JP2890856B2 - クアドラート酸の製造方法 - Google Patents
クアドラート酸の製造方法Info
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Description
【0001】本発明は、クアドラート酸(Quadra
tsaeure)を高純度および高収率で製造できる新
規な製造方法、およびその製造過程で中間体として得ら
れる、新規なハロゲン化シクロブテノンに関する。
tsaeure)を高純度および高収率で製造できる新
規な製造方法、およびその製造過程で中間体として得ら
れる、新規なハロゲン化シクロブテノンに関する。
【0002】クアドラート酸は、医薬、染料(Ange
w.Chem.,20,1966,S.931)および
除草剤(CH−PS 609837)製造の興味ある中
間体である。
w.Chem.,20,1966,S.931)および
除草剤(CH−PS 609837)製造の興味ある中
間体である。
【0003】文献によれば、クアドラート酸については
種々の製造方法が知られている。その多くは、ヘキサク
ロロ−1,3−ブタジエンを原料とし、ナトリウムメチ
ラートを用いて閉環し、塩素化シクロブテン誘導体とす
る。 この中間体を硫酸または他の酸を用いて加水分解
して、クアドラート酸とする方法である。 〔Roedig,A.およびBernemann,P.,
LiebigsAnn.Chem.1956,60
0,S.1; Maahs,G., Liebigs A
nn.Chem.1965,686,p.55; An
gew.Chemie,1963,75,p.982;
Uehara,A.およびTsuchiya,R.,S
ci.Rep.Kanazawa Univ.198
0,25,p.83; Fan,R.et al.,Ch
emicalAbstracts1987,106,1
037 98c〕。 ナトリウムメチラートの代りに、
モルフォリンも用いられる〔Maahs,G.およびH
egengerg P.,Angew.Chemie 1
966,78,p.927; Schmidt,A.
H.およびRied., W.,Synthesis 19
78,p.869;Gadek,T.R.et al.
1976,US−PS 4104308;Paine,
A.J.,Tetrahedron Letters,1
984,25 S.135〕。 また、閉環反応は加熱
により行なうこともできる〔Muller,W.197
6,DE−PS 2618557; Schrode
r,M.およびSchafer,W.1976,DE−
PS 2623836; Maahs,G.およびRo
mbusch,D.1978,DE−PS 28245
58; Rombusch,K.およびMaahs,
G.1983,DE−PS 3314431〕。
種々の製造方法が知られている。その多くは、ヘキサク
ロロ−1,3−ブタジエンを原料とし、ナトリウムメチ
ラートを用いて閉環し、塩素化シクロブテン誘導体とす
る。 この中間体を硫酸または他の酸を用いて加水分解
して、クアドラート酸とする方法である。 〔Roedig,A.およびBernemann,P.,
LiebigsAnn.Chem.1956,60
0,S.1; Maahs,G., Liebigs A
nn.Chem.1965,686,p.55; An
gew.Chemie,1963,75,p.982;
Uehara,A.およびTsuchiya,R.,S
ci.Rep.Kanazawa Univ.198
0,25,p.83; Fan,R.et al.,Ch
emicalAbstracts1987,106,1
037 98c〕。 ナトリウムメチラートの代りに、
モルフォリンも用いられる〔Maahs,G.およびH
egengerg P.,Angew.Chemie 1
966,78,p.927; Schmidt,A.
H.およびRied., W.,Synthesis 19
78,p.869;Gadek,T.R.et al.
