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JP2892793B2 - ハイバリヤー性透明フイルム - Google Patents

ハイバリヤー性透明フイルム

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JP2892793B2
JP2892793B2 JP20968490A JP20968490A JP2892793B2 JP 2892793 B2 JP2892793 B2 JP 2892793B2 JP 20968490 A JP20968490 A JP 20968490A JP 20968490 A JP20968490 A JP 20968490A JP 2892793 B2 JP2892793 B2 JP 2892793B2
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JP
Japan
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film
thickness
high barrier
resin
solid content
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JP20968490A
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JPH0499165A (ja
Inventor
博 成井
照己 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oike and Co Ltd
Original Assignee
Oike and Co Ltd
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Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=16576914&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2892793(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Oike and Co Ltd filed Critical Oike and Co Ltd
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Publication of JPH0499165A publication Critical patent/JPH0499165A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 【技術分野】
本発明は、透明性、ガスバリヤー性などにすぐれたハ
イバリヤー性透明フイルムに関する。さらに詳しくは、
水蒸気の透過によって性能が著しく変化するエレクトロ
ルミネッセンスの封止材料や、太陽電池の保護フイル
ム、ディスプレイ表示の保護フイルム、飲食品や医療品
などの防湿包装用フイルムに好ましく適用されるハイバ
リヤー性透明フイルムに関する。
【従来の技術】
従来からフッ素樹脂フイルム(例えば三フッ化塩化エ
チレン)をハイバリヤー性透明フイルムの基材として使
用することは特開平2−141235号公報や実公昭62−4543
8号公報にみられるごとくよく知られている。しかしな
がら高度な防湿性を得るためには、フッ素樹脂フイルム
自身の厚さとして50〜250μmの厚さを必要とした。 さらにまた、フッ素樹脂フイルムは表面エネルギーが
低く不活性なため接着剤、インクなどが付着せず、その
ままでは印刷や接着が必要な用途に適用できなかった。 一方、高分子フイルムやシートを用いた可撓性アモル
ファスシリコン太陽電池、或は薄膜型エレクトロルミネ
ッセンス表示体などにおいては、その耐久性面からその
全体を封止する必要があり、また飲食品や医療品などの
防湿包装用にも全体を封止する必要があり、充分な可撓
性と接着性を有するハイバリヤー性透明フイルムが待望
されているが、未だ満足できるものはなかった。
【発明の目的】
本発明は、フッ素樹脂フイルムを基材とするハイバリ
ヤー性透明フイルムにおいて、少なくともその片面に金
属酸化物の薄膜を積層したことで、フッ素樹脂フイルム
自身は12〜25μmの厚さで充分な防湿性を得ることがで
き、さらにまた、フッ素樹脂フイルムの表面を金属酸化
物により改質し表面を活性化して接着剤、インクなどの
付着性を改善し、印刷や接着が可能な用途に適用できる
ようにしたことで、高分子フイルムやシートを用いた可
撓性アモルファスシリコン太陽電池、あるいは薄膜型エ
レクトロルミネッセンス表示体などの封止、また飲食品
や医療品などの防湿包装などの封止を可能とした、充分
な可撓性、印刷性、接着性を有するハイバリヤー性透明
フイルムを提供することにある。
【発明の構成】
本発明は、(1)フッ素樹脂フイルムを基材とするハ
イバリヤー性透明フイルムにおいて、少なくともフッ素
