105をマ
スクとして、N+型埋込層形成領域106の窒化膜104をエッ
チングする。次に、酸化膜105をマスクとして、公知の
イオン注入技術を用いて、Sbをドーズ量2×1015cm-2
加速電圧60KeVで、P型半導体基板101中に注入する。な
お、窒化膜104のエッチング後に残った酸化膜105の下部
の窒化膜を107とする。
(f)公知のエッチング技術を用いて、酸化膜105及び
酸化膜102をエッチングする。なお、このエッチングを
行っても、窒化膜107下部の酸化膜102は窒化膜107がマ
スクとなり残る。
(g)1200℃ 120分程度のドライブインを行うことに
より、P型半導体基板101中のSbが活性化され、N+型埋
込層108が形成される。なお、この時、P型半導体基板1
01の表面には、厚さ3000Åの酸化膜109が形成される。
(h)熱リン酸により、窒化膜107をエッチングした
後、公知のイオン注入技術を用いてB(ボロン)をドー
ズ量1×1014cm-2、加速電圧60KeVでP型半導体基板101
中に注入する。
(i)1000℃ 60分程度のアニールを行うことにより、
P型半導体基板101中のB(ボロン)が活性化され、P+
型埋込層110が形成される。
以降の工程は、酸化膜109を除去すれば、従来工程と
全く同様に形成できるので、説明は省略する。
このように構成したので、第1図(i)に示すよよう
に、領域111は、高いアイソレーション耐圧を必要とす
る素子形成領域となり、N+型埋込層108とP+型埋込層110
間の距離が離れて形成されており、領域112は低いアイ
ソレーション耐圧を必要とする素子形成領域となり、N+
型埋込層108とP+型埋込層110間の距離はない形で同時に
形成することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、N+
埋込層及びP+型埋込層形成領域を同時に窒化膜パターン
で形成するようにしたので、両埋込層間の合わせ余裕は
不要となり、素子の縮小化が可能となる。また、両埋込
層間の距離は、素子のアイソレーション耐圧に合わせて
離すことができるため、高いアイソレーション耐圧及び
低いアイソレーション耐圧を必要とする素子でも同時に
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す半導体装置の製造工程
断面図、第2図は従来のBi CMOS型半導体集積回路の断
面図である。 101…P型半導体基板、102,105,109…酸化膜、103,104,
107…窒化膜、106…N+型埋込層形成領域、108…N+型埋
込層、110…P+型埋込層。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分離拡散層である埋込層を半導体基板内に
    有する半導体装置の製造方法において、 (a)半導体基板の主表面上に第1の酸化膜及び該第1
    の酸化膜上に耐酸化性膜を形成する工程と、 (b)第1導電型の拡散層及び第2導電型の拡散層形成
    予定領域上に前記耐酸化性膜を選択的に残す工程と、 (c)選択的に残された前記耐酸化性膜を覆うように前
    記半導体基板の主表面上に絶縁膜を形成する工程と、 (d)前記第1導電型の拡散層形成予定領域上の前記耐
    酸化性膜及び前記絶縁膜を除去する工程と、 (e)前記半導体基板内の前記第1導電型の拡散層形成
    予定領域に第1導電型不純物を注入する工程と、 (f)残存する前記絶縁膜を除去する工程と、 (g)熱酸化処理により、前記半導体基板内に第1導電
    型の拡散層を形成するとともに、該半導体基板の主表面
    上に第2の酸化膜を形成する工程と、 (h)前記第2導電型の拡散層形成予定領域上の前記耐
    酸化性膜を除去する工程と、 (i)前記半導体基板内の前記第2導電型の拡散層形成
    予定領域に第2導電型の不純物を注入する工程と、 (j)熱処理により、前記半導体基板内に第2導電型の
    拡散層を形成する工程と、を有し、前記第2導電型の拡
    散層と前記第1導電型の拡散層を埋込層とすることを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
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