1976,US−PS 4104308;Paine,
A.J.,Tetrahedron Letters,1
984,25 S.135〕。 また、閉環反応は加熱
により行なうこともできる〔Muller,W.197
6,DE−PS 2618557; Schrode
r,M.およびSchafer,W.1976,DE−
PS 2623836; Maahs,G.およびRo
mbusch,D.1978,DE−PS 28245
58; Rombusch,K.およびMaahs,
G.1983,DE−PS 3314431〕。
【0004】これらの方法の欠点は、収率が極めて低い
か、またはコスト高(たとえば蒸留時の還流比が大きい
ため)であり、これに加えて発ガン性の中間製品である
ヘキサクロロ−1,3−ブタジエンを使用するために、
特別な安全措置を講じなければならないことである。
か、またはコスト高(たとえば蒸留時の還流比が大きい
ため)であり、これに加えて発ガン性の中間製品である
ヘキサクロロ−1,3−ブタジエンを使用するために、
特別な安全措置を講じなければならないことである。
【0005】他の方法〔Bulluv,D.et a
l., Helv.Chim.Acta,1978,6
1,p.1784〕として、菌類の代謝生産物から得ら
れるモニリホルミン(Moniliformin)の臭
素化および加水分解により、クアドラート酸を収率70
%で得る方法がある。 モニリホルミンは天然に産する
が、その量は極めて少なく、その合成方法は高コストで
収率も低い。
l., Helv.Chim.Acta,1978,6
1,p.1784〕として、菌類の代謝生産物から得ら
れるモニリホルミン(Moniliformin)の臭
素化および加水分解により、クアドラート酸を収率70
%で得る方法がある。 モニリホルミンは天然に産する
が、その量は極めて少なく、その合成方法は高コストで
収率も低い。
【0006】さらに別の方法として、電解還元により一
酸化炭素を四量化してクアドラート酸とする方法もある
が、これは多額の設備を要し、その生成混合物からクア
ドラート酸を分離精製するのに困難がある〔Silve
stri,G.et al.,Gazz.Chim.It
l.,1972,102,p.818; DE−OS22
35882; US−PS 4461681,US−P
S 4523980,Fabre,P.L.et a
l., Bull.Soc.Chim,Fr.,1988,
S.933〕。
酸化炭素を四量化してクアドラート酸とする方法もある
が、これは多額の設備を要し、その生成混合物からクア
ドラート酸を分離精製するのに困難がある〔Silve
stri,G.et al.,Gazz.Chim.It
l.,1972,102,p.818; DE−OS22
35882; US−PS 4461681,US−P
S 4523980,Fabre,P.L.et a
l., Bull.Soc.Chim,Fr.,1988,
S.933〕。
【0007】本発明の課題は、入手容易な原料を用い
て、クアドラート酸を良好な収率および純度で製造でき
る、新規なクアドラート酸の合成方法を提供することに
ある。
て、クアドラート酸を良好な収率および純度で製造でき
る、新規なクアドラート酸の合成方法を提供することに
ある。
【0008】本発明の課題は次のようにして解決され
る。 すなわち、トリケテンとして示される次式
る。 すなわち、トリケテンとして示される次式
【化5】 の3−アセトキシ−2−シクロブテン−1−オンを含有
するジケテン生成物の蒸留残渣、または精製したトリケ
テンを、 a)第一段階でハロゲン化して、一般式
するジケテン生成物の蒸留残渣、または精製したトリケ
テンを、 a)第一段階でハロゲン化して、一般式
【化6】 〔式中、各Rは同じ意味をもち、塩素または臭素原子を
あらわす。〕で示されるシクロブテノンに変換し、この
中間体を必要により分離したのち、第二段階で加水分解
してクアドラート酸とするか、または b)第一段階で酸触媒で加水分解して1,3−シクロブ
タンジオンに変換し、この中間体を分離したのち、第二
段階でハロゲン化して一般式2のシクロブテノンとし、
これを必要により分離したのち、第三工程で加水分解し
てクアドラート酸とする方法である。
あらわす。〕で示されるシクロブテノンに変換し、この
中間体を必要により分離したのち、第二段階で加水分解
してクアドラート酸とするか、または b)第一段階で酸触媒で加水分解して1,3−シクロブ
タンジオンに変換し、この中間体を分離したのち、第二
段階でハロゲン化して一般式2のシクロブテノンとし、
これを必要により分離したのち、第三工程で加水分解し
てクアドラート酸とする方法である。
【0009】出発原料として、トリケテンの含量が5〜
60重量%のジケテン生成物の蒸留残渣を用いることが
望ましい。
60重量%のジケテン生成物の蒸留残渣を用いることが
望ましい。
【0010】精製トリケテンまたはジケテン生成物の蒸
留残渣から得られたトリケテンの、一般式IIのシクロブ
テノンへのハロゲン化反応は、出発原料1モルに対して
臭素または塩素を1〜4モル、好ましくは2.5〜3.
5モル、とくに好ましくは臭素を2.5〜3.5モル使
用して行なう。
留残渣から得られたトリケテンの、一般式IIのシクロブ
テノンへのハロゲン化反応は、出発原料1モルに対して
臭素または塩素を1〜4モル、好ましくは2.5〜3.
