JPH06253179A - 輪郭補正回路 - Google Patents
輪郭補正回路Info
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- JPH06253179A JPH06253179A JP5040940A JP4094093A JPH06253179A JP H06253179 A JPH06253179 A JP H06253179A JP 5040940 A JP5040940 A JP 5040940A JP 4094093 A JP4094093 A JP 4094093A JP H06253179 A JPH06253179 A JP H06253179A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 画質の劣化を引き起こすことなく、映像信号
の尖鋭度を向上させることができる。 【構成】 最大値回路12または最小値回路13は2つ
の信号h,iのうち、常にレベルの高い方または低い方
を出力して最大値出力jまたは最小値出力kとする。減
算回路4、5と加算回路6は映像信号から従来のディレ
イラインアパコン形のプリシュート、オーバーシュート
を抽出、加算して、スイッチング制御信号fを得る。ス
イッチング回路14はスイッチング制御信号fによって
スイッチングを制御され、最大値出力j、最小値出力k
を選択的に出力する。可変利得増幅回路7はスイッチン
グ回路14の出力信号を振幅調整して輪郭補償信号lと
する。加算回路8は輪郭補償信号lと遅延映像信号bを
加算し、合成映像信号mを得る。
の尖鋭度を向上させることができる。 【構成】 最大値回路12または最小値回路13は2つ
の信号h,iのうち、常にレベルの高い方または低い方
を出力して最大値出力jまたは最小値出力kとする。減
算回路4、5と加算回路6は映像信号から従来のディレ
イラインアパコン形のプリシュート、オーバーシュート
を抽出、加算して、スイッチング制御信号fを得る。ス
イッチング回路14はスイッチング制御信号fによって
スイッチングを制御され、最大値出力j、最小値出力k
を選択的に出力する。可変利得増幅回路7はスイッチン
グ回路14の出力信号を振幅調整して輪郭補償信号lと
する。加算回路8は輪郭補償信号lと遅延映像信号bを
加算し、合成映像信号mを得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機等
の映像信号処理回路に係り、特に、映像信号の尖鋭度の
向上(即ち、映像信号により表示された画像の輪郭部を
際立たせること)に好適な輪郭補正回路に関するもので
ある。
の映像信号処理回路に係り、特に、映像信号の尖鋭度の
向上(即ち、映像信号により表示された画像の輪郭部を
際立たせること)に好適な輪郭補正回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、輪郭補正回路としては、ディレイ
ラインアパーチャコントロール方式のものが一般的であ
り、従来技術におけるディレイラインアパーチャコント
ロール方式の輪郭補正回路としては、例えば、「テレビ
技術1989年10月増刊テレビジョンテクニカルブッ
ク(電子技術出版(株))」の21頁に、“ディレイラ
インアパコンの原理”、または、82頁に、“ダブルD
L形輪郭補正の方式”、として紹介されている。
ラインアパーチャコントロール方式のものが一般的であ
り、従来技術におけるディレイラインアパーチャコント
ロール方式の輪郭補正回路としては、例えば、「テレビ
技術1989年10月増刊テレビジョンテクニカルブッ
ク(電子技術出版(株))」の21頁に、“ディレイラ
インアパコンの原理”、または、82頁に、“ダブルD
L形輪郭補正の方式”、として紹介されている。
【0003】この様な従来の輪郭補正回路の回路構成を
図9に、また、図9の回路における各部の信号波形を図
10に、それぞれ示す。
図9に、また、図9の回路における各部の信号波形を図
10に、それぞれ示す。
【0004】図9において、1は入力端子、2、3はそ
れぞれ遅延時間τのディレイライン、4、5はそれぞれ
減算回路、6は加算回路、7は可変利得増幅回路、8は
加算回路、9は出力端子である。なお、図9における各
信号の符号は、図10の波形の符号と対応している。
れぞれ遅延時間τのディレイライン、4、5はそれぞれ
減算回路、6は加算回路、7は可変利得増幅回路、8は
加算回路、9は出力端子である。なお、図9における各
信号の符号は、図10の波形の符号と対応している。
【0005】以下、図10を用いて、図9の回路動作に
ついて説明する。入力端子1より入力された映像信号a
は、ディレイライン2を経て映像信号bとなり、さら
に、ディレイライン3を経て映像信号cとなる。
ついて説明する。入力端子1より入力された映像信号a
は、ディレイライン2を経て映像信号bとなり、さら
に、ディレイライン3を経て映像信号cとなる。
【0006】そして、減算回路4にて、映像信号a、b
よりプリシュート信号dを得、また、減算回路5にて、
映像信号b、cよりオーバーシュート信号eを得る。さ
