JP2871323B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents
映像信号処理装置Info
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- JP2871323B2 JP2871323B2 JP4214875A JP21487592A JP2871323B2 JP 2871323 B2 JP2871323 B2 JP 2871323B2 JP 4214875 A JP4214875 A JP 4214875A JP 21487592 A JP21487592 A JP 21487592A JP 2871323 B2 JP2871323 B2 JP 2871323B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の輪郭部分を
補正する映像信号処理装置に関する。
補正する映像信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーテレビジョン信号の伝送系
においては、伝送の帯域が制限されているために受像機
で再現される画像の鮮鋭度は低下してしまう。例えば、
NTSC方式においては輝度信号の帯域は0〜4.2[MHz]
に制限されている。このため理想的な撮像管で撮影した
場合であっても、輝度信号の白黒変化時の信号は、受像
機では信号の立ち上がりや立ち下がりの傾斜がある値以
上鋭くならず、画面上では輪郭部分がややぼけて見え
る。
においては、伝送の帯域が制限されているために受像機
で再現される画像の鮮鋭度は低下してしまう。例えば、
NTSC方式においては輝度信号の帯域は0〜4.2[MHz]
に制限されている。このため理想的な撮像管で撮影した
場合であっても、輝度信号の白黒変化時の信号は、受像
機では信号の立ち上がりや立ち下がりの傾斜がある値以
上鋭くならず、画面上では輪郭部分がややぼけて見え
る。
【0003】このような画像のぼけを改善するために、
近年、映像信号処理装置においては、遅延回路を使用し
て2次微分信号をつくり、原信号に加えることにより輪
郭補正が行われている。
近年、映像信号処理装置においては、遅延回路を使用し
て2次微分信号をつくり、原信号に加えることにより輪
郭補正が行われている。
【0004】以下に従来の映像信号処理装置について説
明する。(図12)は従来の映像信号処理装置の構成図
を示すものである。(図12)において、1は映像信号
の入力端子、21aおよび21bは信号を所定時間遅延する
遅延回路、22,23,24は乗算器、25,27は加算器、26は
輪郭補正レベルを変えるゲイン調整器、2は出力端子で
ある。(図13)は(図12)に示す各点a〜iにおけ
る動作波形を示したものである。
明する。(図12)は従来の映像信号処理装置の構成図
を示すものである。(図12)において、1は映像信号
の入力端子、21aおよび21bは信号を所定時間遅延する
遅延回路、22,23,24は乗算器、25,27は加算器、26は
輪郭補正レベルを変えるゲイン調整器、2は出力端子で
ある。(図13)は(図12)に示す各点a〜iにおけ
る動作波形を示したものである。
【0005】以上のように構成された映像信号処理装置
の動作について(図12),(図13)を参照しながら
説明する。まず(図12)において、入力端子1から入
力された映像信号は遅延回路21a、乗算器22に供給され
る。遅延回路21aの出力信号は遅延回路21b、乗算器23
および加算器27に供給される。遅延回路21bの出力信号
は乗算器24に供給される。例えば、入力端子1(a点)
に(図13(a))の波形を持つ映像信号を入力する
と、遅延回路21a,21bの出力信号(b,c点での信
号)は(図13(b)),(図13(c))のようにな
る。
の動作について(図12),(図13)を参照しながら
説明する。まず(図12)において、入力端子1から入
力された映像信号は遅延回路21a、乗算器22に供給され
る。遅延回路21aの出力信号は遅延回路21b、乗算器23
および加算器27に供給される。遅延回路21bの出力信号
は乗算器24に供給される。例えば、入力端子1(a点)
に(図13(a))の波形を持つ映像信号を入力する
と、遅延回路21a,21bの出力信号(b,c点での信
号)は(図13(b)),(図13(c))のようにな
る。
【0006】入力映像信号および遅延回路21a,21bの
出力信号(a,b,c点での信号)は、それぞれ乗算器
22,23,24に供給される。各乗算器22,23,24の係数が Ka=−1,Kb=2,Kc=−1 とすると、乗算器22,23,24の出力信号(d,e,f点
での信号)は(図13(d)),(図13(e)),
(図13(f))のようになる。これら3つの信号は加
算器25に加えられ、その結果加算器25の出力信号(g点
での信号)は、(図13(g))に示すような原信号を
2次微分した信号波形となる。
出力信号(a,b,c点での信号)は、それぞれ乗算器
22,23,24に供給される。各乗算器22,23,24の係数が Ka=−1,Kb=2,Kc=−1 とすると、乗算器22,23,24の出力信号(d,e,f点
での信号)は(図13(d)),(図13(e)),
(図13(f))のようになる。これら3つの信号は加
算器25に加えられ、その結果加算器25の出力信号(g点
