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JP2853128B2 - 制御用電子機器 - Google Patents

制御用電子機器

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JP2853128B2
JP2853128B2 JP63171391A JP17139188A JP2853128B2 JP 2853128 B2 JP2853128 B2 JP 2853128B2 JP 63171391 A JP63171391 A JP 63171391A JP 17139188 A JP17139188 A JP 17139188A JP 2853128 B2 JP2853128 B2 JP 2853128B2
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昭彦 中川
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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明はカウンタやタイマ等の種々の制御機能を有す
る制御用電子機器に関するものである。
〔従来技術〕
従来タイマやカウンタ、温度調節器等の電子機器にお
いては、部品の共有化や機能の共有化が進められてお
り、電源や時間仕様等の共用化が行われているものもあ
る。しかしタイマの動作時間やカウンタの計数値等を表
示したり、設定値を入力するためには、夫々異なった制
御パネルが必要となる。従ってタイマ及びカウンタや温
度調節器等においては、夫々異なった筐体内に必要な回
路が実装されており、夫々別個の装置として実現されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はこのような従来の電子機器の問題点に鑑みて
なされたものであって、特定の機能を実現する特定回路
部のみをモジュール化し、その他の部分は操作面及び表
示パネルを含めて標準化し、モジュールを取り替えるこ
とにより異なった機能を実現できるようにすることを技
術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本願の請求項1の発明はケース内に固定して取付けら
れたベースモジュールユニットA、及び該ケース内に着
脱自在に取付けられてベースモジュールユニットと接続
され夫々固有の機能を有する専用モジュールユニットB
を具備する制御用電子機器であって、第1図に示すよう
に、専用モジュールユニットBは、動作条件の設定処理
手順を含む処理手順を記憶する専用プログラムメモリ及
び専用モジュールに固有の機能を達成する専用回路を有
するものであり、ベースモジュールユニットAは、ケー
スの前面に取付けられ、押圧されたときにその押圧位置
信号を与える面状入力手段Dと、面状入力手段と重ね合
わせてケースの前面に設けられ、画像データに基づいて
任意の画像を表示する面状表示器Eと、接続され得る各
専用モジュールユニット毎に、夫々その動作時における
動作状態を表示する動作状態画像、及び動作条件の設定
時に面状入力手段の特定位置を特定のキー入力領域とす
ると共に入力された動作条件を表示する表示領域を有す
る条件設定画像、の各表示データを保持する表示メモリ
Fと、マイクロプロセッサ及び制御プログラムメモリを
含み、接続された専用モジュールユニットの種類を判別
する判別手段G、判別された専用モジュールユニットに
応じて表示メモリにより読み出した動作状態画像を表示
すると共にその制御プログラムによって専用回路の動作
を制御する動作制御手段H、及び判別された専用モジュ
ールユニットに応じた条件設定画像を表示すると共に専
用モジュールユニットのプログラムメモリに保持される
動作条件設定手順に従って表示画面のキー入力領域に応
じたキー入力により動作条件を設定する動作条件設定手
段Iを有する制御手段Jと、を有することを特徴とする
ものである。
又本願の請求項2の発明は、請求項1の制御用電子機
器において、専用モジュールユニットは、動作時間の設
定処理手順、及び出力モードの選択処理手順を含む処理
手順を記憶する専用プログラムメモリと、外部入力によ
って動作を開始し、所定時間に出力を与えるタイマ回路
と、を含むタイマ機能を有する専用モジュールユニット
であって、ベースモジュールユニットの表示メモリは、
接続されるタイマ専用モジュールユニットの動作時にお
ける動作時間を含む動作状態画像、及び動作条件の設定
時に面状入力手段の特定位置を特定のキー入力領域とす
ると共に入力された動作時間を含む動作条件を表示する
表示領域を有する条件設定画像の表示データを保持する
ことを特徴とするものである。
又本願の請求項3の発明は、請求項1の制御用電子機
器において、専用モジュールユニットは、計数値の設定
処理手順、及び出力モードの選択処理手順を含む処理手
順を記憶する専用プログラムメモリと、外部入力によっ
て計数を開始し、所定の計数時に出力を与えるカウンタ
回路と、を含むカウンタ機能を有する専用モジュールユ
ニットであって、ベースモジュールユニットの表示メモ
リは、接続されるカウンタ専用モジュールユニットの動
作時における計数値を含む動作状態画像、及び動作条件
の設定時に面状入力手段の特定位置を特定のキー入力領
域とすると共に入力される計数値を表示する表示領域を
有する条件設定画像の表示データを保持することを特徴
とするものである。
又本願の請求項4の発明は、請求項1の制御用電子機
器において、専用モジュールユニットは、温度設定値の
設定処理手順、及びセンサ入力に対応した制御出力を与
える温度制御手順を記憶する専用プログラムメモリと、
外部に接続されるセンサの入力回路と、を含む温度調整
機能を有する専用モジュールユニットであって、ベース
モジュールユニットの表示メモリは、接続される温度調
整専用モジュールユニットの動作時における設定温度を
含む動作状態画像、及び温度の設定時に面状入力手段の
特定位置を特定のキー入力領域とすると共に入力された
設定温度を表示する表示領域を有する条件設定画像の表
示データを保持することを特徴とするものである。
〔作用〕
このような特徴を有する本願の請求項1の発明によれ
ば、専用モジュールユニットに特有のプログラムメモリ
を設け、ベースモジュールではそのプログラムメモリに
保持されている動作条件設定手順に従って画像を表示す
る面状表示器と面状入力手段とを設け、面状入力手段に
より入力を受け付けてその専用モジュールに応じた動作
を行わせるようにしている。動作状態では面状表示器に
現在の動作状態画像を表示するようにしている。
又本願の請求項2の発明では専用モジュールとしてタ
イマ専用モジュールを接続し、このモジュールが判別さ
れたときにタイマ専用モジュールの専用プログラムメモ
リにより動作時間の設定処理や出力モードの選択処理を
実現している。又専用回路としてタイマ回路を設けるよ
うにしているため、このモジュールを用いることによっ
てタイマ機能を有する制御機器として動作させることが
できる。
又本願の請求項3の発明では専用モジュールとしてカ
ウンタ機能を有するモジュールを用い、このモジュール
が判別されたときにカウンタ専用モジュールのプログラ
ムメモリにより計数値の処理及び出力モードの選択処理
を実現している。又専用回路としてカウンタ回路を設け
るようにしているため、この専用モジュールによってカ
ウンタとしての機能を達成することができる。
又本願の請求項4の発明では専用モジュールとして温
度設定用モジュールを用い、このモジュールが判別され
たときにその専用プログラムメモリにより温度設定値の
設定処理やセンサ入力に対応した制御出力を与える制御
を実現している。又センサ入力回路を専用回路として接
続しており、このモジュールを用いることによって温度
調整装置として動作させることができる。
〔発明の効果〕
そのため本発明によれば、専用モジュールとして各種
のモジュールを接続するだけで容易に多くの機能を達成
する制御装置を実現することが可能となる。従ってハー
ドウェアが共通化されベースモジュールについては同一
の構成でよいため、量産が可能となり価格を大幅に低減
することができる。又専用モジュールを交換することに
よって多数の機能を達成することができ、専用モジュー
ルのプログラムメモリを交換するだけで出力モードの変
更等、仕様の変更に対処することが可能となる。
〔実施例の説明〕
第2図は本発明の一実施例による制御用電子機器の外
観を示す斜視図、第3図はその組立構成図である。ここ