樹脂フイルムの片面に、アルミニウム酸化物(Al
xOy)、珪素酸化物(SixOy)からなる群より選ばれた1
種または2種以上の膜厚さが200〜1000Åの、該積層に
さらにポリオレフィンフイルムまたはポリエステルフイ
ルムの1種以上のフイルムを、厚さ1〜10μmの接着剤
層を介して積層した、酸素透過率0.5cc/m2・24Hrs以
下、透湿度0.5g/m2・24Hrs以下、であることを特徴とす
るハイバリヤー性フイルムであり、フッ素樹脂フイルム
自身は12〜25μmの厚さで充分な防湿性を得ることがで
き、さらにまた、フッ素樹脂フイルムの表面を金属酸化
物により改質し表面を活性化して接着剤、インクなどの
付着性を改善し、印刷や接着が必要な用途に適用できる
ようにしたことで、高分子フイルムやシートを用いた可
撓性アモルファスシリコン太陽電池、あるいは薄膜型エ
レクトロルミネッセンス表示体などの封止、また飲食品
や医療品などの防湿包装などの封止を可能とした、充分
な可撓性、印刷性、接着性を有するハイバリヤー性透明
フイルムを提供することを可能としたものである。 本発明のハイバリヤー性透明フイルムの基材を構成す
るフッ素樹脂フイルムとしては、たとえば四フッ化エチ
レン樹脂、三フッ化塩化エチレン樹脂、ポリビニリデン
フルオロライド、ポリビニルフルオロライドなどのホモ
ポリマー、四フッ化エチレン−パーフルオロビニルエー
テル共重合体、四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン
共重合体、四フッ化エチレン−エチレン共重合体などの
コポリマーなどのフイルムが適宜用いられる。特に厚さ
に制限はないが前記樹脂類のフイルムで厚さが12〜25μ
m程度のものを用いるが、しわや亀裂などのないハイバ
リヤー性透明フイルムの製造が連続的に大量生産できる
点から好ましい。 またフッ素樹脂フイルムは、一軸延伸や二軸延伸され
たものであってもよく、光沢、強度などの面からは二軸
延伸されたものが好ましく用いられる。 またフッ素樹脂フイルムは、その表面がコロナ放電処
理、低温プラズマ処理などの表面処理がされたものであ
ってもよい。 さらにまたフッ素樹脂フイルムは、必要に応じてその
表面に下塗層を設けたものであってもよく、下塗層を形
成するための樹脂としては、たとえば熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂、電子線硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂のい
ずれもが用いられ、たとえばアクリル系樹脂、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、ポリ
カーボネート、ニトロセルロース、セルロースアセテー
ト、ウレタン系樹脂、尿素系樹脂、メラミン系樹脂、尿
素−メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アルキッド系樹
脂、アミノアルキッド系樹脂、ロジン変形マレイン酸樹
脂などの単独または混合物や、シランカップリング剤が
好ましく用いられる。 下塗層の形成には、前記下塗層を形成するための樹脂
の有機溶剤溶液、水溶液などやカップリング剤をロール
コーティング法、グラビアコーティング法、リバースコ
ーティング法、スプレイコーティング法などの通常のコ
ーティング法により塗布し、乾燥(熱硬化性樹脂、電子
線硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂などの場合は硬化)す
ることによって行なわれる。 下塗層は汎用の染料または顔料などの着色材で着色し
てもよい。 染料または顔料などの着色材は前記下塗層を形成する
ための樹脂に対し3〜30%程度の範囲から適宜選ばれ
る。 本発明のハイバリヤー性透明フイルムにおける透明な
金属酸化物薄膜を形成するための蒸発原料としては、酸
化珪素や酸化アルミニウムが用いられて、たとえば電子
ビーム加熱方式や高周波加熱方式などのような公知の真
空蒸着法により蒸着形成される。 本発明において、透明な金属酸化物薄膜の厚さとして
は特に制限はないが、その製品の用途と所望される性能
などによって適宜選択決定されるが、透明性と密着性な
どを考慮して通常は200〜1000Å程度の範囲から、好ま
しくは300〜800Å程度の範囲から選ばれる。 本発明のハイバリヤー性透明フイルムにおける金属酸
化物の蒸着膜を形成するための蒸発原料としては、前記
金属酸化物のほか、たとえば珪素酸化物の薄膜を形成す
る場合には、一酸化珪素単独、ほぼ等モル%の珪素およ
び二酸化珪素とからなる混合物、ほぼ等モル%の珪素お
よび二酸化珪素と1モル%以上〜30モル%未満の一酸化
珪素とからなる混合物が用いられて、たとえば電子ビー
ム加熱方式や高周波加熱方式などのような公知の真空蒸
着法により蒸着形成される。 本発明のハイバリヤー性透明フイルムもまた、より優
れた透湿度、酸素透過率の小さい優れた透明なフイルム
を得る目的や、用途にあわせて本発明のハイバリヤー性
透明フイルム同士を二枚あるいは他の基材と接着剤を介
して貼合することもできる。この場合および本発明のフ
ッ素樹脂フイルムの片面に金属酸化物薄膜を積層し、該
積層に1種以上のフイルムを、接着剤層を介して積層す
る場合の接着剤および接着方法には特に制限はなく、通
常のラミネート法および接着剤が使用できる。接着方法
としては、たとえば押出しラミネート法、乾式ラミネー
ト法や無溶剤型ラミネート法などが適宜使用される。ま
た接着剤としては、たとえばアクリル−塩化ビニル−酢
酸ビニル系、アクリル系、エチレン−酢酸ビニル系、エ
ポキシ系、スチレン−ブタジエン系、フタル酸ポリエス
テル系、ポリエステル−イソシアネート系、ポリエチレ
ン系、塩化ビニル−酢酸ビニル系、塩化ビニル系、酢酸
ビニル系、塩素化ポリプロピレン系、ポリウレタン系な
どの接着剤が単独または適宜ブレンドして用いられる。 接着剤層の厚さは通常1〜10μmの範囲より好ましく
は2〜5μmの範囲から選ばれる。接着剤層の厚さが1
μm未満では充分な接着強度が得られず好ましくない。
一方10μmを越えても接着強度に寄与する程度に変化が
認められない。 なお、プラスチックフイルム面および金属酸化物の蒸
着膜面には常法により保護塗膜、保護フイルム、ヒート
シール層などのほか文字図柄などの印刷層を設けるよう
にしてもよく、その用途を拡大することができる。 つぎに実施例をあげて本発明を説明する。
【実施例および比較例】
参考例1 厚さ12μmの三フッ化塩化エチレンフイルムの片面に
5×10-5Torrの真空下で一酸化珪素を500Åの厚さに真
空蒸着して珪素酸化物薄膜を形成して本発明のハイバリ
ヤー性透明フイルムを得た。 得られたハイバリヤー性透明フイルムの透湿度および
酸素透過率はそれぞれ0.5g/m2・24Hrs.および0.5cc/m2
・24Hrs.以下の値が安定して得られた。 実施例1 厚さ12μmの三フッ化塩化エチレンフイルムの片面に
5×10-5Torrの真空下で一酸化珪素を500Åの厚さに真
空蒸着して珪素酸化物薄膜を形成して本発明のハイバリ
ヤー性透明フイルムを得た。ついで珪素酸化物薄膜上に
ポリエステルポリオール樹脂(大日本インキ化学工業株
式会社製、LX−901、固形分50%)90部(重量部、以下
同様)とポリイソシアネート硬化剤(大日本インキ化学
工業株式会社製、KG−75、固形分75%)10部を酢酸エチ
ル:トルエン=1:1混合溶液100部中に希釈した接着剤を
固形分厚みが2μmになるように塗布形成して厚さ60μ
mのポリエチレンフイルムと貼り合わせて本発明のハイ
バリヤー性透明フイルムの2プライタイプのものを作
り、これを二枚のフイルムに強制剥離したところ、ポリ
エチレンフイルムが破れ剥離することは不可能であっ
た。 このフイルムを用いて包装された内容品は開封せずに
内容物が確認でき、しかも充分に品質を保持できる性能
を有していた。 実施例2 厚さ12μmの三フッ化塩化エチレンフイルムの片面に
5×10-5Torrの真空下で一酸化珪素を500Åの厚さに真
空蒸着して珪素酸化物薄膜を形成して本発明のハイバリ
ヤー性透明フイルムを得た。ついで三フッ化塩化エチレ
ンフィルムの他の片面上にポリエステルポリオール樹脂
(大日本インキ化学工業株式会社製、LX−901、固形分5
0%)90部とポリイソシアネート硬化剤(大日本インキ
化学工業株式会社製、KG−75、固形分75%)10部を酢酸
エチル:トルエン=1:1混合溶液100部中に希釈した接着
剤を固形分厚みが2μmになるように塗布形成して厚さ
60μmのポリエチレンテレフタレートフイルムと貼り合
わせたもの(Aフイルム)を作った。 一方、厚さ12μmの三フッ化塩化エチレンフイルムの
片面に5×10-5Torrの真空下で一酸化珪素を500Åの厚
さに真空蒸着して珪素酸化物薄膜を形成して本発明のハ
イバリヤー性透明フイルムを得た。ついで三フッ素塩化
エチレンフィルムの他の片面上にポリエステルポリオー
ル樹脂(大日本インキ化学工業株式会社製、LX−901、
固形分50%)90部とポリイソシアネート硬化剤(大日本
インキ化学工業株式会社製、KG−75、固形分75%)10部
を酢酸エチル:トルエン=1:1混合溶液100部中に希釈し
た接着剤を固形分厚さが2μmになるように塗布形成し
て厚さ60μmのポリエチレンフイルムを貼り合せたもの
(Bフイルム)を作った。 しかる後、AフイルムとBフイルムとをそれぞれの珪
素酸化物薄膜側が内側になるように、ポリエステル樹脂
(東洋モートン株式会社製、アドコート810−A、固形
分50%)100部とポリイソシアネート硬化剤(東洋モー
トン株式会社製、アドコート810−B、固形分75%)10
部を酢酸エチル溶剤50部中に希釈した接着剤を固形分厚
さが2μmになるように塗布形成してた接着剤層を介し
て貼り合せて、本発明のハイバリヤー性透明フイルムの
4プライタイプのものを作り、これを二枚のフイルムに
強制剥離したところ、ポリエチレンテレフタレートフイ
ルムが破れ剥離することは不可能であった。 このフイルムを用いて包装された内容品は開封せずに
内容物が確認でき、しかも充分に品質を保持できる性能