らに、加算回路6にて、プリシュート信号dとオーバー
シュート信号eとを加算して、可変利得増幅器7で振幅
調整され、輪郭補償信号fを得る。
よりプリシュート信号dを得、また、減算回路5にて、
映像信号b、cよりオーバーシュート信号eを得る。さ
らに、加算回路6にて、プリシュート信号dとオーバー
シュート信号eとを加算して、可変利得増幅器7で振幅
調整され、輪郭補償信号fを得る。
【0007】つぎに、加算回路8にて、輪郭補償信号f
を映像信号bに加算して、合成映像信号gを得て、出力
端子9より出力する。以上のようにして、映像信号の変
化部の前後に、プリシュート信号、および、オーバーシ
ュート信号を付加し、尖鋭度を向上させている。
を映像信号bに加算して、合成映像信号gを得て、出力
端子9より出力する。以上のようにして、映像信号の変
化部の前後に、プリシュート信号、および、オーバーシ
ュート信号を付加し、尖鋭度を向上させている。
【0008】また、この輪郭補償信号fの周波数特性を
示したものが、図11であり、このときのピーク周波数
f0は、f0=1/(2τ)〔Hz〕で表わせる。
示したものが、図11であり、このときのピーク周波数
f0は、f0=1/(2τ)〔Hz〕で表わせる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の輪郭補正回路においては、以下の様な問題があ
った。
た従来の輪郭補正回路においては、以下の様な問題があ
った。
【0010】即ち、図10に示すように、輪郭補償信号
fのプリシュート、オーバーシュート部の時間的幅β
は、映像信号bの輪郭部の時間的幅αよりも広いため、
加算回路8において、映像信号bに輪郭補償信号fを加
算すると、合成映像信号gに太いシュート信号が付いて
しまい、しかも、映像信号の尖鋭度を向上させるべく、
輪郭補償信号fの加算量を大きくする(即ち、輪郭補償
信号fの振幅を大きくして、加算する)と、合成映像信
号gに付くシュート信号が目ざわりとなり、画質を大幅
に劣化させてしまうという問題があった。
fのプリシュート、オーバーシュート部の時間的幅β
は、映像信号bの輪郭部の時間的幅αよりも広いため、
加算回路8において、映像信号bに輪郭補償信号fを加
算すると、合成映像信号gに太いシュート信号が付いて
しまい、しかも、映像信号の尖鋭度を向上させるべく、
輪郭補償信号fの加算量を大きくする(即ち、輪郭補償
信号fの振幅を大きくして、加算する)と、合成映像信
号gに付くシュート信号が目ざわりとなり、画質を大幅
に劣化させてしまうという問題があった。
【0011】また、ディレイライン2、3の遅延時間を
短くすることにより、合成映像信号gに付くシュート信
号をある程度は細くすることができるが、映像信号の信
号帯域は制限されていて、その輪郭部の周波数成分はあ
る値以上の信号成分を持っていないため、ディレイライ
ン2、3の遅延時間をいくら短くしても、合成映像信号
gに付くシュート信号はある値以下に細く成ることはな
く、しかも、最も細くなった場合でも、合成映像信号g
の変化部の時間的幅γ(輪郭補償信号fのプリシュー
ト、オーバーシュート部の時間的幅βと等しい)が、映
像信号bの輪郭部の時間的幅αよりも狭くなることはな
い。
短くすることにより、合成映像信号gに付くシュート信
号をある程度は細くすることができるが、映像信号の信
号帯域は制限されていて、その輪郭部の周波数成分はあ
る値以上の信号成分を持っていないため、ディレイライ
ン2、3の遅延時間をいくら短くしても、合成映像信号
gに付くシュート信号はある値以下に細く成ることはな
く、しかも、最も細くなった場合でも、合成映像信号g
の変化部の時間的幅γ(輪郭補償信号fのプリシュー
ト、オーバーシュート部の時間的幅βと等しい)が、映
像信号bの輪郭部の時間的幅αよりも狭くなることはな
い。
【0012】しかも、このようにディレイライン2、3
の遅延時間を短くして、合成映像信号gに付くシュート
信号を細くした場合は、一般に、シュート信号の振幅レ
ベルも小さくなるため、輪郭補償信号fの加算量を大き
くする必要があるが、そのようにすると、今度は、映像
信号の輪郭部の尖鋭度の改善よりも、S/Nの劣化が問
題となり、結果的に、画質を大幅に劣化させてしまうと
いう問題があった。
の遅延時間を短くして、合成映像信号gに付くシュート
信号を細くした場合は、一般に、シュート信号の振幅レ
ベルも小さくなるため、輪郭補償信号fの加算量を大き
くする必要があるが、そのようにすると、今度は、映像
信号の輪郭部の尖鋭度の改善よりも、S/Nの劣化が問
題となり、結果的に、画質を大幅に劣化させてしまうと
いう問題があった。
【0013】以上のように、従来の輪郭補正回路におい
ては、映像信号の尖鋭度を向上させようとすると、大幅
な画質劣化を引き起こしてしまうという問題があった。
ては、映像信号の尖鋭度を向上させようとすると、大幅
な画質劣化を引き起こしてしまうという問題があった。
【0014】そこで、本発明の目的は、上記した従来技
術の問題点を解決し、画質の劣化を引き起こすことな
く、映像信号の尖鋭度を向上させることができる輪郭補
正回路を提供することにある。
術の問題点を解決し、画質の劣化を引き起こすことな