で本実施例はタイマ機能を有する電子機器として説明す
る。これらの図に示すように、この制御用電子機器1で
は、筐体状のケース2はその前面にパネル3、その裏面
には裏蓋4が取付けられ、パネル3の表面に面状入力手
段及びこれに重ね合わせて面状の表示器が設けられる。
本実施例ではパネル3の裏面には面状入力手段Dとして
タッチパネル5が設けられる。タッチパネル5は操作者
によって押圧される位置を位置信号として出力するもの
である。タッチパネル5は表示面を直接押圧することに
よって位置信号を得るものでもよく、又画面の上下及び
左右のいずれか一方に赤外線型のラインセンサを設け、
X軸及びY軸の交点を位置信号として出力するようにし
たものでもよい。又タッチパネル5の背後にはドットマ
トリックス型の面状表示器F、例えば液晶表示器(以下
LCDともいう。)6が設けられる。液晶表示器6は後述
するように電子機器の動作モードや数値の設定時にはそ
れに対応したスイッチや数値表示を行うと共に、動作時
にはその動作状態を示すための数値や動作時間を表示す
る表示器である。そして液晶表示器6の背後には表示面
を照明するためのバックライト基板7が設けられ、更に
その背後にベースモジュール基板8が取付けられる。ベ
ースモジュール基板8には後述するように制御用電子機
器1の基本的な機能を達成するための電子回路が実装さ
れており、更に電源コネクタ9と出力用コネクタ10及び
内部コネクタ11aが取付けられる。ここでタッチパネル
5と液晶表示器6、バックライト基板7及びベースモジ
ュール基板8は、この制御用電子機器1に共通の処理を
行うベースモジュールユニット12(A)を構成してい
る。
そして制御用電子機器1にはケース2内に専用モジュ
ールユニット13(B)が取付けられる。専用モジュール
ユニット13には各専用モジュール毎に固有の回路が構成
された電子回路部品が実装され、又プログラムを記憶す
るメモリICが実装された専用モジュール基板14が設けら
れる。又専用モジュール基板14は内部コネクタ11bを介
してベースモジュールユニット12に接続され、又出力を
外部に与えると共に外部からの信号を取り入れる入出力
コネクタ15が設けられる。そして専用モジュール基板14
の背後は裏蓋4によって被われて構成されている。
第4図は本実施例による制御用電子機器の回路構成を
示すブロック図である。ベースモジュールユニット12は
制御手段Jとしてマイクロプロセッサ(MPU)21を有し
ており、そのバスラインにはLCDコントローラ22、制御
プログラムを記憶する制御プログラムメモリ23及び入出
力インターフェース24(I/OIF)が接続される。LCDコン
トローラ22は表示メモリ25(F)が接続されており、LC
Dドライバ26を介して液晶表示器6の表示内容を制御す
るものである。又電源コネクタ9より供給される電源端
はバックライト基板7の発光ダイオードに接続され、更
に電源回路27に接続されている。ここで発光ダイオード
は設定時間等に達したときに明確な表示を行うように二
色発光ダイオードを用いておいてもよい。電源回路27は
ベースモジュールユニット12の各部、及び内部コネクタ
11を介して専用モジュールユニット13の各部に電源を供
給するものである。又パネルスイッチ5は入出力インタ
ーフェース24を介してバスラインに接続され、入出力イ
ンターフェース24の出力信号はコネクタ10を介して外部
に出力される。ベースモジュールユニット12には前述し
たように内部コネクタ11を介して専用モジュールユニッ
ト13が接続される。専用モジュールユニット13はそのモ
ジュールに特有の専用プログラムを記憶する専用プログ
ラムメモリ31(C)と専用回路Kを有しており、夫々図
示のようにバスラインに接続される。専用回路Kは各モ
ジュールに固有の機能を実現するための回路であり、本
実施例ではタイマIC32やタイマ用の回路である。タイマ
IC32はMPU21によって動作時間がプリセットされ、所定
時間ごとにマイクロプロセッサ21にクロック割り込み信
号を与えると共に、外部コネクタ15から得られるスター
ト信号に基づいてプリセットされた時間に出力を与える
ものである。ここで専用モジュールユニット13は本実施
例では専用プログラムメモリ31と専用回路としてタイマ