5モル、とくに好ましくは臭素を2.5〜3.5モル使
用して行なう。
【0011】反応は通常10〜80℃で、好ましくは1
5〜35℃の温度で行なう。
5〜35℃の温度で行なう。
【0012】通常、10〜180分間の反応時間の後、
一般式IIのシクロブテノンを常法に従って蒸発濃縮する
か、または直接残渣を加水分解してクアドラート酸とす
る。
一般式IIのシクロブテノンを常法に従って蒸発濃縮する
か、または直接残渣を加水分解してクアドラート酸とす
る。
【0013】ハロゲン化反応に際しては、溶媒として炭
素数1〜4(C1−C4)のカルボン酸エステルおよび塩
素化炭化水素が用いられる。これらの溶媒の前駆体とし
て、たとえば酢酸、酢酸エチルエステル、無水酢酸、ク
ロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素、とくに酢酸エ
チルエステルまたは酢酸が使用される。
素数1〜4(C1−C4)のカルボン酸エステルおよび塩
素化炭化水素が用いられる。これらの溶媒の前駆体とし
て、たとえば酢酸、酢酸エチルエステル、無水酢酸、ク
ロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素、とくに酢酸エ
チルエステルまたは酢酸が使用される。
【0014】精製トリケテンまたはジケテン生成物の蒸
留残渣からのトリケテンの、酸触媒による1,3−シク
ロブタンジオンへの加水分解は、ギ酸または硫酸などの
酸の水溶液を過剰に用いて行なうが、過剰のギ酸水溶液
中で行なうことが好ましい。加水分解は通常0〜30
℃、好ましくは10〜30℃の温度で行なう。 通常、
15分間ないし24時間の反応終了後、1,3−シクロ
ブタンジオンを、常法に従って、たとえば抽出または再
結晶化する操作を行なう。
留残渣からのトリケテンの、酸触媒による1,3−シク
ロブタンジオンへの加水分解は、ギ酸または硫酸などの
酸の水溶液を過剰に用いて行なうが、過剰のギ酸水溶液
中で行なうことが好ましい。加水分解は通常0〜30
℃、好ましくは10〜30℃の温度で行なう。 通常、
15分間ないし24時間の反応終了後、1,3−シクロ
ブタンジオンを、常法に従って、たとえば抽出または再
結晶化する操作を行なう。
【0015】第二段階である1,3−シクロブタンジオ
ンのハロゲン化は、1,3−シクロブタンジオン1モル
当り1〜5モルの臭素または塩素、好ましくは2.5〜
3.5モルの臭素を用いて行なう。 ハロゲン化反応の
温度は、0〜50℃、好ましくは0〜20℃である。
通常、反応は30分間ないし4時間で終了し、一般式II
のシクロブテノンが通常の蒸発濃縮により好収率で得ら
れる。 あるいは、その蒸留残渣を直接加水分解してク
アドラート酸にする。 溶媒としては、前述したところ
と同じものを用いることができる。
ンのハロゲン化は、1,3−シクロブタンジオン1モル
当り1〜5モルの臭素または塩素、好ましくは2.5〜
3.5モルの臭素を用いて行なう。 ハロゲン化反応の
温度は、0〜50℃、好ましくは0〜20℃である。
通常、反応は30分間ないし4時間で終了し、一般式II
のシクロブテノンが通常の蒸発濃縮により好収率で得ら
れる。 あるいは、その蒸留残渣を直接加水分解してク
アドラート酸にする。 溶媒としては、前述したところ
と同じものを用いることができる。
【0016】式
【化7】 〔式中、各Rは同じ意味をもち、塩素または臭素をあら
わす。〕で示されるシクロブテノンは新規であり、加水
分解によりクアドラート酸に転化する。これにより、ク
アドラート酸を良好な収率と純度で分離することができ
る。
わす。〕で示されるシクロブテノンは新規であり、加水
分解によりクアドラート酸に転化する。これにより、ク
アドラート酸を良好な収率と純度で分離することができ
る。
【0017】一般式IIのシクロブテノンの代表例は、
2,4,4−トリブロモ−3−ヒドロキシ−2−シクロ
ブテン−1−オン、および2,4,4−トリクロロ−3
−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−オンである。
2,4,4−トリブロモ−3−ヒドロキシ−2−シクロ
ブテン−1−オン、および2,4,4−トリクロロ−3
−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−オンである。
【0018】クアドラート酸への加水分解は、硫酸、塩
酸、臭化水素酸またはリン酸などの鉱酸、ギ酸またはト
リフルオロ酢酸などのカルボン酸水溶液、メタンスルホ