く、映像信号の尖鋭度を向上させることができる輪郭補
正回路を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、輪郭補正回路に、入力される映像信
号から極性の異なる2つの第1の高域成分を抽出する第
1の抽出手段と、抽出された2つの前記第1の高域成分
から最大振幅値を選択する第1の選択手段と、抽出され
た2つの前記第1の高域成分から最小振幅値を選択する
第2の選択手段と、前記映像信号から極性の異なる2つ
の第2の高域成分を抽出する第2の抽出手段と、抽出さ
れた2つの前記第2の高域成分を加算し制御信号として
出力する第1の加算手段と、選択された前記最大振幅値
及び最小振幅値を、前記制御信号に応じて選択的に切り
換えて、輪郭補償信号として出力する切換手段と、前記
映像信号または該映像信号を遅延して得られる信号に、
前記輪郭補償信号を加算して、前記映像信号の信号振幅
の変化する部分を補正する第2の加算回路と、を備える
ようにした。
ため、本発明では、輪郭補正回路に、入力される映像信
号から極性の異なる2つの第1の高域成分を抽出する第
1の抽出手段と、抽出された2つの前記第1の高域成分
から最大振幅値を選択する第1の選択手段と、抽出され
た2つの前記第1の高域成分から最小振幅値を選択する
第2の選択手段と、前記映像信号から極性の異なる2つ
の第2の高域成分を抽出する第2の抽出手段と、抽出さ
れた2つの前記第2の高域成分を加算し制御信号として
出力する第1の加算手段と、選択された前記最大振幅値
及び最小振幅値を、前記制御信号に応じて選択的に切り
換えて、輪郭補償信号として出力する切換手段と、前記
映像信号または該映像信号を遅延して得られる信号に、
前記輪郭補償信号を加算して、前記映像信号の信号振幅
の変化する部分を補正する第2の加算回路と、を備える
ようにした。
【0016】
【作用】本発明では、入力された映像信号より、極性の
異なる2つの第1の高域成分と、極性の異なる2つの第
2の高域成分と、が抽出される。そして、抽出された2
つの前記第1の高域成分から選択された最大振幅値、最
小振幅値が、抽出された2つの前記第2の高域成分を加
算して得られる制御信号に応じて、選択的に切り換えら
れ、輪郭補償信号として出力される。こうして、等価的
に広帯域化された輪郭補償信号を得、この輪郭補償信号
を任意の比率にて、入力映像信号、または、入力映像信
号の遅延信号に加算し、映像信号の尖鋭度を向上させ
る。
異なる2つの第1の高域成分と、極性の異なる2つの第
2の高域成分と、が抽出される。そして、抽出された2
つの前記第1の高域成分から選択された最大振幅値、最
小振幅値が、抽出された2つの前記第2の高域成分を加
算して得られる制御信号に応じて、選択的に切り換えら
れ、輪郭補償信号として出力される。こうして、等価的
に広帯域化された輪郭補償信号を得、この輪郭補償信号
を任意の比率にて、入力映像信号、または、入力映像信
号の遅延信号に加算し、映像信号の尖鋭度を向上させ
る。
【0017】これにより、輪郭補償信号のプリシュート
からオーバーシュートへの切り換わり点、つまり、入力
映像信号の変化点の中心が、輪郭補償信号の最も、過渡
応答の急峻な点となるため、映像信号と輪郭補償信号と
を加算して得られる合成映像信号は、従来に比べ、輪郭
の応答特性の改善されたものとなる。
からオーバーシュートへの切り換わり点、つまり、入力
映像信号の変化点の中心が、輪郭補償信号の最も、過渡
応答の急峻な点となるため、映像信号と輪郭補償信号と
を加算して得られる合成映像信号は、従来に比べ、輪郭
の応答特性の改善されたものとなる。
【0018】従って、輪郭補償信号の加算量を少なくし
ても、十分に映像信号の応答特性の改善をすることがで
き、S/N劣化等の画質の悪影響を与えることなく、映
像信号の尖鋭度を向上させることができる。
ても、十分に映像信号の応答特性の改善をすることがで
き、S/N劣化等の画質の悪影響を与えることなく、映
像信号の尖鋭度を向上させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図8により
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すブロック
図であり、図2は図1の回路における各部の信号波形を
示す波形図である。
説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すブロック
図であり、図2は図1の回路における各部の信号波形を
示す波形図である。
【0020】図1において、図9の従来例と同一のもの
は、同一の符号を付してあり、1は入力端子、2、3は
ディレイライン、4、5は減算回路、6は加算回路、7
は可変利得増幅回路、8は加算回路、9は出力端子、1
0、11は減算回路、12は最大値回路、13は最小値
回路、14はスイッチング回路、である。
は、同一の符号を付してあり、1は入力端子、2、3は
ディレイライン、4、5は減算回路、6は加算回路、7
は可変利得増幅回路、8は加算回路、9は出力端子、1
0、11は減算回路、12は最大値回路、13は最小値
