JP2902857B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2902857B2 JP2902857B2 JP4156693A JP15669392A JP2902857B2 JP 2902857 B2 JP2902857 B2 JP 2902857B2 JP 4156693 A JP4156693 A JP 4156693A JP 15669392 A JP15669392 A JP 15669392A JP 2902857 B2 JP2902857 B2 JP 2902857B2
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、天井空間等に配置さ
れる筐体とこの筐体に取付けられる化粧パネルとで構成
される空気調和機に関する。
れる筐体とこの筐体に取付けられる化粧パネルとで構成
される空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】天井空間等に配置される筐体とこの本体
に取付けられる化粧パネルとで構成される空気調和機
は、例えば特開昭63−41742号公報に記載された
ものがあり、この空気調和機は筐体に熱交換器と送風機
とこれらの機器の運転を制御する電気部品が収納された
電装箱とを内蔵し、前記化粧パネルには着脱自在な吸込
グリルを設けたものである。
に取付けられる化粧パネルとで構成される空気調和機
は、例えば特開昭63−41742号公報に記載された
ものがあり、この空気調和機は筐体に熱交換器と送風機
とこれらの機器の運転を制御する電気部品が収納された
電装箱とを内蔵し、前記化粧パネルには着脱自在な吸込
グリルを設けたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した空気調和機で
は、筐体内の電装箱は化粧パネルの盲部で隠されるよう
に配置されていたので、この電装箱内の電気部品をメン
テナンスするときは大きな化粧パネルを筐体から取外さ
なければならず、メンテナンス作業が大変であるという
欠点があった。
は、筐体内の電装箱は化粧パネルの盲部で隠されるよう
に配置されていたので、この電装箱内の電気部品をメン
テナンスするときは大きな化粧パネルを筐体から取外さ
なければならず、メンテナンス作業が大変であるという
欠点があった。
【0004】また、電装箱を吸込通路に配置して吸込口
側からメンテナンスできるようにすることも考えられる
が、電装箱が通風抵抗になる恐れもある。更に、最近で
は空気調和運転の制御が複雑化するのに伴い、制御器の
電気部品の点数も増加し、これらを収納した電装箱も精
密化と大型化の傾向にあり、電装箱の配置も、従来のよ
うに空気調和機の筐体の余剰空間に取付けるのでなく、
空気調和機と一体化した設計による電装箱の取付けが必
要になってきた。
側からメンテナンスできるようにすることも考えられる
が、電装箱が通風抵抗になる恐れもある。更に、最近で
は空気調和運転の制御が複雑化するのに伴い、制御器の
電気部品の点数も増加し、これらを収納した電装箱も精
密化と大型化の傾向にあり、電装箱の配置も、従来のよ
うに空気調和機の筐体の余剰空間に取付けるのでなく、
空気調和機と一体化した設計による電装箱の取付けが必
要になってきた。
【0005】この発明は、空気調和機の筐体の構成と一
体化した電装箱の取付と同時に、化粧パネルを取外すこ
となく電装箱だけを筐体から簡単に取り出して電装箱内
の電気部品のメンテナンスでき、しかもこの電装箱が通
風抵抗になりにくい空気調和機を提供するものである。
体化した電装箱の取付と同時に、化粧パネルを取外すこ
となく電装箱だけを筐体から簡単に取り出して電装箱内
の電気部品のメンテナンスでき、しかもこの電装箱が通
風抵抗になりにくい空気調和機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、天井空間等
に配置された筐体と、この筐体の下部に取付けられた化
粧パネルとを有し、筐体内には、熱交換器と、調和空気
を筐体外に送出するクロスフローファン型送風機と、こ