での信号)は、(図13(g))に示すような原信号を
2次微分した信号波形となる。
【0007】加算器25の出力信号はゲイン調整器26で任
意のゲインで振幅の調整が行われ、加算器27に加えられ
る。例えばゲインを2とすると、ゲイン調整器26の出力
信号(h点での信号)は(図13(h))に示すように
なる。ゲイン調整器26の出力信号は遅延回路21aの出力
信号とともに加算器27に加えられ、加算器27の出力信号
(i点での信号)は(図13(i))に示すように輪郭
を補正された信号となって、出力端子2から出力され
る。
意のゲインで振幅の調整が行われ、加算器27に加えられ
る。例えばゲインを2とすると、ゲイン調整器26の出力
信号(h点での信号)は(図13(h))に示すように
なる。ゲイン調整器26の出力信号は遅延回路21aの出力
信号とともに加算器27に加えられ、加算器27の出力信号
(i点での信号)は(図13(i))に示すように輪郭
を補正された信号となって、出力端子2から出力され
る。
【0008】以上のように構成された従来の映像信号処
理装置においては、輪郭部分の立った信号が得られ、輪
郭補正が行われる。
理装置においては、輪郭部分の立った信号が得られ、輪
郭補正が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、輪郭部分の勾配を大きくする効果に伴いア
ンダーシュートおよびオーバーシュートが付加され鮮鋭
度が向上するが、過度に行うと画像の輪郭部分に付加す
る白や黒の縁取りの不自然さが目立ってしまうという問
題点を有していた。
の構成では、輪郭部分の勾配を大きくする効果に伴いア
ンダーシュートおよびオーバーシュートが付加され鮮鋭
度が向上するが、過度に行うと画像の輪郭部分に付加す
る白や黒の縁取りの不自然さが目立ってしまうという問
題点を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、アンダーシュートおよびオーバーシュートを過度に
付加することなく輪郭部分を急峻にし、輪郭補正をする
映像信号処理装置を提供することを目的とする。
で、アンダーシュートおよびオーバーシュートを過度に
付加することなく輪郭部分を急峻にし、輪郭補正をする
映像信号処理装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、入力映像
信号から最大信号レベルおよび最小信号レベルを検出す
る信号レベル検出回路と、前記入力映像信号を処理する
第1および第2の輪郭補正回路と、前記第1の輪郭補正
回路および前記信号レベル検出回路の各出力信号から輪
郭補正された映像信号の波形に対応した制御信号を発生
する制御信号発生回路とを備えたものである。
信号から最大信号レベルおよび最小信号レベルを検出す
る信号レベル検出回路と、前記入力映像信号を処理する
第1および第2の輪郭補正回路と、前記第1の輪郭補正
回路および前記信号レベル検出回路の各出力信号から輪
郭補正された映像信号の波形に対応した制御信号を発生
する制御信号発生回路とを備えたものである。
【0012】第2の発明は、入力映像信号から最大信号
レベルおよび最小信号レベルを検出する信号レベル検出
回路と、前記入力映像信号を処理する第1および第2の
輪郭補正回路と、前記第1の輪郭補正回路および前記信
号レベル検出回路の各出力信号から輪郭補正された映像
信号の波形に対応した制御信号を発生する制御信号発生
回路と、前記信号レベル検出回路から輪郭の振幅を検出
しそのレベルに対応した制御信号を発生する輪郭振幅検
出回路と、前記入力映像信号および前記第2の輪郭補正
回路の各出力信号を入力とする切り替え回路とを備えた
ものである。
レベルおよび最小信号レベルを検出する信号レベル検出
回路と、前記入力映像信号を処理する第1および第2の
輪郭補正回路と、前記第1の輪郭補正回路および前記信
号レベル検出回路の各出力信号から輪郭補正された映像
信号の波形に対応した制御信号を発生する制御信号発生
回路と、前記信号レベル検出回路から輪郭の振幅を検出
しそのレベルに対応した制御信号を発生する輪郭振幅検
出回路と、前記入力映像信号および前記第2の輪郭補正
回路の各出力信号を入力とする切り替え回路とを備えた
ものである。
【0013】
【作用】第1の発明によれば、上記した構成により、制
御信号発生回路でアンダーシュート、オーバーシュート
が検出されたとき輪郭補正信号の振幅値を任意のゲイン
で調整する。これにより、アンダーシュートおよびオー
バーシュートを過度に付加することなく輪郭部分を急峻
にして画像の輪郭部分の不自然さを低減することができ
る。
御信号発生回路でアンダーシュート、オーバーシュート
が検出されたとき輪郭補正信号の振幅値を任意のゲイン
で調整する。これにより、アンダーシュートおよびオー
バーシュートを過度に付加することなく輪郭部分を急峻
にして画像の輪郭部分の不自然さを低減することができ
る。
【0014】第2の発明によれば、制御信号発生回路で
アンダーシュート、オーバーシュートが検出されたとき
輪郭補正信号の振幅値を任意のゲインで調整する。ま
た、輪郭振幅検出回路で輪郭の振幅値を検出し、検出さ
れた輪郭の振幅値が所定の値より大きい場合にはゲイン
調整された輪郭補正信号を用いて輪郭補正された映像信
号を出力し、それ以外の場合には元の映像信号を出力す
る。これにより、アンダーシュートおよびオーバーシュ