回路、14はスイッチング回路、である。
【0021】以下、図2を用いて、図1の回路動作につ
いて説明する。図1の入力端子1より入力映像信号は、
ディレイライン2を経て、映像信号bとなり、さらに、
ディレイライン3に入力される。この入力映像信号、お
よび、順次遅延映像信号は、それぞれ、減算回路4、
5、10、11に入力され、減算回路10にて信号h
に、減算回路11にて信号iになる。さらに、これら信
号h、信号iは最大値回路12、最小値回路13にそれ
ぞれ入力され、最大値回路12では2つの信号のうち、
常にレベルの高い方を出力して最大値出力jとし、最小
値回路13では2つの信号のうち、常にレベルの低い方
を出力して最小値出力kとする。そして、これら最大値
出力jと最小値出力kは、スイッチング回路14にそれ
ぞれ入力される。
いて説明する。図1の入力端子1より入力映像信号は、
ディレイライン2を経て、映像信号bとなり、さらに、
ディレイライン3に入力される。この入力映像信号、お
よび、順次遅延映像信号は、それぞれ、減算回路4、
5、10、11に入力され、減算回路10にて信号h
に、減算回路11にて信号iになる。さらに、これら信
号h、信号iは最大値回路12、最小値回路13にそれ
ぞれ入力され、最大値回路12では2つの信号のうち、
常にレベルの高い方を出力して最大値出力jとし、最小
値回路13では2つの信号のうち、常にレベルの低い方
を出力して最小値出力kとする。そして、これら最大値
出力jと最小値出力kは、スイッチング回路14にそれ
ぞれ入力される。
【0022】一方、減算回路4、5に入力された映像信
号は、従来のディレイラインアパコン形のプリシュー
ト、オーバーシュートを抽出、加算されて、スイッチン
グ制御信号fとなる。スイッチング回路14は、このス
イッチング制御信号fによってスイッチングを制御され
る。即ち、スイッチング制御信号fがある基準レベルよ
り大きい場合には最大値出力jを選択して出力し、ある
基準レベルより小さい場合には最小値出力kを選択して
出力する。その後、スイッチング回路14の出力信号
は、可変利得増幅回路7で振幅調整されて、輪郭補償信
号lとなる。そして、最後に、輪郭補償信号lと、遅延
映像信号bを加算回路8で加算することにより、合成映
像信号mが得られる。
号は、従来のディレイラインアパコン形のプリシュー
ト、オーバーシュートを抽出、加算されて、スイッチン
グ制御信号fとなる。スイッチング回路14は、このス
イッチング制御信号fによってスイッチングを制御され
る。即ち、スイッチング制御信号fがある基準レベルよ
り大きい場合には最大値出力jを選択して出力し、ある
基準レベルより小さい場合には最小値出力kを選択して
出力する。その後、スイッチング回路14の出力信号
は、可変利得増幅回路7で振幅調整されて、輪郭補償信
号lとなる。そして、最後に、輪郭補償信号lと、遅延
映像信号bを加算回路8で加算することにより、合成映
像信号mが得られる。
【0023】こうして得られた合成映像信号m(図2)
は、従来の輪郭補正回路により得られた合成映像g(図
10)と比較して、シュート信号の付加した輪郭の太さ
(時間的幅)は同一であるが、輪郭の立上り、立下りの
変化部分が急峻となっており、輪郭の過渡応答が大幅に
改善されている。つまり、従来と同様の改善効果でよい
場合は、輪郭補償信号の加算量が少なくてもよいことと
なり、S/Nの点で有利となり、逆に、輪郭補償信号の
加算量が従来と同様とする場合は、過渡応答の改善効果
が大となる。
は、従来の輪郭補正回路により得られた合成映像g(図
10)と比較して、シュート信号の付加した輪郭の太さ
(時間的幅)は同一であるが、輪郭の立上り、立下りの
変化部分が急峻となっており、輪郭の過渡応答が大幅に
改善されている。つまり、従来と同様の改善効果でよい
場合は、輪郭補償信号の加算量が少なくてもよいことと
なり、S/Nの点で有利となり、逆に、輪郭補償信号の
加算量が従来と同様とする場合は、過渡応答の改善効果
が大となる。
【0024】図3は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図であり、図4は図3の回路における各部の信号波形
を示す波形図である。
ク図であり、図4は図3の回路における各部の信号波形
を示す波形図である。
【0025】図3において、図9の従来例または図1の
実施例と同一のものは、同一の符号を付してあり、1は
入力端子、2、3はディレイライン、4、5は減算回
路、6は加算回路、7は可変利得増幅回路、8は加算回
路、9は出力端子、10、11は減算回路、12は最大
値回路、13は最小値回路、14はスイッチング回路、
15、16はディレイラインである。なお、ディレイラ
イン2、3、15、16の遅延時間は、同一であるとす
る。
実施例と同一のものは、同一の符号を付してあり、1は
入力端子、2、3はディレイライン、4、5は減算回
路、6は加算回路、7は可変利得増幅回路、8は加算回
路、9は出力端子、10、11は減算回路、12は最大
値回路、13は最小値回路、14はスイッチング回路、
15、16はディレイラインである。なお、ディレイラ
イン2、3、15、16の遅延時間は、同一であるとす
る。
【0026】本実施例は、図1の実施例と比較して、使
用する信号の数を増やすことにより(図1の実施例では
入力映像信号と遅延映像信号として計3つ使用していた
のに対し、本実施例では入力映像信号と遅延映像信号と
して計5つ使用する。)、輪郭補償信号を広帯域化した
ものである。
用する信号の数を増やすことにより(図1の実施例では
入力映像信号と遅延映像信号として計3つ使用していた
のに対し、本実施例では入力映像信号と遅延映像信号と
して計5つ使用する。)、輪郭補償信号を広帯域化した
ものである。
【0027】以下、図4を用いて、図3の回路動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0028】図3の入力端子1より、入力された映像信
号は、順次ディレイラインに入力され、順次遅延映像信
号となる。ここで、遅延映像信号c、および、この遅延
映像信号cに対して短い時間差を持つ2つの遅延映像信
号(ディレイライン3の入力信号とディレイライン15
の出力信号)は、減算回路10、11、最大値回路1
2、最小値回路13により構成される輪郭抽出のため回
路に入力され、それぞれ、最大値出力n、最小値出力o
となって、スイッチング回路14に導かれる。
号は、順次ディレイラインに入力され、順次遅延映像信
号となる。ここで、遅延映像信号c、および、この遅延
映像信号cに対して短い時間差を持つ2つの遅延映像信
号(ディレイライン3の入力信号とディレイライン15
の出力信号)は、減算回路10、11、最大値回路1
2、最小値回路13により構成される輪郭抽出のため回
路に入力され、それぞれ、最大値出力n、最小値出力o
となって、スイッチング回路14に導かれる。
【0029】一方、遅延映像信号c、および、その遅延
映像信号cに対し長い時間差を持つ入力映像信号と遅延
映像信号(ディレイライン2の入力信号とディレイライ
ン15の出力信号)は、減算回路4、5、加算回路6に
より合成され、スイッチング制御信号pとなる。スイッ
チング回路14は、このスイッチング制御信号pによっ
てスイッチングを制御され、最大値出力n、最小値出力
oの何れかを選択して出力する。その後、スイッチング
回路14の出力信号は、可変利得増幅回路7で振幅調整
されて、輪郭補償信号qとなる。そして、最後に、輪郭
補償信号qと、遅延映像信号cを加算回路8で加算する
ことにより、合成映像信号rが得られる。
映像信号cに対し長い時間差を持つ入力映像信号と遅延
映像信号(ディレイライン2の入力信号とディレイライ
ン15の出力信号)は、減算回路4、5、加算回路6に
より合成され、スイッチング制御信号pとなる。スイッ
チング回路14は、このスイッチング制御信号pによっ
てスイッチングを制御され、最大値出力n、最小値出力
oの何れかを選択して出力する。その後、スイッチング
回路14の出力信号は、可変利得増幅回路7で振幅調整
されて、輪郭補償信号qとなる。そして、最後に、輪郭
補償信号qと、遅延映像信号cを加算回路8で加算する
ことにより、合成映像信号rが得られる。
【0030】こうして得られた合成映像信号r(図4)
は、図1の実施例と同様に、従来の輪郭補正回路により
得られた合成映像g(図10)と比較して、シュート信
号の付加した輪郭の太さ(時間的幅)は同一であるが、
輪郭の立上り、立下りの変化部分が急峻となっており、
輪郭の過渡応答が大幅に改善されている。つまり、従来
と同様の改善効果でよい場合は、輪郭補償信号の加算量
が少なくてもよいこととなり、S/Nの点で有利とな
り、逆に、輪郭補償信号の加算量が従来と同様とする場
合は、過渡応答の改善効果が大となる。
は、図1の実施例と同様に、従来の輪郭補正回路により
得られた合成映像g(図10)と比較して、シュート信
号の付加した輪郭の太さ(時間的幅)は同一であるが、
輪郭の立上り、立下りの変化部分が急峻となっており、
輪郭の過渡応答が大幅に改善されている。つまり、従来
と同様の改善効果でよい場合は、輪郭補償信号の加算量
が少なくてもよいこととなり、S/Nの点で有利とな
り、逆に、輪郭補償信号の加算量が従来と同様とする場
合は、過渡応答の改善効果が大となる。
【0031】また、図5は図3のスイッチング制御信号
pの周波数特性、および、最大値出力n、最小値出力o
の周波数特性を示す特性図であり、図6は図3の輪郭補
償信号qの周波数特性を示す特性図である。図5におい
て、Aがスイッチング制御信号pの周波数特性、Bが最
大値出力n、最小値出力oの周波数特性である。
pの周波数特性、および、最大値出力n、最小値出力o
の周波数特性を示す特性図であり、図6は図3の輪郭補
償信号qの周波数特性を示す特性図である。図5におい
て、Aがスイッチング制御信号pの周波数特性、Bが最
大値出力n、最小値出力oの周波数特性である。
【0032】即ち、図5に示すように、本実施例では、
図1の実施例と比較して、スイッチング制御信号pのピ
ーク周波数f1が、最大値出力n、または、最小値出力
oのピーク周波数f0よりも、低域周波側にあるため、
各ディレイラインの遅延時間を短くしても、輪郭補償信
号qの振幅が確保でき、これにより、輪郭補償信号qの
時間的幅を狭くすること(例えば、1/2)が可能で、
図1の実施例よりも、更に細いシュート信号を合成する
ことができる。
図1の実施例と比較して、スイッチング制御信号pのピ
ーク周波数f1が、最大値出力n、または、最小値出力
oのピーク周波数f0よりも、低域周波側にあるため、
各ディレイラインの遅延時間を短くしても、輪郭補償信
号qの振幅が確保でき、これにより、輪郭補償信号qの
時間的幅を狭くすること(例えば、1/2)が可能で、
図1の実施例よりも、更に細いシュート信号を合成する
ことができる。
【0033】また、スイッチング利得を適当の設定する
ことにより、従来の輪郭補正回路と比べ、図6に示すよ
うに、補正周波数帯域を広く取ることができ、水平周波
数が同一で、映像信号の周波数成分分布が異なる様々映
像ソースに対しても、輪郭補償信号qのピーク周波数を
変更する(ディレイラインの遅延時間を変更する)こと
無く、対応可能であることが判る。
ことにより、従来の輪郭補正回路と比べ、図6に示すよ
うに、補正周波数帯域を広く取ることができ、水平周波
数が同一で、映像信号の周波数成分分布が異なる様々映
像ソースに対しても、輪郭補償信号qのピーク周波数を
変更する(ディレイラインの遅延時間を変更する)こと
無く、対応可能であることが判る。
【0034】図7は本発明の第3の実施例を示すブロッ
ク図である。図7において、図9の従来例と同一のもの
は、同一の符号を付してあり、1は入力端子、2、3は
ディレイライン、4、5は減算回路、6は加算回路、7
は可変利得増幅回路、8は加算回路、9は出力端子、1
0、11は減算回路、12は最大値回路、13は最小値
回路、14はスイッチング回路、17はシュートバラン
ス制御端子(K制御、0≦K≦2)、18は可変利得増
幅回路(K倍)、19は可変利得増幅回路(2−K
倍)、である。
ク図である。図7において、図9の従来例と同一のもの
は、同一の符号を付してあり、1は入力端子、2、3は
ディレイライン、4、5は減算回路、6は加算回路、7
は可変利得増幅回路、8は加算回路、9は出力端子、1
0、11は減算回路、12は最大値回路、13は最小値
回路、14はスイッチング回路、17はシュートバラン
ス制御端子(K制御、0≦K≦2)、18は可変利得増
幅回路(K倍)、19は可変利得増幅回路(2−K
倍)、である。
【0035】本実施例において、図1の実施例との相違
点は、シュートバランス制御端子17、可変利得増幅回
路18、19が追加されたことである。
点は、シュートバランス制御端子17、可変利得増幅回
路18、19が追加されたことである。
【0036】従って、減算回路10から出力されたプリ
シュート信号に相当する信号が可変利得増幅回路(K
倍)18を、減算回路11から出力されたオーバーシュ
ート信号に相当するが可変利得増幅回路(2−K倍)1
9を、それぞれ介すると次のようになる。
シュート信号に相当する信号が可変利得増幅回路(K
倍)18を、減算回路11から出力されたオーバーシュ
ート信号に相当するが可変利得増幅回路(2−K倍)1
9を、それぞれ介すると次のようになる。
【0037】まず、K=1のときは、プリシュート信
号、オーバーシュート信号に相当するは同じ振幅とな
り、前述の図2に示した信号h、信号iの波形と同一と
なるため、最終的に得られる輪郭補償信号も図2に示し
た輪郭補償信号lの波形と同一となる。次に、K=0の
ときは、プリシュート信号に相当する信号は信号振幅が
ゼロとなるのに対し、オーバーシュート信号に相当する
信号は信号振幅が2倍となって、図2に示した信号iの
信号振幅を2倍とした波形と同一の波形となる。このた
め、最終的に得られる輪郭補償信号はオーバーシュート
信号のみのものとなる。逆に、K=2のときは、オーバ
ーシュート信号に相当する信号は信号振幅がゼロとなる
のに対し、プリシュート信号に相当する信号は信号振幅
が2倍となって、図2に示した信号hの信号振幅を2倍
とした波形と同一の波形となる。このため、最終的に得
られる輪郭補償信号は、プリシュート信号のみのものと
なる。
号、オーバーシュート信号に相当するは同じ振幅とな
り、前述の図2に示した信号h、信号iの波形と同一と
なるため、最終的に得られる輪郭補償信号も図2に示し
た輪郭補償信号lの波形と同一となる。次に、K=0の
ときは、プリシュート信号に相当する信号は信号振幅が
ゼロとなるのに対し、オーバーシュート信号に相当する
信号は信号振幅が2倍となって、図2に示した信号iの
信号振幅を2倍とした波形と同一の波形となる。このた
め、最終的に得られる輪郭補償信号はオーバーシュート
信号のみのものとなる。逆に、K=2のときは、オーバ
ーシュート信号に相当する信号は信号振幅がゼロとなる
のに対し、プリシュート信号に相当する信号は信号振幅
が2倍となって、図2に示した信号hの信号振幅を2倍
とした波形と同一の波形となる。このため、最終的に得
られる輪郭補償信号は、プリシュート信号のみのものと
なる。
【0038】従って、Kを連続的に制御することによ
り、シュートバランス制御をすることが可能となる。
り、シュートバランス制御をすることが可能となる。
【0039】図8は本発明の第4の実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【0040】図8において、図9の従来例と同一のもの
は、同一の符号を付してあり、1は、入力端子、7は、
可変利得増幅回路、8は、加算回路、9は、出力端子、
12は、最大値回路、13は、最小値回路、14は、ス
イッチング回路、17は、シュートバランス制御端子
(K制御、0≦K≦2)、18は、可変利得増幅回路
(K倍)、20は、一次微分回路、21は、二次微分回
路、22は、ディレイライン、23は、反転可変利得増
幅回路(2−K)、である。
は、同一の符号を付してあり、1は、入力端子、7は、
可変利得増幅回路、8は、加算回路、9は、出力端子、
12は、最大値回路、13は、最小値回路、14は、ス
イッチング回路、17は、シュートバランス制御端子
(K制御、0≦K≦2)、18は、可変利得増幅回路
(K倍)、20は、一次微分回路、21は、二次微分回
路、22は、ディレイライン、23は、反転可変利得増
幅回路(2−K)、である。
【0041】本実施例においては、図7の実施例と比較
して、入力映像信号の輪郭信号成分の抽出、および、ス
イッチング信号の合成等に、ディレイラインと減算回路
を使用したものではなく、微分回路(ハイパスフィルタ
等)を使用したもので、パルス応答における各信号波形
の概略は、図2のものと同一となる。
して、入力映像信号の輪郭信号成分の抽出、および、ス
イッチング信号の合成等に、ディレイラインと減算回路
を使用したものではなく、微分回路(ハイパスフィルタ
等)を使用したもので、パルス応答における各信号波形
の概略は、図2のものと同一となる。
【0042】従って、本実施例は、従来の技術では実現
が困難であった、微分回路を用いたシュートバランス可
変形の輪郭補正回路として、有効である。
が困難であった、微分回路を用いたシュートバランス可
変形の輪郭補正回路として、有効である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、従来のディレイアパコ
ン形の輪郭補正回路と比較して、過渡応答の改善効果が
大きく、かつ、S/Nの劣化を生じない、輪郭補正回路
を実現することができる。また、シュートバランス可変
機能についても、容易に対応できる。
ン形の輪郭補正回路と比較して、過渡応答の改善効果が
大きく、かつ、S/Nの劣化を生じない、輪郭補正回路
を実現することができる。また、シュートバランス可変
機能についても、容易に対応できる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1の回路における各部の信号波形を示す波形
図である。
図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】図3の回路における各部の信号波形を示す波形
図である。
図である。
【図5】図3のスイッチング制御信号pの周波数特性、
および、最大値出力n、最小値出力oの周波数特性を示
す特性図である。
および、最大値出力n、最小値出力oの周波数特性を示
す特性図である。
【図6】図3の輪郭補償信号qの周波数特性を示す特性
図である。
図である。
【図7】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図8】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図9】従来の輪郭補正回路を示すブロック図である。
【図10】図1の回路における各部の信号波形を示す波
形図である。
形図である。
【図11】図9の輪郭補償信号fの周波数特性を示す特
性図である。
性図である。
1…入力端子、2…ディレイライン、3…ディレイライ
ン、4…減算回路、5…減算回路、6…加算回路、7…
可変利得増幅回路、8…加算回路、9…出力端子、10
…減算回路、11…減算回路、12…最大値回路、13
…最小値回路、14…スイッチング回路、15…ディレ
イライン、16…ディレイライン、17…シュートバラ
ンス制御端子、18…可変利得増幅回路、19…可変利
得増幅回路、20…一次微分回路、21…二次微分回
路、22…ディレイライン、23…反転可変利得増幅回
路。
ン、4…減算回路、5…減算回路、6…加算回路、7…
可変利得増幅回路、8…加算回路、9…出力端子、10
…減算回路、11…減算回路、12…最大値回路、13
…最小値回路、14…スイッチング回路、15…ディレ
イライン、16…ディレイライン、17…シュートバラ
ンス制御端子、18…可変利得増幅回路、19…可変利
得増幅回路、20…一次微分回路、21…二次微分回
路、22…ディレイライン、23…反転可変利得増幅回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石野 千春 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像メディア事業部 内
Claims (5)
- 【請求項1】 入力される映像信号から極性の異なる2
つの第1の高域成分を抽出する第1の抽出手段と、抽出