れらの機器の運転を制御する電気部品が収納された電装
箱とを配設し、化粧パネルには、着脱自在な通風グリル
を有する開口部を形成したものにおいて、電装箱は、通
風グリルの開口部を介して挿脱できる大きさの平板形状
にしてその内部に空調制御電気部品を収納し、かつ、送
風機による通風路を形成する内壁面に沿わせてガイド溝
を有する固定具によって着脱自在に取付けられ、更に、
これらの制御電気部品と筐体内の機器とはコネクタを介
して電気的に接続できるようにしたことを特徴とする空
気調和機。
に配置された筐体と、この筐体の下部に取付けられた化
粧パネルとを有し、筐体内には、熱交換器と、調和空気
を筐体外に送出するクロスフローファン型送風機と、こ
れらの機器の運転を制御する電気部品が収納された電装
箱とを配設し、化粧パネルには、着脱自在な通風グリル
を有する開口部を形成したものにおいて、電装箱は、通
風グリルの開口部を介して挿脱できる大きさの平板形状
にしてその内部に空調制御電気部品を収納し、かつ、送
風機による通風路を形成する内壁面に沿わせてガイド溝
を有する固定具によって着脱自在に取付けられ、更に、
これらの制御電気部品と筐体内の機器とはコネクタを介
して電気的に接続できるようにしたことを特徴とする空
気調和機。
【0007】
【作用】この空気調和機では、電装箱が通風グリルの開
口部を介して挿脱できる大きさの平板形状にして送風機
による通風路を形成する筐体の内壁面に沿って着脱自在
に取付けられているので、電装箱は、簡単に空気調和機
の筐体から取外すことができ、制御機能の複雑化によっ
て容積の増大化の傾向にある電装箱を空気調和機の機体
を増大させることなく、内壁面とほぼ同じ大きさにまで
拡大させるゆとりを持たせて取付けることが可能にな
る。また、電装箱はガイド溝のある固定具を使って、筐
体の内壁面に沿って取付けられているので、空調時のク
ロスフローファンの通風抵抗になりにくい上に、この位
置で電装箱の表面に吸込空気を接触させて 、 電装箱に収
納された電気部品の放熱も良好に保つことができる。
口部を介して挿脱できる大きさの平板形状にして送風機
による通風路を形成する筐体の内壁面に沿って着脱自在
に取付けられているので、電装箱は、簡単に空気調和機
の筐体から取外すことができ、制御機能の複雑化によっ
て容積の増大化の傾向にある電装箱を空気調和機の機体
を増大させることなく、内壁面とほぼ同じ大きさにまで
拡大させるゆとりを持たせて取付けることが可能にな
る。また、電装箱はガイド溝のある固定具を使って、筐
体の内壁面に沿って取付けられているので、空調時のク
ロスフローファンの通風抵抗になりにくい上に、この位
置で電装箱の表面に吸込空気を接触させて 、 電装箱に収
納された電気部品の放熱も良好に保つことができる。
【0008】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
る。
【0009】図1において、1は冷媒が流れる熱交換器
1aと温水が流れる熱交換器1bとで構成される熱交換
器、2はこの熱交換器の下流側に配置されたクロスフロ
ーファン〔以下、送風機という〕、3はこれら送風機や
熱交換器1の運転を制御するための電気部品が収納され
た電装箱で、これら電装箱や熱交換器1や送風機2は空
気調和機4の機体〔以下、筐体という〕5に内蔵されて
いる。
1aと温水が流れる熱交換器1bとで構成される熱交換
器、2はこの熱交換器の下流側に配置されたクロスフロ
ーファン〔以下、送風機という〕、3はこれら送風機や
熱交換器1の運転を制御するための電気部品が収納され
た電装箱で、これら電装箱や熱交換器1や送風機2は空
気調和機4の機体〔以下、筐体という〕5に内蔵されて
いる。
【0010】6は筐体の下部及び天井板20に取付けら
れる化粧パネルで、この化粧パネルには着脱自在に設け
た吸込グリル〔通風グリル〕7を備えている。この吸込
グリル7を45°以上回動させるとこの吸込グリルが化
粧パネル6から取外せるようなヒンジ〔図示せず〕によ
りグリルは化粧パネル6に取付けられている。
れる化粧パネルで、この化粧パネルには着脱自在に設け
た吸込グリル〔通風グリル〕7を備えている。この吸込
グリル7を45°以上回動させるとこの吸込グリルが化
粧パネル6から取外せるようなヒンジ〔図示せず〕によ
りグリルは化粧パネル6に取付けられている。
【0011】8は熱交換器1からのドレンを受けるドレ
ンパン、9はこのドレンパンにつながり吹出通路の通路
壁を形成する舌部、10は電装箱3及び内側壁11に取
付けた取付枠〔図1ないし図3参照〕で、空気清浄フィ
ルター12が着脱自在に取付けられる。この空気清浄フ
ィルターは、例えば帯電フィルター素子と脱臭フィルタ
ー素子とで構成されている。
ンパン、9はこのドレンパンにつながり吹出通路の通路
壁を形成する舌部、10は電装箱3及び内側壁11に取
付けた取付枠〔図1ないし図3参照〕で、空気清浄フィ
ルター12が着脱自在に取付けられる。この空気清浄フ
ィルターは、例えば帯電フィルター素子と脱臭フィルタ
ー素子とで構成されている。
【0012】13,14は電装箱3を筐体5の内側壁1
1へ取付けるための固定具である。また、化粧パネル6
には吸込口〔開口部〕15や吹出口16が形成されてお
り、この吸込口には吸込グリル7が配置されると共に吹
出口16には風向変更板17,18が配置されている。
前記吸込グリル7の裏側にはそのネットが波形に形成さ
れており長期間その掃除をしないまま使用できるプレフ
ィルター19が着脱自在に設けられている。
1へ取付けるための固定具である。また、化粧パネル6
には吸込口〔開口部〕15や吹出口16が形成されてお
り、この吸込口には吸込グリル7が配置されると共に吹
出口16には風向変更板17,18が配置されている。
前記吸込グリル7の裏側にはそのネットが波形に形成さ
れており長期間その掃除をしないまま使用できるプレフ
ィルター19が着脱自在に設けられている。
【0013】図3ないし図6には電装箱の取外し方を示
しており、化粧パネル6や天井板20は省略して図示し
ていない。
しており、化粧パネル6や天井板20は省略して図示し
ていない。
【0014】21は筐体3を天井空間内に吊下げるため
の吊下具、22は取付枠10を内側壁11に取付けるた
めの取付具、23は固定具22の反対側の固定具、2
4,25は電装箱3に突出させて設けた引掛具で、夫々
固定具13,14のガイド用の溝13a,14aに嵌ま
り込んでいる。このため、引掛具24,25が溝13
a,14aに嵌まり込んでいる状態で内側壁11の奥へ
と電装箱3が押されると、この電装箱3は所定の位置に
ガイドされる。26は筐体5内の送風機2や熱交換器1
への流量制御弁等と電装箱3内の電気部品とを接続する
ためのリード線、27はこのリード線を電装箱3のコネ
クタ28につなぐためのコネクタである。
の吊下具、22は取付枠10を内側壁11に取付けるた
めの取付具、23は固定具22の反対側の固定具、2
4,25は電装箱3に突出させて設けた引掛具で、夫々
固定具13,14のガイド用の溝13a,14aに嵌ま
り込んでいる。このため、引掛具24,25が溝13
a,14aに嵌まり込んでいる状態で内側壁11の奥へ
と電装箱3が押されると、この電装箱3は所定の位置に
ガイドされる。26は筐体5内の送風機2や熱交換器1
への流量制御弁等と電装箱3内の電気部品とを接続する
ためのリード線、27はこのリード線を電装箱3のコネ
クタ28につなぐためのコネクタである。
【0015】図7ないし図9には電装箱の分解のし方を
示しており、3aは電装箱の右側の側板で、この側板は
ねじ3bで止められており、これらのねじを取外すこと
により側板3aは取外される。
示しており、3aは電装箱の右側の側板で、この側板は
ねじ3bで止められており、これらのねじを取外すこと
により側板3aは取外される。
【0016】この側板3aを取外すと、この空気調和機
の据付作業時に接続作業されるコネクタ29や端子板3
0が露出する。そして、この側板3aの取外しは、取付
枠10を取外すことなしに行える。3cは側板3aの後
ろ側及び左側で内部の電気部品を覆っている左側の側板
で、この側板はねじ3dで止められており、これらのね
じを取外すことにより側板3cは取外される。また、3
