JP2865078B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フルCMOS型メ
モリセルからなる半導体記憶装置に関し、特にスタティ
ック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)のメモ
リセルデータ読み出しおよび書き込み動作の高速化に関
するものである。
モリセルからなる半導体記憶装置に関し、特にスタティ
ック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)のメモ
リセルデータ読み出しおよび書き込み動作の高速化に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、フルCMOS型のSRAMは高集
積化されると共に益々その動作の高速化が必要とされて
きている。以下、図面に基づいてこのようなSRAMの
技術について説明する。
積化されると共に益々その動作の高速化が必要とされて
きている。以下、図面に基づいてこのようなSRAMの
技術について説明する。
【0003】図11は、従来のSRAMを説明するため
の主要部回路のブロック図である。同図に示すように、
マトリクス状に配置されたメモリセル50がそれぞれ対
応するロウ(row)線であるワード線WL及び対応す
るカラム(column)線であるビット線D、Dバー
に接続される。ここで、ワード線WL0、WL1等はワ
ード線デコーダ71に接続され、ビット線D0、D0バ
ー、D1、D1バー等は2ビット幅カラムセレクタ54
に接続される。
の主要部回路のブロック図である。同図に示すように、
マトリクス状に配置されたメモリセル50がそれぞれ対
応するロウ(row)線であるワード線WL及び対応す
るカラム(column)線であるビット線D、Dバー
に接続される。ここで、ワード線WL0、WL1等はワ
ード線デコーダ71に接続され、ビット線D0、D0バ
ー、D1、D1バー等は2ビット幅カラムセレクタ54
に接続される。
【0004】このようなビット線D0、D0バーの信号
は互いに相補関係にあり、他のカラムと分離されて1カ
ラムにつき2本で1対のビット線を形成する。これに対
して、メモリセル50に低い側の電源電位を供給する接
地線(GND)は、他のカラムの接地線や同じカラムの
接地線と共有される。なお、2ビット幅カラムセレクタ
54は、カラムセレクト信号例えばCY0が1本選択さ
れたとき、一対の共通ビット線CD0、CD0バーとカ
ラムセレクト信号CY0に対応する一対のビット線D
0、D0バーを電気的に接続する。
は互いに相補関係にあり、他のカラムと分離されて1カ
ラムにつき2本で1対のビット線を形成する。これに対
して、メモリセル50に低い側の電源電位を供給する接
地線(GND)は、他のカラムの接地線や同じカラムの
接地線と共有される。なお、2ビット幅カラムセレクタ
54は、カラムセレクト信号例えばCY0が1本選択さ
れたとき、一対の共通ビット線CD0、CD0バーとカ
ラムセレクト信号CY0に対応する一対のビット線D
0、D0バーを電気的に接続する。
【0005】そして、共通ビット線CD0、CD0バー
等は2入力センスアンプ62および2出力ライトバッフ
ァ63に接続される。さらに、2出力ライトバッファ6
3はデータ入出力線I/Oを通ってデータ入出力部70
に接続される。そして、このデータ入出力部70に書き
込みデータ入力線Din0、読み出しデータ出力線Do
ut0が接続される。なお、これらのカラム系の回路
は、制御回路72で生成される読み出しイネーブル信号
RE、書き込みイネーブル信号WE等で制御される。
等は2入力センスアンプ62および2出力ライトバッフ
ァ63に接続される。さらに、2出力ライトバッファ6
3はデータ入出力線I/Oを通ってデータ入出力部70
に接続される。そして、このデータ入出力部70に書き
込みデータ入力線Din0、読み出しデータ出力線Do
ut0が接続される。なお、これらのカラム系の回路
は、制御回路72で生成される読み出しイネーブル信号
RE、書き込みイネーブル信号WE等で制御される。
【0006】次に、図11、図12および図13を用い
て従来のSRAMの読み出し動作を説明する。まず、初
期状態として全てのビット線は、ビット線対プルアップ
回路51によって高い側の電源電位Vddに設定され
る。ここで、図12に示すように、ビット線対プルアッ
プ回路51を構成するビット線対プルアップトランジス
タ101は導通抵抗が比較的高く設計されている。メモ
リセルデータの読み出しはアドレス信号に対応した1本
のワード線例えばワード線WL0が選択されることによ
って開始される。
て従来のSRAMの読み出し動作を説明する。まず、初
期状態として全てのビット線は、ビット線対プルアップ
回路51によって高い側の電源電位Vddに設定され
る。ここで、図12に示すように、ビット線対プルアッ
プ回路51を構成するビット線対プルアップトランジス
タ101は導通抵抗が比較的高く設計されている。メモ
リセルデータの読み出しはアドレス信号に対応した1本
のワード線例えばワード線WL0が選択されることによ
って開始される。
【0007】選択されたワード線に接続されているメモ
リセルは対応するビット線D0、D0バーと電気的に接
続される。メモリセル内に0が記憶されていた側の記憶
データ端子R0バーが接続されるビット線D0バーの電
荷は、図12に示す矢印の経路を辿って接地線へと排出
される。これによりビット線D0、D0バー間に微小電
位差△Vが生じる。図に示した微小電流△Iの大きさは
メモリセル50の転送用トランジスタ100の飽和電流
によって上限が定まる。
リセルは対応するビット線D0、D0バーと電気的に接
続される。メモリセル内に0が記憶されていた側の記憶
データ端子R0バーが接続されるビット線D0バーの電
荷は、図12に示す矢印の経路を辿って接地線へと排出
される。これによりビット線D0、D0バー間に微小電
位差△Vが生じる。図に示した微小電流△Iの大きさは
メモリセル50の転送用トランジスタ100の飽和電流
によって上限が定まる。
【0008】一方、2ビット幅カラムセレクタ54を通
して、2入力センスアンプ62は1つにつき一対のビッ
ト線と電気的に接続されており、上記微小電位差は2入
力センスアンプ62の2つの入力端子まで伝搬してい
る。この2入力センスアンプは微小電位差△Vを論理レ
ベルまで増幅し入出力線I/O0、I/O0バーへと出
力する。センスアンプ62が電圧増幅に要する遅延時間