ン酸などのスルホン酸水溶液、または水中で行なうこと
ができる。 好ましいのは、たとえば濃硫酸または濃塩
酸などの鉱酸を用いることである。
酸、臭化水素酸またはリン酸などの鉱酸、ギ酸またはト
リフルオロ酢酸などのカルボン酸水溶液、メタンスルホ
ン酸などのスルホン酸水溶液、または水中で行なうこと
ができる。 好ましいのは、たとえば濃硫酸または濃塩
酸などの鉱酸を用いることである。
【0019】加水分解は50〜150℃、好ましくは8
0〜120℃の温度で行なう。
0〜120℃の温度で行なう。
【0020】水によるクアドラート酸への加水分解は、
還流下に行なう。 2〜48時間でクアドラート酸が好
収率で得られる。
還流下に行なう。 2〜48時間でクアドラート酸が好
収率で得られる。
【0021】[実施例1] トリケテンの富化 トリケテン含有量15.5重量%のジケテン生成物の蒸
留残渣148gを10℃に冷却し、圧力0.1〜0.3
ミリバールの下で、1時間当り17mlの蒸留残渣を薄層
フィルム蒸発により濃縮した。 これにより、トリケテ
ン含有量97%の褐色結晶4gと、トリケテン含量5
1.5%の黄色液体20gが分離された。蒸留残渣を温
度20〜40℃、圧力20ミリバールで20分間蒸留し
てジケテンと他の揮発性不純物を除去し、ジエチルエー
テル(50ml)に溶解し、−60℃に冷却した後、濾過
した。 残渣を−60℃に冷却したジエチルエーテル
(10ml)で洗浄した後、吸引乾燥した。 30℃で褐
色結晶11.7gが得られた。これを0.1ミリバール
で昇華した。 昇華により、トリケテンの無色結晶1
0.5gが得られた。 これは、トリケテン含有のジケ
テン樹脂基準で46%に相当する。 融点34℃であっ
た。
留残渣148gを10℃に冷却し、圧力0.1〜0.3
ミリバールの下で、1時間当り17mlの蒸留残渣を薄層
フィルム蒸発により濃縮した。 これにより、トリケテ
ン含有量97%の褐色結晶4gと、トリケテン含量5
1.5%の黄色液体20gが分離された。蒸留残渣を温
度20〜40℃、圧力20ミリバールで20分間蒸留し
てジケテンと他の揮発性不純物を除去し、ジエチルエー
テル(50ml)に溶解し、−60℃に冷却した後、濾過
した。 残渣を−60℃に冷却したジエチルエーテル
(10ml)で洗浄した後、吸引乾燥した。 30℃で褐
色結晶11.7gが得られた。これを0.1ミリバール
で昇華した。 昇華により、トリケテンの無色結晶1
0.5gが得られた。 これは、トリケテン含有のジケ
テン樹脂基準で46%に相当する。 融点34℃であっ
た。
【0022】[実施例2] 2,4,4−トリブロモ−
3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−オンの製造 トリケテン1.26g(10ミリモル)を酢酸エチルエ
ステル(10ml)に溶解し、これに臭素4.84g(3
0ミリモル)を溶解した酢酸エチルエステルの溶液(1
0ml)を、20分間で撹拌下に滴下した。 反応温度を
22〜30℃に保った。 さらに1時間、室温で撹拌し
た後、オレンジ色の溶液をロータリーエバポレータで濃
縮した。 濃縮後、3.07gの生成物が得られた。こ
れは、使用したトリケテン基準で96%の収率に相当す
る。 融点:163℃(分解)1 H−NMR(d7−DMF,300MHz ,δ in ppm):
11,2,bs13 H−NMR(d7−DMF,300MHz ,δin ppm):
71,s;178,s;209,s;221,s
3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−オンの製造 トリケテン1.26g(10ミリモル)を酢酸エチルエ
ステル(10ml)に溶解し、これに臭素4.84g(3
0ミリモル)を溶解した酢酸エチルエステルの溶液(1
0ml)を、20分間で撹拌下に滴下した。 反応温度を
22〜30℃に保った。 さらに1時間、室温で撹拌し
た後、オレンジ色の溶液をロータリーエバポレータで濃
縮した。 濃縮後、3.07gの生成物が得られた。こ
れは、使用したトリケテン基準で96%の収率に相当す
る。 融点:163℃(分解)1 H−NMR(d7−DMF,300MHz ,δ in ppm):
11,2,bs13 H−NMR(d7−DMF,300MHz ,δin ppm):
71,s;178,s;209,s;221,s
【0023】[実施例3] 1,3−シクロブタンジオ
ンの製造 トリケテン14g(含量95%,105ミリモル)を、