ートを過度に付加することなく輪郭部分を急峻にして画
像の輪郭部分の不自然さを低減することができるうえ
に、さらに、輪郭の振幅値が小さい部分には補正が行わ
れないため、ノイズなどが強調されることがない。
アンダーシュート、オーバーシュートが検出されたとき
輪郭補正信号の振幅値を任意のゲインで調整する。ま
た、輪郭振幅検出回路で輪郭の振幅値を検出し、検出さ
れた輪郭の振幅値が所定の値より大きい場合にはゲイン
調整された輪郭補正信号を用いて輪郭補正された映像信
号を出力し、それ以外の場合には元の映像信号を出力す
る。これにより、アンダーシュートおよびオーバーシュ
ートを過度に付加することなく輪郭部分を急峻にして画
像の輪郭部分の不自然さを低減することができるうえ
に、さらに、輪郭の振幅値が小さい部分には補正が行わ
れないため、ノイズなどが強調されることがない。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。(図1)は本発明の第1の一実施例
における映像信号処理装置の構成図を示すものである。
(図1)において、1は映像信号の入力端子、10は信号
レベル検出回路、20は第1の輪郭補正回路、30は第2の
輪郭補正回路、40は制御信号発生回路、2は出力端子で
ある。
しながら説明する。(図1)は本発明の第1の一実施例
における映像信号処理装置の構成図を示すものである。
(図1)において、1は映像信号の入力端子、10は信号
レベル検出回路、20は第1の輪郭補正回路、30は第2の
輪郭補正回路、40は制御信号発生回路、2は出力端子で
ある。
【0016】以上のように構成された映像信号処理装置
の動作について説明すると、まず、入力端子1から入力
された映像信号は信号レベル検出回路10、第1の輪郭補
正回路20および第2の輪郭補正回路30へ供給される。信
号レベル検出回路10および第1の輪郭補正回路20の出力
信号は制御信号発生回路40へ供給される。制御信号検出
回路40の出力信号は第2の輪郭補正回路30の制御端子へ
供給され、第2の輪郭補正回路30の出力信号は出力端子
2から出力される。
の動作について説明すると、まず、入力端子1から入力
された映像信号は信号レベル検出回路10、第1の輪郭補
正回路20および第2の輪郭補正回路30へ供給される。信
号レベル検出回路10および第1の輪郭補正回路20の出力
信号は制御信号発生回路40へ供給される。制御信号検出
回路40の出力信号は第2の輪郭補正回路30の制御端子へ
供給され、第2の輪郭補正回路30の出力信号は出力端子
2から出力される。
【0017】信号レベル検出回路10は例えば(図2)に
示すように構成される。信号レベル検出回路10への入力
信号は遅延回路11a,11b,11c,11dにより所定時間
間隔で遅延される。各遅延回路11a,11b,11c,11d
の出力信号と信号レベル検出回路10への入力信号は最大
信号レベル検出回路12へ供給され、最大信号レベルが検
出される。同様に、各遅延回路11a,11b,11c,11d
の出力信号と信号レベル検出回路10への入力信号は最小
信号レベル検出回路13へも供給され、最小信号レベルが
検出される。これら検出信号は制御信号発生回路へ供給
される。
示すように構成される。信号レベル検出回路10への入力
信号は遅延回路11a,11b,11c,11dにより所定時間
間隔で遅延される。各遅延回路11a,11b,11c,11d
の出力信号と信号レベル検出回路10への入力信号は最大
信号レベル検出回路12へ供給され、最大信号レベルが検
出される。同様に、各遅延回路11a,11b,11c,11d
の出力信号と信号レベル検出回路10への入力信号は最小
信号レベル検出回路13へも供給され、最小信号レベルが
検出される。これら検出信号は制御信号発生回路へ供給
される。
【0018】第1の輪郭補正回路20および第2の輪郭補
正回路30は、例えば(図3(a),(b))に示すよう
に構成される。第2の輪郭補正回路30のゲイン調整器36
のゲイン制御端子へ制御信号発生回路40の出力信号が供
給されていることを除いて、従来例で示したものと基本
的には同じ構成である。あるいは、第1の輪郭補正回路
20と第2の輪郭補正回路30を共用構成にして、例えば
(図4)に示すようにも構成される。ここでは(図3)
に示す構成を例にして説明する。
正回路30は、例えば(図3(a),(b))に示すよう
に構成される。第2の輪郭補正回路30のゲイン調整器36
のゲイン制御端子へ制御信号発生回路40の出力信号が供
給されていることを除いて、従来例で示したものと基本
的には同じ構成である。あるいは、第1の輪郭補正回路
20と第2の輪郭補正回路30を共用構成にして、例えば
(図4)に示すようにも構成される。ここでは(図3)
に示す構成を例にして説明する。
【0019】制御信号発生回路40は例えば(図5)に示
すように構成される。比較器41へは最大信号レベルと第
1の輪郭補正回路20の出力信号が供給され振幅値が比較
される。同様に比較器42へは最小信号レベルと第1の輪
郭補正回路20の出力信号が供給され振幅値が比較され
る。比較器41,42の出力信号は係数発生器43へ供給さ
れ、その出力信号は第2の輪郭補正回路30のゲイン調整
器36のゲイン制御端子へ供給される。
すように構成される。比較器41へは最大信号レベルと第
1の輪郭補正回路20の出力信号が供給され振幅値が比較
される。同様に比較器42へは最小信号レベルと第1の輪