を有していた。 実施例3 厚さ12μmの三フッ化塩化エチレンフイルムの片面に
5×10-5Torrの真空下で一酸化珪素を500Åの厚さに真
空蒸着して珪素酸化物薄膜を形成して本発明のハイバリ
ヤー性透明フイルムを得た。ついで三フッ素塩化エチレ
ンフィルムの他の片面上にポリエステル樹脂(東洋モー
トン株式会社製、アドコート810−A、固形分50%)100
部とポリイソシアネート硬化剤(東洋モートン株式会社
製、アドコート810−B、固形分75%)10部を酢酸エチ
ル溶剤50部中に希釈した接着剤を固形分厚さが2μmに
なるように塗布形成して厚さ60μmのポリエチレンテレ
フタレートフイルムを貼り合せたもの(Aフイルム)を
二枚作った。 Aフイルムの内の1枚のポリエチレンテレフタレート
フイルムの面上に厚さ60μmのポリプロピレンフイルム
をポリエステルポリオール樹脂(大日本インキ化学工業
株式会社製、LX−901、固形分50%)90部とポリイソシ
アネート硬化剤(大日本インキ化学工業株式会社製、KG
−75、固形分75%)10部を酢酸エチル:トルエン=1:1
混合溶液100部中に希釈した接着剤を固形分厚みが2μ
mになるように塗布形成して厚さ60μmのポリプロピレ
ンフイルムと貼り合わせたもの(Bフイルム)を作っ
た。 しかる後、AフイルムとBフイルムとをそれぞれの珪
素酸化物薄膜側が内側になるように、ポリエステル樹脂
(東洋モートン株式会社製、アドコート810−A、固形
分50%)100部とポリイソシアネート硬化剤(東洋モー
トン株式会社製、アドコート810−B、固形分75%)10
部を酢酸エチル溶剤50部中に希釈した接着剤を固形分厚
さが2μmになるように塗布形成してた接着剤層を介し
て貼り合せて、本発明のハイバリヤー性透明フイルムの
4プライタイプのものを作り、これを二枚のフイルムに
強制剥離したところ、ポリエチレンテレフタレートフイ
ルムが破れ剥離することは不可能であった。 このフイルムを用いて包装された内容品は開封せずに
内容物が確認でき、しかも充分に品質を保持できる性能
を有していた。 比較例1 厚さ12μmの三フッ化塩化エチレンフイルムの片面に
珪素酸化物薄膜を形成していないもの。 比較例2 厚さ12μmの三フッ化塩化エチレンフイルムの片面に
珪素酸化物薄膜を形成することなく、直接三フッ化塩化
エチレンフィルムの片面に上にポリエステルポリオール
樹脂(大日本インキ化学工業株式会社製、LX−901、固
形分50%)90部とポリイソシアネート硬化剤(大日本イ
ンキ化学工業株式会社製、KG−75、固形分75%)10部を
酢酸エチル:トルエン=1:1混合溶液10部中に希釈した
接着剤を固形分厚みが2μmになるように塗布形成して
厚さ60μmのポリエチレンフイルムを貼り合わせて透明
フイルムの2プライタイプのものを作り、これを2枚の
フイルムに強制剥離したところ、容易にポリエチレンフ
イルムと三フッ化塩化エチレンフイルムに剥離すること
ができた。参考例、実施例、比較例の透湿度、酸素透過
率、剥離強度の測定結果を下記の表−1に示す。
【発明の効果】
実施例1〜3の本発明のハイバリヤー性透明フイルム
は透湿度、酸素透過率は極めて安定していて、従来のフ
ッ素樹脂フイルムを基材とする透明フイルム(比較例1
および2)に見られない高性能を示し、またフッ素樹脂
フイルム基材上とその上に設けられた各層との層間密着
強度を格段に改善することができる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フッ素樹脂フイルムを基材とするハイバリ
    ヤー性透明フイルムにおいて、少なくともフッ素樹脂フ
    イルムの片面に、アルミニウム酸化物(AlxOy)、珪素
    酸化物(SixOy)からなる群より選ばれた1種または2
    種以上の膜厚さが200〜1000Åの金属酸化物薄膜を積層
    し、該積層にさらにポリオレフィンフイルムまたはポリ
    エステルフイルムの1種以上のフイルムを、厚さ1〜10
    μmの接着剤層を介して積層した、酸素透過率0.5cc/m2
    ・24Hrs以下、透湿度0.5g/m2・24Hrs以下、であること
    を特徴とする透明ハイバリヤー性フイルム。
JP20968490A 1990-08-07 1990-08-07 ハイバリヤー性透明フイルム Expired - Lifetime JP2892793B2 (ja)

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KR20200111674A (ko) 2018-01-31 2020-09-29 스미토모 긴조쿠 고잔 가부시키가이샤 산화물 스퍼터막, 산화물 스퍼터막의 제조 방법, 산화물 소결체 및 투명 수지 기판
KR20200141987A (ko) 2018-04-16 2020-12-21 스미토모 긴조쿠 고잔 가부시키가이샤 투명 산화물 적층막, 투명 산화물 적층막의 제조 방법, 스퍼터링 타겟 및 투명 수지 기판

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