JP2856255B2 - 自動変速機の液圧制御装置 - Google Patents
自動変速機の液圧制御装置Info
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- JP2856255B2 JP2856255B2 JP1048757A JP4875789A JP2856255B2 JP 2856255 B2 JP2856255 B2 JP 2856255B2 JP 1048757 A JP1048757 A JP 1048757A JP 4875789 A JP4875789 A JP 4875789A JP 2856255 B2 JP2856255 B2 JP 2856255B2
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- pressure
- hydraulic pressure
- downshift
- shift
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/04—Smoothing ratio shift
- F16H61/06—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
- F16H61/061—Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動変速機がシフトダウンされるときの変
速液圧を制御する液圧制御装置に関する。
速液圧を制御する液圧制御装置に関する。
従来の技術 一般に、車両に搭載される自動変速機は、例えば、特
開昭62−62047号公報に開示されるように複数組の遊星
歯車組を備え、これら遊星歯車組の各構成要素の結合関
係を、クラッチとかブレーキ等の複数の摩擦要素を締結
又は解放して切り換えることにより、各種変速段が得ら
れるようになっている。
開昭62−62047号公報に開示されるように複数組の遊星
歯車組を備え、これら遊星歯車組の各構成要素の結合関
係を、クラッチとかブレーキ等の複数の摩擦要素を締結
又は解放して切り換えることにより、各種変速段が得ら
れるようになっている。
ところで、上記摩擦要素を締結するための作動液圧は
液圧制御回路で制御されるライン圧が用いられ、該ライ
ン圧はエンジン負荷(スロットル開度)に応じて変化さ
れ、該エンジン負荷が大きいときにはライン圧を高くし
て摩擦要素に滑りが発生されるのが防止されるようにな
っている。
液圧制御回路で制御されるライン圧が用いられ、該ライ
ン圧はエンジン負荷(スロットル開度)に応じて変化さ
れ、該エンジン負荷が大きいときにはライン圧を高くし
て摩擦要素に滑りが発生されるのが防止されるようにな
っている。
従って、自動変速機が変速される際には、ライン圧は
エンジン負荷に応じて調圧された状態で、変速前に締結
されていた摩擦要素から排除されると共に、変速後に締
結されようとする摩擦要素に供給されて摩擦要素の切り
換えが行われる。
エンジン負荷に応じて調圧された状態で、変速前に締結
されていた摩擦要素から排除されると共に、変速後に締
結されようとする摩擦要素に供給されて摩擦要素の切り
換えが行われる。
また、変速時のみ通常のライン圧とは異なるライン圧
に制御するものとして、特開昭62−88856号公報に開示
されたものがある。
に制御するものとして、特開昭62−88856号公報に開示
されたものがある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来の自動変速機にあっては、
ダウンシフト変速、特にアクセルの踏み込みによるダウ
ンシフト変速の場合は、車速に関係無く設定されたライ
ン圧で摩擦要素の切り換えが行われるため、解放されよ
うとする摩擦要素から排除される変速液圧(抜け側圧)
は、第10図に示すようにダウンシフトを判断してから暫
くの間(t1)は残存液圧部分(Pr)が存在してしまうた
め、該摩擦要素に引きずり状態が発生されてしまう。
ダウンシフト変速、特にアクセルの踏み込みによるダウ
ンシフト変速の場合は、車速に関係無く設定されたライ
ン圧で摩擦要素の切り換えが行われるため、解放されよ
うとする摩擦要素から排除される変速液圧(抜け側圧)
は、第10図に示すようにダウンシフトを判断してから暫
くの間(t1)は残存液圧部分(Pr)が存在してしまうた
め、該摩擦要素に引きずり状態が発生されてしまう。
このように、摩擦要素に引きずり状態が発生されてい
る間はエンジンに大きな負荷が作用されるため、エンジ
ン回転数Neの上昇が抑制される。
る間はエンジンに大きな負荷が作用されるため、エンジ
ン回転数Neの上昇が抑制される。
ところで、各変速段に対応するエンジン回転数Neは第
11図に示すように車速に応じて異なり、車速一定とした
場合、低速段に移行するに従ってエンジン回転数Neは高
くなり、かつ、各変速段では車速の増大に比例してエン
ジン回転数Neは上昇される。
11図に示すように車速に応じて異なり、車速一定とした
場合、低速段に移行するに従ってエンジン回転数Neは高
くなり、かつ、各変速段では車速の増大に比例してエン
ジン回転数Neは上昇される。
従って、例えば第3速から第2速にシフトダウンされ
る場合、これに対応されるエンジン回転数Neは上昇さ
れ、しかも、その上昇量は車速v1のときはE1であるのに
対して、車速v2(v1<v2)のときはE2(E1<E2)とな
り、車速が高くなるに従ってエンジン回転数Neの上昇量
も増大される。
る場合、これに対応されるエンジン回転数Neは上昇さ
れ、しかも、その上昇量は車速v1のときはE1であるのに
対して、車速v2(v1<v2)のときはE2(E1<E2)とな
り、車速が高くなるに従ってエンジン回転数Neの上昇量
も増大される。
このため、高車速時には低車速時に比べてエンジン回
転数Neの立ち上がりを大きくすることが要求されるが、
上述したように解放側の摩擦要素に残存液圧Prが生じ
て、摩擦要素の引きずりが発生された状態では、エンジ
ン回転数Neの立ち上がりに遅れを生じ、目的のエンジン
回転数に到達するに要する時間、つまり、変速時間が大
幅に増大されて変速ラグの原因になってしまう。
転数Neの立ち上がりを大きくすることが要求されるが、
上述したように解放側の摩擦要素に残存液圧Prが生じ
て、摩擦要素の引きずりが発生された状態では、エンジ
ン回転数Neの立ち上がりに遅れを生じ、目的のエンジン
回転数に到達するに要する時間、つまり、変速時間が大
幅に増大されて変速ラグの原因になってしまう。
そこで、ダウンシフト時には変速液圧を低下させるこ
とにより、残存液圧を逸速く無くすことが考えられる
が、低車速時では上記第11図に示したようにエンジン回
転数Neの上昇量が少ないため、必要以上にエンジン回転
数Neを上昇させることは、エンジンの空吹きにつながっ
てしまうという課題があった。
とにより、残存液圧を逸速く無くすことが考えられる
が、低車速時では上記第11図に示したようにエンジン回
転数Neの上昇量が少ないため、必要以上にエンジン回転
数Neを上昇させることは、エンジンの空吹きにつながっ
てしまうという課題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、低車速
時でのエンジンの空吹きを防止しつつ、高車速時での変
速ラグを著しく低減させることができる自動変速機の液
圧制御装置を提供することを目的とする。
時でのエンジンの空吹きを防止しつつ、高車速時での変
速ラグを著しく低減させることができる自動変速機の液
圧制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明は第1図に示すよ
うに、高速段設定時に作動液圧の供給によって締結され
てエンジンと駆動輪とを結合し、低速段設定時に作動液
圧の排出によって解放されてエンジンと駆動輪との結合
を解除する高速段摩擦要素aと、該高速段摩擦要素aに
対する作動液圧の供給と排出を切り換えるシフト弁e
と、上記作動液圧を設定するプレシャーレギュレータ弁
fと、エンジン負荷に応じた作動液圧を該プレシャーレ
ギュレータ弁fで作成すべく信号を出力すると共に、低
速段設定時に上記シフト弁eを作動液圧排出側に切り換
える信号を出力するコントロールユニットgと、を備え
た自動変速機において、車速を検知する車速検出手段b
と、ダウンシフトを検知するダウンシフト検出手段c
と、上記高速段摩擦要素aを解放するダウンシフト時
に、上記車速検出手段bとダウンシフト検出手段cの信
号を受けて、前記プレシャーレギュレータ弁fで設定す
るダウンシフト判断時点での作動液圧を、車速が高くな
るに従って低下するように補正する補正手段dと、を設
けることにより構成する。
うに、高速段設定時に作動液圧の供給によって締結され
てエンジンと駆動輪とを結合し、低速段設定時に作動液
圧の排出によって解放されてエンジンと駆動輪との結合
を解除する高速段摩擦要素aと、該高速段摩擦要素aに
対する作動液圧の供給と排出を切り換えるシフト弁e
と、上記作動液圧を設定するプレシャーレギュレータ弁
fと、エンジン負荷に応じた作動液圧を該プレシャーレ
ギュレータ弁fで作成すべく信号を出力すると共に、低
速段設定時に上記シフト弁eを作動液圧排出側に切り換
える信号を出力するコントロールユニットgと、を備え
た自動変速機において、車速を検知する車速検出手段b
と、ダウンシフトを検知するダウンシフト検出手段c
と、上記高速段摩擦要素aを解放するダウンシフト時
に、上記車速検出手段bとダウンシフト検出手段cの信
号を受けて、前記プレシャーレギュレータ弁fで設定す
るダウンシフト判断時点での作動液圧を、車速が高くな
るに従って低下するように補正する補正手段dと、を設
けることにより構成する。
作用 以上の構成により本発明の自動変速機の液圧制御装置
にあっては、補正手段dにより高速段摩擦要素aのダウ
ンシフト時の作動液圧を、車速が高くなるに従って低下
するように補正することが可能となり、該作動液圧を高
車速時には比較的低くすることにより、高速段摩擦要素
aの残存液圧を減少してエンジン回転数の立ち上がりを
良くし、かつ、低車速時には該作動液圧を比較的高くな
るように制御することにより、エンジンが必要以上に吹
き上がってしまうのが防止される。
にあっては、補正手段dにより高速段摩擦要素aのダウ
ンシフト時の作動液圧を、車速が高くなるに従って低下
するように補正することが可能となり、該作動液圧を高
車速時には比較的低くすることにより、高速段摩擦要素
aの残存液圧を減少してエンジン回転数の立ち上がりを
良くし、かつ、低車速時には該作動液圧を比較的高くな
るように制御することにより、エンジンが必要以上に吹
き上がってしまうのが防止される。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
る。
即ち、第2図は本発明の一実施例を示す自動変速機の
液圧制御装置の概略図で、10は液圧制御装置のコントロ
ールユニットで、該コントロールユニット10から出力さ
れる制御信号により、自動変速機1の液圧制御が行われ
るようになっている。
液圧制御装置の概略図で、10は液圧制御装置のコントロ
ールユニットで、該コントロールユニット10から出力さ
れる制御信号により、自動変速機1の液圧制御が行われ
るようになっている。
上記自動変速機1は例えば第3図に示すパワートレー
ンをもって構成され、トルクコンバータ2を介してエン
ジン3に結合され、該エンジン3の回転は該トルクコン
バータ2および該自動変速機1を介して図外の駆動輪側
に出力される。
ンをもって構成され、トルクコンバータ2を介してエン
ジン3に結合され、該エンジン3の回転は該トルクコン
バータ2および該自動変速機1を介して図外の駆動輪側
に出力される。
ところで、上記自動変速機1の変速ギア列は、フロン
トサンギア12s,フロントピニオンギア12p,プロントイン
ターナルギア12i,フロントプラネットキャリア12cから
なるフロント遊星歯車組12と、リアサンギア14s,リアピ
ニオンギア14p,リアインターナルギア14i,リアプラネッ
トキャリア14cからなるリア遊星歯車組14とを備え、こ
れら2組の遊星歯車組12,14がタンデム配置されること
により構成されている。
トサンギア12s,フロントピニオンギア12p,プロントイン
ターナルギア12i,フロントプラネットキャリア12cから
なるフロント遊星歯車組12と、リアサンギア14s,リアピ
ニオンギア14p,リアインターナルギア14i,リアプラネッ
トキャリア14cからなるリア遊星歯車組14とを備え、こ
れら2組の遊星歯車組12,14がタンデム配置されること
により構成されている。
また、上記変速ギア列を含むパワートレーンには図示
するように、インプットシャフト16とフロントサンギア
12sとを接続するリバースクラッチR/C、インプットシャ
フト22とフロントプラネットキャリア12cとを接続する
ハイクラッチH/C、フロントプラネットキャリア12cとリ
アインターナルギア14iとを接続するフォワードクラッ
チF/C、フロントサンギア12sをハウジング側に固定する
ブレーキバンドB/B、フロントプラネットキャリア12cを
ハウジング側に固定するローアンドリバースブレーキL
&R/B等の摩擦要素が設けられる。
するように、インプットシャフト16とフロントサンギア
12sとを接続するリバースクラッチR/C、インプットシャ
フト22とフロントプラネットキャリア12cとを接続する
ハイクラッチH/C、フロントプラネットキャリア12cとリ
アインターナルギア14iとを接続するフォワードクラッ
チF/C、フロントサンギア12sをハウジング側に固定する
ブレーキバンドB/B、フロントプラネットキャリア12cを
ハウジング側に固定するローアンドリバースブレーキL
&R/B等の摩擦要素が設けられる。
更に、上記フォワードクラッチF/Cとリアインターナ
ルギア14iとの間にフォワードワンウエイクラッチF/O・
Cが設けられると共に、フロントプラネットキャリア12
cとハウジングとの間にローワンウエイクラッチL/O・C
が設けられ、かつ、フロントプラネットキャリア12cと
リアインターナルギア14iとの間で上記フォワードワン
ウエイクラッチF/O・Cと並列にオーバーランクラッチ
O・R/Cが配置される。
ルギア14iとの間にフォワードワンウエイクラッチF/O・
Cが設けられると共に、フロントプラネットキャリア12
cとハウジングとの間にローワンウエイクラッチL/O・C
が設けられ、かつ、フロントプラネットキャリア12cと
リアインターナルギア14iとの間で上記フォワードワン
ウエイクラッチF/O・Cと並列にオーバーランクラッチ
O・R/Cが配置される。
ところで、かかる構成になるパワートレーンでは次に
示す第1表のように、各種摩擦要素が後述の液圧制御回
路から供給されるライン圧によって締結および解放され
ることにより、各種変速段が得られるようになってい
る。
示す第1表のように、各種摩擦要素が後述の液圧制御回
路から供給されるライン圧によって締結および解放され
ることにより、各種変速段が得られるようになってい
る。
また、上記フォワードワンウエイクラッチF/O・C
は、フロントプラネットキャリア12cに対してリアイン
ターナルギア14iが正転方向の回転時にフリー、逆転方
向の回転時にロックされると共に、上記ローワンウエイ
クラッチL/O・Cはフロントプラネットキャリア12cの正
転方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時にロックさ
れる。
は、フロントプラネットキャリア12cに対してリアイン
ターナルギア14iが正転方向の回転時にフリー、逆転方
向の回転時にロックされると共に、上記ローワンウエイ
クラッチL/O・Cはフロントプラネットキャリア12cの正
転方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時にロックさ
れる。
ところで、上記オーバーランクラッチO・R/Cは第1
表には示していないが、該オーバーランクラッチO・R/
Cを締結することにより、上記フォワードワンウエイク
ラッチF/O・Cの機能を無くして、エンジンブレーキが
作動されるようになっている。
表には示していないが、該オーバーランクラッチO・R/
Cを締結することにより、上記フォワードワンウエイク
ラッチF/O・Cの機能を無くして、エンジンブレーキが
作動されるようになっている。
第4図は上記各摩擦要素に供給される液圧を制御する
ための液圧制御回路を示し、該液圧制御回路から供給さ
れる制御液圧によって、該摩擦要素が締結又は解放され
る。
ための液圧制御回路を示し、該液圧制御回路から供給さ
れる制御液圧によって、該摩擦要素が締結又は解放され
る。
即ち、上記液圧制御回路では、プレシャレギュレータ
弁20,プレシャモディファイヤ弁22,ライン圧ソレノイド
24,パイロット弁26,トルクコンバータレギュレータ弁2
8,ロックアップコントロール弁30,シャトル弁32,ロック
アップソレノイド34,マニュアル弁36,第1シフト弁38,
第2シフト弁40,第1シフトソレノイド42,第2シフトソ
レノイド44,フォワードクラッチコントロール弁46,3−
2タイミング弁48,4−2リレー弁50,4−2シーケンス弁
52,Iレンジ減圧弁54,シャトル弁56,オーバーランクラッ
チコントロール弁58,第3シフトソレノイド60,オーバー
ランクラッチ減圧弁62,2速サーボアプライ圧アキュムレ
ータ66,3速サーボリリース圧アキュムレータ66,4速サー
ボアプライ圧アキュムレータ68およびアキュムレータコ
ントロール弁70が設けられる。
弁20,プレシャモディファイヤ弁22,ライン圧ソレノイド
24,パイロット弁26,トルクコンバータレギュレータ弁2
8,ロックアップコントロール弁30,シャトル弁32,ロック
アップソレノイド34,マニュアル弁36,第1シフト弁38,
第2シフト弁40,第1シフトソレノイド42,第2シフトソ
レノイド44,フォワードクラッチコントロール弁46,3−
2タイミング弁48,4−2リレー弁50,4−2シーケンス弁
52,Iレンジ減圧弁54,シャトル弁56,オーバーランクラッ
チコントロール弁58,第3シフトソレノイド60,オーバー
ランクラッチ減圧弁62,2速サーボアプライ圧アキュムレ
ータ66,3速サーボリリース圧アキュムレータ66,4速サー
ボアプライ圧アキュムレータ68およびアキュムレータコ
ントロール弁70が設けられる。
そして、上記液圧制御回路の各構成部品は図示する関
係をもって、上記リバースクラッチR/C,ハイクラッチH/
C,フォワードクラッチF/C,ブレーキバンドB/B,ローアン
ドリバースブレーキL&R/B,オーバーランクラッチO・
R/Cの各摩擦要素およびオイルポンプO/Pに接続され、第
1シフト弁38と第2シフト弁40の切り換え組み合わせに
より、各摩擦要素への液圧の供給および停止が行われる
と共に、各摩擦要素に供給される締結圧としてのライン
圧の圧力制御が行われる。
係をもって、上記リバースクラッチR/C,ハイクラッチH/
C,フォワードクラッチF/C,ブレーキバンドB/B,ローアン