を小さくするためには、このセンスアンプへ伝搬する微
小電位差△Vは大きいほどよい。読み出し動作が終了す
るとワード線WL0が立ち下げられ、ビット線対はビッ
ト線対プルアップ回路51によって初期電位Vddに戻
される。
して、2入力センスアンプ62は1つにつき一対のビッ
ト線と電気的に接続されており、上記微小電位差は2入
力センスアンプ62の2つの入力端子まで伝搬してい
る。この2入力センスアンプは微小電位差△Vを論理レ
ベルまで増幅し入出力線I/O0、I/O0バーへと出
力する。センスアンプ62が電圧増幅に要する遅延時間
を小さくするためには、このセンスアンプへ伝搬する微
小電位差△Vは大きいほどよい。読み出し動作が終了す
るとワード線WL0が立ち下げられ、ビット線対はビッ
ト線対プルアップ回路51によって初期電位Vddに戻
される。
【0009】従来のSRAMにおいてこの2入力センス
アンプ62は、カレントミラー形と呼ばれる差動増幅器
が多く用いられている。例えば図14は、特開平7−2
49292号公報に示されているセンスアンプの一例で
ある。NチャネルトランジスタQ0はこの差動回路の動
作電流を決めるNチャネルのMOSトランジスタで、こ
のゲート電極に伝搬する読み出しイネーブル信号REが
ハイレベルのときセンスアンプが活性状態に、ローレベ
ルのとき非活性状態になる。共通ビット線CD0はMO
SトランジスタであるQ2、Q8のゲート電極に、共通
ビット線CD0バーはQ1、Q6のゲート電極に接続さ
れているので、例えば前述した例のようにCD0バーの
電位が微小電位△Vだけ下降したとき、Pチャネルトラ
ンジスタQ6の導通抵抗は小さくNチャネルトランジス
タQ1の導通抵抗は大きくなる。結果として、Pチャネ
ルトランジスタQ6のドレイン電位は高くなり、接続さ
れているQ3、Q4、Q5、Q7のゲート電極の電位上
昇をもたらす。したがって、Q3の導通抵抗増大とQ7
の導通抵抗減少からI/O0バーの電位は下降する。図
14の右側は、共通ビット線CD0、CD0バーの接続
が左側とは逆なので、出力I/O0の電位は上昇する。
アンプ62は、カレントミラー形と呼ばれる差動増幅器
が多く用いられている。例えば図14は、特開平7−2
49292号公報に示されているセンスアンプの一例で
ある。NチャネルトランジスタQ0はこの差動回路の動
作電流を決めるNチャネルのMOSトランジスタで、こ
のゲート電極に伝搬する読み出しイネーブル信号REが
ハイレベルのときセンスアンプが活性状態に、ローレベ
ルのとき非活性状態になる。共通ビット線CD0はMO
SトランジスタであるQ2、Q8のゲート電極に、共通
ビット線CD0バーはQ1、Q6のゲート電極に接続さ
れているので、例えば前述した例のようにCD0バーの
電位が微小電位△Vだけ下降したとき、Pチャネルトラ
ンジスタQ6の導通抵抗は小さくNチャネルトランジス
タQ1の導通抵抗は大きくなる。結果として、Pチャネ
ルトランジスタQ6のドレイン電位は高くなり、接続さ
れているQ3、Q4、Q5、Q7のゲート電極の電位上
昇をもたらす。したがって、Q3の導通抵抗増大とQ7
の導通抵抗減少からI/O0バーの電位は下降する。図
14の右側は、共通ビット線CD0、CD0バーの接続
が左側とは逆なので、出力I/O0の電位は上昇する。
【0010】また、図15は、ラッチ形と呼ばれるセン
スアンプの構成図の一例で、1995年 アイイーイー
イー・インターナショナル・ソリッドステイト・サーキ
ッツ・コンファレンス・ダイジェスト・オブ・テクニカ
ル・ペイパーズ(IEEEInternational
Solid−State Circuits Con
ference DIGEST OF TECHNIC
AL PAPERS)84〜85ページに記載されてい
るものである。図16は、図15に示すセンスアンプを
用いて読み出し動作を行うときの波形図である。
スアンプの構成図の一例で、1995年 アイイーイー
イー・インターナショナル・ソリッドステイト・サーキ
ッツ・コンファレンス・ダイジェスト・オブ・テクニカ
ル・ペイパーズ(IEEEInternational
Solid−State Circuits Con
ference DIGEST OF TECHNIC
AL PAPERS)84〜85ページに記載されてい
るものである。図16は、図15に示すセンスアンプを
用いて読み出し動作を行うときの波形図である。
【0011】このセンスアンプの構成では、メモリセル
部のワード線が立ち上がったとき、読み出しイネーブル
信号REは未だ立ち上がらず、このため2ビット幅カラ
ムセレクタ54は全ビット線対非選択、2入力センスア
ンプ62は非活性となる。このとき出力端子I/O0、
I/O0バーはNチャネルトランジスタM1、M2によ
ってローレベルに固定されおり、このため Pチャネル
トランジスタM3、M4は導通状態である。
部のワード線が立ち上がったとき、読み出しイネーブル
信号REは未だ立ち上がらず、このため2ビット幅カラ
ムセレクタ54は全ビット線対非選択、2入力センスア
ンプ62は非活性となる。このとき出力端子I/O0、
I/O0バーはNチャネルトランジスタM1、M2によ
ってローレベルに固定されおり、このため Pチャネル
トランジスタM3、M4は導通状態である。
【0012】ここで、メモリセル50を流れる電流によ
ってビット線D0バーの電位が下がり、2入力センスア
ンプ62が電圧増幅を充分行えるだけの電位差が生じる
と、そのタイミングで読み出しイネーブル信号REが立
ち上がり、NチャネルトランジスタM0が導通状態とな
り2入力センスアンプ62が活性状態になる。また、同
時にカラムセレクト信号CY0が生成され、センスアン
プ1つにつき一対のビット線D0、D0バーが電気的に
接続される。カラム選択後ただちに ビット線D0、D
0バーの電荷が、PチャネルトランジスタM3、M4を
通じて出力端子I/O0、I/O0バーに流れ込み、過
渡的にはNチャネルトランジスタM5、M6も導通して
電荷の一部が接地線に排出される。しかし、ビット線D
0バーの方がD0より△Vだけ電位が低いので、このと
きI/O0バーの電位は、I/O0の電位より若干低く
なる。PチャネルトランジスタM3、M4、Nチャネル
トランジスタM5、M6はインバータラッチを形成して
いるので、I/O0とI/O0バーの僅かな電位差は増
幅され、I/O0はハイレベル、I/O0バーはローレ
ベルとなる。出力端子I/O0、I/O0バーへの電荷
の流れ込みによってビット線D0、D0バーの電位はあ
る程度下降するが、ビット線対プルアップ回路51によ
