JP2862442B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2862442B2 JP2862442B2 JP4203583A JP20358392A JP2862442B2 JP 2862442 B2 JP2862442 B2 JP 2862442B2 JP 4203583 A JP4203583 A JP 4203583A JP 20358392 A JP20358392 A JP 20358392A JP 2862442 B2 JP2862442 B2 JP 2862442B2
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Description
写真装置などの乾式の画像形成装置に関するものであ
る。
いては、一般に像担持体の表面を均一に帯電する帯電工
程、帯電させられた該像担持体の表面に対して光書込み
を行い静電潜像を形成する露光工程、該静電潜像に現像
剤、例えばトナーを付着させてトナー像を形成する現像
工程、該トナー像を転写材に転写する転写工程、該転写
材上のトナー像を定着する定着工程、及び前記転写工程
後に像担持体の表面に残留したトナーを除去するクリー
ニング工程によって画像が形成される。さらに、残像が
発生するのを防止するために、転写工程後で帯電工程前
に除電工程を設けている例もある。
ング工程においては、像担持体を構成する感光体ドラム
に弾性ゴムブレードを押し当て、残留したトナーを機械
的に回収するようにしている。そして、回収されたトナ
ーはEPカートリッジ内の廃トナー容器に蓄えられ、E
Pカートリッジが寿命になって交換されるのと同時に廃
棄される。
前記EPカートリッジ内の廃トナー容器に蓄える必要が
あるためEPカートリッジを小型化することができず、
また、トナーを廃棄することになるため環境保護の点か
らも好ましくない。そこで、感光体ドラムの表面に残留
したトナーをクリーニング装置ではなく、現像装置の現
像ローラによって回収し、再び使用する画像形成装置が
提供されている。
来の画像形成装置においては、残留したトナーは現像工
程において回収されるため、転写不良で残留したトナー
が多量にある場合又はクリーニング電界(現像電界)が
十分に大きくなくクリーニング能力が不足している場合
には、トナーが十分に回収されず、現像工程後もトナー
が非画像部に残り、転写材上に汚れとしてポジ残像が発
生してしまう。
面にレーザ、LEDアレイ等によって光書込みを行う
と、露光部においてトナーの粒子による遮光作用によっ
て露光が不足してしまう。この場合、現像工程において
トナーを感光体ドラムに十分に付着させることができな
くなり、濃度が不足してネガ残像が発生してしまう。本
発明は、前記従来の画像形成装置の問題点を解決して、
ポジ残像、ネガ残像等が発生することがなく、画像品位
を向上させることができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
像形成装置においては、像担持体と、該像担持体の表面
を帯電させる帯電装置と、帯電させられた像担持体の表
面に静電潜像を形成する静電潜像書込装置と、重合系ト
ナーから成る現像剤を前記像担持体に付着させて可視像
を形成するとともに、像担持体の表面に戻された現像剤
を回収するための現像装置と、前記可視像を転写材に転
写する転写装置と、導電性スポンジ部材によって形成さ
れ、所定の圧力で前記像担持体に接触させた状態で回転
させられ、転写工程後の像担持体の表面に残留した現像
剤を付着させるための回転部材と、該回転部材に電圧を
印加する電源と、前記回転部材に印加される電圧を、前
記像担持体の表面に残留した現像剤を前記回転部材に付
着させるときには、現像剤に対して逆極性にし、前記回
転部材に付着した現像剤を前記像担持体の表面に戻すと
きには、現像剤に対して同極性にする制御手段とを有す
る。
担持体と、該像担持体の表面を帯電させる帯電装置と、
帯電させられた像担持体の表面に静電潜像を形成する静
電潜像書込装置と、現像剤を前記像担持体に付着させて
可視像を形成するとともに、像担持体の表面に戻された
現像剤を回収するための現像装置と、前記可視像を転写
材に転写する転写装置と、導電性スポンジ部材によって
形成され、所定の圧力で前記像担持体に接触させた状態
で回転させられ、転写工程後の像担持体の表面に残留し
た現像剤を付着させるための回転部材と、該回転部材
に、現像剤に対して逆極性の電圧又はゼロ電圧を印加す
る電源と、前記回転部材に印加される電圧を、前記像担
持体の表面に残留した現像剤を前記回転部材に付着させ
るときには、現像剤に対して逆極性にし、前記回転部材
に付着した現像剤を前記像担持体の表面に戻すときに
は、ゼロ電圧にする制御手段とを有する。
おいては、像担持体と、該像担持体の表面を帯電させる
帯電装置と、帯電させられた像担持体の表面に静電潜像
を形成する静電潜像書込装置と、重合系トナーから成る
現像剤を前記像担持体に付着させて可視像を形成すると
ともに、像担持体の表面に戻された現像剤を回収するた
めの現像装置と、前記可視像を転写材に転写する転写装
置と、導電性スポンジ部材によって形成され、所定の圧
力で前記像担持体に接触させた状態で回転させられ、転
写工程後の像担持体の表面に残留した現像剤を付着させ
るための回転部材と、該回転部材に電圧を印加する電源
と、前記回転部材に印加される電圧を、前記像担持体の
表面に残留した現像剤を前記回転部材に付着させるとき
には、現像剤に対して逆極性にし、前記回転部材に付着
した現像剤を前記像担持体の表面に戻すときには、現像
剤に対して同極性にする制御手段とを有する。
前記像担持体の表面に残留した重合系トナーから成る現
像剤を前記回転部材に付着させるときには、現像剤に対
して逆極性にされ、前記回転部材に付着した現像剤を前
記像担持体の表面に戻すときには、現像剤に対して同極
性にされる。したがって、回転部材に印加される電圧を
現像剤に対して逆極性にすると、像担持体の表面に残留
した現像剤は、静電気力によって回転部材に付着させら
れる。また、回転部材に印加される電圧を現像剤に対し
て同極性にすると、回転部材に付着した現像剤は、静電
気力によって像担持体の表面に戻され、その後、現像装
置によって回収される。
担持体と、該像担持体の表面を帯電させる帯電装置と、
帯電させられた像担持体の表面に静電潜像を形成する静
電潜像書込装置と、現像剤を前記像担持体に付着させて
可視像を形成するとともに、像担持体の表面に戻された
現像剤を回収するための現像装置と、前記可視像を転写
材に転写する転写装置と、導電性スポンジ部材によって
形成され、所定の圧力で前記像担持体に接触させた状態
で回転させられ、転写工程後の像担持体の表面に残留し
た現像剤を付着させるための回転部材と、該回転部材
に、現像剤に対して逆極性の電圧又はゼロ電圧を印加す
る電源と、前記回転部材に印加される電圧を、前記像担
持体の表面に残留した現像剤を前記回転部材に付着させ
るときには、現像剤に対して逆極性にし、前記回転部材
に付着した現像剤を前記像担持体の表面に戻すときに
は、ゼロ電圧にする制御手段とを有する。この場合、回
転部材に印加される電圧は、前記像担持体の表面に残留
した現像剤を前記回転部材に付着させるときには、現像
剤に対して逆極性にされ、前記回転部材に付着した現像
剤を前記像担持体の表面に戻すときには、ゼロ電圧にさ
れる。したがって、回転部材に印加される電圧を現像剤
に対して逆極性にすると、像担持体の表面に残留した現
像剤は、静電気力によって回転部材に付着させられる。
また、回転部材に印加される電圧をゼロ電圧にすると、
回転部材に付着した現像剤は、静電気力によって像担持
体の表面に戻され、その後、現像装置によって回収され
る。
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す画
像形成装置の概略図である。図において、1は矢印A方
向に回転する像担持体としての感光体ドラムである。本
実施例では負極性のOPC(有機感光体)を使用してお
り、誘電層の誘電率εP は εP =3.5ε0 である。ただし、真空誘電率ε0 を8.855×10
-12 〔c/v・m〕、厚さを20〔μm〕とする。2は
感光体ドラム1の表面を均一かつ一様に帯電させる帯電
装置としての帯電ローラであって導電性のゴムから成
り、所定の圧力で感光体ドラム1に接触し、従動(連れ
回り)する。前記帯電ローラ2は、従動によって回転さ
せなくてもギヤなどで動力を受けるようにしてもよい。
の固定型接触帯電器やコロナ放電帯電器などの非接触帯
電器も使用することもできる。本実施例の帯電ローラ2
は、電気抵抗が105 〔Ω〕のものを使用したが、10
0 〜109 〔Ω〕程度のものも使用することができる。
ここで電気抵抗は、帯電ローラ2と感光体ドラム1が接
触する部分(ニップ幅×長手方向長さの部分)と導電シ
ャフト2a間の電気抵抗をいう。2bは前記導電シャフ
ト2aに電圧を供給するための電源である。
に光を照射して静電潜像を形成する静電潜像書込装置で
ある。本実施例ではLEDアレイを使用しているが、ほ
かにレーザビーム走査装置、液晶シャッタアレイ等を使
用することもできる。4は現像装置のトナー担持体を構
成する現像ローラであり、所定の圧力で感光体ドラム1
に接触し、矢印B方向に回転する。本実施例では導電性
ゴムローラを使用している。本実施例の現像ローラ4
は、電気抵抗が106 〔Ω〕のものを使用したが、10
0 〜109 〔Ω〕程度のものも使用することができる。
また、電気抵抗は前記帯電ローラ2と同様に定義され、
現像ローラ4と感光体ドラム1が接触する部分と導電シ
ャフト4a間の電気抵抗をいう。
層化された現像ローラ4上の現像剤、例えばトナーは、
現像ローラ4の回転に伴って感光体ドラム1との接触部
分である現像領域に入り、感光体ドラム1に付着させら
れ現像が行われて可視像を形成する。前記トナーは感光
体ドラム1の帯電極性と同極性の電荷を有し、静電潜像
書込装置3によって露光された部分にトナーを付着させ
る反転現像が行われる。4bは前記導電シャフト4aに
電圧を供給するための電源であり、該電源4bによって
感光体ドラム1の画像部の電位と非画像部の電位の中間
の電位が、現像バイアスとして現像ローラ4に付与され
るようになっている。
あり、図示しない手段によって矢印C方向に搬送される
転写材6上に感光体ドラム1上のトナー像を転写する。
該転写ローラ5は、所定の圧力で感光体ドラム1に接触
し、従動する。また、転写装置として、実質的に同じ機
能を有する他の手段を使用してもよい。本実施例の転写
ローラ5は、電気抵抗が108 〔Ω〕のものを使用した
が、100 〜109 〔Ω〕程度のものも使用することが
できる。また、電気抵抗は帯電ローラ2の場合と同様に
定義され、転写ローラ5と感光体ドラム1が接触する部
分と導電シャフト5a間の電気抵抗をいう。
ラム1から分離され、図示しない定着装置に搬送され、
定着が終了した後に印刷物として画像形成装置の外に排
出される。なお、5bは前記導電シャフト5aに電圧を
供給する電源である。10は転写工程が終了した後に感
光体ドラム1の表面に残留したトナーを回収するクリー
ニングローラであり、該クリーニングローラ10は所定
の圧力で感光体ドラム1に接触し、従動する。該クリー
ニングローラ10は導電性の発泡ウレタンスポンジで形
成されるが、その他の導電性の回転部材、例えば導電性
カーボンを含有したシリコーンゴムローラなどで形成す
ることもできる。本実施例のクリーニングローラ10
は、電気抵抗が105 〔Ω〕のものを使用したが、10
0〜109 〔Ω〕程度のものも使用することができる。
電気抵抗は、帯電ローラ2の場合と同様に定義され、ク
リーニングローラ10と感光体ドラム1が接触する部分
と導電シャフト10a間の電気抵抗をいう。10bは導
電シャフト10aに電圧を供給する電源であり、図示し
ない制御手段によって電圧及びその極性が制御される。
におけるクリーニングローラの第1の説明図である。図
において、1は感光体ドラム、5は転写ローラ、6は転
写材、10はクリーニングローラである。前記クリーニ
ングローラ10と接触する感光体ドラム1の表面の点a
が、次の画像形成プロセスの転写工程において点a´で
示すように転写材6と接触し、転写材6に転写を行う通
紙部に相当するとき、クリーニングローラ10には残留
したトナーの電荷に対して逆極性の電圧が印加される。
なお、本実施例では、負帯電型のトナーを使用してお
り、残留したトナーの電荷の極性も負になる。そこで、
クリーニングローラ10にプラスの極性の電圧が印加さ
れると、前記感光体ドラム1の表面に残留している前記
トナーがクリーニングローラ10に付着させられる。
ーニングされ、クリーニングされた点aが転写工程にお
いて転写材6と接触するため、ポジ残像が発生すること
がない。図3は本発明の実施例を示す画像形成装置にお
けるクリーニングローラの第2の説明図である。
ローラ、6は転写材、10はクリーニングローラであ
る。前記クリーニングローラ10と接触する感光体ドラ
ム1の表面の点bが、次の画像形成プロセスの転写工程
において点b´で示すように転写材6間にあって転写ロ
ーラ5と直接接触し、転写材6への転写を行わない非通
紙部に相当するとき、クリーニングローラ10には残留
したトナーの電荷と同極性の電圧が印加される。そこ
で、クリーニングローラ10に電源10b(図1)から
負極性の電圧が印加されると、クリーニングローラ10
に残留しているトナーが前記感光体ドラム1に付着させ
られる。
面に付着したトナーがそのまま堆積(たいせき)するこ
とがなく、クリーニングローラ10のクリーニング特性
を良好な状態に維持することができる。なお、クリーニ
ングローラ10からトナーが付着する点bは、転写工程
において転写材6と接触しないため、ポジ残像が発生す
ることはない。また、感光体ドラム1の表面に残留した
トナーは、現像工程において現像ローラ4に回収され
る。
字を行った結果について説明する。トナーはスチレン−
アクリル共重合系のものを使用し、現像ローラ4上のト
ナー層の厚さを25〔μm〕とした。この条件におい
て、転写効率ηを80〔%〕以上としたとき、ベタ黒の
画像部のI.D.(画像濃度)は1.3以上であった。
ナーのI.D.)}×100 〔%〕 で定義される。図4は転写効率とポジ残像強度の関係を
示す図である。
(ミノルタカメラ株式会社製 CR−200)を使用し
て測定した正常部(ポジ残像のない用紙上の非画像部)
とポジ残像部のそれぞれの反射率の差で定義した。した
がって、このボジ残像強度が大きいほどポジ残像が多い
ということになる。前記転写効率ηが小さく、残留した
トナーの量が増加すると、前記クリーニングローラ10
(図1)の有無に関係なくポジ残像は発生する傾向にあ
るが、ポジ残像の程度には大きな差がある。
場合、転写効率ηが約80〔%〕以下になるとポジ残像
が発生し始める。温度や湿度が変化したり転写性のあま
りよくない厚紙などを転写材6として使用したとき、し
ばしば前記転写効率ηが約80〔%〕を下回ってしま
う。すなわち、ポジ残像を抑制するに当たってマージン
が極めて小さくなり、実用性に問題が残る。
合、該クリーニングローラ10に+150〔V〕及び−
150〔V〕の電圧を転写工程のタイミングに合わせて
印加した場合、ポジ残像は転写効率ηが35〔%〕以下
になると発生し始める。ところで、転写効率ηの値がこ
のように低い場合は、転写不良も極めて顕著に発生し、
ベタ黒の画像部のI.Dが不足したり、文字などのライ
ン画像にかすれが発生する。本実施例においては、実用
上転写不良が問題になると思われる転写効率ηの限界値
は60〔%〕前後であった。すなわち、転写効率ηが6
0〔%〕未満になると、クリーニングローラ10を装着
した場合でも、ポジ残像が発生する前の段階で転写不良
が発生する。したがって、クリーニングローラ10を装
着することの意義は極めて大きい。
ポジ残像強度の関係を示す図である。この場合、クリー
ニングローラ10(図1)への印加電圧は絶対値で示し
たが、次の画像形成プロセスにおける転写工程のタイミ
ングに合わせた印加電圧は、例えば+150〔V〕及び
−150〔V〕であり、絶対値を等しくした。また、転
写効率ηは50〔%〕に設定した。
ロのときでも、ポジ残像強度はクリーニングローラ10
が無い場合に対して2〔%〕程度減少する。これは、残
留したトナーが機械的にクリーニングローラ10によっ
て掻(か)き取られるためと考えられる。一方、クリー
ニングローラ10に電圧を印加した場合、印加電圧が2
0〔V〕以上の値であればポジ残像は全く発生すること
なく、良好な印字が得られることが分かった。
グローラの効果を示す図である。前記クリーニングロー
ラ10(図1)が無い場合、転写効率ηが85〔%〕以
下になるとネガ残像が発生した。一方、ポジ残像は図4
に示すように転写効率ηが80〔%〕以下で発生した。
このことから、ネガ残像はポジ残像より高い転写効率η
の下でも発生しやすいことが分かる。
合、印加電圧がゼロでもクリーニングローラ10が無い
場合と比較してネガ残像の抑制に対しわずかに効果が認
められ、電圧が印加された場合(20〔V〕以上)、転
写効率ηが35〔%〕以上ではネガ残像の発生は全く認
められなかった。図4〜図6の結果を総合して考える
と、本実施例においては、残留したトナーに対して逆極
性の電圧をクリーニングローラ10に印加することによ
って、残留したトナーはクリーニングローラ10に完全
に回収され、クリーニングされていることが分かる。す
なわち、転写工程後にクリーニングローラ10を通過し
た後、感光体ドラム1の表面にトナーは全く残留してい
ないことになる。
たトナーは、次の画像形成プロセスの転写工程とのタイ
ミングによって、残留したトナーに対して同極性の電圧
が印加されるか電圧がゼロにされることによって、感光
体ドラム1に戻され現像工程で回収される。このこと
は、転写効率ηを50〔%〕に設定し、ベタ黒の画像の
印字を1万枚連続して行っても、残留したトナーがクリ
ーニングローラ10からこぼれ落ちたり、飛散したりす
るような不具合が発生しなかったことによって確認され
た。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形すること
が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
れば、画像形成装置においては、像担持体と、該像担持
体の表面を帯電させる帯電装置と、帯電させられた像担
持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像書込装置と、
重合系トナーから成る現像剤を前記像担持体に付着させ
て可視像を形成するとともに、像担持体の表面に戻され
た現像剤を回収するための現像装置と、前記可視像を転
写材に転写する転写装置と、導電性スポンジ部材によっ
て形成され、所定の圧力で前記像担持体に接触させた状
態で回転させられ、転写工程後の像担持体の表面に残留
した現像剤を付着させるための回転部材と、該回転部材
に電圧を印加する電源と、前記回転部材に印加される電
圧を、前記像担持体の表面に残留した現像剤を前記回転
部材に付着させるときには、現像剤に対して逆極性に
し、前記回転部材に付着した現像剤を前記像担持体の表
面に戻すときには、現像剤に対して同極性にする制御手
段とを有する。
前記像担持体の表面に残留した重合系トナーから成る現
像剤を前記回転部材に付着させるときには、現像剤に対
して逆極性にされ、前記回転部材に付着した現像剤を前
記像担持体の表面に戻すときには、現像剤に対して同極
性にされる。
現像剤に対して逆極性にすると、像担持体の表面に残留
した現像剤は、機械的に掻き取られるとともに、静電気
力によって回転部材に付着させられる。その結果、転写
工程においてクリーニングされた像担持体と転写材とが
接触するので、ポジ残像が発生することがない。また、
像担持体の表面に残留した現像剤による遮光作用によっ
て露光が不足することがなくなるので、現像工程におい
て十分な現像剤が像担持体に付着させられる。その結
果、ネガ残像が発生することがない。このように、ポジ
残像、ネガ残像等が発生することがなくなるので、画像
品位を向上させることができる。また、回転部材に印加
される電圧を現像剤に対して同極性にすると、回転部材
に付着した現像剤は、静電気力によって像担持体の表面
に戻され、その後、現像装置によって回収される。した
がって、回転部材に付着した現像剤がそのまま堆積する
ことがなく、回転部材のクリーニング特性を良好に維持
することができる。
担持体と、該像担持体の表面を帯電させる帯電装置と、
帯電させられた像担持体の表面に静電潜像を形成する静
電潜像書込装置と、現像剤を前記像担持体に付着させて
可視像を形成するとともに、像担持体の表面に戻された
現像剤を回収するための現像装置と、前記可視像を転写
材に転写する転写装置と、導電性スポンジ部材によって
形成され、所定の圧力で前記像担持体に接触させた状態
で回転させられ、転写工程後の像担持体の表面に残留し
た現像剤を付着させるための回転部材と、該回転部材
に、現像剤に対して逆極性の電圧又はゼロ電圧を印加す
る電源と、前記回転部材に印加される電圧を、前記像担
持体の表面に残留した現像剤を前記回転部材に付着させ
るときには、現像剤に対して逆極性にし、前記回転部材
に付着した現像剤を前記像担持体の表面に戻すときに
は、ゼロ電圧にする制御手段とを有する。
像剤に対して逆極性にすると、像担持体の表面に残留し
た現像剤は、機械的に掻き取られるとともに、静電気力
によって回転部材に付着させられる。その結果、転写工
程においてクリーニングされた像担持体と転写材とが接
触するので、ポジ残像が発生することがない。また、像
担持体の表面に残留した現像剤による遮光作用によって
露光が不足することがなくなるので、現像工程において
十分な現像剤が像担持体に付着させられる。その結果、
ネガ残像が発生することがない。このように、ポジ残
像、ネガ残像等が発生することがなくなるので、画像品
位を向上させることができる。また、回転部材に印加さ
れる電圧をゼロ電圧にすると、回転部材に付着した現像
剤は、静電気力によって像担持体の表面に戻され、その
後、現像装置によって回収される。したがって、回転部
材に付着した現像剤がそのまま堆積することがなく、回
転部材のクリーニング特性を良好に維持することができ
る。
ある。
リーニングローラの第1の説明図である。
リーニングローラの第2の説明図である。
る。
度の関係を示す図である。
効果を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)像担持体と、 (b)該像担持体の表面を帯電させる帯電装置と、 (c)帯電させられた像担持体の表面に静電潜像を形成
する静電潜像書込装置と、 (d)重合系トナーから成る現像剤を前記像担持体に付
着させて可視像を形成するとともに、像担持体の表面に
戻された現像剤を回収するための現像装置と、 (e)前記可視像を転写材に転写する転写装置と、 (f)導電性スポンジ部材によって形成され、所定の圧
力で前記像担持体に接触させた状態で回転させられ、転
写工程後の像担持体の表面に残留した現像剤を付着させ
るための回転部材と、 (g)該回転部材に電圧を印加する電源と、 (h)前記回転部材に印加される電圧を、前記像担持体
の表面に残留した現像剤を前記回転部材に付着させると
きには、現像剤に対して逆極性にし、前記回転部材に付
着した現像剤を前記像担持体の表面に戻すときには、現
像剤に対して同極性にする制御手段とを有することを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 (a)像担持体と、 (b)該像担持体の表面を帯電させる帯電装置と、 (c)帯電させられた像担持体の表面に静電潜像を形成
する静電潜像書込装置と、 (d)現像剤を前記像担持体に付着させて可視像を形成
するとともに、像担持体の表面に戻された現像剤を回収
するための現像装置と、 (e)前記可視像を転写材に転写する転写装置と、 (f)導電性スポンジ部材によって形成され、所定の圧
力で前記像担持体に接触させた状態で回転させられ、転
写工程後の像担持体の表面に残留した現像剤を付着させ
るための回転部材と、 (g)該回転部材に、現像剤に対して逆極性の電圧又は
ゼロ電圧を印加する電源と、 (h)前記回転部材に印加される電圧を、前記像担持体
の表面に残留した現像剤を前記回転部材に付着させると
きには、現像剤に対して逆極性にし、前記回転部材に付
着した現像剤を前記像担持体の表面に戻すときには、ゼ
ロ電圧にする制御手段とを有することを特徴とする画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4203583A JP2862442B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4203583A JP2862442B2 (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0651672A JPH0651672A (ja) | 1994-02-25 |
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