IC32を用いているが、専用プログラムメモリ31のみを実
装するようにしておくことも可能である。
次に第5図は表示メモリ25の内容を示す図である。表
示メモリ25は表示画面数Nを記憶する領域、各表示画面
データの先頭アドレスを記憶する領域及び各表示画面の
表示データを記憶する領域を有しており、これらは例え
ば固定的な記憶装置であるリードオンリメモリ(以下RO
Mという)に記憶されている。又各表示画面についての
動的な表示データはランダムアクセスメモリ(以下RAM
という)に記憶されている。ここであらかじめ記憶され
る画像データは接続され得る各専用モジュールユニット
について夫々の動作時における動作状態を表示する動作
状態画像、及び動作条件の設定時にタッチパネル5の特
定位置を特定のキー入力領域とし、入力された動作条件
を表示する表示領域を有する条件設定画像を含むもので
ある。本実施例では表示データは全てベースモジュール
12内の表示メモリ25内に記憶しているが、専用モジュー
ル13内に表示用のメモリを設けて各専用モジュールに特
有の表示を行うようにしてもよい。
次に本実施例の動作についてフローチャートを参照し
つつ説明する。第6図はMPU21の動作を示すフローチャ
ートである。本図において、動作を開始するとまずステ
ップ41において専用モジュール内の専用プログラムメモ
リ31に専用プログラムがあるかどうかをチェックする。
専用プログラムがなければ専用モジュールは接続されて
いないものと判断されるため、ルーチン42に進んでエラ
ー処理を行って処理を終了する。このプログラムがある
場合には、ステップ43に進んで専用プログラムのアドレ
スをセットし、ステップ44に進んで専用モジュール内に
専用回路があるかどうかをチェックする。専用回路があ
ればステップ45に進んでその種類やI/Oアドレスを設定
する。ここでMPU21はステップ41〜45において専用モジ
ュールの接続状態やその種類を判別する判別手段Gを構
成している。そしてこれらの処理を終え、又は専用回路
がなければステップ46に進んで専用モジュールユニット
13内に専用画面データがあるかどうかチェックする。専
用画面データがあればステップ47に進んで専用画面デー
タのアドレスをセットし、なければステップ48において
ベースモジュール12内の標準表示画面データのアドレス
をセットして動作状態画像を表示する。専用モジュール
13が例えばタイマ用のモジュールである場合には、第7
図(a)に示すようにタイマ用の動作状態画像データに
基づき標準表示画面を液晶表示器6に表示する。第7図
(a)の時間表示部は現在時間、その下方には設定時間
を表示している。この標準画面を表示した後、ステップ
49に進んでベースモジュール12の入出力インターフェー
ス及び専用モジュールの入出力インターフェースの初期
化を行う。そして接続されている専用モジュールのプロ
グラムを起動する。
第8図(a)〜(d)は専用モジュールとしてタイマ
モジュールが接続されている場合の動作を示すフローチ
ャートである。本図において、動作を開始すると、まず
ステップ51においてタイマIC32の初期設定を行い、ステ
ップ52,53に進んで外部よりスタート信号が与えられ、
又はキー入力があるかどうかをチェックする。第7図
(a)に示すように、設定値として0秒と表示されたプ
リセットキー領域が押圧されれば、ステップ54よりルー
チン55に進んで、プリセット処理を行う。プリセット処
理では第8図(d)にフローチャートを示すように、表
示メモリ25のタイムセットする第7図(b)の条件設定
画像を読み出して液晶表示器6に表示する(ステップ6
1)。そして第8図(b)のステップ62〜65においてモ
ードキー,タイムセットキー,カーソル移動キー又は数
値キーの何れかが押下されたかどうかをチェックする。
モードキーが押下されればモードセット処理ルーチン66
に進み、第7図(c)に示すようにモード選択表示を行
う。このときいずれかのモードが選択されれば第7図
(d)に示すようにそのモードの表示とセットの確認処
理を行い、確認が行われればステップ63〜65に進んで他
のキーの押下を待受ける。「》」「《」のカーソル移動
キーが押下されれば設定する数値の桁を移動し、数値を
上下する数値キーが押下されればステップ65よりステッ