って電源電位Vddに戻される。
ってビット線D0バーの電位が下がり、2入力センスア
ンプ62が電圧増幅を充分行えるだけの電位差が生じる
と、そのタイミングで読み出しイネーブル信号REが立
ち上がり、NチャネルトランジスタM0が導通状態とな
り2入力センスアンプ62が活性状態になる。また、同
時にカラムセレクト信号CY0が生成され、センスアン
プ1つにつき一対のビット線D0、D0バーが電気的に
接続される。カラム選択後ただちに ビット線D0、D
0バーの電荷が、PチャネルトランジスタM3、M4を
通じて出力端子I/O0、I/O0バーに流れ込み、過
渡的にはNチャネルトランジスタM5、M6も導通して
電荷の一部が接地線に排出される。しかし、ビット線D
0バーの方がD0より△Vだけ電位が低いので、このと
きI/O0バーの電位は、I/O0の電位より若干低く
なる。PチャネルトランジスタM3、M4、Nチャネル
トランジスタM5、M6はインバータラッチを形成して
いるので、I/O0とI/O0バーの僅かな電位差は増
幅され、I/O0はハイレベル、I/O0バーはローレ
ベルとなる。出力端子I/O0、I/O0バーへの電荷
の流れ込みによってビット線D0、D0バーの電位はあ
る程度下降するが、ビット線対プルアップ回路51によ
って電源電位Vddに戻される。
【0013】次に書き込み動作を図17と図18を用い
て説明する。ここで、図17は書き込み動作図であり、
書き込み動作での主信号の波形図である。
て説明する。ここで、図17は書き込み動作図であり、
書き込み動作での主信号の波形図である。
【0014】読み出し動作と同様に、書き込みイネーブ
ル信号WEが立ち上がり、ワード線WL0が1本選択さ
れ、メモリ内の記憶データ端子R0、R0バーが、それ
ぞれ対応するビット線D0、D0バーと電気的に接続さ
れる。
ル信号WEが立ち上がり、ワード線WL0が1本選択さ
れ、メモリ内の記憶データ端子R0、R0バーが、それ
ぞれ対応するビット線D0、D0バーと電気的に接続さ
れる。
【0015】一方、2ビット幅カラムセレクタ54によ
って2出力ライトバッファ63は1つにつきビット線一
対と電気的に接続されている。2出力ライトバッファ6
3はI/O、I/Oバーの書き込みデータに応じてビッ
ト線の片側(図ではD0バー)を電源電位Vddに、も
う一方(図ではD0)を接地電位Vssにそれぞれ駆動
する。
って2出力ライトバッファ63は1つにつきビット線一
対と電気的に接続されている。2出力ライトバッファ6
3はI/O、I/Oバーの書き込みデータに応じてビッ
ト線の片側(図ではD0バー)を電源電位Vddに、も
う一方(図ではD0)を接地電位Vssにそれぞれ駆動
する。
【0016】ビット線D0、D0バーとメモリセル50
は図に示すような経路を通って電荷交換を行い、I/O
0、I/O0バーから入力された書き込みデータがメモ
リセル内の記憶データ端子R0、R0バーに格納され
る。このときの電流△Iの大きさはメモリセル50の転
送用トランジスタ100の飽和電流によって上限が定ま
る。
は図に示すような経路を通って電荷交換を行い、I/O
0、I/O0バーから入力された書き込みデータがメモ
リセル内の記憶データ端子R0、R0バーに格納され
る。このときの電流△Iの大きさはメモリセル50の転
送用トランジスタ100の飽和電流によって上限が定ま
る。
【0017】書き込み動作が終了すると、2出力ライト
バッファ63はハイインピーダンス出力となり、一対の
ビット線D0、D0バーはビット線対プルアップ回路5
1によって初期電位Vddに戻される。
バッファ63はハイインピーダンス出力となり、一対の
ビット線D0、D0バーはビット線対プルアップ回路5
1によって初期電位Vddに戻される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】一般にSRAMのよう
な半導体記憶装置には、膨大な数のメモリセルが搭載さ
れる。このためセルを構成する各MOSトランジスタの
ゲート幅は面積低減を意図して非常に小さく作られてお
り、メモリセルを流れ得る電流は小さい。また、寄生容
量が非常に大きくなるにも関わらず、各ビット線には数
多くのメモリセルが接続されているが、これも面積低減
のためである。
な半導体記憶装置には、膨大な数のメモリセルが搭載さ
れる。このためセルを構成する各MOSトランジスタの
ゲート幅は面積低減を意図して非常に小さく作られてお
り、メモリセルを流れ得る電流は小さい。また、寄生容
量が非常に大きくなるにも関わらず、各ビット線には数
多くのメモリセルが接続されているが、これも面積低減
のためである。
【0019】このようなSRAMの読み出し動作では、
寄生容量の大きなビット線の電荷をメモリセルに流れる
小さな電流で排出するという方式を採っている。しかし
この方式では、メモリデータ読み出しによって生じるビ
ット線対の電位差が小さく、センスアンプの増幅時間が
長くなる。つまり、ワード線の選択からセンスアンプ出
力までの伝搬遅延時間、すなわちセル読み出し時間が長
くなるという欠点がある。
寄生容量の大きなビット線の電荷をメモリセルに流れる
小さな電流で排出するという方式を採っている。しかし
この方式では、メモリデータ読み出しによって生じるビ
ット線対の電位差が小さく、センスアンプの増幅時間が
長くなる。つまり、ワード線の選択からセンスアンプ出
力までの伝搬遅延時間、すなわちセル読み出し時間が長
くなるという欠点がある。
【0020】書き込み動作についても同様で、ビット線
とメモリセル内部との電荷の授受によって書き込みデー
タがメモリセルへと格納される。このため、ビット線の
寄生容量が大きく、また、メモリセルを流れる電流が小
さいことが、セル書き込み時間の増大をもたらす。そし
て、メモリセルに反転する記憶データを書き込む場合に
は、書き込み時間が大幅に増大するようになる。
とメモリセル内部との電荷の授受によって書き込みデー
タがメモリセルへと格納される。このため、ビット線の
寄生容量が大きく、また、メモリセルを流れる電流が小
さいことが、セル書き込み時間の増大をもたらす。そし
て、メモリセルに反転する記憶データを書き込む場合に
は、書き込み時間が大幅に増大するようになる。
【0021】本発明の目的は、メモリセルの面積を増大
させることなく、メモリセル読み出し時間とメモリセル
書き込み時間を短くすることができるフルCMOS形メ
モリセルからなるSRAMを提供することにある。
させることなく、メモリセル読み出し時間とメモリセル
書き込み時間を短くすることができるフルCMOS形メ