郭補正回路20の出力信号が供給され振幅値が比較され
る。比較器41,42の出力信号は係数発生器43へ供給さ
れ、その出力信号は第2の輪郭補正回路30のゲイン調整
器36のゲイン制御端子へ供給される。
【0020】前記構成の映像信号処理装置の動作を(図
6)の波形図を参照して説明する。まず、例えば入力端
子1に(図6(a))に示す映像信号を入力すると、こ
の映像信号は信号レベル検出回路10の遅延回路11a,11
b,11c,11dにより遅延され、それぞれの出力信号
(b,c,d,e点での信号)は(図6(b),
(c),(d),(e))に示すようになる。入力映像
信号および各遅延回路11a,11b,11c,11dの出力信
号(a,b,c,d,e点での信号)は最大信号レベル
検出回路12、最小信号レベル検出回路13へ供給され最大
信号レベル(図6(f))と最小信号レベル(図6
(g))が検出される。
6)の波形図を参照して説明する。まず、例えば入力端
子1に(図6(a))に示す映像信号を入力すると、こ
の映像信号は信号レベル検出回路10の遅延回路11a,11
b,11c,11dにより遅延され、それぞれの出力信号
(b,c,d,e点での信号)は(図6(b),
(c),(d),(e))に示すようになる。入力映像
信号および各遅延回路11a,11b,11c,11dの出力信
号(a,b,c,d,e点での信号)は最大信号レベル
検出回路12、最小信号レベル検出回路13へ供給され最大
信号レベル(図6(f))と最小信号レベル(図6
(g))が検出される。
【0021】また、第1の輪郭補正回路20へ供給された
入力映像信号は、例えば、各乗算器21a,21b,21cの
係数をKa=ー1,Kb=2,Kc=ー1とし、ゲイン
設定値を2とすると、加算器25の出力信号(h点での信
号)は(図6(h))に示すようになり、ゲイン調整器
26の出力信号(i点での信号)は(図6(i))に示す
ようになる。この信号は加算器27で遅延回路21b(c点
での信号と同様)の出力信号と加算され、加算出力(j
点)は(図6(j))に示すような信号となる。第2の
輪郭補正回路30へ供給された入力映像信号についても同
様に処理され、m点ではh点での信号と同じ波形の信号
が得られる。
入力映像信号は、例えば、各乗算器21a,21b,21cの
係数をKa=ー1,Kb=2,Kc=ー1とし、ゲイン
設定値を2とすると、加算器25の出力信号(h点での信
号)は(図6(h))に示すようになり、ゲイン調整器
26の出力信号(i点での信号)は(図6(i))に示す
ようになる。この信号は加算器27で遅延回路21b(c点
での信号と同様)の出力信号と加算され、加算出力(j
点)は(図6(j))に示すような信号となる。第2の
輪郭補正回路30へ供給された入力映像信号についても同
様に処理され、m点ではh点での信号と同じ波形の信号
が得られる。
【0022】制御信号発生回路40は、最大信号レベルと
最小信号レベルと第1の輪郭補正回路20により輪郭補正
された信号が入力され、第1の輪郭補正回路20で入力映
像信号に付加されたアンダーシュート、オーバーシュー
ト部分を検出し所定の係数を出力する。まず、入力され
た最大信号レベル(f点での信号)と第1の輪郭補正回
路20の出力信号(j点での信号)は比較器41へ供給され
振幅値が比較される。例えば、第1の輪郭補正回路20の
出力信号(j点での信号)の方が最大信号レベル(f点
での信号)より大きい場合は”1”を出力し、それ以外
の場合は”0”を出力するものとすれば、比較器41の出
力信号(k点での信号)は(図6(k))のようにな
る。
最小信号レベルと第1の輪郭補正回路20により輪郭補正
された信号が入力され、第1の輪郭補正回路20で入力映
像信号に付加されたアンダーシュート、オーバーシュー
ト部分を検出し所定の係数を出力する。まず、入力され
た最大信号レベル(f点での信号)と第1の輪郭補正回
路20の出力信号(j点での信号)は比較器41へ供給され
振幅値が比較される。例えば、第1の輪郭補正回路20の
出力信号(j点での信号)の方が最大信号レベル(f点
での信号)より大きい場合は”1”を出力し、それ以外
の場合は”0”を出力するものとすれば、比較器41の出
力信号(k点での信号)は(図6(k))のようにな
る。
【0023】同様に、最小信号レベル(g点での信号)
と第1の輪郭補正回路20の出力信号(j点での信号)は
比較器42へ供給され振幅値が比較される。例えば、第1
の輪郭補正回路20の出力信号(j点での信号)の方が最
小信号レベル(g点での信号)より小さい場合は”1”
を出力し、それ以外の場合は”0”を出力するものとす
れば、比較器42からは(図6(l))の信号が出力され
る。比較器41と比較器42の出力信号(k,l点での信
号)は係数発生器43へ供給される。係数発生器43は比較
器41と比較器42の出力信号(k,l点での信号)に従っ
て第2の輪郭補正回路30のゲイン調整器36のゲインを設
定する係数Kを出力する。
と第1の輪郭補正回路20の出力信号(j点での信号)は
比較器42へ供給され振幅値が比較される。例えば、第1
の輪郭補正回路20の出力信号(j点での信号)の方が最
小信号レベル(g点での信号)より小さい場合は”1”
を出力し、それ以外の場合は”0”を出力するものとす
れば、比較器42からは(図6(l))の信号が出力され
る。比較器41と比較器42の出力信号(k,l点での信
