JP2845015B2 - 情報転送回路装置 - Google Patents
情報転送回路装置Info
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- JP2845015B2 JP2845015B2 JP6968292A JP6968292A JP2845015B2 JP 2845015 B2 JP2845015 B2 JP 2845015B2 JP 6968292 A JP6968292 A JP 6968292A JP 6968292 A JP6968292 A JP 6968292A JP 2845015 B2 JP2845015 B2 JP 2845015B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサに
より制御する情報転送回路装置に関し、特にランダムア
クセスメモリを介してI/Oインターフェイスとの情報
転送を行う情報転送回路装置に関する。
より制御する情報転送回路装置に関し、特にランダムア
クセスメモリを介してI/Oインターフェイスとの情報
転送を行う情報転送回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイクロプロセッサがI/Oイン
ターフェイスとの間で情報転送を行う場合、I/Oイン
ターフェイスからマイクロプロセッサへ割り込みを行う
ことにより情報転送する回路、あるいはDMAC(ダイ
レクト・メモリ・アクセスコントローラ)により情報転
送する回路等が使用されていた。
ターフェイスとの間で情報転送を行う場合、I/Oイン
ターフェイスからマイクロプロセッサへ割り込みを行う
ことにより情報転送する回路、あるいはDMAC(ダイ
レクト・メモリ・アクセスコントローラ)により情報転
送する回路等が使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の情報転送回路は、割り込みを使用する場合は割
り込み動作の中で情報転送するためマイクロプロセッサ
の処理能力に負担がかかり、またDMACを使用する場
合はDMACの設定及び動作にマイクロプロセッサの処
理時間を一部占有されるという不都合が生じていた。
た従来の情報転送回路は、割り込みを使用する場合は割
り込み動作の中で情報転送するためマイクロプロセッサ
の処理能力に負担がかかり、またDMACを使用する場
合はDMACの設定及び動作にマイクロプロセッサの処
理時間を一部占有されるという不都合が生じていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、マイクロプロセッサの処理能力の軽
減を図った情報転送回路装置を提供することを、その目
的とする。
を改善し、とくに、マイクロプロセッサの処理能力の軽
減を図った情報転送回路装置を提供することを、その目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数のI/
Oインターフェイスと、この各I/Oインターフェイス
との間で相互に情報転送を行うマイクロプロセッサとを
備えた情報転送回路において、各I/Oインターフェイ
スとマイクロプロセッサとの間にRAMメモリを設け、
このRAMメモリに書き込んだ情報と各I/Oインター
フェイスの変化情報との相互転送、又はRAMメモリに
書き込んだ情報とマイクロプロセッサ側の情報との相互
転送を、それぞれ許容する情報転送制御回路を装備し、
この情報転送制御回路は、前記RAMメモリを介して前
記マイクロプロセッサと前記各I/Oインターフェイス
との間で情報転送が競合した場合、前記各I/Oインタ
ーフェイスとの間の情報転送を優先せしめる優先転送制
御機能を備えている、という構成を採っている。これに
よって前述した目的を達成しようとするものである。
Oインターフェイスと、この各I/Oインターフェイス
との間で相互に情報転送を行うマイクロプロセッサとを
備えた情報転送回路において、各I/Oインターフェイ
スとマイクロプロセッサとの間にRAMメモリを設け、
このRAMメモリに書き込んだ情報と各I/Oインター
フェイスの変化情報との相互転送、又はRAMメモリに
書き込んだ情報とマイクロプロセッサ側の情報との相互
転送を、それぞれ許容する情報転送制御回路を装備し、
この情報転送制御回路は、前記RAMメモリを介して前
記マイクロプロセッサと前記各I/Oインターフェイス
との間で情報転送が競合した場合、前記各I/Oインタ
ーフェイスとの間の情報転送を優先せしめる優先転送制
御機能を備えている、という構成を採っている。これに
よって前述した目的を達成しようとするものである。
【0006】
【作用】マイクロプロセッサ1が情報転送制御回路8の
制御を経由してランダムアクセスメモリ10に書き込ん
だ情報を繰り返しI/Oインターフェイス3〜6に転送
する。また、逆にI/Oインターフェイス3〜6の変化
情報を繰り返しランダムアクセスメモリ10に転送し、
これによってマイクロプロセッサ1はその内容を読み出
すことができる。その結果、マイクロプロセッサ1の動
作を規定するプログラムは情報転送を意識することな
く、ランダムアクセスメモリへのアクセスで情報転送が
可能となり、このため、マイクロプロセッサ1の処理負
担が軽減される。
制御を経由してランダムアクセスメモリ10に書き込ん
だ情報を繰り返しI/Oインターフェイス3〜6に転送
する。また、逆にI/Oインターフェイス3〜6の変化
情報を繰り返しランダムアクセスメモリ10に転送し、
これによってマイクロプロセッサ1はその内容を読み出
すことができる。その結果、マイクロプロセッサ1の動
作を規定するプログラムは情報転送を意識することな
く、ランダムアクセスメモリへのアクセスで情報転送が
可能となり、このため、マイクロプロセッサ1の処理負
担が軽減される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図4に
基づいて説明する。この図1ないし図4に示す実施例
は、複数のI/Oインターフェイス3〜6と、この各I
/Oインターフェイス3〜6との間で相互に情報転送を
行うマイクロプロセッサ1とを備えている。各I/Oイ
ンターフェイス3〜6とマイクロプロセッサ1との間に
RAMメモリ10が設けられている。このRAMメモリ
10に書き込んだ情報と各I/Oインターフェイス3〜
6の変化情報との相互転送を,又RAMメモリ10に書
き込んだ情報とマイクロプロセッサ1側の情報との相互
転送をそれぞれ許容する情報転送制御回路8が装備され
ている。さらに、RAMメモリ10とマイクロプロセッ
サ1との間に、RAMメモリ10へのアドレス入力に際
しマイクロプロセッサ1側と情報転送制御回路8側とが
競合した場合に情報転送制御回路8からの指令に従って
何れか一方を選択するセレクタ9が装備されている。そ
して、情報転送制御回路8は、更に、RAMメモリ10
を介してマイクロプロセッサ1と各I/Oインターフェ
イス3〜6との間で情報転送が競合した場合、各I/O
インターフェイス3〜6との間の情報転送を優先せしめ
る優先転送制御機能を備えている。
基づいて説明する。この図1ないし図4に示す実施例
は、複数のI/Oインターフェイス3〜6と、この各I
/Oインターフェイス3〜6との間で相互に情報転送を
行うマイクロプロセッサ1とを備えている。各I/Oイ
ンターフェイス3〜6とマイクロプロセッサ1との間に
RAMメモリ10が設けられている。このRAMメモリ
10に書き込んだ情報と各I/Oインターフェイス3〜
6の変化情報との相互転送を,又RAMメモリ10に書
き込んだ情報とマイクロプロセッサ1側の情報との相互
転送をそれぞれ許容する情報転送制御回路8が装備され
ている。さらに、RAMメモリ10とマイクロプロセッ
サ1との間に、RAMメモリ10へのアドレス入力に際
しマイクロプロセッサ1側と情報転送制御回路8側とが
競合した場合に情報転送制御回路8からの指令に従って
何れか一方を選択するセレクタ9が装備されている。そ
して、情報転送制御回路8は、更に、RAMメモリ10
を介してマイクロプロセッサ1と各I/Oインターフェ
イス3〜6との間で情報転送が競合した場合、各I/O
インターフェイス3〜6との間の情報転送を優先せしめ
る優先転送制御機能を備えている。
【0008】これを更に詳述すると、図1は本発明の情
報転送回路の実施例のブロック図である。図1におい
て、マイクロプロセッサ1のデータバス(D0〜D7)
は双方向バッファ2を介してランダムアクセスメモリ1
0とI/Oインターフェイス3,4,5,6のデータ入
出力とに接続されている。マイクロプロセッサ1の多く
のアドレスバス(A0〜A14)はセレクタ9のA(A
0〜A14)入力に接続され、マイクロプロセッサ1の
一部のアドレスバス(A15)は情報転送制御回路8の
チップセレクト入力(CS)に接続され、また情報転送
制御回路8からのセレクト信号(CPU)とORゲート
7を介して双方向バッファ2のイネーブル入力(OE)
に接続されている。
報転送回路の実施例のブロック図である。図1におい
て、マイクロプロセッサ1のデータバス(D0〜D7)
は双方向バッファ2を介してランダムアクセスメモリ1
0とI/Oインターフェイス3,4,5,6のデータ入
出力とに接続されている。マイクロプロセッサ1の多く
のアドレスバス(A0〜A14)はセレクタ9のA(A
0〜A14)入力に接続され、マイクロプロセッサ1の
一部のアドレスバス(A15)は情報転送制御回路8の
チップセレクト入力(CS)に接続され、また情報転送
制御回路8からのセレクト信号(CPU)とORゲート
7を介して双方向バッファ2のイネーブル入力(OE)
に接続されている。
【0009】マイクロプロセッサ1のR/W信号は双方
向バッファ2の方向制御入力(DIR)に接続され、メ
モリリード信号(MER)とメモリライト信号(ME
W)は情報転送制御回路8のメモリリード信号入力(M
ER)とメモリライト信号入力(MEW)に接続され
る。情報転送制御回路8のアドレスバス(A0〜A1
4)はセレクタ9のB(B0〜B14)入力に接続され
ている。メモリリード信号出力(OE)とメモリライト
信号出力(WE)はランダムアクセスメモリ10のイネ
ーブル入力(OE)とライト信号入力(WE)に接続さ
れ、I/Oリード信号出力(IOR)とI/Oライト信
号出力(IOW)はI/Oインターフェイス3,4,
5,6のI/Oリード信号入力(IOR)とI/Oライ
ト信号入力(IOW)に接続されている。
向バッファ2の方向制御入力(DIR)に接続され、メ
モリリード信号(MER)とメモリライト信号(ME
W)は情報転送制御回路8のメモリリード信号入力(M
ER)とメモリライト信号入力(MEW)に接続され
る。情報転送制御回路8のアドレスバス(A0〜A1
4)はセレクタ9のB(B0〜B14)入力に接続され
ている。メモリリード信号出力(OE)とメモリライト
信号出力(WE)はランダムアクセスメモリ10のイネ
ーブル入力(OE)とライト信号入力(WE)に接続さ
れ、I/Oリード信号出力(IOR)とI/Oライト信
号出力(IOW)はI/Oインターフェイス3,4,
5,6のI/Oリード信号入力(IOR)とI/Oライ
ト信号入力(IOW)に接続されている。
【0010】更に、セレクト信号(CPU)は上述のO
Rゲート7の他にセレクタ9のセレクト入力(S)に接
続され、チップセレクト信号出力(CS0,CS1,C
S2,CS3)はI/Oインターフェイス3,4,5,
6の各々のチップセレクト信号入力(CS)に接続さ
れ、待機信号出力(READY)はマイクロプロセッサ
1の待機信号入力(READY)に接続されている。セ
レクタ9の出力(Y0〜Y14)はランダムアクセスメ
モリ10のアドレス入力(A0〜A14)に接続されて
いる。クッロク供給源11はマイクロプロセッサ1のク
ロック入力(CLK)及び情報転送制御回路8のクロッ
ク入力(8M)に接続されている。
Rゲート7の他にセレクタ9のセレクト入力(S)に接
続され、チップセレクト信号出力(CS0,CS1,C
S2,CS3)はI/Oインターフェイス3,4,5,
6の各々のチップセレクト信号入力(CS)に接続さ
れ、待機信号出力(READY)はマイクロプロセッサ
1の待機信号入力(READY)に接続されている。セ
レクタ9の出力(Y0〜Y14)はランダムアクセスメ
モリ10のアドレス入力(A0〜A14)に接続されて
いる。クッロク供給源11はマイクロプロセッサ1のク
ロック入力(CLK)及び情報転送制御回路8のクロッ
ク入力(8M)に接続されている。
【0011】図2は情報転送制御回路8の内部回路を示
したものである。図2においてバイナリカウンタ81は
クロック入力(8M)をインバータ80を介してCLK
に入力し、Q0出力はA14、Q1出力はCPU、Q2
出力はA12に、Q3出力はA13に対応し、Q4出力
〜Q15出力は順次A0〜A11に対応する。またバイ
ナリカウンタ81のQ2出力およびQ3出力はデコーダ
82の入力(A,B)に接続され、デコーダ82の出力
はチップセレクト信号出力(CS0,CS1,CS2,
CS3)となる。
したものである。図2においてバイナリカウンタ81は
クロック入力(8M)をインバータ80を介してCLK
に入力し、Q0出力はA14、Q1出力はCPU、Q2
出力はA12に、Q3出力はA13に対応し、Q4出力
〜Q15出力は順次A0〜A11に対応する。またバイ
ナリカウンタ81のQ2出力およびQ3出力はデコーダ
82の入力(A,B)に接続され、デコーダ82の出力
はチップセレクト信号出力(CS0,CS1,CS2,
CS3)となる。
【0012】チップセレクト入力(CS)はメモリリー
ド信号入力(MER)とメモリライト信号入力(ME
W)を入力したANDゲート96の出力信号とNORゲ
ート97に入力され、その出力はS−Rラッチ98のセ
ット入力及びインバータ93を介してDフリップフロッ
プ94のD入力とセット入力に接続される。バイナリカ
ウンタ81のQ0出力とQ1出力を入力したANDゲー
ト92の出力信号がDフリップフロップ94のC入力に
接続される。Dフリップフロップ94のQ出力はインバ
ータ95を介してS−Rラッチ98のリセット入力に接
続すると共に、S−Rラッチ98のQ出力とNANDゲ
ート99入力され、その出力はREADYとなる。
ド信号入力(MER)とメモリライト信号入力(ME
W)を入力したANDゲート96の出力信号とNORゲ
ート97に入力され、その出力はS−Rラッチ98のセ
ット入力及びインバータ93を介してDフリップフロッ
プ94のD入力とセット入力に接続される。バイナリカ
ウンタ81のQ0出力とQ1出力を入力したANDゲー
ト92の出力信号がDフリップフロップ94のC入力に
接続される。Dフリップフロップ94のQ出力はインバ
ータ95を介してS−Rラッチ98のリセット入力に接
続すると共に、S−Rラッチ98のQ出力とNANDゲ
ート99入力され、その出力はREADYとなる。
【0013】ANDゲート92の出力とインバータ80
の出力を入力したNANDゲート86の出力信号がIO
Wとなる。バイナリカウンタ81のQ0出力をインバー
タ84を介した信号とQ1出力を入力したNANDゲー
ト85の出力がIORとなり、Q1出力とメモリライト
信号入力(MEW)を入力したORゲート87の出力と
NANDゲート85を入力したANDゲート88の出力
がWEとなり、Q1出力とメモリリード信号入力(ME
R)を入力したORゲート89の出力とQ2出力をイン
バータ90を介した信号を入力したANDゲート91の
出力がOEとなる。
の出力を入力したNANDゲート86の出力信号がIO
Wとなる。バイナリカウンタ81のQ0出力をインバー
タ84を介した信号とQ1出力を入力したNANDゲー
ト85の出力がIORとなり、Q1出力とメモリライト
信号入力(MEW)を入力したORゲート87の出力と
NANDゲート85を入力したANDゲート88の出力
がWEとなり、Q1出力とメモリリード信号入力(ME
R)を入力したORゲート89の出力とQ2出力をイン
バータ90を介した信号を入力したANDゲート91の
出力がOEとなる。
【0014】次に動作について発明する。本実施例では
ランダムアクセスメモリ10のメモリマップは図4とな
り、0000番地〜3FFF番地がランダムアクセスメ
モリからI/Oインターフェイス3,4,5,6へ情報
転送するエリアで、4000番地〜7FFF番地がI/
Oインターフェイス3,4,5,6からランダムアクセ
スメモリへ情報転送するエリアとなる。マイクロプロセ
ッサ1がランダムアクセスメモリ10の0000番地〜
3FFF番地へ情報を書き込むと、8[mS]周期で繰
り返しランダムアクセスメモリ10の内容をI/Oイン
ターフェイス3,4,5,6に転送し、逆にI/Oイン
ターフェイス3,4,5,6の変化情報は8[mS]周
期で繰り返しランダムアクセスメモリ10へ転送され、
マイクロプロセッサ1はその内容を読み出すことができ
る。
ランダムアクセスメモリ10のメモリマップは図4とな
り、0000番地〜3FFF番地がランダムアクセスメ
モリからI/Oインターフェイス3,4,5,6へ情報
転送するエリアで、4000番地〜7FFF番地がI/
Oインターフェイス3,4,5,6からランダムアクセ
スメモリへ情報転送するエリアとなる。マイクロプロセ
ッサ1がランダムアクセスメモリ10の0000番地〜
3FFF番地へ情報を書き込むと、8[mS]周期で繰
り返しランダムアクセスメモリ10の内容をI/Oイン
ターフェイス3,4,5,6に転送し、逆にI/Oイン
ターフェイス3,4,5,6の変化情報は8[mS]周
期で繰り返しランダムアクセスメモリ10へ転送され、
マイクロプロセッサ1はその内容を読み出すことができ
る。
【0015】もしマイクロプロセッサ1のランダムアク
セスメモリ10へのリード/ライトアクセスが、ランダ
ムアクセスメモリ10とI/Oインターフェイス3,
4,5,6との間の情報転送と競合したときには、図3
のタイミングチャートで示すように、バイナリカウンタ
81のQ1出力が“L”のときはマイクロプロセッサ1
がアクセスする時間で、“H”のときは情報転送する時
間として割当し、マイクロプロセッサ1のアクセスが割
当時間内で終了しないときには情報転送制御回路8がR
EADY信号を“L”にすることによりマイクロプロセ
ッサ1を待ち合わさせる。
セスメモリ10へのリード/ライトアクセスが、ランダ
ムアクセスメモリ10とI/Oインターフェイス3,
4,5,6との間の情報転送と競合したときには、図3
のタイミングチャートで示すように、バイナリカウンタ
81のQ1出力が“L”のときはマイクロプロセッサ1
がアクセスする時間で、“H”のときは情報転送する時
間として割当し、マイクロプロセッサ1のアクセスが割
当時間内で終了しないときには情報転送制御回路8がR
EADY信号を“L”にすることによりマイクロプロセ
ッサ1を待ち合わさせる。
【0016】このREADY信号はマイクロプロセッサ
1からのアクセスが始まった時点で“L”となり、割当
時間部分でアクセスが終了するように情報転送する時間
部分の中点で“H”となる。さらにバイナリカウンタ8
1のQ0出力が“L”のときと“H”のときで情報転送
する時間部分はメモリライトする割当時間とメモリリー
ドする割当時間に分割される。情報転送制御回路8が出
力するランダムアクセスメモリ10へのイネーブル信号
(OE)はマイクロプロセッサ1からのメモリリード信
号入力(MER)と情報転送する時間部分との論理和で
あり、ライト信号(WE)はマイクロプロセッサ1から
のメモリライト信号入力(MEW)と情報転送する時間
部分のメモリライトする割当時間の論理和となる。
1からのアクセスが始まった時点で“L”となり、割当
時間部分でアクセスが終了するように情報転送する時間
部分の中点で“H”となる。さらにバイナリカウンタ8
1のQ0出力が“L”のときと“H”のときで情報転送
する時間部分はメモリライトする割当時間とメモリリー
ドする割当時間に分割される。情報転送制御回路8が出
力するランダムアクセスメモリ10へのイネーブル信号
(OE)はマイクロプロセッサ1からのメモリリード信
号入力(MER)と情報転送する時間部分との論理和で
あり、ライト信号(WE)はマイクロプロセッサ1から
のメモリライト信号入力(MEW)と情報転送する時間
部分のメモリライトする割当時間の論理和となる。
【0017】また、情報転送制御回路8が出力するI/
Oインターフェイス3,4,5,6へのI/Oリード信
号出力(IOR)は情報転送する時間部分のメモリライ
トする割当時間と同じであり、I/Oライト信号出力
(IOW)はメモリリードする割当時間の前半部分がパ
ルスとして出力される。
Oインターフェイス3,4,5,6へのI/Oリード信
号出力(IOR)は情報転送する時間部分のメモリライ
トする割当時間と同じであり、I/Oライト信号出力
(IOW)はメモリリードする割当時間の前半部分がパ
ルスとして出力される。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、割
り込みを行ったりDMACを採用することなく情報転送
回路が実現可能となり、マイクロプロセッサの処理能力
を有効に活用することができ、また、マイクロプロセッ
サのプログラムはメモリのアクセスのみで情報転送のた
めの処理を一切行う必要がないため、プログラムの構造
を簡単にできるという従来にない優れた情報転送回路装
置そ提供することができる。
り込みを行ったりDMACを採用することなく情報転送
回路が実現可能となり、マイクロプロセッサの処理能力
を有効に活用することができ、また、マイクロプロセッ
サのプログラムはメモリのアクセスのみで情報転送のた
めの処理を一切行う必要がないため、プログラムの構造
を簡単にできるという従来にない優れた情報転送回路装
置そ提供することができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における情報転送制御回路の具体例を示す
回路図である。
回路図である。
【図3】図2の動作を示すタイミングチャートである。
【図4】図1内に開示したランダムアクセスメモリのメ
モリマップを示す説明図である。
モリマップを示す説明図である。
1 マイクロプロセッサ 2 双方向バッファ 3,4,5,6 I/Oインターフェイス 7 ORゲート 8 情報転送制御回路 9 セレクタ 10 ランダムアクセスメモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のI/Oインターフェイスと、この
各I/Oインターフェイスとの間で相互に情報転送を行
うマイクロプロセッサとを備えた情報転送回路におい
て、 前記各I/Oインターフェイスとマイクロプロセッサと
の間にRAMメモリを設け、 このRAMメモリに書き込んだ情報と前記各I/Oイン
ターフェイスの変化情報との相互転送、又は前記RAM
メモリに書き込んだ情報と前記マイクロプロセッサ側の
情報との相互転送を、それぞれ許容する情報転送制御回
路を装備し、 この情報転送制御回路は、前記RAMメモリを介して前
記マイクロプロセッサと前記各I/Oインターフェイス
との間で情報転送が競合した場合、前記各I/Oインタ
ーフェイスとの間の情報転送を優先せしめる優先転送制
御機能を備えている、 ことを特徴とする情報転送回路装置。 - 【請求項2】 複数のI/Oインターフェイスと、この
各I/Oインターフェイスとの間で相互に情報転送を行
うマイクロプロセッサとを備えた情報転送回路におい
て、 前記各I/Oインターフェイスとマイクロプロセッサと
の間にRAMメモリを設け、 このRAMメモリに書き込んだ情報と前記各I/Oイン
ターフェイスの変化情報との相互転送、又は前記RAM
メモリに書き込んだ情報と前記マイクロプロセッサ側の
情報との相互転送を、それぞれ許容する情報転送制御回
路を装備し、 前記RAMメモリとマイクロプロセッサとの間に、前記
RAMメモリへのアドレス入力に際し前記マイクロプロ
セッサ側と情報転送制御回路側とが競合した場合に前記
情報転送制御回路からの指令に従って何れか一方を選択
するセレクタを装備し、前記情報転送制御回路は、前記RAMメモリを介して前
記マイクロプロセッサ と前記各I/Oインターフェイス
との間で情報転送が競合した場合、前記各I/Oインタ
ーフェイスとの間の情報転送を優先せしめる優先転送制
御機能を備えている、 ことを特徴とする情報転送回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6968292A JP2845015B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 情報転送回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6968292A JP2845015B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 情報転送回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05233536A JPH05233536A (ja) | 1993-09-10 |
JP2845015B2 true JP2845015B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=13409884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6968292A Expired - Lifetime JP2845015B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 情報転送回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2845015B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP6968292A patent/JP2845015B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05233536A (ja) | 1993-09-10 |
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