モリセルからなるSRAMを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明のフルCMOS形
メモリセルからなる半導体記憶装置では、各メモリセル
に接続されたビット線対に加え、メモリセルの2つの接
地線側端子に接続された配線が第2のビット線対となる
信号線として利用される。
メモリセルからなる半導体記憶装置では、各メモリセル
に接続されたビット線対に加え、メモリセルの2つの接
地線側端子に接続された配線が第2のビット線対となる
信号線として利用される。
【0023】すなわち、フリップフロップ回路を構成す
る一対の負荷用トランジスタと一対の駆動用トランジス
タ、および一対の転送用トランジスタを備えたメモリセ
ルにおいて、前記一対の転送用トランジスタのソース・
ドレイン側に第1のビット線対が接続され、前記一対の
駆動用トランジスタのソース側に第2のビット線対が接
続されている。
る一対の負荷用トランジスタと一対の駆動用トランジス
タ、および一対の転送用トランジスタを備えたメモリセ
ルにおいて、前記一対の転送用トランジスタのソース・
ドレイン側に第1のビット線対が接続され、前記一対の
駆動用トランジスタのソース側に第2のビット線対が接
続されている。
【0024】ここで、前記第1のビット線対と前記第2
のビット線対とが4つの入力端子を有するセンスアンプ
回路の入力端子に接続されている。
のビット線対とが4つの入力端子を有するセンスアンプ
回路の入力端子に接続されている。
【0025】あるいは、前記第1のビット線対と前記第
2のビット線対とがライトバッファ回路の4つの出力端
子にそれぞれ接続されている。
2のビット線対とがライトバッファ回路の4つの出力端
子にそれぞれ接続されている。
【0026】そして、前記メモリセルの情報読み出し時
において、前記メモリセル内の転送用トランジスタと駆
動用トランジスタとを通って第1のビット線から第2の
ビット線に電流が流れることによって前記第1のビット
線対間に相補信号が生じ、同時に、前記電流によって前
記第2のビット線対間にも相補信号が生じ、かつ前記第
1のビット線対の相補信号と前記第2のビット線対の相
補信号の双方を用いてセンスアンプが読み出し情報の増
幅を行う。
において、前記メモリセル内の転送用トランジスタと駆
動用トランジスタとを通って第1のビット線から第2の
ビット線に電流が流れることによって前記第1のビット
線対間に相補信号が生じ、同時に、前記電流によって前
記第2のビット線対間にも相補信号が生じ、かつ前記第
1のビット線対の相補信号と前記第2のビット線対の相
補信号の双方を用いてセンスアンプが読み出し情報の増
幅を行う。
【0027】また、前記メモリセルへの情報書き込み時
において、前記ライトバッファ回路は前記第1のビット
線対と前記第2のビット線対の双方に書き込み情報に基
づく相補信号をそれぞれ出力し、かつ前記第1のビット
線対のうち一方の第1のビット線と前記第2のビット線
対のうち前記一方の第1のビット線に近接する一方の第
2のビット線とに同位相の信号を出力する。
において、前記ライトバッファ回路は前記第1のビット
線対と前記第2のビット線対の双方に書き込み情報に基
づく相補信号をそれぞれ出力し、かつ前記第1のビット
線対のうち一方の第1のビット線と前記第2のビット線
対のうち前記一方の第1のビット線に近接する一方の第
2のビット線とに同位相の信号を出力する。
【0028】ここで、前記第2のビット線対に出力する
相補信号が微小信号となる。
相補信号が微小信号となる。
【0029】あるいは、本発明の半導体記憶装置では、
メモリセルアレイ部における前記第1のビット線対と前
記第2のビット線対とが同一方向に並行して配置され、
かつ、前記第1のビット線対のうち一方の第1のビット
線と前記第2のビット線対のうち近接しない他方の第2
のビット線とが、前記転送用トランジスタと前記駆動用
トランジスタとを通して電気接続するように配設されて
いる。
メモリセルアレイ部における前記第1のビット線対と前
記第2のビット線対とが同一方向に並行して配置され、
かつ、前記第1のビット線対のうち一方の第1のビット
線と前記第2のビット線対のうち近接しない他方の第2
のビット線とが、前記転送用トランジスタと前記駆動用
トランジスタとを通して電気接続するように配設されて
いる。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
を説明する。図1は、本発明のSRAMを構成する主要
回路部のブロック図である。ここで、従来の技術で説明
したのと同一なものは同一の符号で説明され、その説明
は省略される。
を説明する。図1は、本発明のSRAMを構成する主要
回路部のブロック図である。ここで、従来の技術で説明
したのと同一なものは同一の符号で説明され、その説明
は省略される。
【0031】図1に示すように、一対のビット線D0、
D0バーに並行して一対の第2ビット線G0、G0バー
が互いに独立に配設されており、メモリセルアレイ部で
は他のビット線、他の第2ビット線とは共有されない。
メモリセル50の2つの接地線側端子は、第2ビット線
G0、G0バーに接続される。そして、第1のビット線
対となるビット線D0、D0バーは、従来のSRAMと
同様にビット線対プルアップ回路51に接続されるのに
対し、第2のビット線対となる第2ビット線G0、G0
バーは、第2ビット線対プルダウン回路52に接続され
る。
D0バーに並行して一対の第2ビット線G0、G0バー
が互いに独立に配設されており、メモリセルアレイ部で
は他のビット線、他の第2ビット線とは共有されない。
メモリセル50の2つの接地線側端子は、第2ビット線
G0、G0バーに接続される。そして、第1のビット線
対となるビット線D0、D0バーは、従来のSRAMと
同様にビット線対プルアップ回路51に接続されるのに
対し、第2のビット線対となる第2ビット線G0、G0
バーは、第2ビット線対プルダウン回路52に接続され
る。
【0032】また、4ビット幅カラムセレクタ53、4
入力センスアンプ60、4出力ライトバッファ61は、
各ビット線対、第2ビット線の両方に接続される。この
ため、それぞれ4ビット幅、4入力、4出力のものが用
いられる。
入力センスアンプ60、4出力ライトバッファ61は、
各ビット線対、第2ビット線の両方に接続される。この
ため、それぞれ4ビット幅、4入力、4出力のものが用
いられる。
【0033】次に、図2と図3を用いて、本発明のSR
AMの読み出し動作を説明する。ここで、図2は本発明
のSRAMの読み出し動作図であり、図3は読み出し動
作での主信号の波形図である。
AMの読み出し動作を説明する。ここで、図2は本発明
のSRAMの読み出し動作図であり、図3は読み出し動
作での主信号の波形図である。
【0034】まず、ビット線D0、D0バーの初期電位
はビット線対プルアップ回路51によって電源電位Vd
dに、第2ビット線G0、G0バーの初期電位は第2ビ
ット線対プルダウン回路52によって接地電位Vssに
設定されている。ここで、ビット線対プルアップ回路5
1を構成する各MOSトランジスタと第2ビット線対プ
ルダウン回路52を構成する各MOSトランジスタと
は、導通抵抗が比較的高くなるように設計されている。
はビット線対プルアップ回路51によって電源電位Vd
dに、第2ビット線G0、G0バーの初期電位は第2ビ
ット線対プルダウン回路52によって接地電位Vssに
設定されている。ここで、ビット線対プルアップ回路5
1を構成する各MOSトランジスタと第2ビット線対プ
ルダウン回路52を構成する各MOSトランジスタと
は、導通抵抗が比較的高くなるように設計されている。
【0035】本発明のSRAMの読み出し動作は従来の
SRAMと同様、ワード線が一本選択され、メモリセル
内に0が記憶されていた側の記憶データ端子R0バー側
のビット線D0バーの電荷が図2に示す矢印の経路を辿
って排出され、ビット線D0バーの電位が微小な値△V
だけ下降する。
SRAMと同様、ワード線が一本選択され、メモリセル
内に0が記憶されていた側の記憶データ端子R0バー側
のビット線D0バーの電荷が図2に示す矢印の経路を辿
って排出され、ビット線D0バーの電位が微小な値△V
だけ下降する。
【0036】他方、メモリセルの接地線側端子に接続さ
れている第2ビット線は、高抵抗のMOSトランジスタ
を介して接地されているので、R0バー側の第2ビット
線G0バーの電位は微小電位△V′だけ上昇する。
れている第2ビット線は、高抵抗のMOSトランジスタ
を介して接地されているので、R0バー側の第2ビット
線G0バーの電位は微小電位△V′だけ上昇する。
【0037】4ビット幅カラムセレクタ53によって選
択されているビット線対、第2ビット線対は、4入力セ
ンスアンプ60と電気的に接続される。このとき、セン
スアンプ60に入力される電位は、従来例のSRAMが
電源電位VddとVdd−△Vであるのに対し、本発明
のSRAMでは、Vdd、Vdd−△V、Vss、Vs
s+△V′の4種である。このため、図3に示されるよ
うにI/O0、I/O0バーの電圧は短時間で確定する
ようになる。
択されているビット線対、第2ビット線対は、4入力セ
ンスアンプ60と電気的に接続される。このとき、セン
スアンプ60に入力される電位は、従来例のSRAMが
電源電位VddとVdd−△Vであるのに対し、本発明
のSRAMでは、Vdd、Vdd−△V、Vss、Vs
s+△V′の4種である。このため、図3に示されるよ
うにI/O0、I/O0バーの電圧は短時間で確定する
ようになる。
【0038】本発明は、読み出し時には、上記4種の信
号をメモリセルから取り出し、それらを活用して効率よ
く電圧増幅を行い、メモリセル読み出し時間を短縮しよ
うとするものである。
号をメモリセルから取り出し、それらを活用して効率よ
く電圧増幅を行い、メモリセル読み出し時間を短縮しよ
うとするものである。
【0039】図4は、本発明のSRAMに供する4入力
センスアンプの第1の例である。図14と同様の回路構
成であるが、ゲート電極がビット線対に接続されるトラ
ンジスタのうち、Pチャネルに関しては 第2共通ビッ
ト線CG0、CG0バーに接続され、Nチャネルに関し
ては 共通ビット線CD0、CD0バーに接続される。
また、CD0がゲート電極に接続されるNチャネルトラ
ンジスタとCG0バーがゲート電極に接続されるPチャ
ネルトランジスタが直列に接続され、CD0バーがゲー
ト電極に接続されるNチャネルトランジスタとCG0が
ゲート電極に接続されるPチャネルトランジスタが直列
に接続される。
センスアンプの第1の例である。図14と同様の回路構
成であるが、ゲート電極がビット線対に接続されるトラ
ンジスタのうち、Pチャネルに関しては 第2共通ビッ
ト線CG0、CG0バーに接続され、Nチャネルに関し
ては 共通ビット線CD0、CD0バーに接続される。
また、CD0がゲート電極に接続されるNチャネルトラ
ンジスタとCG0バーがゲート電極に接続されるPチャ
ネルトランジスタが直列に接続され、CD0バーがゲー
ト電極に接続されるNチャネルトランジスタとCG0が
ゲート電極に接続されるPチャネルトランジスタが直列
に接続される。
【0040】センス動作も図14に示す回路と同様であ
るが、本センスアンプではPチャネルトランジスタのゲ
ート電極に加わる電位が接地電位Vss近傍となってい
る。MOSトランジスタは一般に、ソース・ゲート間の
電位差が大きいほど相互コンダクタンスが大きい。した
がって、本センスアンプではゲート電極が第2共通ビッ
ト線CG0、CG0バーと接続されている4つのPチャ
ネルトランジスタの導通抵抗の変化量が大きい。このた
め、センスアンプが電圧増幅に要する遅延時間が短くな
る。
るが、本センスアンプではPチャネルトランジスタのゲ
ート電極に加わる電位が接地電位Vss近傍となってい
る。MOSトランジスタは一般に、ソース・ゲート間の
電位差が大きいほど相互コンダクタンスが大きい。した
がって、本センスアンプではゲート電極が第2共通ビッ
ト線CG0、CG0バーと接続されている4つのPチャ
ネルトランジスタの導通抵抗の変化量が大きい。このた
め、センスアンプが電圧増幅に要する遅延時間が短くな
る。
【0041】図5は、本発明のSRAMに用いられる4
入力センスアンプの第2の例である。ここで、図15で
説明した従来の技術との大きな相違は、図15のNチャ
ネルトランジスタM0が除去され、Nチャネルトランジ
スタM5、M6のソース側が4ビット幅カラムセレクタ
53を通して第2ビット線G0、G0バーに接続される
ことである。
入力センスアンプの第2の例である。ここで、図15で
説明した従来の技術との大きな相違は、図15のNチャ
ネルトランジスタM0が除去され、Nチャネルトランジ
スタM5、M6のソース側が4ビット幅カラムセレクタ
53を通して第2ビット線G0、G0バーに接続される
ことである。
【0042】図6は、図5に示す4入力センスアンプを
適用したときの読み出し動作のタイミング図である。本
実施例の読み出し動作は、図15と図16で既に示した