10℃で、ギ酸140gと水4.6g(256ミリモ
ル)との混合溶液に、少量ずつ添加した。4時間後に反
応液を濃縮した。 褐色の蒸発残渣をジエチルエーテル
(20ml)に投入し、濾別してジエチルエーテル(5m
l)で洗浄した。乾燥後、淡褐色の結晶8.8gが得ら
れた。 その融点は118〜119℃(分解)で、1,
3−シクロブタンジオンの含有量は97%であった。
これはトリケテンに対し96%の収率であった。
ンの製造 トリケテン14g(含量95%,105ミリモル)を、
10℃で、ギ酸140gと水4.6g(256ミリモ
ル)との混合溶液に、少量ずつ添加した。4時間後に反
応液を濃縮した。 褐色の蒸発残渣をジエチルエーテル
(20ml)に投入し、濾別してジエチルエーテル(5m
l)で洗浄した。乾燥後、淡褐色の結晶8.8gが得ら
れた。 その融点は118〜119℃(分解)で、1,
3−シクロブタンジオンの含有量は97%であった。
これはトリケテンに対し96%の収率であった。
【0024】[実施例4] 2,4,4−トリクロロ−
3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−オンの製造 1,3−シクロブタンジオン0.84g(10ミリモ
ル)を四塩化炭素(10ml)に投入した。 この溶液を
撹拌しながら、2〜4℃で45分間かけて塩素2.3g
(32ミリモル)を導入した。 塩素導入後、さらに黄
色懸濁液を1時間4〜9℃で撹拌した。 ロータリーエ
バポレータで濃縮し、1.7gの生成物を得た。 これ
は、使用した1,3−シクロブタンジオンに対し90%
の収率である。 融点:156〜159℃(分解)1 H−NMR(d7−DMF,300MHz ,δ in ppm):
9.8,bs
3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−オンの製造 1,3−シクロブタンジオン0.84g(10ミリモ
ル)を四塩化炭素(10ml)に投入した。 この溶液を
撹拌しながら、2〜4℃で45分間かけて塩素2.3g
(32ミリモル)を導入した。 塩素導入後、さらに黄
色懸濁液を1時間4〜9℃で撹拌した。 ロータリーエ
バポレータで濃縮し、1.7gの生成物を得た。 これ
は、使用した1,3−シクロブタンジオンに対し90%
の収率である。 融点:156〜159℃(分解)1 H−NMR(d7−DMF,300MHz ,δ in ppm):
9.8,bs
【0025】[実施例5] 硫酸を用いた加水分解によ
るクアドラート酸の製造
るクアドラート酸の製造
【0026】a)2,4,4−トリブロモ−3−ヒドロ
キシ−2−シクロブテン−1−オンから:2,4,4−
トリブロモ−3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−
オン3.07g(9.6ミリモル)に濃硫酸(99%,
5ml)を添加した。 この懸濁液を15分間100℃で
撹拌し、冷却後濾過した。 残渣を3回アセトン(各1
ml)で洗浄し、次いで50℃,40ミリバールで4時間
乾燥した。 その結果、クアドラート酸含量95%の白
色結晶1.03gが得られた。 これは、クアドラート
酸0.97g(8.5ミリモル)を含み、トリケテンに
対する収率は85%であった。
キシ−2−シクロブテン−1−オンから:2,4,4−
トリブロモ−3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−
オン3.07g(9.6ミリモル)に濃硫酸(99%,
5ml)を添加した。 この懸濁液を15分間100℃で
撹拌し、冷却後濾過した。 残渣を3回アセトン(各1
ml)で洗浄し、次いで50℃,40ミリバールで4時間
乾燥した。 その結果、クアドラート酸含量95%の白
色結晶1.03gが得られた。 これは、クアドラート
酸0.97g(8.5ミリモル)を含み、トリケテンに
対する収率は85%であった。
【0027】b)2,4,4−トリクロロ−3−ヒドロ
キシ−2−シクロブテン−1−オンから:2,4,4−
トリクロロ−3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−
オン1.7g(9ミリモル)に濃硫酸(99%,4ml)
と水(0.5ml)を添加した。この懸濁液を15分間8
0℃で撹拌し、冷却後濾過した。 残渣を3回アセトン
(各2ml)で洗浄し、次いで50℃、40ミリバールで
15時間乾燥した。 その結果、クアドラート酸含有量
93%の灰色固体生成物0.71gが得られた。これは
