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JP2866496B2 - 電気機器のレール取付装置 - Google Patents

電気機器のレール取付装置

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Publication number
JP2866496B2
JP2866496B2 JP12165091A JP12165091A JP2866496B2 JP 2866496 B2 JP2866496 B2 JP 2866496B2 JP 12165091 A JP12165091 A JP 12165091A JP 12165091 A JP12165091 A JP 12165091A JP 2866496 B2 JP2866496 B2 JP 2866496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
rail
elastic piece
main body
electric device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12165091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04349699A (ja
Inventor
直博 谷口
光弘 高城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP12165091A priority Critical patent/JP2866496B2/ja
Publication of JPH04349699A publication Critical patent/JPH04349699A/ja
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Publication of JP2866496B2 publication Critical patent/JP2866496B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気機器をDIN規格
のレールに取り付ける電気機器のレール取付装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電気機器のDINレールへの取付装置に
は種々な形状のものがあり、大別してレバーにコイルバ
ネを装着してバネ力を有するもの、及びレバーと一体成
形した弾性片によりバネ力を有するものがある。図8は
従来例を示し、電気機器本体(以下、本体と称す)1の
底面には全長にわたって溝2が形成してあり、この溝2
をDIN規格のレール3に嵌めて本体1をレール3に取
り付けるようになっている。レール3は断面が略コ字型
に形成され、両側に全長にわたって係止片4を外方に向
かって形成してある。
【0003】本体1の溝2の一方側にはレール3の係止
片4と係合する係合片5が形成してある。溝2の他方側
には溝2と交差する方向にレバー6′が摺動自在に装着
してある。レバー6′の中央部にはコイルバネ7が介装
されていて、このコイルバネ7によりレバー6′を溝2
側に常時付勢している。レバー6′の先端の係合爪10
は断面略三角形状となっていて、係合爪10には傾斜面
8が形成され、本体1より突出している基部にはドライ
バーの先端を挿入するための穴9が設けてある。
【0004】このレバー6′にあっては、本体1をレー
ル3に装着する時は、一方の係止片4を係合片5に嵌
め、そのまま本体1をレール3に押し付けると、他方の
係止片4がレバー6の係合爪10の傾斜面8を滑って、
レバー6′を外方へ押しやり、その後、レバー6′が復
帰して、レバー6′の先端の係合爪10がレール3の係
止片4を係止し、本体1がレール3に取り付けられる。
【0005】上記の従来例や他のレバーと一体成形した
弾性片によりバネ力を有する場合のいずれの場合におい
ても、本体1をレール3から取り外す際は、ドライバー
D等でレバー3を、係合爪10が係止片4とかみ合わな
い位置まで常にドライバーDで力を付加して引っ張る必
要がある。つまり、人が作業する際には、必ず、片方の
手を本体1に添え、もう片方の手でドライバーDを持っ
て本体1を取り外さなければならない。この場合、図9
に示すように、本体1が長く、レバー6′が複数個設け
てある機器では、レバー6を同時にドライバーDで引き
出す必要があり、一人では作業できないという問題があ
った。
【0006】そこで、本体をレールから取り外す際、レ
バーがレールとかみ合わない位置で一旦ロックさせて、
取り外しの作業性を向上させ、また、レバーが複数個設
けてある場合でも、一人作業ができるようにしたとした
他の従来例が提案されている。図6は他の従来例の場合
の斜視図を示し、レバー6を装着する本体1の部分には
凹部11が凹設されており、凹部11の側方にはレバー
6の側端部の係止片6a(図7(c))を挿入係止する
係合溝12が形成してある。レバー6の基部側の両側に
は突片13が突設されていて、この突片13が本体1の
段部14に当接してレバー6の位置決めを行っている。
【0007】レバー6の中央部は四角状の開口部15が
設けてあり、開口部15の基部側のコーナー部から弾性
を有する弾性片16が略ハ字状に形成してある。また、
レバー6の開口部15の先端側から弾性片16の間に位
置するようにストッパ17が突設してある。更に、本体
1の底面より開口部15内に位置する形で略コ字型の突
起18が突設されている。
【0008】まず、本体1をレール3の取り付ける時の
初期状態は図7(a)に示す状態となっている。本体1
の溝2にレール3を嵌め、本体1をレール3に向かって
力を加えると、レール3の片側の係止片4がレバー6の
係合爪10の傾斜面8に接触し、図6に示すA方向にレ
バー6がスライドし、図7(b)に示す状態に移行す
る。
【0009】この時、弾性片16はハ字状となっている
ため、突起18の突部18aに弾性片16が弾接し、こ
の突起18との弾接により弾性片16を介してレバー6
は図7のB方向に力が与えられるように弾性片16がた
わむ。更に、本体1を押し込むと、レバー6の係合爪1
0とレール3の係止片4とがかみ合い、レバー6は前述
の弾性片16によるバネ力で図7の(a)に状態に戻
り、本体1はレール3に固定されることになる。
【0010】尚、ここで、先の従来の取付装置では、こ
れらの2つの状態(図7の(a)と(b))しか存在せ
ず、本体1をレール3から取り外す場合には、ドライバ
ー等で、レバー6を係合爪10がレール3とかみ合わな
い位置まで引っ張って取り外す。ドライバーをレバー6
の穴9から抜けば、バネ力により図7(a)の状態(セ
ット状態)に戻るという動作を行うものである。
【0011】しかし、この従来例の特徴は、これらに加
えて、図7(c)に示すロック状態を設けたことにあ
る。すなわち、レール3に本体1を取り付けることの動
作自体は先の従来のものと同じであるが、取り外す時は
ドライバー等をレバー6の穴9に挿入してレバー6をA
方向に引っ張ると、弾性片16の突部16aが突起18
の突部18aを越えてしまうと、弾性片16によるB方
向への力は解除され(弾性片16がたわんでいない状
態)、ストッパ17によって決まる位置でロックされた
状態となる。
【0012】つまり、図7(c)に示すように、ストッ
パ17が突起18の内側の面に当接する位置では、弾性
片16の突部16aは突起18の突部18aを乗り越え
て、弾性片16は突起18に対して弾接しない状態とな
っている。従って、このロック状態では、弾性片16に
はたわみがない、つまり、弾性片16に応力がかかって
いないため、長時間この状態を持続していても、弾性片
16が折れたり、変形したりするということはない。
【0013】更に、一旦取り外した本体1をレール3に
取り付ける場合には、図中のB方向へ指で力を加えれ
ば、弾性片16の突部16aが突起18と弾接し、この
弾接により弾性片16が広がる方向にたわみ、弾性片1
6の突部16aが突起18の突部18aを乗り越える
と、弾性片16のバネ力によりレバー6を溝2側に摺動
させて、図7(a)に示す状態に移行する。
【0014】尚、レバー6は金属製でも合成樹脂製でも
よく、また、弾性片16は1つでも良い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
において、弾性片16をレバー6の引き出し方向とは反
対方向に、該レバー6の基部から内方へ突出形成してい
るため、以下のような問題を有している。すなわち、レ
バー6をレール3から外す場合に、レバー6を引き出す
が、このレバー6の引き出し時に、つまり、図7(a)
の状態からレバー6を引き出すと、弾性片16は突起1
8に対して抜く方向となって、低い荷重で操作できるこ
とになる。
【0016】また、レバー6を戻す場合、つまり、図7
(c)の状態から(a)に状態に戻すには、弾性片16
を突起18に対して乗り越えさせるため、弾性片16を
外側へ拡開させることから、大きい力が必要となる。し
かし、レバー6を引いてレールから外す時は、ドライバ
を使用するため、高い荷重でも問題はなく、逆にレバー
6を戻す時に、低い荷重で動作する方が望ましい。
【0017】本発明は、上述の点に鑑みて提供したもの
であって、低い荷重でレールにレバーを取り付けること
ができることを目的とした電気機器のレール取付装置を
提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、弾性片をレバ
ーの引き出し方向と同方向に突出形成したことを特徴と
したものである。
【0019】
【作用】而して、弾性片をレバーの引き出し方向と同方
向に突出形成して、レバーを戻す時には低い荷重で操作
でき、また、レバーを引き出す時には適度な重さで操作
でき、操作性を向上させている。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。尚、本発明は、レバー6の突出方向を従来例とは
逆に形成したことを特徴としたものであり、他の構成部
分は従来例と同じであり、同じ機能を有する部材は同一
の番号を付している。図1〜図5において、弾性を有す
る弾性片16を略ハ字状にレバー6の内側の部分から外
方に向けて一体に突出形成している。すなわち、弾性片
16の突出方向をレバー6の引き出し方向と同じとした
ものである。尚、本実施例においては、レバー6の係合
爪10は従来とは異なり、外側よりの中央部分に形成し
ている。また、上記レバー6は、電気機器本体1のカバ
ー1aに設けている。
【0021】而して、図1はレバー6を引き出してレー
ルより外した状態を示し、図2はレバー6を押操作して
戻した状態を示している。図1において、弾性片16は
突起18を乗り越えて、弾性片16の突部16aが突起
18の突部18aの外側に位置している。ここで、レバ
ー6を押すと、弾性片16の突部16aを突起18の突
部18aを乗り越えるが、この場合は弾性片16が突起
18を抜く形となって、低い荷重を操作することができ
る。
【0022】また、図2の状態からレバー6を引き出す
場合は、弾性片16が突起18を乗り越えるのである
が、弾性片16の突部16aが突起18の突部18aを
乗り越えるのに、突出している弾性片16を拡開させる
ため、レバー6を戻す時より高い荷重で動作することに
なる。しかし、レバー6を引くときは、ドライバを用い
るため、高い荷重でも問題はない。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のように、弾性片をレバー
の引き出し方向と同方向に突出形成したことを特徴とし
たものであるから、レバーを戻す時には低い荷重で操作
でき、また、レバーを引き出す時には適度な重さで操作
でき、操作性を向上させることができる効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のレバーを引き出した状態を示
す図である。
【図2】レバーを戻した状態を示す図である。
【図3】電気機器本体のカバーの下面図である。
【図4】破断正面図である。
【図5】断面図である。
【図6】従来例の下面から見た斜視図である。
【図7】従来例の動作説明図である。
【図8】他の従来例の下面から見た斜視図である。
【図9】他の従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 電気機器本体 2 溝 3 レール 4 係止片 6 レバー 10 係合爪 16 弾性片 18 突起

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に係止片を有する断面略コ字型のレ
    ールを嵌める溝を電気機器本体の一面に設け、係合爪を
    レールの一方の係止片に係止して電気機器本体をレール
    に着脱自在に取り付けるレバーを該電気機器本体の一面
    側に上記溝と交差して摺動可能に設けた電気機器のレー
    ル取付装置であって、電気機器本体の取付時にレールに
    付勢されて電気機器本体より外方に摺動されるレバー
    に、電気機器本体の一部に設けた突起に弾接して該レバ
    ーを内方に付勢させる弾性片を設け、電気機器本体の取
    り外し時にレバーを外方へ引き出して摺動させた時に、
    レバーの係合爪が溝内に位置している間は弾性片と弾接
    し、レバーの係合爪が溝より外方に位置した時には弾性
    片と弾接しない位置に上記突起を位置させた電気機器の
    レール取付装置において、上記弾性片をレバーの引き出
    し方向と同方向に突出形成したことを特徴とする電気機
    器のレール取付装置。
JP12165091A 1991-05-28 1991-05-28 電気機器のレール取付装置 Expired - Lifetime JP2866496B2 (ja)

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JPH04349699A JPH04349699A (ja) 1992-12-04
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JP4160644B2 (ja) * 1996-11-21 2008-10-01 松下電工株式会社 電気機器の取付装置
CN102802373B (zh) * 2012-09-10 2014-10-29 浙江久天电力科技有限公司 一种信息化家用保护器

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