号)は係数発生器43へ供給される。係数発生器43は比較
器41と比較器42の出力信号(k,l点での信号)に従っ
て第2の輪郭補正回路30のゲイン調整器36のゲインを設
定する係数Kを出力する。
【0024】係数発生器43は例えば、(k=”1”かつ
l=”0”)または(k=”0”かつl=”1”)の場
合は係数KをK=0.5とし、それ以外の場合はK=2とす
れば、この場合、加算器35の出力信号(m点での信号)
はゲイン調整器36で部分的に異なる係数(シュート部で
はK=0.5,それ以外の立ち上がり部分などではK=2)
でゲイン調整されn点では(図6(n))に示すような
輪郭補正信号が得られる。この信号は遅延回路31bの出
力信号(c点での信号と同様)と加算器37で加算され、
輪郭を補正された映像信号(図6(o))となって出力
端子2から出力される。
l=”0”)または(k=”0”かつl=”1”)の場
合は係数KをK=0.5とし、それ以外の場合はK=2とす
れば、この場合、加算器35の出力信号(m点での信号)
はゲイン調整器36で部分的に異なる係数(シュート部で
はK=0.5,それ以外の立ち上がり部分などではK=2)
でゲイン調整されn点では(図6(n))に示すような
輪郭補正信号が得られる。この信号は遅延回路31bの出
力信号(c点での信号と同様)と加算器37で加算され、
輪郭を補正された映像信号(図6(o))となって出力
端子2から出力される。
【0025】輪郭が補正される様子について(図7)を
参照して説明する。従来例で説明した輪郭補正装置は輪
郭補正成分を入力映像信号に加算することにより輪郭補
正を行っており、この補正成分の振幅を任意のゲインで
調整することにより補正量が制御される。(図7
(a))に示すようにゲインを大きく設定するほど立ち
上がり期間の信号波形は急峻になり、同時にアンダーシ
ュート、オーバーシュートの付加される量も大きくな
る。
参照して説明する。従来例で説明した輪郭補正装置は輪
郭補正成分を入力映像信号に加算することにより輪郭補
正を行っており、この補正成分の振幅を任意のゲインで
調整することにより補正量が制御される。(図7
(a))に示すようにゲインを大きく設定するほど立ち
上がり期間の信号波形は急峻になり、同時にアンダーシ
ュート、オーバーシュートの付加される量も大きくな
る。
【0026】しかし、過度に行うと、細かい画像や輪郭
の振幅の小さい部分では白や黒の縁取りが本来の画像に
対して無視できなくなり画像の不自然さが目立ってく
る。そこで、本実施例による映像信号処理装置は、補正
成分の、入力映像信号に加算したときにアンダーシュー
ト、オーバーシュートとなる部分と立ち上がり期間の部
分とをそれぞれ独立にゲイン調整し入力映像信号に加算
する。このため、(図7(b))に示すように立ち上が
り期間の信号波形は急峻なままでアンダーシュート、オ
ーバーシュートの付加量が抑えられる。
の振幅の小さい部分では白や黒の縁取りが本来の画像に
対して無視できなくなり画像の不自然さが目立ってく
る。そこで、本実施例による映像信号処理装置は、補正
成分の、入力映像信号に加算したときにアンダーシュー
ト、オーバーシュートとなる部分と立ち上がり期間の部
分とをそれぞれ独立にゲイン調整し入力映像信号に加算
する。このため、(図7(b))に示すように立ち上が
り期間の信号波形は急峻なままでアンダーシュート、オ
ーバーシュートの付加量が抑えられる。
【0027】以上のように本発明の第1の実施例によれ
ば、制御信号発生回路40で検出されたアンダーシュー
ト、オーバーシュート部では他の部分とは異なる係数で
ゲイン調整するため、アンダーシュート、オーバーシュ
ートを過度に付加することなく輪郭部分を急峻にし、画
像の輪郭部分の不自然さを低減することができる。
ば、制御信号発生回路40で検出されたアンダーシュー
ト、オーバーシュート部では他の部分とは異なる係数で
ゲイン調整するため、アンダーシュート、オーバーシュ
ートを過度に付加することなく輪郭部分を急峻にし、画
像の輪郭部分の不自然さを低減することができる。
【0028】(図8)は本発明の第2の実施例における
映像信号処理装置の構成図を示すものである。(図1)
に示した本発明の第1の実施例の構成と基本的には同じ
であり、異なる点は信号レベル検出回路10の出力信号を
入力とする輪郭振幅検出回路50と、入力映像信号と第2
の輪郭補正回路30の出力信号を入力とし輪郭振幅検出回
路50の出力信号で制御される切り替え回路60が追加され
たことである。
映像信号処理装置の構成図を示すものである。(図1)
に示した本発明の第1の実施例の構成と基本的には同じ
であり、異なる点は信号レベル検出回路10の出力信号を
入力とする輪郭振幅検出回路50と、入力映像信号と第2
の輪郭補正回路30の出力信号を入力とし輪郭振幅検出回
路50の出力信号で制御される切り替え回路60が追加され
たことである。
【0029】前記構成の映像信号処理装置の動作を(図
9)の波形図を参照して説明する。第2の輪郭補正回路
30の出力信号(図9(o))を得るまでの詳細な動作は
本発明の第1の実施例で説明したものと同じである。
9)の波形図を参照して説明する。第2の輪郭補正回路
30の出力信号(図9(o))を得るまでの詳細な動作は
本発明の第1の実施例で説明したものと同じである。
【0030】輪郭振幅検出回路50は例えば(図10)に
示すように減算器51と比較器52とから構成され、輪郭振
幅検出回路50へ入力された最大信号レベル(f点での信
号)と最小信号レベル(g点での信号)が減算器51で減
算され減算出力(図9(p))は比較器52へ供給され
る。この信号は比較器52であらかじめ設定された閾値T
hと比較され比較結果を示す信号が出力される。例え
ば、減算器51の出力信号(p点での信号)の方がThよ
り大きい場合は”1”を出力し、それ以外の場合は”
0”を出力するものとすれば、比較器52の出力信号(q
点での信号)は(図9(q))のようになる。この信号
は輪郭振幅検出回路50の出力信号として切り替え回路60
の制御端子へ供給される。
示すように減算器51と比較器52とから構成され、輪郭振
幅検出回路50へ入力された最大信号レベル(f点での信
号)と最小信号レベル(g点での信号)が減算器51で減
算され減算出力(図9(p))は比較器52へ供給され
る。この信号は比較器52であらかじめ設定された閾値T
hと比較され比較結果を示す信号が出力される。例え
ば、減算器51の出力信号(p点での信号)の方がThよ
り大きい場合は”1”を出力し、それ以外の場合は”
0”を出力するものとすれば、比較器52の出力信号(q
点での信号)は(図9(q))のようになる。この信号
は輪郭振幅検出回路50の出力信号として切り替え回路60
の制御端子へ供給される。
【0031】切り替え回路60は例えば(図11)に示す
ようにタイミング調整器61と選択器62とから構成され
る。切り替え回路60では輪郭振幅検出回路50の出力信号
(q点での信号)を制御信号として、q=1のときには
第2の輪郭補正回路30の出力信号(o点での信号)に切
り替え、q=0のときにはタイミング調整器61によりo
点での信号とタイミングを合わされた入力映像信号に切
り替えて出力する。つまり、減算器51の出力信号(p点
での信号)は輪郭の振幅値を表わしており、この値がT
hより大きい場合は輪郭補正された信号に切り替え、そ
れ以外の場合は輪郭補正されない信号に切り替え、(図
6(r))に示す信号が出力端子2から出力される。
ようにタイミング調整器61と選択器62とから構成され
る。切り替え回路60では輪郭振幅検出回路50の出力信号
(q点での信号)を制御信号として、q=1のときには
第2の輪郭補正回路30の出力信号(o点での信号)に切
り替え、q=0のときにはタイミング調整器61によりo
点での信号とタイミングを合わされた入力映像信号に切
り替えて出力する。つまり、減算器51の出力信号(p点
での信号)は輪郭の振幅値を表わしており、この値がT
hより大きい場合は輪郭補正された信号に切り替え、そ
れ以外の場合は輪郭補正されない信号に切り替え、(図
6(r))に示す信号が出力端子2から出力される。
【0032】以上のように本発明の第2の実施例によれ
ば、制御信号発生回路40で検出されたアンダーシュー
ト、オーバーシュート部では他の部分とは異なる係数で
ゲイン調整するため、アンダーシュート、オーバーシュ
ートを過度に付加することなく輪郭部分を急峻にし、画
像の輪郭部分の不自然さを低減することができるうえ
に、さらに、輪郭の振幅変化の小さい場合には補正を行
わないため、ノイズなどが強調されることがない。
ば、制御信号発生回路40で検出されたアンダーシュー
ト、オーバーシュート部では他の部分とは異なる係数で
ゲイン調整するため、アンダーシュート、オーバーシュ
ートを過度に付加することなく輪郭部分を急峻にし、画
像の輪郭部分の不自然さを低減することができるうえ
に、さらに、輪郭の振幅変化の小さい場合には補正を行
わないため、ノイズなどが強調されることがない。
【0033】なお、本発明の第1の実施例において、輪
郭振幅検出回路50の出力信号を制御信号発生回路40の係
数発生器43へも供給することによって輪郭の振幅値の大
きさも考慮して係数を設定してもよい。
郭振幅検出回路50の出力信号を制御信号発生回路40の係
数発生器43へも供給することによって輪郭の振幅値の大
きさも考慮して係数を設定してもよい。
【0034】また、本発明の第1および第2の実施例に
おいて、水平方向に画像信号を抽出したがこれに限った
ことではなく、例えば垂直方向や斜め方向に画像信号を
抽出してもよい。また、最大信号レベルと最小信号レベ
ルの検出にあたって、水平方向に並んだ5点の位置の画
像信号を選んだが、所定の方向、点数としてもよい。さ
らに、係数の発生数は2種類に限ったことではなく、シ
ュート部の振幅値の大きさに従って多種類に設定しても
構わないし、アンダーシュート、オーバーシュートそれ
ぞれ独立に係数を設定しても構わない。
おいて、水平方向に画像信号を抽出したがこれに限った
ことではなく、例えば垂直方向や斜め方向に画像信号を
抽出してもよい。また、最大信号レベルと最小信号レベ
ルの検出にあたって、水平方向に並んだ5点の位置の画
像信号を選んだが、所定の方向、点数としてもよい。さ
らに、係数の発生数は2種類に限ったことではなく、シ
ュート部の振幅値の大きさに従って多種類に設定しても
構わないし、アンダーシュート、オーバーシュートそれ
ぞれ独立に係数を設定しても構わない。
【0035】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、入力
映像信号から最大信号レベルおよび最小信号レベルを検
出する信号レベル検出回路と、前記入力映像信号を処理
する第1および第2の輪郭補正回路と、前記第1の輪郭
補正回路および前記信号レベル検出回路の出力信号から
輪郭補正された映像信号の波形に対応した制御信号を発
生する制御信号発生回路とを備えることにより、アンダ
ーシュート、オーバーシュートを過度に付加することな
く輪郭部分を急峻にし、画像の輪郭部分の不自然さを低
減することができる。
映像信号から最大信号レベルおよび最小信号レベルを検
出する信号レベル検出回路と、前記入力映像信号を処理
する第1および第2の輪郭補正回路と、前記第1の輪郭
補正回路および前記信号レベル検出回路の出力信号から
輪郭補正された映像信号の波形に対応した制御信号を発
生する制御信号発生回路とを備えることにより、アンダ
ーシュート、オーバーシュートを過度に付加することな
く輪郭部分を急峻にし、画像の輪郭部分の不自然さを低
減することができる。
【0036】また第2の発明によれば、入力映像信号か
ら最大信号レベルおよび最小信号レベルを検出する信号
レベル検出回路と、前記入力映像信号を処理する第1お
よび第2の輪郭補正回路と、前記第1の輪郭補正回路お
よび前記信号レベル検出回路の出力信号から輪郭補正さ
れた映像信号の波形に対応した制御信号を発生する制御
信号発生回路と、前記信号レベル検出回路から輪郭の振
幅を検出しそのレベルに対応した制御信号を発生する輪
郭振幅検出回路と、前記入力映像信号および前記第2の
輪郭補正回路の出力信号を入力とする切り替え回路とを
備えることにより、アンダーシュート、オーバーシュー
トを過度に付加することなく輪郭部分を急峻にし、画像
の輪郭部分の不自然さを低減することができるうえに、
さらに、輪郭の振幅変化の小さい場合には補正を行わな
いため、ノイズなどが強調されることがない。
ら最大信号レベルおよび最小信号レベルを検出する信号
レベル検出回路と、前記入力映像信号を処理する第1お
よび第2の輪郭補正回路と、前記第1の輪郭補正回路お
よび前記信号レベル検出回路の出力信号から輪郭補正さ
れた映像信号の波形に対応した制御信号を発生する制御
信号発生回路と、前記信号レベル検出回路から輪郭の振
幅を検出しそのレベルに対応した制御信号を発生する輪
郭振幅検出回路と、前記入力映像信号および前記第2の
輪郭補正回路の出力信号を入力とする切り替え回路とを
備えることにより、アンダーシュート、オーバーシュー
トを過度に付加することなく輪郭部分を急峻にし、画像
の輪郭部分の不自然さを低減することができるうえに、
さらに、輪郭の振幅変化の小さい場合には補正を行わな
いため、ノイズなどが強調されることがない。
【図1】本発明の第1の実施例における映像信号処理装
置の構成図
置の構成図
【図2】信号レベル検出回路の構成図
【図3】(a)は第1の輪郭補正回路の構成図 (b)は第2の輪郭補正回路の構成図
【図4】輪郭補正回路を共用した場合の構成図
【図5】制御信号発生回路の構成図
【図6】本発明の第1の実施例の動作波形図
【図7】(a)は輪郭が補正される様子を説明するため
の特性図 (b)は本実施例の輪郭が補正される様子を説明するた
めの特性図
の特性図 (b)は本実施例の輪郭が補正される様子を説明するた
めの特性図
【図8】本発明の第2の実施例における映像信号処理装
置の構成図
置の構成図
【図9】本発明の第2の実施例の動作波形図
【図10】輪郭振幅検出回路の構成図
【図11】切り替え回路の構成図
【図12】従来の映像信号処理装置の構成図
【図13】従来例の動作波形図
10 信号レベル検出回路 20 第1の輪郭補正回路 30 第2の輪郭補正回路 40 制御信号発生回路 50 輪郭振幅検出回路 60 切り替え回路 70 輪郭補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 和也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山内 秀昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−222777(JP,A) 特開 平2−168776(JP,A) 特開 平4−42668(JP,A) 特開 平2−52576(JP,A) 特開 平3−254285(JP,A) 特開 平3−82274(JP,A) 実開 平4−64874(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/14 - 5/217
Claims (6)
- 【請求項1】入力映像信号から最大信号レベルおよび最
小信号レベルを検出する信号レベル検出回路と、前記入
力映像信号を処理する第1および第2の輪郭補正回路
と、前記第1の輪郭補正回路および前記信号レベル検出
回路の各出力信号から輪郭補正された映像信号の波形に
対応した制御信号を発生する制御信号発生回路とを備
え、前記第2の輪郭補正回路の補正量を前記制御信号発
生回路の出力信号で制御することによって映像信号の波
形に応じた輪郭補正を行うことを特徴とする映像信号処
理装置。 - 【請求項2】入力映像信号から最大信号レベルおよび最
小信号レベルを検出する信号レベル検出回路と、前記入
力映像信号を処理する第1および第2の輪郭補正回路
と、前記第1の輪郭補正回路および前記信号レベル検出
回路の各出力信号から輪郭補正された映像信号の波形に
対応した制御信号を発生する制御信号発生回路と、前記
信号レベル検出回路から輪郭の振幅を検出しそのレベル
に対応した制御信号を発生する輪郭振幅検出回路と、前
記入力映像信号および前記第2の輪郭補正回路の各出力
信号を入力とする切り替え回路とを備え、前記第2の輪
郭補正回路の補正量を前記制御信号発生回路の出力信号
で制御することによって映像信号の波形に応じた輪郭補
正を行い、前記輪郭振幅検出回路の出力信号で前記切り
替え回路を制御することによって輪郭の振幅レベルに応
じた信号に切り替えて出力することを特徴とする映像信
号処理装置。 - 【請求項3】切り替え回路は、輪郭振幅検出回路の出力
信号に従って、輪郭の振幅値が所定の値より大きい場合
は少なくとも第2の輪郭補正回路の出力信号に切り替
え、そうでない場合はタイミングを合わされた入力映像
信号に切り替えることを特徴とする請求項2記載の映像
信号処理装置。 - 【請求項4】輪郭振幅検出回路は、最大信号レベルと最
小信号レベルの差をとる減算器と、前記減算器の出力信
号と所定の値を比較する第1の比較器と備えたことを特
徴とする請求項2記載の映像信号処理装置。 - 【請求項5】信号レベル検出回路は、入力映像信号を所
定の時間間隔で遅延させる複数の遅延回路の出力信号か
ら最大信号レベルを検出する最大信号レベル検出回路
と、前記複数の遅延回路の出力信号から最小信号レベル
を検出する最小信号レベル検出回路とを備えたことを特
徴とする請求項1または2記載の映像信号処理装置。 - 【請求項6】制御信号発生回路は、最大信号レベルと輪
郭補正された映像信号を比較する第2の比較器と、最小
信号レベルと前記輪郭補正された映像信号を比較する第
3の比較器と、前記第2および第3の比較器の出力信号
から前記輪郭補正された映像信号のシュート部を検出し
所定の係数を出力する係数発生器を備えたことを特徴と
する請求項1または2記載の映像信号処理装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4214875A JP2871323B2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 映像信号処理装置 |
US08/022,303 US5546135A (en) | 1992-02-28 | 1993-02-25 | Contour restoration apparatus |
EP93103006A EP0558017B1 (en) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | Contour restoration apparatus |
DE69319000T DE69319000T2 (de) | 1992-02-28 | 1993-02-26 | Konturrekonstruktionsgerät |
KR1019930002924A KR0143389B1 (ko) | 1992-02-28 | 1993-02-27 | 윤곽보정장치 |
US08/616,283 US5668606A (en) | 1992-02-28 | 1996-03-15 | Contour restoration apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4214875A JP2871323B2 (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 映像信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662278A JPH0662278A (ja) | 1994-03-04 |
JP2871323B2 true JP2871323B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=16663020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4214875A Expired - Fee Related JP2871323B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-08-12 | 映像信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2871323B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002290773A (ja) | 2001-03-23 | 2002-10-04 | Sharp Corp | 画像強調装置および画像強調プログラム |
KR100946585B1 (ko) * | 2006-02-16 | 2010-03-09 | 삼성전자주식회사 | 이미지 신호 천이 향상시 슛 억제 방법 및 이를 위한 화질개선 장치 |
JP4638395B2 (ja) * | 2006-08-04 | 2011-02-23 | シャープ株式会社 | 画像表示装置及び画像表示方法 |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP4214875A patent/JP2871323B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0662278A (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |