JP2852678B2 - 物体搬送用の搬送装置 - Google Patents
物体搬送用の搬送装置Info
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- B66F5/00—Mobile jacks of the garage type mounted on wheels or rollers
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- B60S—SERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Description
を構成するための機構を備え、円形の物体を搬送するた
めの操向可能な搬送装置に関する。この物体はまず車両
のホイールで構成され、車両に固定されたホイールの搬
送によって車両の搬送を生起させるものである。この車
両とは、乗用車が主であるが、トラック、バス、トレー
ラ等の車両であってもよい。
は困難な問題である。車両のエンジンは健康に有害な排
気ガスを放出するので特殊な装置を付設しない限り、車
両輸送用に使用することができない。この装置は通常、
車両の排気装置に接続されたホースを備え、排気ガスを
ホースを通して外部へ排出させる。しかるにこれらの装
置はきわめて高価につくと共に、車両の輸送時間以外の
時間にもエンジンを掛けておけるような大きな作業工場
で主として使用されるものである。このような排気ガス
排出装置は、高価につくためと審美的考慮により、車両
の販売等には適用できない。車両販売展示場において排
気ガスが展張しないようにするために、現在ではエンジ
ンの始動と車両の搬送とが手動では行えないようにして
いる。換言すれば、顧客がテストランをしたい場合に
は、しばしば顧客に手伝ってもらってディーラーが車を
展示場から外または中へ引いたり押したりして移動させ
ねばならない。この動作はきわめて煩雑で時間の浪費に
もなる。輸送中に車両を操向せねばならぬ人は、車両を
押している間に同時にドアを開いたままで操向しなけれ
ばならないので、輸送中の車両の制御が不完全となる。
それゆえ展示場に居る人々を傷つけたり、他の車両を損
傷する危険が少なくない。
は、従来多種のものが知られていて、救急車、レッカー
車その他の実例をあげることができるが、これらは屋内
にある車両の搬送を主目的とするものではない。
屋内において、物体および特定の車両を移動させるのに
適する操縦可能な搬送装置に関し、軽重量で、車両をか
なり接近して並列させることができ、同時に搬送装置は
移動中の車両を適切に制御しなければならない。さらに
車両以外の物体の搬送にも適することが必要とされる。
範囲各項によって規定された発明によって達成される。
この発明によって搬送装置を設計すれば、物体あるいは
車両の車輪を挙上するためのきわめて簡単な構造が可能
となる。なお搬送装置を請求項各項によって設計すれ
ば、支持部材の平面を傾斜させることにより、きわめて
小動力とすることができる。
実現される。
に具体的に説明する。
で、破線は車両の一部を示し、図2は、図1の搬送装置
の平面図、図3は異なる実施例の搬送装置の平面図、図
4は、紙ロール等の円形物体搬送用の搬送装置の側面
図、図5は、図4の搬送装置の平面図、図6は、図4の
実施例の一変形例の側面図、図7は、図6の搬送装置の
平面図、さらに図8は、図6のVIII−VIII線に沿って切
断した断面図である。
車両に当接して推進力を伝達させるための装置を備え
る。この装置は、通常は車両の前輪である操向車輪3に
当接して、これを地面から持ち上げる装置である。さら
に搬送装置は、この搬送装置を移動する際に、装置およ
び車輪3を経由して推進力を車両2に伝達させる。搬送
装置および装置は、車両の他の車輪を直接に駆動せず、
これらが、搬送中において接地していても差し支えない
ようになっている。
5とシャーシに可動に配設された駆動部材6とから成
り、車輪に作用させることにより、車輪3と支持部材5
とを、車輪3の少なくとも一部が支持部材5上にあっ
て、それによって部分的にも支持されるような関係位置
に保たしめるようになっている。支持部材5は、車輪3
に接触するための上部平面7を備え、この上部平面7
は、地面にかなり接近した位置8から上方に向けて傾斜
している。この上部平面7は、傾斜面を形成するのであ
る。
とが相互に移動し、傾斜面7により、車輪3が上方に移
動し、地面から分離するようになる。図1において車輪
は、記号3′であるが、接地位置では鎖線で図示されて
いる。また記号3″の破線は、支持部材5の傾斜面7に
沿って遡上しつつある車輪を示す。
部材5に固定された位置から逸脱しないようにされてい
る。後に詳述するが、駆動部材6は回転自在に軸支され
たローラより成るものが適切であり、さらに搬送装置の
シャーシ4に支承されていれば、一層好適である。
中に実線で図示された不作動位置から、破線で表示され
た6′または6″の作動位置へと移動が可能である。不
作動位置では駆動部材6により、支持部材5に近い車輪
3の外周面と支持部材5とが互いに接近するような位置
に置かれるが、作動位置では駆動部材6が、車輪3を支
持部材5に当接する位置まで駆動すると共に、その位置
に保持させる。
れる2個の脚梁10,11を備え、これらは車輪3の各々の
側に位置されている。支持部材5は、図示の如く脚梁1
0,11の間に配列され、さらに駆動部材6は、脚梁の自由
端付近における相互間隔を全体あるいは部分的に保持さ
せるよに構成されている。
転輪12を備えると共に、横梁13によって連結されてい
る。支持部材5は、搬送装置のシャーシ4に回転自在に
支承され、さらに具体的には支持部材5は、支持部材5
に固定されたブラケットの透孔から突出した2本のピン
14で形成されるほぼ水平の軸線を中心として脚梁10,11
に支承されている。支持部材5は、図示されていない適
宜のストップ部材により、図1での時計方向回転は制止
され、反時計方向には回動可能であり、支持部材5が地
上の境界線等に当接した場合に有利である。そのような
場合に支持部材5がらくに回動できるように、その下面
は図1のように後方に行くに従って低くなるような傾斜
が付与されている。
3の平面に平行に配列された線条が形成され、支持平面
7上にある車輪3が横方向に滑らないようにする。
ある。駆動部材6は回動軸15の周りに回動可能である。
駆動部材6は、ローラとして設計され、軸線16に対して
回転自在であるが、軸方向には移動不能に支承され、ま
た軸線15の周りには回動可能である。軸線15を包囲して
回転可能なスリーブを、例えば軸線16に固設することも
できる。このスリーブにはレバー17を固定し、その18の
位置に駆動機構9の一端が軸支される。駆動機構9の他
端は、搬送装置のシャーシ4のブラケットに軸支され
る。このブラケットおよび軸15は、一方の脚梁10に固定
される。駆動機構9が伸張されると、駆動部材6は図2
中の実線の不作動位置から破線の作動位置へ移動し、駆
動部材6は車輪3に当接する。駆動機構9は、これが或
る一定の基準値以上の抵抗を受けたときに、その動作を
停止させるように制御する手段を備えたものが好適であ
る。さらには、電動機で駆動されるねじナット装置を備
えた駆動機構9が好適であるが、勿論他の異なる方式の
ものを使用してもよい。
けられている。これは上下軸の周りに回動可能なキャリ
ヤ21に連結され、ハンドル23付きの操向レバー22がキャ
リヤ21に連結されている。それにより地上を歩行する操
作員は、ハンドル23を把持し、操向レバー22を操作し
て、キャリヤ21と車輪20とを回転し、搬送装置の移動方
向を変えることができる。さらに車輪20は、電動機等に
より駆動されることが適切であり、操作員は搬送力を与
える必要はなく、単に搬送装置の方向を制御するだけで
よい。モーターは、周知の方法で車輪20を駆動するよう
に構成されていればよく、特にモーターの駆動を車輪20
のハブに伝達させるように構成されていれば適切であ
る。シャーシ4の前端のケーシングは、搬送装置の電流
消費部品に電流を供給する蓄電池を収納する部分24を備
える。方向変換可能の車輪20の両側には、支持輪25が付
設され、通常は接地面より上方にあり、搬送装置が横に
傾く傾向がある場合に支持機能を果たすように設けられ
る。
できる。すなわち脚梁10,11は、望遠鏡機構を備えた部
材27、例えば2個の管状部材と、この部材27に挿入され
る2個の部材28とが前端シャーシ部に固定されて成る望
遠鏡の構造を備える。駆動部材26は、例えば前記駆動機
構9と類似の構成より成り、その一端は、部材27の間の
横浅13に対して当接する点と、前端シャーシ部に対して
当接する点とに作用する。駆動部材26を伸縮させること
により、脚梁10,11の全長を変化させることができる。
これは、細かい操作には短い方がよく、他方、車両は長
いので脚梁10,11も相当の長さが必要があるのが適切で
ある。
動用のモーターの制御用の各操作部材は、操向レバー22
に配設されることが適切である。
ことによって支持部材5上で車輪3が前方へ移動するの
を制止する。
い位置にある部分が、最初に車輪3のタイヤに接触する
可能性が大である。そこで駆動部材6が軸15に最も接近
した部分を図示31のように軸15の方向に向けてテーパー
を付けるのが好適であり、このテーパー部の形状は円形
が適切である。車両の車輪3が駆動部材6に沿って滑ら
ないようにするためには、この車輪3に、駆動部材6の
回転中心線に対して垂直方向に向いた円形突起または凹
部を形成することが必要である。実施例においては、突
起の方が普通であり、突起は側面を備え、回動軸15に最
も接近した側面は軸から傾斜しており、車輪3のタイヤ
との間の緊密な接触が得られる。
動する場合、搬送装置は駆動部材6が不作動位置にある
ので、通常、操向車輪の前輪が脚梁10,11の間に支持部
材5の先端8と図示された部位の近くに位置される。駆
動機構9は励起されると、駆動部材6が脚梁10,11の間
で内側へ回動され車輪3のタイヤに当接して車輪3を押
圧するので、支持部材5の傾斜面7に沿って上昇する。
タイヤが停止部材30に達すると、駆動部材6が回動しよ
うとしても大きな抵抗を受けるので、駆動機構9の動作
が中断された後に、駆動機構9は伸張された状態に保た
れ、駆動部材6は車輪3と接触を保ち、支持部材5と協
同して車輪3を挙上した状態に保持する。駆動部材6
は、これは回動可能に設計されているので、それは車輪
3に当接したまま回転することができる。駆動部材6の
最終位置は、車輪3の実際の直径によって異なる。車輪
3が挙上された位置では、通常駆動部材6は、図2の
6′と6″との間に位置する。この状態で操作員は車輪
20の操作を開始することができ、搬送装置と車輪3を、
したがって車両(自動車等)を自由に移動させ、その間
に、操作レバー22により、思い通りに搬送装置の方向を
変え、制御することができる。
ときは、まず挙上動作が優先的に進行する結果、駆動部
材6と車輪3とが当接するときに、支持部材5が車輪3
の下方に押込まれる状態になる。また車両2が搬送装置
よりも転動しやすいか、または搬送装置にブレーキが掛
かっている場合には、駆動部材6によって駆動され、車
両が支持部材5の傾斜面7に転接して上昇することがで
きる。またこれらの動作が平行して発生する場合もあ
る。
な相違点は、当接機構1′が、2基の支持部材5′と、
駆動機構9′によって作動される駆動部材6′とから成
り、対象とする車両の2個の前輪、特に操向車輪を同時
に挙上させる点にある。すなわち車両の前端部全体を挙
上させるように構成されている。当然、搬送装置のシャ
ーシ4の構造も異なり、幅広く構成され、支持部材5′
はシャーシ4′から側方に突出して付設されている。さ
らに後部支持輪12′は、支軸32上に回動可能に支承され
るのが適切である。支持部材5′はシャーシ4′に固定
されていてもよく、あるいは前記実施例と同様に、図1
および図2中の部番14と類似の支軸の周りに回動できる
ものでもよい。いずれの場合でも、支持部材5′に支持
輪33を取付け、シャーシ4が側方に傾斜しやすい場合に
は、この支持輪33が地面に当接して支持するようになっ
ている。あるいは必要な場合は、支持輪33が常に地上に
転接しているように構成することもできる。
る支持部材5,5′の設計により、車両の車輪が小動力で
きわめて効率よく挙上されることである。
いて、駆動部材6と車輪3との接触面は、支持部材5と
車輪3との接触面よりも高い位置にある。換言すれば、
車輪3が挙上された状態においては、車輪3の中心を通
りこの中心線に平行な鉛直面が、駆動部材6と車輪3と
の接触面よりも、支持部材5と車輪3との接触面の方に
近い位置にある。よって結論的には、車輪3が挙上され
た状態においては、支持部材5と駆動部材6との相互の
位置関係により、車輪3に作用する車両の重量および負
荷は、その大部分が支持部材5によって生じるというこ
とである。換言すれば、車輪3が挙上されているとき、
駆動部材6には、車輪と車両の重量の比較的少ない比率
が作用しているので、その駆動部材6が、主として車輪
3の支持部材5からの滑り落ちを防止する役目を完遂す
ることができるのである。したがって傾斜支持面7の最
も地面に近い部分は、車輪あるいは物体3に当接すべき
駆動部材6の一部の下方に位置するので、動力要件がか
なり小とされた物体は支持面7に転接して容易に上昇す
ることができる。支持面7の傾斜角度は、水平面に対し
て45°を超えない値で、できれば30°以下が適切であ
り、さらに25°より小であれば最適である。
形例においては、駆動部材6,6′が積極的に車輪3の挙
上保持を担うようになっている。しかしながら、支持部
材5を改善することにより、搬送中において搬送装置に
より車両の車輪の全部または殆ど全部を上昇保持させる
ことも考えられ、この場合には搬送中に、駆動部材6,
6′が全く変形を受けないか、ごく僅かの変形を受ける
だけである。最後に、変形例において挙上運動中は駆動
部材6,6′を同じ作動に位置に置き、他方、支持部材5
の傾斜面7をシャーシに対して移動可能に設計すること
ができる。この場合は、支持部材5は車輪3の下方に押
し込まれるが、車輪3は依然として駆動部材6に当接し
たままであり、駆動部材6は可能な回転性から離れて静
止する。この構成では、駆動部材6の主なる機能は車輪
3に当接することである。搬送装置のその他の変形例も
この発明の範囲内において可能である。
の搬送装置によって挙上される車両が2個の平行な操向
車輪を備え、その一方の車輪がこの搬送装置によって挙
上されたとすると、この車輪および車両の操向機構を経
由して、搬送装置の操向動作が、未だ地面に転接してい
る他方の操向車輪の方へ伝達されることである。つまり
車両の操向動作は、車両の操向性能(回転半径)の範囲
内に制限され、その条件は、車両は、その操向動作が挙
上された車両の車輪に伝達されるように構成されている
ことである。これに対して図3の実施例においては、車
両の2個の車輪を挙上することにより、車両の前端部
(または後端部でもよい)が全体的に挙上されるので、
搬送装置の操向動作が車両の操向動作によって制限を受
けないという利点がある。
の円形物体を搬送するための搬送装置であり、以下前記
各実施例との主要な相違点について説明する。前記同様
に、2個の脚梁10,11は一定の相互間隔をとって配設さ
れ、その間に紙ロール等が載置される。この間隔は大き
く形成され、物体の長さに応じて調節される。支持部材
5も、その上部支持面が傾斜面7を形成する。2基の駆
動部材6は、駆動機構9によって回動可能に配設され、
紙ロールを駆動して傾斜面7上に転接させる。脚梁10,1
1の各々は、その最先端に駆動部材6が軸支され、駆動
部材6は駆動機構9に連結されたレバーに連結されてい
る。
に収納されているので、物体等の中心線は脚梁に対して
ほぼ垂直方向に延長されている。図6ないし図8の実施
例でも、紙ロール等の円形物体が脚梁10,11の間に保持
されて搬送されるが、紙ロールの中心線を脚梁10,11の
長さ方向に対して平行にして搬送する点において相違す
る。よってこの場合は支持部材5が、傾斜面7を形成す
る支持面を有すると共に、搬送装置の一方の脚梁11に沿
って延長されている。他方の脚梁10には、長尺のローラ
として構成された駆動部材6が、実線と破線で図示され
た各位置の間を駆動機構9の作用により移動できるよう
に配設されている。さらに具体的に言えば、駆動部材6
は回動アーム16の最先端に配設され、図7に図示の通
り、駆動部材6は長尺で、脚梁10にほぼ平行に位置して
いる。
きは、脚梁10,11は円形物体のいずれの側にあってもよ
い。駆動機構9によって駆動部材6を破線の位置まで回
動させると、物体は傾斜支持面7に転接して遡上する。
この遡上中における物体と搬送装置との間の相互移動方
向は、脚梁10,11の延長方向に対してほぼ直交する。こ
れに対して図1〜5の各実施例においては、前記相互移
動方向が脚梁10,11に対してほぼ平行となるという相違
がある。
Claims (13)
- 【請求項1】支持転輪を備えた一対2基の脚梁、および
方向変換可能な車輪とこの車輪を駆動できる駆動手段を
備えたシャーシとを有し、円形の物体を地上から挙上し
て搬送するための装置であって、前記脚梁には少なくと
も1個の支持部材と少なくとも1個の駆動部材とを有
し、この駆動部材は支持部材と協同して駆動機構によっ
て不作動位置から作動位置まで移動可能であり、かつ、
この駆動部材の移動過程で駆動部材を前記円形の物体の
円弧状表面と当接させて前記支持部材に近づけることに
よって、前記円形の物体と支持部材とを相互に接近さ
せ、さらに前記円形の物体を支持部材に接触させかつ上
方位置へ移動させると共に、前記支持部材は地上に接近
した位置から上向きに傾斜した一つの傾斜面を形成し、
この傾斜面に沿って物体を転動させて挙上できるように
して成ることを特徴とする搬送装置。 - 【請求項2】駆動部材が、回転可能に軸支されたローラ
ーを有することを特徴とする請求項1記載の搬送装置。 - 【請求項3】駆動部材は、基端が脚梁に回動自在に軸支
されると共に駆動機構による駆動部材の移動は回動によ
るものであることを特徴とする請求項1または2項記載
の搬送装置。 - 【請求項4】駆動部材が、地上と平行な水平方向の一平
面内において回動可能であることを特徴とする請求項1
ないし3いづれか記載の搬送装置。 - 【請求項5】シャーシに対し一対の脚梁は、その相互の
間隔が一定に保たれるように構成され、前記両脚梁の間
に支持部材が位置し、駆動部材は一方または双方の脚梁
の自由端部に枢支され、駆動機構により前記両脚梁の間
に臨まれる物体と接触させて転動させ支持部材上に挙上
させると共に離開して物体を解放できるようにしたこと
を特徴とする請求項1ないし4いずれか1記載の搬送装
置。 - 【請求項6】物体が挙上されつつある段階においては、
駆動部材と物体との接触区域が、支持部材と物体との接
触区域よりも高い水準面に位置するとを特徴とする請求
項1ないし5いずれか記載の搬送装置。 - 【請求項7】物体が挙上されつつある段階においては、
物体の中心を通過し、かつその物体の中心軸に対して平
行な鉛直平面は、駆動部材と物体との接触区域よりも、
支持部材と物体の接触区域に対して一層接近した位置に
あることを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載の
搬送装置。 - 【請求項8】物体が挙上されつつある段階においては、
支持部材と駆動部材との相互の重量関係は、物体の重量
の主要部が、支持部材によって負担されるような重量関
係にあることを特徴とする請求項1または5いずれか記
載の搬送装置。 - 【請求項9】物体が車両の1個の車輪によって形成され
ると共に、搬送装置が移動する際において、搬送装置の
駆動力が1個の車輪を経由することによって、車両に伝
達されることを特徴とする請求項1記載の搬送装置。 - 【請求項10】2基の支持部材および2基の駆動部材を
備えることにより、車両の2個の車輪を同時に協同して
挙上させることを特徴とする請求項1ないし8いづれか
記載の搬送装置。 - 【請求項11】シャーシが、その前部に少なくとも1基
の方向変換可能な車輪を備え、かつ2基の脚梁を備える
と共に、前記脚梁の長さが調節可能であることを特徴と
する請求項1ないし9記載の搬送装置。 - 【請求項12】脚梁が、望遠鏡構造の駆動機構により伸
縮自在であることを特徴とする請求項1,3,5または11い
づれか記載の搬送装置。 - 【請求項13】駆動機構は、その一方がシャーシに、他
方が脚梁にそれぞれ接続されて作動することを特徴とす
る請求項12記載の搬送装置。
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