された2つの前記第1の高域成分から最大振幅値を選択
する第1の選択手段と、抽出された2つの前記第1の高
域成分から最小振幅値を選択する第2の選択手段と、前
記映像信号から極性の異なる2つの第2の高域成分を抽
出する第2の抽出手段と、抽出された2つの前記第2の
高域成分を加算し制御信号として出力する第1の加算手
段と、選択された前記最大振幅値及び最小振幅値を、前
記制御信号に応じて選択的に切り換えて、輪郭補償信号
として出力する切換手段と、前記映像信号または該映像
信号を遅延して得られる信号に、前記輪郭補償信号を加
算して、前記映像信号の信号振幅の変化する部分を補正
する第2の加算回路と、を備えたことを特徴とする輪郭
補正回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の輪郭補正回路におい
て、選択された前記最大振幅値及び最小振幅値の周波数
特性と、前記制御信号の周波数特性と、が異なるように
したことを特徴とする輪郭補正回路。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の輪郭補正回路
において、前記第1及び第2の抽出手段は、微分回路、
または、前記映像信号と該映像信号を遅延して得られる
信号とを減算する減算回路を有することを特徴とする輪
郭補正回路。 - 【請求項4】 請求項1、2または3に記載の輪郭補正
回路において、抽出された2つの前記第1の高域成分の
振幅値を各々変え得る振幅値可変手段を設けたことを特
徴とする輪郭補正回路。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4に記載の輪郭
補正回路において、各手段における信号処理に係る信号
がそれぞれディジタル信号であることを特徴とする輪郭
補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5040940A JPH06253179A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 輪郭補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5040940A JPH06253179A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 輪郭補正回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06253179A true JPH06253179A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12594504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5040940A Pending JPH06253179A (ja) | 1993-03-02 | 1993-03-02 | 輪郭補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06253179A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5699126A (en) * | 1994-09-10 | 1997-12-16 | Lg Electronics, Inc. | Picture definition apparatus for video display equipment |
KR100439544B1 (ko) * | 2002-03-25 | 2004-07-12 | 엘지전자 주식회사 | 영상신호의 특성조정장치 |
JP2007221788A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Samsung Electronics Co Ltd | イメージ信号の遷移特性向上の際のシュート抑制方法及びそのための画質改善装置 |
-
1993
- 1993-03-02 JP JP5040940A patent/JPH06253179A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5699126A (en) * | 1994-09-10 | 1997-12-16 | Lg Electronics, Inc. | Picture definition apparatus for video display equipment |
KR100439544B1 (ko) * | 2002-03-25 | 2004-07-12 | 엘지전자 주식회사 | 영상신호의 특성조정장치 |
JP2007221788A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Samsung Electronics Co Ltd | イメージ信号の遷移特性向上の際のシュート抑制方法及びそのための画質改善装置 |
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