読み出し動作とほぼ同様であるが、第2ビット線G0、
G0バーは高抵抗のMOSトランジスタを介して接地さ
れているので、R0バー側の第2ビット線G0バーの電
位は△V′だけ上昇する。
適用したときの読み出し動作のタイミング図である。本
実施例の読み出し動作は、図15と図16で既に示した
読み出し動作とほぼ同様であるが、第2ビット線G0、
G0バーは高抵抗のMOSトランジスタを介して接地さ
れているので、R0バー側の第2ビット線G0バーの電
位は△V′だけ上昇する。
【0043】読み出しイネーブル信号REが立ち上がり
センスアンプ60が活性状態になったとき、センスアン
プ1つにつき一対のビット線D0、D0バーが電気的に
接続されるのに加えて、対応する一対のビット線G0、
G0バーも電気的に接続される。直ちに、ビット線D
0、D0バーの電荷がPチャネルトランジスタM3、M
4を通ってデータ入出力線I/O0、I/O0バーへと
流れ込み、ある程度双方の電位が上昇すると同時に、一
対の第2ビット線G0、G0バーと一対の第2共通ビッ
ト線CG0、CG0バーが同電位になる。
センスアンプ60が活性状態になったとき、センスアン
プ1つにつき一対のビット線D0、D0バーが電気的に
接続されるのに加えて、対応する一対のビット線G0、
G0バーも電気的に接続される。直ちに、ビット線D
0、D0バーの電荷がPチャネルトランジスタM3、M
4を通ってデータ入出力線I/O0、I/O0バーへと
流れ込み、ある程度双方の電位が上昇すると同時に、一
対の第2ビット線G0、G0バーと一対の第2共通ビッ
ト線CG0、CG0バーが同電位になる。
【0044】このとき、図5におけるNチャネルトラン
ジスタM5のソース電位は、第2ビット線G0バーから
流れ込んだ電荷によって接地電位Vssよりも若干高く
なっている。ゆえに、NチャネルトランジスタM5は、
ゲート電位が一時的に高くなるにも関わらず導通電流は
ほとんど流れないので、出力端子I/O0の電位上昇は
急峻となる。よってトランジスタM3、M4、M5、M
6からなるフリップフロップは高速に確定する。
ジスタM5のソース電位は、第2ビット線G0バーから
流れ込んだ電荷によって接地電位Vssよりも若干高く
なっている。ゆえに、NチャネルトランジスタM5は、
ゲート電位が一時的に高くなるにも関わらず導通電流は
ほとんど流れないので、出力端子I/O0の電位上昇は
急峻となる。よってトランジスタM3、M4、M5、M
6からなるフリップフロップは高速に確定する。
【0045】次に、図7と図8を用いて本発明のSRA
Mの書き込み動作を説明する。ここで、図7は書き込み
動作図であり、図8はこの動作での主信号の波形図であ
る。図7および図8に示すように、4出力ライトバッフ
ァ61を形成する4つのスイッチ付きインバータのう
ち、第2共通ビット線CG0、CG0バーに接続するも
のは、導通抵抗の高いトランジスタで構成されている。
したがって、4出力ライトバッファ61から4ビット幅
カラムセレクタ53を通して、一対のビット線D0、D
0バーに入力された相補書き込みデータ信号は、一方が
電源電位Vdd、もう一方がほぼ接地電位Vssである
のに対し、第2ビット線G0、G0バーに入力された相
補書き込みデータ信号は、一方が接地電位Vssで、も
う一方が微小電位Vss+△Vとなる。これによってワ
ード線が選択されていないメモリセルのデータの破壊は
防がれる。ここで、その他の動作は従来の技術で説明し
たものと同じてある。
Mの書き込み動作を説明する。ここで、図7は書き込み
動作図であり、図8はこの動作での主信号の波形図であ
る。図7および図8に示すように、4出力ライトバッフ
ァ61を形成する4つのスイッチ付きインバータのう
ち、第2共通ビット線CG0、CG0バーに接続するも
のは、導通抵抗の高いトランジスタで構成されている。
したがって、4出力ライトバッファ61から4ビット幅
カラムセレクタ53を通して、一対のビット線D0、D
0バーに入力された相補書き込みデータ信号は、一方が
電源電位Vdd、もう一方がほぼ接地電位Vssである
のに対し、第2ビット線G0、G0バーに入力された相
補書き込みデータ信号は、一方が接地電位Vssで、も
う一方が微小電位Vss+△Vとなる。これによってワ
ード線が選択されていないメモリセルのデータの破壊は
防がれる。ここで、その他の動作は従来の技術で説明し
たものと同じてある。
【0046】さて、第2ビット線G0バーは、メモリセ
ル50の接地線側端子に接続されているため、4ビット
線カラムセレクタ53が選択されたとき、Nチャネルト
ランジスタN1のソース電位はVss+△Vになる。そ
して、ワード線WL0が立ち上がったとき、ビット線D
0バーからメモリセル内の記憶データ端子R0バーへ、
また、メモリセル内の記憶データ端子R0からビット線
D0へと電流△Iが流れる。このときNチャネルトラン
ジスタN1のソース電位が接地電位Vssよりも高いの
で、N1の導通電流が小さくなる。よってR0バーの電
位は素早く上昇し、その分R0の電位は素早く下降す
る。これが本発明がセルデータ書き込み時間を短縮でき
る原理である。
ル50の接地線側端子に接続されているため、4ビット
線カラムセレクタ53が選択されたとき、Nチャネルト
ランジスタN1のソース電位はVss+△Vになる。そ
して、ワード線WL0が立ち上がったとき、ビット線D
0バーからメモリセル内の記憶データ端子R0バーへ、
また、メモリセル内の記憶データ端子R0からビット線
D0へと電流△Iが流れる。このときNチャネルトラン
ジスタN1のソース電位が接地電位Vssよりも高いの
で、N1の導通電流が小さくなる。よってR0バーの電
位は素早く上昇し、その分R0の電位は素早く下降す
る。これが本発明がセルデータ書き込み時間を短縮でき
る原理である。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態について
図9に基づいて説明する。ここで、図9は本発明の第2
の実施の形態での読み出し動作図である。
図9に基づいて説明する。ここで、図9は本発明の第2
の実施の形態での読み出し動作図である。
【0048】この場合は1の実施の形態とは異なり、図
9に示すように、ビット線対プルアップ回路51を構成
する各MOSトランジスタのゲート電極を接地せず、反
転したカラムセレクト信号CY0バーに接続する。ま
た、第2ビット線対プルダウン回路52を構成する各M
OSトランジスタのゲート電極をカラムセレクト信号C
Y0に接続する。ここで、これらのトランジスタは、特
に導通抵抗は高くなくてもよい。
9に示すように、ビット線対プルアップ回路51を構成
する各MOSトランジスタのゲート電極を接地せず、反
転したカラムセレクト信号CY0バーに接続する。ま
た、第2ビット線対プルダウン回路52を構成する各M
OSトランジスタのゲート電極をカラムセレクト信号C
Y0に接続する。ここで、これらのトランジスタは、特
に導通抵抗は高くなくてもよい。
【0049】カラムセレクト信号CY0が1のとき、ビ
ット線D0、D0バーは、ビット線対プルアップ回路5
1を通して電源電位Vddに設定され、一対の第2ビッ
ト線G0、G0バーは、第2ビット線対プルダウン回路
52を通して接地電位Vssに設定される。カラムセレ
クト信号CY0が0になり、ワード線WL0が選択され
ると、図9の矢印の向きに微小電流△Iが流れる。この
ときビット線対プルアップ回路51、第2ビット線対プ
ルダウン回路52を構成する全てのトランジスタが非導
通なので、ビット線D0バーの電位が下がる速度と第2
ビット線G0バーの電位が上がる速度は、図2に示す回
路よりも速くなる。センスアンプ(図9では省略)が読
み出しデータの増幅を終えると、カラムセレクト信号C
Y0が直ちに1になり、再びビット線のプルアップと第
2ビット線のプルダウンが始まる。このため第2ビット
線の電位が上がりすぎることによって他のメモリセルの
データが破壊されることは完全に防止される。
ット線D0、D0バーは、ビット線対プルアップ回路5
1を通して電源電位Vddに設定され、一対の第2ビッ
ト線G0、G0バーは、第2ビット線対プルダウン回路
52を通して接地電位Vssに設定される。カラムセレ
クト信号CY0が0になり、ワード線WL0が選択され
ると、図9の矢印の向きに微小電流△Iが流れる。この
ときビット線対プルアップ回路51、第2ビット線対プ
ルダウン回路52を構成する全てのトランジスタが非導
通なので、ビット線D0バーの電位が下がる速度と第2
ビット線G0バーの電位が上がる速度は、図2に示す回
路よりも速くなる。センスアンプ(図9では省略)が読
み出しデータの増幅を終えると、カラムセレクト信号C
Y0が直ちに1になり、再びビット線のプルアップと第
2ビット線のプルダウンが始まる。このため第2ビット
線の電位が上がりすぎることによって他のメモリセルの
データが破壊されることは完全に防止される。
【0050】次に、本発明の第3の実施の形態について
図10に基づいて説明する。図10は本発明の第3の実
施の形態での読み出し動作図である。そして、この場合
は、ビット線D0側の第2ビット線G0をもう一方のビ
ット線D0バーに近接して配設し、逆にもう一方の第2
ビット線G0バーはビット線D0に近接して配設したも
のである。
図10に基づいて説明する。図10は本発明の第3の実
施の形態での読み出し動作図である。そして、この場合
は、ビット線D0側の第2ビット線G0をもう一方のビ
ット線D0バーに近接して配設し、逆にもう一方の第2
ビット線G0バーはビット線D0に近接して配設したも
のである。
【0051】一般に、絶縁体を介して平行に敷設された
2つの導体の間には寄生容量が生じるが、この2つの導
体の一方の電位が高くなると同時に、もう一方の電位が
低くなれば等価的に寄生容量は2倍になる(ミラー効
果)。図9に示す読み出し動作の場合、ビット線D0バ
ーの電位が下がると同時に、第2ビット線G0バーの電
位が上がる。しかし本例では、この2本を遠ざけて配置
しているので、近接しているD0、G0バーの組と、D
0バー、G0の組においてはミラー効果の影響はない。
したがって、ビット線と第2ビット線の配線容量が比較
的小さくなるので、セルアクセス速度がさらに速く、ま
た消費電力も小さくなる。
2つの導体の間には寄生容量が生じるが、この2つの導
体の一方の電位が高くなると同時に、もう一方の電位が
低くなれば等価的に寄生容量は2倍になる(ミラー効
果)。図9に示す読み出し動作の場合、ビット線D0バ
ーの電位が下がると同時に、第2ビット線G0バーの電
位が上がる。しかし本例では、この2本を遠ざけて配置
しているので、近接しているD0、G0バーの組と、D
0バー、G0の組においてはミラー効果の影響はない。
したがって、ビット線と第2ビット線の配線容量が比較
的小さくなるので、セルアクセス速度がさらに速く、ま
た消費電力も小さくなる。
【0052】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の半導体
記憶装置では、メモリセルに一対のビット線と一対の第
2ビット線が接続される。このために以下の2つの大き
な効果が生じる。その第1の効果は、メモリセル読み出
し速度が速くなるということである。その理由は、セン
スアンプがビット線対に生じる微小電位差だけでなく、
第2ビット線対に生じる微小電位差も利用して電圧増幅
を行うからである。
記憶装置では、メモリセルに一対のビット線と一対の第
2ビット線が接続される。このために以下の2つの大き
な効果が生じる。その第1の効果は、メモリセル読み出
し速度が速くなるということである。その理由は、セン
スアンプがビット線対に生じる微小電位差だけでなく、
第2ビット線対に生じる微小電位差も利用して電圧増幅
を行うからである。
【0053】そしてその第2の効果は、メモリセル書き
込み速度が速くなるということである。その理由は、ラ
イトバッファがビット線対だけでなく、第2ビット線対
にも書き込みデータに応じた相補信号を出力し、メモリ
セルへのデータ書き込みを支援するからである。
込み速度が速くなるということである。その理由は、ラ
イトバッファがビット線対だけでなく、第2ビット線対
にも書き込みデータに応じた相補信号を出力し、メモリ
セルへのデータ書き込みを支援するからである。
【0054】このようにして、本発明を構成するSRA
Mは半導体記憶装置の低電圧化、高速化さらには低消費
電力化を促進するようになる。
Mは半導体記憶装置の低電圧化、高速化さらには低消費
電力化を促進するようになる。
【図1】本発明の実施の形態を説明するためのSRAM
要部のブロック図である。
要部のブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のSRAMの読み出
し動作図である。
し動作図である。
【図3】上記読み出し動作での主信号の波形図である。
【図4】上記読み出し動作で用いるセンスアンプ部の第
1の回路図である。
1の回路図である。
【図5】本発明のSRAMで用いられるセンスアンプ部
の第2の回路図である。
の第2の回路図である。
【図6】上記第2の回路図を用いた読み出し動作での主