プ68に進んで数値を増加又は減少させる。こうして例え
ば設定時間として200秒を表示させてセットキーを押下
すれば、ステップ63よりステップ69に進んで第7図
(e)に示すように200秒のタイマセット確認表示を行
う。ここで確認の入力があればその時間をいずれかのメ
モリに記憶させてタイマセット処理を行い、第7図
(a)と同様で設定時間が200秒にセットされた動作状
態画像に移る。そしてルーチン52,53のループに移り、
リセットキーが押下されればステップ56より初期状態に
戻る。又入出力コネクタ15を介して外部よりスタート信
号が与えられればステップ52よりルーチン57に進んでMP
U21よりタイマIC回路のステップ52,53のループに戻る。
ここでMPU21はステップ53,54,ルーチン55においてキー
入力により動作条件を設定する動作条件設定手段Iの機
能を達成している。
そして第8図(b)に示すように所定時間毎のタイマ
割込みがあればステップ71において現在値を書換え、第
7図(f)の現在時間領域の表示を順次インクリメント
して動作状態を表示する。このとき第7図(f)に示す
ように設定時間と現在時間との間の表示領域をアナログ
型の表示領域とし、左端より直線状の線を順次伸ばすよ
うにして右端に達すれば設定時間に到達するように表示
することもできる。さて設定時間に達してタイムアップ
割込みがあれば第8図(c)に示すようにルーチン72に
おいてタイムアップ処理を行う。タイムアップ処理では
タイマ表示面に所定の表示を行い出力用コネクタ10より
外部に設定モードに対応した出力を与えることによって
行う。このとき液晶表示器の背後にバックライトの発光
ダイオードを点滅させてもよく、又この発光ダイオード
を二色ダイオードとする場合には表示色を変化させるよ
うにしてもよい。ここでMPU21はステップ52,58,71,ルー
チン72においてタイマICを制御する動作制御手段Hの機
能を達成している。
又専用モジュールとしてカウンタ専用モジュールを接
続した場合について説明する。このモジュールはタイマ
ICに代えて外部から与えられるパルスを計数するカウン
タ用のICが接続されている。第9図はこの専用モジュー
ルの動作を示すフローチャート、第10図はその表示面を
示す図である。動作を開始すると、まず第6図のフロー
チャートと同様にしてベースモジュール12のMPU21は専
用モジュールの接続チェックと種類の判別を行い、表示
アドレス等を設定してまず第9図(a)に示すようにカ
ウンタの動作状態表示画面を表示する。そしてステップ
82,83においてスタート信号又はキー入力を待受け、同
様にプリセットキーが押下されれば第9図(b)に示す
ように条件設定画像である計数値のセット画面を表示す
る。プリセットモードの処理においては前述した第8図
(b)に示す処理と同様にモードを選択して確認すると
共に、カーソルの移動及び数値キーの入力によって計数
値を設定して確認を終える。こうして例えば第9図
(e),(f)に示すように1450カウントが設定されれ
ば第10図(a)に示す処理に戻り、コネクタ15より外部
からスタート信号が与えられるのを待受ける。スタート
信号が与えられればステップ88に進んでカウンタの計数
を開始し、外部から与えられる入力パルスを計数する。
そして入力パルスが与えられる毎に第10図(b)に示す
ように割込みによって現在値を書換える(ステップ8
9)。そして現在値が設定した1450カウントに達すれば
第10図(c)に示すように割込処理によりカウントアッ
プ処理(ルーチン90)を行う。カウントアップ処理は表
示面にカウントアップ表示を行うと共に、出力モードに
応じて外部にカウントアップの出力を与えることによっ
て行うものとする。
次に本実施例による専用モジュールとして温度調整用
のモジュールを接続した場合の動作について説明する。
温度調整用の専用モジュールは温度設定値の設定処理手
順や入力に対応した制御出力を与える温度制御手順を記
憶する専用プログラムメモリと、外部に接続されるセン
サからの信号を電気信号に変換しデジタル値に変換して
MPU21に与えるセンサ回路を専用回路としている。さて
その専用モジュールを挿入して動作を開始すれば、まず
第6図に示すフローチャートに従った動作を行い、第11
図(a)に示すように現在温度とその下方に設定温度及
び上下限値を示した動作状態画像を表示する。そして第
12図に示すように制御プログラムを開始すると、まずス
テップ91において初期設定を行って割込みを待受ける。
設定変更の割込みがあればステップ92〜94に進みセット
キー又は上下限キーのいずれかが押下されたかどうかを
チェックする。セットキーが押下されれば第11図(b)
に示すようにセットモードの画面を表示し、同様にして
数値設定又はモード設定を行う。そしてセットキーが押
下されればステップ95に進んでモードキーが押下される
かどうかをチェックする。ここでモードキーが押下され
ればルーチン96のモード変更処理に進み、例えば単位を
摂氏(℃)又は華氏(゜F)に切換える等のモード変更処
理を行う。又モードキーが押下されなければステップ95
よりルーチン97に進んで数値キーによってセット値の変
更処理を行い、第11図(d)に示すようにセットされた
温度の確認処理を行う。そして確認が行われれば第12図
の主ルーチンに戻り現在温度を表示して動作を開始す
る。又上下限値の設定キーが押下されれば夫々ルーチン
98,99に進み、第11図(f),(g)に示すように上下
限値のアラーム値を数値キーによって変更して上下限値
の変更ルーチンを終える。そして動作を開始すると再び
割込みを待受け、所定時間毎にコネクタ15を介して接続
した外部のセンサからの入力を取込んで現在温度に対応
した温度制御信号を操作量として出力する(ステップ10
0,101)。又所定時間毎の割込みによりルーチン102に進
んで現在温度等を表示する。こうすれば同一のベースモ
ジュールを有する筐体で専用モジュールを各種切換える
ことによって種々の異なった機能を有する制御装置を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能的構成を示すブロック図、第2図
はその前面を示す斜視図、第3図は組立構成図、第4図
はその電気的構成を示すブロック図、第5図は表示メモ
リの表示内容を示す図、第6図はベースモジュールの制
御プログラムの処理動作を示すフローチャート、第7図
はタイマ用モジュールが接続されたときの表示内容を示
す図、第8図(a)〜第8図(d)はタイマ専用モジュ
ールが接続された場合の動作を示すフローチャート、第
9図はカウント専用モジュールが接続されたときの表示
内容を示す図、第10図(a)〜(c)はカウンタ専用モ
ジュールが接続された場合の動作を示すフローチャー
ト、第11図は温度調整用の専用モジュールが接続された
ときの表示内容を示す図、第12図はその動作を示すフロ
ーチャートである。 A……ベースモジュール、B……専用モジュール、C…
…専用プログラムメモリ、D……面状入力手段、E……
面状表示器、F……表示メモリ、G……判別手段、H…
…動作制御手段、I……動作条件設定手段、J……制御
手段、1……制御用電子機器、2……ケース、3……パ
ネル、5……タッチパネル、6……液晶表示器、7……
バックライト基板、8……ベースモジュール基板、11…
…内部コネクタ、12……ベースモジュールユニット、13
……専用モジュールユニット、14……専用モジュール基
板、21……マイクロプロセッサ、22……LCDコントロー
ラ、23……制御プログラムメモリ、24……入出力インタ
ーフェース、25……表示メモリ、26……LCDドライバ、3
1……専用プログラムメモリ、32……専用回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−89104(JP,A) 特開 昭59−62908(JP,A) 実開 昭61−74106(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G05B 19/02 G06F 3/033 G06F 9/00 G05B 23/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内に固定して取付けられたベースモ
    ジュールユニット、及び該ケース内に着脱自在に取付け
    られて前記ベースモジュールユニットと接続され夫々固
    有の機能を有する専用モジュールユニットを具備する制
    御用電子機器であって、 前記専用モジュールユニットは、 動作条件の設定処理手順を含む処理手順を記憶する専用
    プログラムメモリ及び専用モジュールに固有の機能を達
    成する専用回路を有するものであり、 前記ベースモジュールユニットは、 前記ケースの前面に取付けられ、押圧されたときにその
    押圧位置信号を与える面状入力手段と、 前記面状入力手段と重ね合わせて前記ケースの前面に設
    けられ、画像データに基づいて任意の画像を表示する面
    状表示器と、 接続され得る各専用モジュールユニット毎に、夫々その
    動作時における動作状態を表示する動作状態画像、及び
    動作条件の設定時に前記面状入力手段の特定位置を特定
    のキー入力領域とすると共に入力された動作条件を表示
    する表示領域を有する条件設定画像、の各表示データを
    保持する表示メモリと、 マイクロプロセッサ及び制御プログラムメモリを含み、
    接続された専用モジュールユニットの種類を判別する判
    別手段、判別された専用モジュールユニットに応じて前
    記表示メモリにより読み出した動作状態画像を表示する
    と共にその制御プログラムによって専用回路の動作を制
    御する動作制御手段、及び判別された専用モジュールユ
    ニットに応じた条件設定画像を表示すると共に専用モジ
    ュールユニットのプログラムメモリに保持される動作条
    件設定手順に従って表示画面のキー入力領域に応じたキ
    ー入力により動作条件を設定する動作条件設定手段を有
    する制御手段と、を有するものであることを特徴とする
    制御用電子機器。
  2. 【請求項2】前記専用モジュールユニットは、動作時間
    の設定処理手順、及び出力モードの選択処理手順を含む
    処理手順を記憶する専用プログラムメモリと、外部入力
    によって動作を開始し、所定時間に出力を与えるタイマ
    回路と、を含むタイマ機能を有する専用モジュールユニ
    ットであって、 前記ベースモジュールユニットの表示メモリは、 接続される前記タイマ専用モジュールユニットの動作時
    における動作時間を含む動作状態画像、及び動作条件の
    設定時に前面状入力手段の特定位置を特定のキー入力領
    域とすると共に入力された動作時間を含む動作条件を表
    示する表示領域を有する条件設定画像の表示データを保
    持するものであることを特徴とする請求項1記載の制御
    用電子機器。
  3. 【請求項3】前記専用モジュールユニットは、計数値の
    設定処理手順、及び出力モードの選択処理手順を含む処
    理手順を記憶する専用プログラムメモリと、外部入力に
    よって計数を開始し、所定の計数時に出力を与えるカウ
    ンタ回路と、を含むカウンタ機能を有する専用モジュー
    ルユニットであって、 前記ベースモジュールユニットの表示メモリは、 接続される前記カウンタ専用モジュールユニットの動作
    時における計数値を含む動作状態画像、及び動作条件の
    設定時に前記面状入力手段の特定位置を特定のキー入力
    領域とすると共に入力される計数値を表示する表示領域
    を有する条件設定画像の表示データを保持するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の制御用電子機器。
  4. 【請求項4】前記専用モジュールユニットは、温度設定
    値の設定処理手順、及びセンサ入力に対応した制御出力
    を与える温度制御手順を記憶する専用プログラムメモリ
    と、外部に接続されるセンサの入力回路と、を含む温度
    調整機能を有する専用モジュールユニットであって、 前記ベースモジュールユニットの表示メモリは、 接続される前記温度調整専用モジュールユニットの動作
    時における設定温度を含む動作状態画像、及び温度の設
    定時に前記面状入力手段の特定位置を特定のキー入力領
    域とすると共に入力された設定温度を表示する表示領域
    を有する条件設定画像の表示データを保持するものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の制御用電子機器。
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