クアドラート酸0.66g(5.8ミリモル)を含み、
トリケテンに対する収率は58%であった。
キシ−2−シクロブテン−1−オンから:2,4,4−
トリクロロ−3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−
オン1.7g(9ミリモル)に濃硫酸(99%,4ml)
と水(0.5ml)を添加した。この懸濁液を15分間8
0℃で撹拌し、冷却後濾過した。 残渣を3回アセトン
(各2ml)で洗浄し、次いで50℃、40ミリバールで
15時間乾燥した。 その結果、クアドラート酸含有量
93%の灰色固体生成物0.71gが得られた。これは
クアドラート酸0.66g(5.8ミリモル)を含み、
トリケテンに対する収率は58%であった。
【0028】[実施例6] 水を用いた加水分解による
クアドラート酸の製造 2,4,4−トリブロモ−3−ヒドロキシ−2−シクロ
ブテン−1−オン1.30g(4.1ミリモル)に、水
10mlを添加した。 黄色溶液を14時間加熱還流した
後、5℃に冷却し、濾過した。 残渣を各0.5mlの水
で2回洗浄した後、50℃,40ミリバールで16時間
乾燥した。 その結果、クアドラート酸含有量96%の
灰色結晶0.344gが得られた。 これはクアドラー
ト酸0.330gを含み、トリケテンに対する収率は7
0%であった。
クアドラート酸の製造 2,4,4−トリブロモ−3−ヒドロキシ−2−シクロ
ブテン−1−オン1.30g(4.1ミリモル)に、水
10mlを添加した。 黄色溶液を14時間加熱還流した
後、5℃に冷却し、濾過した。 残渣を各0.5mlの水
で2回洗浄した後、50℃,40ミリバールで16時間
乾燥した。 その結果、クアドラート酸含有量96%の
灰色結晶0.344gが得られた。 これはクアドラー
ト酸0.330gを含み、トリケテンに対する収率は7
0%であった。
【0029】[実施例7] 他の酸を用いた加水分解に
よるクアドラート酸の製造 実施例5aと同様にして、それぞれ2,4,4−トリブ
ロモ−3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−オン
0.50g(1.6ミリモル)を用いて、加水分解によ
りクアドラート酸を調製した。
よるクアドラート酸の製造 実施例5aと同様にして、それぞれ2,4,4−トリブ
ロモ−3−ヒドロキシ−2−シクロブテン−1−オン
0.50g(1.6ミリモル)を用いて、加水分解によ
りクアドラート酸を調製した。
【0030】 その結果を次に示す。 酸水溶液 濃 度 g クアドラート酸収率 塩酸 36% 1.8 53% リン酸 84% 3.4 52% 臭化水素酸 48% 3.0 48% トリフルオロ酢酸 96% 3.0 84%※ ギ酸 98% 2.4 77%※ メタンスルホン酸 92% 1.2 60% (※は溶液中であることを示す)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 49/707 C07C 45/43 CA(STN) CAOLD(STN) REGISTRY(STN)
Claims (14)
- 【請求項1】 式I 【化1】 で示される3−アセトキシ−2−シクロブテン−1−オ
ンを含有するジケテン生成物の蒸留残渣、または精製し
た3−アセトキシ−2−シクロブテン−1−オンを、 a)第一段階でハロゲン化して、一般式II 【化2】 〔式中、各Rは同じ意味をもち、塩素または臭素原子を
あらわす。〕で示されるシクロブテノンに変換し、この
中間体を必要により分離したのち、第二段階で加水分解
して、式III 【化3】 で示されるクアドラート酸とするか、または b)第一段階で酸触媒で加水分解して1,3−シクロブ
タンジオンに変換し、この中間体を分離したのち、第二
段階でハロゲン化して一般式2のシクロブテノンとし、
これを必要により分離したのち、第三段階で加水分解し
てクアドラート酸とすることを特徴とするクアドラート
酸の製造方法。 - 【請求項2】 原料として、3−アセトキシ−2−シク
ロブテン−1−オンの含有量が5〜60重量%のジケテ
ン生成物の蒸留残渣を用いて反応を行なう請求項1のク
アドラート酸の製造方法。 - 【請求項3】 3−アセトキシ−2−シクロブテン−1
−オンのハロゲン化を、臭素または塩素を用いて行なう
請求1または2のクアドラート酸の製造方法。 - 【請求項4】 3−アセトキシ−2−シクロブテン−1
−オンのハロゲン化を、10〜80℃の温度で行なう請
求項1ないし3のいずれかのクアドラート酸の製造方