信号の波形図である。
信号の波形図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態のSRAMの書き込
み動作図である。
み動作図である。
【図8】上記書き込み動作での主信号の波形図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態のSRAMの読み出
し動作図である。
し動作図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態のSRAMの読み
出し動作図である。
出し動作図である。
【図11】従来の技術のSRAM要部のブロック図であ
る。
る。
【図12】従来の技術のSRAMの読み出し動作図であ
る。
る。
【図13】従来のSRAMの読み出し動作での信号の波
形図である。
形図である。
【図14】従来の読み出し動作で用いるセンスアンプ部
の第1の回路図である。
の第1の回路図である。
【図15】従来の読み出し動作で用いるセンスアンプ部
の第2の回路図である。
の第2の回路図である。
【図16】上記第2の回路図を用いた読み出し動作での
主信号の波形図である。
主信号の波形図である。
【図17】従来の技術のSRAMの書き込み動作図であ
る。
る。
【図18】上記書き込み動作での主信号の波形図であ
る。
る。
50 メモリセル 51 ビット線対プルアップ回路 52 第2ビット線対プルダウン回路 53 4ビット幅カラムセレクタ 54 2ビット幅カラムセレクタ 60 4入力センスアンプ 61 4出力ライトバッファ 62 2入力センスアンプ 63 2出力ライトバッファ 70 データ入出力部 71 ワード線デコーダ 72 制御回路 100 転送用トランジスタ 101 ビット線対プルアップトランジスタ WL0、WL1 ワード線 D0、D0バー、D1、D1バー ビット線 G0、G0バー、G1、G1バー 第2ビット線 CD0、CD0バー、CD1、CD1バー 共通ビッ
ト線 CG0、CG0バー、CG1、CG1バー 第2共通
ビット線 CY0、CY1 カラムセレクト信号 RE 読み出しイネーブル信号 WE 書き込みイネーブル信号 I/O0、I/O0バー、I/O1、I/O1バー
データ入出力線 Din0、Din1 書き込みデータ入力線 Dout0、Dout1 読み出しデータ出力線 R0、R0バー 記憶データ端子 Vdd 電源電位 Vss 接地電位 △V、△V′ 微小電位差 △I 微小電流 P0、P1、P2 Pチャネルトランジスタ P3、P4、P5 Nチャネルトランジスタ Q0、Q1、Q2、Q5、Q7 Nチャネルトランジ
スタ Q3、Q4、Q6、Q8 Pチャネルトランジスタ M0、M1、M2、M5、M6 Nチャネルトランジ
スタ M3、M4 Pチャネルトランジスタ N1 Nチャネルトランジスタ GND 接地線
ト線 CG0、CG0バー、CG1、CG1バー 第2共通
ビット線 CY0、CY1 カラムセレクト信号 RE 読み出しイネーブル信号 WE 書き込みイネーブル信号 I/O0、I/O0バー、I/O1、I/O1バー
データ入出力線 Din0、Din1 書き込みデータ入力線 Dout0、Dout1 読み出しデータ出力線 R0、R0バー 記憶データ端子 Vdd 電源電位 Vss 接地電位 △V、△V′ 微小電位差 △I 微小電流 P0、P1、P2 Pチャネルトランジスタ P3、P4、P5 Nチャネルトランジスタ Q0、Q1、Q2、Q5、Q7 Nチャネルトランジ
スタ Q3、Q4、Q6、Q8 Pチャネルトランジスタ M0、M1、M2、M5、M6 Nチャネルトランジ
スタ M3、M4 Pチャネルトランジスタ N1 Nチャネルトランジスタ GND 接地線
Claims (7)
- 【請求項1】 フリップフロップ回路を構成する一対の
負荷用トランジスタと一対の駆動用トランジスタ、およ
び一対の転送用トランジスタを備えたメモリセルにおい
て、前記一対の転送用トランジスタのソース・ドレイン
側に第1のビット線対が接続され、前記一対の駆動用ト
ランジスタのソース側に第2のビット線対が接続されて
いることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記第1のビット線対と前記第2のビッ
ト線対とが4つの入力端子を有するセンスアンプ回路に
接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体
記憶装置。 - 【請求項3】 前記第1のビット線対と前記第2のビッ
ト線対とがライトバッファ回路の4つの出力端子にそれ
ぞれ接続されていることを特徴とする請求項1記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記メモリセルの情報読み出し時におい
て、前記メモリセル内の転送用トランジスタと駆動用ト
ランジスタとを通って第1のビット線から第2のビット
線に電流が流れることによって前記第1のビット線対間
に相補信号が生じ、同時に、前記電流によって前記第2
のビット線対間にも相補信号が生じ、かつ前記第1のビ
ット線対の相補信号と前記第2のビット線対の相補信号
の双方を用いてセンスアンプが読み出し情報の増幅を行
うことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。 - 【請求項5】 前記メモリセルへの情報書き込み時にお
いて、前記ライトバッファ回路が前記第1のビット線対
と前記第2のビット線対の双方に書き込み情報に基づく
相補信号をそれぞれ出力し、かつ、前記第1のビット線
対のうち一方の第1のビット線と前記第2のビット線対
のうち前記一方の第1のビット線に近接する一方の第2
のビット線とに同位相の信号を出力することを特徴とす
る請求項3記載の半導体記憶装置。 - 【請求項6】 前記第2のビット線対に出力する相補信
号が微小信号であることを特徴とする請求項5記載の半
導体記憶装置。 - 【請求項7】 メモリセルアレイ部における前記第1の
ビット線対と前記第2のビット線対とが同一方向に並行
して配置され、かつ、前記第1のビット線対のうち一方
の第1のビット線と前記第2のビット線対のうち近接し
ない他方の第2のビット線とが、前記転送用トランジス
タと前記駆動用トランジスタとを通して電気接続するよ
うに配設されていることを特徴とする請求項1から請求
項6のうち1つの請求項に記載の半導体記憶装置。
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