ドリバースブレーキL&R/B,オーバーランクラッチO・
R/Cの各摩擦要素およびオイルポンプO/Pに接続され、第
1シフト弁38と第2シフト弁40の切り換え組み合わせに
より、各摩擦要素への液圧の供給および停止が行われる
と共に、各摩擦要素に供給される締結圧としてのライン
圧の圧力制御が行われる。
尚、上記液圧制御回路の各構成部品の詳細な構成およ
び機能は、特開昭62−62047号公報に記載されたものと
同様であり、その詳細な説明は省略する。
び機能は、特開昭62−62047号公報に記載されたものと
同様であり、その詳細な説明は省略する。
因に、上記バントブレーキB/BはバンドサーボB/Sによ
って作動され、該バンドサーボB/Sは2速サーボアプラ
イ圧室2S/A,3速サーボリリース圧室3S/Rおよび4速サー
ボアプライ圧室4S/Aからなり、2速サーボアプライ圧室
2S/Aに液圧が供給されることによりバントブレーキB/B
は締結され、この状態で3速サーボリリース圧室3S/Rに
液圧が供給されることにりバントブレーキB/Bは解放さ
れ、更にこの状態で4速サーボアプライ圧室4S/Aに液圧
が供給されることにより、バントブレーキB/Bは締結さ
れる構造となっている。
って作動され、該バンドサーボB/Sは2速サーボアプラ
イ圧室2S/A,3速サーボリリース圧室3S/Rおよび4速サー
ボアプライ圧室4S/Aからなり、2速サーボアプライ圧室
2S/Aに液圧が供給されることによりバントブレーキB/B
は締結され、この状態で3速サーボリリース圧室3S/Rに
液圧が供給されることにりバントブレーキB/Bは解放さ
れ、更にこの状態で4速サーボアプライ圧室4S/Aに液圧
が供給されることにより、バントブレーキB/Bは締結さ
れる構造となっている。
ところで、上記第1,第2シフト弁38,40の切り換え
は、第1,第2シフトソレノイド42,44のON,OFFによって
行われ、ON時にはこれら第1,第2シフト弁38,40にパイ
ロット圧が供給されて図中右半部位置(上方位置)とな
り、かつ、OFF時にはパイロット圧がドレンされて第1,
第2シフト弁38,40は図中左半部位置(下方位置)とな
る。
は、第1,第2シフトソレノイド42,44のON,OFFによって
行われ、ON時にはこれら第1,第2シフト弁38,40にパイ
ロット圧が供給されて図中右半部位置(上方位置)とな
り、かつ、OFF時にはパイロット圧がドレンされて第1,
第2シフト弁38,40は図中左半部位置(下方位置)とな
る。
そして、上記第1,第2シフト弁38,40は次の第2表に
示すように各変速段に応じてON,OFF切り換えが行われる
ようになっている。
示すように各変速段に応じてON,OFF切り換えが行われる
ようになっている。
上記第1,第2シフト弁38,40の切り換え信号は、例え
ば、第5図に示すような車速とスロットル開度とによっ
て決定されるシフトスケジュールに沿って制御される。
ば、第5図に示すような車速とスロットル開度とによっ
て決定されるシフトスケジュールに沿って制御される。
また、上記液圧制御回路ではエンジン駆動される上記
オイルポンプO/Pの吐出圧が、上記プレシャーレギュレ
ータ弁20によってライン圧として調圧され、該ライン圧
が上記各摩擦要素に作動液圧として供給されるようにな
っている。
オイルポンプO/Pの吐出圧が、上記プレシャーレギュレ
ータ弁20によってライン圧として調圧され、該ライン圧
が上記各摩擦要素に作動液圧として供給されるようにな
っている。
上記プレシャーレギュレータ弁20は、第4図に示した
ように受圧面20dに作用するオイルポンプO/Pの吐出圧が
図中下方向に作用する力として働き、一方、プラグ20c
との間に縮設されるスプリング20aの付勢力および回路7
6を介して該プラグ20c下端に作用するモディファイア圧
が図中上方に作用する力としてそれぞれ働き、これら力
の釣り合い位置にスプール20bが移動されて、ポート20e
にライン圧が調圧される。
ように受圧面20dに作用するオイルポンプO/Pの吐出圧が
図中下方向に作用する力として働き、一方、プラグ20c
との間に縮設されるスプリング20aの付勢力および回路7
6を介して該プラグ20c下端に作用するモディファイア圧
が図中上方に作用する力としてそれぞれ働き、これら力
の釣り合い位置にスプール20bが移動されて、ポート20e
にライン圧が調圧される。
また、上記モディファイア圧はプレシャーモディファ
イア弁22によって作り出されるが、該プレシャーモディ
ファイア弁22は、ライン圧ソレノイド24から供給される
信号圧によって制御される。
イア弁22によって作り出されるが、該プレシャーモディ
ファイア弁22は、ライン圧ソレノイド24から供給される
信号圧によって制御される。
上記ライン圧ソレノイド24はオン・ドレーンタイプの
ソレノイドバルブで、該ライン圧ソレノイド24がデュー
ティ制御されることにより、パイロット弁26が出力され
るパイロット圧を圧力制御し、この制御圧を信号圧とし
て上記プレシャーモディファイア弁22に供給する。
ソレノイドバルブで、該ライン圧ソレノイド24がデュー
ティ制御されることにより、パイロット弁26が出力され
るパイロット圧を圧力制御し、この制御圧を信号圧とし
て上記プレシャーモディファイア弁22に供給する。
従って、上記ライン圧ソレノイド24で信号圧を制御す
ることにより、上記モディファイア圧を変化させ、延い
ては、上記プレシャーレギュレータ弁20によるライン圧
の制御を行うことができるようになっている。
ることにより、上記モディファイア圧を変化させ、延い
ては、上記プレシャーレギュレータ弁20によるライン圧
の制御を行うことができるようになっている。
ところで、上記ライン圧ソレノイド24は、第2図に示
したコントロールユニット10から出力される制御信号に
より駆動され、通常はスロットル開度に対応した信号圧
として制御され、変速時には、例えば特開昭62−88856
号公報に記載されるごとく変速開始を検知して、その変
速に応じた最適ライン圧に制御している。
したコントロールユニット10から出力される制御信号に
より駆動され、通常はスロットル開度に対応した信号圧
として制御され、変速時には、例えば特開昭62−88856
号公報に記載されるごとく変速開始を検知して、その変
速に応じた最適ライン圧に制御している。
ここで、本実施例では上記コントロールユニット10内
に、ダウンシフト検出手段としてのダウンシフト検出回
路80を設け、該ダウンシフト検出回路80は、スロットル
センサ82および車速検出手段としての車速センサ84から
導入されるスロットル開度信号および車速信号に基づい
て、上記第5図のシフトスケジュールからダウンシフト
される時点を検知する。
に、ダウンシフト検出手段としてのダウンシフト検出回
路80を設け、該ダウンシフト検出回路80は、スロットル
センサ82および車速検出手段としての車速センサ84から
導入されるスロットル開度信号および車速信号に基づい
て、上記第5図のシフトスケジュールからダウンシフト
される時点を検知する。
そして、上記ダウンシフト検出回路80で検出されたダ
ウンシフト信号は、変速液圧演算回路86および液圧補正
量演算回路88に出力される。
ウンシフト信号は、変速液圧演算回路86および液圧補正
量演算回路88に出力される。
上記変速液圧演算回路86は上記ダウンシフト信号と共
に上記スロットル開度信号を入力し、これら各信号から
予め入力されているデータを基に、スロットル開度およ
び変速の種類に応じた変速液圧が求められる。
に上記スロットル開度信号を入力し、これら各信号から
予め入力されているデータを基に、スロットル開度およ
び変速の種類に応じた変速液圧が求められる。
因に、従来は上記変速液圧演算回路86で決定された変
速時の液圧が、摩擦要素の変速液圧として直接用いられ
ていた。
速時の液圧が、摩擦要素の変速液圧として直接用いられ
ていた。
一方、上記液圧補正量演算手段88は、上記ダウンシフ
ト信号と共に上記車速信号を入力し、これら各信号から
予め入力されているデータに基づいて、車速および変速
の種類に応じた補正液圧量が求められる。
ト信号と共に上記車速信号を入力し、これら各信号から
予め入力されているデータに基づいて、車速および変速
の種類に応じた補正液圧量が求められる。
そして、上記変速液圧演算回路86で求められた変速液
圧に対応する信号、および上記液圧補正量演算手段88で
求められた補正液圧量に対応する信号は、補正手段とし
ての変速液圧決定回路90にそれぞれ出力され、該変速液
圧決定回路90により車速に応じて補正された変速液圧が
最終的に決定される。
圧に対応する信号、および上記液圧補正量演算手段88で
求められた補正液圧量に対応する信号は、補正手段とし
ての変速液圧決定回路90にそれぞれ出力され、該変速液
圧決定回路90により車速に応じて補正された変速液圧が
最終的に決定される。
そして、上記変速液圧決定回路90で決定された変速液
圧に対応した液圧制御信号は、上記ライン圧ソレノイド
24に出力され、該ライン圧ソレノイド24の駆動によりプ
レッシャーレギュレータ弁20で調圧されるライン圧の制
御が行われる。
圧に対応した液圧制御信号は、上記ライン圧ソレノイド
24に出力され、該ライン圧ソレノイド24の駆動によりプ
レッシャーレギュレータ弁20で調圧されるライン圧の制
御が行われる。
第6図は上記コントロールユニット10で行われる制御
のフローを示し、まずステップIではスロットルセンサ
82の出力信号に基づいてスロットル開度を入力すると共
に、ステップIIでは車速センサ84の出力信号に基づいて
車速を入力し、次のステップIIIで変速中であるかどう
かを判断し、「NO」の場合はステップIVに進み、スロッ
トル開度に応じた通常時の液圧を演算する。「YES」の
場合はスロットルVに進み、ここでダウンシフトが行わ
れるかどうかが判断される。
のフローを示し、まずステップIではスロットルセンサ
82の出力信号に基づいてスロットル開度を入力すると共
に、ステップIIでは車速センサ84の出力信号に基づいて
車速を入力し、次のステップIIIで変速中であるかどう
かを判断し、「NO」の場合はステップIVに進み、スロッ
トル開度に応じた通常時の液圧を演算する。「YES」の
場合はスロットルVに進み、ここでダウンシフトが行わ
れるかどうかが判断される。
上記ステップVで「NO」と判断された場合、つまりア
ップシフト時はステップVIに進んで変速液圧演算回路86
による制御、つまりスロットル開度および変速の種類に
応じた変速液圧を演算し、「YES」と判断された場合は
ステップVIIにおいて上記ステップVIと同様に変速液圧
を演算し、かつ、次のステップVIIIでは液圧補正量演算
回路88による制御、つまり車速および変速の種類に応じ
た変速液圧の補正量が演算される。
ップシフト時はステップVIに進んで変速液圧演算回路86
による制御、つまりスロットル開度および変速の種類に
応じた変速液圧を演算し、「YES」と判断された場合は
ステップVIIにおいて上記ステップVIと同様に変速液圧
を演算し、かつ、次のステップVIIIでは液圧補正量演算
回路88による制御、つまり車速および変速の種類に応じ
た変速液圧の補正量が演算される。
尚、上記補正量は車速が高くなるに従って大きく設定
される。
される。
そして、上記ステップVIIおよび上記ステップVIIIで
演算された結果に基づいて、次のステップIXおよびステ
ップXでは変速液圧決定回路90による制御、つまり、ス
テップIXで車速を考慮して補正された変速液圧が演算さ
れ、上記ステップIVおよび上記ステップVIにて演算され
た液圧も同様に、ステップXにてこの演算結果に基づい
てライン圧ソレノイド24制御用のON,OFFデューティ比に
換算され、該デューティ比信号が該ライン圧ソレノイド
24に出力される。
演算された結果に基づいて、次のステップIXおよびステ
ップXでは変速液圧決定回路90による制御、つまり、ス
テップIXで車速を考慮して補正された変速液圧が演算さ
れ、上記ステップIVおよび上記ステップVIにて演算され
た液圧も同様に、ステップXにてこの演算結果に基づい
てライン圧ソレノイド24制御用のON,OFFデューティ比に
換算され、該デューティ比信号が該ライン圧ソレノイド
24に出力される。
そして、上記ステップIXで制御される最終的なライン
圧は、第7図に示すように各種スロットル開度におい
て、従来の制御ライン圧に比べて車速が高くなるに従っ
て低下される。
圧は、第7図に示すように各種スロットル開度におい
て、従来の制御ライン圧に比べて車速が高くなるに従っ
て低下される。
以上の構成により本実施例の液圧制御装置にあって
は、第8図のエンジン回転数Neの変化特性線A(尚、破
線は従来のエンジン回転数を示す。)およびライン圧PL
の変化特性線Bに示すように、T1点でアクセル踏み込み
ダウンシフトの変速判断が行われた場合、このダウンシ
フトが行われる時点での車速に応じて、液圧補正量演算
回路88で変速液圧の補正量が演算され、この補正量に応
じて減圧された変速液圧信号が変速液圧決定回路90から
ライン圧ソレノイド24に出力され、通常の作動液圧より
低下された変速液圧が解放されようとする摩擦要素に供
給される。
は、第8図のエンジン回転数Neの変化特性線A(尚、破
線は従来のエンジン回転数を示す。)およびライン圧PL
の変化特性線Bに示すように、T1点でアクセル踏み込み
ダウンシフトの変速判断が行われた場合、このダウンシ
フトが行われる時点での車速に応じて、液圧補正量演算
回路88で変速液圧の補正量が演算され、この補正量に応
じて減圧された変速液圧信号が変速液圧決定回路90から
ライン圧ソレノイド24に出力され、通常の作動液圧より
低下された変速液圧が解放されようとする摩擦要素に供
給される。
従って、上記第8図に示すように、ダウンシフト判断
時点でのライン圧はPL1まで低下され、摩擦要素に不必
要な残存液圧が発生されるのが防止される。
時点でのライン圧はPL1まで低下され、摩擦要素に不必
要な残存液圧が発生されるのが防止される。
例えば、第3速から第2速にシフトダウンされる場
合、上記第1表に示されたようにハイクラッチH/Cが解
放されてバントブレーキB/Bが締結されることにより行
われるが、ライン圧がPL1まで低下されることによりハ
イクラッチH/Cの解放は早まり、その分エンジン回転数
の立ち上がりが早まって目的のエンジン回転数に到達す
る時間が短縮されるため、変速ラグの大幅な低減を行う
ことができる。
合、上記第1表に示されたようにハイクラッチH/Cが解
放されてバントブレーキB/Bが締結されることにより行
われるが、ライン圧がPL1まで低下されることによりハ
イクラッチH/Cの解放は早まり、その分エンジン回転数
の立ち上がりが早まって目的のエンジン回転数に到達す
る時間が短縮されるため、変速ラグの大幅な低減を行う
ことができる。
ところで、上記ライン圧PL1は空吹きが生じない程度
の液圧に設定しておくことによって、理想的なエンジン
回転数の立ち上がりを期待することができ、滑らかで迅
速なシフトダウンが可能となる。
の液圧に設定しておくことによって、理想的なエンジン
回転数の立ち上がりを期待することができ、滑らかで迅
速なシフトダウンが可能となる。
また、第9図はダウンシフトされるときの車速がv1と
v2(v1<v2)であるときのライン圧特性どうしと、エン
ジン回転数特性どうしとを比較したもので、車速が高く
なるほどライン圧PLは低下されると共に、エンジン回転
数Ne(尚、破線は従来の特性を示す。)は高くなること
が示されている。
v2(v1<v2)であるときのライン圧特性どうしと、エン
ジン回転数特性どうしとを比較したもので、車速が高く
なるほどライン圧PLは低下されると共に、エンジン回転
数Ne(尚、破線は従来の特性を示す。)は高くなること
が示されている。
更に、本実施例では低車速時では上記ライン圧PLが高
めに設定されるため、エンジンが必要以上に空吹きされ
るのが防止される。
めに設定されるため、エンジンが必要以上に空吹きされ
るのが防止される。
発明の効果 以上説明したように本発明の自動変速機の液圧制御装
置にあっては、ダウンシフト時における高速段摩擦要素
のダウシフト判断時点での作動液圧を、車速が高くなる
に従って低下するように補正する補正手段を設けたの
で、該補正手段を介して車速が高くなるに従って該作動
液圧を低下させることにより、ダウンシフト時にエンジ
ン回転数差が大きくなる高車速時に、高速段摩擦要素の
残存液圧を減少させることができるため、エンジン回転
数の立ち上がりを良くして変速ラグの低減を図ることが
できる。
置にあっては、ダウンシフト時における高速段摩擦要素
のダウシフト判断時点での作動液圧を、車速が高くなる
に従って低下するように補正する補正手段を設けたの
で、該補正手段を介して車速が高くなるに従って該作動
液圧を低下させることにより、ダウンシフト時にエンジ
ン回転数差が大きくなる高車速時に、高速段摩擦要素の
残存液圧を減少させることができるため、エンジン回転
数の立ち上がりを良くして変速ラグの低減を図ることが
できる。
一方、上記補正手段では、ダウンシウト時にエンジン
回転数差が小さくなる低車速時には、上記作動液圧を比
較的高く設定することができるので、エンジンが必要以
上に吹き上がって空吹きされてしまうのを防止すること
ができるという優れた効果を奏する。
回転数差が小さくなる低車速時には、上記作動液圧を比
較的高く設定することができるので、エンジンが必要以
上に吹き上がって空吹きされてしまうのを防止すること
ができるという優れた効果を奏する。
第1図は本発明の概念を示す概略構成図、第2図は本発
明の一実施例を示す概略構成図、第3図は本発明が適用
される自動変速機のパワートレーンを示す概略構成図、
第4図は本発明が適用される自動変速機の液圧制御回路
を示す概略構成図、第5図は本発明で用いられるシフト
スケジュールの一実施例を示す説明図、第6図は本発明
で行われる制御を実行するための一処理例を示すフロー
チャート、第7図は本発明で制御される特定のスロット
ル開度での車速に対する変速液圧の特性図、第8図は本
発明で制御されるエンジン回転数と変速液圧との特性
図、第9図は本発明で制御されるエンジン回転数と変速
液圧の各車速に対応する特性図、第10図は従来の液圧制
御装置で制御されるエンジン回転数と変速液圧との特性
図、第11図は各変速段における車速とエンジン回転数と
の関係を示す特性図である。 1……自動変速機、2……トルクコンバータ、3……エ
ンジン、10……コントロールユニット(液圧制御装
置)、20……プレシャーレギュレータ弁、24……ライン
圧ソレノイド、80……ダウンシフト検出回路(ダウンシ
フト検出手段)、82……スロットルセンサ、84……車速
センサ(車速検出手段)、86……変速液圧演算回路、88
……液圧補正量演算回路、90……変速液圧決定回路(補
正手段)。
明の一実施例を示す概略構成図、第3図は本発明が適用
される自動変速機のパワートレーンを示す概略構成図、
第4図は本発明が適用される自動変速機の液圧制御回路
を示す概略構成図、第5図は本発明で用いられるシフト
スケジュールの一実施例を示す説明図、第6図は本発明
で行われる制御を実行するための一処理例を示すフロー
チャート、第7図は本発明で制御される特定のスロット
ル開度での車速に対する変速液圧の特性図、第8図は本
発明で制御されるエンジン回転数と変速液圧との特性
図、第9図は本発明で制御されるエンジン回転数と変速
液圧の各車速に対応する特性図、第10図は従来の液圧制
御装置で制御されるエンジン回転数と変速液圧との特性
図、第11図は各変速段における車速とエンジン回転数と
の関係を示す特性図である。 1……自動変速機、2……トルクコンバータ、3……エ
ンジン、10……コントロールユニット(液圧制御装
置)、20……プレシャーレギュレータ弁、24……ライン
圧ソレノイド、80……ダウンシフト検出回路(ダウンシ
フト検出手段)、82……スロットルセンサ、84……車速
センサ(車速検出手段)、86……変速液圧演算回路、88
……液圧補正量演算回路、90……変速液圧決定回路(補
正手段)。
フロントページの続き (72)発明者 石井 繁 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−195148(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】高速段設定時に作動液圧の供給によって締
結されてエンジンと駆動輪とを結合し、低速段設定時に
作動液圧の排出によって解放されてエンジンと駆動輪と
の結合を解除する高速段摩擦要素と、該高速段摩擦要素
に対する作動液圧の供給と排出を切り換えるシフト弁
と、上記作動液圧を設定するプレシャーレギュレータ弁
と、エンジン負荷に応じた作動液圧を該プレシャーレギ
ュレータ弁で作成すべく信号を出力すると共に、低速段
設定時に上記シフト弁を作動液圧排出側に切り換える信
号を出力するコントロールユニットと、を備えた自動変
速機において、 車速を検知する車速検出手段と、 ダウンシフトを検知するダウンシフト検出手段と、 上記高速段摩擦要素を解放するダウンシフト時に、上記
車速検出手段とダウンシフト検出手段の信号を受けて、
上記プレシャーレギュレータ弁で設定するダウンシフト
判断時点での作動液圧を、車速が高くなるに従って低下
するように補正する補正手段と、を設けたことを特徴と
する自動変速機の液圧制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1048757A JP2856255B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 自動変速機の液圧制御装置 |
US07/485,889 US5085105A (en) | 1989-02-28 | 1990-02-28 | Downshift control for automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1048757A JP2856255B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 自動変速機の液圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02229957A JPH02229957A (ja) | 1990-09-12 |
JP2856255B2 true JP2856255B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=12812153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1048757A Expired - Fee Related JP2856255B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 自動変速機の液圧制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5085105A (ja) |
JP (1) | JP2856255B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2057856T3 (es) * | 1990-03-01 | 1994-10-16 | Volkswagen Ag | Procedimiento para cambiar un engranaje de cambio de marchas escalonado. |
US5159856A (en) * | 1990-09-28 | 1992-11-03 | Mazda Motor Corporation | Automatic transmission line pressure control system |
JPH0599316A (ja) * | 1991-10-07 | 1993-04-20 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
DE4241593C2 (de) * | 1992-12-10 | 1996-03-28 | Daimler Benz Ag | Anordnung zum selbsttätigen Umsteuern eines Planetenräder-Gangwechselgetriebes |
US5383825A (en) * | 1993-05-25 | 1995-01-24 | Ford Motor Company | Electronic shift controller for a multiple ratio automotive transmission |
US5467854A (en) * | 1994-06-07 | 1995-11-21 | Caterpillar Inc. | Method of controlling clutch-to-clutch shifts for a powershift transmission |
US5505100A (en) * | 1994-09-29 | 1996-04-09 | Caterpillar Inc. | Method of controlling interrupted shifts for a powershift transmission |
US5580332A (en) * | 1995-04-13 | 1996-12-03 | Caterpillar Inc. | Method for determining the fill time of a transmission clutch |
US5551930A (en) * | 1995-04-13 | 1996-09-03 | Caterpillar Inc. | Adaptive control method for an automatic transmission |
JP3467923B2 (ja) * | 1995-08-28 | 2003-11-17 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機のダウンシフト油圧制御装置 |
KR970046586A (ko) * | 1995-12-30 | 1997-07-26 | 전성원 | 자동 변속기의 다운 시프트 제어 장치 및 그 방법 |
JPH09292013A (ja) * | 1996-04-25 | 1997-11-11 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
JPH09296862A (ja) * | 1996-04-30 | 1997-11-18 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機の油圧制御装置 |
JP3468061B2 (ja) * | 1997-11-10 | 2003-11-17 | 株式会社デンソー | 自動変速機の制御装置及び自動変速機の制御方法並びに記録媒体 |
US6115661A (en) * | 1998-04-09 | 2000-09-05 | Caterpillar Inc. | End-of-fill detector for a fluid actuated clutch |
US5950789A (en) * | 1998-04-27 | 1999-09-14 | Caterpillar Inc. | End of fill detector for a fluid actuated clutch |
JP4210681B2 (ja) * | 2005-10-03 | 2009-01-21 | ジヤトコ株式会社 | 自動変速機の制御装置 |
JP4745284B2 (ja) * | 2006-08-28 | 2011-08-10 | 日産自動車株式会社 | パワートレーンの変速ショック軽減装置 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2657524C3 (de) * | 1976-12-18 | 1981-07-23 | Voith Getriebe Kg, 7920 Heidenheim | Steuervorrichtung für eine durch einen hydraulischen Stellzylinder ausrückbare Hauptkupplung für Kraftfahrzeuge |
JPS5547041A (en) * | 1978-09-30 | 1980-04-02 | Aisin Warner Ltd | Controller for automatic speed change gear |
US4732246A (en) * | 1984-03-16 | 1988-03-22 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Automatic transmission apparatus for vehicle |
US4697479A (en) * | 1985-01-19 | 1987-10-06 | Aisin-Warner Limited | Engine throttle opening dependent hydraulic vehicular transmission system |
DE3678650D1 (de) * | 1985-08-05 | 1991-05-16 | Nissan Motor | Niederschaltsteuerung und motorbremskontrolle fuer automatikgetriebe. |
JPS6262047A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-18 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のショック軽減装置 |
JPS6288856A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-23 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機のライン圧制御装置 |
JPS62165051A (ja) * | 1986-01-13 | 1987-07-21 | Toyota Motor Corp | 自動変速機の制御方法 |
JPH0712809B2 (ja) * | 1986-07-07 | 1995-02-15 | トヨタ自動車株式会社 | 自動変速機及びエンジンの一体制御装置 |
JPS63195148U (ja) * | 1987-06-05 | 1988-12-15 | ||
GB8723547D0 (en) * | 1987-10-07 | 1987-11-11 | Automotive Prod Plc | Clutch control |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1048757A patent/JP2856255B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-02-28 US US07/485,889 patent/US5085105A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5085105A (en) | 1992-02-04 |
JPH02229957A (ja) | 1990-09-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |