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JP2841965B2 - 車両用ディーゼル機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

車両用ディーゼル機関の燃料噴射制御装置

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Publication number
JP2841965B2
JP2841965B2 JP3252366A JP25236691A JP2841965B2 JP 2841965 B2 JP2841965 B2 JP 2841965B2 JP 3252366 A JP3252366 A JP 3252366A JP 25236691 A JP25236691 A JP 25236691A JP 2841965 B2 JP2841965 B2 JP 2841965B2
Authority
JP
Japan
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injection amount
fuel injection
fuel
correction
diesel engine
Prior art date
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Application number
JP3252366A
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JPH0586929A (ja
Inventor
嘉康 伊藤
耕造 藤田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP3252366A priority Critical patent/JP2841965B2/ja
Publication of JPH0586929A publication Critical patent/JPH0586929A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2841965B2 publication Critical patent/JP2841965B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載されるディ
ーゼル機関の燃料噴射制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ディーゼル機関の燃料噴射制
御については種々提案されており、例えば特開昭60−
156950号公報では、加速時に燃料噴射量が急変し
て加速ショックが生ずるのを防止するために、加速時に
ディーゼル機関の運転状態から求められる燃料噴射量を
徐々に増量させる「なまし制御」を行うことが開示され
ている。また、特開平1−271626号公報では、減
速ショックを防止するために、減速時に燃料噴射量を徐
々に減量させる「なまし制御」を行うことが開示されて
いる。
【0003】そして、このような燃料噴射制御装置を備
えた車両用ディーゼルエンジンにおいてトラクションコ
ントロール(TRC)を行うことが考えられる。このT
RCは、雪道、凍結路等の滑りやすい路面において、発
進時や加速時に駆動輪がスリップ(以下、加速スリップ
という)するのを防止するための技術である。詳しく
は、駆動輪の加速スリップが発生すると、TRC側の制
御装置からエンジン側の制御装置に対し、実際のアクセ
ル開度信号よりも小さな疑似アクセル開度信号が出力さ
れ、この疑似アクセル開度信号に応じてエンジン側の制
御装置による燃料噴射量が減量補正される。これによ
り、エンジンの出力トルクが制御されて駆動輪の回転が
抑制され、加速スリップが抑制される。但し、トラクシ
ョン制御によってエンジン出力トルクが抑制されるのみ
では、必要なときに必要な車両加速が得られなくなるた
め、TRCには、加速スリップが生じない範囲内で可及
的速やかに、例えばアクセルペダルの踏み込みに応じて
エンジン出力を増大させるような制御も含まれる(例え
ば特開平2−27124号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記TRCでは、駆動
輪の加速スリップ状態に応じて燃料噴射量が減量補正さ
れる。ここで、加速スリップ量が小あるいは零になる
と、前記減量補正は必要なくなり必要としている加速を
得るため、前記減量補正は減少され燃料噴射量は増加す
る。このときには、車両の加速感を得るために出力トル
クを直ちに立上がらせることが要求される。ところが、
前記従来技術ではこの噴射量の増加時にも加速側のなま
し制御が実行されてしまう。このため、出力トルクがゆ
っくりとしか立上がらず、駆動輪の回転速度の上昇が遅
くなって車両加速性に影響を及ぼす。
【0005】また、この際には、燃料噴射量が増加し加
速されているべきにもかかわらず、その増加は徐々にし
か行われないため、TRC側の制御装置はさらに疑似ア
クセル開度を増量する。さらに、運転者は失速感を感じ
てアクセルペダルを余分に踏み込み、実アクセル開度も
大となる。これにより、噴射量の増量が過大に行われ、
出力トルクが過大になり、スリップ終了後に第2のスリ
ップが発生するおそれがある。
【0006】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、加速スリップ抑制後の噴射量増
加時に、噴射なまし制御が継続することによってエンジ
ン出力トルクの立ち上がりが遅いという事態を解消して
運転者の加速要求を充足させるとともに、加速スリップ
が一旦抑制された後に第2のスリップが発生するのを未
然に防止することが可能な車両用ディーゼル機関の燃料
噴射制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、図1に示すように、車両に搭載されるディ
ーゼル機関M1に燃料噴射を行う燃料噴射手段M2と、
前記ディーゼル機関M1の運転状態を検出する運転状態
検出手段M3と、前記運転状態検出手段M3の検出結果
に基づき燃料噴射量を算出する噴射量算出手段M4と、
前記噴射量算出手段M4によって算出された燃料噴射量
が変化したとき、その変化前の燃料噴射量から徐々に変
化後の燃料噴射量に近づけるべく実際の燃料噴射量を補
正する噴射量補正手段M5と、前記車両の駆動輪の加速
スリップを抑制するという目的のもとで、前記噴射量算
出手段M4によって算出された燃料噴射量を加速スリッ
プ状態に応じて減量又は増量補正して燃料噴射手段M2
からの噴射量を減少又は増加させる加速スリップ用補正
手段M6と、前記加速スリップ用補正手段M6の作動に
よる噴射量増加時には、前記噴射量補正手段M5の補正
動作を禁止する補正禁止手段M7とを備えている。
【0008】
【作用】ディーゼル機関M1の運転中には、その運転状
態が運転状態検出手段M3によって検出され、その検出
結果に基づき噴射量算出手段M4が燃料噴射量を算出す
る。そして、この噴射量算出手段M4による燃料噴射量
が変化したとき、噴射量補正手段M5はその変化前の燃
料噴射量を補正し、変化前の燃料噴射量から実際の燃料
噴射量を徐々に変化後の燃料噴射量に近づける。これに
より、燃料噴射量の急変が抑えられる。
【0009】また、雪道、凍結路等の滑りやすい路面に
おいて、発進時や加速時に車両の駆動輪の加速スリップ
が発生すると、加速スリップ用補正手段M6は前記噴射
量算出手段M4による燃料噴射量を加速スリップ状態に
応じて減量補正して燃料噴射手段M2からの噴射量を減
量させる。加速スリップ量が減少し、前記減量補正量が
減少する際、すなわち、加速スリップ用補正手段M6の
作動時における燃料噴射量増加時には、補正禁止手段M
7が前記噴射量補正手段M5の補正動作を禁止し、加速
スリップ用補正手段M6と噴射量補正手段M5の両方が
作動しないようにする。従って、この噴射量増加時に
は、噴射量は直ちに増加する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基いて詳細に説明する。図2は本実施例の燃料噴射制御
装置を備えた車両用ディーゼルエンジン(ディーゼル機
関)2の概略構成を示す図であり、図3はそのディーゼ
ルエンジン2に燃料噴射を行う燃料噴射手段としての分
配型燃料噴射ポンプ1を示す断面図である。図2に示す
ように燃料噴射ポンプ1は、ディーゼルエンジン2のク
ランク軸40にベルト等を介して駆動連結されたドライ
ブプーリ3を備えている。そして、ドライブプーリ3の
回転によって燃料噴射ポンプ1が駆動され、ディーゼル
エンジン2の気筒毎に設けられた燃料噴射ノズル4に燃
料が圧送されて燃料噴射を行う。
【0011】図3に示すように、ドライブプーリ3には
ドライブシャフト5が連結されている。ドライブシャフ
ト5には、べーン式ポンプよりなる燃料フィードポンプ
(図では90度展開されている)6と、外周面に複数の
突起を有する円板状のパルサ7とが取付けられている。
ドライブシャフト5の基端部(図の右端部)は、図示し
ないカップリングを介してカムプレート8に接続されて
いる。前記パルサ7とカムプレート8との間にはローラ
リング9が介在され、そのローラリング9にはカムプレ
ート8のカムフェイス8aに対向する複数のカムローラ
10が取付けられている。そして、カムプレート8はス
プリング11によって常にカムローラ10に付勢係合さ
れている。
【0012】カムプレート8には燃料加圧用のプランジ
ャ12が一体回転可能に取付けられており、前記ドライ
ブシャフト5の回転力がカップリングを介してカムプレ
ート8に伝達されることにより、同カムプレート8及び
プランジャ12が回転しながら図中左右方向へ往復駆動
される。プランジャ12はポンプハウジング13に形成
されたシリンダ14に嵌挿されており、これらのプラン
ジャ12の先端面(図の右端面)とシリンダ14の内底
面との間が高圧室15となっている。プランジャ12の
先端側外周には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数
の吸入溝16及び分配ポート17が形成されている。ま
た、吸入溝16及び分配ポート17に対応して、ポンプ
ハウジング13には分配通路18及び吸入ポート19が
形成されている。
【0013】そして、ドライブシャフト5の回転に基づ
き燃料フィードポンプ6が駆動されると、図示しない燃
料タンクからの燃料が燃料供給ポート20を介して燃料
室21内へ供給される。また、プランジャ12が図中左
方向へ移動(復動)して高圧室15が減圧される吸入行
程においては、吸入溝16の一つが吸入ポート19と連
通して、燃料室21から高圧室15へ燃料が導入され
る。一方、プランジャ12が図中右方向へ移動(往動)
して高圧室15が加圧される圧縮行程においては、分配
通路18から各気筒毎の燃料噴射ノズル4へ燃料が圧送
されて噴射される。
【0014】ポンプハウジング13には、高圧室15と
燃料室21とを連通させる燃料溢流用のスピル通路22
が形成され、その途中には電磁スピル弁23が設けられ
ている。電磁スピル弁23は常開型の弁であり、コイル
24が無通電(オフ)の状態では、弁体25が開放され
て高圧室15内の燃料が燃料室21へ溢流される。ま
た、コイル24が通電(オン)されることにより、弁体
25が閉鎖されて高圧室15から燃料室21への燃料の
溢流が止められる。
【0015】従って、電磁スピル弁23の通電時間を制
御することにより、同電磁スピル弁23が閉弁・開弁制
御され、高圧室15から燃料室21への燃料の溢流量が
調整される。そして、プランジャ12の圧縮行程中に電
磁スピル弁23を開弁させることにより、高圧室15内
における燃料が減圧されて、燃料噴射ノズル4からの燃
料噴射が停止される。つまり、プランジャ12が往動し
ても、電磁スピル弁23が開弁している間は高圧室15
内の燃料圧力が上昇せず、燃料噴射ノズル4からの燃料
噴射が行われない。また、プランジャ12の往動中に、
電磁スピル弁23の閉弁・開弁の時期を制御することに
より、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射量が制御され
る。
【0016】ポンプハウジング13の下側には、燃料噴
射時期制御用のタイマ装置(図では90度展開されてい
る)26が設けられている。タイマ装置26は、ドライ
ブシャフト5の回転方向に対するローラリング9の位置
を制御することにより、カムフェイス8aがカムローラ
10に係合する時期、すなわちカムプレート8及びプラ
ンジャ12の往復動タイミングを制御するものである。
【0017】このタイマ装置26は油圧によって作動さ
れるものであり、タイマハウジング27と、同タイマハ
ウジング27内に嵌装されたタイマピストン28と、同
じくタイマハウジング27内一側の低圧室29にてタイ
マピストン28を他側の加圧室30へ押圧付勢するタイ
マスプリング31等とから構成されている。そして、タ
イマピストン28はスライドピン32を介して前記ロー
ラリング9に接続されている。
【0018】タイマハウジング27の加圧室30には、
燃料フィードポンプ6により加圧された燃料が導入され
るようになっている。そして、その燃料圧力とタイマス
プリング31の付勢力との釣り合い関係によってタイマ
ピストン28の位置が決定される。これによりローラリ
ング9の位置が決定され、カムプレート8を介してプラ
ンジャ12の往復動タイミングが決定される。
【0019】タイマ装置26の燃料圧力を制御するため
に、加圧室30と低圧室29とを繋ぐ連通路34にはタ
イミングコントロールバルブ33が設けられている。タ
イミングコントロールバルブ33は、デューティ制御さ
れた通電信号によって開閉制御される電磁弁であり、同
タイミングコントロールバルブ33の開閉制御によって
加圧室30内の燃料圧力が調整される。そして、その燃
料圧力調整によってプランジャ12のリフトタイミング
が制御され、各燃料噴射ノズル4からの燃料噴射時期が
調整される。
【0020】なお、前記ローラリング9の上部には、電
磁ピックアップコイルよりなる回転数センサ35がパル
サ7の外周面に対向して取付けられている。この回転数
センサ35はパルサ7の突起等が横切る際に、それらの
通過を検出してエンジン回転数に相当するタイミング信
号(エンジン回転パルス)を出力する。また、この回転
数センサ35は前記ローラリング9と一体であるため、
タイマ装置26の制御動作に関わりなく、プランジャリ
フトに対して一定のタイミングで基準となるタイミング
信号を出力する。
【0021】次に、ディーゼルエンジン2について説明
する。図2に示すように、このディーゼルエンジン2で
はシリンダ41、ピストン42及びシリンダヘッド43
によって各気筒毎に主燃焼室44が形成され、各主燃焼
室44に副燃焼室45が連設されている。そして、各副
燃焼室45に各燃料噴射ノズル4から噴射される燃料が
供給される。また、各副燃焼室45には、始動補助装置
としての周知のグロープラグ46がそれぞれ取付けられ
ている。
【0022】ディーゼルエンジン2には、吸気管47及
び排気管50がそれぞれ接続されている。吸気管47に
はターボチャージャ48のコンプレッサ49が配設さ
れ、排気管50にはターボチャージャ48のタービン5
1が配設されている。また、排気管50には過給圧を調
節するウェイストゲートバルブ52が取付けられてい
る。
【0023】前記排気管50及び吸気管47は還流管5
4によって連通状態で連結されており、同排気管50内
の排気の一部が吸気管47へ還流可能となっている。還
流管54の途中には、排気の還流量(EGR量)を調節
するためのEGRバルブ55が設けられている。このE
GRバルブ55のダイヤフラム室に印加される負圧は、
バキュームスイッチングバルブ(VSV)56によって
制御される。
【0024】さらに、前記吸気管47の途中には、運転
席に配設されたアクセルペダル57と連動して開閉され
るスロットルバルブ58が設けられている。また、その
スロットルバルブ58に平行してバイパス路59が形成
され、同バイパス路59にバイパス絞り弁60が開閉可
能に設けられている。バイパス絞り弁60はアクチュエ
ータ63によって開閉制御される。アクチュエータ63
には、図示しない負圧ポンプで発生した負圧が、二つの
VSV61,62を介して供給される。
【0025】そして、前記電磁スピル弁23、タイミン
グコントロールバルブ33、グロープラグ46及び各V
SV56,61,62は、エンジン電子制御装置(以下
単に「エンジンECU」という)71にそれぞれ電気的
に接続され、それらの駆動タイミングが同エンジンEC
U71によって制御される。
【0026】前記ディーゼルエンジン2の運転状態及び
同ディーゼルエンジン2を搭載した車両の走行状態を検
出するセンサとしては、前記回転数センサ35に加えて
以下のセンサが設けられている。エアクリーナ64を介
して吸気管47に吸入される空気の吸気温度を検出する
吸気温センサ72、スロットルバルブ58の開閉位置か
らディーゼルエンジン2の負荷に相当するアクセル開度
ACCPを検出するアクセル開度センサ73、吸入ポー
ト53内の吸気圧力PiMを検出する吸気圧センサ7
4、ディーゼルエンジン2の冷却水温THWを検出する
水温センサ75、ディーゼルエンジン2のクランク軸4
0の回転基準位置、例えば特定気筒の上死点に対するク
ランク軸40の回転位置を検出するクランク角センサ7
6、車軸に設けられたマグネット77aによりリードス
イッチ77bをオン・オフさせて車両速度(車速)を検
出する車速センサ77が設けられている。
【0027】前記エンジンECU71には、上述した各
センサ35,72〜77がそれぞれ接続されている。そ
して、エンジンECU71は各センサ35,72〜77
から出力される信号に基づいて、電磁スピル弁23、タ
イミングコントロールバルブ33、グロープラグ46及
びVSV56,61,62等を好適に制御する。
【0028】さらに、本実施例ではエンジンECU71
に加えてトラクションコントロール(TRC)ECU7
8が設けられている。TRCECU78は、雪路、凍結
路等の滑りやすい路面において、車両の発進時や加速走
行時に駆動輪が加速スリップして駆動力が低下するのを
抑制し、車両の姿勢を安定させるとともに、加速中の操
縦性、路面状態に応じた最適な駆動力を確保するための
ものであり、燃料噴射量を補正してディーゼルエンジン
2の出力トルクを制御する。そのために、TRCECU
78はエンジンECU71との間で信号の通信を行う。
すなわち、エンジンECU71からTRCECU78へ
はエンジン回転数信号、アクセル開度信号及びTRC禁
止信号が出力され、TRCECU78からエンジンEC
U71へはTRC実行中信号及びTRC要求量(疑似ア
クセル開度ACTRC)信号が出力される。
【0029】TRC実行中信号は加速スリップが検出さ
れたときに出力される。この加速スリップの検出は、例
えば、駆動輪の回転速度と車両の走行速度とを検出し、
その差が所定値以上となったときに加速スリップとした
り、車両の走行速度に基づき車両加速時の駆動輪のスリ
ップ率が最大となる目標速度を設定し、駆動輪の回転速
度がその目標速度を越えたときに加速スリップとしたり
することにより行われる。
【0030】次に、前述したエンジンECU71の構成
について、図4のブロック図に従って説明する。エンジ
ンECU71は、噴射量算出手段、噴射量補正手段、加
速スリップ用補正手段及び補正禁止手段を構成する中央
処理装置(CPU)79、所定の制御プログラム及びマ
ップ等を予め記憶した読み出し専用メモリ(ROM)8
0、CPU79の演算結果等を一時記憶するランダムア
クセスメモリ(RAM)81、予め記憶されたデータを
保存するバックアップRAM82、入力ポート83及び
出力ポート84をバス85によって接続した論理演算回
路として構成されている。
【0031】入力ポート83には、前記吸気温センサ7
2、アクセル開度センサ73、吸気圧センサ74及び水
温センサ75が、バッファ86,87,88,89、マ
ルチプレクサ93及びA/D変換器94を介して接続さ
れている。また、入力ポート83には、前記回転数セン
サ35、クランク角センサ76及び車速センサ77が、
波形整形回路95を介して接続されている。そして、C
PU79は入力ポート83を介して入力される各センサ
35,72〜77等の検出信号を入力値として読み込
む。また、出力ポート84には駆動回路96,97,9
8,99,100,101を介して電磁スピル弁23、
タイミングコントロールバルブ33、グロープラグ46
及びVSV56,61,62等が接続されている。
【0032】そして、CPU79は各センサ35,72
〜77から読み込んだ入力値に基づき、電磁スピル弁2
3、タイミングコントロールバルブ33、グロープラグ
46及びVSV56,61,62等を好適に制御する。
さらに、エンジンECU71は入力ポート83及び出力
ポート84を通じ、TRCECU78との間で、各セン
サ35,73の検出値、TRC禁止信号、TRC実行中
信号及びTRC要求量(疑似アクセル開度)信号等の信
号の通信を行う。
【0033】次に、前記のように構成された本実施例の
作用及び効果について説明する。図5,図6のフローチ
ャートはCPU79により実行される各処理のうち、燃
料噴射ポンプ1における燃料噴射制御のためのメインル
ーチンを示しており、所定のエンジン回転パルス割り込
み後に実行される。
【0034】処理が図5のルーチンへ移行すると、CP
U79はまずステップ101で、回転数センサ35、ア
クセル開度センサ73及び吸気圧センサ74からの各検
出値に基づき、エンジン回転数NE、アクセル開度AC
CP及び吸気圧力PiMをそれぞれ読み込む。また、T
RCECU78からのTRC実行中信号及びTRC要求
量(疑似アクセル開度ACTRC)信号等を読み込む。
【0035】次に、CPU79はステップ102で、T
RCECU78からTRC実行中信号を受けているか否
かを判定する。TRC実行中の場合、CPU79はステ
ップ103において、前記ステップ101でのアクセル
開度ACCPが疑似アクセル開度ACTRCよりも小さ
いか否かを判定する。CPU79は、アクセル開度AC
CPが疑似アクセル開度ACTRC以上である(ACC
P≧ACTRC)場合、ステップ104において小さい
方である疑似アクセル開度ACTRCをアクセル開度A
CCPとして設定し、ステップ105へ移行する。
【0036】前記ステップ102においてTRC実行中
でない場合、あるいは、ステップ103においてアクセ
ル開度ACCPが疑似アクセル開度ACTRCよりも小
さい(ACCP<ACTRC)場合には、そのままステ
ップ105へ移行する。つまり、ステップ103,10
4の処理では、アクセル開度ACCPと疑似アクセル開
度ACTRCとのうち小さい方を選択し、これを以後の
処理で用いるためのアクセル開度ACCPとする。
【0037】ステップ105において、CPU79はス
テップ101で読み込んだエンジン回転数NE、アクセ
ル開度ACCP等に基づき燃料の基本噴射量QBASE
を算出する。すなわち、この基本噴射量QBASEの算
出は、エンジン回転数NE及びアクセル開度ACCPを
パラメータとする図示しない予め定められたマップを参
照して行われる。また、この基本噴射量QBASEに対
し、必要に応じて冷却水温THW、アクセル開度ACC
P及びエンジン回転数NE等の各値に基づき、低温始動
増量補正、急減速時増量補正等が行われる。さらに、C
PU79はステップ106で、前記エンジン回転数N
E、吸気圧力PiM等により、今回の制御周期における
最大噴射量QFULLを算出する。
【0038】次に、CPU79はステップ107におい
て、ステップ105での基本噴射量QBASEが前回の
制御周期における最終噴射量QFIN0よりも小さいか
否かを判定する。すなわち、今回演算された基本噴射量
QBASEが前回の最終噴射量QFIN0よりも減少し
ているか否かを判定する。そして、CPU79は、今回
の基本噴射量QBASEが前回の最終噴射量QFIN0
以上である(QBASE≧QFIN0)と、燃料噴射量
が増量されて加速中であると判断してステップ108へ
移行する。
【0039】ステップ108でCPU79はTRC実行
中であるか否かを判定する。TRC実行中でない場合、
CPU79はステップ109において、基本噴射量QB
ASEが前回の最終噴射量QFIN0に所定の増量値α
を加算した結果よりも小さいか否かを判定する。つま
り、前回の最終噴射量QFIN0に対する今回の基本噴
射量QBASEの増加分が増量値αよりも大きいか否か
を判定する。そして、今回の基本噴射量QBASEの増
加分が増量値αよりも大きい(QBASE≧QFIN0
+α)場合、CPU79はステップ110において、前
回の最終噴射量QFIN0に増量値αを加算した結果
(QFIN0+α)を最終基本噴射量QBASE1とし
て設定し、ステップ117へ移行する。
【0040】また、前記ステップ108でTRC実行中
の場合、あるいは、ステップ109において基本噴射量
QBASEが前回の最終噴射量QFIN0に増量値αを
加算した結果よりも小さい(QBASE<QFIN0+
α)場合、CPU79はステップ111で基本噴射量Q
BASEをそのまま最終基本噴射量QBASE1として
設定し、ステップ117へ移行する。
【0041】前記ステップ107において、CPU79
は今回の基本噴射量QBASEが前回の最終噴射量QF
IN0よりも小さい(QBASE<QFIN0)と、燃
料噴射量が減量されて車両が減速中であると判断してス
テップ112へ移行する。ステップ112でCPU79
はTRC実行中であるか否かを判定し、TRC実行中で
ない場合、ステップ113において、基本噴射量QBA
SEが前回の最終噴射量QFIN0から所定の減量値β
を減算した結果よりも大きいか否かを判定する。つま
り、前回の最終噴射量QFIN0に対する今回の基本噴
射量QBASEの減少分が減量値βよりも大きいか否か
を判断する。そして、今回の基本噴射量QBASEの減
少分が減量値βよりも大きい(QBASE≦QFIN0
−β)場合には、ステップ114において、前回の最終
噴射量QFIN0から減量値βを減算した結果(QFI
N0−β)を最終基本噴射量QBASE1として設定
し、ステップ117へ移行する。
【0042】また、CPU79は前記ステップ112に
おいてTRC実行中であると判定すると、ステップ11
5で、基本噴射量QBASEが前回の最終噴射量QFI
N0から所定の減量値γを減算した結果よりも大きいか
否かを判断する。つまり、前回の最終噴射量QFIN0
に対する今回の基本噴射量QBASEの減少分が減量値
γよりも大きいか否かを判定する。この減量値γは図7
で示すように前記減量値βよりも大きな値に設定されて
いる。そして、今回の基本噴射量QBASEの減少分が
減量値γよりも大きい(QBASE≦QFIN0−γ)
場合には、ステップ116において、前回の最終噴射量
QFIN0から減量値γを減算した結果(QFIN0−
γ)を最終基本噴射量QBASE1として設定し、ステ
ップ117へ移行する。
【0043】CPU79は前記ステップ113におい
て、基本噴射量QBASEが前回の最終噴射量QFIN
0から所定の減量値βを減算した結果よりも大きい(Q
BASE>QFIN0−β)場合、あるいは、ステップ
115において、基本噴射量QBASEが前回の最終噴
射量QFIN0から所定の減量値γを減算した結果より
も大きい(QBASE>QFIN0−γ)場合、ともに
ステップ111へ移行し、基本噴射量QBASEをその
まま最終基本噴射量QBASE1として設定し、ステッ
プ117へ移行する。
【0044】つまり、ステップ107からステップ11
6の処理では、車両加速中であってTRCが行われてい
ない場合、及び車両の減速中の場合には、前回の制御周
期における最終噴射量QFIN0と今回求められた基本
噴射量QBASEとの大小関係から、加減速時の加速シ
ョック又は減速ショックを抑えるために、その基本噴射
量QBASEを徐々に増量補正又は減量補正して最終基
本噴射量QBASE1とする、いわゆる「なまし制御」
を行う。これに対して、車両加速中であってTRCが行
われている場合には、その基本噴射量QBASEをその
まま最終基本噴射量QBASE1として、噴射量の「な
まし制御」を禁止する。
【0045】また、噴射量増量時の減量値β,γをTR
C実行の有無に応じて異ならせたのは、TRCを行って
いない場合に減量値を大きな値にすると車両の減速ショ
ックが発生し、TRCを行っている場合に減量値を小さ
な値にするとTRCの制御性が悪化するからである。こ
のため、TRCを行っていない場合には小さな減量値β
とし、TRC実行中には減速感が生じない程度に大きな
減量値γとしている。
【0046】そして、CPU79はステップ117へ移
行すると、先に設定した最終基本噴射量QBASE1
が、前記ステップ106での最大噴射量QFULLより
も小さいか否かを判定する。最終基本噴射量QBASE
1が最大噴射量QFULLよりも小さい(QBASE1
<QFULL)場合には、ステップ118において、そ
の最終基本噴射量QBASE1を最終噴射量QFINと
して設定する。続いて、CPU79はステップ119に
おいて、前記最終噴射量QFINに相当する噴射量指令
値TSPを求め、ステップ120でその求められた噴射
量指令値TSPを出力する。すなわち、最終基本噴射量
QBASE1に相当する噴射量指令値TSPに基づいて
電磁スピル弁23を駆動制御する。最後に、ステップ1
21で、今回の制御周期における最終噴射量QFINを
前回の制御周期での最終噴射量QFIN0として設定
し、その後の処理を一旦終了する。
【0047】一方、ステップ117において、最終基本
噴射量QBASE1が最大噴射量QFULL以上(QB
ASE1≧QFULL)の場合には、CPU79はステ
ップ122で最大噴射量QFULLを最終噴射量QFI
Nとして設定する。また、ステップ119において、そ
の最終噴射量QFINに相当する噴射量指令値TSPを
求める。そして、ステップ120で噴射量指令値TSP
を出力し電磁スピル弁23を駆動制御する。最後に、ス
テップ121において、今回の最終噴射量QFINを前
回の最終噴射量QFIN0として設定し、その後の処理
を一旦終了する。つまり、ステップ117〜ステップ1
22の処理では、最終基本噴射量QBASE1と最大噴
射量QFULLの小さい方を選択して燃料噴射を実行す
る。
【0048】このように、本実施例の燃料噴射制御装置
では、ディーゼルエンジン2の運転状態を検出し(ステ
ップ101)、その検出結果に基づき燃料噴射量を算出
し(ステップ105)、その燃料噴射量が増量したと
き、増量前の燃料噴射量から徐々に増量後の燃料噴射量
に近づけるべく実際の燃料噴射量を増量補正し(ステッ
プ110)、逆に前記燃料噴射量が減量したとき、その
減量前の燃料噴射量から徐々に減量後の燃料噴射量に近
づけるべく実際の燃料噴射量を減量補正する(ステップ
114,116)。また、車両の駆動輪の加速スリップ
が発生したとき、燃料噴射量を加速スリップ状態に応じ
て減量補正して燃料噴射ポンプ1からの噴射量を減量
し、出力トルクを低下させる(ステップ102〜10
5)。そして、加速スリップの終了に際した噴射量増加
時には、加速側のなまし制御による増量補正動作を禁止
するようにした(ステップ111)。
【0049】このため、加速スリップ終了時の噴射量増
加時にも加速側のなまし制御が行われてしまう従来技術
とは異なり、本実施例ではディーゼルエンジン2の出力
トルクを直ちに立上がらせることができる。その結果、
駆動輪の回転速度の上昇が速くなり、TRCECU78
による疑似アクセル開度ACTRCが過度に増大される
ことがない。また、車両の乗員に失速感を感じさせない
ため、運転者はアクセルペダル57を必要以上に踏み込
まなくてすむ。そのため、TRCECU78から出力さ
れる疑似アクセル開度ACTRCが増量されることと、
アクセルペダル57の余分な踏み込みに基づくアクセル
開度信号の増量により噴射量が増量されることの二重の
増量が行われることがなくなり、第2のスリップ発生を
未然に防止できる。
【0050】また、本実施例ではTRCの開始に際し噴
射量減量を行うときに、TRCの制御性を損なわない程
度の減速側のなまし制御を実行するので、燃料噴射量の
急激な減少を抑制して車両の減速感を解消できる。
【0051】さらに、本実施例では減速時において、T
RC実行の有無に応じて減量値β,γを異ならせたの
で、例えばオートマチックトランスミッションのロック
アップ状態から減速するときの減速ショックを発生させ
ることなくTRCの制御性を向上させることが可能であ
る。すなわち、オートマチックトランスミッションに
は、ディーゼルエンジン2と直結状態で回転するロック
アップクラッチを備えるものがあり、アクセルペダル5
7が開放されたときにこの直結状態が解除されるように
なっている。そして、この直結状態から解除するまでに
時間遅れが生じ、このときに急激なトルク変動があると
ショックが発生するという問題がある。
【0052】そこで、このときに小さな減量値βでなま
し制御を行えば、前記のようなショックの発生を防止で
きる。ただし、この小さな減量値βをそのままTRC実
行時に用いるとTRCの減速側での制御性が悪化するの
で、このときには大きな減量値γを用いるようにする。
このようにすれば、ロックアップ状態から減速するとき
の減速ショックを防止することと、TRCの制御性を向
上させることの両立を図ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、加速ス
リップ用補正手段の作動による噴射量増加時には補正禁
止手段によって噴射量補正手段の補正動作が禁止される
ので、いわゆる噴射なまし制御が継続することによって
エンジン出力トルクの立ち上がりが遅いという事態が解
消される。このため、加速スリップ用補正手段の作動の
もと、加速スリップを抑制可能な範囲内で可及的速やか
に噴射量増加が図られるため、運転者の加速要求が満た
される。加えて、その場合には運転者がアクセルペダル
を余分に踏み込む事態が回避されるので、加速スリップ
用補正手段により加速スリップが抑制された後に第2の
スリップが発生するのを未然に防止することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念構成図である。
【図2】本発明を具体化した一実施例における車両用デ
ィーゼルエンジンの燃料噴射制御装置を示す概略構成図
である。
【図3】一実施例における分配型燃料噴射ポンプを示す
断面図である。
【図4】一実施例におけるエンジンECUの構成を示す
ブロック図である。
【図5】一実施例における燃料噴射制御を説明するフロ
ーチャートである。
【図6】一実施例における燃料噴射制御を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】一実施例において、噴射量減量補正時の噴射回
数と噴射量との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…燃料噴射手段としての燃料噴射ポンプ、2…ディー
ゼルエンジン、35…運転状態検出手段の一部を構成す
る回転数センサ、73…運転状態検出手段の一部を構成
するアクセル開度センサ、74…運転状態検出手段の一
部を構成する吸気圧センサ、79…噴射量算出手段、噴
射量補正手段、加速スリップ用補正手段及び補正禁止手
段を構成するCPU
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/04 380 F02D 29/02 311 F02D 41/10 380

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されるディーゼル機関に燃料
    噴射を行う燃料噴射手段と、 前記ディーゼル機関の運転状態を検出する運転状態検出
    手段と、 前記運転状態検出手段の検出結果に基づき燃料噴射量を
    算出する噴射量算出手段と、 前記噴射量算出手段によって算出された燃料噴射量が変
    化したとき、その変化前の燃料噴射量から徐々に変化後
    の燃料噴射量に近づけるべく実際の燃料噴射量を補正す
    る噴射量補正手段と、 前記車両の駆動輪の加速スリップを抑制するという目的
    のもとで、前記噴射量算出手段によって算出された燃料
    噴射量を加速スリップ状態に応じて減量又は増量補正し
    て燃料噴射手段からの噴射量を減少又は増加させる加速
    スリップ用補正手段と、 前記加速スリップ用補正手段の作動による噴射量増加時
    には、前記噴射量補正手段の補正動作を禁止する補正禁
    止手段とを備えたことを特徴とする車両用ディーゼル機
    関の燃料噴射制御装置。
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