法。 - 【請求項5】 1,3−シクロブタンジオンへの酸によ
る加水分解をギ酸水溶液または硫酸水溶液を用いて行な
う請求項1のクアドラート酸の製造方法。 - 【請求項6】 酸による加水分解を、0〜30℃の温度
で行なう請求項1ないし5のいずれかのクアドラート酸
の製造方法。 - 【請求項7】 1,3−シクロブタンジオンのハロゲン
化を、臭素または塩素を用いて行なう請求項1のクアド
ラート酸の製造方法。 - 【請求項8】 1,3−シクロブタンジオンのハロゲン
化を、0〜50℃の温度で行なう請求項1または7のク
アドラート酸の製造方法。 - 【請求項9】 クアドラート酸への加水分解を、鉱酸、
スルホン酸、カルボン酸または水を用いて行なう請求項
1のクアドラート酸の製造方法。 - 【請求項10】 クアドラート酸への加水分解を、濃硫
酸を用いて行なう請求項1または9のクアドラート酸の
製造方法。 - 【請求項11】 クアドラート酸への加水分解を、50
〜150℃の温度で行なう請求項1,9または10のク
アドラート酸の製造方法。 - 【請求項12】 一般式II 【化4】 〔式中、各Rは同じ意味をもち、塩素または臭素をあら
わす。〕で示されるシクロブテノン。 - 【請求項13】 2,4,4−トリブロモ−3−ヒドロ
キシ−2−シクロブテン−1−オン。 - 【請求項14】 2,4,4−トリクロロ−3−ヒドロ
キシ−2−シクロブテン−1−オン。
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---|---|---|---|
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---|---|
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---|---|
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KR100468288B1 (ko) * | 1996-04-09 | 2005-04-20 | 교와 유까 가부시키가이샤 | 3,4-디히드록시-3-시클로부텐-1,2-디온의제조방법 |
KR100540990B1 (ko) | 1997-09-05 | 2006-01-11 | 교와 핫꼬 케미칼 가부시키가이샤 | 3,4-디히드록시-3-시클로부텐-1,2-디온의 제조법 |
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US3456010A (en) * | 1968-01-18 | 1969-07-15 | American Cyanamid Co | Chloro-hydroxy-polyfluorocycloalkenones |
CH609837A5 (en) * | 1975-05-30 | 1979-03-30 | Ciba Geigy Ag | Contact herbicide and its use |
DE2623836C3 (de) * | 1976-05-28 | 1978-12-21 | Chemische Werke Huels Ag, 4370 Marl | Verfahren zur Herstellung von Quadratsäure |
US4104308A (en) * | 1976-06-21 | 1978-08-01 | International Business Machines Corporation | Synthesis of squaric acid |
CH621107A5 (ja) * | 1976-12-03 | 1981-01-15 | Ciba Geigy Ag | |
DE2824558C3 (de) * | 1978-06-05 | 1981-07-09 | Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl | Verfahren zur Herstellung von Quadratsäure |
DE3314431A1 (de) * | 1983-04-21 | 1984-10-25 | Chemische Werke Hüls AG, 4370 Marl | Verfahren zur herstellung von quadratsaeure |
-
1991
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