eは電装箱3正面板で、この正面板はねじ3fで止めら
れており、これらのねじを取外すことにより正面板は取
外される。
の据付作業時に接続作業されるコネクタ29や端子板3
0が露出する。そして、この側板3aの取外しは、取付
枠10を取外すことなしに行える。3cは側板3aの後
ろ側及び左側で内部の電気部品を覆っている左側の側板
で、この側板はねじ3dで止められており、これらのね
じを取外すことにより側板3cは取外される。また、3
eは電装箱3正面板で、この正面板はねじ3fで止めら
れており、これらのねじを取外すことにより正面板は取
外される。
【0017】これら側板3a,3c及び正面板3eは何
れも金属板で形成されている。また、化粧パネル6を図
には示していないがこの化粧パネルを筐体3に取付けた
状態のままこれら側板3a,3c及び正面板3eを電装
箱3から取外すことができるので、内部の電気部品31
をメンテナンスすることができる。
れも金属板で形成されている。また、化粧パネル6を図
には示していないがこの化粧パネルを筐体3に取付けた
状態のままこれら側板3a,3c及び正面板3eを電装
箱3から取外すことができるので、内部の電気部品31
をメンテナンスすることができる。
【0018】高所でのメンテナンス作業を行い辛い場合
は図6に示すように引掛具25,26をガイド用の溝1
3a,14aに沿わせてながら電装箱3を筐体の下方へ
引き下げ、引掛具24,25を一番下の溝13a,14
aから手前側〔熱交換器1側〕へ移動させると、引掛具
24,25が溝13a,14aから外れるから、筐体5
の内側壁11から電装箱3を取外すことができる。尚、
この電装箱3の取外しは、側板3a,3cや正面板3e
を取外したままの状態〔図6参照〕や側板3a,3や正
面板3eを取外した状態〔図示せず〕で行うことができ
るようになっている。
は図6に示すように引掛具25,26をガイド用の溝1
3a,14aに沿わせてながら電装箱3を筐体の下方へ
引き下げ、引掛具24,25を一番下の溝13a,14
aから手前側〔熱交換器1側〕へ移動させると、引掛具
24,25が溝13a,14aから外れるから、筐体5
の内側壁11から電装箱3を取外すことができる。尚、
この電装箱3の取外しは、側板3a,3cや正面板3e
を取外したままの状態〔図6参照〕や側板3a,3や正
面板3eを取外した状態〔図示せず〕で行うことができ
るようになっている。
【0019】このように構成された空気調和機4では、
電装箱3内の電気部品31をメンテナンスする場合は、
吸込グリル7を45度以上回動させて吸込グリル7の図
示しないヒンジを化粧パネル6から取外すことにより吸
込グリル7を化粧パネル6から取外す。この吸込グリル
7を化粧パネル6から取外した吸込グリル7の開放時に
おいて、その吸込口15から作業者は電装箱3と内側壁
11とに取付けている取付枠10をまず最初に取外す。
次に、ねじ3bを取外すことによって側板3aを取外
し、ねじ3dを取外すことによって側板3cを取外し、
ねじ3fを取外すことによって正面板3eを取外す。こ
の状態で作業者は電気部品31に臨むことができるの
で、電気部品31の保守、点検、交換等のメンテナンス
を行うことができる。そして、必要に応じて電装箱3
を、側板3a,3c及び正面板3eを取外した状態で、
あるいは図6に示すように側板3a,3c及び正面板3
eを取付けたままの状態で内側壁11から取外して、天
井板20の近くの高位置から低位置に移動させて、楽な
姿勢や足場の安定した位置でメンテナンスを行うことが
できる。
電装箱3内の電気部品31をメンテナンスする場合は、
吸込グリル7を45度以上回動させて吸込グリル7の図
示しないヒンジを化粧パネル6から取外すことにより吸
込グリル7を化粧パネル6から取外す。この吸込グリル
7を化粧パネル6から取外した吸込グリル7の開放時に
おいて、その吸込口15から作業者は電装箱3と内側壁
11とに取付けている取付枠10をまず最初に取外す。
次に、ねじ3bを取外すことによって側板3aを取外
し、ねじ3dを取外すことによって側板3cを取外し、
ねじ3fを取外すことによって正面板3eを取外す。こ
の状態で作業者は電気部品31に臨むことができるの
で、電気部品31の保守、点検、交換等のメンテナンス
を行うことができる。そして、必要に応じて電装箱3
を、側板3a,3c及び正面板3eを取外した状態で、
あるいは図6に示すように側板3a,3c及び正面板3
eを取付けたままの状態で内側壁11から取外して、天
井板20の近くの高位置から低位置に移動させて、楽な
姿勢や足場の安定した位置でメンテナンスを行うことが
できる。
【0020】このように、電装箱3内の電気部品31を
化粧パネル6を取外すことなくメンテナンスすることが
できるので、メンテナンスを非常に容易に行うことがで
きる。
化粧パネル6を取外すことなくメンテナンスすることが
できるので、メンテナンスを非常に容易に行うことがで
きる。
【0021】また、電装箱3を固定具13、14で筐体
5内において送風機2による風の流れを形成する筐体の
内側壁11に沿わせて取付けるようにしたので、制御機
構が複雑化し、制御電気部品点数が増えて容積の増大化
の傾向にある電装箱3を内側壁面とほぼ同じ大きさにま
で拡大させるゆとりを持たすことができる。このような
電装箱3の設置は、クロスフローファン2による空気の
流れから見ればあたかも、内側壁11と一体化された壁
面のようになって、通風の抵抗になりにくく、しかもこ
の位置で電装箱3の表面に吸込空気を接触させることが
できるから、電気部品の放熱も良くなり、電装箱3内の
電気部品の過熱を防ぎ、或いは、温度の変化電子回路の
誤作動や制御の誤動作を防ぐことができる。
5内において送風機2による風の流れを形成する筐体の
内側壁11に沿わせて取付けるようにしたので、制御機
構が複雑化し、制御電気部品点数が増えて容積の増大化
の傾向にある電装箱3を内側壁面とほぼ同じ大きさにま
で拡大させるゆとりを持たすことができる。このような
電装箱3の設置は、クロスフローファン2による空気の
流れから見ればあたかも、内側壁11と一体化された壁
面のようになって、通風の抵抗になりにくく、しかもこ
の位置で電装箱3の表面に吸込空気を接触させることが
できるから、電気部品の放熱も良くなり、電装箱3内の
電気部品の過熱を防ぎ、或いは、温度の変化電子回路の
誤作動や制御の誤動作を防ぐことができる。
【0022】尚、この実施例では、通風グリルとして吸
込グリルを、筐体として天井空間内に配置された筐体を
用いた例で説明してきたが、通風グリルとて吹出グリル
を、筐体として壁内に埋込まれたものや壁面に取付けら
れた筐体を用いた空気調和機でも構わない。
込グリルを、筐体として天井空間内に配置された筐体を
用いた例で説明してきたが、通風グリルとて吹出グリル
を、筐体として壁内に埋込まれたものや壁面に取付けら
れた筐体を用いた空気調和機でも構わない。
【0023】
【発明の効果】この発明は、天井空間等に配置された筐
体内に、熱交換器と、クロスフローファン型送風機と、
電装箱とを配設し、電装箱は、通風グリルの開口部を介
して挿脱できる大きさの平板形状にして送風機による通
風路を形成する筐体の内壁面に沿わせて着脱自在に取付
けられているので、電装箱は、化粧パネルを取外すこと
なしに、簡単に空気調和機の筐体から取外して、制御電
気部品の補修や電装箱内の電気部品類のメンテナンス作
業ができる上に、空調制御機構が複雑化し、制御電気部
品点数が増えて容積の増大化の傾向にある電装箱を空気
調和機の機体を増大させることなく、内壁面とほぼ同じ
大きさにまで拡大させるゆとりを持たせて電装箱を取付
けることが可能になる。また、電装箱はガイド溝のある
固定具で筐体の内壁面に沿って取付けられているので、
送風機の通風抵抗になりにくい上に、この位置で電装箱
の表面に吸込空気を接触させることができるから 、 電装
箱に収納された電気部品の放熱も良くなり、電気部品の
過熱や温度ノイズによる制御の誤動作を防ぐことができ
る。
体内に、熱交換器と、クロスフローファン型送風機と、
電装箱とを配設し、電装箱は、通風グリルの開口部を介
して挿脱できる大きさの平板形状にして送風機による通
風路を形成する筐体の内壁面に沿わせて着脱自在に取付
けられているので、電装箱は、化粧パネルを取外すこと
なしに、簡単に空気調和機の筐体から取外して、制御電
気部品の補修や電装箱内の電気部品類のメンテナンス作
業ができる上に、空調制御機構が複雑化し、制御電気部
品点数が増えて容積の増大化の傾向にある電装箱を空気
調和機の機体を増大させることなく、内壁面とほぼ同じ
大きさにまで拡大させるゆとりを持たせて電装箱を取付
けることが可能になる。また、電装箱はガイド溝のある
固定具で筐体の内壁面に沿って取付けられているので、
送風機の通風抵抗になりにくい上に、この位置で電装箱
の表面に吸込空気を接触させることができるから 、 電装
箱に収納された電気部品の放熱も良くなり、電気部品の
過熱や温度ノイズによる制御の誤動作を防ぐことができ
る。
【図1】この発明の一実施例を示す空気調和機の断面図
である。
である。
【図2】同空気調和機の吸込グリルを開いた状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】同空気調和機の空気清浄フィルターを示す斜視
図である。
図である。
【図4】同空気調和機の電装箱と固定具との関係を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】同空気調和機の電装箱と反対側の固定具との関
係を示す斜視図である。
係を示す斜視図である。
【図6】同空気調和機の電装箱を本体の内側壁から取外
す状態を示す斜視図である。
す状態を示す斜視図である。
【図7】同空気調和機の電装箱の右側の側板を取外す状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図8】同空気調和機の電装箱の右側の側板を取外した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図9】同空気調和機の電装箱の左側の側板を取外した
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
1 熱交換器 2 クロスフローファン〔送風機〕 3 電装箱 4 空気調和機 5 機体〔筐体〕 6 化粧パネル 7 吸込グリル〔通風グリル〕 11 内側壁 13,14 固定具 15 吸込口〔開口部〕 31 電気部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−241891(JP,A) 実開 平3−6235(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 1/00 401
Claims (1)
- 【請求項1】 天井空間等に配置された筐体と、この筐
体の下部に取付けられた化粧パネルとを有し、筐体内に
は、熱交換器と、調和空気を筐体外に送出するクロスフ
ローファン型送風機と、これらの機器の運転を制御する
電気部品が収納された電装箱とを配設し、化粧パネルに
は、着脱自在な通風グリルを有する開口部を形成したも
のにおいて、電装箱は、通風グリルの開口部を介して挿
脱できる大きさの平板形にしてその内部に空調制御電気
部品を収納し、かつ、送風機による通風路を形成する内
壁面に沿わせて、ガイド溝を有する固定具によって、着
脱自在に取付けられ、更に、これらの制御電気部品と筐
体内の機器とはコネクタを介して電気的に接続できるよ
うにしていることを特徴とする空気調和機。
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WO2006035747A1 (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-06 | Advanced Air-Conditioning Research And Development Center Co., Ltd. | 天井埋込み形空気調和機 |
JPWO2006035747A1 (ja) * | 2004-09-28 | 2008-05-15 | アドバンスト空調開発センター株式会社 | 天井埋込み形空気調和機 |
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